syudou先生が初来校!授業テーマは「さらけ出す」!

SOL!

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聴取期限 2023年7月10日(月)PM 10:00 まで

syudou先生が初来校!授業テーマは「さらけ出す」!


SOL!


『 生徒 』

こもり校長「このSCHOOL OF LOCK!は2005年に開校したので、今年で開校18年になるんだけど、かつてSCHOOL OF LOCK!の生徒だった人がゲスト講師としてやってくることがたまにあるのよ。そもそも、校長もそうだし」

COCO教頭「そうですよね。生徒から校長になった、初のパターンだもんね」

こもり校長「そうなんです。で、今夜のゲスト講師も、実はSCHOOL OF LOCK!の元生徒。syudou先生が初来校

COCO教頭「はい」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です」


♪ インザバックルーム / syudou


こもり校長「いいね。ちょっとテンション上がるね。廊下の生徒とかも、すごいこうテンション上がってくれる生徒もいたりとか、あと、やっぱ“久し振りにSCHOOL OF LOCK! 登校します”って書いてくれてる生徒もいたりとか」

COCO教頭「嬉しいじゃん」

こもり校長「なんか、今日新しい生徒にもまた会えるような気がして、ワクワクしてます。生放送教室には初登場! syudou先生〜!!

syudou「よろしくお願いしま〜す! 嬉しい」

SOL!


こもり校長「なんかすごいお元気ですね」

syudou「あ、もう、すごい思い出ある番組ですんで」

こもり校長「ありがとうございます」

syudou「ほんとにやっと出れたなって感じで、テンション高いです。10時とは思えない程のテンションで行けたらな、と」

こもり校長「いや〜、嬉しい。syudou先生、生放送教室には初来校なんですが、実は2021年に期間限定で放送されていた『Ado LOCKS!』に『うっせぇわ』の作者として登場したことあるんですよね」

syudou「ありがたかったですね。はい」

こもり校長「syudou先生、元々SCHOOL OF LOCK!の生徒ってことで。いつ頃お聴きしてたんですか?」

syudou「1番聴いたのがですね…2011がちょうど高校入るタイミングだったんで、その前後はものすごく聴いてましたね」

こもり校長「どういうタイミングというか…。新学期、新生活が始まるタイミングじゃないですか。やっぱり、そういう“クラスで、新しくいけるかな? 馴染めるかな?”とか、“ラジオの世界だったら、新しい人出会えるかな?”とか」

syudou「そういうのもあったのかもしんないですね。で、実際聴いて、音楽好きだったので、いろんな新曲ですとかいろんなことあったので聴いてたら、実際高校入ってラジオ聴いてる人いて、それで仲良くなったってこともあったので」

COCO教頭「SCHOOL OF LOCK!きっかけでってことですか?」

syudou「そうですね」

COCO教頭「やば過ぎ」

こもり校長「僕、今となれば校長やらせてもらってますけど、ちょっと前とか、まあそれこそSCHOOL OF LOCK! 開校からわーっと見てくと、“初解禁”とか“宇宙初オンエア”って…」

syudou「そうなんですよね。すごく多いですね」

こもり校長「結構すごい名タイトルをね、この学校から放出してんのよ」

syudou「間違いないです。自分も聴いてましたね」

こもり校長「やっぱ、そういうのワクワクしますよね?」

syudou「はい。好きだな〜」

こもり校長「僕は、やっぱ『ガッキーLOCKS!』に惹かれて、この学校にやって来たんです」

syudou「あ、そうなんですか? そんな明確にあるんですか?」

こもり校長「元々、『GIRLS』だったところから『LOCKS!』に成り上がるっていうとこだから、そういうところも、ちょっと僕引き継いでるところがあるんですけど。ちょっとね、“講師になる”みたいなところが」

syudou「そうだったんですね」

こもり校長「syudou先生はよく聴いてた?」

syudou「たくさん聴いてたんすけど、『ベボベLOCKS!』さんとか、やっぱりすごいおもしろいです。なんかもう曲うんぬん抜きで、ベボベ(Base Ball Bear先生)さん、もちろん好きなんですけど、トークがおもしろすぎて、“マジか?”みたいな感じでしたよ」

COCO教頭「べしゃりか?」

こもり校長「あのね、ベボベ先生の印象は、なんかすごい男子更衣室にいるようなテンションっていうか」

SOL!


syudou「そうなんですよね」

COCO教頭「楽しいな」

こもり校長「あのワチャワチャ感とかが」

syudou「それぞれのキャラクターとかもちゃんとあって、たたみかけてて、すごく楽しかったなと、僕思ってます」

こもり校長「学校掲示板とか書き込まれてました?」

syudou「掲示板、書いてたと思うんですけどね。あと、『キャッシュ&リリース』みたいなコーナーは、もうガンガン送ってましたし」

COCO教頭「やってたんだ?(笑)」

syudou「送ってました。当時ガラケーで」

こもり校長「11時台?」

syudou「はい。毎回やってましたね。だから、11時になって“かかってくるかな?”みたいに思いながら勉強してる、みたいな感じでした」

こもり校長「ラジオネームとか覚えてます?」

syudou「もちろん。っていうか、もう一緒ですよ。カタカナで“シュドウ”って名前で」

こもり校長「マジすか?」

syudou「はい。やってて。ですね」

こもり校長「カタカナ“シュドウ”?」

syudou「あん時、ラジオネームは“シュドウ”だったんです」

こもり校長「どうなんだろう? 今の掲示板って、2011年とか遡れるのかな? 無理かな?」

syudou「悔しいっすね。いっぱい書いてたんですけど」

こもり校長「ちなみに、SCHOOL OF LOCK! 元生徒のアーティストを激えこひいきするというシステムがございまして」

COCO教頭「堂々と言うなよ。そんなこと」

syudou「それはありがたい」

こもり校長「syudou先生は、えこひいきルート入りになってます」

一同笑い

syudou「すばらしいですね。ごっつぁんです。マジで」

COCO教頭「syudou先生ですが、シンガーソングライターボカロPとして活躍して来ましたけれども、そもそも、音楽活動を始めたのは、いつぐらいなんですか?」

syudou「音楽活動っていうか、音楽自体、親とか家族全体で好きだったので、もう普通に聴いてまして。で、姉がいるんですけどね、姉の影響で、BUMP OF CHICKENさんですとか、アジカンとか聴いてですね。で、そこで“かっこいいな”と思って自分も聴くようになって、中学ぐらいからボーカロイドなどに気づいて、“これなら1人で出来るかも?”みたいに思って、自分で作るようになって行ったって感じですね」

こもり校長「意外と“1人で出来るかも?”みたいなところが、きっかけだったりとか?」

syudou「そうなんですよね。高校時代、バンドもやったりしたんですけども。コピバンレベルで。最初、ドラムでやってたんですけども、なかなかこう、なんて言うんすかね? 自分、スタジオの予約を担当する感じだったんですよ。ドラムとスタジオ予約担当だったんすけど。ドラムはいいんですけど、スタジオ予約の電話がほんとに嫌すぎて」

一同笑い

COCO教頭「わかる〜」

syudou「なんか、もう、おのおののスケジュール確認して…。LINEとかだったらまだいいのに。でも、電話かける前で、受話器プルプルして、かけずにフェードアウトしました」

こもり校長「そこで、“1人でボカロだったら出来るんじゃないか?”と?(笑)」

syudou「ボカロはスタジオ予約要らないんで、めちゃめちゃ楽ですね。最高ですね」

COCO教頭「おもろすぎ(笑)」

こもり校長「そんなsyudou先生ですが、6月28日にシンガーソングライターとして初の歌唱アルバム『露骨』、リリースされました。おめでとうございます」

Syudou「ありがとうございます」


今晩のSCHOOL OF LOCK! は、そんなアルバム『露骨』のお話も聴きつつ、こんなテーマで授業をお届け!
『さらけ出す』!

こもり校長「今夜は、生徒の君が、あまり人に言っていない心の中で思っていることを、ぜひさらけ出して、学校掲示板に書き込んで欲しい。我々も受け止めますから」

COCO教頭「Yes! 全力で」

こもり校長「もしくは、我々もちょっとその分さらけ出してく」

syudou「そうですね。お互い出してった方が」

こもり校長「さらけ合い出す?」

syudou「いっぱいあるんで」

一同笑い


掲示板。
2011年頃、自分は書き込みをしはじめていたなぁと思い出しました。以前の、黒板仕様だったこと久しぶりに思い出しました!
ほ和
女性/28歳/山口県
2023-07-03 22:24


こもり校長「28歳。俺、同じ年かな?」

syudou「僕も、95年生まれなんで、同じ…」

こもり校長「95年生まれ?」

syudou「そうです」

こもり校長「タメだったんだ。どうなんですか? SCHOOL OF LOCK!を聴いてた時の10代っていうのは、どういった10代だったんですか?」

syudou「ほんとにモテなかったな…って。俺は、ほんとにカスだったんですよ。今もですけど。ほんとに、田舎で、男子校で、女の子の声聴くのもラジオだけ、みたいな生活で、SCHOOL OF LOCK!聴いて、“俺、大丈夫か?”みたいな」

COCO教頭「極端でしょ?」

SOL!


こもり校長「でもまあたしかに、『ガールズ』とかに関しては、この日本をときめく、かわいい10代たちが出てくるわけじゃないですか」

syudou「ほんと、だからもう、『Perfume LOCKS!』でしか声聴けないって…、ほんとそうだったんで、救いでした。今思えばライフラインでしたね」

こもり校長「Perfume研究員は特殊でね。ちょっと広島弁満載の、かわいい3人組でしたからね」

syudou「それ聴いて、“このままじゃ終われねぇ”みたいな」

一同笑い

syudou「“このままじゃ絶対…”みたいな」

COCO教頭「そういう思いが?(笑)」

syudou「ありましたね」

こもり校長「そこも、なんかある種、反骨精神みたいなところでね」

syudou「この番組、めっちゃそれを膨らませてくださったんで」


こもり校長「syudou先生ですが、6月28日にシンガーソングライターとして初の歌手アルバム『露骨』、リリースされました。アルバム、リリースされますけど、syudou先生は社会人の経験あるんですね?」

syudou「ありますね。2020年くらいまで働いてまして」

こもり校長「ついこの間まで」

syudou「そうです。2年くらい会社員やって。で、音楽、並行してやって、いい感じになって来て、辞めて。もう3年前とかですね。2〜3年前くらいですけど」

こもり校長「それ、もう同時並行で楽曲制作するわけじゃないですか。時間軸はどんなことになってる?」

syudou「僕運がよかったんですけど、就職先は近かったんで実家に住めたんですね。なんで、もうほんと朝からフルタイムで働いて帰って来て、ほんと親に世話になってんですけど全部やってもらって、9時、10時から1時か2時ぐらいまでの間部屋に引きこもって、もうカタカタカタカタ、こうやって作る、みたいな。っていうのを、ずっと2年間繰り返してましたね」

こもり校長「自分の部屋に1個入り込む、みたいなのが、スイッチのオン・オフになってたりしてた?」

syudou「そうですね。親も音楽好きだったので、そこはやっぱ理解してくれて。会社員始まったんですけど、結構音楽いい感じになって来て、“これ頑張れば可能性あんのか?”って時だったんで、もう高校生の自分とか思い出して来て、“いやぁ〜このままじゃ終われねぇよな。俺は絶対に”って」

こもり校長「モテてやるんだ?(笑)」

SOL!


syudou「“モテてやるんだ”っつって」

こもり校長「音楽1本に絞ろうと思ったきっかけとかタイミングとかって、何だったんすか?」

syudou「これは、やっぱり1つの理由ではないんですよね。2019年の真ん中くらいが、1番会社辞めるかどうか考えた時期なんですけども、なんか“一緒に頑張ろうよ”って声かけてくださる方とか、あと、ファンの方がもうすごい温かい言葉をくれて。プラス、イベントとかちょいちょい出て、すごく音楽の友達が出来たんですよね」

こもり校長「そういうコミュニティが、どんどん広がってってったんすか?」

syudou「そうですね。僕、山梨生まれで地元が栃木県育ちなんですけど、やっぱそういう街であんまり音楽の友達みたいのが出来てはいなかったので、1人でひたすら、パソコンカタカタで向き合ってったんすけども、なんかイベントとか仕事でちょいちょい都内とかに来たら、音楽で生活してる友達とか今も仲いいんですけど」

COCO教頭「刺激になりますもんね」

syudou「出来たら“あ、世界まだまだ広いぞ”ってなって、そこで考えて。っていうか、そういう友達と相談もして、で、“人生1回だからいいんじゃない?”みたいなこと言われて辞めた、って感じですね」

こもり校長「じゃあ、そういういろんな人からの言葉もあって、っていう」

syudou「すごく、そうですね。ですし、まあこういうラジオで聴いてて、10代の方もすごくいろんなことを考えてらっしゃるじゃないですか。僕もですけど、なんかそこで“1人じゃないな”っていうのがあって。“モテたい“って思ってんの俺だけじゃない、と。“みんなモテてぇよな。俺頑張るよ“って感じでしたね」

こもり校長「すごいね。なんか、今回のこのアルバム聴かせてもらった時に、僕、その熱量というか、“エネルギッシュすぎるな、このアルバム”って、すごい感じたんですよ。パワーがもうずっと120%フルスロットルみたいな」

syudou「そうですね。ほんとに、思春期の鬱屈を今までずっと引きずって、やっとここでアルバムで出せるぞ、みたいなことだったので。ずっとラジオ聴いて曲作って、“俺はもっともっと…”っていうのが、今やっとそれを聴いてくださる方がいて、こういうすばらしいラジオにも出れるようになったので、“今こそ!”という気持ちで作ったんで、露骨にそういう熱量になったのかな? みたいな」

COCO教頭「結構、私を代弁してくれてることめっちゃあって」

syudou「ほんとですか?」

COCO教頭「女性って、なんか“寄り添い”、“共感”、“みんなと合わせる”みたいなんが、結構生きて行く上で大事なんですけど、曲の中での言葉選びとかが結構“私は自由に生きてやる”とか、なんか“そこまで言っちゃうと女子から嫌われるかもしれない”って思って言えてない部分を言ってくれてありがとう、みたいな。すごい個人的に刺さるところいっぱいあって」

syudou「やりすぎて、“ちょっとこれは…”って思われてたらどうしよう? って思った」

一同笑い

こもり校長「改めて、楽曲を作ったりとか、1個作品を作り上げる時のエネルギーとか燃料になるものって、何なんですか」

syudou「学生の頃から、もうずっと脈々とフラストレーションですとかそういったものが感じない日はない、というか。で、それがもうどんどん蓄積されていくので、逆に、常に“いつでも行けるぞ”っていう状態なので、そこですね。それを、曲作る時に“宝くじどれにしようかな?”みたいなパンって取って、“今日はこれ〜”みたいな感じで作ってますね」

こもり校長「すごいよな。だから、めちゃくちゃここから聴く時のエネルギー、めっちゃもらえますもん」

syudou「ありがとうございます。だからもうほんと今日1日で作ってうんぬん…っていうよりは、もうほんとたぶん10代からずっと毎日地道に積み上げたって、努力ではないですけど、“積み上がってしまったもの”を、今曲としてやっと出せてる、って感じなので、もう楽しくてしょうがないですね」


♪ アタシ / syudou




こもり校長「syudou先生の『アタシ』っていう楽曲なんだけど、これが教頭が言ってた…」

COCO教頭「そうです。私が大好きな曲です」

syudou「ありがとうございます。自由に生きてく曲ですね」

COCO教頭「その“アタシは自由に生きていく”っていうところが、1番最後は“アタシは自由に生きている”に変わってるところが好きです」

syudou「めっちゃよく聴いてくださってんじゃないすか。嬉しい」

こもり校長「syudou先生と一緒にこの曲を聴かせてもらってる間に、syudou先生のこの“リベンジしてやろう! この世の中に!”っていう…」

一同笑い

COCO教頭「ほんと伝わったよな(笑)」

syudou「ほんと情けないです。僕は。ほんとに。ほんとどうしようもなかったです」

こもり校長「でね、ずっと言うのよ。生徒のみんな。でもこれは、ただ言ってるだけじゃなくて、ほんとにこれがエネルギーなんだなっていうのが…」

syudou「みんな、ほんとわかってくれ。俺は今かっこつけて、かっこいいとこしか見せてないけど。もうほんと、シャレになんなかったんだ」

こもり校長「シャレになんなかった?(笑)」

syudou「いろんな方の…髪を染めて頂いたり、スタイリスト入って頂いたり、いろんな方のおかげで、今何とかなってますけど、ほんとどうしようもなかった」

こもり校長「ちなみにですよ。就活、どこ落ちたんでしたっけ?」

syudou「そうなんですよ。実は、TOKYO FM…」

一同笑い

syudou「ほんとありがとうございます。結果、そのおかげで、今スタジオ来れてるっていう流れなので、大前提として、ビッグ感謝なんですけど。2次ですね。ちゃんと履歴書は通ったんです」

一同笑い

syudou「履歴書通って、わざわざ来て」

こもり校長「半蔵門まで?」

SOL!


syudou「はい。下のスタジオあって、そこで3人並べられて、みたいな感じ。行って、めっちゃかっこつけたこと喋ったんですよ。“俺がラジオスターだ”みたいなこと言ったら、落ちて」

一同笑い

syudou「ほんと恥ずかしくて。就活でラジオスターは採らねぇか…みたいな…」

こもり校長「そこから時を経て、ここに座るんですから」

syudou「みんなわかって欲しい。“俺はダメだ…”って思って聴いてるみんなに。俺は全然ダメだった自信あるんで」

COCO教頭「生徒のみんなに、勇気与えてますよ」

syudou「今、昔の自分に喋りかけてる、みたいになってんですよ」

こもり校長「そうかもね。電波を通したタイムマシーンみたいな気持ちですよね」

syudou「“聴いてるか?”と。ほんとに」

こもり校長「さらけ出してるな(笑)」


こんな『syudo』先生を迎えての、今晩のSCHOOL OF LOCK! は、こんなテーマで授業!
『さらけ出す』!

こもり校長「今夜ね、生徒の君があまり人に言ってない心の中で思ってることを、ぜひ、さらけ出して欲しいと思うのよ」

syudou「すいません。先にさらけ出しちゃいました」

COCO教頭「いいです」

こもり校長「じゃあちょっと電話してこうかな? もしも〜し!」

キキ 東京都 15歳

こもり校長「職員から聞いたけど、syudou先生好きなんでしょ?」

キキ「好きです」

syudou「ありがとうございます!」

キキ「ファンです」

syudou「すごい嬉しい! キキさん。いい名前っすね」

一同笑い

キキ「ありがとうございます(笑)」

syudou「理論上、1番いい名前じゃないですか? たぶん。同じ文字が並んで。最高ですね」

キキ「ありがとうございます(笑)」

こもり校長「こんなに言ってもらえたら、嬉しいな。キキな」

キキ「いやぁ〜、幸せもんです(笑)」

こもり校長「キキ、心の中で思っていることあるんでしょ?」

キキ「そうですね。自分の好きなものとかをあまり素直に言えなくて、で、ちょっと嘘をついちゃってるのがしんどいです」

こもり校長「キキの中でさ、その好きなものを素直に言えなくなったきっかけみたいなのとかって、あんの?」

キキ「今高1なんですけども、中3さんの冬ぐらいに“キキって好きなゲームとかあんの?”って聞かれた時に、“これこれってゲームが好きなんだ”って言ったら、表面上では“めっちゃいいやん”って言われたんですけど、なんか後から“オタクやん”って言わてたらしくて、“あぁ…”ってなっちゃって、で、そっからちょっと、自分の好きな物を言う時は、一線を引いてちょっと隠しちゃう、みたいな事が…

syudou「わかりみが深いね」

こもり校長「こういうのあります?」

syudou「ありますね。高校とかから音楽いろいろ聴てたんで、“バンド好き”って人と、名前出しても、“あ、そのバンド知らない”みたいな…。“はぁ…”みたいな感じでしたね」

こもり校長「“俺だけか…”みたいな?」

syudou「まあまあしゃーねぇか、って感じでしたね」

こもり校長「それを言われた時、キキ的には、なんかすごい残念な気持ちになっちゃったのかな?」

キキ「残念な気持ちにもなりましたし、やっぱり価値観って人それぞれだから、こういうゲームも“オタクやん”と思う人もいれば、“めっちゃええやん。そのゲーム”って思う人もいるんだな、と思いました」

syudou「まあたしかに、価値観はそれぞれですからね」

こもり校長「どうなの? それで今は、じゃあどういう風に好きなものとかは伝えてるの?」

キキ「今は、クラスが変わって、ゲームについて喋れる友達もいますけど。でもその友達以外には、ちょっと一線引いちゃうなってところがあります」

こもり校長「なかなか価値観が合わないんじゃないかな? とかでね」

キキ「はい」

syudou「まあまあ、そうっすよね。ただ、でも、その1人がいるって素晴らしいことですけどね。ほんとに。貴重な友達っすね」

キキ「ありがたいです」

syudou「僕もいたんですよ。地元から今も仲いい友達が1人いて、そいつは特に、僕がさっき言った通り、どうしようもなかった時期から知ってて、今も知ってて。で、初めてやったライブも来てくれて、もうどうしてもなさすぎたのを知ってるんで、観た時に、“お前人生何とかなってよかったな”って言ってくれて。だから今言ってらっしゃる友達も、すごいそういう存在になったら素敵ですよね」

こもり校長「だってその子には好きなものは話せてるんでしょう」

キキ「はい。もう全然。語れてます」

こもり校長「話してる時は、やっぱ楽しいでしょう?」

キキ「楽しいです!」

一同笑い

COCO教頭「感情こもってたな。今(笑)」

syudou「いいですね(笑) でもやっぱ、もっと他の人とも話したい、みたいな気持ちが、キキさんの中ではあるんですか?」

キキ「そうですね。ゲームについて知って欲しいし、一緒にプレーもしてみたいです」

syudou「なるほど」

こもり校長「そうか。まあね、せっかくだったら一緒に遊びたい、とかあるよな」

キキ「はい」

こもり校長「なんかちょっと、僕らもたぶんあるじゃないですか。伝わらない、そういうもの。校長先生は、もう絶対にコーラは炭酸を抜いて飲みたいのね」

syudou「えっ? 炭酸抜きコーラ?」

COCO教頭「変だよ。君」

こもり校長「でしょ?」

syudou「めちゃめちゃ強い人じゃないですか?」

こもり校長「これはマジで言われるの。100人中100人に言われるの。そう。だからほんとは、ペットボトルで自販機とかで買ったら、俺ほんとはすぐにバ〜って振って、炭酸ちょっとずつ抜いてから飲んでんの」

syudou「ほんとに聞いたことないです。すごい」

こもり校長「そう。でもこれ、友達とかにやると、“えっ? なんで炭酸抜くの? 強いのがいいじゃん”って言われるんだけど、僕はやっぱあの抜けてる感じがすごい好きなんです」

COCO教頭「炭酸が完全になくなっている状態でもいいの?」

SOL!


こもり校長「うん。それがいいの。炭酸の味があんま好きじゃないっていうか。キキ。っていうのはね、実は俺はあるんだけど、これもう俺伝わらないから、友達の前でコーラ買った時、結構隠れて炭酸抜いてるもん。なかなか、俺もそういう言えないのあるもん」

キキ「なるほど」

syudou「でも、すごいですね。キキさん、そうやってその友達も1人はいて、そこに伝わるからといって、でも周りのコミュニケーション諦めてないっていうのは、なんかすごい逞しいというか、素敵だな。卑屈になってないじゃないですか。こうやって話してくださって。めっちゃそれいいな、と思って」

キキ「ありがとうございます」

syudou「僕は卑屈になってたんで」

一同笑い

syudou「マジで。“わかんねぇやつはほっとけ〜”みたいな気持ちで、高校からずっと生きてたんで」

こもり校長「まあたしかに、それはいいですよね。その“コミュニケーション取ろう”っていうのを諦めないっていうところは」

syudou「そうっすね。だから、今戻れるなら、やっぱもっと外を向いててもよかったかな? と思うので。僕自身に対しても。キキさんの、その基本姿勢は、もしかしたらもうすごくいい方向に行ってるからこそ、やっぱ悩むところもある、みたいなことなんですかね」

こもり校長「校長先生は、もうその向上心がないから。だってコーラは“昨日のやつなんだよね”とかちょっとたまに嘘ついて飲む時あるもん」

一同笑い

COCO教頭「“だから抜けてるんだよね”みたいな?(笑)」

こもり校長「そう(笑) みたいな(笑)」

syudou「ほんとはさっき買ったのに、みたいな(笑)」

こもり校長「そうそうそう(笑) だから、無理に全部を全部伝え続ける必要はないけども、こういう側面もあってもいいんじゃないか、ってことですね。キキみたいにね」

キキ「はい」

syudou「そうですね。で、実際、こういうとこにお便りをわざわざ送ってくださるっていう、ほんとこういうことじゃないすか。普段、ちょうどよくやってて、でもたまに“もっと知って欲しいな”って時は、こうやって何かアクションを起こしてみる、みたいな。ずっと毎日やってると疲れちゃうと思うので、基本、まずある友達…1人いるなら1人をすごく大切にして、“ちょっと今日は余裕あるから、他の人にも話してみようかな?”みたいな時は、ちょっと話してみる、とかなんじゃないすかね。バランスとしては」

キキ「おぉ〜。なるほど〜」

一同笑い

こもり校長「深く頷いてるね(笑) キキ。今日さらけ出してくれてありがとね」

COCO教頭「ありがとう」

syudou「ほんとありがとう」

キキ「こちらこそ、ありがとうございました」

こもり校長「もっともっと、なんかタイミングあったら、いっぱいさらけ出してって」

キキ「はい」

こもり校長「ありがとな〜」

キキ「ありがとうございました」

syudou「ありがとうございます」


こもり校長「なんかあります? さらけ出す…」

COCO教頭「私って言うと…。もう校長超えるものはないけれども、あのレベルはないんだけど…。私、目玉焼きに何もかけたくないの。なんか世間では、醤油派とか塩コショウ派、ソース派とかあるやん。いやいやいや。何を言ってんの? みたいな。何もかけねーし、みたいな感じだから、友達んちとか泊まりに行って、朝ご飯出してくれて、塩コショウとか振ってあると、“嘘…”みたいな。“なんでだよ…プレーンでいいのに…” って。これもあんまりわかってもらえない」

こもり校長「目玉焼き、どうやって食べます?」

syudou「目玉焼きはおいしく食べます」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「でも、僕も出来る限りおいしく食べたい派なんで、たまにサラダと目玉焼きとか乗ってる時に、サラダのドレッシングのこぼれドレッシングとかでつけて食べたりします」

syudou「わかります。だから思い出した。意外とポン酢とか好きです」

こもり校長「ポン酢ですか?」

syudou「ポン酢なんすよ。これもあまり理解得ないんですけど。サラダとかかけて食べる時、大抵のものポン酢です」

COCO教頭「ヘルシ〜」

こもり校長「もう目玉焼きの概念を越えて? いろんなもの、ポン酢?」

SOL!


syudou「そうです。でも特に、目玉焼きはポン酢うまいんじゃないかって。これは伝えたいすね」

こもり校長「目玉焼き、ポン酢は食ったことないな」

syudou「オススメです」


こもり校長「さあ、そんなsyudou先生ですが、ツアーを控えてます」

COCO教頭「syudou Live Tour 2023『露骨』。8月24日(木)大阪府で、Zepp Namba。8月25日(金)愛知県のDIAMOND HALL。8月31日(木)東京都では、Zepp DiverCityとなってまして」

syudou「やらしていただきます」

こもり校長「もうあと1ヶ月半とかですかね」

syudou「頑張ります」

こもり校長「でも、ここからアルバムもリリースされてって、どんどん座組を作っていく感じなんすかね?」

syudou「そうですね。ライブとかに関してはですし、この活動自体も、アルバム出してその感想も頂いて、“あ、こういうリアクションなんだ”ってのを踏まえて」

こもり校長「そうか。たしかにこのタイミングでアルバムを出してるということとは、みなさんの反応を受けた上でライブをイメージ出来るっていうのは、強いですね」

syudou「そうですね。ライブは、そこを絶対反映させたものにしたいな、と。ただやるだけじゃなくて」

こもり校長「それ楽しみだな〜。だから“行くよ”っていう生徒のみんなも、ぜひ楽しんで来て欲しいけど」

<⇒syudou先生のライブの詳細は【公式サイト】をチェック!>

こもり校長「ちなみになんですけど、SCHOOL OF LOCK!って、毎週火曜日に『ボカロLOCKS!』っていうのやってるんですけど」

syudou「存じ上げております」

こもり校長「ちなみになんですけど、syudou先生、明日の火曜日って、何して…」

syudou「明日ですか?(笑) 明日は…ちょっとさすがにあれなんすけど、じゃあ、来週とかもしよければ。でもよければ」

こもり校長「でもどうなんだろう? なんとなく、来週ぐらいだったら見えそうですか?」

syudou「来週だったら、もう大好きなんで、もう絶対来ます」

こもり校長「わかりました」

syudou「マストで来ます」

こもり校長「じゃああとでご連絡させていただきます」

syudou「ああ、そういうケースね。喜んで」

COCO教頭「ここで決めていいの? ここで、そんなやっていいわけ?」

SOL!


こもり校長「ここでもう握ってくっていうの、最近よく僕やってまして」

syudou「リアルタイムで」

こもり校長「のちほどご連絡させていただきます」

syudou「ありがとうございます」


今晩のSCHOOL OF LOCK! は、こんなsyudou先生と一緒に、こんなテーマで授業です!
『さらけ出す』

こもり校長「今夜は、生徒の君があまり人に言ってない心の中で思っていることを、ぜひさらけ出して欲しいと思ってます。もしも〜し」

異文化の住人 滋賀県 19歳

こもり校長「19歳ってことは、学年は?」

異文化の住人「大学2年生です」

こもり校長「異文化の住人も、職員から聞いた話だけども、syudou先生が大好きだと」

異文化の住人「はい。めちゃくちゃ好きです」

syudou「ありがとうございます! やった」

こもり校長「きっかけは?」

異文化の住人「SCHOOL OF LOCK!で、『Ado LOCKS!』の時に、syudouさんのことを初めて知って、そこから好きになった」

syudou「すごい。あれ聴いてくださったんすね」

異文化の住人「はい。聴いてました」

syudou「ありがとう」

こもり校長「あの短期講習のやつね」

syudou「よかった。そうなんですね」

こもり校長「あれを聴いてさ、何にビビビビっと来たの?」

異文化の住人「ポップでダークな世界観の曲がいいなと思って好きになりました」

syudou「そこから曲も聴いて頂いて」

異文化の住人「はい」

syudou「ありがたいですね」

こもり校長「それで、SCHOOL OF LOCK!で出会って、今SCHOOL OF LOCK!で電話してるんだからね」

syudou「たしかにそうだ」

異文化の住人「めっちゃ緊張してます」

syudou「こちらこそ。でもね、ほんと僕も嬉しいす。SCHOOL OF LOCK!きっかけで知っていただいて、SCHOOL OF LOCK!で喋れる。すごい。これは地産地消ですね」

一同笑い

COCO教頭「ワードセンスすごすぎ(笑)」

SOL!


syudou「すばらしいですね」

こもり校長「異文化の住人、今心の中で思ってることあるんだよね?」

異文化の住人「はい。あります」

こもり校長「ちょっと、さらけ出してもらっていい?」

異文化の住人「僕は、今まで友達に、彼女要らないふりをして来たんですけど、実はめちゃくちゃ欲しいです

syudou「うん。そりゃそうだ」

こもり校長「それでいい(笑)」

syudou「いろんな価値観あるけど、少なくても、俺はもう間違いなくずっと欲しい。これは(笑)」

こもり校長「ず〜っとね、syudou先生は欲しかったんすもんね」

syudou「音楽に関してはそれだけで来たんで」

一同笑い

COCO教頭「それだけ?(笑)」

syudou「そこだけで。“音楽しかないぞ”と思ってたんで。わかりますよ。住人さん」

こもり校長「でもさ、なんでみんなには興味ないフリしちゃうの?」

異文化の住人「大学の友達とか中学の友達とかに“彼女いるの?”って聞かれるんですけど、なんか照れ隠しとか、格好つけて、“興味ないから要らないんだよね”みたいな感じで」

syudou「シンプルに“いない”とは言えずに、って感じですかね?」

異文化の住人「はい」

こもり校長「なるほどね。そこはさ、やっぱすごい興味はあるわけじゃない。“彼女が欲しい”みたいなところには」

異文化の住人「はい」

こもり校長「でも、なんかちょっと聞かれると格好つけちゃって、“いや。別にいないよ”みたいな感じになっちゃうんだ?」

異文化の住人「別に時間ないから作らなくていいかな? みたいな」

syudou「なるほど。全部ひっくるめて、共感はします」

一同笑い

COCO教頭「ひっくるめて、ね(笑)」

syudou「たしかに格好つけちゃいたくなりますし。そうですよね〜。や、でもやっぱ、最初…ごめんなさい。いきなりあれなんですけど。やっぱ最初は、自分に正直になるとこからなんじゃないですか? どうなんすか? 住人さん。やっぱ内心では欲しいわけじゃないすか。それをまず認めて、質問来た時に、“いやまあほんとは、いないけど欲しいんだよね”とか言えば、“あ、じゃあちょっと今度一緒になんか…”みたいな広がりもあるかもしれないし、みたいな」

こもり校長「たしかにね」

異文化の住人「はい」

COCO教頭「紹介とかね」

syudou「そうです。無限に可能性は出てくるんで。それ止めちゃってたら、ゼロじゃないですか」

こもり校長「たしかに。自分の中で、キュッとね」

SOL!


syudou「たしかに、最初はちょっと照れ…こっぱずかしいかもしんないけど、でも僕もほんと“モテたい。モテたい”って音楽やってて、もうそれ恥ずかしいですよ。親にもそれを聞かれてんです」

一同笑い

syudou「たぶん現在進行形で。さっきLINE来てたんで」

一同笑い

syudou「母親も聴いてて」

こもり校長「聴いてますか? お母さん」

syudou「栃木の実家で聴いてます」

こもり校長「ありがとうございます」

syudou「恥ずかしい。息子がわざわざ上京して、ラジオで“モテたい。モテたい”、こんな時間やって」

こもり校長「全国にね(笑)」

syudou「はい。で、それをさらしていくことで、まあモテてるかはわかんないですけど、いろんな優しい方には出会っているので、住人さんもたぶん、行くと変わるのかな? みたいな」

こもり校長「異文化の住人的には、やっぱちょっとそれを言うのは恥ずかしいみたいなところもあんの?」

異文化の住人「中学の頃から、なんかずっとそういう感じで今まで来てしまっているので、今更…言っても…。なんですよ…」

syudou「そういうことはねえよ。大丈夫よ」

こもり校長「でも、中学ん時から“俺、別にそういうの興味ねえんだよな”っていうので貫いてしまったがゆえの、こっから周りに崩すのが恥ずかしいってことでしょ?」

異文化の住人「あ、そうです」

こもり校長「これは結構…」

syudou「下手したら、5〜6年、それ以上くらいっすもんね。たしかに」

異文化の住人「はい」

こもり校長「そっか。それを今からひっくり返して、“実は俺、彼女欲しくて探してんだよね”は、まあちょっとさらけ出しづらいっていうのはわかるかも」

syudou「たしかに」

異文化の住人「はい」

syudou「いやでも、たぶん言ったら、周りに同じような状況の人結構いる気もするんですよね。“実は俺も”みたいな。それはもう、男女共に、ですけど」

COCO教頭「言えてないだけで、ってことですよね?」

syudou「はい。さらけ出して欲しいですけどね」

こもり校長「たしかに。だから、異文化の住人の中で、彼女がいるカップルとか、なんかこういうデートがとか、憧れとかはあるってことでしょ?」

異文化の住人「はい。あります」

syudou「なんか、もし彼女出来たらしたいこととか、どっか出掛けたいとか、今したいことがあるんですか?」

異文化の住人「もうすぐ夏が始まるんで、一緒に浴衣着て花火とか、遊園地とか、水族館とか、そういうのに行ってみたいです」

syudou「わかるで」

こもり校長「あと、やっぱこの季節がそうさせてるっていうのはちょっとありますよね?」

syudou「そうなんですよ。夏のせいってやつです」

COCO教頭「Yes。Yes」

syudou「聞いてくれよ。住人さん。僕もほんと、高校の時全然モテなかったんだ。たぶんビックリするぞ。ほんとにモテなくて、地元の花火大会に男同士で行ったんですよ。高校入って、モテなさすぎて。たまたま“出会いないかな?”って行ったら、中学の時、なんか“あれ?”ってあんまり記憶にないくらいだった男の子がいたんですけど、それが、めちゃめちゃ女の子連れて歩いてて。一緒にいた男たちと、帰りの電車で泣いたんだ。俺は。ほんとに」

こもり校長「“俺ら何やってんだ?”っつって(笑)」

syudou「“何やってんだよ…”と」

COCO教頭「泣いた、か?(笑)」

syudou「そんな、おいしくないたこ焼きだけ食って」

一同笑い

syudou「何やってんだよ。でも今、SCHOOL OF LOCK!出てんの」

こもり校長「たしかに」

SOL!


syudou「“モテたい”って認めたことで、出てるので、変わって行けると思います。たぶん」

こもり校長「だからやっぱ、最初にsyudou先生が言ってくれたみたいに、“彼女が欲しい”ということを熱量にして」

syudou「そうですね」

こもり校長「ね。ちょっとずつそこから輪を広げるというエネルギーに変えて行く、っていう転換にして行けば」

syudou「うん。間違いないと思います」

こもり校長「今大学2年生でしょ?」

異文化の住人「大学2年生です」

こもり校長「4年まである?」

異文化の住人「4年まであります」

こもり校長「あと2年もあるわけですよ」

syudou「今気づいた、という、この最高のタイミングじゃないですか。だってこっから、1年慣れて、2年目から、こっから動きなんで、こっからやる。でも、俺も大学2年の時、そんなんありましたわ」

こもり校長「そうよ」

syudou「ありました」

こもり校長「だから、ここから“今までこの中学の時から作って来てしまったキャラクターをブチ壊したい”っていう熱量で(笑)」

syudou「大丈夫。住人さん。みんな絶対笑わないから。大丈夫。絶対わかってくれる」

こもり校長「これは賛同するから」

syudou「少なくとも、僕は絶対住人さんの味方なので」

異文化の住人「ありがとうございます」

こもり校長「そうだよ。だから、今日さらけ出してくれた、っていうのをきっかけに、熱量にして頑張ってこうぜ」

異文化の住人「頑張って行きます」

こもり校長「男、俺ら、モテてこうぜ」

異文化の住人「はい。モテて行きます(笑)」

syudou「正直に行こう。正直に。謙虚に、正直に、行きましょう。ぜひに」

異文化の住人「はい。あ、最後、いいですか?」

syudou「もちろん」

異文化の住人「syudou先生の、大阪のZeppのライブに参加させて頂くんです」

syudou「おっ! おや、ありがとう。ライブに?」

異文化の住人「はい」

こもり校長「8月24日?」

異文化の住人「8月24日です」

syudou「ありがとう! マジか。ほんとツアーの1本目だから。一緒にぶちあげましょう。ぜひ。よろしくお願いします」

異文化の住人「めっちゃ楽しみにしてます」

syudou「マジありがとう」

こもり校長「いいね。夏の予定1個できた。じゃあ、今日さらけ出してくれてありがとね」

異文化の住人「ありがとうございました」

こもり校長「夏も楽しめよ」

syudou「よろしくお願いします」


♪ ギャンブル / syudou




こもり校長「この、syudou先生の『ギャンブル』っていう曲なんですけど、僕これ聴いた時に、なんかちょっとドキュメンタリーのように聞こえたというか、なんか1個、このアルバムの中の世界感じゃなくて、この曲だけは、syudou先生本人が歌い込んだ本人のドキュメンタリーに聞こえて、ちょっと生々しく聞こえたのが、いい違和感で。歌詞とかも見てくと、いろいろとちょっと“おうっ”て思う…」

syudou「そうですね。結構引っ掛け要素というか、いろいろあるのが…」

こもり校長「ワードがいっぱいあるじゃないですか? だから僕、なんかすごくこの違和感が好きなんですよ」

Syudou「はい。これはほんとおっしゃる通り。もう、そん時の自分の気持ちをまんま書いてみたいな感じですね。歌詞として美しい、どうこうももちろん重要なんですけど、それよりも、どんだけその気持ちを書けるか? 書かしていただきましたね」

こもり校長「なんか俺、頭からすごいなと思った。“勘違いの言葉をただただ叫んでここに来ました”とか、いや、これでも意外とこういうところあるというか、自分でわからず、こんなとこまで来ちゃったな、とか…」

Syudou「そうですね。でも、ほんと今のポジションでこのラジオ出れてるってのにも繋がりますんで。“ここに来ました”と。まだ何か成し遂げたとかじゃないですけど、でも、学生時代聴いてたラジオ出てるってすごくない? みたいな。普通にすごくない? みたくな話なんで」

こもり校長「いや。これマジ、それこそさらけ出してんな、と思う曲でしたよ」

syudou「はい」


こもり校長「まだまだ生徒とも話してきたいなと思います。もしも〜し」

ね る 大阪府 16歳

こもり校長「16歳。学年は?」

ね る「高校2年生です」

COCO教頭「中2、高2は、Do what you want〜!」

SOL!


こもり校長「ね るさ、今、心の中で思ってることあるんだよね?」

ね る「はい」

こもり校長「ちょっとそれ、聞いてもいい?」

ね る「友達に、ね るって何なんだよね、って、ほんとの性格と違うこと言われるのが嫌だ〜

syudou「さらけ出してますね。ありがたい。いい時間になって来ました」

こもり校長「これは例えばどういうことよ?」

ね る「何個かあるんですけど、最初にsyudouさんとかもおっしゃったんですけど、電話がすごい苦手で」

syudou「わかるで。やだな」

ね る「それが、自分としては“すごい苦手だな”って思いながらやってて、電話してるところ見られるのも嫌なんですよ。だから、学校とかで電話しても、別室行ったりしてやってんのに、いつの間にか、それを友達に聞かれてたりして」

syudou「なんだ? その友達」

ね る「あとは、なんか人付き合い上手って言われることが多いんですけど、自分としては、相手の意見を否定して傷つけるんじゃないか? って思ったら、ちょっと気使っちゃうっていうのがあって。悪意ないのはわかってるけど、素直に受け取れないな、っていう…」

こもり校長「だから、ね る的には、人付き合いが上手いっていう感じじゃなくて、どっちかっていうと、“私ちょっと顔色伺っちゃってる、みたいなところあるんだけどな”みたいなこと?」

ね る「そうですね。正直、自分自身は1人でいるのめっちゃ好きなタイプだから、そんなに上手いかな? っていう、腑に落ちない感じが…」

syudou「周りが勝手に決めつけちゃって、みたいな?」

ね る「あ、そうですね」

syudou「はいはいはい」

こもり校長「syudou先生もそういうのあります?」

syudou「めっちゃわかります。ね るさんの言ってること、めっちゃわかって。例えば僕も、“人見知りしないよね”って言われるんですけど、僕は、いや、それやっぱ最初は初対面、誰だって緊張するじゃないすか? でも、初対面で人見知りしてるなって思われたくないから、それをごまかすように一生懸命喋って、結果、“人見知りしてないよね?”って言われるんですけど、“裏返しなんだ”と。“わかってくれ”と」

ね る「めっちゃわかる(笑)」

syudou「ありますよね?」

ね る「めっちゃあります。そう。ほんとにめちゃくちゃ人見知りだけど、それ表に出したらすごい悪く見えるだろうな、って思って」

syudou「そうなんです。相手にも悪いじゃないですか」

ね る「それで言ったら、なんか“話しかけんの上手いね”みたいなこと言われて(笑) いやいやいや、っていう(笑)」

syudou「で、次から、話しかける時担当みたいになるのが、めっちゃ…」

ね る「そうですよね」

syudou「俺だって人見知りだし、ってもう、ジタバタしたいですよ。ほんと。無理無理無理無理って言いたいんですけど。無理っすから」

こもり校長「たしかに。そうですよね。だから、言われるだけだったらいいけど、それが展開しちゃって、“じゃあ〇〇担当ね”にされちゃう、みたいな」

syudou「そうなんです。たぶん僕もそれで、バンド時代、電話担当になったんですよね。スタジオの予約しろ担当。なんかへらへら喋るんで。“あ〜電話めっちゃやだな”みたいな感じっすね。状況に似てますね。ね るさん」

ね る「この前テレビで、syudouさんのアルバムのブルーレイ観てて」

syudou「はい。ありがとう」

ね る「この前出た、『露骨』の…」

syudou「あ、はい。ライブの」

ね る「はい。そうです。その後の、なんか幕張の裏で話してるやつとかを聞いて、その電話担当をしてたって話聞いた時に、“あ、めっちゃ自分もある!”と思って(笑)」

syudou 「Feelしてくれてんだ? いや。でもなんか、わかる。今、ね るさんにこう言ってもらえたから、電話担当やってよかったなと、ちょっと思えてるというか…」

COCO教頭「報われた」

syudou「報われましたね」

ね る「(笑)」

syudou「ありがたい」

こもり校長「そして、ね るね、めちゃくちゃ観てるね」

syudou「めっちゃ観てますね。まだ出たばっかなのに。さすがっすよ」

こもり校長「でもどうなんでしょうね? こう思われてしまう自分も、それってある種自分じゃないですか」

syudou「そうなんですよね」

こもり校長「そういう表現をしてる自分だから。そのみんなからの自分像に、逆に近づいてやる、みたいなのもありなんですかね?」

syudou「まあたぶん、いろんなやり方がありますよね。例えば、“人見知り”だっていうのも自分だし、で“人見知りって思われたくない”っていうのも自分だし、って。だから、“これが自分らしさ”って決めつけず、もうそん時1番心が楽な動きするのがいいような気もしますけどね。だから今日は、電話かけれる時はかけるし、無理な時は無理って言うし、みたいな、その感情の機微に素直だといいとかあるんすけどね〜。むずいっすよね〜」

SOL!


ね る「(笑)」

こもり校長「そう。でも逆に言うと、それが出来るということだから。その“うぇっ”っていう熱量を糧に、いろんなね るをさらけ出してこうよ」

ね る「はい。頑張ります!」

こもり校長「そう。そういうのがあって、“電話担当してた”っていうのも聞いたんですけど(笑)」

syudou「今話せたことが、もう全部肯定してくれた。ほんとにありがとうございます」

ね る「この経験を糧に(笑)」

こもり校長「そうだよ」

syudou「もちろんです」

こもり校長「いろいろさらけ出してくれて、ありがとね」

syudou「ありがとうございます」

ね る「はい。あ、ごめんなさい。あと、一瞬いいですか? 8月に、その、対バンに…」

syudou「あ、大阪の」

ね る「対バンとワンマン、どっちも行かせてもらいます」

syudou「あ、すごい。じゃあ、さっきの子も来るし、すごい。大阪集合っすね」

こもり校長「うちの生徒、夏を楽しんでんな。いいな」

syudou「ありがとう。みんな」

こもり校長「マジ最高に楽しんでってよ。ね る」

ね る「はい。めっちゃ楽しんで来ます」

syudou「はい。楽しみましょう。ね るさん。ありがとう」

ね る「はい」

こもり校長「じゃあね〜」

COCO教頭「じゃあね〜」

ね る「ありがとうございます」

syudou「またね〜」

こもり校長「ありがとうね」



今日の黒板


SOL!


『 恥 』

syudou先生「僕がいろいろ『露骨』でも言ってることって、まあある種、恥ずかしいとされる人の感情の根っこだったりするかもしんないんですけど。でも、それを勇気を持ってさらけ出して行くことで、すごく僕の人生はよくなって、今この憧れだったラジオにも出ているので、すばらしいなと思っていますし、プラス、やっぱこの恥ずかしいという漢字、『耳』に『心』って書くんですよ。心に耳を当てる、と。そういう音楽を今後もかき鳴らして露骨にやって行けたらなと思います。ありがとうございます」



♪ 爆笑 / syudou


こもり校長「syudou先生。黒板、どうですか?」

syudou「もう僕は、中学ん時に、SCHOOL OF LOCK!に僕が出たら、“恥”っていう字を書こう、って決めてたんです。これはもう、ノリでも、作りでもなくて、ほんとに思ってて。その気持ちのまま、ほんとに書けたので、さすがにちょっとエモいっすね」

こもり校長「また、ぜひ遊びに来てください」

SOL!


syudou「もちろんです」


こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立!」

こもり校長「さあ、みんな、立って」

COCO教頭「礼!」

こもり校長・COCO教頭・syudou先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

こもり校長の放送後記

心に耳はシビレた。。。

COCO教頭の放送後記

大リベンジって気持ちぃ〜!
syudou先生の黒板

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年7月10日(月)PM 10:00 まで

Music 2023.7.3 PLAYLIST

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syudou「思春期のうっ屈をやっとここで出せる」アルバム『露骨』リリース 就活裏話も!

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。7月3日(月)の放送は、シンガーソングライター、ボカロPのsyudouさんがゲスト出演。6月28日(水)リリースのニューアルバム『露骨』について、制作の背景や収録楽曲への思いなど、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)の質問に答えました。

生放送教室 放送後記一覧

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