GLAYのTAKURO先生が来校!!! TAKURO先生に教えてほしいこと!!

SCHOOL OF LOCK!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK!にはGLAY TAKURO先生が初来校!!!

1994年のメジャーデビューから26周年を迎え、本日、通算58枚目のシングル『G4 2020』をリリースしたGLAY先生!

今夜はこの『G4 2020』に収録されている楽曲たちをオンエア!!さらに、事前に生徒のみんなから募集していた『GLAY ACADEMIA 〜TAKURO先生に教えて欲しいこと〜』もTAKURO先生にぶつけていきました。


早速、TAKURO先生に教えて欲しいことがあるというRN:ももは、お母さんの影響でGLAY先生を好きになり今では家族全員で応援しているという。そんなRN:もも の教えて欲しいことは『進路』について。現在高校2年生の彼女はそろそろ進路の事も考えなくては、、と思っているものの、まだやりたい事が見つかっていないため進路をどうしようか悩んでいるらしい。そこでRN:もも はTAKURO先生に、好きなものや進路の見つけ方についてを質問をしていきました。


続いてTAKURO先生に教えて欲しいことがあるというRN:カスミソウの花言葉は『バンドが長く続いている秘訣、コミュニケーション』について。彼女は、いつも親しくなった友達や両親に対して、会う直前とかに何か自分に嫌な事があるとその人は関係ないのに強くあたってしまい、ケンカになったりしては反省して、、の繰り返しのため、それを直したいと思っているけどなかなか直せなくて悩んでいるとTAKURO先生に相談を持ちかけました。

その話を聞いたTAKURO先生は「無理に感情に蓋をせずにそのままでも良いと思うよ。」と、優しく彼女にアドバイス!


この日電話が出来たのは2人だけだったけど、TAKURO先生へのメッセージや質問、相談はかなりの数が届いていました。短い期間でのメッセージ募集ではあったけど、送ってくれた生徒のみんなは本当にありがとうございました( ˘ω˘ )!!!!

いつかGLAY先生4人揃ってSCHOOL OF LOCK!に来てほしいです。お待ちしています!!!!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年08月19日(水)PM 10:00 まで

GLAYのTAKURO先生が来校!!! TAKURO先生に教えてほしいこと!!


SCHOOL OF LOCK!


『 26 』

さかた校長「“26周年”なんです!」

こもり教頭「26年間、ずっとカッコよくい続けるってすごいことじゃないですか!?」

さかた校長「すごすぎるね! 想像できない。これは未知の領域ですよ」

こもり教頭「だって、僕より年上ですからね」

さかた校長「マジかよ! すごいね!
いやー、ずっとカッコいいロックを鳴らし続けて、たくさんの人たちに影響を与えて、26周年!」

こもり教頭「そうです。その方がこのあと登場するわけです!」

さかた校長「痺れますよ!」

こもり教頭「痺れますね〜!」

さかた校長「そんな本日のSCHOOL OF LOCK!には、GLAYより、TAKURO先生が初来校!!!

こもり教頭「これ、“いざ来る”ってなったら、ウソなんじゃねーかなって思って」

さかた校長「俺もギリギリまで思ってた(笑)。でも、もう、来るんだよ!
だってGLAY先生って、僕の兄も大好きだったし、僕の両親からも“えっ!出るの!?”って連絡が来ましたからね」

こもり教頭「ヤバ!」

さかた校長「だって26周年ってことはね」

こもり教頭「僕も、母親がずっと好きで。物心ついた頃から知ってるもんね」

さかた校長「そのレベル。もう、“レジェンド”というか、国民の代表的なロックバンドですよ」

こもり教頭「しかも本日は、『GLAY 1day PROGRAM』と題して、24時間色々な番組にGLAY先生が出演しまくっています。
このあとすぐ、TAKURO先生が登場しますので、お楽しみに!」


<生徒が集まって来る音>

こもり教頭「さあ、今日も生徒が集まってきました!
SCHOOL OF LOCK! 今日も開校です‼︎」

こもり教頭「…起立!」

こもり教頭「礼‼︎」

さかた校長・こもり教頭「叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


♪  SCREAM / GLAY×EXILE


さかた校長「これよ!」

こもり教頭「これは自分のバイブル過ぎちゃって、ちょっと話しきれない」

さかた校長「当時の俺ですら、“カッコ良!”って思ったからね」

こもり教頭「あと、自分がデビューしたあとに、HIROさんが勇退されるっていう年に、Mステのスーパーライブでこの曲をコラボでやったんですけど、当時はもうGENERATIONSをやってたけど、吹っ飛んだもん! 映像を観て、“カッケー! これはヤバイって! ムリムリムリ”みたいな」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「改めてライブ映像もMVも観たけど、ヤバイわ!」

こもり教頭「ちょっとここでは話しきれないほど、この曲は自分の中では大きい」

さかた校長「これはアガりますね!」

こもり教頭「いやー、最高ですね」


さあ、ということで、本日のゲスト講師は……!!!

GLAYより、TAKURO先生が初来校ーーーーー!!!!!

SCHOOL OF LOCK!


TAKURO先生「よろしくお願いします!」

さかた校長・こもり教頭「よろしくお願いします!」

さかた校長「うわ〜!」

こもり教頭「会えましたね、校長!(笑)」

さかた校長「会えました! とうとう!」

こもり教頭「TAKURO先生が来るという告知をさせていただいた時から、もう“会いたいから〜♪”って感じで」

TAKURO先生「聴いたことあるな(笑)」

さかた校長「親が、僕よりもめちゃくちゃ喜んで、親からLINEが来ました」

TAKURO先生「そうですか。僕ら25周年を終えて26年目なんですけど、そうやって言ってくださる方が多くて、“長くやっているといいことあるな”ってすごい感じます」

さかた校長「なんなら僕の兄ちゃんもめちゃめちゃ好きだったんで」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭・TAKURO先生「(笑)」

さかた校長「家族総出でLINE来ましたもん、ホントに」

こもり教頭「(笑) そうですよね。福岡のセロリ農家が」

さかた校長「福岡のセロリ農家の次男が」

TAKURO先生「北海道から出てきて音楽信じてバンドやってたら福岡まで届いたって、これもすごい奇跡ですよね」

さかた校長「嬉しいです」

TAKURO先生「そういう奇跡をたくさん目の当たりにしてるので、ホントに、今日はなんなりと、僕にできることがあれば! 力になれることがあれば、これ幸い」

さかた校長・こもり教頭「めちゃくちゃ嬉しい! ありがとうございます!」

さかた校長「ラジオの中の学校、SCHOOL OF LOCK!でございます。
前任のとーやま校長、あしざわ教頭の時に、HISASHI先生が来校したことはありますけれども。
僕、さかた校長は“初めてまして”でございますけれども…」

こもり教頭「ちょっと待ってください(笑) めちゃめちゃ緊張してますね(笑)」

さかた校長「いや、するだろ! 逆に、なぜしない!?」

こもり教頭「もちろん緊張してますけど、ONになってもまだ緊張感が漂うのがいいなと思って(笑)」

さかた校長「そりゃそうですよ。僕はもう、“初めまして”ですけれども。でも、こもり教頭はお知り合いなんですよね?」

TAKURO先生「そうです」

こもり教頭「そうなんです。最後は1ヶ月ぐらい前にお食事をさせていただいて」

TAKURO先生「ですし、もう、知り合ってどのぐらい? もう長いよね、けっこう」

こもり教頭「長いですね。4年ぐらい経ちます。僕が21歳の頃にお会いさせていただいてるんで」

TAKURO先生「そうですね」

さかた校長「ちょっと待ってください。なぜ、そんなに簡単に知り合えるものなんですか?」

こもり教頭「いやいや(笑) 簡単じゃなかったですよ!」

さかた校長「さらっと言ってますけど」

こもり教頭「そうですね、確かに(笑)」

TAKURO先生「こもり教頭たちがよく生息している中目黒界隈に、“小森隼を世界に!”っていうスローガンで活動してる会があるらしくて」

さかた校長「え!?」

こもり教頭「そう。“小森会”っていう(笑)」

TAKURO先生「“小森隼を世界に!”っていうスローガンのもと、夜な夜な飲んだくれてるっていう会に、以前呼ばれまして」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「(爆笑)」

さかた校長「TAKURO先生が、その会に?」

こもり教頭「そうですそうです、はい」

TAKURO先生「会長がうちの妻っていう」

さかた校長「ええ!? いきなり家族ぐるみで」

こもり教頭「そうなんです。もともとは会長(TAKURO先生の奥さん)と、よく、“今後の僕について”みたいなお話をさせていただいている時に、“スペシャルゲストです”みたいな。いつもなんで、“誰ですかぁ?”みたいなことをやってたら、TAKUROさんが来てくださって」

TAKURO先生「“何話してんのかな?”と思ったら、“次のツアーグッズどれがいいだろう?”(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「すごいリアルなところを話されてるんですね(笑)」

TAKURO先生「“TAKUROくん、どれがバズると思う?”“うーん…なんだろう……スマホのバッテリーかな?”」

さかた校長「それでスマホのバッテリー作ってますもん」

こもり教頭「そうなんですよ。それで作って、すごくたくさんの方に愛していただけるグッズになったっていう」

TAKURO先生「“よっしゃー!”って、中目黒の夏が熱く燃えるという」

さかた校長「僕は5人でシェアハウスで生活してるんですけど、5人ともバッテリーはそれを使ってます」

一同笑い

こもり教頭「プレゼントさせていただいて」

TAKURO先生「中目黒で生まれた…(笑)」

さかた校長「いや〜、誕生秘話を聞けて嬉しいです。ありがとうございます。
このSCHOOL OF LOCK!は10代の生徒が非常に多いんですけど、TAKURO先生は10代の頃はどういった生徒でした?」

TAKURO先生「10代の頃は、色々迷って迷って、本当に“悩み多き10代”でしたね。その中でも1番印象的だったのが、いわゆる通信簿(成績表)に、“久保(TAKURO先生の名字)、損得ではかる人間になるな”って先生に書かれてたんですよ(笑)」

さかた校長「ええ〜!?」

こもり教頭「(笑)」

TAKURO先生「“おいおいおい、それを俺に直接言うか!?”って。ていうか、先生は俺をそう見てたのかと。そんな風に動いてたのか俺はって(笑) 
そこから、“あ、いかん“と。“人のために生きていける男になろう、大人になろう”と。だから、先生には感謝してますけど」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「すごい、それがターニングポイントになった!」

TAKURO先生「昭和の函館ってえげつないよね」

一同笑い

TAKURO先生「“言い方ってあるでしょ”っていう。でも確かに、そこから、自分の道が気持ちを持ってどんどん開けていったっていうことには、今でも先生には感謝してますよね」

さかた校長「じゃあ、10代の頃から音楽っていうのはもう始められていたんですか?」

TAKURO先生「やっていました。最初は曲が書けないので、日々の苛立ちとか日々感じたこととかを、ノートに、しかも人の曲のメロディを借りてやってて」

さかた校長「なるほど!」

TAKURO先生「それがずいぶん作詞の練習になって。で、15、6ぐらいでコードを覚えたりして曲を作れるようになったので。
完全に、“音楽”とはいえ、言葉が先でしたね」

さかた校長「じゃあ、思いついた想いをメロディに当てはめていく感じだったんですか」

TAKURO先生「そうそう。“人間だもの”……みたいな(笑)」

さかた校長「“人間だもの”を、もう10代で!?」

こもり教頭「(笑)」

TAKURO先生「聞いたことあるけど、ま、いっか〜みたいな(笑)」

さかた校長「“ま、いっか〜”(笑)」

こもり教頭「前にお話させていただいた時はそうですよね。知ってる曲にメロディを乗せて書くから、やっぱり最初の頃は、言葉が変わっただけで全くそのままになってしまう、みたいな」

TAKURO先生「そう。“泣き顔でスマイル、すりきれてシャイン”。BOOWYの曲なんですけど、ホント何言ってるかわかんなくて(笑)」

一同笑い

TAKURO先生「“こんなカッコいいのを書きたい!”って思って、それこそ50回書き直して100回書き直すと、最初の憧れから、憧れの気持ちだけは残って、言葉だけは自分のものになったりっていう。曲もそうですけどね。そうやってどんどん自分のオリジナリティみたいなものを磨いていったのが、15、6とかでしたね」

さかた校長「10代の頃に、GLAYのメンバーの方たちとは出会えてたんですか?」

TAKURO先生「そうですね。16の頃には曲が溜まったんで、“オリジナルをやるバンドを作ろう”ってことで。
幼なじみのTERUが、最初はドラムだったんですけど、彼を誘って、GLAYの原型ができて。歌がすごく上手だってことを後から知ったんで、その日から“僕がドラムは探してくるから、TERUはボーカルをやった方がいいよ”って言って、ボーカルに変わってくれて」

さかた校長「最初から…じゃなかったんですね。“歌声に惚れて”とかじゃなく」

TAKURO先生「じゃなかった。“ドラムをやってる”ってことで。ドラマーって、いつの時代もそうでしょうけど、人口が少ないんですよね。場所も取るしお金もかかるし音もでかいってことで。
その中で、TERUの部屋だけは、いくら音を出しても大丈夫な仕様になってて」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

こもり教頭「それは初耳ですね! そんな部屋だったんですか?」

TAKURO先生「GLAYの4人の中で、唯一のブルジョワだからね! あとは全員ブルーカラーっていう(笑)
彼(TERU先生)のおうちはどれだけ音を出しても、ちゃんと夜食も出てくるし」

さかた校長「へえ〜!」

TAKURO先生「おやつも出てくるし」

さかた校長「じゃあ、たまり場みたいになってたってことですか?」

TAKURO先生「そうですね。夜中に遊びに行くと10人ぐらい雑魚寝してましたね」

さかた校長「すげー!」

こもり教頭「そうなんですね!」

TAKURO先生「“ノルマンディか、ここは!”みたいな。みんなゴロゴロしてて、“生きてんのかな?“っていう(笑)」

さかた校長「すごいな。それが始まりだったんですね。
そこから、GLAY先生はデビュー25周年イヤーを超え、26周年イヤーに突入しております!

TAKURO先生「ありがとうございます。無事とは言わないが、まあ、25周年を終えて、26年目に入りました」

こもり教頭「そして本日8月12日に58枚目のシングル『G4 2020』をリリースされました! おめでとうございます!」

TAKURO先生「ありがとうございます!」

こもり教頭「58枚目ですか!」

さかた校長「すごい!」

TAKURO先生「なんかつらい(笑)」

さかた校長・こもり教頭「いやいやいや(笑)」

さかた校長「すご過ぎますよ!」

TAKURO先生「“4枚目のシングルです…”とか言ってた頃がはるか昔かあ」

さかた校長「それを経て、ですもんね」

TAKURO先生「そうですね。58なんですね。なんかすいません(笑)」

さかた校長「そして『G4』というタイトルのシングルをリリースするのは今回で6作目ということなんですが、GLAY先生にとって『G4』というのは、どういうシングルのシリーズになるのでしょうか?」

TAKURO先生「僕らGLAYは4人でやっているグループなんですけど、バンドを作った頃から思い描いていたのが、“4人が4人とも輝ける、4人が4人とも力を出せるバンドにしたい”と。
もちろん、1人の天才が引っ張っていくタイプのバンドもあるだけれども、僕としては、せっかく出会った4人なのだから4人が輝ける場所にしたくて。
それはもちろん作品作りでもそうで、90年代は割と僕が中心に書くことが多かったんですけど、その時からそれぞれのメンバーが書く音楽の素晴らしさを知ってたので、“いつか機会があったらこの才能を世に知らしめてやろう”と思っていて。それで、徐々に徐々に、“次のシングルはTERUさん、君が書くんです”と」

さかた校長・こもり教頭「おお〜!」

TAKURO先生「“看板を背負うんです“と。“生半可な曲じゃダメですよ”と。いままでみんなで築き上げてきたGLAYの歴史の重みを感じながら…って言ってプレッシャーを与えると、人って変わるんですよ。
開けたことがない引き出しをバンバン開けて、危機感みたいな気持ち、世の中の流れ、全部飲み込んで、ドーンと変わる瞬間があるっていうのを見てきていて。
今回の『G4 2020』に関しては、その集大成。俺、これは『G4』シリーズの最大傑作で、もう『G4』って名前は使わないかもしれない」

さかた校長「うわ!」

TAKURO先生「…って思ってるくらい、4人の“ザ・GLAYここにあり!”っていうものができたので、本当に可愛がっていただければと思ってるんですけど」

さかた校長「そんな『G4』に収録されている楽曲たちを、今夜はバンバン、オンエアーしまくっていこうと思っております!」

こもり教頭「さらに生徒から届いた書き込み『GLAY ACADEMIA〜TAKURO先生に教えて欲しい事〜』も紹介していきたいと思います!」

さかた校長「ということでGLAY TAKURO先生、今夜はよろしくお願いします!」

TAKURO先生「よろしくお願いします!」


さかた校長「さあ、本日リリースになりました『G4 2020』ですけれども…。
GLAYのメンバー4人それぞれがコンポーザーを務めた4曲が収録されているというこです」

こもり教頭「簡単にどんな4曲が収録されているのか紹介しますと、
1曲目はHISASHI先生が作詞作曲の『ROCK ACADEMIA』
2曲目は作詞TAKURO先生とJIRO先生・作曲JIRO先生の『DOPE』
3曲目は作詞TAKURO先生・作曲TERU先生による『流星のHowl』
4曲目は作詞TAKURO先生・作曲TAKURO先生による『Into the Wild 〜密〜』

以上の4曲になっております」

さかた校長「これに加えて、『Into the Wild』のリミックスが3曲、BonusTrackとして収録されています。
今回の『G4』ですけれども、さきほど最高傑作と言われましたけれども、『G4』用に4人メンバーそれぞれが楽曲を持ち寄って、制作されたんでしょうか?」

TAKURO先生「そうですね。『流星のHowl』に関しては去年からずっと制作は続けていて。だんだんコロナのニュースが世の中に増えてきた頃で、だんだん今後の活動がしょっと見えなくなってきて、“できるのか、できないのか”っていう、そういった不安な時期に、いつもそうなんですけど、“ここで止まってちゃいけないな”っていうような気持ちになって。
今やれることを粛々とやるって意味で、“じゃあ、楽曲作りをしたい”ってなった時に、HISASHIが“俺もちょっとやりたい曲があるんだ”って言って持ってきたのが『ROCK ACADEMIA』で。
もう、その歌詞を読んだ瞬間に、ちょっとグッときたというか感動したというか。まさに10代の頃からの物語があって、この25年という活動を経て、これからの未来に対しての、HISASHIなりの“宣言”のような」

TAKURO先生「ロックバンドって、なんならちょっと今不遇で、今はたくさんの音楽が世の中にはあるし、“ギターロック”なんて特に、それこそ今アメリカのラジオなんか聴いてると全くギターが入ってない音楽がほとんどを占めてたりするんだけど、それでも、ギターが好きで、バンドが好きで始めた“バンドマンの心からの叫び”みたいなもの(が、HISASHIの曲から感じられた)。
デビューして25年、だんだんキャリアを積んでくると、器用にできちゃうっていう。それはもう、絶対に自分たちが気をつけなければいけないことなんだけど、音楽作りに関してはどんどんプロになっていってうまいことやれるんだけど、でも絶対に、根っこにある“熱い気持ち”みたいなものを感じられないのであれば、GLAYでは採用しない、と」

TAKURO先生「テクニックがあるのはわかる。キャリアも積んで、どこをどうすればいい曲風になるかはわかっているけれども、その先にある“想い”が本物じゃなきゃ伝わらないってことも逆にわかってるので。
だから、HISASHIが作った『ROCK ACADEMIA』っていうものには、彼の、今の音楽シーンに対する、ある種の彼なりの答えだったり、GLAYがこれまでやってきたこと、これからGLAYに期待することが全部入っていて、明るい曲調なのにすっごくグッときて泣ける。“ああ、彼はこの気持ちをまだ持って、こうやってギターを弾いてるんだ。これこそ奇跡だし、ここを守らなくてどうすんの”っていう。あと、“ここをGLAYとして打ち出さなくてどうすんだ”っていうのがあって、1曲目にしたりして。で、MVもこれで作りましょう、っていう」

SCHOOL OF LOCK!



♪  ROCK ACADEMIA / GLAY


さかた校長「『G4』の4曲を聴かせていただきましたけれども、『ROCK ACADEMIA』から始まりまして、僕も聴きながら、それこそ10代の頃の僕は、もがき苦しんでからの、好きなものに出会ったのが19なんで、この“飛び込め摩天楼”のところとかもグッときましたし、“若手ピアノロックよ街に鳴れ”っていうところで…」

SCHOOL OF LOCK!


TAKURO先生「絶対にヒゲダンだよね」

一同笑い

TAKURO先生「聞いたことはないけど、なんかヒゲダンのことを言ってるのかと(笑)」

さかた校長「あのー、たぶんヒゲダン先生のことだと…」

こもり教頭「(笑)」

TAKURO先生「ライブ行ってすげー感動したって言ってたもん」

さかた校長「HISASHI先生が?」

TAKURO先生「うん。言ってた(笑)」

さかた校長「でもこれ、若手も勇気もらえますよね」

TAKURO先生「“若手バンドは大変だぞぉ!”っていう(笑) “あんなのが出てきちゃったら大変だぞぉ!”っていう(笑)」

さかた校長「そういう思いも込められての」

TAKURO先生「ものすごい評価が高いんですよ、ホントに」

さかた校長「ヒゲダン先生も、SCHOOL OF LOCK!のLOCKS!をされてますので」

TAKURO先生「そうなんですか」

さかた校長「はい」

こもり教頭「僕がこれを初めに聴かせていただいた時に、“自分の人生を!”っていうよりはもっと表面的な部分なんですけど、最初の頭のイントロのところで1回TERU先生が歌って、もう1回ループで入るところとか、“なんか学校っぽいな”、と。チャイムを聞くとハラハラする感じとか、そういう表面的な部分の方が、自分はものすごく印象に残ってます」

TAKURO先生「これはHISASHIが完璧にコントロールしてアレンジしたものなんだけれども、大人になってくると、そこに意味を求めすぎる。でも実は、ロックミュージックに対して意味を求めすぎると、すごく危険なのね。
“伏線を回収しないと気が済まない”みたいのは、実はエンターテイメントとしては俺はあまり良い出来ではないと思ってて。やっぱり“説明しすぎる映画”より、“最後に主人公どうなったの?”っていう余韻、考える余裕を、リスナーや視聴者に持たせた方が優れてると思うんだけど、どうしても言葉から入ってしまう俺としては“最初から最後までちゃんと理にかなったもの”ってなりがちなんだけど、HISASHIはそこを軽々と飛び越えて、“意味なんかなくていいんだよ、笑顔になれれば”と。
“飛び込め摩天楼”、行ったことねーだろ、みたいな(笑)」

一同笑い

TAKURO先生「それでいいの。行ったことのない国に想いを馳せて書く日本のロックミュージックの、まあたかだが50年60年だけど、アメリカからの音楽の形態に憧れて70年代の人々が楽器を持ったみたいに、“そこに意味ばっかり求めない”ってことをHISASHIはずっと教えてくれる。
そんな考えすぎなくていい、意味なんかなくていい、意味の放棄。これは生きてく上ですごく大事だなって教えてもらったな」

さかた校長「それを10代から知ってるメンバーに教えてもらうっていうのが、すげーいいな!」

こもり教頭「30年以上一緒にいて、いまだに、やっぱり刺激になりますか?」

TAKURO先生「刺激になるね!」

こもり教頭「すばらしい!」

さかた校長「すごい話を聞きましたけれども。
さあ、この『G4 2020』にはCDオンリーのバージョンの他に、CD+DVD+絵本という、スペシャルバージョンのCDもあります!」

こもり教頭「DVDの方には『ROCK ACADEMIA』のMV『Into the Wild』No Audience Live directorʼs cutに加え、『GLAY Special Live 2020 DEMOCRACY 25TH INTO THE WILD』より5曲を収録しています」

さかた校長「そして、絵本…絵本ということなんですけれども」

こもり教頭「(笑)」

TAKURO先生「僭越ながら、GLAYを結成してから30年の歩みがですね、絵本になってしまいまして!」

一同笑い

さかた校長「いや、これがすごい!」

TAKURO先生「絵がですね、TERUさんの妹さんが描かれているという」

さかた校長「えっ!!」

こもり教頭「そうなんですか!?」

TAKURO先生「そうなんです! あの一家、アート方面すげーんだ!」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「すごすぎるな!」

TAKURO先生「原案がTERUさんの、まさに兄妹コンビが作られて。
僕らの函館からの…、まあ、もっと夢のある話になってるとは思うんですけど(笑)」

一同笑い

TAKURO先生「仲間、音楽、自分を信じてやってきた歩みが絵本になりまして、付いております」

さかた校長「これは楽しみだね!」

こもり教頭「ストーリーもけっこういい感じのやつですからね」

さかた校長「これはぜひぜひ読みたいと思いますけれども。
さらに、本日8月12日には、全10都市19公演で計19万人を動員した『GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25TH HOTEL GLAY THE SUITE ROOM』ファイナルとなった横浜アリーナ公演のライブBlue-ray&DVDも発売になっています!」

TAKURO先生「ありがとうございます!」

さかた校長「今日1日で"色々なGLAY先生”に会えている生徒がたくさんいるはず。
この『HOTEL GLAY THE SUITE ROOM』は、どういったライブだったんでしょうか?」

TAKURO先生「これは2009年からスタートした、いわゆる“おもてなし”をしようと。アニバーサリーの時には、ずっとお会いしてくれてる人たちを“ホテル”という体で、ホテルマンにJIROがなったり、支配人に俺が扮して“くつろいでください、最高の時間を提供しますよ”っていうコンセプトで、これが2009でしょ。
その次が2013かな? あったんですけど、この2019をやるにあたって、HISASHI先生が“もうやりたくない”って言い出したの」

さかた校長「え!?」

こもり教頭「(笑)」

TAKURO先生「もうぬりぃって。もう殺人事件だって言い出して(笑)」

こもり教頭「内容がってことですか?」

TAKURO先生「急に“HOTEL GLAY 殺人事件”っていうどえらい方向転換がありまして」

一同笑い

こもり教頭「なるほど、そういうのがあったんですね。DVDの特典映像の解説に書いてあるんですよ。“HOTEL GLAY 殺人事件ディレクターズカットバージョン”って」

TAKURO先生・さかた校長「(笑)」

こもり教頭「“どういうこと!?”って思ったんですよ」

TAKURO先生「で、伏線を撒きまくって、“さあ、回収だ!”って時に、回収編のライブが全部飛びまして。
もうファンの人たちは宙ぶらりん…(笑)」

さかた校長「謎が迷宮入り状態の(笑)」

TAKURO先生「迷宮入りですわ(笑)」

こもり教頭「完全犯罪になっちゃったってことですね(笑)」

TAKURO先生「なっちゃいましたね、ホントに」

さかた校長「でも、これはいつの日か、答え合わせを絶対観たいですね」

TAKURO先生「絶対、そうなんですよ。“コロナめー!”っていう」

こもり教頭「そうですよね。これは知りたい(笑)」

さかた校長「さあ、ここからは生徒から届いた『GLAY ACADEMIA〜TAKURO先生に教えて欲しい事〜』を紹介していきましょう!」


私はいま大学2回生で、来年に就活を控えています。
幼い頃から音楽業界への憧れがありますが、コロナ禍の現状で将来への不安が晴れず、どう動いていいのかわかりません。
関西に住んでいるので、上京するにも不安があり、なかなか行動に移せなくて悩んでいます。
プル


こもり教頭「今って、良くも悪くも自分と向き合う時間がすごくできたじゃないですか。
コロナっていうものが出てきて、みんないっせいに“ストップ! 止まれ! STAY HOME!”ってなって、言い方は良くないかもしれないけれど独りぼっちになって、じゃあ、今後どうしようかとか、今自分に何ができるんだろうかとかっていうのを、すごい考える時間があったと思うんですね。
だからこそこういう風に悩むことも増えたと思うんですけど、TAKURO先生が何か選択肢みたいなものを悩まれた時って、何が判断基準になりましたか?」

SCHOOL OF LOCK!


TAKURO先生「人の笑顔。笑顔が増える可能性が1%でも高い方。
例えば、“自粛警察”っていう言葉があるみたいに、正しさの基準って本当に難しいから、“合ってる、合ってない”で物事を判断しようとすると、人って同じところをぐるぐるぐるぐると回っていくことになりがちなんだけど。
例えば、GLAYがコンサートをやります、でもコロナによって安全性が保たれない、どうしようって迷った時、GLAYはまだ10年も20年も続けようってメンバーは考えている。じゃあ、もう1回チャンスはあるはずだ。不安そうな顔をさせながらコンサートをやるよりは、“とりあえず今回はなしね。安全になったら会おうね”っていう、そっちの笑顔の方が、俺たちにとっては価値がある。
“ビジネス”って意味で言ったら違うかもしれないし、やり方はそれぞれバンドなりアーティストごとにあると思うんだけど、でも、自分がもし迷ったら、笑顔が多くなるであろう方を選ぶかな」

こもり教頭「なるほど」

TAKURO先生「それは、そこでもし結果、間違いってことになろうとも、それは増えた笑顔が、多分、なぐさめてくれる。
どうせ人は悔やんだりするから、間違ったりするから、その時に一緒になって笑い合えるような人間関係を、まず大切に…っていうことなのかな」

こもり教頭「確かに。タイミングにもすごい不安になってる人も多いと思うんで、書き込みでもきてるので。続いていきますか?」

さかた校長「じゃあ、生徒の話を聞いてきましょう!」

もも 埼玉県 17歳 女性

RN ももは、現在高校2年生! ということで!

こもり教頭「中2高2は…当たって!?」

もも「砕けろ!」

こもり教頭「突っ走れ!」

もも「おー!」

こもり教頭「よく言った!」

さかた校長「…という儀式が」

こもり教頭「中2と高2には」

TAKURO先生「はい」

さかた校長「こもり教頭の儀式がございまして。良かったな、もも」

もも「(笑)」

さかた校長「今、GLAYのTAKURO先生が目の前にいるけれども」

TAKURO先生「TAKUROです、よろしくお願いします!」

もも「お願いします」

さかた校長「ももはGLAY先生が大好きなんだろ?」

もも「大好きです。お母さんの影響で、家族みんなで大好きです」

TAKURO先生「ありがとうございます! 嬉しいなあ」

さかた校長「どうだ、生のTAKURO先生と今、話してるぞ?」

もも「もうヤバイです(笑)」

こもり教頭「緊張するよね(笑)」

さかた校長「さっそくだけど、TAKURO先生に教えてほしいことがあるんだよね?」

もも「私は今高校2年生なんですけど、もうそろそろ進路を決めていかなきゃなって思ってて、なかなか自分でやりたいこととか好きなことが見つからなくて、それを見つけるのにはどうしようって悩んでます」

さかた校長「やりたいことが見つからない。小さい頃にぼんやりと描いてた夢とかはなかった?」

もも「小さい頃はパティシエになりたいって思ってたんですけど、今、将来的に考えた時に、本当にそれ1本でやってくってなった時に、ちゃんとできるのかっていう不安があって、悩んでます」

さかた校長「いま、好きなものだったり趣味だったり、興味があるもの、他にはないの?」

もも「それもなかなか、自分で“1番これが趣味です”って言えるものがなくて、それでも悩んでます」

TAKURO先生「僕の16の頃の話なんですけど、やっぱりバンドをやるというか、曲を書くぐらいだから、自分としては憧れの“シンガーソングライター”みたいのをやりたかったんですよ。
だけど、いきなりTERUみたいな天才が現れちゃった時に、そこで16歳なりに“あ、すごい人ってこんなにすごいんだ。じゃあ、自分はもう歌は無理じゃん”と。その時に思ったのが、“この声を世の中に出すお手伝いをする仕事をしたいな”って思ったの。
じゃあ、バンドっていう形態で横でギターを弾く、詞曲が最初TERUがあまり得意じゃなかったから、じゃあ得意な俺がやればいいや、っていうような感じで。
パティシエって夢があって…って、絶対にパティシエにならなきゃいけないってわけじゃないと思う。でも、その界隈でもとっても楽しいことがたくさんあるだろうから、誰かをお手伝いするってことで輝く人もいるんじゃないかな、って、今聞いてて思ったんだけれども」

もも「はい」

さかた校長「TAKURO先生は、その時に悔しさみたいなものはなかったんですか?」

TAKURO先生「でも、小さい頃から音楽に慣れ親しんでいて、音楽業界ってすごく広くて大きなもので、音楽って懐が広いなと思ってたので。音楽のなにかしらの関係の仕事に就ければいいなって思ってたので、1番の目標のシンガーソングライターじゃなくても、ギタリストとしてだったらどうだろう、作詞作曲としてはどうだろう、マネージャーってどうだろう、とか色々考えていったら、“やりたい、やりたくない”ことの他に、“やれること、やれないこと”が見えてきたの。
それをすり寄せていったら、GLAYのリーダーって仕事になっちゃったんだけど(笑)」

こもり教頭「結果としてはね(笑)」

さかた校長「それはめちゃめちゃすごいんですけど」

TAKURO先生「だから、“やりたいことってなんだろう”って考えると、人ってすごく難しくならないかな?
“やりたいこと”を考えるのと同じくらい、“やりたくないこと”を書き出していく。
自分ができることと、できないことも書き出していったりした時に、もっと具体的なイメージがももちゃんに湧くんじゃないかなって思うんだよね」

もも「ああ…」

さかた校長「今TAKURO先生の話を聞いて、どう思う?」

もも「ものすごい自分の中で、すごく、響きました(笑)」

TAKURO先生「ヨッシャーーー!!!」

一同笑い

さかた校長「今、最高のガッツポーズが出ました!」

こもり教頭「出たねー!(笑)」

TAKURO先生「だって、真剣だもんね。自分もそうだったから」

さかた校長「だから、ももに今やりたいことがなくても、TAKURO先生が言ったように、やりたくないこと、そしてやれること、やれないことを書き出すことだよね。具体的なイメージが湧くと思うから」

TAKURO先生「そうですね。あと、好きな世界、音楽業界でもいろんなエンターテイメントでも他の仕事でもいいんだけれども、“そこの誰かをサポートしたい”みたいなところからスタートしても、どんどんイメージは広がっていくと思うな」

もも「はい」

さかた校長「これはもも、完全に刺さってるね」

もも「はい(笑)」

さかた校長「良かった(笑) じゃあ、頑張って書き出して、具体的なイメージを見つけてくれ!」

もも「はい、書き出します!」

さかた校長「ありがとう!」

こもり教頭「ありがとね!」

TAKURO先生「ありがとうございます!」

もも「ありがとうございました」


♪  DOPE / GLAY


さかた校長「『G4 2020』より、2曲目に収録されている『DOPE』。こちらはTAKURO先生とJIRO先生が作詞をされまして、JIRO先生が作曲をされたという」

TAKURO先生「そうですね」

さかた校長「僕がめちゃめちゃ歌詞が響いたのは、“カッコ悪いはカッコいいな”っていうのは」

TAKURO先生「そうなんですよ」

さかた校長「すごい骨太なロックンロールで、本当にそれが“真理”というか、正直にいるありのままの姿が1番僕はロックンロールだなと思って、すごい、ガッと響きました」

TAKURO先生「ありがとうございます。“人の曲に詞をつける”っていうのは、オーディションみたいなものだから」

こもり教頭「まあ、そうですよね」

TAKURO先生「“メロディありき”だったりするから、毎回緊張するんですけど、JIROとの共作は、いつも刺激になりますよ。
それこそHISASHIとかは、音楽性が幅広いから、いろんなタイプの音楽を出してくるけど、JIROはロックンロール1本っていう。“このブレなさってすごいな”って。
ってことは、やっぱり生き方もブレてないので、その人が作った曲に見合う詞を出すっていうのは俺の中ですごくプレッシャーのかかることですけど、でもそうやって言っていただいて、“やった!”と(笑)」

さかた校長「ど真ん中、心臓に突き刺さりました」

こもり教頭「でも、わかります。この4曲を並びで聴いた時に、例えるなら、朝、昼、夕方、夜、みたいなイメージがあったんですよ。
もし自分がめっちゃ楽器やってて、ロックやりたいってなった時に、“この曲だったら掻き鳴らしてーな”って思うというか」

TAKURO先生「そうだよね。何も考えないでチャカチャカやればいいっていう」

こもり教頭「“コードわかればやってみたい!”とか」

TAKURO先生「なんなら、よく聴くと1発録りなんで間違ってるところもあるけど、“で、何?”っていう。“いいじゃん、別に”っていう風に思えるまでにすごく時間はかかったんだけど、やっぱり1発録りの美しさっていうのが音楽にはあるので、そこにこだわりましたね」

こもり教頭「その真っ直ぐさみたいなのは、すごい僕も感じましたね」


校長、教頭、TAKURO先生、こんばんは。
私は吹奏楽部の中2です。私はトランペットをやっています。
私には姉がいるのですが、どうしても姉が中2の時のレベルに追いつくことができません。
周りからは「うまいよ」とか言われるのですが、自分では納得できません。
約2ヶ月後には3年生の先輩方が仮引退するので、パートを引っ張っていかなければいけないなと思っているのですが、良い音がしないので無理かなと思っています。
顧問の先生にも、去年の夏の大会が終わってから、音がこもっているねと言われてしまいました。不安と焦りだけがつのっています。
どうしたらいいと思いますか?
東京ロック


こもり教頭「スランプとの向き合い方ですけど、TAKURO先生はそういう、“自分がスランプだな”って感じることってあります?」

TAKURO先生「あった。2008年とか2009年とか、もう、全然弾けなかった。
結果的には、多分、気持ちの問題でしかなかったことに気づくんですけど、当然、良い音を出すっていうのはもう、練習しかない。練習は裏切らない。これはもう間違いないから練習は続けてほしいんだけど、もう1つ、周りの人が“良い”って言ってるのに“そう思えない”っていう。
楽器というか、あらゆる芸事にはその落とし穴があって。でも、いいじゃない。“友達3人がいい音を出してるって言ったら、良いでよくない?”って気持ちの持っていき方でいいと思う。なぜならば、急にうまくはならないから。
これはHISASHIさんが言ってたんですけど、“俺は100キロ出る車になって、20キロで走りたいんだ”。100キロ出る車に100キロ出させない。いっぱいいっぱいになっちゃうから。トラブルにも弱いし、周りの風景も楽しめない。
『100キロ出るんだけど20キロで走っていきたい』っていうのは、これは金言だな、と」

TAKURO先生「吹奏楽だと譜面通りにやらなきゃいけないっていうプレッシャーはあるかもしれないんですけど、“お姉ちゃんと比べる”とか、“周りが良いって言ってるのにそれを疑う”とかっていうところを1つずつ排除していった時、見えるものがあると思う。
技術と同じくらい、メンタルって大事だもんね。
友達が“良い”って言ってくれてるなら、気持ちの切り替え1つで、“今日の私はこんな感じだな。これでいい。だって私だもん”って思えるようになったら、もっと良い音が出ると思う。
やっぱり自信がありそうな人が吹くのとなさそうな人が吹くの、同じ音が出てても、やっぱり印象が違うんで。これ、“印象”なの。“良い悪い”じゃないんだよ。
少なくとも、自信を持って“私はこうなんです”っていうところまで、気持ちをもっていけたらな、と思う」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「これは説得力がある!」

こもり教頭「ありますね〜!」

さかた校長「とても良いアドバイスを聞けました。
そして、まだまだ生徒の話を聞いていきましょう!」

 カスミソウの花言葉 埼玉県 18歳 女性

さかた校長「今、臨時講師のTAKURO先生がいらっしゃるから」

TAKURO先生「よろしくお願いします」

カスミソウの花言葉「お願いします」

さかた校長「さっそくだけど、TAKURO先生に教えてほしいことがあるんだよね?」

カスミソウの花言葉「はい。私は昔から、親しい人や心を許してたりしている人に、自分が機嫌が悪くなってしまった時に、露骨に態度に出してしまい、それが原因でケンカになってしまったりすることがあって。
TAKURO先生は20年以上バンドとして活動していると思うのですが、バンドを長く続ける秘訣や、メンバーとコミュニケーションを取る際に心がけていることなどがあったら知りたいです」

TAKURO先生「自分も全く同じなんですよ。機嫌が悪くなった時には出てしまうし、悩んだらそれをメンバーにぶつけてしまうんですけど、結果から言うと、俺、変えなくていいと思う。いいんじゃない? それで。
“自分で気づいてる”ってことが何より大切で、自分で機嫌が悪くなった時に出ちゃってるってことがわかってるし。
さっき“長くやる秘訣”って言ってたけど、そこの、機嫌が悪い感情に蓋をしてしまうと、多分、もっと大きな禍(わざわい)として降りかかってくるから、機嫌が悪いくらい、いいんだよ(笑)」

TAKURO先生「GLAYっていうバンドがいてね、“わがままを言いすぎるほど人生は長くないさ”って言葉があったよ、歌詞に。わがままも機嫌の悪さも全部出しながらも、心の中にある“申し訳ないな”って気持ちが、いつか解決方法を教えてくれると思うのね。
ほんとはイライラしてるのに、ほんとは機嫌が悪いのに取り繕うようなことは、多分、ご家族もお友達も望んでないと思う。
このメールの中に、“友達に、露骨に嫌な顔をするよねって指摘されたこともある”ってあったんだけど、そういうことを言ってくる友達がいるなら、全然大丈夫だと思う。“自分はそうだったんだ”って伝えてくれる人がいるんだから。
だんだん、自分の気持ちを、社会に出ると否応なくコントロールしなきゃいけなくなる時が来るんだけど、本来なら、喜怒哀楽を素直に出せた方がいいんじゃないかな、と。
それでトラブルにもなるんだけど、その時は、謝り方を学ぼう。いいんだよ。いい謝り方があるから。
だからあまり自分の感情に蓋をして、味気のない人生にならないように。いいじゃない、波乱万丈で」

カスミソウの花言葉「(笑)」

TAKURO先生「もめろ。もめろもめろ!」

一同笑い

さかた校長「気持ちを押さえ込むのが1番よくないと思うしな。ぶつかってしまったら、それこそ本当に、謝り方はたくさんあると思うから。
素直に謝れたら、またぐっと絆も深まると思うし」

カスミソウの花言葉「はい」

TAKURO先生「HISASHIさんの得意技に“フライング土下座”っていうのがあるんだけど(笑)」

一同笑い

TAKURO先生「あれは効くわ〜。許すもん」

こもり教頭「ちょっと早めってことですか?」

TAKURO先生「飛んでくる。土下座のままで。ズサーッて。“申し訳ない!”って」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「それは許してしまいますよね」

TAKURO先生「膝から血出てたからね」

一同笑い

TAKURO先生「許すしかないよね。土下座の格好のまま飛んでくるんだから」

さかた校長「(笑) どうだ? TAKURO先生の話を聞いて」

カスミソウの花言葉「なんか、そのまま感情を現していいっていう発想は自分にはなかったので、話を聞いて、“あ、そうなんだ”って。なんかスッキリしました」

さかた校長「最悪、必殺技フライング土下座も教えてもらったから」

こもり教頭「そ…れは(笑)」

TAKURO先生「だいたい許してくれる(笑)」

さかた校長「じゃあ、素直に過ごして、味気のある生活を送ってほしいな。
ありがとな!」

こもり教頭「ありがとう!」

カスミソウの花言葉「ありがとうございました!」

TAKURO先生「ありがとうございました!」


♪  流星のHowl / GLAY


さかた校長「『G4 2020』の3曲目に収録されている『流星のHowl』。こちらは作詞がTAKURO先生で、作曲がTERU先生ということですけれども。
聴かせてもらって、僕は勝手に“戦いの歌”だと感じてしまったんですけど、途中の“友よ、もういいよ これ以上は無理しなくていい”の後の間奏がすごく長くて、その時に、“泥だらけで戦って倒れたけど、また力を蓄えて立ち上がって、また戦い続けようぜ”みたいな感じで、グッと熱くなりました」

SCHOOL OF LOCK!


TAKURO先生「そう感じていただきましたか。JIROとHISASHIと俺が“なんだ、この壮大な大喜利は?”と」

一同笑い

TAKURO先生「ただひたすら、何も入ってないトラックが送られてきて、“頭JIROね、次HISASHI、あとTAKUROよろしく”みたいな感じで(笑)
もう誰がどうくるのかもわからないまま、正解を言わなきゃいけないわけですよ。おもろいこと言わなきゃいけない。いいことしなきゃいけない。悩んだな〜。でも頑張ったらそうやって感じてくれたってことで、良かったです」

さかた校長「はい!」

TAKURO先生「それはTERUさんに、作曲者にちゃんと恩返しできたのかな」

さかた校長「ほんとに素晴らしく、心燃えました」

こもり教頭「そんなストーリーがあったんですね」

TAKURO先生「あんのよ!」

こもり教頭「僕の場合は疾走感も感じますし、10代が聴いた時に、部活とか、運動部文化部関係なく、勝敗が決められることってあるじゃないですか。そういうのって、“結果が全て”ではないですけど、結果って意外と大事だったりする時もありますよね」

SCHOOL OF LOCK!


TAKURO先生「“結果が全てじゃない”っていう考え方と、“結果が全て”っていう事実が世の中に混在するから悩むよね」

こもり教頭「そうなんですよね。それで、もし結果が出せなかった時に、落ちた自分が、この楽曲を聴くな、って思ったんですよ。
僕は運動部でもなんでもなかったんで、部活の時の悔しさだったり、“仲間みんなで”みたいなのは経験はしてないですけど、“暗い夜”はやっぱりありましたし」

TAKURO先生「あるよね」

こもり教頭「そういう時に聴いて、“ああ、明日も頑張ろう”って思うんじゃないかなってすごく感じました」

TAKURO先生「自分の中で“こんな日もあるよ”っていうことを受け入れるその瞬間、1個大人になったなって感じたもんね」

こもり教頭「(『流星のHowl』は)そのきっかけになるかなってすごい感じましたね」



今日の黒板


SCHOOL OF LOCK!


『こんな日もあるよ』

TAKURO先生「仲間との最高の日もあれば、すごく何もかもうまくいかない日もあるけど、この25年間いつも呟く『こんな日もあるか。ま、明日は良い日になるでしょう。こんな良い日もあるのか。人生って面白いな。』さっきも言ったんだけど、こんな日もあるよ。っていう当たり前の言葉がある日突然、実感できたんだよね。なるほど、こういう事か。。と、その時に人にも優しくなれるし自分の役割も見えてきたし主役は無理かもしれないけど、主役の三歩後ろで主役のために動くっていうのもまた人生だな。それもまた悪くないなって。それがすべて『こんな日もあるよね。』ってところからスタートしている気がするわけ。だからこの番組を聴いているみなさんにこの言葉を伝えたいです」


♪  Into the Wild ~密~ / GLAY


さかた校長「いま流れましたのが、『G4 2020』の4曲目に収録されている『Into the Wild ~密~』。こちらが作詞作曲がTAKURO先生ということで」

こもり教頭「こちらは今、ステムデータで公開中なんですよね?」

TAKURO先生「そうなんです。バラバラのデータをみなさんダウンロードしていただいて、好きに、自分なりの『Into the Wild ~密~』を作っていただければということで」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「それって、今聴いてる生徒たちが全部ダウンロードして、“私なりのリミックス作りました!”ってなったら、応募みたいなことができるってことですか?」

TAKURO先生「いただいて、それを聴いて、いつも楽しみにしているので、ぜひ」

さかた校長「うわ、すげー!」

TAKURO先生「自分の好きな、いわゆるSNSに上げていただいて。みんなサーチ好きなんで(笑) HISASHIあたりが多分、はい(笑)」

こもり教頭「HISASHI先生(笑)」

さかた校長「ご本人に届くって、すごいな!」

こもり教頭「だから可能性は大いにあるってことですよね」

TAKURO先生「嬉しいもんですよ、本当に。もういくつか聴いたんですけど、やっぱり自分たちの発想とは全く違うところがあって。楽曲が組み替えられていて」

こもり教頭「そうですよね。リミックスだってなったら、その作ったひとの感じがモロに出ますもんね」

TAKURO先生「それこそただギターだけやって、自分で歌ったっていいし。別にTERUの歌使わなくったっていいから。
“こういう音をやってるんだ”ってものを、もし音楽が好きな方がいたら、データを覗いてみるだけでも楽しいかと思います」

さかた校長「これは、楽器をやってる生徒のみんなはバンバン、SNSに上げてほしいと思います!
TAKURO先生、今日は最後までありがとうございました!」

こもり教頭「ありがとうございました!」

TAKURO先生「ありがとうございました!」

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立!」
 
こもり教頭「礼!」

さかた校長・こもり教頭・TAKURO先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」



さかた校長の放送後記

TAKURO先生、魂のレベルアップさせていただきました!!


こもり教頭の放送後記

本当にありがとうございました!! 自分を信じてこれからも頑張ります!!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年08月19日(水)PM 10:00 まで

Music 2020.08.12 PLAYLIST

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