お久しぶりの掲示板逆電!みんなの話を聞かせて!?

SOL!

今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK! 授業テーマはお久しぶりな気がする!? 我が校のスタンダード授業『掲示板逆電』
最近楽しかった事、みんなに伝えたい事、悩んでいる事、困っている事、最近ハマっているものの話、最近食べて美味しかったもの、などなど
生徒のみんなの話を聞いていきました!

電話を繋いだのは…
中学に進学して始めた吹奏楽部!そこで担当している自分のトロンボーンに可愛い名前をつけて欲しいという【京都府 13歳 ラジオネーム あーちゃん7号】
6月ごろから好きな女の子のタイプは『自分より強い人』、だけどその子がテコンドー アジアレベルの実力者のため告白することを躊躇してしまっているという【兵庫県 15歳 ラジオネーム ama】
歴史の授業でカステラの話が出てきて、カステラが食べたくなったけど、どこにも売ってなくて諦めました…という【東京都 12歳 ラジオネーム あん.】
リーダーを昔から任されることが多いが、他の人たちとどのようなバランスで関わっていくのがベストなのか悩んでいるという【沖縄県 17歳 ラジオネーム 道化師イエロー】の4名!
それぞれの生徒の話を聞いて校長・教頭が楽しくお話ししていきました!

そんな今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます。ぜひ再出席してみて聞いてみてください

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年9月20日(月)PM 10:00 まで

お久しぶりの掲示板逆電!みんなの話を聞かせて!?


SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!


『 書き込み 』

さかた校長「書き込み紹介!」

ワクチン!2かいめえええ
校長の言ってた梨ですが、お母さんに頼んだら高いから駄目って言われたけど、梨スムージ買ってもらったので飲みました!
梨、うまい。
ゆり
女性/12歳/山形県
2021-09-13 18:27


さかた校長「梨ね! スーパーで買ったら高いのよぉ〜」

こもり教頭「今って梨の季節じゃないの?」

さかた校長「もう季節だね。秋、今1番うまいと思うから、やっぱちょっと高いもんなぁ」

こもり教頭「幸水(こうすい)とかだったら…4〜500円?」

さかた校長「1個で4〜500円!? 幸水、ブランドものではあるけれども」

こもり教頭「そうだね〜。(幸水は)梨の種類、中でもいい種類だからね」

さかた校長「そういう時って本当に農家のありがたみを感じるんだよね〜。普通にめちゃめちゃ送ってもらってたの、“こんな何千円もしたんだ!”って。永遠に送ってもらってたあの梨…(笑) そうかぁ、ゆり! 梨スムージーってめちゃくちゃオシャレじゃね? 売ってる!?」

こもり教頭「(笑) そんなに頻繁には見ないよね」

さかた校長「梨スムージーって高そうなんだけど…」

こもり教頭「確かにちょっと高そうだねぇ」

さかた校長「でも良かったね。(ワクチン接種)2回目が終わって水分補給にもいいし、栄養補給にもいいしね。ゆり、お疲れ様!」

こもり教頭「お疲れ様〜」

SOL!



掲示板逆電!
私には気になっている先輩がいます。
その先輩に昨日「おやすみなさい。明日は月曜日ですね」って送ったら、今朝「おはよう!」って送ってくれました!
先輩の方からLINEしてくれるのは初めてだったので今日は嬉しくて一日中テンション上がりっぱなしでした!
もし良かったら聞いてほしいです!
粉milkist
?/14歳/神奈川県
2021-09-13 19:06


さかた校長「おやすみなさいが言える関係値なんだね。1日の終わりに“おやすみなさい”って嬉しくない?」

こもり教頭「そう? “おやすみなさい”って言いやすくない? だって連絡を切れるわけじゃん。だから俺は寂しくなっちゃうけどね。もし、おやすみなさいって向こうから送られてきたら、“そっち?”って、“あぁもう僕とは連絡は終わりですか…”って思っちゃうから(笑)」

さかた校長「俺は嬉しいんだよなぁ。“おはよう”は学校でよくあるやん。あんまり聞かない“こんにちは”とか“こんばんは”、“おやすみなさい”…普段君から、あの子から聞けない挨拶が聞けたっていう嬉しみが。でもそれが先輩から返って来たってことでしょ〜? いいねぇ、(連絡)続くんじゃない?」

こもり教頭「もしかしたら先輩も俺とおんなじだったのかもしんない! “え…終わりなの? 俺達のLINEは”ってなって、モヤモヤして、『おはよう』って(返事に)なったんじゃない?」

さかた校長「じゃあこれに、おはようと返さずもう一発“おやすみなさい”って返して、永遠にリレーしてもらって…(笑) 育んで欲しいですけどねぇ」

こもり教頭「それはカオス過ぎる(笑)」

さかた校長「脈ありな感じするよな!」


ダンス
体育祭の2年生全員の種目として、ダンスがあります。
でも、ダンスを全然覚えられないし、恥ずかしさもあるし。
「恥ずかしがらずに」とか「もっと楽しく」とか言われても、私にはできません。
ダンスなんてしたくない。体育祭に行きたくない、、、
地獄坂のドン
女性/17歳/長崎県
2021-09-13 20:01


さかた校長「わかるよ。ダンスって、ダンス部とか(踊ることに)慣れてる人はいいけど…。初めてする側からすると、人前で踊るとか授業でみんなの前で歌うとか恥ずかしいっていうの、俺もめちゃくちゃあったね。友達や異性の女子に見られるのも、なんか照れくさ過ぎて…って気持ちはわかるよ」

SOL!


こもり教頭「僕としては、それ(ダンス)があるから体育祭に行きたくないって気持ちまであるならば、出るなとまでは言えないけど、やっぱりみんなでやるものだからさ。1人だけ、“私は嫌だから出ません”っていうのは違うと思う。ダンスがあることによって体育祭にまで影響が出ちゃうんだったら、俺は究極、踊んなくてもいいと思ってるというか。ダンスって本来もっと自由なものだし、何かを縛り付ける為にあるものじゃないから。“苦手なものは苦手!”って言える方がいいと思うから。フォーメーションがあるんだったら端っこにしてもらうとか、苦手だから・踊りたくないからっていう自分の意思を持ってその立ち位置にいるってことは、すごく意味があることだと思う。何か自分の言葉にして、うまく折り合いをつけられる状態でチャレンジしてもらいたいなと思いますね」

さかた校長「教頭はもちろんダンス好きでもあるし、さっきも踊ってたしね」

こもり教頭「踊ってたねぇ…」

さかた校長「曲なくても踊るでしょ?」

こもり教頭「僕的には曲、あるのよ。頭の中で流れてるから」

さかた校長「うるせぇ〜(笑)」

こもり教頭「(笑) 俺、曲が流れてない瞬間ってないなぁ」

さかた校長「脳内でセルフミュージック流れてんだ。なるほど〜」

こもり教頭「脳みそがLINE MUSICみたいになってるから、基本」

さかた校長「各SNS、サブスクにね(笑)」

こもり教頭「プレイリストがあるから(笑)」

さかた校長「だからドン、恥ずかしいと思うけど、周りにすげぇ楽しそうに踊ってる子もいると思うのよ。その子を見てさ、一発、モノマネじゃないけど同じようにファ〜って笑顔でした時に、一個突き抜けるというか。“あれ? まぁまぁ楽しい…かもな”っていう時も、あんのよ! 俺は(前は)音楽聴いて体揺らすのも恥ずかしいなって思ってたけど、今ガンガン踊っちゃうからね! 周りなんて知らんしっていう感じになるから、やっぱり“慣れ”なんだよな」

こもり教頭「それもあるよね」

さかた校長「すげぇ楽しそうに踊ってる子がいたらその子の真似から入ってみて、突き抜けてみてもらいてぇなって思うね!」


♪ 悶々 / Cody・Lee(李)


ありがとうございます!
初めて読んでもらえて嬉しかったです!!!
同性の先輩なので一つ一つのメッセージがドキドキです……。
ちなみに、今日その先輩と一緒に帰りました!
粉milkist
-/14歳/神奈川県
2021-09-13 22:07


さかた校長「俺達が勝手にワクワクし過ぎて、完全に異性の先輩との恋が始まってると思って…。ごめんな、粉milkist。ワチャワチャしちゃったわ(笑)」

こもり教頭「でも、憧れの先輩からくるLINEにドキドキする感じは、わかる! (返事が)返ってくるだけで俺はすごい嬉しいな」

さかた校長「尊敬の念があるからね」

こもり教頭「だからちゃんと返してくださいね。校長も」

さかた校長「LINEは返すじゃん! …“おやすみ”と“おはよう”ってしたことあるっけなぁ?」

こもり教頭「“また明日っす”とかはあるかもしんない(笑)」

SOL!


さかた校長「俺達くらいの歳になると、“お疲れっす”“また〜”で、ちょっとフランクになるのよ…(笑) 粉milkistも、先輩に“お疲れっす“使ってみてくれよな!」


さぁ、今夜のSCHOOL OF LOCK!はわが校のスタンダード授業、 『掲示板逆電』をお届け!

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!の掲示板はみんなの教室。最近楽しかったこと、みんなに伝えたいこと、悩んでいること、困っていること」

こもり教頭「最近ハマっているものの話、最近食べて美味しかったもの、なんでもオッケー! 生徒の君からの書き込み、待ってます!」



僕は5年前からスケボーしてまーす!動画、インスタにあげてまーす!友達に褒められまーす!嬉しいでーす!クラスの女子からたぶん気になられてまーす!たぶんでーす!マジで嬉し杉田玄白でーす!終わりでーす!
老若男女の柔軟体操
14歳/栃木県


さかた校長「スケボーねぇ!」

こもり教頭「今はいいよね。動画をすぐにSNSで見てもらえる感じあるじゃん」

さかた校長「そして(東京)オリンピックでスケボーめちゃくちゃ盛り上がって、みんながカッコイイというのを再確認したから。プロとして目指してたりするのかな?」

こもり教頭「もし趣味だとしても、時代の流れってあると思う。僕が中学でダンスやってる時は(ダンスの注目度は)そこまでだったけど、高校になってからダンスが結構主流になってきて、若干気になられ始めるみたいな。そういう世の中の流れ、乗れるものには乗っといた方が良いと思うから!」

さかた校長「完全に今、1番スケボー盛り上がってるし! 何なら俺たちも授業でやったし(⇒『日本人選手が金メダルを獲ったあの競技に挑戦!!』)。うちの職員にはバンズ先生っていう、めちゃくちゃスケボー大好き職員がいるから。スケボーの技術だったり歴史とか、なんか聞きたいことあったら、掲示板に“直撃 バンズへ”で(書き込んでくれたら)届くと思うから(笑)」

SOL!



♪ ヨワネハキ feat.和ぬか,asmi / MAISONdes


さかた校長「さぁ、SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は掲示板逆電!

あーちゃん7号 京都府 13歳 女性

さかた校長「学年は?」

あーちゃん7号「中1です」

さかた校長「初めてこうやって話すよね。書き込みにも書いてたけど…吹部(吹奏楽部)で、トロンボーン? 中学から吹奏楽部に入ってんの?」

あーちゃん7号「そうです」

さかた校長「じゃあトロンボーンっていうのは、あーちゃん7号が選んだの?」

あーちゃん7号「はい、選びました」

さかた校長「おぉ。なんでトロンボーンにしたの?」

あーちゃん7号「トロンボーンは他の楽器と違って決まった音がないんですけど、その分流れるような音が鳴るので、曲の中ですごく際立って聴こえて。そこがすごく良いなって思って選びました」

こもり教頭「なるほどね!」

さかた校長「もともと音楽好きだったの?」

あーちゃん7号「音楽は夜に聴いたりして、好きでした」

さかた校長「部活は今、(入部して)半年くらい経ってどう?」

あーちゃん7号「だいぶトロンボーンの演奏にも慣れて、1曲演奏できるようになりました!」

こもり教頭「すごいね! 1曲マスターするっていうのは時間がかかるものだからね」

さかた校長「吹奏楽部の最初ってどんな感じなの? いきなり楽器を持って練習?」

あーちゃん7号「最初は、楽器を決める前に腹筋とかをして肺活量を鍛えてから、全部の楽器を体験して決めていくって感じです」

さかた校長「そうなんや! 1回全部経験するわけね!」

こもり教頭「そうだろうね。だって楽器もいっぱいあるんだから。もしかしたら自分が出会えてないだけで、(その楽器に)出会ったら、全然感覚が違うっていう場合あるだろうから」

さかた校長「何種類くらいやったの?」

あーちゃん7号「10個くらいはあったと思います」

さかた校長「おぉ〜。その中でトロンボーンが1番ピンと来て選んだわけね。今、部活は普通にやれてるの?」

あーちゃん7号「いや、部活は今(新型)コロナで緊急事態宣言が出てて、夏休みが終わってから1回も(練習)出来てないんですよ」

こもり教頭「そっかぁ。部活自体が、みんなで集まって…みたいなのはなるべく避けてる状態なんだ」

さかた校長「トロンボーンは大きいし、家というよりも部室で吹く感じ?」

あーちゃん7号「はい」

さかた校長「じゃあ2週間くらい触れてないんやね。それは寂しいな。書き込みにもあったけど、そのトロンボーン“どんな名前がいいと思いますか?”って書いてたけど…これは?」

あーちゃん7号「吹部に関する小説を読んで、それぞれ楽器に自分のお気に入りの名前をつけてあげると愛着が湧いて、もっとその楽器に素敵な音を鳴らせてあげたいって思うようになって、練習にもやる気が出るようになっていたので、私も実際に(トロンボーンに)名前をつけてやってみたいなって思って!

さかた校長「なるほど! 何か候補みたいなのはあるの?」

あーちゃん7号「友達に聞いてみて、“トロボン”とか“トロポン”とか“トロン”とか、出てきました」

さかた校長「トロンボーン(名前)からの連想ね。ちなみに、どういう色してるの? 金管楽器だから金色か」

あーちゃん7号「はい、金ピカです」

さかた校長「…“金ピカ7号”は?」

あーちゃん7号・こもり教頭「(笑)」

さかた校長「そもそも俺、あーちゃん7号がめちゃめちゃいい名前だと思うんだけど(笑)」

あーちゃん7号「ありがとうございます」

さかた校長「それか、もう1人の私…“あーちゃん8号”にするか」

こもり教頭「なるほど、分身スタイルね。金ピカで、トロンボーンで、肺活量が必要で、決まった音がなくて、流れるような…ひばり…? 違うなぁ」

さかた校長「いやいや、なんて言った?」

こもり教頭「『川の流れのように』が出ちゃった(笑)」

さかた校長「美空ひばり大先生!! だいぶレジェンドを下の名前で…美空ひばり大先生を“ひばり”って呼べる人はいないぞ(笑)」

こもり教頭「連想しちゃった(笑) 書き込みに書いてあるけど、可愛いやつがいいんでしょ?」

SOL!


さかた校長「可愛い名前…。俺の下の名前で“ひかる”でも良いと思うけど」

あーちゃん7号「…あぁ」

こもり教頭「本当か?」

さかた校長「乾いた“あぁ”やったなぁ…。即ゴミ箱に行ったよね、“ひかる”が(笑) 好きなものとかないの?」

あーちゃん7号「ディズニーランド、好きです! ディズニーのシンデレラ城の前がすっごいきれいでした」

さかた校長「じゃあ“シンデレラ”? それだとそのまま過ぎるから…。あーちゃん7号、シンデレラもいいんじゃない? キャッスル?」

こもり教頭「“デラボーン”」

さかた校長「“トロンキャッスル”。“キャッスルボーン”」

こもり教頭「“シントロン”」

さかた校長「“トロンボ8号”…。“トロンボ8号”は!!

あーちゃん7号「“トロンボ8号”…。あ! いいですね!

さかた校長・こもり教頭「えぇぇ〜〜〜!!!」

さかた校長「たぶん、友達びっくりするよ。“8号?”って(笑) “1号からあっての8号なの?”みたいな、いろんな質問あるかもしれんけど」

こもり教頭「一発目から8号(笑)」

さかた校長「“8号”って(略して)呼びそうだね」

こもり教頭「結局そうなるよね。でもそれがきっと愛着が湧くってことじゃん。呼びやすいものになってくってことだから」

あーちゃん7号「“トロンボ8号”にします!

さかた校長「即答(笑) いいの!? でも俺はあーちゃん7号ってラジオネームめちゃめちゃいいと思ってるから、その隣にいるトロンボ8号、めちゃめちゃいいと思うね。今はまだトロンボ8号には触れないかもしれないけど、部活できるようになったら是非可愛がって、吹き鳴らしてくれよ! 頑張れな〜!」

こもり教頭「いっぱい呼んであげて。ありがとう〜」

あーちゃん7号「はい、頑張ります! ありがとうございました」


♪ 多重露光 feat.川上洋平 / 東京スカパラダイスオーケストラ


さかた校長「吹奏楽部の生徒はスカパラ先生のライブ見るだけでめちゃくちゃ経験値上がると思うんだよね!」

こもり教頭「すごいからね! エンタメの可能性をぐ〜っと拡げてますよね」

さかた校長「RN あーちゃん7号、良かったらトロンボ8号と一緒にスカパラ先生のライブ映像とか観て勉強してくれたら、もっと上達すると思うから。頑張ってくれ!」


まだまだ話を聞いていこう!

ama 兵庫県 15歳 男性

さかた校長「学年は?」

ama「高校1年生です」

さかた校長「書き込みを読むと…ama、恋してる? 恋しちゃってる?」

ama「恋、しちゃってます

さかた校長「…その恋、どんな恋か教えてくれよ」

SOL!


ama「はい。その子は高校1年生から仲良くなって、友達とかとみんなで遊ぶくらいの仲になって。その子自体はカッコイイ系の女の子なんですよ。カッコイイ部分と、驚いた時とかの“きゃっ”っていう声のギャップで好きになってしまって…」

さかた校長「なるほどねぇ〜。たまにしか見せない可愛らしい部分にグッときたわけね。好きになってどれくらい?」

ama「3ヶ月目くらいですかね」

さかた校長・こもり教頭「うわぁぁぁ〜〜〜!」

こもり教頭「そろそろ胸がパンパンになり始めて来た頃なんじゃないかな?」

ama「はい」

さかた校長「思いは加速していくっしょ? ゆくゆくは付き合いたいと思ってるの?」

ama「思ってます」

さかた校長「思いを伝えようみたいなことは考えてないの?」

ama「考えてるんですけど、悩みがあって…。その子は“強い人”が好きなんですね。でもそれが身体的な強さなのか、精神的な強さなのかがわからなくて…

こもり教頭「その好きな子は、運動とかやってるの?」

ama「テコンドーをやってて、アジアの育成とかでそういうのに行ったり…」

さかた校長「え!? 世界レベルのテコンドーの使い手!?」

ama「精神的には、自称:鋼のメンタルなんですけど…。身体的にってなるとちょっと不安なんで、校長と教頭に強くしてもらいたいなって」

さかた校長「ちょっと待ってくれ。アジアクラスのテコンドーの使い手の彼女の“自分より強い人”は、ちょっと意味合いが変わってくるな…。だいぶ強いぞ、これ(笑)」

こもり教頭「つい最近ね、教頭先生もアジアレベルの高校生のテコンドーの女の子と一緒に、実践みたいなのをやったんだけど」

さかた校長「なんでそんなことがあるんだよ(笑)」

こもり教頭「そんなことがあったのよ(笑) 26歳ながらにボコボコにされたもんね、やっぱり」

さかた校長「手も足も出ないっしょ?」

こもり教頭「出ないね! 気付いたら首元に足があったもん…」

さかた校長「うわぁ、ネリチャギ(技の名前)ね。ama、彼女はかかと落とし…テコンドー用語のネリチャギもできるってことだよね?」

ama「できます(笑)」

さかた校長「自分の好きな人が、ネリチャギできるとはなぁ…! ギャップで『びっくりした時に可愛いところがある』みたいに言ってたけど」

ama「急に動物とか虫が出てきた時ら“きゃっ”っていう声を出して」

さかた校長「もうそこしかないな。そういう虫とか動物…女子たちがちょっと怖がってしまうようなゴキブリだったりネズミがパッと出てきた時とか、amaは大丈夫なタイプなの?」

ama「まぁ、大丈夫です」

さかた校長「現実的に考えて、身体的な強さは今からアジアレベルに行くにはテコンドー10年やっても無理かもしれんから…。そういう、いざという時に“俺は頼れる。守るぞ、君を”という男気というかさ。amaが好きな子に対して“大丈夫?”って言えたら、ギャップでグッと来るんじゃない?」

ama「来ますかねぇ?」

こもり教頭「あと、やっぱり想いの強さが強ければ、向こうもグッと来るんじゃない? (好みは)自分より強い人って言うんだから、amaがその彼女のことを“俺は誰よりも好きだよ”って言えたら、もう強いじゃん!」

SOL!


さかた校長「帰り道に話してて、雷とかバーって落ちたとするやん。女の子とか“きゃっ”ってなるかもしれんけど、言ってやれよ、雷に。“静かにしてくれよ。俺は今彼女と喋ってんだ”って雷に言えたら、俺はマジ、グッと来ると思うん…だよなぁ(笑)」

こもり教頭「もう最後、笑っちゃってんじゃん(笑)」

ama「(笑)」

さかた校長「 “守るよ”ってところに、ちょっとしたユーモア的な…。恐怖を感じてる彼女に対してクスッと笑わせることができたらマジ最強だと思うから。amaに、誰にもない強さを感じられるんじゃない?」

ama「…やってみます!」

こもり教頭「すごく良いと思う」

さかた校長「今すぐその好きな子が怖がりそうなものを全部リストアップして! “その時は俺が行くよ”っていう、前のめりの姿勢を見せてね!」

こもり教頭「守ってあげるという意味でね!」

さかた校長「あとはもう、今思ってる気持ちをバチっと伝えたら良いと思うし。それで(結果が)“ん?”と思っても、何回でも告って良いんだから!

こもり教頭「力強いなぁ!」

さかた校長「マジで、何回告っても良いんだから! “好き”は伝えていんだから。まずは最高の一発目を伝えるためにも、すべての怖がるものから彼女を守ってくれよ!」

ama「はい、頑張ります!」

さかた校長「よっしゃあ! 頑張れよ〜!」

こもり教頭「頑張って〜!」


♪ 愛していけるように / プッシュプルポット



さかた校長「今夜はわが校のスタンダード授業、掲示板逆電をお届けしているわけなんだけども」

私のトロンボーンの名前
私のボーンの名前は『とまお』くんです!!
トマトが好きで、彼氏っぽくするために男の子っぽくとまおにしました!笑笑笑
とまおくんは私の永遠の彼氏です笑
はぐちぱる
16歳/岡山県
2021-09-13 22:39


こもり教頭「それぐらい近くに感じちゃうってことね」

さかた校長「たまに“お〜い、とま”とかって言ったりすんだろうなぁ。彼氏ともなると“くん付け”からどんどん、“とまちゃん”とか(距離感が)近い感じにもなったりするのかなぁ」

こもり教頭「“とまお! なんで今日はそんな機嫌悪いの? 音、鳴らしてくんないの?”みたいなね(笑)」

さかた校長「楽しいよね、はぐちぱる!(笑)」


この夏ワクチンデートしかしてないぜ!
高校最後の夏、彼女といろんなところでデートしたい気持ちをぐっと堪え、唯一デートしたのがなんとワクチンを打ちに行くということだけでした笑
すべてのカップルの鏡だと思いませんか?
二回目は昨日二人で打ちに行きました。
ワクチン打ちに行っただけなのに、すっごい距離縮まった気がしましたー笑
隠れ豆粒
男性/18歳/神奈川県
2021-09-13 22:53


さかた校長「うわぁ! カッコイイね!」

こもり教頭「カッコイイと思うよ、これは! やっぱりちょっと怖い部分あるじゃない。(新型)コロナのワクチンだけじゃなくて、インフルエンザのワクチンもそうだけどさ、やっぱああいうところって教頭は怖いから、一緒に行こうよって一緒に行けて、2人で何かをやり遂げたみたいなのは素晴らしいね」

さかた校長「そういう恐怖だったり、どういう感じなのかなって不安もあったりするけど、そこを分け合って…。ワクチンを打った後の水分補給に、梨食べてもらいたいね。これ、素敵なデートじゃない?」

SOL!


こもり教頭「素敵だと思う!」


style="color:#fddf15;">シンデレラの本名
シンデレラの本名はエラです。
由来は、お手伝いをして灰をよく浴びていたので、灰かぶりのエラという意味で、シンデレラとなったと聞きました。
まりさ・まどか
女性/16歳/神奈川県
2021-09-13 22:40


こもり教頭「おぉ〜。限りなく“ゆり”だね」

さかた校長「いやいやいや(笑) ゆりは和名なのよ! エラは外国っぽいけど…。そこからあんな美しいドレス姿になり、王子様とハッピーエンドに」

こもり教頭「ハッピーになるんだな、人って」

さかた校長「努力もあったと思いますよ」

こもり教頭「エラの? 努力あった?」

さかた校長「あんな長ぇ階段くだるの、転ばずに行くの相当すごいよ?」

こもり教頭「あ、階段の努力…。なんで魔法使いに会ったんだっけ?」

さかた校長「いや、だから…魔女でしょ。かぼちゃの…馬車?」

こもり教頭「そんな急に魔女も“コンコンコーン”って来ないじゃない」

さかた校長「魔女も散歩するっしょ。で、たまたま見てて…なんかあったんじゃない?」

こもり教頭「ほんっとにうろ覚えだよね、俺ら(笑)」

さかた校長「横断歩道を魔女が渡ろうとして荷物持ったとかそういうことじゃないの?」

こもり教頭「んなわけないだろ(笑)」

さかた校長「それで、ありがとね〜の魔法じゃなかったっけ?」

こもり教頭「そんなチャンス一発系だったっけ(笑)」

さかた校長「そのチャンスは日々のシンデレラの努力が呼び寄せた…みたいなサイドストーリーじゃなかった?」

こもり教頭「うろ覚えすぎるって(笑)」


さぁ、SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は掲示板逆電!

シンデレラ
坂田校長、小森教頭!シンデレラに魔女が来たのは魔女が「シンデレラ、どうしてあなたはそんなに泣いているの?」と心配していた?からだった気がします!
青の旋律
男性/14歳/大分県
2021-09-13 23:07


SOL!


さかた校長「そうだったんだ!」

こもり教頭「そんな気がする! で、かぼちゃ畑かなんかに寝てて、こうこうこうで、こうこうこうで、こうこうこうなんだよね(とやり取りあって)、あらじゃあ間に合うじゃないって」

さかた校長「かぼちゃを魔法で馬車に変えて」

こもり教頭「にんじんがウサギになって馬車をこう(引っ張って)…みたいな感じだった気がする」

さかた校長「そしてお城に行き、王子様と…」

こもり教頭「キュンですって言ったんだけど、時間がないわって言って」

さかた校長「やべぇやべぇやべぇつって、靴が脱げちゃったんだよね。でも俺あのね、長い下り階段をよく転ばずに走ったと思うよ! だってすげぇ階段だったぜ、本当に!」

こもり教頭「靴脱げてんのにこけないわけですからね(笑)」

さかた校長「しかも(落としてない)片方はヒールなわけでしょ? ガラスのハイヒールで」

こもり教頭「途中、ガッタンガッタンになったわけですもんね」

さかた校長「そうだ、12時までに出ないと魔法が全部解けてしまってバレてしまうからか。でも、走って帰ってる様はまだ12時なってないよね? バレてないよね?」

こもり教頭「11時55分とかなんじゃない?」

さかた校長「ギリッギリでしょ? いいねぇ、そこから探して」

こもり教頭「“そんなあなたが好きなんです”って王子様も好きになるわけだから」

さかた校長「俺いっつも思うんだけど、ガラスの靴だとしても、フィットする人が(シンデレラ以外に)いたらどうすんのって。町の人達で同じ靴のサイズの人なんてめちゃめちゃいるやん。23.5cm(くらい)の…」

こもり教頭「よっっっぽど型どられてるガラスの靴なんじゃない? 足の指の間までもがガラスでフィットされて…」

さかた校長「じゃあなんで脱げたんだよぉ〜〜〜そんなガラスの靴がっっっ!」

こもり教頭「確かに(笑)」

さかた校長「靴紐とかじゃない、あのフィットタイプのが…とかって思っちゃうんだよなぁ(笑)」

こもり教頭「深いね、シンデレラは」

さかた校長「引き続きシンデレラ情報があったらみんな教えてくれ、よろしく頼む!」


まだまだ生徒の話を直接聞いていこう!

あん.  東京都 12歳 女性

さかた校長「学年は?」

あん.「小学6年生です」

さかた校長「この時間大丈夫? まだ元気?」

こもり教頭「眠くない?」

あん.「はい、まだ全然」

さかた校長「良かった。いつもは何時くらいに寝てるの?」

あん.「いつも日付は越しますね」

こもり教頭「12時はまたぐくらいなんだ〜」

さかた校長「すごい夜更かししてるなぁ! でもSCHOOL OF LOCK!をこういう風に聴いてくれてるのは嬉しいからね」

こもり教頭「ありがとね、書き込みも」

さかた校長「あん.、悩み事があるんだよね?」

あん.「歴史の授業で“カステラ”が出てきて食べたくなったんですけど、どこにも売ってませんでした!

さかた校長・こもり教頭「カステラが!?」

こもり教頭「嘘だよぉ〜!」

さかた校長「どこにもって、お家周りのお店とか探したってこと?」

あん.「はい、そうです。ありませんでした」

こもり教頭「どこ行った? コンビニとか?」

あん.「コンビニ3軒くらいと、スーパー1軒です」

さかた校長「カステラ自体は、あん.は食べたことある?」

あん.「あります」

さかた校長「それはふとした時に、たまたま食卓か何かで出たの?」

あん.「長崎に旅行した時に食べました」

さかた校長「長崎かぁ! カステラの名産地やからね!」

こもり教頭「でも、コンビとかスーパーには長崎とかで売ってるような、箱にしっかり入った形では置いてないかもしれない。だから、もしかしたら違う形で売ってたけど、見つけられなかったっていうパターンもあるかもしんないね」

あん.「そうかも」

さかた校長「でもね、なかなかカステラのバラ売りというか、少なめに売ってたりするのかな…?」

SOL!


こもり教頭「俺はそっち(少なめ売り)しか見ないね、東京来てからは」

さかた校長「マジ?」

こもり教頭「うん、透明な袋の中にカステラが1個ずつ切り分けられて入ってる…」

さかた校長「えぇ? それ、相当高級カステラの可能性あるぞ」

こもり教頭「いやいや、めちゃくちゃ安かった」

さかた校長「マジ? それ、羊羹(ようかん)じゃない?」

こもり教頭「バカにすんなよぉ〜(笑)」

さかた校長「いや、羊羹はコンビニにもあるよね?」

あん.「あ、羊羹はありました!」

こもり教頭「そんなん、教頭もわかってる! さすがにそこまでバカじゃない!」

さかた校長「そのカステラ、真っ黒じゃなかった?」

こもり教頭「違う(笑)」

さかた校長「(あるとしたら)デパ地下? デパートの地下の…」

こもり教頭「それこそ高いやつじゃん〜」

さかた校長「でも確実にはある。ただ、小学6年生のあん.が、デパ地下に行くことねぇと思うんだよね(笑)」

あん.「はい(笑)」

さかた校長「ね(笑) お父さんお母さんに連れて行ってもらうしかないと思うけども…。ちなみに好きなスイーツは、カステラが1位なの?」

こもり教頭「“スイーツ”って(笑)」

あん.「好きなスイーツ? あんまり食べないんですけど…」

さかた校長「デザート、かな? 甘いものは何が1番好きなの?」

あん.「え〜…みかんとか

さかた校長「自然の甘み(笑)」

こもり教頭「そうかぁ。歴史の授業でカステラが出てきたら、そりゃ気になるわ! 何なんだろう、その“人”が作ってる甘い食べ物は?って」

あん.「そんな、原始人みたいな(笑)」

さかた校長・こもり教頭「(笑)」

さかた校長「ちなみにカステラはめちゃめちゃ好きな部類ではあるの?」

あん.「そうですね!」

こもり教頭「でも見つけられなくてどうしたの?」

あん.「その日は“チョコバナナクレープ”を買って帰りました」

さかた校長「スイーツしてんなぁ〜」

こもり教頭「それはスイーツしてるわぁ(笑)」

さかた校長「チョコバナナクレープも美味しかったろ?」

あん.「めちゃくちゃ美味しかったです」

さかた校長「それを踏まえて、自然の甘みのみかんが好きって最高だね(笑) どこだろな、カステラ(売ってるの)マジで」

こもり教頭「スーパーとかに売ってると思うけどねぇ。教頭の家の近くにあるスーパーでは、ちっちゃい箱でカステラ売ってるよ。レジの横とかでガムみたいなのと一緒に並んで置いてある。四角い、キューブボックスみたいなので」

さかた校長「あれなんだっけ、教頭が好きなカステラの…」

こもり教頭「福砂屋(ふくさや)?」

さかた校長「そう! 福砂屋っていうカステラ屋さんがあって、それすげぇカラフルなボックスに入ってて見た目めっちゃ可愛いから。お母さんに、“すっごく可愛いカステラあるんだけど”って言ったら、買いに連れてってもらえるかもしれないね」

こもり教頭「可愛くて、小分けにしてあって食べやすいからオススメ!」

あん.「福砂屋、はい!」

さかた校長「お母さんに、“おやすみ”の代わりに伝えてあげて。“ふくさや”って」

こもり教頭「お母さんちょっと心配しちゃうよね(笑)」

SOL!


カステラ
鈴カステラも一応カステラなのでスーパーにあると思うよ!
やまほのちゃん
女性/16歳/埼玉県
2021-09-13 23:32


あん.「ああ! 鈴カステラ!」

さかた校長「鈴カステラだったらコンビニにあるぞ。俺よく見るな。あん.的に鈴カステラはどうなの?」

あん.「食べたことないんですよね」

さかた校長「そうかぁ! 美味しいよ。想像してる長方形じゃ全くないけども」

こもり教頭「甘みもちょっと違うかもね。鈴カステラのほうが甘みは控えめかもしれない」

さかた校長「ちょっと大人っぽいよね。シックな感じがする。だからカステラを探す旅の道中で、お腹空いたな〜甘みが欲しいな〜と思ったら鈴カステラ! コンビニ行けば絶対あるから。良いカステラが見つかるまで、鈴カステラでつなぐってのもあるね。食べたことがないなら尚更! ちょっと、鈴カステラ…」

こもり教頭「何回言うんだ(笑)」

あん.「(笑)」

さかた校長「食べてみてくれ! ありがとう! 今日もゆっくり寝るんだよ〜」

あん.「はい!」


♪ Make Me Better / GENERATIONS from EXILE TRIBE


さかた校長「この曲もカステラへの愛を歌った曲だったっけ?」

こもり教頭「そうだねぇ。『Make カステラ Better』だね。カステラが僕を良くするっていう…(笑)」

さかた校長「2人だけで過ごせるならカステラもいらないって歌詞?」

こもり教頭「もうそんな感じですよ(笑) “こんな出会いなんてそうない”って言ってるからね」

さかた校長「奇跡なんだよね、出会いって」


まだまだ話を聞いていくぞ!

道化師イエロー 沖縄県 17歳 女性

さかた校長「学年聞いてもいいか?」

道化師イエロー「高2です」

こもり教頭「よっしゃ、いきましょうか! 中2、高2は当たって!」

道化師イエロー「砕けろ!」

こもり教頭「突っ走れーーー!!」

道化師イエロー「おー!!」

こもり教頭「よく言った!」

さかた校長「ナイス、アタジェネ! 道化師イエロー、なんか悩んでる事とかあるの?」

道化師イエロー「私は昔からクラスとか部活でリーダーを務めることが多くて、今も3つのところでリーダーをやらせてもらってるんですけど。個人的に人を引っ張るのは好きなんですが、性格的になかなか積極的に自分の意見を言うのが苦手で…。そんな自分にリーダーが務まるのかなって考えてしまうことがよくあります

さかた校長「なるほどなぁ。ちなみに“3つリーダー”ってどういうやつ?」

道化師イエロー「今は学園祭のクラスの出し物のリーダーと、英語のディベート大会のリーダーと、ダンス部に入っていてジャンルごとに分かれることがあってそのジャンルのリーダーをやっています」

さかた校長「はぁ〜! 学校行事から勉強から運動から…。だいぶ種類の違うリーダーを兼任してるね。(チームを)引っ張ったりするのは好きなんだよね? でも“こういう風にやったらどう?”とか、アイディア出したりするのは苦手なの?」

道化師イエロー「自分がやりたい方向に進めていくっていうよりは、他のメンバーの意見を大事にしたいなっていうのがあって…。だからと言って(他のメンバーに)任せ過ぎるのも頼りないリーダーだと思われてしまうし、やり過ぎて自分だけ1人で突っ走るみたいなのが嫌なので、そのバランスが難しいなって思ってます」

さかた校長「バランスは難しいよなぁ。しかも、3つともリーダーの種類というか、ジャンルが違うからね。これまた部門ごとのバランスは違うやろうから…」

こもり教頭「校長的な“リーダー論”はあります?」

さかた校長「俺も中学の時、部活の部長をやってて、クラスのリーダー的なものはやってたことが多いかもしれんけど…自分の意見をバッて言って、通らなかったらふてくされるっていう、今思えば最悪なリーダーだったんだよ(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「俺は“またひかるが怒ってるから、みんなちゃんとするかぁ”みたいな、逆の団結力みたいな感じだったけど…。今思うと、何でもできてすごい人がリーダーなイメージあるけど本当はそういう人がリーダーじゃなくて、周りを気遣える(立ち位置というか)…。意見が言えなかったり、引っ張ったりできなくても、メンバーの1人が落ち込んでたり暗い顔してた時に“どうしたの?”とか言える、(メンバーが)見ててくれたんだってわかる人(がふさわしい)というか。なんでも仕事ができるより、この人ちゃんと私のこと見ててくれてるんだっていうのが伝わるだけで“この人の為になんかやってあげたいな”みたいに思うとおもうのよ。俺究極はね、リーダーがめちゃくちゃサボるけど、チームがめちゃくちゃ機能するっていうのが、良いリーダーかなって思うわけ」

SOL!


こもり教頭「お〜、なるほどね」

さかた校長「“あいつの為に頑張るか”みたいな。リーダーは“ごめんねぇ、あはは”みたいなのでも、チームがすげぇまとまるくらいが素敵だと思うけど。そういう人って言葉がなくても、小さいところを見ててくれてる気がすんのよな」

道化師イエロー「はい」

さかた校長「だから、全部を全部、道化師イエローが100点を出そうと思わんでも、“なんかちょっとうまくいってなさそう”“落ち込んでんな”とか、ダンス部だったら踊り関係なく、ちょっと声をかけてあげたり。ちょっとだけね。全部を平等に見るのはすげぇ難しいからさ。瞬間瞬間で見た時に、“あらら?”って思ったら声を掛ける。そこで別に何かなくてもいいのよ。何もなくても“なんかあったら言えよ”くらいの。そういう気遣いが出来たら、俺は道化師イエロー、すごいリーダーになると思うな!」

道化師イエロー「はい」

さかた校長「全部背負う必要ないからね」

道化師イエロー「…はい!」

さかた校長「たぶんちっちゃい頃から、そういう引っ張っていく才能というか、自分でもわかってるところがあると思うから。それはすげぇいい、道化師イエローの才能やからね」

道化師イエロー「ありがとうございます」

さかた校長「そこは自信持って、でも肩の力はちょっと抜いて。そしたら“気付く優しさ”とかは、巡り巡って道化師イエローに帰ってくるけんさ!
あともう1個、弱音吐いていい。やっぱ弱音吐いてくれた時に、チームのみんなはすげぇ嬉しいのよ。肩の力抜いて、みんなにちょっとだけ、1mmでもいいから気遣いを向けるだけで、全然変わってくると思うよ! …もう立派すぎるから、道化師イエローにかける言葉はこれくらいなんだよな(笑)」

道化師イエロー「あの、校長とか教頭が“こういうリーダーかっこいいな”って思った方とかいらっしゃいますか?」

こもり教頭「俺はもう、君臨しているHIROさんっていう方がいるから…」

さかた校長「それはリーダーっていうか、ボスなんだよね(笑)」

こもり教頭「本当は“ボスとリーダーの違い”みたいなのが俺の中にはあって、HIROさんは間違いなくリーダーだと思ってて。導く人をボスっていうと思うのよ。リーダーっていうのは、同じ歩幅で歩いてくれる人。ボスって指示を出したりアイディアを出す、限りなくプロデューサーに近いところがあるんだけど。リーダーって現場で一緒に創ったりとか、アイディアマンの子がいるとしたらそれを具現化しようとその子と歩む人のことだし、声が小さくて自分の意見が言えないけど思いを持ってる人に寄り添って、どうやってその子が歩きやすい道を作るかとか。リーダーとボスって似てるんだけど、全然違う役割を持ってて。道化師イエローも3つ掛け持ちしててすごく大変なところもあると思うけど、きっとそれぞれの分野でたくさん悩んでる子もいるだろうし、違う歩幅で歩いてる子達がいるから。その子達と一緒の歩幅で歩いてあげるっていうのが、理想的なリーダーになるんじゃないかなって思うね」

SOL!


道化師イエロー「なるほど…!」

さかた校長「もうリーダーの気持ちは備わってるからな!」

こもり教頭「うん。誰かの為に何かしたいっていうのは、すごい強い気持ちだからね!」

さかた校長「胸張らず、肩の力抜いてな。まっすぐそのまま進んでくれよ」

道化師イエロー「はい。ありがとうございます!」

こもり教頭「頑張ってね〜」

さかた校長「ありがとな〜!」

道化師イエロー「頑張ります!」



今日の黒板



SOL!


『 何気ない瞬間 』

さかた校長「今日すげえ生徒のみんなの本当にめちゃくちゃ嬉しかった、めちゃくちゃ悲しいのそこに至るまでの間の瞬間の積み重ねが日常だと思って。その瞬間瞬間の君たちの景色を共有できてすごく嬉しいし、その積み重ねに俺たちは立ち会っているのだと思うと、何気ない明日にでも忘れてしまうようなその瞬間は改めてめちゃくちゃ尊いと思ったから、これからも君たちの何気ない瞬間を掲示板に書いて、教えてくれ!」



♪ SUMMER DAZE / RADWIMPS


さかた校長「本当に、めちゃくちゃ何気ない…それこそシンデレラの話が、こんなにみんなと盛り上がるとも思わなかったし。何がきっかけで、わ〜って楽しくなる瞬間が増えるか本当わかんねぇから。いろんな好きな想いだったり言葉を届けて欲しいなって思うね」

こもり教頭「何気なく心の中で思ってることでも、それを口にしてみたら形を変えて色を変えて、誰かに届くってこともあると思うから。その瞬間っていうのは大切にしたいなって思いますね」

さかた校長「まだまだ好きに、掲示板に想いを届けて来て欲しい!


さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立! …礼!」

さかた校長・こもり教頭「また明日ーーーーー!!」



さかた校長の放送後記

君の一瞬が青春になる。


こもり教頭の放送後記

君の毎日を話そう。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年9月20日(月)PM 10:00 まで

Music 2021.9.13 PLAYLIST

こもり教頭「HIROさんは同じ歩幅で歩いてくれる」理想的なリーダーとは?

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。9月13日(月)の放送では、番組の掲示板に届いた書き込みから気になるものを取り上げ直接話を聞く『掲示板逆電』をお届けしました。電話をつないだ4人のリスナーのなかから、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭にリーダーのあるべき姿を聞いた高2の女性リスナーとのやり取りを紹介します。

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