
今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!授業テーマは逆逆電!!!
さかた校長、こもり教頭が就任してもうすぐ1年!! これまで逆電を待ってたけど全然電話がかかってこない……どうしても2人と話したい!!! という生徒がその思いを “念” に込めて逆に逆電をしてくる授業!! それが逆逆電!!
ということで、1人目に念を飛ばしてくれた生徒は『さかた校長と同郷なので実家がどこなのか教えてほしい!!』というRN:ベーコンエッグポリポリ。同じ福岡県みやま市出身だというRN:ベーコンエッグポリポリは、この春から浪人する道を選んだという。そのため、さかた校長の家を見てパワーをもらいたいので住所を知りたいと話してくれました。笑
続いて念を飛ばしてくれた生徒は『校長&教頭としりとりがしたい!!』というRN:ゆうちゃぴ❤。いつも家族とお風呂に入っている時にしりとりをして遊んでいるので校長たちとも、しりとりがしたい!とのことで3人で日本の曲名しりとりで遊んでいきました( ˘ω˘ )
3人目に念を飛ばしてくれた生徒は『サザンオールスターズが好きなのでその話がしたい!!』というRN:ごっつんこパンダ。お父さんの影響でサザンが好きだけど同年代に好きな人がいないので2人と話したい!!と逆逆電をしてくれました。
そして4人目に念を飛ばしてくれた生徒は『先日、好きな男の子がアジカン先生を好きだということが発覚した!!』という生徒RN:月とピエロ。3人目に話したRN:ごっつんこパンダと同様、アジカン先生について話せる仲間がいないので校長たちと話したい!!そして好きな人の相談をしたいと話してくれました。
5人目に念を飛ばしてくれた生徒は『高校2年生が終わっちゃう前に"あたくだコール"をやりたい!!!』という生徒RN:ハルキスト。こもり教頭だけではなく、さかた校長も一緒にコールをするというスペシャルバージョンであたくだコールを叫びました。
6人目に念を飛ばしてくれた生徒は『プロレスが好きだけど仲間がいないのでプロレスの話をしたい!!』というRN:さや。お父さんの知り合いにプロレスラーがいたのをきっかけにプロレスを見に行くようになり、今ではどっぷりハマってしまったというRN:さや。だけどなかなか好きな人がいなくて・・・という話から、最終的にはアントニオ猪木先生の「1・2・3・ダー!!!」をみんなでやってお別れしました。
そして生放送授業が終わるギリギリに飛び込みで念を送ってくれた生徒はRN:時をかけたい少女。話したい内容は『今日は大好きな松田聖子ちゃんの誕生日なのでみんなでお祝いして欲しい!!』というものでした。最後はみんなで「聖子ちゃーーーん!おめでとう~!!!」とお祝いをしました。
今日は久しぶりに2時間の間に沢山の生徒に電話が出来たけど、本当はもっともっと沢山の生徒から念が届いていました。いつもの逆電もそうだけど、また逆逆電でもお話がしたいです(^ω^)!!
��篆≧�������篋����障����
生徒が念じれば電話がかかる・・・!?逆逆電!!!

『 逆電 』
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!の開校当初から行っている、 気になる生徒にこちらから直接、電話をつないで話を聞いていく、 それが逆電!
これまで何人、何十人、何百人、何千人の生徒に逆電してきたんだろう?」
こもり教頭「歴代を入れたら、何千になるわけじゃん。放送は4,000回以上になってるから」
さかた校長「そうでしょ。1日に5人以上かける日もあるわけだから」
こもり教頭「1日最低1人はかけるとして、それだけで4,000人じゃん」
さかた校長「もう万単位じゃない?」
こもり教頭「いや、ギリ万ぐらいじゃない?」
さかた校長「もう万超えで良くない?(笑)」
こもり教頭「振ったの校長じゃん」
さかた校長「でも、それはリアル過ぎるって。でも、それぐらいの生徒に逆電してきたけど、でも生徒の中には“なんで電話かかってこないんだろう!? 話したい事めっちゃあるのにー!!”って言う生徒もいると思うのよ!」
こもり教頭「僕たち自身も本当は生徒全員と電話で話したいじゃないですか。でも、時間に縛られてしまうじゃないですか」
さかた校長「なかなか上手くいかないということなので、今夜はこんな授業を行っていこうと思う!
『逆逆電!』」
こもり教頭「生徒の書き込みにもありましたけど、逆逆電って何なんですか?」
さかた校長「いや、文字通りでしょ。逆の逆だから。僕らから生徒にかけることを逆だから逆電って言うわけよ。
で、これまでは話したいことがあっても、僕らからの逆電を待ってたんだけど、“もう待ってられらないよ。話させてよ!”って生徒がいる。そんな生徒からの電話を待ってるから、逆電の逆で逆逆電ということで…もう…表電(おもてでん)です!」

こもり教頭「逆の反対って表?」
さかた校長「俺も言いながら思ったんだけど、逆の逆がわからなくて。表の逆は裏じゃん」
こもり教頭「表の裏は逆? …あ、ごめんごめん(笑)」
さかた校長「逆の反対にいるのは、誰なの? 」
こもり教頭「?」
さかた校長「とにかく、あの…」
こもり教頭「逆逆電をするってことね?」
さかた校長「君たちから俺たちに逆に逆電をしてきて欲しい」
こもり教頭「なるほどね」
さかた校長「要は電話してきて欲しい。それを“逆逆電”と」
こもり教頭「それってできるの?」
さかた校長「できるようにしました」
こもり教頭「あ、すごくない? 校長権限?」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「出来ないじゃん(笑)」
さかた校長「そっちにパワーを使い過ぎちゃったから。今夜の逆逆電のポイント。それは…!
念じること!!!」
さかた校長「“電話したい!!” って強く念じると、 生放送教室に自動でつながるようにしました。とにかく話したい強い気持ち、魂一発、念じてくれれば大丈夫だから、待っていて欲しい」
こもり教頭「念じるだけで電話かかってくるんですか?」
さかた校長「うん。強い気持ちがあれば。さっき1回試しにやってみたけど、ちゃんとかかったから、そこは教頭も生徒のみんなも安心して大丈夫なので。
ただ直接、半蔵門に電話をかけてもつながらないから、そこは注意して」
こもり教頭「たぶん大丈夫だと思いますけど、電話したいって強い気持ちがなかったら、今日は電話がかかってこないってことですか?」
さかた校長「鋭いね! その通りで、生徒の気持ちが高まってなかったら電話が来ないので、そうなっちゃった場合は俺と教頭で、2時間フリートークです。学校運営反省会議です」
こもり教頭「うわ、やった! 目指せ1H(1時間)を目指してやってましたが、急に2H!」
さかた校長「“やった!”とか言うと、念じなくなっちゃうから、それは困るのよ!」
こもり教頭「(笑) テーマずれちゃった、ごめん。でも最悪、そのパターンもあるわけじゃない。でも、そのフリートーク2時間になっちゃった時に怖いので、念のため生徒からも話して欲しいトークテーマとかもらっておきます?」
さかた校長「ま、念のためにね。簡単なテーマでもいいから、それも込みで掲示板に書いてもらえたらいいけど。でも、今日はめちゃくちゃ生徒と電話しようと思ってるから、とにかく“念”次第だから今夜は。念が飛んできたら電話出るから、いつ出るかわからないからね」
こもり教頭「じゃ、今日の電話のタイミングは生徒次第ですか?」
さかた校長「そういうこと。生徒の念が強ければ、100人電話するかもよ。念次第だから」
こもり教頭「…」
さかた校長「そういうことよ念って」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「今、俺は念を押して念のことを言ってるから」
こもり教頭「なるほどね(笑)」
さかた校長「今夜は念だと思って。生徒のみんなはどうしても話したいこと、絶対に伝えたいこと、とにかく言いたいこと、俺たちと一緒にやりたいことを学校掲示板やメール、我が校の公式LINEから送ってきて欲しい!」
こもり教頭「真面目な話、恥ずかしい話、切ない話、くだらないこと、自慢、なんでもOKです!」

さかた校長「今夜の授業のキーワードは…。
念じること!!!」
♪ エスパー / 黒木渚
さかた校長「生徒のみなさ~ん! 念じてくださ~い! 念じれば思いは届きますよ~! 思いが届けば願いは叶う~! この世の全ては念じることから始まるんで~す!」
こもり教頭「何言ってんですか!」
さかた校長「何言ってんですか~とは気持ち良いセリフを言ってくれるね~」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「生徒の皆さ~ん、念じてくださ~い! まだまだ足りないよ~ そんなんじゃ2時間ずっとこんな感じになっちゃうよ~。念をください~。念念念~」
こもり教頭「全然かかって来ないですね(笑)」
<prrr…>
こもり教頭「きた~!!!」
さかた校長「ありがとう~」
ベーコンエッグボリボリ 福岡県 18歳 男性
さかた校長「ベーコンエッグはボリボリ食べるものじゃないけどな(笑)」
こもり教頭「まぁ、しっかり焼けてるんでしょうね」
さかた校長「学年は?」
ベーコンエッグボリボリ「高校3年生です」
さかた校長「受験は?」
ベーコンエッグボリボリ「もう終わりました」
さかた校長「どうだったの?」
ベーコンエッグボリボリ「一昨日、結果発表だったんですけど、残念な結果になってしまったので、もう1年頑張ることに決めたから、今日は校長にいろいろとお願いしたいなと思ってます」
さかた校長「そりゃもう何でもいいよ!」
こもり教頭「でもよく決めたよ!」
さかた校長「うん。戦う覚悟を決めたんだな」
こもり教頭「早速聞きたいけど、何を校長にお願いする?」
ベーコンエッグボリボリ「今日絶っ対聞きたいことがあって」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「その聞きたいことの念が。え、ベーコンエッグボリボリわかってるよな!」
こもり教頭「ちょ、焦らないで。聞いてみよう」
さかた校長「あ、まずは聞いてみるか。何?」
ベーコンエッグボリボリ「さっき福岡県出身って言ったと思うんですけど」
さかた校長「同郷だ」
ベーコンエッグボリボリ「実は同郷の中でも、校長と同じ、みやま市出身なんです」
さかた校長「え! マジ!? みやまなんかい!」
ベーコンエッグボリボリ「そうなんですよ。マジです」
さかた校長「どこ高?」
ベーコンエッグボリボリ「明善(めいぜん)です」
さかた校長「明善やん! めちゃくちゃ頭いいな!」
ベーコンエッグボリボリ「いやいや」
こもり教頭「どのぐらい校長とは近いの?」
さかた校長「もう隣だよな?」
ベーコンエッグボリボリ「学区が隣ですね」
さかた校長「明善は俺が行ってた八女高校よりレベルが高い」
こもり教頭「それで、聞きたいことは何なの?」
ベーコンエッグボリボリ「みやま市出身なので、ぜひ校長の家に行きたいなって前から思ってたので、家を教えて欲しいです」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「生放送で実家を教えて欲しいって(笑)」
こもり教頭「あの辺かなって目星は付いてるの?」
ベーコンエッグボリボリ「校長がセロリ農家で、知り合いがセロリ農家で、その人も坂田って名前なんですよね」
さかた校長「うん、そうそう」
ベーコンエッグボリボリ「坂田さんってセロリ農家がたくさんあって。あの辺かな、って目星は付いてるので、今日聞きたいなって」
さかた校長「なるほどな(笑)」
こもり教頭「でも、知ってどうするの?」
ベーコンエッグボリボリ「さっき言ったように受験が残念な結果になってしまって、将来の夢を叶えたるために来年絶対に合格したいので、校長の実家に行って拝んでパワーをもらって来たいなって思ってます」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「よく言った! 校長、家の特徴を1つお願いします!」
さかた校長「家の特徴と言うか、俺の住んでた地域がわかってるってことでしょ?」
ベーコンエッグボリボリ「あ、大体わかってます」
さかた校長「そこにいる農家の格好をした人に“坂田光さんのトコどこですか?”って聞いたら一発でわかるわ」
ベーコンエッグボリボリ「(笑)」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「一撃でわかるから、行って“いつもラジオ聴いてます”って言ったら、母ちゃんが家にあげてくれると思うから」
こもり教頭「(笑)」
ベーコンエッグボリボリ「じゃ行ってみます」
さかた校長「うん。俺の2階の部屋から何か勝手に持っていっていいぞ。昔の『めちゃイケ』とか録画したビデオテープが死ぬほどあると思うから。漫画とかもいっぱいあるし。たらふく、“大力うどん”をオゴりたいわ」
こもり教頭「BGMの“み・や・ま~”、久しぶりに聴いたな~」
さかた校長「『ソレソレ!MI・YA・MA』じゃねーか! 知ってたか?」
ベーコンエッグボリボリ「『ソレソレ!MI・YA・MA』は小学校の運動会の時、ずっと踊ってました」
さかた校長「うわ~。すごいわ」
こもり教頭「じゃ、ちょっと見つけて、写真撮って送って欲しいな」
ベーコンエッグボリボリ「はい、わかりました!」
こもり教頭「そしたら、校長が判断するから」
さかた校長「いやいや。まぁ実家だからいいかもしれんけど、バレるだろ。でも、いつでも俺の名前出したら、父ちゃん母ちゃんが迎え入れてくれると思うわ」
こもり教頭「ありがとう!」
ベーコンエッグボリボリ「あ、あと1ついいですか? 明善高校に通ってるって言ったんですけど、教えてもらっていた日本史の先生、3年生になってからその先生になったんですけど、授業の時に“お前ら、SCHOOL OF LOCK!って知っとるか? あれに出とる、さかたって校長おるやろうが。あれ、俺の高校の時の友達やんねー”って言われたんですよ」
さかた校長「おぉ!!! カワシマ先生か?」
ベーコンエッグボリボリ「はい」
さかた校長「俺の地元の親友やん!」
こもり教頭「へ~!」
ベーコンエッグボリボリ「それからその話、何回か出てきたので」
さかた校長「ありがとな! 俺ちょっと感動してるわ。俺、高校の時、そいつとクラス一緒で、今も仲良いけど。高3の時、そいつと漫才したんよ」
こもり教頭「えぇ!」
ベーコンエッグボリボリ「その話もしてました」
さかた校長「おいおい、つながるな~」
こもり教頭「それはすごいね。いいなぁ~」
さかた校長「“ありがとう”って、俺がベーコンエッグボリボリに伝えたいんだけど」
ベーコンエッグボリボリ「こちらこそありがとうございます(笑)」
さかた校長「すごいな! つながってる感じがして、めちゃめちゃ嬉しいよ。ウチで良かったら、いつでも行ってくれ。ヒトシ先生に聞いたら、余裕でわかるし」
ベーコンエッグボリボリ「わかりました。聞いてみます」
さかた校長「だって、裏のセロリのビニールハウスで練習してたからね」
ベーコンエッグボリボリ「はい」
こもり教頭「ベーコンエッグボリボリも是非、校長の家を拝みに行って、パワーはもらって欲しいんだけど、一応、聖地だから」
さかた校長「そうだな、一応ネットに住所あげるとかはナシにしてくれ(笑)」
ベーコンエッグボリボリ「はい、わかりました」
さかた校長「でも、全然行っていいからね。俺の母ちゃん父ちゃんとかはウェルカムだと思うから」
こもり教頭「セロリは?」
さかた校長「セロリもいくらでも持って帰っていい」
こもり教頭・ベーコンエッグボリボリ「(笑)」
さかた校長「今シーズンだから、マジでいくらでも持っていっていい」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「でも、また来年、受験勝負の年になるからね」
ベーコンエッグボリボリ「はい。頑張ります!」
さかた校長「この1年めちゃめちゃ頑張るように、俺からも念を送っておくわ!」
こもり教頭「うん」
ベーコンエッグボリボリ「ありがとうございます!」
さかた校長「うん。頑張って!」
こもり教頭「頑張れよ!」
ベーコンエッグボリボリ「はい!」
さかた校長「みやま尽くしだったな~」
こもり教頭「みやまドリーム起きましたね」
さかた校長「電話がかかってこない場合は、かかってくるまで俺と教頭でフリートークをしていかなきゃいけないわけなんだけど…」

さかた校長「いやいや、作るなって(笑) 作らなくても本当にすぐ特定出来るんだよ」
こもり教頭「しかも、校長って結構特定されがちだよね? 歴代の校長が特定されてますから」
さかた校長「でも、地元の名産だから、結構セロリ農家の人たちがテレビとかで普通に特集されてるのよ。だからある程度はバレてるんだよね。
で、昨日、兄ちゃんがNHKに出たんだけど。普通に年1~2回ぐらい出てるんだよね。セロリ農家特集で近所の人たちが持ち回りみたいな感じで出てるんだよね。だから、ベーコンエッグボリボリもわかるんだよね」
こもり教頭「へー、すごい。校長は逆に何が特定されてないの? 体重も年齢もバレてる。彼女さんバレてる」
さかた校長「もうバレてるよね」
こもり教頭「で、(住んでるマンションの)カサグランデもバレてる」
さかた校長「バレてるね」
こもり教頭「実家もバレたでしょ」
さかた校長「バレたね」
こもり教頭「あと何だろうね? いよいよ電話番号とか?」
さかた校長「え! リアル電話番号ってこと? それは5年後10年後ぐらいにしよ。もう最終だから(笑)」
こもり教頭「(笑) わかった、じゃLINEのID」
さかた校長「バカじゃないの。ダメだって」
こもり教頭「どっちがヤバい? 電話とLINE」
さかた校長「電話番号だろ!」
<prrr…>
さかた校長「え! あ、俺の電話が鳴ったのかと思ったわ!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「いこういこう!」
ゆうちゃぴ♡ 滋賀県 12歳 女性
さかた校長「12歳! 学年は?」
こもり教頭「小6?」
ゆうちゃぴ♡「小6です」
こもり教頭「ごめん、俺が先に言っちゃった」
ゆうちゃぴ♡「大丈夫です」
さかた校長「この時間大丈夫? 眠くないの?」
ゆうちゃぴ♡「眠くないです」
さかた校長「嬉しいね」
こもり教頭「良かった~。念じたの?」
ゆうちゃぴ♡「念じました」
こもり教頭「どんなお話します?」
ゆうちゃぴ♡「今日は、さかた校長とこもり教頭と、しりとりをしたいと思っています」
さかた校長「(笑) 前もしりとりしたことあったね」
こもり教頭「俺らなかなか強いぞ」
さかた校長「なんでしりとりしたいの?」
ゆうちゃぴ♡「私は毎日パパときょうだいと一緒にお風呂に入ってるんですけど、その時に4人でしりとりとしてるんです。それで今日は食べ物しりとりとか生き物しりとりとか、毎日盛り上がっているので」
さかた校長「仲良いね」
こもり教頭「ルールがあるんだ。縛りがあるというか」
ゆうちゃぴ♡「はい」
さかた校長「じゃ、今日は3人で何しりとりする?」
ゆうちゃぴ♡「今日は日本の曲しりとりをしようと思ってます」
さかた校長「曲名のしりとりね?」
ゆうちゃぴ♡「そういうことです」
さかた校長「OK。じゃ順番どうしようか。ゆうちゃぴ♡から行く? ゆうちゃぴ♡→教頭→校長の順で行こうか」
ゆうちゃぴ♡「わかりました」
さかた校長「じゃ、何でもいいよ」
ゆうちゃぴ♡「『雨のち晴れ』」
こもり教頭「あ、1個出てるんだけど、これを言っちゃダメだな」
さかた校長「ダメな曲名とかあるか?」
こもり教頭「しりとりが終わっちゃう」
さかた校長「あ~」
こもり教頭「れ、れ、れ、れ、れ…」
さかた校長「はい、5、4、3、2」
こもり教頭「れ!」
さかた校長「(そんな曲名)ないない!」
こもり教頭「レレレのテーマ!」
さかた校長「これ審議じゃない? レレレのテーマとか言ってるだけど」
ゆうちゃぴ♡「…どうしましょ?」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「レレレのテーマ、あるじゃん!」
さかた校長「せっかく、ゆうちゃぴ♡からのキラーパスが来たのに!」
こもり教頭「レレレのレ!」
さかた校長「それは口ぐせだから!」
こもり教頭「歌があるのよ!」
さかた校長「ホントか! 早急に調べるぞ! まぁいいか。じゃ、レレレのテーマね」
こもり教頭「ま! …5、4、3、2、1、どん!」
さかた校長「ま、ま、枕投げの夜」
こもり教頭「ほら、絶対ないって」
さかた校長「ごめん、ゆうちゃぴ♡ 今から正式に土下座しようか。エア土下座したいくらい、俺たち弱すぎたわ」
ゆうちゃぴ♡「もう1回最初からやりましょう!」
さかた校長「ありがとう!」
こもり教頭「じゃ、次は校長から行こうか」
さかた校長「じゃ、『炎(ほむら)』の“ら”」
ゆうちゃぴ♡「じゃ、ヒゲダンの『ラストソング』って曲」
さかた校長「いいね~」
こもり教頭「マジか! グ、グ、グ、グ、」
さかた校長「じゃ、グかクにしようか。濁点取って」
ゆうちゃぴ♡「わかりました」
こもり教頭「どっちでもいいんだね。『クリスマスイヴ』」
さかた校長「じゃ、ブかフ?」
こもり教頭「いや、ヴかウ」
さかた校長「ウの方か! う、う、『歌うたいのバラッド』!」
こもり教頭「お!」
さかた校長「斉藤和義。トかド」
ゆうちゃぴ♡「じゃドで、優里さんの『ドライフラワー』」
さかた校長「早いな」
こもり教頭「うまいな~ 」
さかた校長「じゃ、ワです」
ゆうちゃぴ♡「ワでお願いします」
こもり教頭「ワね。ワ、ワ、ワ、ワ、ワ?」
さかた校長「そのレレレのシステム導入でつなぐのやめてくれない」
こもり教頭「(笑) あ、『WAになっておどろう』!」
さかた校長「V6ね。ウ!」
こもり教頭「また、ウ(笑)」
さかた校長「ウ攻めすんなって!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「ウ、ウ~、ウ、『ultra soul』! B'z先生の。じゃ、ル」
ゆうちゃぴ♡「ル、ル…ルルルのルってナシですか?」
さかた校長「ルルルのルはたぶん…アリかなぁ」
こもり教頭「アリなの?(笑)」
さかた校長「うん、モーツァルトか誰かが作ってなかったっけ?」
こもり教頭「あ、そう。じゃ、ルルルのルにする?」
さかた校長「じゃ、教頭、ルで」
こもり教頭「ル、ル…ルンルンルン。あ、ダメだ」
さかた校長「ンが付いてるので、しりとりとして終了~ シンプルにザコかったんだけど」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「ゆうちゃぴ♡、さすがだわ!」
こもり教頭「すごいわ」
ゆうちゃぴ♡「やったぁ!」
さかた校長「強い! 毎日やってるだけあるわ」
ゆうちゃぴ♡「ありがとうございます」
さかた校長「ちょっと俺と教頭、弱過ぎたから鍛えておくわ」
こもり教頭「またやろうね!」
ゆうちゃぴ♡「わかりました。またやりましょう!」
さかた校長「ありがとう!」
こもり教頭「バイバーイ!」
ゆうちゃぴ♡「ありがとうございました!」
♪ ultra soul / B’z
さかた校長「やっぱ『ultra soul』は気持ちいいね」
こもり教頭「今日は念を送っての電話だから、いつもとタイミングも違うじゃない」
さかた校長「しかも、何を話してくるかもわからないし、俺たちも新鮮で楽しいね」
こもり教頭「ワクワクするよね」
<prrr…>
ごっつんこパンダ 東京都 15歳 女性
さかた校長「学年は?」
ごっつんこパンダ「中3です」
さかた校長「受験はどうだったの?」
ごっつんこパンダ「終わりました。結果は合格です」
さかた校長「良かった! おめでとう!」
ごっつんこパンダ「ありがとうございます」
こもり教頭「よく頑張った」
さかた校長「卒業式はまだか?」
ごっつんこパンダ「まだです。来週です」
さかた校長「そうか。で、念じてくれたんだけど、話したいことがあるの?」
ごっつんこパンダ「あります。私はサザンオールスターズが大好きなんですけど、サザンを校長と教頭と語り尽くしたいでと思います」
さかた校長「校長と教頭とサザンをね。でも、なんでサザン好きなの?」
ごっつんこパンダ「お父さんが好きで、小さい頃からずっと車の中で聴いてて、それで好きになって、今までライブにも4回ほど行かせていただいて」
さかた校長「すごいね!」
こもり教頭「ライブ4回も行ってるの?」
さかた校長「俺、2年ぐらい前の西武ドームに行ったのよ」
ごっつんこパンダ「お!」
こもり教頭「あ、言ってましたね」
さかた校長「ドームツアーは行ってないの?」
ごっつんこパンダ「行きました!」
さかた校長「あ、行った」
ごっつんこパンダ「東京ドームです」
さかた校長「東京ドーム! いいね~!
俺、東京ドームも行きたかったんだけど、スケジュール的に西武ドームの方に行ったんだよね。マジで『勝手にシンドバッド』を生で聴いた時、すごくなかった?」

ごっつんこパンダ「もうホントにヤバいです(笑)」
さかた校長「コレ、お父さんめちゃくちゃ嬉しいと思うぞ。家族連れで来る人も多いからね」
ごっつんこパンダ「はい」
さかた校長「ちなみに、何が一番好きなの?」
ごっつんこパンダ「『希望の轍』です」
さかた校長「うわ~希望の轍! めちゃくちゃいいよね」
ごっつんこパンダ「はい」
さかた校長「名曲だわ!」
ごっつんこパンダ「イントロが」
こもり教頭「そうだね。でも、これは何かエピソードだったり、この曲に助けられた瞬間とかあるの?」
ごっつんこパンダ「あります。学校で凹む時とか辛い時とかに聴くと、本当に元気が出て、日本一だと思います、このイントロ」
こもり教頭「そうね」
さかた校長「ワクワクするよなぁ~」
ごっつんこパンダ「はい」
さかた校長「俺は何だろうなぁ…。『みんなのうた』かな」
ごっつんこパンダ「あ! いい! ライブで盛り上がりますね」
さかた校長「盛り上がるよね。バラードも好きだから」
こもり教頭「バラードもいいよね」
ごっつんこパンダ「はい」
さかた校長「あれ、教頭、さっきから全然。体揺らしてるだけなんだけど」
ごっつんこパンダ「(笑)」
こもり教頭「いやいや、サザン先生もちろん聴いてるし、中学時代とか。好きな曲とかもあるんだけど、俺はライブに行ったことがないから」
さかた校長「行かなくてもいいよ。その想いさえあれば」
こもり教頭「俺は人生でサザンの曲で聴いたのは『真夏の果実』(笑)」
ごっつんこパンダ「(笑)」
こもり教頭「これは中学の時、一生聴いてたね」
さかた校長「いやいや、ませ過ぎてるって」
ごっつんこパンダ「(笑)」
こもり教頭「なんで『真夏の果実』だったかって、俺、初めて聴いたの、EXILE先生のカバーだったのよ」
さかた校長「あ~」
こもり教頭「EXILE先生がカバーして、それがアルバムに入って、“何だ、この曲カッコいー!”で、調べたら、サザン先生の曲ってわかって、本家を聴いた時に“渋くてカッコいい!”って。で、中学の時に好きだった女の子のことを想いながら、ダンスのスクールに行くバスの中で揺られながら聴いてたわけよ。新宿駅から代々木駅のところだったんだけど、中学1年生の頃だったかな」

さかた校長「中1の恋模様で『真夏の果実』は渋いね~」
こもり教頭「でも、この中で、歌詞で“soul”ってワードも出て来るじゃん」
ごっつんこパンダ「あぁ~」
こもり教頭「本当に好き過ぎて、“soul”ってメアドにしてたもんね」
さかた校長・ごっつんこパンダ「(笑)」
さかた校長「みんなあの頃、メアドに好きな曲のタイトルとか入れてたもんな(笑)」
こもり教頭「loveandsoulhayato0613@とかだったかな?」
さかた校長「シンプル中学生だなぁ。みんなそんな感じだったわ」
こもり教頭・ごっつんこパンダ「(笑)」
<~『真夏の果実』のサビをみんなで歌って~>
さかた校長「ごっつんこパンダ、ありがとう! まさかこんなに一緒で、みんなで『真夏の果実』を歌える日が来るとは」
こもり教頭・ごっつんこパンダ「(笑)」
さかた校長「いつかサザン先生のライブでも一緒になりたいね」
こもり教頭「歌いたいね!」
ごっつんこパンダ「なりたいです」
さかた校長「その時は、お父さんにも挨拶させて欲しいわ」
こもり教頭「確かに(笑)」
ごっつんこパンダ「(笑)」
さかた校長「ありがとう!」
こもり教頭「ありがとね!」
ごっつんこパンダ「はい!」
♪ 希望の轍 / サザンオールスターズ
さかた校長「すごい!」
こもり教頭「最高だね!」
さかた校長「思ってもみない三連発で、すごく心がドキドキと揺さぶられてますよ」
こもり教頭「何か全国にあんな歌声を届けられる日が来るとは思ってなかった」
さかた校長「あんなに歌うの恥ずかしいとか言って、1年近く頑なに歌わなかったのに、むっちゃ歌ってたやん」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「俺もテンション上がって歌っちゃったしな。全く何もない状態でサビ歌えるってサザン先生偉大だわ!」
こもり教頭「すごいよね。ごっつんこパンダも歌ってくれて嬉しかったな~」
<prrr…>
さかた校長「来たね!」
月とピエロ 石川県 15歳 女性
さかた校長「学年は?」
月とピエロ「中学3年生です」
さかた校長「受験は?」
月とピエロ「終わりました、今日」
さかた校長「今日か! お疲れ!」
月とピエロ「ありがとうございます」
さかた校長「じゃまだ合否はわからないか」
月とピエロ「はい」
こもり教頭「願おう! 大丈夫だよ」
月とピエロ「ありがとうございます」
さかた校長「いい結果が出ることを祈る! そして、念じてくれてありがとう!」
月とピエロ「はい」
さかた校長「何を話そうか?」
月とピエロ「さっきの生徒さんが音楽の話を話していたので、私も好きなバンドについて話したくて念じました」
さかた校長「何?」
月とピエロ「好きなアーティストさんがいるんですけど、半年前ぐらいから気になってた男の子も同じアーティストさんが好きって最近知りました」
こもり教頭「ほぅ!」
さかた校長「何てアーティストなの?」
月とピエロ「アジカン先生です」
さかた校長「おぉ!」
こもり教頭「来たー!」
さかた校長「渋いね! いいね! アジカン先生で共通って。あれ、サザン先生の時とノリが違う。エアギターやってるやん! おい隼!」
月とピエロ「(笑)」
こもり教頭「テンションが違うのは申し訳ない。サザン先生大好きだけど、ルーツはアジカン先生にあるから」
さかた校長「ちょうど学生時代だからね。逆に、月とピエロは何でアジカン先生好きになったの?」
月とピエロ「小学生の時にたまたま聴いて、気になるなぁと思って、YouTubeで調べて、アジカン先生が好きです」
さかた校長「曲は何が一番好きなの?」
月とピエロ「『君の街まで』と『新世紀のラブソング』です」
こもり教頭「『新世紀のラブソング』、俺も大好き!」
さかた校長「最高や! ちょっと待って、俺と同級生じゃないよな。趣味が合いすぎるな」
月とピエロ「(笑)」
こもり教頭「でも、これが面白いのよ。俺と校長も同級生じゃないじゃん。8つ違ってて」
さかた校長「月とピエロなんて、18歳違うからね」
月とピエロ「(笑)」
さかた校長「それでこの共通の音楽で一緒に高鳴ってる」
こもり教頭「そうだよね。俺『新世紀のラブソング』は2日に1回聴いてるもん!」
さかた校長「またちょっと違う感じでいいよね。で、好きな男の子はアジカン先生で盛り上がるの?」
月とピエロ「まだ話したことがなくて、今週の月曜日に担任の先生から“あの子、アジカン好きらしいよ”って聞いて、“え! もっと前から話したかったなぁ”って」
こもり教頭「そうだね」
さかた校長「すごく気が合うと思うよ。音楽の趣味がここまで合致するってなかなかない、奇跡的な運命的なことだから」
こもり教頭「そう。ないから」
月とピエロ「はい」
こもり教頭「その気になる子とアジカン先生はしたいの?」
月とピエロ「はい。してみたいです」
こもり教頭「よし! じゃ話しちゃおう!」
さかた校長「クラスは?」
月とピエロ「同じです」
こもり教頭「よっしゃ!」
さかた校長「じゃもう話せる勇気さえあればいけるってこと?」
月とピエロ「はい」
こもり教頭「何でも話せるじゃん。“アジカン先生好きなんだよね?”“アジカン先生、何で好きになったの?”って入り口でもおかしくないし、“私もアジカン先生好きなんだよね。好きな曲何?”でもいけるし」
月とピエロ「はい」
さかた校長「もう純粋に聞きたいよな。何なら先生が教えてくれたから、先生も一緒に話してもいいし」
こもり教頭「そうだね」
月とピエロ「はい」
さかた校長「でも、同じクラスでも中3だから、もしかして卒業したら?」
月とピエロ「会えなくなります」
こもり教頭「それは会えなくなる前に絶対伝えた方がいい。好きとかじゃなくても、アジカン先生の共通のことでいいと思うよ」
月とピエロ「はい」
さかた校長「卒業式はいつなの?」
月とピエロ「今週の土曜日です」
さかた校長「土曜!? じゃ、もう明日明後日だ!」
月とピエロ「はい」
さかた校長「いけるっしょ?」
月とピエロ「いや、ちょっと…」
こもり教頭「勇気が出ない?」
月とピエロ「はい」
さかた校長「“アジアン…”だけ言える? 4文字言えたら、いける気がするんだよね」
こもり教頭「いや…」
さかた校長「で、先生に振ってもらって、その子が“カンフージェネレーション”って言ってくれたらハイタッチできる気がするんだけどな」
月とピエロ「その子とは、あまり喋る機会がなくて。前は隣の席だったんですけど、席替えして遠くになっちゃって」
さかた校長「いやいや、もう卒業で会えなくなるのなら」
こもり教頭「それと逆に、話す機会がないがゆえに、急にその角度から来た方が、向こうは“お!”ってなるだから、チャンスではあると思う」
月とピエロ「はい」
さかた校長「同じものを好きになってるんだから言えるよ。もし“え?”って言われたら、“ワケわからない兄ちゃん2人に、けしかけられたんだけど…”って言っていいからさ」

月とピエロ「はい、わかりました(笑)」
さかた校長「めちゃめちゃ祈ってるわ。念じるわ!」
月とピエロ「ありがとうございます」
さかた校長「ぶつけろ! 念一発だ!」
こもり教頭「そう! 行け! いけるよ! 俺を信じろ!」
月とピエロ「はい、頑張ります!」
さかた校長「頑張れ! アジカン先生が背中を押してくれるぞ!」
月とピエロ「ありがとうございます!」
♪ 君の街まで / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり教頭「好きなものを共有出来るって、さっき校長が言ってたけど、ここまで趣味が合うってすごいことだと思うんですよ」
さかた校長「そうよ。世代とか時を超えるし」
こもり教頭「だから、RN 月とピエロも勇気が出ないって思うかもしれないけど、本当にその一歩を踏み出すだけで、違う景色が広がるかもしれないから、是非チャレンジして欲しい」
さかた校長「頑張れ! 大丈夫だぞ!」
さかた校長「そして、掲示板で“念じてるんですけど、全然電話出られないっす!”って生徒がたくさんいるんだけど」
こもり教頭「念って混雑するの?」
さかた校長「今、非常に複雑に絡み合ってるね」
こもり教頭「混線するんだ」
さかた校長「混線してるから」
<ユリ・ゲラー「さぁ、念の込めて、信じ切ろう。大きな空に何かが起こるように、念ずるだけだ…」>
さかた校長「こわいこわい! スプーンを曲げる第一人者ユリ・ゲラー先生!」
こもり教頭「念じるだけなんだってよ」
さかた校長「俺らはスプーンを曲げたいわけじゃないんですよ、ユリ・ゲラー先生!」
こもり教頭「生徒! 念じて来い!」
<ユリ・ゲラー>
さかた校長「ユリ・ゲラー先生じゃないんですよ!」
こもり教頭「違うんですよ!」
さかた校長「スプーン曲げたくないんですよ! 生徒のみんな、何かを話したいと思う強い念!」
こもり教頭「来い!」
さかた校長「君たちの念が来ないと電話が来ない!」
<ユリ・ゲラー>
さかた校長「あ、またユリ・ゲラーになっちゃうんだって!」
こもり教頭「何で、ユリ・ゲラー先生だけ、こんなに念が強いのよ!」
さかた校長「生徒のみんな、早く!」
こもり教頭「何で来ないんだ(笑)」
さかた校長「あれだけ10時台話せたのにさ」
こもり教頭「じゃ、フリートークする? 来るまでフリートーク!」
さかた校長「最近どう?」
こもり教頭「今日、くしゃみと鼻水がすごくて、ここに来るまで」
さかた校長「じゃ、花粉じゃない?」
こもり教頭「今日、なったのかな?」
さかた校長「マジで突然、花粉症は突然くるぞ」
こもり教頭「すごいくしゃみと鼻水が来るの。正直、生放送中もめちゃくちゃ出てる」
さかた校長「マジで花粉症じゃない?」
こもり教頭「いや、違う!」
さかた校長「俺の知り合いの人は花粉症がひどいから、注射を打ったのね。そしたら、1年ぱったり花粉症がなくなったんだけど、その1年間なくなるぐらい注射が痛いんだって」
こもり教頭「あ~なるほどね~」
さかた校長「だから2年目はやりたくないって言ってた」
<ジリリリリ…!>
こもり教頭「黒電話が…あれ、まさかの念でワン切り?」
さかた校長「あれ、聞こえたよな。昔の黒電話のジリリリって。気のせいか?
ちょっと生徒の君たち、念を頼むよ。じゃないと、かかってこないから、俺たちのこの花粉症のトークだったりが」
こもり教頭「いや、次は違うトークテーマにするよ!」
さかた校長「お、すごく変な意気込みと角度を感じたんですけど…」
<ジリリリリ…!>
ハルキスト 北海道 17歳 男性
さかた校長「17歳。学年は?」
ハルキスト「高校2年生です」
さかた校長「お、来た!」
こもり教頭「行くぞ! 中2、高2は…」
ハルキスト「で、僕のやりたいことなんですけど」
こもり教頭「おっと(笑)」
ハルキスト「このコールをさかた校長とこもり教頭とやりたいなと思って、電話したんです」
こもり教頭「ちょっと待って、こんな涙案件ある?
俺、正直“当たって砕けろ”のこれ、もうそろそろダメかなって思ってたの」
さかた校長「なんか自信をなくす瞬間はちょいちょい見させていただきましたけど」
こもり教頭「一緒にやりたいと思ってくれてるの?」
ハルキスト「はい!」
さかた校長「ハルキストはいつから聴いてくれてる?」
ハルキスト「去年の秋からです」
さかた校長「じゃ、このくだりは存在してたわけだからね」
こもり教頭「さかた校長こもり教頭世代だ」
ハルキスト「はい」
さかた校長「聴くようになったきっかけはあるの?」
ハルキスト「実は北海道の他局の方を専門で聴いてたんですよね。で、秋って改編があるじゃないですか。そこで僕の好きな番組が結構なくなってしまって“あれ、何のためにラジオ聴いてるんだろう?”って迷走時期に入ってしまって」
さかた校長「そんな時期があったのか」
こもり教頭「なるほど」
ハルキスト「で、ラジオを何聴こうかなって、あちこち付けてたら、ここに辿り着いたっていう(笑)」
さかた校長「嬉しいね~ そこからずっと聴いてくれてたんだ?」
ハルキスト「そうですね」
さかた校長「じゃ、自分がアタクダ世代で、このコールを聴いた時は”お!”って思った?」
ハルキスト「“なんそれ!”って思いましたよ」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「嬉し!」
ハルキスト「“2年生だけ出来るの? なにそれ?”って」
さかた校長「しかも、もうこの時期だからね」
ハルキスト「あと3週間後には3年生になっちゃうんで」
こもり教頭「滑り込み~」
さかた校長「間に合った~」
ハルキスト「間に合いました(笑)」
さかた校長「じゃ、節目の高3おめでとうも込みで、元気よく行きますか!」
こもり教頭「中2、高2は当たって!」
ハルキスト・さかた校長「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
ハルキスト・さかた校長「おー!!!」
こもり教頭「良く言った!」
ハルキスト「やったー!!!」
こもり教頭「ありがとな!」
ハルキスト「こちらこそありがとうございます!」
さかた校長「素晴らしいコールでした!」
ハルキスト「むっちゃ元気出ました(笑)」
こもり教頭「こっちも元気出たよ」

さかた校長「教頭が最近、自信なくしてたのよ」
ハルキスト「良かったです。これからも自信持って、コール続けてください(泣)」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「今日のこの想いは俺がつなげていくよ!」
ハルキスト「頑張ってください! 応援してます!(泣)」
こもり教頭「ありがとな!」
さかた校長「涙ながらのお願いやん(笑)」
こもり教頭「これは俺も涙よ」
ハルキスト「(笑)」
こもり教頭「こうやってバトンはつながれていくんだよ」
さかた校長「嬉しいね。ありがとね!」
ハルキスト「ありがとうございました!」
こもり教頭「うん、もう使えなくなってるはずなんだよね」
さかた校長「loveandsoulhayato0613@~?(笑)
アタクダ世代も“言いたい!”って生徒がいたけど、他にもいると思うのよ。あと2~3週間で、中2高2が終わるって生徒たちはこの期間しかチャンスがないんだから」
こもり教頭「中2の子はまた高2があるけど、高2はね」
さかた校長「もう戻ってこないから」
こもり教頭「そうだね」
さかた校長「これ、中2高2限定アタクダ世代逆電、やっちゃっていいんじゃない?」
こもり教頭「いるか?」
さかた校長「いるでしょ!」
こもり教頭「あ、やりたいって意思よりも、進級するのをお祝いする気持ちでアタクダをやろう、ってハードル下げ過ぎ?」
さかた校長「自信ないね(笑) 1年やってきてんのよ!」
こもり教頭「1年やったから自信ないの!(笑)」
さかた校長「あなたた言ったのよ。“当たって砕けろ!”って!」
こもり教頭「俺が言ったよ。だから自信ないの!」
さかた校長「当たる前から…」
<prrr…>
こもり教頭「ありがとう!」
さかた校長「これ、アタクダ世代か?」
こもり教頭「違うね」
さや 千葉県 17歳 女性
さかた校長「年齢を聞いてもいいか?」
こもり教頭「(ハァハァ)」
さや「17歳の高校2年生です」
さかた校長・こもり教頭「来たーー!!!」
さや「(笑)」
こもり教頭「よっしゃ行くぞ! 中2、高2は当たって!」
さや「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
さや「おー!!!」
こもり教頭「よく言ったー!」
さや「(笑)」
さかた校長「これを奇跡と言わずに何と言おうか」
こもり教頭「ありがとな!」
さかた校長「言いたかったよね?」
さや「めちゃくちゃ言いたかったです」
こもり教頭「ホントか!?」
さや「めちゃくちゃ念じてました」
さかた校長「ほら、めちゃくちゃ念じて念じてで、こういうことになっちゃうから。張本人、教頭が念じてくださいよ」
さや「(笑)」
こもり教頭「え、俺、自信持っていいのかなぁ?」
さかた校長「いいでしょ! 作った人なんだよ」
さや「(笑)」
こもり教頭「自信持ってもいい?」
さや「はい、ぜひ!」
こもり教頭「ホントに!?」
さや「はい!」
さかた校長「弱気過ぎるだろ!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「こんなに中2高2の生徒がみんな喜んで念じてさ」
こもり教頭「もう1回だけ聞くけど、自信持っていい?」
さや「はい!!」
こもり教頭「よし、じゃ頑張るわ」
さかた校長「1回、教頭が砕けた方がいいんじゃないか?(笑)」
こもり教頭・さや「(笑)」
こもり教頭「でも、ありがとう!」
さや「はい」
こもり教頭「でも、何を話そうか?」
さかた校長「うん。何を話したいの?」
さや「実は私、プロレスが大好きで。私が小学2年生の時、親の知り合いにたまたまレスラーがいまして、それきっかけと、小橋建太さんの引退試合を見させていただいて」
さかた校長「すごい!」
さや「はい。それが影響されて、プロレスを見に行くようになって、小学4年生の時に女子プロレスを見に行ったんですけど、その時、私の1つ上の方がたまたまレスラーをやっていて」
さかた校長「高校3年生で?」
さや「いや、私が4年生だったので、小学5年生の時にもう始めてる子がいて」
こもり教頭「早いね」
さかた校長「え! すごっ!」
さや「で、誘われて、私も1回レスラーを本当に目指してて」
さかた校長「目指してたんだ?」
さや「はい。でも、今は介護福祉士を目指してるんですけど、プロレス観戦は趣味にして」
さかた校長「すごいね」
こもり教頭「でも、いいことだよね。自分の知ってるものをそのまま切るんじゃなくて、趣味に出来るって豊かになるって俺は思うタイプだから」
さや「あ、本当ですか」
こもり教頭「すごくいいと思う」
さや「ありがとうございます」
さかた校長「しかも、その年代でプロレス好きな子って周りにあんまりいないんでじゃない?」
さや「全然いなくて。私、同世代と会ったことがなくて」
さかた校長「俺よりちょっと上がプロレスブームだったからね。今の40代ぐらいがドンピシャ世代だから」
さや「そう。親の世代がドンピシャで」
こもり教頭「そっか」
さかた校長「プロレスのどういうところが好きなの?」
さや「元気がなくても、試合を見て元気をもらったり、選手たちの一生懸命戦ってる姿を見て、すごく励まされたりするので、そこが大好きです」
さかた校長「いいね~。俺も知り合いの先輩がDDT(DDTプロレス)にいるから」
さや「え、そうなんですか! 今、DDTに私の推してる選手が2人いて、片方は親の知り合いなんですよ」
さかた校長「プロレスラーの知り合いが多過ぎない?(笑)」
さや「(笑)」
こもり教頭「俺も、引退してるけど、女子プロレスラーの知り合いいるよ。北斗晶さんの先輩」
さかた校長「北斗晶さんの先輩ってスーパーレジェンドじゃない(笑)」
さや「すごい!(笑)」
こもり教頭「そう! 言っていいのかな、ジャンボ原さんって方なんだけど」
さや「あ、知らないです」
さかた校長「え、ジャンボ鶴田じゃなくて?」
こもり教頭「それは違う」
さや「(笑)」
こもり教頭「俺も、プロレスとか関係なく出会った人で、“ジャンボさん”って呼ばれてるから、“何でジャンボなんですか?”って聞いたら、ジャンボ原ってリングネームでやってたんだって」
さかた校長「へ~。でも、さやの知り合いにレスラーが多いのは何か理由があるの?」
さや「知り合いというか友達にも2人いて、それは元々プロレスのファン同士で仲良くて、今は、JUST TAP OUTって団体で2人はデビューしてるんですけど」
さかた校長「好きな選手は誰なの?」
さや「3人いて、今フリーで活動してる岡田佑介選手と、JUST TAP OUTの女子の稲葉ともか選手とrhythm選手を推しています」
さかた校長「すごい! ガッツリ好きだな」
さや「もう大好きです」
さかた校長「でも、今は新しい夢を持ってるんだもんね?」
さや「はい。そうですね」
こもり教頭「新しい夢を持っても、自分が根底に持ってたプロレスの夢から今でもエネルギーもらうわけでしょ?」
さや「もらいますね」
こもり教頭「そういうのってエンターテイメントってすごいなって思う」
さや「はい」
さかた校長「あと、プロレスってみんなレスラーの人たち優しいよな」
さや「すごく優しいです」
さかた校長「普段ももちろん優しいけど、リングの上でもプロレスラーの美学は技を全部受けるってのが素晴らしいよね」
さや「もうカッコいいですよね」
さかた校長「でも、SCHOOL OF LOCK!の生徒に、プロレス好きいると思うぞ」
さや「いて欲しいです!」
さかた校長「プロレス好き、じゃんじゃん書き込んで欲しいね。さやは猪木さんの“1、2、3、ダァー!”みたいな好きなコールはない?」
さや「好きなコールですか」
さかた校長「せっかくだから、最後に一緒にやって元気出したいな」
さや「好きなコールはないんですけど、それで悩み事があって。プロレス好きってことをなかなか言えなくて。その理由が中学の時に練習にも通ってて、プロレス好きってことを周りに言ったら、いじめまではいかないんですけど、すごくいじられちゃって。“女子がやるものじゃない”とか言われて、批判が殺到しちゃって。
だからどうすれば周りに上手く魅力とか、好きな人を増やせるのかなぁってのを、お2人からアドバイスをもらいたくて」
こもり教頭「でも、自分がすごく好きなものなんでしょ?」
さや「そうですね」
こもり教頭「だったら、いじられ続けたほうがおいしくない? だって、それで興味持ってもらえてるわけじゃない」
さや「あー、なるほど」
こもり教頭「俺が小学校でダンス始めた時も、三重県の村でダンスやるわって言った時、“ダンスなんてやって、どうするの?”とか、めちゃくちゃ言われてたし」
さや「批判されてたんですね?」
こもり教頭「最初はすごく言われてたよ。で、社会人の大人たちが集まるところに小学4年生で乗り込んでやってたりとかしてて。
で、ダンスが主流じゃなかったから、“なんでダンスなの?”“俺、EXILE好きなんだよね”ってことを言ってたら、周りがどんどん“じゃ俺もダンスやってみようかな”って子が出てきたりとか」
さや「あぁ~」
こもり教頭「やっぱ最初はずっといじられてたけど、いじられるって注目を浴びてるってことだから、それを武器にしちゃうのがいいと思うな」

さや「なるほど~」
さかた校長「あと、知らな過ぎるからそう言うだけで、俺も初めて行って“あ、めちゃくちゃ面白い。テレビとかと全然違うわ”ってなったからね。さやがどんどん面白さを教えて欲しいし、今、書き込みが」
さや「あ~、新日本!」
さかた校長「新日! もう1・4(1月4日の東京ドーム大会)見に行っちゃってるから」
さや「すごい!」
さかた校長「だから、全然いるんだよ」
さや「探せばいますね」
こもり教頭「そうそう」
さかた校長「同年代じゃなくても、世代を超えるのがいいんだから。全然胸張って、自信持っていいよ」
さや「はい! 胸張って、みんなに自慢します」
さかた校長「じゃ気合い入れに“1、2、3、ダァー”やっとくか!」
さや「はい(笑)」
さかた校長「じゃ行くよ!」
さかた校長・こもり教頭・さや「1、2、3、ダァー!!!」
こもり教頭「ありがとう!」
さかた校長「またね!」
さや「ありがとうございます!」
♪ INOKI BOM-BA-YE-FINAL MIX- / 1.2.3.DA!
今日の黒板

『ユリゲラー』
<prrr…>
時をかけた少女 埼玉県 14歳 女性
さかた校長「14歳ってことは、学年は?」
時をかけた少女「ってことは! 中2です!」
こもり教頭「中2、高2は当たって!」
時をかけた少女「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
時をかけた少女「おー!!!」
こもり教頭「よく言った!」
時をかけた少女「イエーイ!!!」
こもり教頭「ありがとな!」
時をかけた少女「ありがとうございます! これやりたかったんですよ!」
こもり教頭「本当か! なんだ今日、教頭が気持ち良くなるがテーマで大丈夫?」
さかた校長「教頭も念じてたんじゃない?」
こもり教頭「いや、俺もずっと念じてたよ」
時をかけた少女「私もずっとやりたくて」
さかた校長「良かったな! 間に合ったな」
時をかけた少女「間に合いました」
さかた校長「念じた?」
さや「めっちゃ念じました」
こもり教頭「嬉しい~」
さかた校長「最後、何か話したいことあるの?」
時をかけた少女「今日は私の大好きな、松田聖子ちゃんの誕生日なので、一緒に祝ってください!」
こもり教頭「あと10分で終わるからね」
さかた校長「じゃ一緒に“聖子ちゃん、おめでとう!”って言おうか?」
時をかけた少女「はい」
さかた校長「じゃ、聖子ちゃん」
さかた校長・こもり教頭・時をかけた少女「おめでとーーー!!!」
♪ あなたに逢いたくて~Missing You~ / 松田聖子
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です!」
こもり教頭「駆け込み念が」
さかた校長「最後、届いたよ。お祝いをしたいという時をかけた少女の念が。
『あなたに逢いたくて』は名曲だよ。俺は母親が歌ってるのを聴いた気もするな。その世代だからね。歌姫、レジェンドですよ」
こもり教頭「念じれば、そこまで届くわけですから」
さかた校長「届く。そして、会えるから。会って、また一緒にアタクダとかを生徒たちと生でやりたいよね」
こもり教頭「そうですね、いつか」
さかた校長「素晴らしく念が届いたけど、今日は届かなかった人も引き続き、念は飛ばしてくれ。俺たちはしっかりアンテナを張って念をキャッチするから」
こもり教頭「そうですね。君たちと話したい」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立!」
さかた校長「最後も、念も込めて行こう!」
こもり教頭「礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日~~~~~!!!!」
♪ 感電 / 米津玄師
さかた校長の放送後記
~道~ この道を行けばどうなるものか迷わず念じよ。 念じればわかるさ。
こもり教頭の放送後記
強い想いは時空をこえる!!
��篆≧�������篋����障����
Music 2021.03.10PLAYLIST
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「1回レスラーを目指した」17歳女子が語るプロレス愛
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」、3月10日(水)は『逆逆電』と題して放送。パーソナリティのさかた校長、こもり教頭と話したいことがあるリスナー7人と電話をつなぎ、それぞれのテーマで会話をしていきました。そのなかから、「プロレスについて話したい」という、17歳の女性リスナーとのやり取りを紹介します。