
今夜の授業の聴きどころを職員のジャーゲジョージが解説!
今夜はさかた校長の友達??でもあるニガミ17才先生が生放送教室に初来校!
授業テーマは【忘れられない苦い経験】
「修学旅行で盛大にリバース、あだ名がついちゃった」「好きな男子について友達に相談したら、その友達の彼氏だと判明しました・・・」
「授業中にウトウトして、おならをしちゃったけどキャラ的に誰にもいじられずに終わった・・・」などなど様々な生徒の話を聞いていきました!
そんな苦い経験を過去にした生徒に話を聞いていったぞ!
勢いでミニアルバムをリリース(本当に?)することを発表したり、校長をいじったり、生徒と気さくに話してくれたニガミ17才先生!
1週間限定でタイムフリーから受けることができます!ぜひ君にも聴いてみてほしい!
配信期間は終了しました
ニガミ17才先生が初来校!授業テーマは『忘れられない苦い経験』

『 雨、大丈夫? 』
最近、あちこちで大雨が心配な状況に…。みんなの住んでいるとことは大丈夫ですか?
学校から帰ってくるまでのたった(?)15分で制服の色が全て変わりました!
白かったはずのカッターシャツ等は半透明にスカートは色が暗くなりました。
近くの川はあり得ないぐらい増水していて怖いです。
この時期は雨ばかりで雨って災害の怖いイメージがあるので嫌なんです。
女性/15歳/岐阜県
2020-06-30 17:22
こもり教頭「日本は島国だから、海があったり、川があったり、“水”って生活と近いじゃないですか。だから潜在的に、雨がいっぱい降ったり雷が鳴ったりすると、“怖いな”って思う人も多いですよね。今は梅雨の時期も重なって、すごく雨も降っていて。
もちろん、何もないのが1番。暗いことが起きないのが1番ですけど、まずそこに至るまでに気をつけなきゃいけないことを、ちょっと意識してほしい。“自分が”じゃなくて、“誰かが”もしそうなった時に止めれるような意識でね」
さかた校長「好奇心で危険な目に遭わないよう、みんなどうか、気をつけてほしい!」

こもり教頭「さあ、生徒が集まってきました! SCHOOL OF LOCK!
今夜も開校です」
こもり教頭「起立!」
こもり教頭「礼!」
さかた校長・こもり教頭「叫べ~~~~~~~~~!!!」
♪ 世界 / CRYAMY
6月23日の授業『自粛期間中に出会った素晴らしき音楽たち』で、さかた校長がみんなに紹介したアーティスト、CRYAMYの『世界』。
このアーティストに出会い、40歳でギターを始めようとしている、校長の友人ヤマキタさん。
先週の放送でこの話をしたことを、ヤマキタさんに伝えたところ…。
さかた校長「いい顔してましたわ。“あぁ、そう~”って。言葉にならない声が、顔でわかって。嬉しいね」
こもり教頭「めぐりめぐって、きてますね!」
さあ、本日の生放送教室には…!
さかた校長「本日もゲスト講師、ニガミ17歳先生ーーー!!!!!」
ニガミ17歳先生「わーーーー!!!」

ニガミ17歳先生は4人組のバンドですが、本日は
岩下優介先生
平沢あくび先生
のお2人にお越しいただきました!
こもり教頭「今日、校長、カミカミ。さっきも『本日“の”ゲスト講師』のとこ、『本日“も”ゲスト講師』って言ってたよ」
岩下先生「本日もゲスト講師、ニガミ17才の岩下先生です!」
あくび先生「本日もゲスト講師、シンセサイザーの平沢あくびでーす!」
こもり教頭「ニガミ17才先生は初来校ということで、簡単なご紹介を。
“おしゃれ”かつ“変態”な楽曲の表現というテーマのもと、2016年に結成。
2017年に1stミニアルバム『ニガミ17才a』
2018年に2nd『ニガミ17才b』をリリース。
さらに2020年2月には配信シングル『幽霊であるし』もリリースした…“さかた校長のお友達”という!」
さかた校長「これはもう完全な事実ですよね」
岩下先生「トモダチ?」
あくび先生「トモダチ?」
岩下先生「友達なんすかね~?」
こもり教頭「いや…一瞬、その説も出たんですよ。もしかしたら校長のカマシなんじゃないかって」
さかた校長「友達というか…。
いや、あんなに呑んだらもうそうじゃないですか!」
岩下先生「でも、友達が、久しぶりに出会った時に、『お疲れ様です!』って言わないですよね~。『お疲れ~』とかじゃないですか?」
さかた校長「さすがに、『お疲れ~』とは言えないですよ、大人なんでね。
じゃあ今日は『お疲れ~』でいきますよ。今日は、そのノリでね」
岩下先生「それはそれで腹立つけど?」
さかた校長「どっちにしてもやん!!」
岩下先生「(笑) 冗談です、冗談」
こもり教頭「ニガミ17才先生とさかた校長の出会いは、なんですか?」
さかた校長「(校長がお笑い好きの仲間たちと暮らしているシェアハウス)カサグランデのZAZYと、男性ブランコの平井が、もともとニガミ17才先生とお知り合いで、教えてもらって。
『一緒にライブを観に行こう』って言ってくれて、僕はもともと(ニガミ17才の曲を)好きで聴いてたんで、“うわ、めっちゃ嬉しい!”って、観に行かせてもらったんです。
去年のリキッドルームのワンマンが最初で、もうその日の打ち上げで呑ませてもらって、ちょっと仲良くなって。そこからマブダチになりました。
めっちゃめちゃ嬉しい!
そのときはまだラジオの校長も決まってなかったし、普通に何もない状態で出会って、校長になってこんなふうに絡めるなんて。マジ嬉しい。
…ん? なんだ教頭、その目は!?」

こもり教頭「(笑) 楽しそうだな~と思って」

さかた校長「(笑) 嬉しいですよ。
あ、あくび先生は、元SCHOOL OF LOCK!の生徒だそうですね?」
あくび先生「そうでございますね。相当前ですよ、やましげ校長時代。
BUMP OF CHICKENが好きで、よく聴いてて。
当時中学生だったんで(放送時間を)夜中に感じてたんで。
一生懸命、数字合わせてラジオを聴いてました」

岩下先生「(数字を)合わせるタイプ? だいぶ古くないですか?」
さかた校長「ほんとに中学生でした、あくび先生? だいぶ前よ、それ」
岩下先生「ダイヤルをつまんでましたよ?」
さかた校長「ツマミで!? 昭和初期? 力道山とかが出てる時ですよ(笑)
BUMP OF CHICK先生が【LOCKS】をされてたんですよね」
あくび先生「そうです、そうです、聴いてましたよ。
でも、びっくりしました。
さかたさんが校長になったっていうのが。びっくりしました」
岩下先生「“ニガミ17才は友達”って言ってたやん?
友達だったら、そういうこと教えるよね。『就任するんです』って。
ぜんぜん知らんし。ラジオで知ったし」
さかた校長「秘密だったんですよ。僕も言いたかったですよ。
でも秘密にしておいて、黙って黙って、生放送でドカン!だったんで」
あくび先生「いや~、すごかったですねぇ~」
こもり教頭「じゃあ、ここで報告しておいたほうがいいんじゃないですか?
校長に就任したことも言ってなかったけど、もうひとつ隠していることがあるんですよね?」
さかた校長「いや、隠しているというか、わざわざ言わないじゃない」
あくび先生「え~、何ですか?」
岩下先生「なんでしょう?」
あくび先生「え? 最近? 何ですか?」
さかた校長「…いや…その…ん、カノジョが出来た…」
ニガミ17才先生「(失笑)」
岩下先生「いや、それは別にどーでもいいけど」
さかた校長「そうでしょう!? それいいやん!
結婚するとかだったら言いますよ。“彼女が出来た”は、別にいいやん!」
こもり教頭「いやいや、ニガミ先生、校長という立場を使って、付き合う前にラジオで話したりするんですよ? 電話もしたんですよ?」
あくび先生「えーーー?!」
さかた校長「ハメられたんですよ、職員のみんなに」
岩下先生「ラジオで電話したんですか?」
こもり教頭「このラジオで、全国の生徒さんと一緒に、彼女さんと…」
岩下先生「そんなことをするんですか? そんな職権乱用な」
さかた校長「違うんです、イジられまくってるんですよ~~」
こもり教頭「ちなみに、このラジオでは、その彼女さんのことを“うどんさん”と呼ばせてもらってます」
岩下先生「うどんさん? なんで?」
さかた校長「なんか、うどんが一番好きみたいで」
岩下先生「1番?!」
さかた校長「『ラジオネームをつけるとしたら何?』って生放送中に聞かなくちゃいけなくなって。で、むこうが、『うどんかな』ってなって。それでラジオネームが“うどん”になったんです。
もう今では、生徒たちが、うどん食ったら『うどん食っちゃいましたよ~♪』って(笑)」
岩下先生「“うどんが1番好き”って、あるんですか?」
さかた校長「いいんですよ~。うどんの話はいいですから~~~。
ニガミ17才先生はおととい、『ニガミ17時間』っていう17時間の生配信が行われて。
きっといろんなことがありすぎて、覚えてないかもしれないけど」
岩下先生「覚えてないねぇ~」
あくび先生「バイきんぐ(笑)」
岩下先生「バイきんぐのコントだね(笑)」
一同「“覚えてないねぇ~”」
さかた校長「思い出して!
このあと、その話も聞いていきたいと思います。
そして、ニガミ17才先生を迎えて送る、今夜の授業は…!」
『忘れられない苦い経験』!!!
さかた校長「『好きな子に告白したら親友と付き合っていた事が発覚した!』
『野球の試合、自分のミスのせいで負けてしまった』
『友達に心無い一言を言ってしまった』
そんな、思い出すと思わず顔が“ニガミーー!”となるような、生徒の君のほろ苦い経験を教えてくれ!
ちなみに今日はニガミ17才先生がゲストなので、17才の生徒、えこひいきします。完全に。
ということでニガミ17才先生、今日は2時間、よろしくお願いします!」
ニガミ17才先生「よろしくお願いしま~す!」

さかた校長「さて、ニガミ17才先生は、おとといの6月28日(日)に、生配信番組『ニガミ17じかん』を配信されました。17時間ですよ!」
こもり教頭「すごいですね~。17時間すか?」
あくび先生「早朝6時からですね」
こもり教頭「朝の6時からですか?! 17時間の配分なら、もう少しずらしてもよかったんじゃないですか?!」
岩下先生「それ、めちゃくちゃく考えたんですけど、最後に無観客ライブをやったんですよ。そこの時間を1番いい時間にしたかったから、朝6時から始めました!」
さかた校長「朝6時から17時間は、変態です」
こもり教頭「そもそもなぜ、17時間もやろうと思ったんですか?」
岩下先生「結局は“ニガミ17才”とひっかけてっていうのが、大きいんですけど。
やっぱり、にっくきコロナの影響でツアーも飛びましたし、“達成感”というものがミュージシャンとしてあまりなくて。
で、みなさんも、2020年の思い出がコロナ一色になるのも嫌やなぁと思ったので、ちょっとでも楽しいお祭りで上塗りできたらなと思って。
その発想だったんですが、なんで17時間なのかはわからないです」
一同笑い
さかた校長「あのね、聞いたことないですよ。アーティストの方で17時間の配信て。
企画もめちゃくちゃ盛りだくさん、やられていましたからね」
こもり教頭「“もう前半、忘れちゃいました”って言ってましたもんね?」
さかた校長「絶対忘れちゃいけないのは、朝6時、始まってすぐ、早朝に“僕”に電話がかかってきたんですよ」
こもり教頭「もう、いいよね。(めんどくさいので)“さかた校長”も出てたでいいよね?」
さかた校長「もう、いいですよね?」
岩下先生「いいんだ?」
こもり教頭「いちおう“別人格”って」
岩下先生「“ともさかりえ”と、“さかともえり”の感じでやってたんでしょ?」
さかた校長「朝電話した時に、岩下先生から、“ともさかりえがアーティスト名義にするとき、さかともえりにする、そのパターンですよね?“って言われて。朝6時に。
知らんそれは。そのたとえは」
岩下先生「知ってたやん」
さかた校長「知ってたけどね」
こもり教頭「ノリについていけなかった?
でも、そのニュアンスに限りなく近いです、僕らの感覚は」
さかた校長「まあ今日は、同一人物と思って。
“さかた校長”としてやりますけれども」
岩下先生「了解です。じゃあ、本のことは言わないです」
さかた校長「本のことも言ってほしい~~~~!!!」
一同爆笑
さかた校長「本を書いたのも、あまり言えないけど」
岩下先生「だって本を書いたのは、校長じゃないんでしょ?」
さかた校長「校長じゃなく、“サンシャインの坂田”が書きました」
岩下先生「じゃあ、本のことは言えないじゃん」
さかた校長「言ってほしい!!」
こもり教頭「1回も出たことないよね、本の話」
さかた校長「うん。褒めてほしい。ちゃんとこの場で。ちゃんと書いたし。
教頭も読んでくれたし」
岩下先生「僕らも読みましたよ」
こもり教頭「ほんとに書いたの、あれ? 自分で?」
さかた校長「俺が書いたのよ!」
こもり教頭「ちょ、まって。校長の本の話はどうでもいい。
『ニガミ17じかん』、校長、出てたんでしょ?
なんで自分の話にもっていくの!」
さかた校長「いやいや、いろいろチャレンジしたんですよね?」
あくび先生「217個の挑戦をしたんですよ」
さかた校長「217個挑戦して、なにが1番思い出になってますか?」
あくび先生「なんだろうな~?」
さかた校長「あくび先生の競馬実況も面白かったです!」
あくび先生「あれ、すっごい難しかったです。
競馬のルールわからないんですけど、競馬のラジオを聴きながら、それをみんなに伝えなきゃいけなくて。状況を伝えるのがすっごい難しかったですね~」

岩下先生「ホワイトボードに書きまくっていて、ケーシー高峰のネタみたいになってましたよ(笑)」
さかた校長「ちょっと、岩下先生がお笑い好きすぎてね」
岩下先生「大好きですね~!」
さかた校長「初めてじゃないかな。SCHOOL OF LOCK!で、ケーシー高峰先生の名前が出たの。
10代の生徒のみんな、医者のネタをされる方がいるんだよ」
<※ホワイトボードを使った医者ネタが定番だった方です!>
さかた校長「その後の無観客ライブは、やってみてどうでした?」
岩下先生「準備があって、前日も1時間くらいしか寝られなかったんです。
当日は、もう始まりからノドが痛くて」
あくび先生「腫れてましたもん」
岩下先生「ずっとトローチをなめながら、配信番組もやって、“最後のライブで声が出るかな?”と思っていたんですけど。“いや、もう出る! 出る!”で」
こもり教頭「さすが!」
岩下先生「ライブってなったら、気持ちがもう!」
あくび先生「高ぶり」
岩下先生「ノドの痛みもなくなって、“僕はこんなにライブを欲していたのか”と思いましたね」
さかた校長「いつぶりだったんですか?」
あくび先生「4ヵ月ぶりですかね。ツアーが中止になっちゃったんで。
久々にみんなで大きい音を出して、合わせて、すごい楽しかったですね」
岩下先生「ニガミ17才自体も、仲が悪くて」
さかた校長「コロナのせいで?」
こもり教頭「“集まれないしね~なんにもできないしね~音楽できないし~”って」
岩下先生「でも、その17時間が終わったあとに、今は絶対(そんなことしちゃ)ダメですけど、4人で呑みに行きたくなりました」
あくび先生「仲良くなったね~」
さかた校長「僕もずっと配信を観させてもらっていて。
岩下先生とあくび先生たちがライブハウスに移動する1時間をつなぐために出演したんですけど、本当にバタバタだったんですよ。
ダッシュで来てすぐ着替えて、“よし、もうやります!”みたいな。
“大丈夫?”って感じだったのに、ライブは爆裂カッコ良かったですわ」

ニガミ17才先生「ありがとうございます!」
さかた校長「裏方さんたちが、今までのMVのベストみたいな演出をされていて。
ダンサーの方たちもおられて。もう踊って戻ってくると、めっちゃゼーゼー言ってる。
全員のマジな顔に、グッときました」
岩下先生「あ~、よかったです。うれしい。リハもできなかったですからね。
ずっと17時間配信してて」
こもり教頭「そうですよね。ずっと企画をされていたんですもんね。それはシビれますね~!」
岩下先生「僕らも体験して良かったと思いました。
大人になっても“体験して良かった”ことがいっぱいあるんだなって思いました」
こもり教頭「コロナでマイナスなことが多いですけど、やっぱり“それだけでもないな”って感じますよね」
岩下先生「そうですね。コロナがなかったら、これは絶対に企画してなかったですからね」
さかた校長「そして最後に。本当に最高のライブだったんですけど、最後の最後にサプライズである発表がありまして。
11月17日に、2年半ぶりとなるCDリリースが決定ーーー!!!
めでたい!!」
あくび先生「わ~! ほんとに~~~♪」
さかた校長「岩下先生だけには内緒で、ドッキリで発表という。
マジの内緒ですよね?」
あくび先生「マジで内緒にしてたんですけど」
さかた校長「あれは、実際どうでしたか?」
岩下先生「お前も知ってたのか?」
こもり教頭「あ~~、も~、その次元ですか」
さかた校長「僕も前日から知ってたんです。“こういうクライマックスになる”って」
岩下先生「そうなんですか。知ってたんですか」
さかた校長「僕、知ってました」
あくび先生「そうなんですよ~。知ってたんですよ~」
さかた校長「はい。岩下先生だけ知らずに、最後の最後に発表だったんですよね」
あくび先生「そうです。しかも、ネットでニュース発表したあとにって感じで。
岩さんだけが知らないって」
こもり教頭「うわ、それって。むちゃくちゃ斬新!
斬新というか、怒って正解だと思いますけど(笑)」
岩下先生「そうでしょ!? 正直、放送中だけどキレたろかな!と思いましたよ」
一同笑い
岩下先生「正直、あくびが画策したのならいいと思うんですよ。メンバーだから。でも、これが。
…この音楽(BGM)なんですか? 俺が怒ってるっていう?」
さかた校長「ザワザワしている感じの音楽です」
岩下先生「まあ、じゃあ。
で、スタッフが画策したとなると、俺はちょっと納得いかないですよ!」
さかた校長「まだちょっと、熱を帯びているじゃないですか」
こもり教頭「まだ2日しかたってないですからね」
さかた校長「確かに、岩下先生、突っ込んでたんですよ。“おいおいふざけんなよ”みたいな。目がほんとに怒っている瞬間が(笑)
これ、CDはシングルですか? アルバムですか?」
岩下先生「いや、わかんな…。決まってないね」
こもり教頭「今、岩下先生、“え、それも決まってるの!?”みたいな」
岩下先生「思いました、思いました。
(あくび先生が)なんか言おうとしてましたよね、今!」
こもり教頭「“そんな驚くか”って顔でしたよ」
さかた校長「まだ決まってないんですね?」
岩下先生「まだ決まってないと思いますよ?!」
あくび先生「まだ4人で、ゆっくり話もできていないので」
岩下先生「じゃあここだけは、今、俺に決めさせてくれ!」
あくび先生「わかりました」
こもり教頭「今? いいんですか?」
さかた校長「今?」
あくび先生「今、決めちゃうんですか?」
岩下先生「それぐらい俺に決めさせてくれよ」
さかた校長「じゃあ、どうします?」
岩下先生「……(笑)……ミニアルバムーーー!」
一同大爆笑
あくび先生「マジですかあ?!」
さかた校長「めちゃくちゃ間を取るじゃないですか!」
こもり教頭「ミニアルバムが、一番めちゃくちゃリアル!(笑)」
岩下先生「ダサくはなりたくないから(笑)」
さかた校長「ミニアルバムって、何曲ぐらいですか?」
岩下先生「6、7曲ぐらいですか」
さかた校長「11月17日にリリースするってなったら、どれくらいに作って、いつぐらいに録らないといけないんですか?」
岩下先生「レコーディングは……8月?」
あくび先生「8月くらいにはしないと、ね、たぶん」
さかた校長「もう7月ですよ!」
あくび先生「そっか……“どうしよっか?! ”って感じですね」
岩下先生「曲のネタを、生徒に募集して下さい」
さかた校長「おい、君たちの思いが、歌になる可能性が出てきたぞ!」
岩下先生「おおいにある!」
こもり教頭「“スクール”って歌ができるかも」
さかた校長「いったいどんなミニアルバムができるのか!
11月17日、楽しみに待っておこう!」
♪ 幽霊であるし / ニガミ17才
さかた校長「この曲も、MVもすごいから。岩下先生が、ホント怖いから」
こもり教頭「ライブの爆音でも聞いてみたいですよね。
なんだろ、迷子になった感?」
さかた校長「そうそうそう、急に音が変わったりするから。
わけわかんなくなるんだけどね、細胞が“かっけー!”って言うのよ」
岩下先生「ほぉ~~~。本、書いてません?」
さかた校長「書きました! 嬉しい、嬉しすぎるよ!」
こもり教頭「いちおう、満場一致ってことで大丈夫ですよね?」
岩下先生「満場一致じゃねーよ。俺は反対してたよ、ずっと」
さかた校長「岩下先生、勢いで言っちゃいましたからね」
岩下先生「僕がね。でもダサいのが、“ミニアルバム”だから。“フルアルバム”って言ってないから」
こもり教頭「でもワクワクですよ。ミニアルバムって自分の好きな曲を見つけやすいなって思う。
フルアルバムだと、どうしても全曲同じように聴くのは時間がかかる。
でも、ミニアルバムだと、全曲スルっと流せるから、好きな曲に出会いやすい。
そういう意味では、2年半ぶりならミニアルバムがいいと僕は思いますが、どうでしょう?」

岩下先生「じゃあ、ミニアルバムにします!!」
こもり教頭「決定ですか!?」
さかた校長「本人が何回も言ってる。これ、曲のストックって、あるんですか?」
岩下先生「ねぇ~です!」
さかた校長「“ねぇ~です”? 今から、ゼロイチから作るっていう」
こもり教頭「ゼロから作って、だいたいどのくらいでできるんですか?」
岩下先生「僕は時間があればあるほどいじっちゃうんで。
ある意味、それがあっての、あくびの思いもあったんですよ。
日にちを決めちゃえば…」

あくび先生「(配信)17時間で、岩さんが燃え尽き症候群になっちゃうと思ったんですよね。なので、このまま終わったら、たぶん何も作らなくなると思ったので、“先にゴールを発表しちゃわないとダメだ!”と思って。岩さんの性質上」
岩下先生「じゃあ、年明けぐらいにしよう?」
こもり教頭「年内に」
さかた校長「僕たちは待っていますから、年内中にお願いします!」
岩下先生「わかりました、やりましょう!!」

さあ、ここからは本日の授業、『忘れられない苦い経験』!
さかた校長「生徒の君の、思い出すと思わず顔が“ニガミーー!”となるような、
ほろ苦い経験を教えてもらいたいと思う」
ハッピーデストロイヤー 島根県 14歳 男性
さかた校長「前にも【座禅部】で出てくれたよな。
座禅部ならではじゃなくても、苦い経験をしたってことだよな?」
ハッピーデストロイヤー「しましたね」
さかた校長「“しましたね”が、完全に苦いのを思い出しながら言ってるね(笑)」
岩下先生「すでに苦いね」
ハッピーデストロイヤー「小6の修学旅行の話なんですけど、晩ご飯がバイキング形式で、調子に乗ってたくさん食べたんですよ。
そしたら、上から全部返ってきました」
さかた校長「それ、上から全部、出しちゃったってこと?」
ハッピーデストロイヤー「入った分、出てきましたね」
さかた校長「それは大騒ぎになったろう?」
ハッピーデストロイヤー「返ってきたのを見て、同じ目に遭いそうになったのが2人ぐらいいましたね」
さかた校長「もらい事故みたいな。何人くらいいたの?」
ハッピーデストロイヤー「80人くらい」
こもり教頭「どんな瞬間? 食べてる時?」
ハッピーデストロイヤー「食べて、食べ終わる瞬間みたいな時に全部」
岩下先生「“ごちそうさまの合図”ですね」
あくび先生「“ごちそうさまでした~”って」
こもり教頭「いやいやいや、それが合図ではなかったんですよ!」
さかた校長「失礼過ぎるだろ!
何食べたか覚えている?」
ハッピーデストロイヤー「覚えてません」
さかた校長「みんなはどんな反応だったの?」
ハッピーデストロイヤー「そのときは、『次から気をつけろよ』なんて優しい言葉をかけてもらったんですけど。
でも、ですよ。次の日の朝、先生とか、友達にも、『昨日の夜みたいなことすんなよ』って言われて、くっそハズかったっす」
さかた校長「イジりというか、“おいおい大丈夫かー”なんてね。
お2人は、マジでやらかしちゃった、恥ずかしかったことってあります?」
あくび先生「中学の時に応援団をやってて、体育祭の時に、クラスの人たちに教えないといけなくて。
なんか『スタンディングオベーションで!』って言おうとしたら、間違って、『マスターベーションで!』って言っちゃったことがあって」
一同笑い
岩下先生「それを言わないようにね(笑)」

さかた校長「(笑) この学校では、そういった発言に対して…」
<「けしからん!」>
さかた校長「って言わせていただいております」
あくび先生「すみません(笑)」
こもり教頭「“スタンディングオベーション”を?」
さかた校長「“スタンディングオベーション”は、立って、バーって拍手する」
岩下先生「また、(“立って”が)かかってるからね」
あくび先生「それが恥ずかしい思いをしたっていう」
さかた校長「周りはどうなりました?」
あくび先生「すごいイジられて、笑われて。
ちゃんと意味をわかってなかったんで。
すごい恥ずかしくて、トラウマになりました」
こもり教頭「(ハッピーデストロイヤーと)近いんじゃない?」
あくび先生「近いかもしんないです」
さかた校長「あくび先生のほうが破壊力キツそうな気がするけど。
ハッピーデストロイヤー、どうだ? そういうハズい想い出が、あくび先生もあったぞ。気持ちをわかってくれるぞ?」
ハッピーデストロイヤー「同じような目に遭ったので、共感しますね」
岩下先生「あくび先生は、それを何十万人の前でそれを言って、笑いに変えて、あとあと楽しくさせたっていうね」
さかた校長「なるほどね~。ポジティブに」
ハッピーデストロイヤー「あ~~~」
さかた校長「ハッピーデストロイヤーは、そのあと、周りのみんなの反応は?」
ハッピーデストロイヤー「1年後に中学に入ってから、社会のワークをやっていたら、一番下の欄外みたいなところに、“その日の授業の復習をする”っていう意味で“リバースマスター”っていう欄があったんです。それをたまたま見つけた友達に、その日の部活の時に、『よお! リバースマスター!』って、めっちゃ言われました」
あくび先生「一緒だ~! わかる、わかるよ、恥ずかしいよね~!」
さかた校長「でも、“マスター”って素晴らしい、最上位って意味があるから」
岩下先生「確かに!」
あくび先生「確かに!」
さかた校長「ね、あくび先生もね」
こもり教頭「あくび先生の“マスター”は、ちょっと違う。ベクトルが違うんすよ(笑)」
さかた校長「まあ、“最上級”ってことで、おまえのことを敬ったかもしれないからな。“リバースマスター”ってあだ名はどうなん?」
ハッピーデストロイヤー「絶望的でしたね~」
こもり教頭「(笑) なるわな、なるわな」
さかた校長「でも、全国みんなの前で話して、ワハハと笑えてるわけだから」
こもり教頭「そういうことで消化されるってパターンもあるから」
さかた校長「これからもそのエピソードを楽しく笑いに変えて、みんなに伝えてほしい。ありがとうな!」
ハッピーデストロイヤー「ありがとうございました~!」
♪ おいしい水 / ニガミ17才
さかた校長「ニガミ先生の『おいしい水』って曲なんですけど、MVを観てくれるとわかるんですけど、デッカちゃん先生が、リバースマスターしているんですよ。
水を、ぶわーーーーーって盛大に吐き出しているから」
こもり教頭「ありますね~~~。さすが!」
さかた校長「“生徒のネタで歌を作る”なんて岩下先生が言ってましたが、もう、ありました」
岩下先生「通ってました」
さかた校長「リバースマスター、これを人生の曲にしてくれ!」
次に苦い体験を教えてくれる生徒はこちら!
オクラボバミキサー 神奈川県 17歳 女性
さかた校長「苦い経験をしちゃったんだよね? 聞かせて!」
オクラボバミキサー「はい。小学6年生の時に、背が高くて、学年でもモテモテの男の子がいて、その子のことが気になっているって、友達に相談してて。
1週間くらい相談していたんですけど、その友達が、1週間後に“その子とつきあっています。言わなくてごめんなさい”って。
突然の、ガチガチの敬語のメールがきました」
あくび先生「ひぇーーー!!! 小学校6年生?」
さかた校長「小学校6年生? すごいなあ~~。
オクラボバミキサーの小学校には、カップルが多かったの?」
オクラボバミキサー「私、そういうのぜんぜん気づかないタイプ過ぎちゃって。
たぶんいたんですけど、気づかないまま過ごしていたゆえに、こういうことが起こったんだと思います」
さかた校長「その子は、クラスの女子からみんなから人気だった?」
オクラボバミキサー「けっこう、学年でモテてた思います」
こもり教頭「小6か。すごいなあ~~~!」
さかた校長「その子のどこを好きになったの?」
オクラボバミキサー「なんでかわかんないです」
さかた校長「初恋?」
オクラボバミキサー「いや、小4が初恋」
さかた校長「恋多き人生だな。どんなふうに相談してたの?」
オクラボバミキサー「普通に、“みんな好きだけど、たぶん、私も好きなんだよね”って」
こもり教頭「かわいいね~」
さかた校長「そのときは、友達は聞いてくれてたんだろう?」
オクラボバミキサー「はい」
さかた校長「そして、ガチガチの敬語で(メールが)きたんだ」
オクラボバミキサー「きました」
岩下先生「でもね、その子もたぶん、“いつ言おうか”とね」
オクラボバミキサー「そうですよね~」
さかた校長「溜めて溜めての、ガチガチの敬語だったと思うんだよ。
だって、普段は敬語で喋ってないだろ?」
オクラボバミキサー「敬語で喋ってないです」
岩下先生「だからたぶん、この女の子は、オクラボバミキサーのことを大好きなんですよ」
こもり教頭「そうだね、気遣いあっての(敬語報告)だからね」
さかた校長「小6の時のことで、今、高3だろ?
まだやっぱり、思い出す? 苦い?」
オクラボバミキサー「なんか、国語の授業で、そういう感じの作品をやったときに」
さかた校長「なになに? 国語でそんな作品?」
岩下先生「今の国語はそんなのやるんですか?」
オクラボバミキサー「有名な人、名前忘れちゃった。夏目漱石か、芥川かどっちかの…?」
さかた校長「初恋とか? 『人間失格』のこと?」
オクラボバミキサー「あ、それそれ、たぶん。たぶんそれです。
それで、“うわあ~こんなことあったなあ”って、思い出しました」
さかた校長「苦い想い出がブリ返ったのね。
あくび先生はこういうこと、ありました?」
あくび先生「いや、友達がいなかったので、相談とかできる友達がいなかったっていう印象があるんですよね。
だから、素直に隠さずに言ってくれた友達っていうのも、すごくいい関係だ~って思って。
その友達とは今も仲がいいのか、気になるんですよね」

オクラボバミキサー「中学校までは一緒だったんですけど、高校が違って」
あくび先生「あ~。高校が別になっちゃったんだ。
その男の子のことは、もう好きじゃないの?」
オクラボバミキサー「好きじゃないんですけど、仲が良くて、担任の先生と、その男の子と、もう1人の男の子と、4人でご飯を食べに行ったりします」
こもり教頭「え~~~! すごくない?」
あくび先生「すごい!」
さかた校長「友達の女の子は、その男の子とまだ付き合っているの?」
オクラボバミキサー「付き合ってないです」
あくび先生「今は、好きじゃないの?」
オクラボバミキサー「好きじゃないです」
あくび先生「じゃあ、苦い想い出からいい想い出に変わるかもしれないですね」
こもり教頭「ありますよね~~」
さかた校長「ほかに恋はしてないのか?」
オクラボバミキサー「……(笑)」
あくび先生「してるな! これ、してるなー!」
さかた校長「してました!」
岩下先生「ありました、ありましたね!」
さかた校長「じゃあ、もう苦い経験とはさよならして。
新しい良い恋に向かって、頑張ってくれ。ありがとね!」
オクラボバミキサー「はい!」
♪ 湯きり少女とイクツかの妄想 / ニガミ17才
さかた校長「いやいやいや!」
岩下先生「俺はそんなものは曲にしない!」
こもり教頭「いやいや、してもらったほうがいいでしょう?」
さかた校長「畏れ多いから」
こもり教頭「“校長”というフィルターを使って、お頼みできる場でもあるんだから」
さかた校長「ほんっとうに、岩下先生が困ったら言って下さい。全部話しますから」
岩下先生「冒頭だけ教えて下さい」
さかた校長「冒頭…」
岩下先生「冒頭だけ、どんな感じの歌にしてほしいのか教えて下さい」
さかた校長「うわ~~すげ~。
…スーパーバラードでお願いします」
一同笑い
こもり教頭「普段だったら、どんなことを曲にするんですか?」
岩下先生「なんでしょうね~。もう考えて考えて、…なんでしょうね~」
あくび先生「岩さんって結局、歌詞が、自分の、“作曲に苦悩する主人公”の曲が多いんですよ。無意識に自分のことを歌詞に書いている傾向はある気がしますけどね」
岩下先生「なんか、“桃太郎”を作るような感じです」
あくび先生「あ~~。そうだそうだ~~~」
岩下先生「僕は、自分とは重なってるかもしれんけど、主人公は僕じゃなくて別において、“そいつをどうしたらどうなるかな~”みたいな感じで作っていく」
こもり教頭「じゃあ、頭のなかの世界観のストーリーが、徐々に言葉になって歌詞になっていく感じ? いや~、すごい!」
さかた校長「それがあの、奇々怪々な歌詞の」
岩下先生「(笑) 奇々怪々」
さかた校長「奇々怪々でしょ~。想像、思いつかないですもん」
こもり教頭「その世界観は見てみたいですよね。
桃太郎だったとしても、空がわけわかんない感じになってるだろうな、とか。
素朴な疑問なんですけど、ニガミ17歳先生の、“ニガミ”ってなんですか?」
岩下先生「僕らは、“ニガミちゃん”っていう女の子の17才の1年間を、一生をかけて4人で表現するっていうコンセプトなんですよ」
あくび先生「そうなんです」
岩下先生「だから、“ニガミ”っていう名前ですね」
あくび先生「ニガミちゃんです。女子高生の、セーラー服の、顔が新聞紙の、女の子です。顔っていうか、皮膚が新聞紙の…」
さかた校長「とにかくすごいんですよ。踊ったりもしますし。
ちょうど今、17才がSCHOOL OF LOCK!をめちゃくちゃ聴いてますから。
それこそ、ニガミちゃんも聴いているかも」
あくび先生「17歳の時の甘い想い出とか苦い想い出とかを、甘みじゃなくて、あえて苦みの方をピックアップしようって、岩さんと“ニガミちゃん”にしたんです」
岩下先生「先ほどから苦いエピソードをもらってますけど、“苦い経験”って、“味”だから、“毒”じゃないじゃないですか。
だからそこは、ニガミ先生もそう思っています」
さかた校長「毒じゃない、味だぞ、と! 人生の一部にしていいと」

こんばんは!
私の苦い経験は、ドッジボールです
幼稚園の頃、同じクラスの子達とドッジボールをしていたら
顔に2回もボールが当たりました。
ものすごく痛かったし、何よりもみんなが心配してくれたことが恥ずかしすぎて、
いまでもはっきり覚えています。。。
そのことがトラウマで、ドッジボールは本当に嫌いです。
だけど、中学の時ハンドボール部だったので、球技大会のとき、
よくドッジ得意でしょ!?と言われて、ドッジボールの試合に出されてました。。。
小さい頃の苦い経験がきっかけで、ドッジボールをやるたびに、
なんでボールを人に当てるんだろうと思ってしまいます。
女性/18歳/愛知県
2020-06-30 18:19
岩下先生「たしかにな~…」
さかた校長「そやな~~」
あくび先生「めっちゃ優しい子!」
岩下先生「“心配してくれたことが恥ずかしかった”って、すごい優しい子ですね」
あくび先生「優しい。しかも当てたくない。どうして当てなきゃいけないの?」
さかた校長「でもやっている、という」
こもり教頭「かなりカオスな状態ですね」
さかた校長「カオスな苦みがありますけど」
こもり教頭「こういう“迷子になっている”っていうのも、曲にしていくってアリじゃないですか?
“なぜなんだろう? なぜ私はコレをやってるんだろう?”」
さかた校長「“今私は、どこにいるんだろう?”って。
でも、(曲の)作り方も斬新で。初めて聞きましたし。
もういよいよ、もっと苦い経験をしてもらいたいなと思います」
岩下先生「僕がですか? なにをさせられるの? バンジーとか?」
さかた校長「バンジーも、絶対お願いします(笑)」
こもり教頭「岩下先生は“苦い経験”はありますか? さっきはパスしましたけど」
岩下先生「僕ら、ニガミ17才のライブっちゅうもんが、まず、ディズニーランドみたいなものを意識しているんですよ。
だから、チームでよくディズニーランドに行くんですよ。
ある時、僕は入院してて、『退院祝い、何がいい?』ってあくびに言われて、『じゃあ、チームでまたディズニーランド行きたい』って。
退院して、朝の一発目、スプラッシュマウンテンに乗ったら、前に乗ってた女子高生のグループにパッと振り向かれて、“キモー!”みたいな。
僕、当時髪の毛が長くて、おかっぱみたいな頭だったんですよ」

あくび先生「すごかったですよ。『見て見て!』って、パって振り返って4人が『キモっ!』って言われたんですよ」
岩下先生「そこからもう僕は、無言。無言ディズニー」
さかた校長「マジ? “さ~、楽しいことが始まるぞ!”」
こもり教頭「朝、一発目」
さかた校長「女子高生たちもワクワクしてるなか、『キモっ』」
岩下先生「スプラッシュマウンテンって、写真撮られるでしょう?
あの時の僕の表情ったらなかったですよ。無言の、もう」
こもり教頭「風も受けてね。本来なら、“ワ~~~イ!”っていう」
岩下先生「無言。無表情。それが苦い」
さかた校長「しかも17歳の子たちにされているっていうね。ニガミですね~」
そ、それは苦い…。
さあ、次の生徒にも“苦い経験”を聞いていこう!
ロロン1627 静岡県 17歳 男性
さかた校長「17歳! 今、ここにニガミ17才先生がおられるぞ?」
あくび先生「おりまする~」
ロロン1627「あ、は、はい!」
さかた校長「大ファンなんだって? こないだの生配信は?」
ロロン1627「観ました、もちろん」
こもり教頭「17時間よ? どこ抜粋したの?」
ロロン1627「朝の6時のところから、最後のライブまで見ました」
岩下先生「お前だけは好きだ!」
こもり教頭「すごいね。17時間、ぜんぶリアタイ?」
さかた校長「最高だったな、最後のライブも!」
ロロン1627「そう! 最後すごかったです!!」
こもり教頭「今いるよ、いるよ。伝わるよ」
さかた校長「思いを伝えていいぞ」
ロロン1627「いや、もう、ほんとライブに行った気分になれて、すごかったです」
岩下先生「ありがとう。ロロン1627! じゃあ、『ロロン1627』って曲、作るわ」
さかた校長「(笑) お前、これがミニアルバムに入っていたら、ぶっ飛ぶだろう?」
こもり教頭「ミニアルバム、決まったぞ~」
ロロン1627「ありがとうございます。すごい、ワクワクです」
岩下先生「つい1時間くらい前に決まったぞ。楽しみにしとってね」
ロロン1627「はい。楽しみにしています」
さかた校長「そんなライブも観れてサイコーのロロン1627の苦い経験、教えてくれ!」
ロロン1627「はい、今、高3なんですけど。高1の時の生物の授業で、5時間目、お昼食べたあとで、すごいオナラが出そうだったんです。
それで、5限ってこともあって、ウトウトしてたんですよ。
50分授業で、40分たって、あと10分というぐらいで、眠気がピークになってきて。起きてたら、オナラも我慢できるんですけど、だんだんウトウトしてきて、そこで甲高い音で、オナラが、ブーって鳴っちゃって」
さかた校長「甲高い、高いヤツ?」
ロロン1627「はい、そうです。クラスがザワザワしてきて、“誰だ誰だ”みたいな。
幸い自分は、クラスのなかでも目立たないキャラで過ごしていたんで、自分も“誰だ?”みたいな感じで、やり過ごした感じで」
さかた校長「お前も、さも自分じゃないような芝居をしたってこと? じゃ、イケたん?」
ロロン1627「それが、隣の席の子だけには、気づかれてて。“いや、今のおまえだろ”みたいな目が痛くて」
さかた校長「気づくよ、だって、明らかにロロンから聞えたんだもん。その子は女子か?」
ロロン1627「いや、男子です。危なかったです」
さかた校長「女子だったら、相当恥ずかしいよな」
ロロン1627「キツいですね」
さかた校長「でもそれ、隣の子からもイジられなかったの?」
ロロン1627「隣の子からも何も言われなくて。
影の薄いキャラだったから、なにもイジられることがなくて。
ただただオナラをしただけ」
さかた校長「ただただ高音が鳴り響いただけ」
こもり教頭「こういうのあるよな~。イジられないほうがキツいっていう」
ロロン1627「そうです」
岩下先生「これはね、ロロン、考え方によるぞ。
このぐらいの肛門の開き方だったら気づかれるんだなと、お前は学んだんだ。ひとつ大人になったんだ」
ロロン1627「なるほど」
さかた校長「生物の授業だから、生物学だったんだ。これで開き具合がわかっただろう?」
ロロン1627「そうですね。わかりました」
岩下先生「そんなコントロール、できる?」
さかた校長「それからはないの?」
ロロン1627「それからは、そういうのはないです」
さかた校長「甲高い系はないの?」
岩下先生「“低いのはある”とかないですよ(笑)」
さかた校長「低音だとさ、“男らしいわ~”って思う女子もいるかも?」
あくび先生「いや~、いないんじゃないですか?
だったら、私は、高音のほうがいいです。
低音ってヤじゃないですか? なんかニオイがしそうじゃないですか。
高音のほうが、ソの音っていうか、すごい…」
さかた校長「僕ら、絶対音感とかないんで、“ソ”の音って。ド・レ・ミ・ファ・ソ」
こもり教頭「ラ・シ・ドぐらいなら高いほうか」
さかた校長「ロロン的には、音階的には、どのくらいの音だった?」
ロロン1627「音階的に? ド・レ・ミ~シぐらいです。ほんとに高かったです」
さかた校長「シ♪ あ~、高いね」
あくび先生「“臭い”とかは言われなかったんですよね?」
ロロン1627「はい。ニオイはなかったです」
あくび先生「じゃあ、完璧ですね」
こもり教頭「(笑) “完璧”って何?」
さかた校長「ニオイがないオナラは、完璧ですよね。
みんなが笑う、笑顔になるだけの、魔法のラッパだから」
岩下先生「魔法のラッパ(笑)」
さかた校長「魔法のラッパを鳴らしたんだろ? けっこう高めのファンファーレを」
ロロン1627「ファンファーレを!」
岩下先生「男らしく出したってことは、僕は男としていいと思いますよ。スカすより」
さかた校長「スカして、ニオイだけ充満して、“はぁ? マジ、何これ?”みたいな」
岩下先生「不快感を与えるだけだからね~」
さかた校長「不快感しかなかったのを、ロロンはニオイもなく、プーってファンファーレだけ鳴らして。
お前は素敵なことをしたんじゃないか?
これからも、ニオイ無しならアリだと思うから。
これからも、コントロールしていいファンファーレを鳴らしてくれ!」
ロロン1627「わかりました! ありがとうございました!」
♪ ゴーゴーエアロバイク / ニガミ17才
<ブーー!>
こもり教頭「これだとアウトですよね?」
あくび先生「今のだと、“中堅”って感じがしますよね(笑)」
さかた校長「真ん中っぽかったですよね」
あくび先生「そう、“ミ”ぽかったですね」
<ブリブリ~!>
あくび先生「うわ、最悪。いろんなサンプルあるんですね(笑)」
岩下先生「無理して出してるヤツですよね(笑)」
それでは本日最後の逆電に参ります!
フェンゴリさん 兵庫県 15歳 女性
さかた校長「兵庫県は、雨は大丈夫か?」
フェンゴリさん「めっちゃくちゃ風が強いです」
さかた校長「大変だからね。正解だよ、家にいてラジオ聴くのは」
こもり教頭「“雨が強くなってきてるかも、怖いな”って感じがあったら、掲示板に書き込んでね。みんなで支え合っていこうね」
さかた校長「うん。で、フェンゴリさん、苦い経験をしちゃったか? 教えて」
フェンゴリさん「中2の時のことなんですけど、フェンシングの全国大会で、当時、中1だった後輩に、負けてしまいました」
さかた校長「は~~~。すごいな、でも。
全国大会? しかもフェンシング? いつからやってるの?」
フェンゴリさん「中学から始めました」
さかた校長「えっ!? 中学から始めて、すぐ全国大会に行ったってこと?」
フェンゴリさん「競技人口が少ないので、すぐ行けちゃいました」
さかた校長「とはいえ、すごくない?」
こもり教頭「でもそれで、後輩と当たっちゃったってことか?」
フェンゴリさん「後輩が初めての試合で、ガッチガチに緊張していたので、“いつも通りで大丈夫だよ”って、声をかけたりしてたんですけど。
そしたら、まさかのまさかで、2回戦で当たってしまって。
自分は、いつも通りやっていれば、練習で勝ててるので大丈夫だろうって思っていたら、緊張してたのか、負けてしまいました」
こもり教頭「気づいたら、いつのまにかガチガチはこっちだったって状態だ」
さかた校長「思った以上にできなかった?」
フェンゴリさん「動かなかったですね」
さかた校長「後輩にいいアドバイスしたおかげで、後輩はのびのびやってたかもしれないね」
こもり教頭「あるね。“先輩、胸貸してくれてありがとうございます!”ぐらいの。
こういうのって、ブーメランみたいに返ってくることあるからね。
緊張をほぐしたつもりが、その後輩の緊張が自分に飛んできてたみたいな」

さかた校長「その時のこと、すぐ思い出しちゃう?」
フェンゴリさん「5点先取で勝ちなんですけど、4対4の場面が、もう今でも忘れられないです」
こもり教頭「緊張感あるわ~~。
ってことは、今でも、フェンシングはやってる?」
フェンゴリさん「やってます。後輩もやってます」
こもり教頭「うわ~、なるほどな~」
さかた校長「試合のあとはどうなったの?」
フェンゴリさん「試合のあとは、もう号泣しちゃって。
ぜんぜん喋れる状態じゃなくて。
部活も上下関係が厳しいので、後輩からそのことについて触れてくることは、今後もなくて。
自分からも言えないので、何もなかったかのようになっています」
さかた校長「後輩も気まずくてしょうがないよな?」
フェンゴリさん「後輩もだいぶ気まずかったと思います」
こもり教頭「でも、後輩への恨みがあるわけじゃないでしょう?」
フェンゴリさん「あ、その子に対しては何にもないです。
それがあってから、大会以外のことでも、大会のことでも、“自分のことを過信しすぎないように”っていう風に、すごく心に残りました」
さかた校長「岩下先生、自分のことを過信して失敗とか、あります?」
岩下先生「日々そうですよ。
自分のことを過信して、慢心して、サボったりするわけですから。
これで学んだってことを言えちゃうってことがすごいんじゃないですか?」
フェンゴリさん「ありがとうございます!」
岩下先生「絶対強くなる」
あくび先生「絶対強くなりますよ。強くなる人の考え方」
さかた校長「自信は絶対必要ですからね。
学んだことを自分で言えてるなんて、フェンゴリさん、すごいよ」
フェンゴリさん「ありがとうございます」
さかた校長「じゃあ、どんどん上達している感じ?」
フェンゴリさん「今、コロナで、(フェンシングは)対面でやるので、練習が対面で出来なくて、フェンシングの練習は4ヶ月以上出来てなくて、身体作りばっかやってます。ランニングとかばっかりです」
岩下先生「アクリル板使ってもね。こればかりはね~」
さかた校長「アクリル板突くのは、競技が変わってきちゃうからな。
じゃあ、今はしっかり体力をつける時だな。
でも、しっかり気持ちが前向きだから、絶対大丈夫だと思います。
慢心せずに、でも自信を持って、頑張ってほしい!」
フェンゴリさん「はい! 頑張ります! ありがとうございました!」
♪ 町の変態 / ニガミ17才
さかた校長「この曲もタイトルが『町の変態』っていうんですけど、マジでカッコイイ。カッコイイし、俺、グッときましたよ。
この間の17時間の時の、あくび先生もきてましたよね?」
あくび先生「もう、泣いちゃったんですよ。
私の学生時代の想い出を岩さんが楽曲にしてくれたんですよ、これ。
で、なんかいろいろ思い出して、ヤバイと思って、曲を1回止めてもらっちゃいました。
岩さんが、もう1回歌って」

岩下先生「ありました、ありました。仕切り直したもんね」
さかた校長「それがいい空間で、俺もグッときたんですけど、タイトルが『町の変態』だから、カオスな感じになるんですよ」
こもり教頭「それがいいいんですよね?
すべてがぐちゃっとなるような、その瞬間を生み出せるっていう」
今日の黒板

『苦いは味! いつか君達の役に立つ!!』
♪ A / ニガミ17才
♪ かわきもの / ニガミ17才
こもり教頭「これだけは言わせて!
11月17日、ミニアルバム決定、おめでとうございます!」
さかた校長「すぐに楽曲制作?」
岩下先生「そうなんです。もう。間に合わないんです」
こもり教頭「7月中につくりあげないとですか?」
岩下先生「7月中に作り上げて、8月レックとかですかね」
こもり教頭「恐ろしいことに、明日から7月という…」
さかた校長「でも、もう楽しみにしている生徒もいますし」
こもり教頭「たくさんいますよ~」
さかた校長「僕も個人的にはね、彼女とのバラードを」
こもり教頭「サイテー!」
さかた校長「まずはライブも観に行きたいんで。
ニガミ17才先生、最後までありがとうございました!」
ニガミ17才先生「ありがとうございました!」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭・ニガミ17才先生「また明日~~~!!!!」

さかた校長の放送後記
今夜はもうとにかくウレシミ!!
こもり教頭の放送後記
味はニガイ方がクセになる!!
配信期間は終了しました
Music 2020.6.30 PLAYLIST
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ニガミ17才 11月にはミニアルバムをリリース!? 楽曲のストックは「ね~です!」
ニガミ17才の岩下優介さん(Vo)、平沢あくびさん(Syn)が、6月30日(火)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が、28日(日)に生配信された「ニガミ17じかん」の感想を聞きました。