amazarashi先生と共に「君にとっての令和二年」をお届けした

SOL!

今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!


今夜はゲスト講師にamazarashi先生が来校!!! amazarashi先生が今年・令和二年について歌った楽曲「令和二年」。
今夜はこの楽曲を中心に、特設サイト『君にとっての令和二年』に届いた生徒の言葉・写真・ボイスメッセージをもとに授業をお届けしていった

1人目に電話をつないだのは青森県 18歳 男の子 RN:リーゼント。
RN:リーゼントにとっての令和二年は【母と過ごしたかった令和二年】
今年母が亡くなったことが人生で一番ショッキングな出来事だったというRN:リーゼント。
母が亡くなった直後は全く実感が湧かず、悲しみがこみ上げてきたのは、火葬が終わった後だったそう。
ただ母が亡くなるまでの1年間は改めて母に触れることができ、今まで知らなかった部分も知ることができたという。
母が亡くなった令和二年。辛かったこの一年を乗り越えてこれからも生きていくと語ってくれた。

2人目に電話をつないだのは福島県 16歳 男の子 RN:寂しがり屋の副委員長
RN:寂しがり屋の副委員長にとっての令和二年は【悩んで泣いて助けられた令和二年】
今年高校生になったものの、クラスに馴染むことができず不登校に。毎日泣き続ける日々を過ごしていた。
家の中で絶望のような日々を過ごしていたとき、幼稚園から一緒の幼馴染が相談に乗ってくれたという。
改めてより強く味方がいてくれることに気付かされ、学校を辞めて通信制にするという新たな一歩を踏み出すことができたと話してくれた。

amazarashi先生と共に、生徒それぞれの令和二年の話を聴いていった本日の授業。
1週間限定でradikoから聴き直すことができます!みんなにとって、どんな令和二年だったのか心の中で思いながら聞いてみてください。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年12月17日(木)PM 10:00 まで

amazarashi先生と共に「君にとっての令和二年」をお届けした


SCHOOL OF LOCK!


『 令和二年 』

<リスナーからのボイスメッセージ>

「僕にとっての令和2年は、高校野球が中止になって、今まで当たり前と思っていたことが当たり前ではないという1年が続いてしまった」

「慣れなくて息苦しい高校が休みになったおかげで、小学校の頃の親友とたくさん電話して、音楽以外のものに久しく心を救われた、令和2年」

「休校や勉強、行事の中止などストレスを抱える1年だったけど、最後には勇気をもらえた、令和2年」

「何も残せなかった、令和2年」

「入学式がなくなった、令和2年」

「大事な友達と大事な時間を過ごせなかった、令和2年」

「友達と遊びに行きたくても、遠くへ遊びに行けなかった、令和2年」

「いつもよりゆっくり生きた、令和2年」

「大好きなアーティストに会えなくなった、令和2年」

「楽しいことを純粋に楽しめなかった、令和2年」

「夢を諦めたけど、また新しい夢を追いかけ始めた、令和2年」

「好きな人と体育祭で写真を撮れた、令和2年」

「友達と遊べなかった、令和2年」

「やりたいことをやれない日々に焦りを感じた。でもその焦りの中でこそ生まれた目標もあった、令和2年」

「自分に自信が持てた、令和2年」

「令和2年は私にとって、すごく辛い1年でした。3月には私の活動している歌のグループの大切な仲間たちが抜けていき、今年の9月には父方の祖母が他界しました。一緒に歌っていた仲間とはまた再会できるかもしれないが、祖母とはもう会えないと思うとすごく残念でした。私の令和2年はすごくショックを受けた1年でした」



♪ 令和二年 / amazarashi


さかた校長「4月にこの学校に赴任してから、毎日生徒たちのいろんな想いだったり、気持ちを聞いてきて、始まってすぐにインターハイが中止になったりとか、学校が始まりませんって悲しい声もずっと一緒に聞いてきて、僕も仕事がなくったりして、職場に行けなかったり、好きに人たちに会えなかったりって気持ちを共有したんだけど、そんな中で、ボイスメッセージにもあったけど、嬉しかった楽しかった思い出がある子ももちろんいて、僕も振り返った時に、すごく嬉しかったし楽しかったって思うこと、教頭とバカ騒ぎしたとか、生徒のみんなと楽しく話したとかすごく楽しかったもあるんだけど、その“楽しかった”って言えない1年だったなと思って」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「うん」

さかた校長「本当は関係なく“あの日は最高だった”って言ってもいいんだけど、どっかで、ちょっと周りでもっと辛い想いをしてたりとか、そういう気持ちの子がいるのかなぁとか、世間がそういう感じなのかなぁとかってところを感じて、思いっきり楽しめない1年だったのかなってボイスメッセージを聴いて思ったなぁ」

こもり教頭「本当に今年1年、今年じゃなくても毎年いろんなことを感じるんですけど、特に今年っていろんな人が自分と向き合う時間が多かった分、悲しいことも多かったですし、“自分って何なんだろう”って向き合うことが多ければ多いほど悩んだことも多かったですけど、そこから見つかることもあったし。すごくネガティブな1年だったなって僕は言えるんですけど、でもネガティブだけじゃなかったなってところもあるので、もうすぐ今年2020年が終わるんですけど、残りの中で自分がどう思うんだろうなってちょっと清算の時期に入ってるんじゃないかなと思うんで、改めてみんなが想ってることを聞いた時に“あ〜、やっぱ自分の感じてたことって間違いじゃなかったんだな”って共感出来る部分も多かったですし、だからこそって思えることも多かったし、本当に僕1人だけの令和2年じゃなかったなって改めて感じます」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「令和2年いろいろあった中で、全世界で共通の体験をしているというか、今まだ最中で、同じようにマスクをしたり、同じように距離を取ったりっていう同じような状況をみんなが経験してるんだけど、その中で1人1人が想う気持ちだったり経験したことは違って、全く同じではないもんな。それぞれがそれぞれだけでしかわからない喜びだったり悲しみを感じたと思うし、メッセージ聴いて本当に強くそう思った。だから、君にとっての令和2年っていうのは、君にしか話せないと思うし、僕にとっての令和2年は僕にしか話せないと思うから、今夜は君にとっての令和2年をamazarashi先生と一緒に2時間聞いていきたいと思う」

そう! 本日の生放送教室には、amazarashi 秋田ひろむ先生が来校!!!

さかた校長「amazarashi先生は今夜で4度目の来校。2015年以来5年ぶりのSCHOOL OF LOCK!。青森から生放送教室にやってきてくれました。先週木曜日、amazarashi先生の『令和二年』を初オンエア。生徒からもたくさんの反応がありました」

こもり教頭「あのあと生徒から言葉や写真やボイスメッセージもたくさん届きました。いろんなカタチで君の令和二年を教えてくれて、ありがとう」

さかた校長「ありがとう。amazarashi先生が『令和二年』を作ろうと思ったのは、今年のいつ頃だったんですか?」

amazarashi先生「4月ですね。大体その頃にツアーが延期になってしまって、今年のスケジュールも見えなくなってしまったので、何しようかなって思いながらも“曲作るしかないか”と思って作りました」

さかた校長「4月は東京が緊急事態宣言で一番、世の中的に先の見えない不安が蔓延してて、結構みんな息苦しさをすごく感じてた時期だと思うんですけど、どういった想いで『令和2年』って曲は作られたんでしょう?」

amazarashi先生「本当に先が見えなくなってしまって、でもミュージシャンとして何かしなきゃなって焦りもあって…だとしたら曲作るしかない。でも今年の初めにフルアルバムを出したばかりで、自分の中では創作の欲があんまりなかったんだけど“それなら今のこの状況を歌にするしかないかな”って想いながら作りました」

さかた校長「これまで、そういった瞬間で曲を作るってことはあったんですか?」

amazarashi先生「そうですね、結構あるタイプではあるんですけど。でもその時は音源までは考えてなかったんですけど、せっかくリリースするとなれば自信作をボンと出したいわけで」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「その4月に作った『令和2年』を僕らも聴かせてもらって、生徒たちもこうやって1年を振り返るきっかけになる曲を作っていただいて、本当にありがとうございます。
今夜の授業テーマは、『君にとっての令和二年』
amazarashi先生と一緒に君の話を聞いていこうと思う」


「死体のような状態から生き返った令和二年」
僕は一年間不登校でした。その頃は死にたいという気持ちと自己否定が過剰にありました。
amazarashiさんの楽曲を聞き、amazarashiさんのような人がいる世界に期待したくなって、
令和二年に入り、自分なりの道を選び、今では生きてる死体ではなくて、しっかりと生きています。

出会っていなかったら僕は早く死にたい気持ちに負けて、令和二年を待たずに死んでいました。
今、日々死なない選択をしてるのは僕だけど、
秋田さんが同じ世界に生きてることが生きる選択をする理由の一つです。
令和三年も死にたくないと思えます。
amazarashiさん令和二年を生き延びてくれてありがとう。
今日も元気
男性/18歳/大阪府


こもり教頭「世の中、エンターテインメントも溢れてますし、それこそ自分がネガティブな気持ちになった時に、いろいろなものに助けられてきたなというのもあって、それは本でもいいし、テレビでもいいし、ラジオでもいいし、音楽でもいいし。でもその感覚は生きてて振り返る中であるんですけど、amazarashi先生は自分が生きてく中で“支えられたな”“これがきっかけだな”ってエンターテインメントってあります?」

amazarashi先生「もう15年ぐらい前かな。当時、野狐禅さんが好きでよく聴いてたんですけど、ラジオで偶然『ぐるぐる』って曲を聴いて、その時、本当死にたい気持ちで生きてたんですけど“あ、これ自分の歌だな”って思ったんですよ。“なんでこんな自分の気持ちがわかるだんだろう?”って思って。それですごく感動して救われたことがあります」

さかた校長「そういった本当に代弁してくれるというか、少しでも希望が見えるというか救われた気持ちになったことが僕もあるので、すごく曲と言うのは素敵な出会いをさせてくれるなと思います」

こもり教頭「写真と言葉で令和2年を教えてくれた生徒もいます」


「見慣れた景色と令和二年」
この場所は、秋田先生と私の地元、青森県にある、小さな神社です。
この写真は夏前に撮ったもので、この日はいつもよりも日差しが強くて、
空も海もとてもきれいでした。

いろいろなことがなかなかうまく進まない中でも、
いつも見ていた風景がいつもよりも綺麗にみえて、
なんだかうまく言えないけれど、「ここから頑張らないとな・・・」と思いました。
さかなのさかな
18歳/青森県


さかた校長「地元の、原点じゃないですけど、そういう景色が移り変わるところもあるし、僕は地元のお宮に何年か前に帰った時に、あんなに遊具がたくさんあって楽しかった思い出のところがすごく寂びれて、錆だらけの鉄棒があって、取り壊されてたりしてて“あぁすごい。時間はちゃんと経って、大人になったんだな”って改めて思ったんですけど、何かamazarashi先生の中で原点みたいな場所はありますか?」

amazarashi先生「やっぱ青森ですかね。一応、東京に出てきた時期もあって青森に戻ったので、こういういつもと違う状況になると、変わらないいつもの風景が切なく感じるっていうのはわかる気がしますね。“頑張らなきゃな”とか何かものを想うというか」

さかた校長「その時の感情でこんなにも変わって見えるのか、こんな風に感じるのかってある中で、今年はみんな感情の動きが激しかったと思うので、より景色が違って見えたのかなと思います。みんなが送ってくれた写真は後日、特設サイト『君にとっての令和二年』で公開しようと思っている。それぞれがとらえた令和二年の景色を、確認してほしい」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長「そして、amazarashi先生は12月16日、新作EP『令和二年、雨天決行』をリリースされます。おめでとうございます」

amazarashi先生「ありがとうございます」

さかた校長「ツアーも中止になったと聞きまして、10周年に向けて企画していたことがなくなってしまって、いろんな感情が詰まる今年だと思いますけど、このEPの制作に取り掛かった時は、どういった状況だったんですか?」

amazarashi先生「たぶん夏ぐらいだったと思うんですけど、4月頃に『令和2年』を作って、その後1回落ち込んじゃって、何もやる気に起きないなって気持ちになっちゃってたんですけど、ようやく元気が出て来て“何も出来ないなら音源を残すのがミュージシャンの仕事だ”と思ったので、そこから頑張ろうと思って作りました」

こもり教頭「本当に今年2020年、令和2年は、ツアーが中止とか延期とかエンターテインメント業界の中だけでもすごくネガティブな言葉が聞き慣れてしまった世の中になってしまったじゃないですか。で、元気がなくなっちゃって、しかも今年1年のスケジュールが白紙になってしまって。でも結局、今年2020年に作品が完成するわけじゃないですか。作品が完成した時の気持ちはどうだったんですか?」

SCHOOL OF LOCK!


amazarashi先生「やれば出来るなと思って。普段はレコーディングは東京に来てやってるんですけど、それも出来ないから、勉強して自宅で歌を録れるようにしたりとかして。だから今回、歌は自宅レコーディングですし。でも頑張れば出来るんだなってすごく思いました」

さかた校長「だから、こういうネガティブな環境でもすごく勉強したりとか、違う一面で新しく一歩踏み出せたっていう生徒たちもたくさんいる中で、曲作りでもそういった面はありましたか?」

amazarashi先生「そうですね。普段やれないことをやれたというか、音楽的にもそうですけど、普段しないアプローチというか、『令和2年』って曲自体もそうですけど、普段書かない歌詞を書いたなっていうか。たぶん今年でなければ生まれなかったアルバムなので、それはやれて良かったなとすごく思います」

さかた校長「そして、この初回生産限定盤には未発表曲の『積み木』、インディーズ時代の楽曲『東京』が収録されてるんですけど、このタイミングでこの2曲を収録した理由はあるんですか?」

amazarashi先生「はい、10周年だったので、その時に大きなライブをやって、その時に少し懐かしい曲でも弾き語り出来たらなと思ってたんですけど、それも出来なくなったので、音源に出来たらなと思ってやりました」

さかた校長「未発表曲の『積み木』もインディーズ時代の『東京』、東京に至っては結構昔に作った曲ですよね」

amazarashi先生「はい、10何年前です」

さかた校長「また新しく命を吹き込むとなると、新しい気持ちが乗りますか?」

amazarashi先生「そうですね。愛着があった曲なので、誰にも知られずに消えちゃうのは可愛そうだなと思ったので、今回、音源に入れたかったんですよね」

SCHOOL OF LOCK!



♪ 曇天 / amazarashi


さかた校長「僕も聴いてて、改めて思ったのが、普段の悩みだったり。僕は仕事のことで悩んだり未来への不安が募ってしまうんですけど、僕はそう言う時にすがるのが、結局は苦しめたの仕事のお笑いだったり、音楽だったりを繰り返しちゃうから、大丈夫とか未来とかをハッキリと今は言えないですけど、それでもすがっていきたいなと、この『曇天』の曲の力が僕の中に入りましたし、すごくそういう風に感じました」

こもり教頭「僕はすごく現実味を帯びたというか。歌詞もそうですし、雰囲気もそうですし、楽曲から受け取るものもあるんで、いろんなもので感じたんですけど。歌詞を聴いてる時に、現実に起きたことがあるわけで、災害も疫病もここ数年に起きたことがあって、今の自分たちが直面した時にハッとすることがあるというか。どんどん今ある環境に順応していくし、自分もその中で新しく変わっていく日々を元通りしたいと努力をするから、普通に戻していけるってのがあるんですけど。今年は“みんなで一斉に止まれ”みたいな瞬間があったけど、でもこれって学生時代もそうだったなと。
中学に上がった時に環境が変わって、そこに順応するように頑張ったし、高校に上がった時も友達作ろうとか勉強追い付かないとかに慣れようって一生懸命になったし。毎日続いていくと惰性に思えてるけど、毎日毎日変わってるし、自分の中で心の変化は起きてるから、自分が感じてることは大切にしなきゃいけないって改めて歌詞を聴いて感じましたね」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長「さぁ今夜、amazarashi先生を迎えて送る授業は…!
『君にとっての令和二年』

さかた校長「RN はぐちは、今年感じた思いを3分間のボイスメッセージで届けてくれた。“はぐちにとっての令和二年”みんなで一緒に聴いてみよう」


<リスナーからのボイスメッセージ>
はぐち 岡山県 15歳 女性

はぐち「コンクールがなくなった令和2年。
私は吹奏楽部に所属しています。毎年、先輩方や後輩たちと全国コンクールを目指し、日々練習していました。でも、そんな時に3月、休校が発表され、約2ヵ月とちょっと練習が出来ない日々を過ごしていました。5月の中頃になって、学校に行けるようになり、3年生みんなで話したミーティングでみんな号泣しました。
コンクールがなくなって、辛いし悔しいけど、それを後輩に見せてはいけないと思い、ずっと秘めてた想い、悔しい気持ちとか辛い気持ちをみんなでわかち合うことが出来ました。でも、ずっとずっと後ろを向いてちゃいけない。どうにかして自分たちが何か形に残せるものがないかと話し合った結果、学校内で何とかコンサートが開けないかと、せめて学校の人たちには自分たちの努力をわかってもらえないかと思い、校長先生に直談判をしに行きました。この時、本当にみんな涙でぐちゃぐちゃの顔で、校長先生が謝ってしまうほど涙でぐちゃぐちゃの顔で、泣き声で鼻声で言ったセリフ、物すごく心に残ってます。コンクールがなくなって、私たちは後輩に何も残すことが出来なくて、悔しくて辛くて、それでも前を向こうと決めた1年間。
今は休部ですが、3月また戻ってきた時にまた演奏会が出来ることを夢見て、今、受験勉強にみんな励んでいます。もしこの令和2年、コンクールがあって自分たちが全国大会に出場していたら…と何度も考えて泣いて、寝れない夜を過ごして、でも、後ろを向いてちゃいけないと思い、前を向いて進んだ令和2年。きっと一生忘れることもないし、墓まで持っていくと思うけど、後悔はしていません。今の3年生が今の同級生が仲間で良かった。そう思えるような令和2年でした」


さかた校長「はぐち が本当に学生時代の全てを賭けて、吹奏楽部でたくさん練習をして、全国大会出場を夢見て、本当に本当に頑張ったけども、本当に悔しい。校長先生に直談判しに行った時の表情が浮かぶんだよ。すごくいたたまれないというか、でも時は止まらないし、受験があるってことで前を向かないといけないけど、後悔はしていないという はぐち のメッセージが、君たちが悔しかったろう悲しかったろう気持ちは日々君たちが頑張ってきたことの結果だから。だからこそ、そういう感情が出たってことが、かけがえのない時間を一緒に仲間と過ごしたことが俺は嬉しいな」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「今年は、さっきは僕たちのエンターテインメントだけで縛っちゃいましたけど、そこだけじゃなくて。学生たちの中では、大きく出たのはインターハイの中止とかってニュースとかでも大きく取り上げることが多かったですけど、インターハイの裏には文化部のコンクールとかも中止になったりとか。amazarashi先生はそういうニュースを見て、どう思いました?」

amazarashi先生「自分だったら、今は未来に託せるってあるんですけど、一生に一度のことって若い人ほど多いじゃないですか。なので、その痛みというか悲しみってわかるというか」

さかた校長「こういうことがこれから先もう起きないとか断言出来ないし、もっと起きるかもしれないし、本当に未来はわからないから、1つ1つうぃ受け止めるのは難しいけどね」

こもり教頭「授業の中でもいろんな生徒に話を聞きましたけど、その後でこういう風に学校の中で何かが起きたとか、演奏会があったとか、試合がもしかしたら出来るかもしれませんって声を聞く時に、悔しい気持ちは大きいけど、それでも少しでも一歩先に進んでるんだなって感じられたのは、僕も勇気になりましたし、パワーにも繋がったなってのはすごく感じました。だから、はぐち が言ったように“もう忘れません”ってこの想いってのは聴いて、すごくパワーになりました」

さかた校長「はぐち、君の令和2年、教えてくれてありがとう」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長「ここからは生徒の声を直接聞いていこうと思う。
“母と過ごしたかった、令和2年”

リーゼント 青森県 18歳 男性

さかた校長「学年は?」

リーゼント「卒業して、社会人です」

さかた校長「社会人1年目か」

リーゼント「はい」

さかた校長「リーゼントにとっての令和2年、読ませてもらった。どんな年だったか、直接教えてもらっていいか?」

リーゼント「はい。いろんなことがあった令和2年ですけど、僕にとって一番大きいのは母が亡くなったことでした」

さかた校長「お母さんは今年のいつぐらいに亡くなられたのかな?」

リーゼント「2月2日に亡くなりました」

さかた校長「話しにくかったらあれだけど、突然そうなったのかな?」

リーゼント「2年前に胆のうと卵巣にがんが見つかって、すぐに手術したんですけど、胆のうのがん細胞が肝臓にも移ってて。で、それも取れたんですけど、がん細胞がお腹の内側の皮膚にあって、それが手術で取れなくて。2年前からずっと薬で治めるようにしてたんですけど、それが去年の11月に大きくなってしまって、結果的には全身のがんと診断されて、それで最期。亡くなりました」

こもり教頭「もし辛くなったら無理しなくていいけど、最期お母さんが亡くなられる寸前は全員で一緒にいられたのかな?」

リーゼント「そうですね。11月に入院して、今年の1月初め頃に退院して、ずっと家にいたんですよ。で、私も高校生だったので。あと、うちはお婆ちゃんと私とお母さんしか住んでなくて。兄が東京にいて、お母さんのお姉さんも東京の方にいて。で、伯母さんと兄に交代で来てもらって、お母さんを看てもらってたんですけど、2月1日に伯母さんがいて、本当だったら次の日に兄が帰ってくる予定だったんですけど、その1日の朝に訪問介護の先生からちょっと危ないかもってことで兄に帰ってきてもらって、それからずっと家のリビングで家族みんなでご飯食べたりお話したりして、そのまま最期の最期まで家族みんな居るところで亡くなりました」

さかた校長「じゃ最期はちゃんとしっかり一緒にいられたのかな」

リーゼント「はい、そうですね」

こもり教頭「すぐに実感は沸いた?」

リーゼント「やっぱり実感は全然なかったですね。亡くなったっていうより、眠っちゃったってことの方が大きくて。その後もドタバタドタバタで全然実感が沸かなくて。実感が沸いたのは、火葬した時に姿が見えなくなって“あ、いなくなったんだ”って」

さかた校長「そうな。お母さんとの闘病とか看護も、高校生だし大変だったと思うよ」

リーゼント「はい」

さかた校長「お母さんの好きな食べ物だったり、好きなもの、いろいろ共有できた?」

リーゼント「そうですね。お母さんが闘病生活の時に食べられるものが決まっちゃってて。消化の悪いものとか食べられないとかがあったんですけど、その時に初めて聞いたのはお母さんが舞茸が好きだって。“あ、そうだったんだ!”って」

こもり教頭「他にお母さん大好きだったもの、なかった?」

リーゼント「やっぱりビールが好きだって(笑)」

こもり教頭「(笑)」

さかた校長「いいね。そういうのも本当は一緒に飲めたら良かったな」

リーゼント「はい」

さかた校長「じゃ、ちゃんと送り出すことは出来たのか?」

リーゼント「はい。最後の最後まで一緒に居て“お母さん、ありがとう”って言ってから亡くなったので、ちゃんと見送ることは出来たのかなって思います」

こもり教頭「じゃ、そのあとすぐに高校を卒業したってことか」

リーゼント「はい」

こもり教頭「そして、令和2年に社会人になったってことでしょ」

リーゼント「はい」

こもり教頭「その時はどうだった? 自分の新しい一歩を見せられなかった悔しさも残った?」

リーゼント「やっぱりそうですね。ずっとお母さんも楽しみにしてたので。あと自分的に一番大きいのは、自分が運転してる車にお母さんを乗せられなかったっていうのが大きくて。今、お母さんがずっと乗ってた車を私が乗ってるんですけど、その車も私が生まれた時からずっと乗ってる車で。ずっとその車で育ってきて」

さかた校長「もう家族みたいなもんか」

リーゼント「はい。で、小さい頃から“この車、俺が絶対運転するから。ちゃんと見てね”って言ってたんですけど、それが叶わなくって。それがちょっと…」

さかた校長「言葉が合ってるかわからないけど、お母さんだってまだ時間が足りなかったと思うしな」

リーゼント「はい」

さかた校長「amazarashi先生、こういった大切な人との別れ、歳に関係なく不意に訪れることもあるし」

amazarashi先生「すごく悲しいですけど、お母さんのこと考えて、親孝行のこと考えてってすごく偉いと思います」

さかた校長「その車、大切に乗って欲しいな」

リーゼント「はい」

さかた校長「いつかお母さんぐらい大好きで大切な人が出来た時とかに、お母さんとの思い出とか話して、笑ってドライブ出来たらいいな」

リーゼント「はい、楽しみですね(笑)」

さかた校長「安全運転で頼むよ」

リーゼント「もちろん! まだ1回もぶつけてないです」

さかた校長・こもり教頭「いいね!」

さかた校長「油断するなよ、1回は事故るからね」

リーゼント「はい(笑)」


♪ 月が綺麗 / amazarashi


さかた校長「今日は話してくれて、ありがとな」

リーゼント「いえいえ」

さかた校長「amazarashi先生にも話を聞いてもらってよかったな」

リーゼント「はい。あの昔からファンで」

amazarashi先生「ありがとうございます」

こもり教頭「今、伝えたい想いとかあるか?」

リーゼント「いや、あの、ライブもCDも買いました!」

amazarashi先生「ありがとうございます」

リーゼント「応援してます!」

こもり教頭「もうすぐ新曲も発売だから、楽しみだね!」

リーゼント「すごく楽しみです!」

さかた校長「車でかける音楽が決まったね。ガンガンamazarashi先生の曲かけてドライブしてくれ」

リーゼント「はい。今は『ボイコット』入れてます」

こもり教頭「うぉーい!」

さかた校長「もう準備してるわけね(笑) ありがとな!」

こもり教頭「ありがとね」

リーゼント「ありがとうございました!」

SCHOOL OF LOCK!



<リスナーからのボイスメッセージ>

「仲直りしたあの子との遊ぶ約束もなかったことになってしまいそうな、令和2年」

「自粛期間中にお世話になっていたおばあちゃんが亡くなっていた、令和2年」

「時間通りに来ないバス。定時で過ぎ去る電車。そんな思いも忘れた、令和2年」

「コロナ禍ではあったけど、何かと成長出来た、令和2年、でした」

「この1年は、青森に簡単に帰れなくなった、令和2年、でした」



こもり教頭「今夜は生徒それぞれの令和2年をamazarashi先生と一緒に聞いています」

さかた校長「引き続き、生徒の声を直接聞いていきたいと思う」

寂しがり屋の副委員長 福島県 16歳 男性

さかた校長「学年は?」

寂しがり屋の副委員長「高校1年生です」

こもり教頭「どんな令和2年だったか教えてもらっていいかな?」

寂しがり屋の副委員長「はい。今年は新しく高校にも入学して。で、すぐにコロナで休校になって。で、また5月の終わりから始まって、でも自分的には上手く馴染めなくて。でも一学期は何とか耐えながらも行って。でも夏休み明けには結局行けなくなって、そのまま行けなくなったのが続いています」

さかた校長「馴染めなかったのは何か自分の中の心当たりはあるのか?」

寂しがり屋の副委員長「元々あんまり初対面の人とか苦手だったんで。それと休校になって、あまり会えなくなって馴染める機会もなくなっちゃって。それであまり行けなくなっちゃって」

こもり教頭「“新学期スタート!”って時期に自粛期間があって、みんなで始められたなかったのも大きく影響してるのかな?」

寂しがり屋の副委員長「たぶんそうですかねぇ」

さかた校長「また休校とかで期間が空いちゃったからな」

寂しがり屋の副委員長「はい」

さかた校長「“悩んで泣いて助けられた、令和2年”ってタイトルで書いてくれたけど、その馴染められなかった中で誰に助けられたの?」

寂しがり屋の副委員長「幼稚園からずっと同じ学校に通ってた友達です」

さかた校長「幼馴染か」

寂しがり屋の副委員長「そうです」

さかた校長「その子は同じ学校?」

寂しがり屋の副委員長「今は違います」

こもり教頭「いつから違う学校? 中学から? 高校から?」

寂しがり屋の副委員長「高校から違う学校です」

さかた校長「じゃ、幼稚園から小中とずっと一緒だね」

寂しがり屋の副委員長「そうですね」

さかた校長「その友達には結構悩みは相談出来た?」

寂しがり屋の副委員長「最初はあまり言えなかったんですけど、だんだん言えるようになってきてって感じです」

さかた校長「友達にも言いづらい理由とかあるの?」

寂しがり屋の副委員長「今まで普通に学校ずっと行ってきたのに、高校になっていきなり行けなくなって、不登校って周りにもいなかったので」

こもり教頭「自わから伝えるのには勇気が要った?」

寂しがり屋の副委員長「若干、抵抗みたいなものがありました」

さかた校長「今までそういう面を見せてなかったら、尚のことな」

寂しがり屋の副委員長「はい」

さかた校長「今まで楽しく過ごしてきた仲間、友達に対してな」

寂しがり屋の副委員長「そうですね」

さかた校長「でも実際、その不安を話せて気持ち的にはどうだったの?」

寂しがり屋の副委員長「思ったよりも共感してくれて、最初思ってたのとイメージが違うなと思いました」

さかた校長「そうなんだよ。相手のことを想って、迷惑をかけちゃうとか思ったろ?」

寂しがり屋の副委員長「若干思いました」

さかた校長「こう優し過ぎるゆえに、自分のことよりも周りや友達を優先してしまって、迷惑かかるかもと思って悩みを相談出来ないって子がすごく多くて。それは優し過ぎるゆえ、思い遣るゆえだと思うんですけど」

amazarashi先生「なんか自分と似てるなと思って。人と関わるのが苦手だったり。自分の場合は社会に出てから、バンドやってたんで、バイトの時期が一番辛くて。その時“自分って普通じゃないな”とかすごく悩んで辛かったんですけど。
でも、理解者がいて良かったですね。自分の場合は音楽と繋がれたから、普段の社会じゃ普通じゃなかったけれど、そこでは普通になれたので。その住む世界によって感じ方は違うと思うので、そういう人たちにはあまり悲観して欲しくないですね」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「寂しがり屋の副委員長は自分が馴染めないって言ってたけど、時間のかけ方は人それぞれだし、時間をかけて長く一緒に過ごした友達には伝わるわけだし」

寂しがり屋の副委員長「そうですね」

さかた校長「休校もあったし、みんなが突然のことが多過ぎて、処理するのにも時間がかかって、テンパってたからね」

こもり教頭「周りの同級生、休校に入って5月からスタートして、何か新しい人は怖いなって経験とかあったの?」

寂しがり屋の副委員長「ありましたね」

こもり教頭「話せる範囲でいいんだけど、どんなことがあったの?」

寂しがり屋の副委員長「クラスのLINEがあったんですけど、そこで一部の人とかが担任の先生のことを軽くバカにしたりみたいな。自分的にはすごくお世話になったので、ちょっと心に残るっていうか」

こもり教頭「他の人の悪口言ってるのを見て“もしこれが違う状況だったら”とか、“自分に向けられる言葉なんじゃないかな”って不安も出ちゃうしな」

寂しがり屋の副委員長「そうですね」

さかた校長「しかも大好きな先生だったら、なおさらね。でもそれをLINEグループの中で強くいうことも難しいしな」

寂しがり屋の副委員長「はい」

さかた校長「そういうことの積み重ねもあるのか?」

寂しがり屋の副委員長「はい、そうですね」

こもり教頭「夏休み終わりに“もう行けないな”って決意して、自わから行くことを辞めたって感じかな?」

寂しがり屋の副委員長「最初は具合が悪いとか体の不調で休んでたんですけど、2〜3日それが続くと理由がなくなっちゃうんで」

さかた校長「そうか。もう家にいて。吐き出すのはその友達ぐらいだったか?」

寂しがり屋の副委員長「あと、クラスで唯一の親友と言えるぐらいの友達が1人だけいて、その友達ともちょくちょく話したりして」

こもり教頭「その友達とはすぐに相談出来たの?」

寂しがり屋の副委員長「でも、2〜3ヵ月ぐらい経ってから」

こもり教頭「そこまで1人で向き合ってな」

さかた校長「よく頑張ったね」

寂しがり屋の副委員長「いえいえ」

さかた校長「1人で抱え続けるってことは大変だよ。だから、少しでも時間かかっても、そうやって親友に吐き出せたことはすごく良かったことだよなと思う」

寂しがり屋の副委員長「はい」

こもり教頭「今は?」

寂しがり屋の副委員長「今はもう辞めて、通信の高校に転入して」

さかた校長「そうか。転入してどのくらい経つの?」

寂しがり屋の副委員長「今日初めて行って」

さかた校長「おぉ! どうだった!?」

寂しがり屋の副委員長「思っていたよりも、ものすごく良かったです(笑)」

さかた校長「それは良かったね」

こもり教頭「居心地良かった?」

寂しがり屋の副委員長「はい」

こもり教頭「ちょっと特殊じゃない、あの環境?」

寂しがり屋の副委員長「そうですね。自由度が高いというか」

こもり教頭「そうだよね。自分で学校の単位とか選ぶし、授業の感じも毎日会ってるクラスメイトの感じじゃないから、みんな一緒にいるのに、いい意味で自分1人だけに集中出来る感じがして。俺、高校の時、通信課程に行ってたから、授業の感じとかわかるんだけど、みんないるんだけど、みんながみんな1人の時間を大切にしてるから、すごく集中出来て、俺はすごく特殊な空間だなって思ってたけど、その空気が馴染めてるっていうのは、すごくいい選択だったなって思うけど」

SCHOOL OF LOCK!


寂しがり屋の副委員長「そうですね」

さかた校長「でも、そんな中でちゃんと選んだな」

寂しがり屋の副委員長「はい」

さかた校長「それは本当すごいことだよ。人生は選択の連続といいますか、どうしても決断しなくちゃいけないし、するのは自分だったりするんで」

amazarashi先生「しかも、こんな辛い最中に。すごく偉いと思います」

寂しがり屋の副委員長「ありがとうございます」

こもり教頭「さっき校長が言ったみたいに、世の中で選ばなきゃいけないことって多いじゃないですか。amazarashi先生は、すごく悩んだ時に“これに従おう”って自分で決めている信念とかあるんですか?」

amazarashi先生「悩んだ時はやりたい方をやりますね。誰に何を言われようとやりたいことやる。それは昔やりたくないことを人に言われてやったことがあって。それをすごく後悔して。それからは、amazarashi始める時はやりたいことだけやろうって決めました」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「それが結果、その信念のままブレてないってことは、あの時の選択を肯定出来る今がある?」

amazarashi先生「そうですね。何回か失敗しても、その先で成功すれば、全部OKになる気がするので。そう思ってやってます」

さかた校長「寂しがり屋の副委員長。すごく勇気を出して、選んだ決断の先に、今日初めて学校に行って“すごく良かったです”って笑えたことは、君の苦しかった日々とかは間違ってなかったって思うな」

寂しがり屋の副委員長「ありがとうございます」

こもり教頭「その想いと共に、今年あと20日あるけど、もしかしたら新しい感情になる令和2年になるかもしれないな」

寂しがり屋の副委員長「そうですね」

さかた校長「すごいことだよ。最初はいろいろ新しいことだらけで怖いかもしれないけど、勇気を持って。もししんどいなと思ったら、いつでも俺たちSCHOOL OF LOCK!はいつでも開いてるから、戻ってきて話してくれたらいいし」

寂しがり屋の副委員長「はい」

さかた校長「新しいところでガッと突っ走ってくれよ」

寂しがり屋の副委員長「はい」

さかた校長「ありがとな」

こもり教頭「ありがとね」

寂しがり屋の副委員長「ありがとうございます」


♪ ライフイズビューティフル / amazarashi


さかた校長「すごく苦しかったと思うけど、そういう日々を越えた先に今こうして強い決断を持ってくれたことが嬉しいし、悲しみだけじゃないよなって」

こもり教頭「そうですね。もしかしたら悲しみから選んだ決断かもしれないですけど、その決断が今後間違いじゃなかったなって思わせてくれる強い決断になると思うので。令和2年いろいろありましたけど、令和3年も寂しがり屋の副委員長にとって、いろいろ感じられる1年になって欲しいなと改めて思います」

こもり教頭「さあ、そろそろ授業も終わりに近づいてきました。ラジオの中の学校SCHOOL OF LOCK!は授業の最後、ゲスト講師の方に黒板にメッセージを書いていただいていますが、今夜はamazarashi先生が、黒板の代わりに生演奏を届けてくれます」



今日の黒板


SOL!


今夜はamazarashi先生が黒板の代わりに『令和二年』を生演奏で披露してくれました。


♪ 令和二年(Studio Live) / amazarashi


SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です! 『令和2年』生演奏していただいて、改めて自分にとっての令和2年は何だったんだろうと考えて、すごくいろんな想いが巡って、生徒たちとこういう場所でこういう風に出会えたことを、同じ嬉しみとか悲しみを共有出来たのはすごく誇りに思うなと、僕は振り返って感じました」

こもり教頭「今日1日、amazarashi先生と一緒に授業をさせていただいて、生徒のみんなからの令和2年を聴かせてもらって、自分の中にもいろいろ思うこともあったし、いろんな出来事があったし、楽しいことも辛いことも悲しいこともあったし、令和2年の中で自分だったら、何ていう言葉にするだろうなと考えて。初めにも言ったけど、毎年いろんなことを感じてるんですけど、今年もいろんなことを感じた中で、ラスト1日までわかんないなってちょっと思っちゃった」

さかた校長「うん」

こもり教頭「さっき、寂しがり屋の副委員長が決断して“今日から新しいスタートが始まりました”って言ったみたいに、俺も12月31日に新しい決意を決めて、それが令和2年になるかもしれないなと思ったというか。だから、今感じてることはすごく大切なんだけど、最後の最後まで俺は自分の気持ちに素直でいたいなって決意が芽生えた生演奏だったなって。そんな感じです」

さかた校長「そうな。決して悲しいことばかりじゃなかったなって振り返ってすごく思います」


なんかもう言葉出ないけど、ぼろっぼろに泣くぐらいいろいろ考えた2時間でした。
令和二年、寂しいこともあったけど、悪くないかも
さかなのさかな
女性/18歳/青森県
2020-12-10 23:50


さかた校長「そうだよな。ちゃんと笑った時もあったし、ちゃんと楽しかったことがある。それを僕らは誇りに思って、また明日に向かって進みたいなと思います。本当にありがとうございました」

amazarashi先生「ありがとうございました」

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立!」

さかた校長「それでは最後、一緒に挨拶お願いします!」

こもり教頭「礼!」

さかた校長・こもり教頭・amazarashi先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ 令和二年 / amazarashi



さかた校長の放送後記

令和二年。 君たちと一緒に楽しいも悲しいも分けあえた。


こもり教頭の放送後記

君達の令和二年を聴けて良かった。 絶対に令和三年の話もしよう。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年12月17日(木)PM 10:00 まで

Music 2020.12.04 PLAYLIST


LINE MUSIC

amazarashi 新作EP『令和二年、雨天決行』は「今年でなければ生まれなかったアルバム」

amazarashiの秋田ひろむさんが、12月10日(木)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。12月16日(水)にリリースされるEP『令和二年、雨天決行』について、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭の質問に答えました。

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