
『 死、あるからこそ、俺の人生 』
とーやま校長「強い言葉になってしまうのかもしれないけど、マイナスの意味ではなくて。今日のSCHOOL OF LOCK! には、この後、椎名り…椎名り…椎名林檎先生が!」
あしざわ教頭「何度でも言おう、これは(笑)」
とーやま校長「椎名林檎先生が久々に登場していただける! 椎名林檎先生が今週月曜日に約5年ぶりのニューアルバム『三毒史』を出された。このアルバムを何度も聴いて、何度も思ったことが、限られている一度きりの人生の中でどんなことができるのか、というのを俺はこの歳になったからかもしれない。10代のみんなはまだそこまで考えないかもしれないけど…というのをすごくグルグルグルグル、このアルバムを聴かせてもらって、巡っている状態で。結果的には今日、個人的にやらなきゃいけないことが2つ3つあったんだけど、全部すっ飛ばしました!」
あしざわ教頭「頭の中がパンクしちゃったんだ(笑)。でもわかるわ」
とーやま校長「引力とか重力とかが半端じゃなくて、他のことが、日課である新聞を読むことも、今日は1文字も読んでない。それからやらなきゃいけない仕事があって、ペンは持ったけど、今日はこれ違うわっていって、やめた」
あしざわ教頭「わかる。頭の中で、自分はどう生きてきたかなとか、自分自身を振り返る時間でもありましたよね、曲の中で。俺はこう生きてきたかなとか、自分は今後、必ずある死に向かうでもいいですけど、そこに向かうときに僕はこの後どう生きていくかな、とか。曲を聴きながら想像してしまう曲たちでした」
ここで聞こえてきたのは、アルバム『三毒史』の1曲目、『鶏と蛇と豚』……
■ 私の高校生活は椎名林檎先生
林檎先生の曲を聴くと目の前の景色が全部意味を持って、輝いて見えます!林檎先生の曲を聴きながら、高校生活を刹那的に生きたいです。
三毒史、早くも愛聴しています!!
1曲目から最後まで息継ぎなく目まぐるしく感情が渦巻いて、、聴いた後は幸福で満たされます。素敵な音楽をありがとうございます!!
藍息吐息
女性/18歳/東京都
2019-05-30 19:15
女性/18歳/東京都
2019-05-30 19:15
■ 「三毒史」
椎名林檎先生のニューアルバム「三毒史」買いました!
冒頭の「鶏と蛇と豚」で世界観に引き込まれて、
そこから獣ゆく細道でグイッと盛り上げられて、、、
聴き終える頃には人生1周した気分でした笑笑
本当に凄いアルバムでした!林檎先生、こんな素敵な作品をありがとうございます!
禁中並びに公家諸法度
男性/14歳/福島県
2019-05-30 18:58
男性/14歳/福島県
2019-05-30 18:58
♪ 鶏と蛇と豚 / 椎名林檎
今夜の生放送教室には…
椎名林檎先生が来校!!!

林檎先生「椎名林檎です!」
BGM♪ 獣ゆく細道 / 椎名林檎と宮本浩次
とーやま校長「来ました! お久しぶりでございます! アルバム…すごいっす!」
林檎先生「ありがとうございます、先ほどもお話しいただいて」
とーやま校長「宮本浩次先生との『獣ゆく細道』も…これも曲の中で全て言ってますよね」
林檎先生「そうですか? 何を(笑)」
あしざわ教頭「アルバムのテーマ的なことを?」
とーやま校長「曲(『獣ゆく細道』)は、もちろんアルバム以前にも聴かせてもらっていましたけど、アルバムの2曲目にきて、“あ、これが全部だ”と思った自分もいてですね」
林檎先生「それもあるかもしれないです。構えというか、どう生きていこうかなということです。でもかなり力んでますけどね、この曲の中では。そういう風に書きました」
とーやま校長「林檎先生も詞を思い浮かべるとき、曲を思い浮かべるときもそうやって?」
林檎先生「そうですね、この曲の中では力んでる状態」
あしざわ教頭「“いまから行くぞ”みたいな、意気込みみたいなことですかね」
林檎先生「はい。狭き道を“行ったれ!”、“やってやんよ!”っていう」
とーやま校長「この言葉だよね。そこに向かって行くわけですわ! ねぇ、林檎先生!」
林檎先生「はい(笑)」
とーやま校長「すいません!」
林檎先生「はい、すみません(笑)。一生懸命書きました」
椎名林檎先生は、一昨年の12月以来の来校です!
前回は『2020年までの約束』という授業テーマで、授業を行ってもらいました。
とーやま校長「覚えていらっしゃいますか?」
林檎先生「ええ、楽しかった~」
とーやま校長「あの時に生徒と話をして、確か林檎先生に…なんだっけ…?」
あしざわ教頭「映像の編集を目指している生徒がいて」
林檎先生「その方にはお会いしました、後々」
あしざわ教頭「直接お会いした!?」
林檎先生「東海地区で。ライブに来てくださって、楽屋にも遊びにきてくださって」
とーやま校長「マジすか!?」
あしざわ教頭「えー!?」
とーやま校長「スーパーパスがないと行けないでしょ」
林檎先生「そんなことないです(笑)」
とーやま校長「どんなお話をされたとか覚えてらっしゃいます?」
林檎先生「“どうすんだ!?”」
あしざわ教頭「お前、今後どうするんだ(という話をした)」
林檎先生「とりあえずお勉強をされるということだったので、“えらいね”って(言いました)」
あしざわ教頭「めちゃくちゃ貴重な時間ですよね」
とーやま校長「我が校の生徒を招き入れていただいたみたいなことでもあるわけじゃないですか」
林檎先生「そう、ありがとうございます! 楽しくって!」
とーやま校長「こちらこそ、ありがとうございます!」
林檎先生「ひたむきな方がどうなっていかれるかって、一番興味深いですものね」
とーやま校長「その生徒もだし、他の生徒も、今日は林檎先生が来校されるということで、めちゃめちゃ楽しみに、書き込みもたくさんきているので、できる限り林檎先生にも届けたいと思います」
林檎先生「ありがとうございます。楽しみです! ワクワク! よろしくお願いします」

♪ マ・シェリ / 椎名林檎
※アルバム『三毒史』の3曲目
とーやま校長「のっけから(アルバム『三毒史』の)1,2,3と(曲順通りにオンエア)」
林檎先生「こんな番組ってあるんですか? びっくりしました」
とーやま校長「あるんです!」
林檎先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「この(アルバムの)曲たち、全部聴きたいなと思って」
あしざわ教頭「しかもできれば曲順通りに聴きたくないですか?」
林檎先生「うれしいです」
とーやま校長「いつも通り曲の切れ目もなく、ずーっとつながっていくじゃないですか」
林檎先生「はい、まぁいつも通りなんですよね」
とーやま校長「できたらアルバム1枚(全て)を流すという時間が一番いいんじゃないかな」
あしざわ教頭「僕らいらなくなりますけどね(笑)」
とーやま校長「いらないでしょ」
あしざわ教頭「確かにそうなんですけどね(笑)」
林檎先生「電波に乗せていいのかどうか、ちょっと自信がなくて(笑)」
とーやま校長「いいに決まってるじゃないですか!」
林檎先生「いやいや、ありがとうございます」
とーやま校長「そんな謙虚な林檎先生が、大好きです」
あしざわ教頭「なんの話ですか、告白みたいになっちゃった(笑)」
■ 複雑
なんか異世界に迷い混んだ感!
めちゃくちゃ好きだわー
どの曲も最高だーー!
あなたの隣は烏龍茶
男性/17歳/栃木県
2019-05-30 22:07
男性/17歳/栃木県
2019-05-30 22:07
林檎先生「ありがとうございます。栃木でも…、光栄ですね」
あしざわ教頭「栃木でも聴いてますよ(笑)」
とーやま校長「日本全国、そして海の向こうのみなさんも聴いていらっしゃいますよ、このアルバム。5年ぶりでございます、今週の月曜日に『三毒史』がリリースされたということで。この『三毒史』は仏教の言葉なんですよね?」
林檎先生「そうみたいです。何かの勉強中に知って、いいなと思ったんですよね」
とーやま校長「なんか…克服すべき…?」
林檎先生「と言われてますけど、あんまり馴染みがないなと思って。『怒り』『貪り』『愚かさ』って、あんまり注目してなかったから、これは面白いと思って。かなり抉るものができそうだなと思って選びました」
とーやま校長「その3つのものに対して、林檎先生はどういうとらえ方をされてるんですか?」
林檎先生「曲によっていろいろ変えたんだけど、結局私たちを、素因数分解していくと残るんじゃないかなと思って。『貪り』『怒り』『愚かさ』でできているんじゃないかなと。でもそれをいろいろお化粧したり着飾って、エレガントさや品とかを身に着けた上で、気持ちよくお付き合いできて、素敵に生き抜けるんじゃないか」
BGM♪駆け落ち者 / 椎名林檎と櫻井敦司
とーやま校長「その中で、いま流れている『駆け落ち者』、BUCK-TICKの櫻井さんと一緒にやられている」
林檎先生「ちょっと今、力入りませんでした?(笑)」
とーやま校長「やっぱり世代的にも、僕40歳で、学生の時からもちろんBUCK-TICKさんの名前も存じ上げてますし、曲も聴いたことがある中で、2人(林檎先生と櫻井先生)のお写真を見た時に…、めちゃめちゃすごくないですか、2人のアーティスト写真」
林檎先生「我ながらびっくりしました(笑)」
あしざわ教頭「(笑)なんか“陰と陽”みたいな、なんて言ったらいいんでしょうね」
林檎先生「どっちが陰ですか?(笑)」
あしざわ教頭「いやそれ…なんだろうな…両方強いんですけど、絶妙に混ざっていて」
とーやま校長「どっちが陰なんだ、林檎先生はそれを聞いてるんだ」
あしざわ教頭「(困った様子で)ええと…林檎先生が陰です」
林檎先生「え、ほんと!? でも櫻井さんが陽っていうのもないですもんね、BUCK-TICK…。“陰と陰”じゃないですか?」
あしざわ教頭「だとしたら僕の例え、間違ってますね」
林檎先生「すごく“悪”の感じがしましたよね」
とーやま校長「そうですね。僕は2人が背中合わせで迫りくるものに身構えて。さっきの『構え』みたいなことで、グングン突き進んで蹴散らしていくみたいな」
林檎先生「完全にゲームになっちゃってますね。キャラになっちゃってますね」
あしざわ教頭「確かにそんな感じはする(笑)」
林檎先生「四面楚歌の状況で、ナタみたいなものを」
とーやま校長「この時点で見たことのない世界にたぶんいると思うんですけど、その中でどう戦っていくべきなのかとか、どういう欲を振り払っていくのか」
林檎先生「確かにやっていく中で、どんどん出来上がっていくうちに、自分でも我ながら怖いって感じが(笑)。どこまで行っちゃうんだろうっていうか。櫻井さんがお強すぎて」
とーやま校長「(笑)だからご自分でもたぶん、想像していたところとそうじゃない…」
林檎先生「超えてこられるので(笑)。みなさんそうなんですけど、現場はこそこそっと『すごいね、やっぱり。思ってたよりすごいね』(と話していた)」
とーやま校長「演奏ももちろんそれが表れているし。音が割れんばかりの。気持ちの圧と、音の圧とで」
林檎先生「とにかく飽和してるっていうのが伝わればいいなって思ってます」
BGM♪ どん底まで / 椎名林檎
とーやま校長「『駆け落ち者』からのダークで暗黒なところから、歌い出しのところでパンッと開けるのが、ずっと救われてはいるんですけど、ここでもまたひとつ救われる歌い出し。何言ってるんですかね、僕は」
あしざわ教頭「(笑)」
林檎先生「そういう感じしますか? うれしい」
とーやま校長「何度も開く瞬間はあるんですけど、…って思ってます」
林檎先生「なるほど。うれしいです」
とーやま校長「ありがとうございます!」


林檎先生とお送りする今夜の授業は、椎名林檎先生のニューアルバム『三毒史』にちなんで、“欲”の授業を行っていきます!
「今この “欲” に支配されている」
10代のみんなが今どんな欲に支配されているのか?
その欲のせいで「困ってる!」「つらい!」という生徒から話を聞かせてもらって、椎名林檎先生にアドバイスをいただきます!
林檎先生「興味深いですね」
とーやま校長「林檎先生は、10代のときにこんな欲しばられていた、つらかったことはありますか?」
林檎先生「…忘れちゃったなぁ。どうだろ、あったかな? でも楽器が欲しかったらバイトして買ったし、お金が降るほど欲しいなとか思ってたけど、でももし(お金を)持っちゃったらたぶんダメだっただろうなと思いますしね」
とーやま校長「ちなみに、その“降るほど”っていうのは額に表すとどれくらいですか」
林檎先生「使うたびに二乗倍になって補充されたりしないかなとか、よく考えましたよ」
あしざわ教頭「そのシステムはいいですね(笑)」
林檎先生「想像しませんでした?」
とーやま校長「僕は、それはしたことないです(笑)」
あしざわ教頭「突然お金を拾うとか想像してましたけど」
林檎先生「使うと不思議と二乗倍になって、チャリンチャリーンって」
とーやま校長「3万使ったら9万入ってくる」
林檎先生「そうそう。うわ、びっくり! みたいな」
あしざわ教頭「うわ、いいな~」
とーやま校長「使えば使うほどだもんな」
林檎先生「想像するじゃん、誰でも」
とーやま校長「確かに。ですって、向井和尚!」
BGM♪ 神様、仏様 / 椎名林檎と向井秀徳
あしざわ教頭「仏様にお願いしたい、ここは」
林檎先生「知りたい、みなさんの“欲”」
とーやま校長「“欲”を学校掲示板に送ってきて欲しい!」
例えば…
*友達が持っているものよりも良いものを欲しくなってしまう! でも、お小遣いが少ないので買えないから、さらに辛いです!」
*面倒くさがりでずっと家の中でゴロゴロしてます。この楽したい欲をどうにかしたい!
など、いま君の心を支配している欲を、学校掲示板もしくはメールに書き込んでほしい!
椎名林檎先生のアルバム『三毒史』をゲットした生徒からの感想も待ってるぞ!


髙橋ひかるちゃんのGIRLS LOCKS! で流れていた、aiko先生の『ストロー』を聴いていた時の林檎先生の様子を暴露するとーやま校長…。
とーやま校長「aiko先生の曲が流れていて、それをここで聴きながら何かブツブツおっしゃってました(笑)」
あしざわ教頭「テンションが上がってましたね(笑)」
林檎先生「私の方が上に見えるらしいんですけど、aiko“パイセン”なんですよね、ちょっとだけ。いつも甘えてるんです。絡みたがって」
とーやま校長「で、aiko先生はどんな感じなんですか、林檎先生に対して?」
林檎先生「軽くあしらわれてます(笑)」
あしざわ教頭「(笑)昔からそういう関係なんですか?」
林檎先生「たぶんそうですね」
とーやま校長「aiko先生と、もっと仲良くイチャイチャしたいみたいなことなんですか?」
林檎先生「そうなんですけどね…」
とーやま校長「なかなかうまいこといかないもんですね」
林檎先生「そうなんですよ」
あしざわ教頭「どういう“構ってほしい”を出すんですか?」
林檎先生「いろいろです。いろんな球を投げては、『はいはい』って感じで(笑)」
とーやま校長「aiko先生に対して、今までで一番攻めたなって球は、どういう球だったんですか?」
林檎先生「それは何としてでも実現するので、内緒にしておきたいです」
とーやま校長「これを聴いてる可能性もあるから、aiko先生が」
林檎先生「そうですよ」
あしざわ教頭「なるほどね。『はいはい』って言ってる可能性がありますよね」
とーやま校長「聴いてたらパコーンって打ち返されて終わりだから」
林檎先生「打ち返してもらいたいな」

椎名林檎先生のアルバム『三毒史』がリリースになったばかりです!
とーやま校長「おとといぐらいから聴かせてもらって、他のことがほんとに手につかなくなっちゃいまして」
林檎先生「えっ!? それはいけませんね」
とーやま校長「いけないと思ってますよ、僕だって。どうしてくれるんですか」
あしざわ教頭「怒ってる?(笑)」
林檎先生「(笑)これは、通勤や通学のお供にしていただけたらなと思っておりました」
とーやま校長「トータルタイムもいつもオリジナルアルバムで、例えば55分55秒でばつっと終わるアルバムがあったりとか」
林檎先生「よくご存知で」
とーやま校長「はい。好きなんで」
あしざわ教頭「ちょいちょい言うのやめて(笑)」
林檎先生「あれは悪ノリしてしまったなと」
とーやま校長「『勝訴ストリップ』というアルバムが、55分55秒でばつっと終わるんだけど、今回も43分34秒、“4334”。これも林檎先生がおっしゃっていた通学中とか、もしかしたらちょうどいいタイム」
林檎先生「だといいですね。電車と徒歩でちょうどとかだとうれしいですけど」
とーやま校長「素朴なこと聞いていいですか。これ“4334”に、どうやって持っていってるんですか?」
林檎先生「それは、音楽的なことを重視した上で、狙って一番おいしそうな数字ってところに落ち着かせるっていうか。その程度のものです」
とーやま校長「じゃあもしかしたら、“4444”だった可能性もある」
林檎先生「そうですね」
あしざわ教頭「そういうところまで計算されてるんじゃないかとか」
林檎先生「全然。今回は、トータルタイムはあんまりあれ(気に)してなかった」
あしざわ教頭「曲の並びとかも」
林檎先生「それはがんばりました!」
あしざわ教頭「僕はストーリーになってるなって思っちゃったりとか。歌詞の装丁、文字の並びとかも道になってるのかなとか、形が道っぽく見えるなとか」
林檎先生「わー、うれしい! 人の道っていう風に(しました)」
あしざわ教頭「途中で2つに分かれたりとかもするし、ここで迷って、みたいな。勝手に僕は想像することが」
林檎先生「文字のレイアウトですね。そこまでは考えてなかったけど、そういうことにしておいてください」
あしざわ教頭「しておきます(笑)」
とーやま校長「1曲目の『鶏と蛇と豚』のミュージックビデオに、英語のタイトルが出るじゃないですか」
林檎先生「はい。『GATE OF LIVING』」
とーやま校長「単純に言うと“生への門”?」
林檎先生「この世の門、みたいな」
とーやま校長「(アルバムの)終わりの曲が『あの世の門』だから、生きるところから始まって、どういう人生を歩んで、真ん中には『TOKYO』があり、そして終わりに向かっていく。でもまた輪廻、繰り返すこともあるだろうし」
林檎先生「それはあんまり考えてなかったんです。私はどっちかっていうと人生一回きりだろうと思っていて、チベットの方の仏教ではそういう考え方があるみたいだけど、輪廻とか転生するとか。それはあんまり考えずに、静けさを最後の曲で感じてくださればいいな、ぐらいに思ってます」
とーやま校長「最後の曲の前の『目抜き通り』が、バカーンっていくじゃないですか」
あしざわ教頭「道が開ける!」
とーやま校長「最期静かに終わっていくんだろう、自分の人生も。だからこそその前に、終わりがわかっているから、どーんと行けよっていうのを、俺はこの曲で…もちろんこの曲も俺は去年に聴いていたけど、アルバムの中にあると、そういうメッセージが込められているのかな」
林檎先生「そうですね、初めからそういう風に位置するように書いたつもりなので、アルバムでは、ラス2のところに。パーッと、という役割を担ってもらいました」
あしざわ教頭「あと、毒の部分というか、後悔したこととか腹立ったことなのか、いろんなものを、このアルバムで出したれ感がすごいあって。僕はすごい感じたんですよ、『急がば回れ』とかもそうですけど。ここまでストレートに、むかつくわとかそういう気持ちを。そういうタイミングだったのかなと。毒を出す何かのタイミングだったんですかね」
林檎先生「私が? デトックス時期みたいな?(笑)」
あしざわ教頭「自分なりにそういうのがあったのかなと気になって」
林檎先生「そんなことないです。どっちかっていうとみなさんがイメトレしてくださったらいいなと。さっきご自身の人生を“見つめてしまう”みたいなことをおっしゃってたけど、そういう風にお聴きいただけたらいいなと思ったので。私から毒を出したくてこれを作ったわけでは、そんなにないです(笑)」
あしざわ教頭「僕が勝手に想像しただけかもしれない」
林檎先生「恥ずかしい。きっとそう思ってらっしゃるでしょうね、いろんな人が」
あしざわ教頭「どうなんでしょう、僕はそういう部分を感じてしまったところがあって」
林檎先生「でも自然に出ちゃったかもしれませんね、毒が(笑)」

♪ TOKYO / 椎名林檎
とーやま校長「13曲入りのアルバムのど真ん中に配置されている、この『TOKYO』という曲。…なんで好きなんだろう?」
あしざわ教頭「めちゃくちゃ美しいけど、悲しさもあるなというイメージがあるんですけど」
林檎先生「そうですよね、悲しいですよね。書いてて悲しかったです、ほんとに。さみしいというか」
とーやま校長「僕も、言葉(歌詞)にありましたけど、“どんな最期を迎えて死ぬんだろう”っつって」
林檎先生「“つって”(笑)」
とーやま校長「僕も最近ほんとにそういうの思うんだよな、つって」
林檎先生「つって(笑)、思ったりなさるんですか?」
とーやま校長「めちゃめちゃ思うんですよ。自分のブログに、ちっちゃい頃の記憶、たまに思い出すやつがあって、それを忘れたくないなと思って、先月くらいから書き溜めているんですよ」
林檎先生「あら、似たような作業してる!」
とーやま校長「だからね…一緒よ」
あしざわ教頭「なんで誇らしげになっちゃってるのよ(笑)」
林檎先生「つって」
とーやま校長「つって。でもこれってなんなんだろうって思って」
林檎先生「やっぱ、片づけ始めてるんですかね。どうですかね」
とーやま校長「無意識のうちにそういうことを思ってると思うんですよ。で、今回のアルバムを聴いて、僕がこれから向かう場所とか。行ったことないところですよ、もちろん。でも、その景色を見せてくれている気もしたんですよ。だからいつか行った時に、うろたえることなく、“あの時『三毒史』で見たのはこれか”とか思えるなと思ったんですよ」
林檎先生「うれしいです。音だけなのにね」
とーやま校長「だからね…あなたすごいですよ」

今夜の授業テーマは、「今この “欲” に支配されている」
■ まるで映画を見ている気分
林檎先生キタ━(゚∀゚)━!
三毒史鬼リピしてます!
まるで映画を丸々一本みているような気分になります笑
僕の欲は林檎先生の歌を一生聞くことです笑
これからも応援してます
むーさんあっぽー
男性/15歳/埼玉県
2019-05-30 22:29
男性/15歳/埼玉県
2019-05-30 22:29
林檎先生「ありがとうございます。別に笑わなくていいのにね(笑)」
あしざわ教頭「照れくさいんですよ(笑)」
林檎先生「つって」
あしざわ教頭「“つって”ですよ、これ“つって”が入ってますよ、完全に」
林檎先生「そういうことか。“なんちて”ってことですね(笑)。ありがとうございます」
■ 椎名先生きいてください私の欲を!
たくさんある菓子を妹に分けてあげられないくらい食欲がすざましいのです。
食後のお菓子も辞められない!その割に痩せたい!林檎さんはどの様に体重管理をしてますか?
みみみ
女性/16歳/青森県
2019-05-30 20:25
女性/16歳/青森県
2019-05-30 20:25
林檎先生「16歳だったら食べちゃってよろしいんじゃないですかね」
とーやま校長「我慢せずに? 代謝もいいし」
林檎先生「うん。動いてらっしゃると思うし。学校に行ってらっしゃるってだけで消費されてるから。その2倍3倍4倍召し上がってもいいと思います! 女性はホルモンでシュッとしていきますから、急に」
とーやま校長「林檎先生はスタイルがずっと変わらないじゃないですか」
林檎先生「いやいや、デビューしてから10kgぐらい、増えたり減ったり平気でしてるんですけど、でも顔が変わったとしか言われなくて(笑)、あんまり突っ込んでもらえないんですよね」
とーやま校長「なんか気にかけてることはあるんですか?」
林檎先生「ないです。気にしたくないです、生きてる限り。食べたいもの食べて、やりたいことやって生きたいですよね、つって」
とーやま校長・あしざわ教頭「つって!」
♪ ジユーダム / 椎名林檎
今夜の授業テーマは「今この “欲” に支配されている」ということで…
とーやま校長「引き続き生徒のみんなからの“この欲に苦しめられています、つらいです”というのを、林檎先生に届けてくれたら、強力な“つって”を返してくれるはずですよね?」
林檎先生「なんかもっと“K・O・I”みたいなのが来られるのかなと思ってました。エッチなやつとか」
とーやま校長「エッチなやつ大募集だ! 男子も女子もだからな。林檎先生、普段は僕らからあんまり言えないです。でもね、林檎先生が言ったから、イケイケドンドン!」
あしざわ教頭「イケイケドンドン出ました(笑)」
とーやま校長「それしか考えてないですよね、10代のときなんかね」
林檎先生「そうかなと思いきや(笑)」
URLを読む教頭にかぶせて…
あしざわ教頭「…スラッシュLOCK」
林檎先生「 K・O・I 」
とーやま校長「匂いかぎたいよね~」
あしざわ教頭「欲を混ぜるのやめてもらっていいですか(笑)」
とーやま校長「匂いかぎたいっすよね?」
林檎先生「フェチ? フェティシズム」
とーやま校長「いい匂い」
林檎先生「匂いか~…うーん、あるかな」
とーやま校長「フー!」

10代限定! 声の甲子園! ラジオドラマの主人公発掘プロジェクト「きみのこえがききたい。」
月、火、水、木の4話で完結するラジオドラマの主演をこの学校から選ばれた男女1組が、週替わりで務めます。
今週の主演は、
RN リベリオン 岐阜県 17歳 男性
RN ルイ 大阪府 17歳 女性
の2人!!
今日お送りする話は、<修学旅行編 第4話>
RNリベリオン、そしてRN ルイ、4日間ありがとう、お疲れさま!
引き続き、ラジオドラマの主演を務めてくれる生徒を募集しています!
サイトにアップされている脚本に合わせて「Eggs Voice」というアプリから、君の声を送ってきてください!
<⇒特設サイトは【コチラ】!>

今夜の生放送教室には、アルバム『三毒史』をリリースされたばかりの椎名林檎先生が登場!!!
BGM♪ 獣ゆく細道 / 椎名林檎と宮本浩次
とーやま校長「ご自分の作品を、ご自分で聴くことはありますよね?」
林檎先生「作っている段階とか、出来上がって試聴してみるとかいうことはありましたけど、こうやってかけていただくとビクッてなりましたね、いま(笑)」
とーやま校長「じゃあこの『三毒史』は、レコーディングのスタジオ以外で聴かれたことはまだないってことですか? 例えばお家だったりとか」
林檎先生「つらーっと(続けて聴くこと)はないです。つながりとかがiTunesでどうなるのかなとか、動作チェックみたいな風にしか(聴かない)」
とーやま校長「時間が経って、ご本人の感想を聞いてみたいなと思って。改めて、このアルバムはどういうものなのかとか」
林檎先生「どうだろう? 前のアルバムの方が良かったんじゃないかなとか、今は思ってますけど」
とーやま校長「…やめてよ~」
あしざわ教頭「(笑)」
林檎先生「『日出処』の方が気に入ってたような気がするな(笑)」
とーやま校長「当時は(『日出処』を気に入っていた)?」
林檎先生「今(笑)。なんかちょっと、客観的にはわかんないです、『三毒史』は」
とーやま校長「そうですよね、まだ今週(リリース)の話ですもんね。じゃあ林檎先生は、またいつかSCHOOL OF LOCK! に遊びに来ていただいて、その時に“いま『三毒史』はどう思われてますか”って(聞く)」
林檎先生「ランキング発表(笑)」
とーやま校長「椎名林檎が選ぶ椎名林檎のアルバムランキングとか、その都度変わるでしょうけど」
林檎先生「変わらないと思います。たぶん『日出処』がかなり高いと思います」
とーやま校長「ほぼ1位に?」
林檎先生「じゃないかな?」
BGM♪ NIPPON / 椎名林檎
※アルバム『日出処』収録
とーやま校長「(『NIPPON』のホイッスル)ピーだ。フレーフレー」
あしざわ教頭「そっちのアルバムにいっちゃうから(笑)」
林檎先生「そう、こういうの一生懸命書いたんです(笑)。だから、自分の想いかもね。今回は割と自然に書いちゃったから、いいのかなと思って。前の方がもっと、すごく力を入れたんです」
あしざわ教頭「難産だった?」
林檎先生「難産というのも違うかもしれないけど、気をつけたというか、いろんなことを」
とーやま校長「僕は、もちろん誰もが思うことだと思いますけど、『三毒史』というアルバムもね、誰にも似通らないし、当然。さらに今までの林檎先生にも似ることなく、大きなものとして存在してるイメージ」
林檎先生「ラジオ乗りとか悪いじゃない、『三毒史』って。ラジオにお邪魔していると、“あ、前のアルバムの方がすごいかけていただきやすかったな”とか(思う)。ビートがあったりとか、ずっと歌が乗ってたりとか。なんか『三毒史』は自分勝手に作っちゃった感じがして、よく考えると。ラジオ局に伺うと、押し曲とか難しいと思って」
とーやま校長「でも僕からしたら、押し曲どれって言われたら、全部って言う」
林檎先生「ありがとうございます(笑)。すごい一部の方だから、そんなの。マニアックな」
とーやま校長「そんなことないですよ!」
林檎先生「困っちゃってらっしゃるじゃないですか(笑)」
とーやま校長「わかりました?」
あしざわ教頭「(笑)困っちゃったんかい!」
林檎先生「ごめんなさい(笑)。でもほんとのことだから、それはしょうがないですよね」
今週月曜日には、アルバム『三毒史』だけでなく、映像作品『椎名林檎 (生)林檎博’18 ―不惑の余裕―』のBlu-rayとDVDもリリースになりました!
2018年11月のさいたまスーパーアリーナ公演の模様を収録。
収録映像の中から厳選した5曲を、椎名林檎先生のオフィシャルYouTubeチャンネルで見ることができるので、気になった生徒はぜひチェックして欲しい!
林檎先生「ぜひご覧になってみてください!」
あしざわ教頭「『獣ゆく細道』もありましたよね。めちゃくちゃかっこいいんで! 宮本(浩次)さん! どういう感情ですか? 横でめちゃくちゃ動くじゃないですか、宮本さんが」
林檎先生「笑いが堪えきれない(笑)、楽しくて」
とーやま校長「Mステとか紅白もでしたよね?」
林檎先生「そうです、毎回」
とーやま校長「毎回!?」
林檎先生「毎回どうしてたらいいんだろうと(笑)。すごくキラキラした目をされてるんですよ、その時間。3分4分くらいの間。振り返ってこられたりした時に、どういう顔をしていいかわかんなくて、初めての表情が出ちゃうんですよね」
とーやま校長「あれはめちゃめちゃ凛とされてて、だと思ったんですけど、そうじゃないんだ」
林檎先生「そんなことないですよ。ふつふつとこみ上げるものがあって(笑)」
あしざわ教頭「向井(秀徳)さんの時もそれ発動してません?」
林檎先生「そうですね、確かに(笑)。だいたいみなさんそうですかね」
あしざわ教頭「おもしろくなっちゃうんですか? それともうれしさのあまり、なんですか?」
林檎先生「…なんて言ったらいいか(笑)、言葉にならないですよ」
とーやま校長「それを踏まえて見させていただきます(笑)」

今夜の授業テーマは「今この “欲” に支配されている」
とーやま校長「林檎先生は、もっとエッチな欲とかなのかなっておっしゃってたじゃないですか」
林檎先生「肩すかしだったんですよ」
とーやま校長「もっとみんな来いよってことでしょ」
林檎先生「“K・O・I” とかね」
あしざわ教頭「恋の話ね」
■ 教えて林檎先生
付き合ったばかりの彼氏と手を繋ぐタイミングが分かりません…ボディータッチが嫌いなのでしょうか…体に触らなくとももう少し距離を縮めたいです!
カスミーン
女性/18歳/神奈川県
2019-05-30 23:01
女性/18歳/神奈川県
2019-05-30 23:01
林檎先生「ウブい♡」
とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」
林檎先生「ヤバいですね~、これは!」
とーやま校長「まだ手をつなげてないらしいですよ、カスミーンは」
林檎先生「女性からはいかなくてもいいんじゃないですか。とか言ってられないのか」
とーやま校長「でも林檎先生、たぶんカスミーンの彼氏は同い年とかだったりすると思うんですけどね、僕もこの時代があったんで…、たいがい男子はめちゃめちゃダサいっすよ。めちゃめちゃ恥ずかしいから、いけないんですよ、こっちから」
林檎先生「だからって、どうすればいいって言うんですか」
あしざわ教頭「めっちゃ怒られてる(笑)」
とーやま校長「…ごめん!」
林檎先生「え、どういうことを望んでたんですか?」
とーやま校長「俺、ほんとダサいですよ。俺としては、“女子からきてくれないかな~、そしたら俺だって勇気出せるけどな”って、いっつも思ってました」
林檎先生「えっ、他力本願!?」
あしざわ教頭「ほら、校長しっかりしてくれよ(笑)!」
とーやま校長「僕はそう思って…」
林檎先生「え、じゃあカスミーンはどうしたらいいの?」
とーやま校長「なんか…」
林檎先生「何?」
とーやま校長「その…ちょっとだけ、10のうち5は出さなくていいです」
あしざわ教頭「がんばれ校長(笑)」
とーやま校長「1.2ぐらいの割合で、例えばわざと、パーンと手をぶつけてみるとか」
林檎先生「ハプニング演出?」
とーやま校長「そう。ダメ?」
林檎先生「えー。それを女性に求めるんですか?」(林檎先生、だいぶご不満の様子 笑)
とーやま校長「あの時の僕はそうでした」
林檎先生「どうですか?」
あしざわ教頭「ちょっとダサイですね」
とーやま校長「一緒だろう! おい! そっち側行くなよ!」
あしざわ教頭「めっちゃダサイっすわ」
林檎先生「カスミーンどうしようか。彼がどんなタイプの方かにもよりますよね」
あしざわ教頭「男子から『手をつなぎたい』って言っちゃうのはご法度な感じですかね? 女子からすると、どうでしょうか」
林檎先生「それがスマートだったらいいのかな。どうなんでしょう。でもね、女の子はだいたい先に行ってるから、精神的にも。どんなにダサくても、リードしようとしてるっていう意思を見せてくださったら、カスミーンはじめ、女の子たちは満足じゃないですか」
とーやま校長「林檎先生、ラジオ(radiko)でタイムフリーってあって、この放送も1週間くらい聞けるんですよ。これのリンクを貼って彼氏さんに送れば、“あの椎名林檎が言ってるのか~”(と思ってもらえる)」
林檎先生「結構いま強いこと言っちゃいましたけど(笑)」
とーやま校長「でもそれぐらいじゃないと突破できないと思うんですよね」
林檎先生「そうですか? 他力本願Disとかしちゃいましたけど」
とーやま校長「それは僕が全部受け止めましたんで」
林檎先生「彼にまでいかないといいけど」
とーやま校長「僕が食い止めます、なんとか」
■ おはようございます
お元気ですか?
僕は元気です。今僕は彼女と一緒に聞かせてもらってるんですが、性欲が強すぎて彼女に引かれてしまいます。抑えるにはどうしたらいいですか。
トリ丸猿太郎
男性/17歳/愛知県
2019-05-30 22:55
男性/17歳/愛知県
2019-05-30 22:55
とーやま校長「抑えたいらしいです、猿太郎は」
林檎先生「抑えちゃう? でも17歳でしょ(笑)。そのことしかないんじゃないですか?」
とーやま校長「その通り!」
あしざわ教頭「いやいや(笑)」
林檎先生「コンスタントにしてほしいですよね。17歳の時に余った分を40歳以降にとか、貯金しておければいいですよね」
とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」
林檎先生「だんだん、気持ちはあるけど体は、みたいなことになってくるわけでしょ?」
とーやま校長「でも、貯金しちゃうと、利率は低いかもしれないですけど、ちょっとずつ増えてっちゃったら、40歳の時にそれが暴発しちゃったら」
林檎先生「危ない危ない」
とーやま校長「だからたぶんそのシステムは採用されないんじゃないですか、いまの世の中だと」
林檎先生「世の中っていうか(笑)、身体的にそういう風になってない」
とーやま校長「引かれるのが申し訳ないと思ってるわけですよね」
林檎先生「でも、すごく我慢してるっていうよりは、ちゃんと言葉とかで表してらっしゃる方が、いやらしくはないですよね」
とーやま校長「気持ちがいいですね。そういう意味じゃなくて」
林檎先生「感じがいいですよね」
とーやま校長「っていうのも、一緒に考えていく」
林檎先生「そういう修行ですよ、第一段階での。すごく欲があるのに隠してると、顔に書いてあるのに隠してるって、一番下品に見えちゃうじゃない? だから出し方っていうのを勉強する時期なんじゃないですかね」
とーやま校長「トリ丸猿太郎はこの言葉を受けて、なかなか大変な道かもしれませんけどね」
林檎先生「そうですね、修行ですね」

■ 今この欲に支配されている
自分を支配している欲は、「とにかくクラスの誰よりも目立ちたい欲」です。
自分は、目立ちたがり屋なところもあって、クラスで誰よりも目立ちたいんです。
只、自分以外がいじられてるのを見ると嫉妬してしまいます。
校長、教頭、林檎先生どうしたらいいですか?
さよならの意味を知らないあしゅ
男性/17歳/愛知県
2019-05-30 18:59
男性/17歳/愛知県
2019-05-30 18:59
さよならの意味を知らないあしゅに逆電をしてみた。
とーやま校長「いつぐらいから自覚した欲なの?」
さよならの意味を知らないあしゅ「小学校の時に自覚していて、親の話を聞いてみたら、自分が気づかないところで、幼稚園の時からだいぶ(目立ちたがりに)なってたんだと(聞かされた)」
とーやま校長「誰よりも目立ちたい欲によって、例えばどういうことが起きるの?」
さよならの意味を知らないあしゅ「自分が小学校の時に、きっかけも何もなしで、いきなりでんぐり返しをしました」
林檎先生「うーん。どういう時間だろう」
とーやま校長「学校で?」
さよならの意味を知らないあしゅ「学校でです」
林檎先生「休み時間かな?」
さよならの意味を知らないあしゅ「いや…授業の時に」
林檎先生「すごい!」
とーやま校長「まぁみんなバッって見ますもんね。みんなに見られて、あしゅはどういう気持ちになるの?」
さよならの意味を知らないあしゅ「すげえウケた、みたいな」
林檎先生「笑ってもらうのが気持ちいいのかな」
さよならの意味を知らないあしゅ「そうですね。みんな笑ってくれた、みたいな」
林檎先生「すごいハッピー・パーソン」
あしざわ教頭「ウケたことがうれしいんだね」
とーやま校長「でもあしゅとしては、この欲をなんとか抑えたいとか逃れたいとか思ってるってこと?」
さよならの意味を知らないあしゅ「そうですね。おもしろいことをして笑わせるのはいいんですけど、エスカレートしてしまって、他人を傷つけてしまうっていうのが怖いなっていうのが(あります)」
とーやま校長「なるほどね。自分が目立ちたいから、例えばいじる・いじられるみたいなこともあると思いますけど、誰かをいじって傷つけてしまうこともあるでしょうし。笑いを取るってなったときに。みたいなこと?」
さよならの意味を知らないあしゅ「そうですね」
とーやま校長「そこのバランスですかね」
林檎先生「それ大人になっても難しいところですもんね。そのさじ加減ってすごく高度ですよね」
とーやま校長「それすらない人もいません?」
林檎先生「だから今の段階で気づいてらっしゃるって、かなり大人っぽいというか、成熟されてる」
とーやま校長「大人でもそのセンサーをもとから持ってないんだな、みたいな人」
林檎先生「ってことありますよね」
あしざわ教頭「向こうだけ笑ってるみたいなことありますよね」
林檎先生「あるある。テレビ見ててもあるでしょ?」
さよならの意味を知らないあしゅ「そうですね、そんな感じはしますね」
林檎先生「だから、今こうやって考えてらっしゃるってことは、チャンスですよね」
とーやま校長「今の話によって、相手の気持ちを考えることができてるっていうのもありますよね」
林檎先生「そうですよね、笑ってもらいたいっていうところから始まってるから、悪意がないじゃない。善意だけなんだから。もし傷つけちゃったら、『ごめんね』ってすぐ(謝って)、善意しかなかったって伝わればいいですし」
さよならの意味を知らないあしゅ「相手を傷つけてしまって、その相手としゃべりづらくなるっていうのが一番怖くて。謝っても、うまくしゃべれないっていうか」
林檎先生「なるほど」
とーやま校長「付き合いが長かったらそんなことないかもしれないですけど、基本的にはお互いの距離なんて、もしかしたら日によっても変わるかもしれないし。向こうの気分とか、こっちの気分によって長さも変わるじゃないですか。となると、昨日良かったことが今日ダメってこともあるから、さっき林檎先生がおっしゃっていたように『あ、ごめん』と。ちゃんと自分が悪いというのを認めるのは絶対で」
林檎先生「あと、ルールを自分で作っちゃうってのもありだよね。自分が一貫するために、“こういうことだけはしない、こういうことで笑ってほしい、なぜならばみんながハッピーでいてほしいから”っていう、規則みたいなものが、ご自身の中にできてくるんじゃない、自然に。そしたらすごく信じられるんじゃないかしら、ご自身のこと」
さよならの意味を知らないあしゅ「なるほど」
林檎先生「そしたらちょっとぐらい怒らせちゃっても、信念というもので説得力が出てくるんじゃないかしら、おのずと」
とーやま校長「今までの言ったこと、やったことを振り返って、これは良かったとか、これはダメだっていうことでルールも絞れてきますしね」
林檎先生「そうそう、改定されて」
あしざわ教頭「失敗は絶対つきものだと思うのでね」
林檎先生「素敵な大人になられそうですね」
とーやま校長「どうだいさよならの意味を知らないあしゅ、今の林檎先生のお話を聞いて」
さよならの意味を知らないあしゅ「みんなを笑わせるために、相手に言って怒らせてしまったときには、すぐに自分が悪かったっていうのを伝えていけたらいいなという風に思いました」
林檎先生「愛があれば大丈夫ですよ、いじるのも」


■ 気になっている人
林檎先生!こんばんは!21周年おめでとうございます!
気になってる人と話したいけど学校でなかなか話しかけられないです。。
どうしたらいいでしょうか!
ここね
女性/15歳/神奈川県
2019-05-30 23:40
女性/15歳/神奈川県
2019-05-30 23:40
■ 林檎先生最高!
他力本願わろた
間違いなく男性からリードして欲しいなぁ
ポテサラ好き
女性/20歳/福岡県
2019-05-30 23:39
女性/20歳/福岡県
2019-05-30 23:39
そろそろ黒板のお時間です。
もちろん椎名林檎先生に書いていただきます!
林檎先生「今日はもう、これしかないですね」


『初 UBU』
林檎先生「初(うぶ)。これを忘れずにいたいなと思いました。こんなかわいい初心、いつでも忘れずにいたいですね、と思いました。今日はいっぱいいただきました。ありがとうございます」
とーやま校長「2時間、もしかしたら3時間4時間あっても足りないって、いつも思います、林檎先生とお会いさせてもらうと」
林檎先生「ほんとに楽しい~」
とーやま校長「また会えると勝手に思ってるので、ぜひまた遊びに来てください」
林檎先生「ぜひ! その時はよろしくお願いします」
とーやま校長「もう1回だけ言わせて。『三毒史』というアルバム、マジで聴いてくれ! 見たことないものに出会えるので」
林檎先生「ありがとうございます! うれしい!」
林檎先生、また生放送教室に遊びに来てくださいね!

【FAXイラスト】

RN ハムカツ御膳

RN ヨッピシー
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【逆電リスナー】
さよならの意味を知らないあしゅ 愛知県 17歳 男性
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【オンエアリスト】
22:02 鶏と蛇と豚 / 椎名林檎
22:05 獣ゆく細道 / 椎名林檎
22:09 マ・シェリ / 椎名林檎
22:13 駆け落ち者 / 椎名林檎
22:19 どん底まで / 椎名林檎
22:26 可能性 / サンボマスター
22:30 ストロー / aiko
22:41 TOKYO / 椎名林檎
22:48 ジユーダム / 椎名林檎
22:52 急がば回れ / 椎名林檎
23:13 ふりをした。 / Eve
23:22 トーキョーゲットー / Eve
23:48 至上の人生 /椎名林檎
23:53 急がば回れ / 椎名林檎
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19歳で初めて聴いた林檎先生。あれからずっと好きなんだけど、今日も、はい、好きでした!
校長のとーやま
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次はぜひ大人な内容のみでおねがいしたい!
教頭のあしざわ
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