今夜の授業は『別にどうでもいいんですけど...』

SCHOOL OF LOCK!

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今夜の授業は『別にどうでもいいんですけど...』


SCHOOL OF LOCK!


『 記者会見! 』

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!とSony Musicがタッグを組んで贈る、10代限定の夏フェス『マイナビ閃光ライオット 2024』!!!
現在、2次審査の日程が全て終了! 来月の3次審査に向け、ドキドキしている生徒も多いと思うんだけど、今日のお昼にいっぱい大人が集まった記者会見が行われて、新たな情報を解禁しました。
俺らは司会をしたんだけど、まだ内容をチェックできてない生徒もいると思うから、改めてみんなに向けて伝えていきたいと思います。まず発表されたのが、3次ライブハウス審査の詳細情報」

COCO教頭「来月6月16日から大阪と東京にて3日間かけて実施される、3次ライブハウス審査。10代のアーティストが初めて観客の前で実際にライブを披露し、自分の中に宿る閃光を解き放っていただく舞台でございます。
この間の生放送教室では、ゲストアクトとしてammo先生ねぐせ。先生マルシィ先生の出演も発表されたんだけど、まだ肝心の10代アーティストについては何もお伝えできておりませんでした。今日の記者会見では、この舞台に進む組数が発表されました」

こもり校長「全国9ヶ所13日間にわたる2次審査を突破し、3次審査へと駒を進める10代アーティスト、気になる組数は…38組!

こもり校長「応募総数3078組の中からついに38組まで絞られます。約80分の1の倍率です。いったいどんなアーティストが僕らの目の前に姿を現すのか、すでにめちゃくちゃワクワクしております。バンドマンなのか、シンガーソングライターなのか、はたまたラッパーなのか、声楽家とかオペラ歌手とか、パフォーマンスグループとか、いろいろあるかもしれないね。ジャンルを問わない出場者が一堂に会して持てる全てをさらけ出すのも閃光ライオットの魅力の1つ。
3次ライブ進出アーティストは来週の生放送教室で発表。アーティスト自身も全く知らない状態での発表だから、喜びの声を生徒のみんなと一緒に共感していきたいと思う。
そして、3次ライブ審査は、大阪東京で計3日間開催。各会場、入場が無料です。出入りも自由。生配信もあるんだけど、ゲストライブだけは配信がされないので、会場に来られる生徒はぜひライブハウスで彼らの衝動も感じ取ってほしいわけですよ」

COCO教頭「その盛り上がり必至の3次ライブ審査なんですけども、ここで終わりじゃないのが閃光ライオットでございます。
3次審査を乗り越えたアーティストだけが立つことのできる最終の舞台。それが、8月7日にZeep DiverCity (TOKYO)で行われるファイナルステージでございます。
すでにゲストアクトとして、水曜日のカンパネラ先生、第1弾特別審査員として、ASIAN KUNG-FU GENERATION・山田貴洋先生Galileo Galilei・尾崎雄貴先生・岩井郁人先生、そして、とーやま元校⻑が出演することが発表になっていますが、オフィシャルの記者会見では今年の閃光ライオットをさらに盛り上げてくれる応援アンバサダー、そして第2弾特別審査員の発表がありました」

こもり校長「まずは応援アンバサダーから発表。今年の閃光ライオット応援アンバサダーを務めてくれるのは…豊嶋花ちゃん!!!

こもり校長「10代のみんなと同世代現在17歳の現役高校3年生、豊嶋花ちゃん。直近だと大河ドラマ『どうする家康』にも出演していた、CMやドラマで大活躍中の俳優でございます。趣味は去年の6月から始めたギターらしく、椎名林檎先生の『丸の内サディスティック』を文化祭で披露したこともあるそうです。ライブも大好きで、5月に行われたヤングスキニー先生のライブも参加してたりとか、とにかく透明感の抜群の俳優さんでしたね」

COCO教頭「もう肌から溢れ出る瑞々しさもそうですし、あと文化祭が9月にあってみたいな。6月から始めて3ヶ月で、ギターもボーカルも両方仕上げていった根性も素晴らしかったよね」

こもり校長「そのギターを持った花ちゃんが登場するポスターも完成しました。閃光ライオットのXから見られるので、そちらも要チェックでございます。8月7日、ハナの日、改めて花ちゃん、今年の選考レースを一緒に盛り上げていこう。よろしく頼む!」




こもり校長「さぁ、そして第2弾特別審査員このまま発表いきます!
第2弾特別審査員1人目は…アイナ・ジ・エンド先生!!!

こもり校長「我が校の表現の講師、アイナ先生が特別審査員として帰ってきてくれます。これまで自分の表し方に悩む様々な生徒にアドバイスを届けてくれたアイナ先生だけども、ファイナルステージでも表現の観点から審査してくれるのではないでしょうか。久しぶりにお会いできて、僕は嬉しかったです」

COCO教頭「そして、ここで初解禁情報でございます。アイナ先生の審査員就任は会見でも発表されていたんですけれども、実はもう1人特別審査員への就任が決まった方、いらっしゃいます」

こもり校長「俺も皆びっくりなんだよ。知らなかったから」

COCO教頭「そうなんだよな(笑)」

こもり校長「俺は今日の記者会見の発表で全てだと正直思ってたから、まだいるんだって思った生徒もいるんじゃないかな。それではもったいぶらずに発表します。
第2弾特別審査員、2人目は…CHICO CARLITO先生!!!


♪ Invitation / CHICO CARLITO


こもり校長「沖縄県那覇市出身のラッパー、CHICO CARLITO先生。2015年にMCバトルの全国大会『ULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIP』で優勝。人気番組『フリースタイルダンジョン』の初代モンスターとしても知られています。高校時代にバンドを組んでいて、なんと閃光ライオットに参加した経験もあるとか。我が校にはまだ来校されたことがないようなので、近いうちにお会いできたらと思っております。
CHICO CARLITO先生、よろしくお願いします!」

COCO教頭「よろしくお願いします!」

こもり校長「こんな感じでファイナルステージの全容も少しずつ見え始めた今年の閃光ライオット。これからじゃんじゃん情報解禁されていくから、生徒のみんなも閃光の波に乗り遅れないようにしっかりついてきてもらいたい」


こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK!、ここからは肩の力を抜いてもらって構いません。授業テーマは…!」

『別に、どうでもいいんですけど...』

COCO教頭「どうした?(笑)」

こもり校長「さっきまではどうでも良くないことを伝えていったけども、ここから話していくことは生きていく上で考える必要のない、どうでもいいことです」

COCO教頭「ちょっと待ってください。どうでもいいんですけど、さっきさちょっと黒板書いてくださったじゃないですか」

こもり校長「何が?」

COCO教頭「校長が(笑) その黒板の謎の記号、1番最後の何なん?」

こもり校長「これが俺も分かんないのよ(笑)」

COCO教頭「怖いんだけど(笑)」

こもり校長「俺も怖い(笑) “記者会見!”って勢いのまま何かびっくりマークを書こうと思ったら、こうなっちゃった(笑)」

COCO教頭「で、どうでもいいんだけど、その記者会見の“見”も、何か記者会“貝”みたいな(笑)」

こもり校長「一応、びっくりマークを書こうと思ったら勢い余っちゃったんだよね(笑)」

COCO教頭「すっごく尖ってる感じ。形を変えてみたら、コウモリみたいな。バットマンみたいな」

こもり校長「だいぶ感受性豊かになってない?」

COCO教頭「(笑) 斜めに見たらね。ごめんなさい、どうでもよかった(笑)」

こもり校長「バットマン見たことある?」

COCO教頭「あるよ」

こもり校長「まぁどうでもいいよね。でも、今日はこんな感じ。本当にどうでもいいことを今日は話していきたいと思うと思って。例えば、“なんで女子って痩せてるのに‘痩せたい!’って言うの?”みたいな。“なんで年上の人って僕らに‘遊べよ’って言ってくるの?”みたいな」

COCO教頭「それと同じぐらい“勉強しろよ”って言ってくるもんね」

こもり校長「で、先に言っておくけど、たぶん今日は答えとか出ないと思うのね。電話とかもここ近年史上一番雑に終わる可能性がある」

COCO教頭「新しいね(笑)」

こもり校長「別に話も終わってないけど、“じゃね”って。だから、冷たいと思わないでほしい」

COCO教頭「だから今日はそういう力を抜いてってことだから、リラックスしてやってほしいからね」

こもり校長「1つマジでどうでもいいんだけど、この際だから、教頭にマジで聞いていい? 俺達って話す時にカフってあるじゃん。 喋る時にオンにすると、みんなに声が届く。(遠くで)これオフね。(戻って)これがオン。っていうのがあるのね。で、マジでどうでもいいんだけど、なんでいつも俺がオンにするのを見てからオンにするの?」

COCO教頭「(笑) そう?」

こもり校長「俺、いつもすごく気になってんの」

COCO教頭「そうですか?」

こもり校長「あ、無意識なんだ。俺わざとだと思ってた。別にどうでもいいのよ」

COCO教頭「え、でもなんでだろ? マジで無意識だわ」

こもり校長「その”私、無意識だわ”と言った時点で、もう答え出ないから、もうどうでもいい。今日のテーマに合ってると思う。でも、俺いつも思うのよ。喋り出しの時に、それで“あ、俺からなんだ”っていつも思う。だから、たまに意識して、オンにしない時があるの。そしたら、教頭がオンにしないじゃん」

COCO教頭「それすらも気づいてないよね」

こもり校長「そう。で、いつも職員がキューを出してくれるんですけど、今日だったらすっちゃんがいいタイミングでどうぞって手を出してくれるわけじゃん。で、我々はそのタイミングを見計らいながら、自分の喋りたいことを喋るんだけど、“どうぞ”って言われてるのに、カフを上げないじゃん」

COCO教頭「マジっすか?」

こもり校長「そう。上げないよ」

COCO教頭「(笑) 職員が誰も首をウンとスンとも言ってくれないんだけど」

こもり校長「これは俺しか分からないことだから。毎日やってて、その回数って多いわけじゃん。1日に10回以上はこれをやるわけじゃん」

COCO教頭「2時間の間にね」

こもり校長「曲を聴いたりとかCMにいったりとか。で、その時に…」

COCO教頭「ちょっと待って。もう意識だわ。この瞬間から」

こもり校長「で、たまに腹立つ時もあんの」

COCO教頭「腹すら立ってる?(笑)」

こもり校長「(笑) 別にこれはどうでもいいのよ。どうでもいいから話してるだけだから、マジで気にしないでほしいんだけど。本当にいざという時に、“え! 俺から?”って思う時あるの」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「これをオンにしないってことは喋んないってことじゃん」

COCO教頭「そうね。放棄してるから」

こもり校長「そう。で、“俺からね。はいはい”ってオンにすると、トンってやるのよ」

COCO教頭「マジか」

こもり校長「あれ、何なん?」

COCO教頭「何かごめん。でも本当に無意識だよね」

こもり校長「だから、今日はこういう感じ」

<『NIGHT DANCER』イントロ>

こもり校長「ちょっと待って。これもうここで使っちゃう!? (生徒のみんなに)ちょっと聴いていい?」


♪ NIGHT DANCER (BIG Naughty Remix) / imase & BIG Naughty


こもり校長「おっと! 今、意識した?」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「意識した上で、俺と同じタイミングじゃん」

COCO教頭「意識したとて、先にはいけなかった(笑) これからもう気になって仕方ないかも」

こもり校長「でも俺、今日の授業でちょっと思ったの。このパターンあるなと思って。どうでもいいから言うんだけど…と言って、どうでもいいから今まで意識しなかったことをピックアップすることによって、今後気になることって世の中あるんじゃないかなって。これもそうじゃん。どうでもいいし、もう1年以上一緒にやってるから、今さら別にどうでもいいのよ。遅かろうが早かろうが。なんだけど、もうこれずっと気になるじゃん(笑)」

COCO教頭「だって、ここにあるものをもう見ないようにしてくださいって無理だもん」

こもり校長「で、たぶん生徒もこの後いっぱいあるわけじゃない。LOCKS!もあります。“あれ、今は教頭が先に押したのかな?”とか(笑)」

COCO教頭「そういう楽しみ方も、今夜はしてほしいと思います」

COCO教頭「まぁどうでもいいんですけど、今夜は生徒のみんなが日々の生活の中で、本当にさっきのカフ事件のように“どうでもいいですよ”ってレベルのものを、誰かに話すまででもないし、だけど気になるという疑問や考えについて話していきたいと思います」

こもり校長「話してこうよ、別にどうでもいいけど」


別にどうでも良いんですけど...。
校長、教頭、こんばんは!
僕は高専に通っているのですが、高専生は高校生ともちょっとちがくて、かといって大学生ともちょっと違うので、アンケートとかでどこに丸をつければ良いのかわからなくなったり、会う人に「高一です」ともいえない、という高専生ならではの悩みがあります。
別にどうでも良いんですけど...。
心の中の3号
男性/15歳/岩手県
2024-05-29 22:12


こもり校長「どうでも良くなくない。俺的には。心の中の3号はどうでもいいのかもしれないけど、結構俺は重大なところだと思うけどね。高専の1~3年までは高校生でいいと思う。ただ、気まずいのは4~5年だよね。これは大学生でもないし。でも、かといって高校生と名乗るには、見た目的にも19歳が“高校生です”って言うのも違和感あるって気持ちも分かる」

COCO教頭「でも、アンケートって大概、その他みたいなのない?」

こもり校長「ある」

COCO教頭「だから、そこに…。まぁどうでもいいんですけど、その他でピッっていけるじゃないですか」

こもり校長「というか、そうか。その他があった(笑) 心の中の3号はそれを知ってるから、どうでもいいんだけどって言ってくれてるのか。ごめんごめん、勝手に俺が引き取って大ごとにしちゃった(笑)」

COCO教頭「でも、やっぱそれぐらい普段、校長先生も真っ当に生徒からの質問に答えてくれてるってことですよ」

こもり校長「何? 真っ当にって?」

COCO教頭「ちゃんとした人だってことですよ。どうでもいいけど(笑)」

こもり校長「おい~、今日はケンカか?」

COCO教頭「(笑)」

きゅっち 茨城県 19歳

こもり校長「学年は?」

きゅっち「大学2年生です」

こもり校長「どうでもいい話、ちょうだいや」

きゅっち「まぁ別にどうでもいいんですけど

こもり校長・COCO教頭「いいね~!」

きゅっち「(笑) おじさんのくしゃみってなんであんなに大きいんですかね

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「マジどうでもいいけどな」

きゅっち「(笑)」

COCO教頭「どうでもいいけど、ちょっと気になるよな」

こもり校長「逆になんでそう思ったの?」

きゅっち「電車に乗ってる時、前に座ってる方とか隣に座ってる方がくしゃみする時にすごく大きい音でくしゃみしてて、それにいつもビクってしちゃうんですよ。びっくりしちゃって(笑)」

こもり校長「突如来るくしゃみだからね」

COCO教頭「そういう時はおじさん率が高いっていう?」

きゅっち「はい。そうですね。見ると、大体おじさんで(笑)」

こもり校長「でも、マジでどうでもいい話に広がるんだけど、きゅっちの思うおじさんって何歳から?」

きゅっち「えと~、50代より上ぐらいかなって」

こもり校長「はいはい。じゃ、きゅっちがたまにうるさって思ってパッと見た人は大体50代以上の方が大きいくしゃみしてるなって感じか?」

きゅっち「そんな感じがします(笑)」

こもり校長「でも、別にどうでもいいが大前提ね。くしゃみの仕方なんて、究極、本当に何でもいいっちゃ何でもいいよな?」

きゅっち「はい? あ、そうですね(笑)」

こもり校長「大きくされようがされまいが、別にどうでもいいよね?(笑)」

きゅっち「どうでもいいですね(笑) でも、ちょっと大きくされると、あの嫌な目で見ちゃうっていうか」

COCO教頭「はいはい(笑)」

こもり校長「それはどうでもいいじゃないですか、きゅっち先生」

きゅっち「(笑)」

COCO教頭「きゅっちがビクッとしちゃう、おじさんのくしゃみってどんな感じなのよ? 再現してみてよ」

きゅっち「“ハックシュン!”みたいな」

こもり校長「それはディスニーやん」

きゅっち「(笑)」

COCO教頭「ハックシュンって発音全部言ってくれるんだ」

こもり校長「それはもうラプンツェルとかのくしゃみやん」

COCO教頭・きゅっち「(笑)」

こもり校長「逆に理想のくしゃみ、どんな感じ?」

きゅっち「“クシュン”みたいな」

こもり校長「あ~。ていうか、くしゃみが上手!(笑)」

COCO教頭「確かに(笑) 再現率が高!」

きゅっち「花粉症なんで、よくくしゃみしてて(笑)」

こもり校長「この時期は花粉どうなの?」

きゅっち「私、イネ科の花粉まで持ってて、8月までくしゃみ止まらないんですよ(笑)」

COCO教頭「長ぇ~」

こもり校長「それ秋口もこない?」

きゅっち「はい?」

こもり校長「きゅっち、俺の声、届かなさすぎじゃない。さっきも一瞬“はい?”ってあったよね?(笑)」

きゅっち「すいません(笑)」

こもり校長「いや、俺は怒ってるよ」

COCO教頭「怒ってたんや。なんでよ」

こもり校長「俺はきゅっちに怒ってる」

きゅっち「ごめんなさい(笑)」

こもり校長「別にいいよ」

<ヘクシッ!>

こもり校長「(笑) おじさん、うるさいよ」

きゅっち「(笑) おじさんじゃないですよ、校長先生は」

こもり校長「わし? わし、おじさんじゃない?」

COCO教頭「(笑)」

きゅっち「おじさんじゃないです」

こもり校長「きゅっち、1つだけ言っていい? 俺もまだ自分のこと、おじさんだと思ってないの」

COCO教頭「(笑) 自覚症状ないの」

こもり校長「ごめん(笑)」

きゅっち「踊るところ見てると、おじさんな感じ全然しない(笑)」

こもり校長「だから、ごめん。俺、自分がおじさんだと悩んでないの。フォローしてくれるのはすごく嬉しいんだけど」

きゅっち「(笑)」

COCO教頭「(笑) おもしろ。気にしてる人になってる(笑)」

こもり校長「俺、悩んでない(笑)」

きゅっち「(笑)」

こもり校長「ありがたいんだけど(笑)」

COCO教頭「まだバリバリのイケイケお兄さんだからね」

きゅっち「はい。イケイケです。カッコいいです」

COCO教頭「ちなみに、きゅっちは、イケイケお兄さんの校長のくしゃみとかってかイメージある?」

きゅっち「でも、なんかちょっと大きいくしゃみしそうだなって(笑)」

こもり校長「でも、俺くしゃみが大きいか小さいかというと、たぶん大きいのよ。なんだけれど、俺めっちゃ地面にするよ」

きゅっち「…はい?」

こもり校長「あれ?」

COCO教頭「届かないな~(笑)」

きゅっち「地面ですよね? 合ってますよね?」

こもり校長「合ってますよねって俺が“は?”って言ったみたいな感じの返ししてるけど、“は?”って言ったのは、きゅっちだからな(笑)」

COCO教頭・きゅっち「(笑)」

COCO教頭「で、地面にするの?」

こもり校長「そう。俺はめっちゃ地面にするの。限りなく地面に近づいて、くしゃみする」

きゅっち「いいと思います」

こもり校長「いいでしょ」

きゅっち「素敵です」

こもり校長「逆に教頭のくしゃみどんな感じだと思う?」

きゅっち「教頭は私と同じタイプで周りを気にしてくしゃみしそうな感じです」

COCO教頭「正解です。本当にそれしかしてない」

こもり校長「確かに俺、教頭のくしゃみのイメージないかも。毎回トイレ行くもんね」

COCO教頭「(笑) そこまで気を遣ってないわ。そこまで乙女じゃないわよ」

こもり校長・きゅっち「(笑)」

こもり校長「やばい。今日、肩の力を抜きすぎてる(笑)」

COCO教頭「確かに(笑)」

こもり校長「でも、今日はそういう授業だから(笑) 楽しい」

COCO教頭「でも、くしゃみたうるさいおじさまは多いじゃない。満員電車でマスクしてないのに、撒き散らしてる人いるじゃん」

きゅっち「それがホントに嫌で!」

COCO教頭「やばいよな。でも、一説によると、加齢と共に腹筋の力がなくなっちゃうから、抑えきれなくなって出しちゃうのが音に乗っちゃうらしいのよ」

きゅっち「それなら、もうマスクしてくださいって感じです(笑)」

COCO教頭「そうなんす。結局マスクしてください」

きゅっち「みなさん、お願いします」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「きゅっちから全国の皆様へ。大きなくしゃみをするならマスクをしてください」

COCO教頭「お父様方、大丈夫ですか」

きゅっち「お願いします(笑)」

こもり校長「ドキッとしたお父様方いらっしゃるんじゃないですか。で、今日は冒頭でも言った通り、何も解決してないけど、話してくれて、ありがとね」

きゅっち「あ、どうでもいいんで(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「そうな。また何かあったら話そうな」

きゅっち「はい(笑)」

こもり校長「じゃな。バイバ~イ(笑)」

きゅっち「バイバ~イ(笑)」


♪ happy turn / くるり


こもり校長「くしゃみ、曲に入ってましたね。でも、セーフなラインのくしゃみだったっぽくない?」

COCO教頭「確かに不快感とかなかったからね」

こもり校長「まだ大丈夫だね」

おやすんみんこ 青森県 16歳

こもり校長「学年は?」

おやすんみんこ「高2です」

COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」

おやすんみんこ「OK~」

COCO教頭「ありがとね」

<ヘキシッ!>

COCO教頭「あ、くしゃみ出た(笑)」

こもり校長「花粉飛んでない時期なんだけどな(笑) おやすんみんこのどうでもいい話って何?」

おやすんみんこ「標準語で話したいのに、標準語で話せないことです

COCO教頭「でも、今の標準語じゃない?」

おやすんみんこ「え、ホントですか?」

こもり校長「ん~、標準語レーダーを厳しくすると、青森の感じがあるかもね」

おやすんみんこ「抜けられないです」

こもり校長「ただ、別にどうでもいいって今日来てくれるということは別にどうでもいいとは思ってる?」

おやすんみんこ「別に普段過ごす上ではそんなに気にしてない」

こもり校長「そうだよな。“別に標準語じゃなくてよくない?”と思わない?」

おやすんみんこ「はい。でも、こうやって電話する時とか人前に出る時とかは標準語がいいなって思います」

こもり校長「なんで?」

おやすんみんこ「そっちの方がスッと入ってくる気がするし」

こもり校長「話がってこと?」

おやすんみんこ「はい」

COCO教頭「うち、全然今の感じがかわいいと思うけどな」

おやすんみんこ「え、でも(笑) あんまり津軽弁をかわいいって感じがしないんですけど」

COCO教頭「東京って基本的にみんな標準語で喋ってのね。でも、たまにこういう訛りというか方言が出る人と話すと、コミュニケーションめっちゃ広がるのよ。“どこから来たんですか?”みたいな。だからアイスブレイクって何て言うのかな、会話の糸口を見つけやすくて。しかも、そういう言い方、優しそう、かわいいってめっちゃ思うけどな」

おやすんみんこ「ありがとうございます(笑)」

こもり校長「今、この話している感じは意識して話してくれてるの?」

おやすんみんこ「今は本当に何も。そのままです」

こもり校長「じゃ、別に伝わらないこともないし、いいと思うけどね」

COCO教頭「津軽弁と標準語でこれだけ言い回しが違うから誰にも伝わりません、みたいなのもあるの?」

おやすんみんこ「あると思うんですけど、私は伝わらないっていうやつより、イントネーションが訛っちゃうって感じなので」

こもり校長「確かにイントネーションはそうね。どっちかっていうと、東北の人ってイントネーションなのかな。関西の方とかは言い回しが違ったりするじゃん」

COCO教頭「はいはい。“ほかしといて”と“捨てといて”の違いとか」

こもり校長「“ほかしといて”は大阪弁の言葉だよね。うちは“ほっといて”って言うもんね。うちは三重県だから、またちょっと違うよね。津軽弁だと何て言うの?」

おやすんみんこ「“捨てておいて”とも言うし、“投げといて”とか」

こもり校長「それ聞いたことあるわ」

COCO教頭「え、物理的に投げるわけじゃないんだよね。コール捨てるってことなんよね」

おやすんみんこ「はい(笑)」

こもり校長「“このペットボトル投げといて”と言ったら捨てるってこと?」

おやすんみんこ「捨てます」

COCO教頭「おもしろ~。知らんかった」

こもり校長「難しいのよ。やっぱ、そのエリアで生まれた文化とかによって、こうやって変わるのは素敵なことだなって思う」

COCO教頭「だし、こんなに話が広がったもんね。今、訛りってところから」

こもり校長「別に今日はどうでもいい話だから、広げたつもりもなく、勝手に広がっちゃったみたいなところもあるけどね。でも、究極だけど、おやすんみんこは標準語を使いたいの?」

おやすんみんこ「ん~ 普段の生活ではこのままがいいけど、標準語を使っても喋ってみたいなって思います」

COCO教頭「だからバイリンガルだね」

こもり校長「逆にアドバイスをちょっとちょうだいよ。ココ・スタンティンの」

COCO教頭「(笑)」

おやすんみんこ「?」

COCO教頭「おやすんみんこが“え? スタンティン?”ってなってるやん(笑) ごめんな。ココ・スタンティンって、私の仮初の姿の名前なんやけど。でも、これはもう標準語を使う頻度を上げてくしかないよね」

こもり校長「俺もアドバイスしてって言われたら、全く同じこと言う。切り替えないのが一番標準語を使える」

COCO教頭「だから日常にいかに落とし込んでいくかみたいな。だから、その“投げといて”とも言わないようにするっていう。ある一定のレベルまで、自分が標準語をマスターできるまでは、もうそうやって。で、バイリンガルになったなってなったら、また切り替えたらいいけど、しばらくは強制的に標準語を使う時間を増やすしかないと思う」

おやすんみんこ「ん~」

こもり校長「標準語に憧れるしかない。俺はもう死ぬほど標準語… 東京への憧れが強かったから、すぐ三重弁を捨てたもんね」

COCO教頭「(笑) その言い方、気持ちいいな」

こもり校長「だから、俺は標準語になるのが早かったよ。でもいまだに喋ったら出るもんね。母親と喋ったりしたら出るもん。だから生まれた時の言葉って忘れないのよ。ごめんね、どうでもよかったかもしれないけど」

COCO教頭「そういうテーマだから(笑)」

こもり校長「だから、どうとかもないんだけど、また話そうね」

おやすんみんこ「はい」

こもり校長「(笑) ごめんな。今日こういう感じなの、みんな」

COCO教頭「ゆるい感じで。じゃまたいっぱい話してこう」

おやすんみんこ「はい」

こもり校長「ありがとね」

おやすんみんこ「ありがとうございました」


こもり校長「標準語な。俺はもう本当に憧れまくってたからな」

COCO教頭「でも、抜けるまで時間かかったわ。関西弁使わないで」

こもり校長「だって抜けていないもん」

COCO教頭「もういっかってなっちゃってる(笑) ゴリゴリ喋ってる。でも、CAの時とかは徹底的に使わないように」

こもり校長「いや、抜けてなかったよ」

COCO教頭「いや、CAのココ・スタンティンの時知らないよね~」


♪ Tsugaru / 吉幾三


ちる 大分県 15歳

こもり校長「学年は?」

ちる「高校1年生です」

こもり校長「ちるののどうでもいい話は?」

ちる「ホンマにどうでもいいんですけど(笑)

こもり校長「いいね(笑)」

ちる「数学って将来必要ないじゃないですか? なんで学ぶ必要あるんですか?

こもり校長「なるほどね。この何10年にも至る開けてはいけないパンドラの箱を今ちるは開けようとしているわけですよ」

ちる「開けましたよ(笑)」

こもり校長「数学って将来必要ないじゃないですかと。なのに何で学ぶんですかと。そう思うのは、なんで?」

ちる「数学、大嫌いだからです」

こもり校長「でしょうね」

COCO教頭「シンプル・イズ・ザ・ベスト(笑)」

こもり校長「いつから嫌いなの?」

ちる「小4からです」

COCO教頭「算数の時から嫌いなんだ?」

ちる「はい。いや、中学の先生が“人生で必要な数学は小学校3年生まで”って言ってたんで」

COCO教頭「小3まででいいと(笑)」

こもり校長「中3の先生がそう言ってたの?」

ちる「はい。そうです」

COCO教頭「てことは、掛け算割り算足し算引き算ってこと?」

ちる「はい、そうです(笑)」

こもり校長「いや、俺は小4で割り算を習ったけどね」

ちる「え?」

COCO教頭「どこに入ってきてんねん(笑)」

こもり校長「だから、数学の先生はちょっと間違えてるかもね」

ちる「ウソだぁ(笑)」

こもり校長「俺は小4で習った。三重県多気郡大台町の三瀬谷小学校は小学校4年生で割り算を教えたけどね」

COCO教頭「三瀬谷小学校は(笑)」

こもり校長「今もあるのかな(笑)」

COCO教頭「固有名詞バンバン出てきたけど(笑) でも、私も結構、ちる派なんだよね」

ちる「だよね」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「だよね(笑)」

ちる「でも、先生は“それで飯食っていけるんで、お前らも頑張れ”みたいなこと言ってました(笑)」

COCO教頭「それは仕事にするってなったら、算数じゃなくて数学の知識もいっぱいいるんだろうけど、日常生活で因数分解やってないもんな。サイン、コサイン、タンジェントとか」

こもり校長「サイン、コサイン、タンジェントはやんないね」

ちる「(笑)」

COCO教頭「何あれ?」

こもり校長」「今でも分からんもん」

ちる「(笑)」

COCO教頭「あ、今は何を習ってんの?」

ちる「ん~、頭に入ってません(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「俺らだったらいいんだろうけれど、たぶんちるはダメよ」

ちる「いやいや(笑)」

COCO教頭「だって、赤点とか取っちゃダメじゃん」

ちる「いや、いけます(笑)」

こもり校長「だって、数学って卒業するのに必要な単位なのよ」

ちる「いや、大丈夫です(笑)」

こもり校長「そんな高校、聞いたことない」

COCO教頭・ちる「(笑)」

こもり校長「ちるは卒業しない気でいるの?」

ちる「いや、もう…(笑)」

こもり校長「おい、ヘラヘラしてるじゃないよ」

COCO教頭「あ、声荒げた(笑)」

ちる「(笑)」

こもり校長「ヘラヘラしてるんじゃないよ。お前は卒業したいのかって聞いてるんだよ」

ちる「ん~、大丈夫ですよ。4年で卒業します」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「なんで、1年ちょっと伸びてるんだよ(笑)」

COCO教頭「もう諦めてた(笑)」

こもり校長「1年留年するやつはれ2年留年するんだよ」

COCO教頭「まだ高1だもんな」

ちる「はい。じゃ5年で(笑)」

COCO教頭「増えとるやないか(笑)」

こもり校長「5年のやつは6年するんだよ(笑)」

COCO教頭『いやぁこれは…」

ちる「あ!」

こもり校長「何?(笑)」

ちる「うちの学校は6年まで留年できます!」

COCO教頭「寄せてっちゃダメなのよ(笑)」

こもり校長「いや、逆の発想。今のちるの考えでいったら、6年までしか、だから」

ちる「はいはい?」

こもり校長「おい、ケンカ売ってるのか?(笑)」

ちる「(笑)」

こもり校長「校長先生だぞ」

ちる「はい(笑)」

こもり校長「誰に向かって、“はいはい?”言うとんねん~!」

COCO教頭「怒ったら関西弁になるタイプの校長でやらせてもらってるんですけれども」

こもり校長「でも、やっぱ、ちる的には数学要らないって思う?」

ちる「ホントに要りません」

こもり校長「なんで要らないと思う?」

ちる「先生は日本語喋ってないから」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「もはや何を言ってるか分からない状態だ(笑) それ、先生も頑張ってんのよ」

こもり校長「あ、 面白い(笑)」

ちる「それで、中2の時に反抗して、テストで名前だけ書いて白紙で出しました」

COCO教頭「強い」

こもり校長「それはちょっとやりすぎよ」

ちる「楽しかったです(笑)」

COCO教頭「でも、それが今もう大人に、高1になったわけじゃん。今はどういう状態で授業を受けてんの? ついていけてないわりに?」

ちる「ちゃんとメモは取ってます」

こもり校長「授業は受けてんだね?」

ちる「はい。受けてます。でも、隣の席の人がずっとスマホ触ってるんですよ。気になって集中できません(笑)」

COCO教頭「いや、自分のことだけ見て(笑)」

ちる「(笑)」

こもり校長「それはちょっと隣のせいにしすぎたな」

ちる「いや、先生が何って言ってるか分かりません(笑)」

こもり校長「でも、さ先生が何言ってるか分からないは、でも間違いなく先生でも日本語を喋ってるわけじゃない?」

ちる「あ、ん~」

こもり校長「てなると、ちるの読解力がないっていうことになってくるわけじゃない」

ちる「分かりません。数学って何ですか?(笑)」

こもり校長・COCO教頭「(笑)」

COCO教頭「え、ちるの周りの友達とかは理解できてるん?」

ちる「あ、友達1人しか(笑)」

COCO教頭「最悪、卒業できれば… 単位落とさなきゃいいと思うの。別に数学を好きになる必要はないし。だって、何喋ってるか分かんないことで勉強できないじゃん」

ちる「そうですね(笑)」

COCO教頭「ただ、高校生として。やりたくないことでもやらないと社会で生きていけないわけ」

ちる「そうなんですよね」

COCO教頭「おい、何を知ってるんだ! びっくりしたな(笑)」

ちる「(笑) すいません」

COCO教頭「(笑) でも、ホントそうなのよ」

こもり校長「逆に、ちるの得意な科目って何?」

ちる「国語の漢文です」

COCO教頭「漢文?」

こもり校長「ウソつけ~。さっきまで日本語何喋ってるか分かりませんって言ってたやつが(笑)」

COCO教頭「漢文むずいぞ」

ちる「いや、覚えたら簡単ですよ」

COCO教頭「だから、完全に文系脳なんだよ」

ちる「でも、作者が考えたのは、よく分かりません」

こもり校長「漢文ってレ点、一二点とかでしょう。だから、俺思うんだけど、意外と数学脳なんだよ」

ちる「いやいや、絶対違いますって」

こもり校長「だって、レ点一とか一二点が読めるってことは、要はあれって仕組みが一緒なわけじゃん。その仕組みを知ってやるってことだから、やはりかけ算と足し算と引き算のやり方がわかるのと同じように、レ点が来たら上を読むなと」

ちる「共感できませんね」

COCO教頭「できなかった。 だから、それも苦手意識があるからだけど。だから泣きながら勉強しました」

こもり校長「そうなんや」

こもり校長「でも、泣きながら勉強するのは、あと3年続くからな」

ちる「やめてください(笑)

こもり校長「大学は入ろうと思ったらあと4年だぞ」

ちる「嫌だ。大学なんて行きません」

こもり校長「じゃ、あと3年だな」

ちる「嫌ですね~」

こもり校長「嫌だよ。嫌だと思うんだけど、やっぱり俺は思うわけ。数学をなぜ習うのか。うちに東大の理科一類だった職員がいるのね」

ちる「待って(笑) 頭が…」

こもり校長「入ってきたよ。うちの元東大が」

COCO教頭「賢そうやな」

こもり校長「元東大、ちょっと言ってやってくれよ。数学をなぜ学ぶのか」

元東大職員みっちー「数学って…」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「自己紹介もなく、急に入るの?(笑)」

元東大職員みっちー「すいません(笑) みっちーと申します。僕、数学だけで東大に入った男なんですけれど。めちゃくちゃ数学得意なんでんすけど、数学って間違えた方がいいんですよ」

こもり校長「ほう。なぜ?」

元東大職員みっちー「数学って考え方のクセをつけるみたいな学問なので、数学を間違えたってことが結構大事で。考えたけど間違えたって経験が僕は大事だと思うので。だから、ちるは全然数学が分かんないって言ってるけど、一番数学に向いてます」

COCO教頭「逆に?」

こもり校長「それでも考えようとしているこの姿勢がってこと?」

元東大職員みっちー「姿勢がです」

こもり校長「なるほどね」

COCO教頭「でも、もう“分かんない”が先行して、やる気がなくなっちゃったりとか、苦手意識をなかなか払拭しずらいじゃないですか。見てても分かんないし、先生が何言ってるか分かんないし。それを打破するためにはどうしたらいいですか?」

元東大職員みっちー「これは難しいんですよ。数学って積み重ねの学問なので。小4の頃からって言ってるので、気持ちは分かるんですよ。でも、こもりさんが言ったように、漢文も一緒じゃんと。仕組みじゃんと。数学も仕組みを覚えるという、それでもうお終いなんですよ。なので、1個頑張ってみる。もう“これは解ける!”みたいな。“学校の単元の中でサインだけ分かる”みたいな。“コサインとタンジェントは分からんけど、サインだけわかるみたいな状態にする”みたいな。それの1点で答えが返ってきても、それは満点だと僕は思うので」

COCO教頭「なるほどね」

こもり校長「ちょっと待て。ちる帰った?(笑)」

COCO教頭「私も思ってた(笑) 俺は途中、ちるがみっちーが来た瞬間に帰ったのかと思ったよ。でも、こうやって言ってくれてるけど、こんなんで大丈夫そう?」

ちる「あ~…え」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「ごめんな。今日、答え出す授業じゃないからさ。でも答えっぽいの出たと思うんだわ」

ちる「ん~ん~…ん?」

こもり校長「みっちーのおかげで。だから、もうこれでバイバイって言おうと思ってるんだけど、どう?」

ちる「ダメ元なんですけど、数学を撲滅させません?(笑)」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「数学だけで東大に入った男を目の前にして、数学撲滅させません?(笑)」

ちる「はい(笑)」

こもり校長「できるかー」

ちる「やりましょう」

こもり校長「できるかー」

ちる「できますね。断言できます(笑)」

こもり校長「まぁ今日はこんな感じだわ」

ちる「(笑)」

COCO教頭「ゆる~くな」

こもり校長「ゆるく話したけど、こんな感じだわ。結果、答えは出ない」

ちる「ん~」

COCO教頭「やるしかねえんだ」

元東大職員みっちー「教えますし」

こもり校長「(笑) みっちー教えてくれるってよ」

COCO教頭「すげー家庭教師」

元東大職員みっちー「めちゃくちゃ教えるの上手いと言われてて、クラスの平均点を底上げしていた男なんで」

こもり校長「やば。頼もしすぎる男がいた」

元東大職員みっちー「LINEで問題だけを送ってもらえれば」

こもり校長「教えるってよ。ま、どうでもいいんだけど(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「じゃな」

ちる「はい。さよなら!」


♪ 乱数調整のリバースシンデレラ feat.彩宮すう(CV:竹達彩奈) / 粗品


こもり校長「まぁ思っちゃうよね。“何で勉強しなきゃいけないんだろうな”とか」

COCO教頭「“何に役立つの?”とかね」

こもり校長「“自分、勉強しないっす”」

COCO教頭「だせ~ 急にだせぇ」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「今、生徒見えていないけど、胸に拳を突き当ててた」

こもり校長「でも、俺こうなっちゃうからした方がいいと思うんだよ。正直ちょっとダサいじゃん。頭ごなしにやらないって言っちゃうと。だから勉強ってした方がいいなって思う。だから、俺は逆に勉強してこなかったから、ちょっとそういう節があるの」

COCO教頭「でも、学べばすごかったんだろうなって思う」

こもり校長「だから学ぶべき時に学ばないとダメなんだなって俺は今すごく後悔してるから、それもある」

COCO教頭「そうか」

こもり校長「まぁ、嫌なもの嫌だけどね」

肯定ペンギン 東京都 14歳

こもり校長「学年は?」

肯定ペンギン「中3です」

こもり校長「肯定ペンギンのどうでもいい話って何?」

肯定ペンギン「別にどうでもいいんですけど、小学校のとき、隣に住んでるK君が1年、半袖半ズボン。着てる分には全然いいんですよ。でも、その着てる時に、日常会話とかで服とかの話をしたりするんですよ。で、秋とかになってくると“ちょっと寒くなってきたね~”とか話もするんですよ。で、その時に、K君がボソッと言うんですよ。“俺は全然、半ズボンだけどね”って。自慢げで言うんですよ

COCO教頭「自慢げなのね」

こもり校長「その半袖半ズボンを自慢されたら、もう別にどうでもいいになっちゃうね」

COCO教頭「リアクションも困るよな」

肯定ペンギン「そう。本当にリアクションに困って」

こもり校長「中学入ったら制服とかじゃないの?」

肯定ペンギン「そうなんですよ。でも、制服が…」

こもり校長「え? まさか半袖半ズボン?」

肯定ペンギン「ホント入ったタイミングなんですけど、校則がちょっと改正されまして。冬でも夏服でも大丈夫」

COCO教頭「そんなことある?(笑) そんな自由な感じの校則に変わったの?」

肯定ペンギン「そうなんですよ」

こもり校長「え、制服の夏服と冬服は何が違うの?」

肯定ペンギン「冬とかは上にブレザーとか着るんです。でも、夏はワイシャツ1枚で、袖をまくっても全然大丈夫みたいな」

こもり校長「じゃK君は1年中半袖ワイシャツなの?」

肯定ペンギン「1年中、ワイシャツを袖をたくし上げてる」

こもり校長「制服のパンツは切ったりしてない?」

肯定ペンギン「大丈夫です。それは着てます」

こもり校長「『北斗の拳』みたいになってない? 逆、北斗の拳になってない?」

肯定ペンギン「ちゃんと履いてますよ」

COCO教頭「(笑) でも、自分からボソッと言ってくる感じは嫌だね」

肯定ペンギン「そうなんですよ。しかも自慢げに」

COCO教頭「でも、そういう時はどうするの?」

肯定ペンギン「”あ、うん”みたいな」

こもり校長「そっちから言ってこられると別にどうでもいいんだよね」

肯定ペンギン「ホントそうなんです。こっちから言ったらまぁ」

こもり校長「分かる分かる。伝説みたいになっているんだったらいいじゃん。“あいつ、マジで強いよな”って」

肯定ペンギン「そういうのはいいんですよ」

こもり校長「分かる」

肯定ペンギン「で、体も強いって思うじゃないですか。でも、全然風邪ひくんですよ」

COCO教頭「(笑) しわ寄せきてるやん」

こもり校長「だから、ダメなんだって」

COCO教頭「え、K君も主張的には何なの? その1年中半袖半ズボンの自分として、そこにどういうフィロソフィーがあるわけ?」

肯定ペンギン「夏は暑いからって。で、冬なんですけど、ここがクセが強いんですけど、冬にかゆいと暑く感じるとか言うんですよ」

COCO教頭「なわけないって」

肯定ペンギン「ってなりますよね。そんなわけあるまいと」

こもり校長「意味不明だね」

肯定ペンギン「“うん。あ、ダメだこいつ”って」

こもり校長「ただ俺、今1つ思ったんだけど、正直どうでもいいんじゃない。ただ、肯定ペンギンはちょっとそのKくん気にしちゃってんじゃない?」

肯定ペンギン「家が隣なんですね」

こもり校長「家が隣か。だから多分気にしちゃってるよ。それどうでも良くない友達になっちゃってる」

肯定ペンギン「毎日6年間ずっと登下校してたんで」

こもり校長「あ、だからどうでも良くない友達なのは認めるんだ」

肯定ペンギン「幼馴染になるんですね」

こもり校長「だから、そこは認めます。Kくんをどうでも良くない友達は認めますと」

肯定ペンギン「でも半袖半ズボンの自慢だけはしてくるなと。どうでもいいんですけど」

COCO教頭「でも、ちょっと見方を変えると、やっぱそういうところで距離をはかりたいっていうか仲良くなりみたいなのじゃないの? 注目してほしいとかさ」

肯定ペンギン「あ、注目してほしいはめっちゃあります」

COCO教頭「だから、肯定ペンギンからのアテンションというか、何かイジってほしいみたいなのを、ちょっと欲してるんだと思うよ」

肯定ペンギン「マウントっていうんですかね」

こもり校長「逆に冬になったらカーディガンをかけてあげなよ、Kくんに」

肯定ペンギン「(笑)」

こもり校長「何か変わるかもよ」

肯定ペンギン「速攻はぐと思います」

こもり校長「いや、それはやってみないと分かんないよ」

肯定ペンギン「なるほど。カーディガンを上にかぶせる」

こもり校長「かぶせてみようよ。冬やってみようよ」

肯定ペンギン「よし、8月ぐらいにやってみるかな」

COCO教頭「夏場にする~(笑)」

こもり校長「それははぐわ」

COCO教頭「11月ぐらいがいいんじゃない? ちょっと寒くなってる時」

肯定ペンギン「Kくんが一番暑いって言ってる時期ですね」

こもり校長「そう。やってあげなよ」

肯定ペンギン「もうやっちゃいますよ」

COCO教頭「うん、優しさで」

こもり校長「こんな感じで終わろうと思っているけど、どう?」

肯定ペンギン「言いたいことを全部言えたんで、スッキリしました」

COCO教頭「吐き出して良かったよ(笑)」

こもり校長「また何かあった話そうな」

肯定ペンギン「はい」


♪ どうでもいいけど / Never young beach


COCO教頭「こういうのもたまにはいいな」

こもり校長「世の中どうでもいい話ってあるもんだね」

COCO教頭「確かに(笑)」



今日の黒板


SCHOOL OF LOCK!

『最後に』

こもり校長「最後に校長先生からどうでもいい話を1つ。SCHOOL OF LOCK!、来年で20年になるんですけども、今まで台本の上の方に今まで何回放送してきたかが載ってたの。でも、いつしかなくなったんだよね。で、今、実際何回放送してるんだろうねって。どう確かめたらいいかも分からないし、なんでその上に書いてあったのがなくなったのかなって最後ちょっと思ったんだよね。別にどうでもいい話なんだけどね」


♪ ドウデモイイ / SLOTH


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!」

COCO教頭「本当にどうでもいいんだけど、“ら”に収められるって。ん~」

こもり校長「よく言ってくれた。本当にどうでもいいんだけど、もうカフのタイミング忘れてるもんね」

COCO教頭「(笑) マジ?」

こもり校長「今、見てた?」

COCO教頭「いとかんも見てた?」

こもり校長「後だったでしょ? ほら」

COCO教頭「ウッソ」

こもり校長「どうでもいいんだけどね(笑)」

COCO教頭「まぁそうね(笑)」

こもり校長「世の中、どうでもいい話あるね~(笑)」

COCO教頭「もう湧き出てくるわ。みんなの分だけあるのよ。困ったもんだ」

こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立! 礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日~~~~~~!!!!」


こもり校長の放送後記

ドウデモイイ事で
世の中は出来てる


COCO教頭の放送後記

どうも。「ら」の
CRAZY COCOです

��篆≧�������篋����障����

Music 2024.5.29 PLAYLIST

    22:06
  • 22:14
  • 22:26
  • 22:42
  • 22:51
  • 22:58
  • 23:01
  • 23:02
  • 23:03
  • 23:15
  • 23:19
  • 23:39
  • 23:47
  • 23:50

関西弁は「ほかしといて」津軽弁は「なげといて」標準語では…?話題が広がる方言の話

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。5月29日(水)は、『別にどうでもいいんですけど……』をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、電話をつないだリスナーと取るに足らない話題で盛り上がりました。「標準語(共通語)で話したい」という16歳のリスナーとの方言についてのトークを紹介します。

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Students 今日の生徒

茨城県 19歳 ラジオネーム:きゅっち
青森県 16歳 ラジオネーム:おやすんみんこ
大分県 15歳 ラジオネーム:ちる
東京都 14歳 ラジオネーム:肯定ペンギン

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生放送教室 放送後記一覧

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  • ミセスLOCKS!

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