
聴取期限 2023年10月11日(水)PM 10:00 まで
我が校の鍵のスクールドクター UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介先生・田淵智也先生が来校!
COCO教頭「今日はこもり校長が戻って来てくれて」
こもり校長「俺はその“戻ってきてくれて”は信じないぞ」
COCO教頭「なんで?」
こもり校長「昨日の放送聴いてたけど、さんざん言ってくれたな」
COCO教頭「(笑) 声デカ男って聴いてた? くそー、バレてたか」
こもり校長「でしょ。だから、その“戻って来てくれて”がちょっと信じられないのよ。俺は今日、すごい憤りで来てるから」
COCO教頭「燃えてるね(笑)」
こもり校長「すごかったよ。教頭先生、1人で生徒のみんなと向き合って話しくれるんだな、みたいな。最後の黒板は英語ができないから思い出せないけど。あれも俺は良かったなって思った。けど、そんな言うかって」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「俺はすごい憤りを感じたけど、生徒のみんなどう思った?」
COCO教頭「ちょっとこれは、私のあまのじゃくな部分が出てるから」
こもり校長「あまのじゃくって言えば、全部済むと思ってるタイプのクチです」
COCO教頭「(笑)」


『 鍵のスクールドクター 』
こもり校長「今夜の生放送教室には、ゲスト講師の方が来校してくれます!
ただ今日でちょっとごめんなさいね。鍵のスクールドクターが来てくれますけども、昨日の今日で校長と教頭の仲が悪いです。すいません、ただの声デカい男で」
COCO教頭「めっちゃ引きずってる(笑)」
こもり校長「19年目を迎えたSCHOOL OF LOCK!、初ゲストですよ」
COCO教頭「めでたい。そうだよ。19年目初。記念すべきなのに?」
こもり校長「僕は機嫌が悪いです」
COCO教頭「それ、私のせいやん(笑) 違う。それは愛情の裏返しです。ホントにちょっと寂しかった部分もあったからさ。やっぱ1人でやるとリアクションがないわけ」
こもり校長「…」
COCO教頭「2人でやっててもリアクションねーな。なんでだよ(笑)」
こもり校長「そんな中で、今日はアーティストLOCKS!を担当してくださったこともある方々ということで」
COCO教頭「そうですね。2017年の3月からしてくださっていたやつですけれども…え? 私、今1人でやってる?」
こもり校長「2人でやってるよ」
COCO教頭「昨日の感じがあるな。1人でやってる寂しさみたいなのあるな」
こもり校長「うん。そういうことをあなたはしたんです」
COCO教頭「(笑) 違うやん。声が大きくて、声デカ男っていう話はしたかもしれないですけど」
こもり校長「今日はどうするんですか?」
COCO教頭「何ですか?」
こもり校長「今日は、さいちゃん呼びいくの?」
COCO教頭「いくよ。さいちゃん呼びもいくし、なんだったら、たぶちゃんもいこうと思ってる。ブッ込もうと思ってるから」
こもり校長「うわ! それはすごいことだと思うけど、大丈夫?」
COCO教頭「いけるいける。そうよ。気持ちは伝わるから。愛情って伝わるもんじゃん」
こもり校長「それって愛情なの?」
COCO教頭「私が距離を詰める時はやっぱり…こういうあだ名みたいなのを」
こもり校長「自分がちょっと詰まってんじゃん(笑)」
COCO教頭「(笑) あだ名を付けたいなと思ってますから、今日はいきたいと思ってます」
こもり校長「いきましょうが、今夜一緒に僕らと授業を届けてくれるのは…!
我が校の鍵のスクールドクター!
UNISON SQUARE GARDEN先生!!!」
♪ 何かが変わりそう / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「そうなんです。何かが変わりそうなんです。僕と教頭とのこの…」
COCO教頭「19年目にして?」
こもり校長「19年目にして」
COCO教頭「いいように変わっていくから大丈夫よ。信じて」
こもり校長「ホント? あなた次第なところがすごく大きいけどね!」
COCO教頭「怖いね!」
こもり校長「ところどころで。嫌がって。このやろー!」
COCO教頭「(笑) 愛情だっつってんじゃん!」
こもり校長「かと思えば、“ニカッと笑う笑顔の男がいい。グッとくるんだよね。いや、でも声デカいか。あいつのどこがいいか”みたいな話にしやがって」
COCO教頭「忙しい中、めっちゃ聴いてるな(笑)」
こもり校長「いっぱい聴いてたよ!」
COCO教頭「優しい男か!」
こもり校長「いいないいなと思ったら、所々で“あのクソデカが”って。おーい! やってらんねーよ!」
COCO教頭「おこやん」
こもり校長「大丈夫か。今日大丈夫か」
COCO教頭「いけるよ(笑)」
こもり校長「さぁ、今日の生放送教室には…」
斎藤先生「UNISON SQUARE GARDEN、斎藤宏介と!」
田淵先生「ベースの田淵智也です!」
COCO教頭「さいちゃん、たぶちゃん」
斎藤先生「ドゥバーイ」
COCO教頭「イエイ、Dubai」
こもり校長「ドゥバイ(笑)」
COCO教頭「もう名前すら呼んでもらえない(笑) ドバイで覚えていただいて、ありがとうございます」
こもり校長「覚えやすいよね。ドバイはインパクトあるもんね。
さぁ、UNISON SQUARE GARDEN先生、来校するのは今年4月以来ということで、半年ぶりですよ。あの時はまだ教頭も2週間とか」
田淵先生「慣れた?」
COCO教頭「だいぶ慣れました」
田淵先生「ね。掛け合いもすごくいいですよ。仲良さそうで」
こもり校長「仲良さそうに僕がしてるんです」
田淵先生「あ、ファッション仲良しね」
こもり校長「スーパーファッション仲良しです」
田淵先生「カフが上がってる時だけでもいいんです」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
斎藤先生「CM中はね」
田淵先生「そうそう。それがプロですから」
こもり校長「(笑) でも、半年とは思えないぐらい、ケンカっぽい」
斎藤先生「(笑)」
田淵先生「いや、ラジオっぽくていいですよ」
COCO教頭「たぶちゃん先生、ありがとうございます」
田淵先生「やっぱ台本を読むだけで醸し出せない空気を作るのが、プロのラジオパーソナリティーですから。台本のその先を読みに行くということが必要だと思いますし、それはコンビネーションが良くなればなるほど、その奇跡が起きやすくなってくるんですよね。それこそが長寿番組の秘訣、そう思っています」
斎藤先生「どの立場からものを言ってるの?(笑)」
COCO教頭「でも、200点満点の答え」
こもり校長「で、田淵先生がそれを言うことによって、数分前までのケンカがちょっと恥ずかしくなってくる自分もいるんです」
斎藤先生「テクニックですからね」
こもり校長「テクニックって言い方のケンカはやめてください。すごく恥ずかしいです(笑)」
田淵先生「(笑)」
こもり校長「そして、斎藤先生、松田LOCKS!もありがとうございました。いろいろ言葉を届けてもらって。その中で、教頭がさいちゃん呼びしちゃって」
COCO教頭「そうです。だけど、今回お会いするの2回目じゃないですか。で、私はより距離を詰めていきたいわけです。頻繁に毎日会えるわけじゃないから、1回1回勝負だなと思ってるんで。だから、次回会う時はもう下の名前で呼んでるかもしれないです」

斎藤先生「あ、もうさいちゃんを通り越して?」
COCO教頭「通り越してます」
田淵先生「それで嫌がられた場合、どう思います?」
斎藤先生「(笑)」
COCO教頭「辛すぎ(笑)」
田淵先生「その後、半年会えないんですよ」
COCO教頭「もう軌道修正できないですね」
田淵先生「そうなんですよ。だから、1回そうだと決めたら、中途半端が一番良くないんで、いくかいかないかだと思うんです。0か100です」
COCO教頭「私100の女なんで」
田淵先生「それでいいと思うんですよ。だから、そこで今、僕が“もしそれで嫌がられたらどうします?”って言っても、そこは胸を張って、“いや、もう自分はこのやり方だから。これでやってきた。これで分からないんだったら、相性が合わなかったということだ”。それが、パーソナリティーがやってるものが、ラジオとイコールになるべきだと思うんですよ。ゲストがどうとか、そういうことじゃないんです。だから、パーソナリティーが強い言葉でもって、その好き嫌いを選ばれたとしても、100でいかない理由ない。そう考えています」

斎藤先生「(笑)」
COCO教頭「だから、自分の軸を全然変える必要はないじゃないということですか?」
田淵先生「ないと思います。やれることは全部やらないと。それがエンターテインメントですから」
COCO教頭「じゃ私はこのまま100でいっていいと?」
田淵先生「いっていいと思います」
COCO教頭「ありがとうございます」
こもり校長「どうです?」
COCO教頭「もうちょっと怖ぇ」
一同「(笑)」
田淵先生「俺も、どの立ち位置がいいか探ってんだよね(笑)」
こもり校長「そうですよね。前回は“はじめまして”のご挨拶で2時間アイドリング行った感じだから。ちょっと関係性作っていきましょうよ」
こもり校長「そんなUNISON SQUARE GARDEN先生は、1週間前の9月27日にニューシングル『いけないfool logic』をリリースされたということで、おめでとうございます!
そちらの話は後ほどじっくりお聞きしようと思いますが、今夜はそんな『fool logic』にちなんだ授業テーマでお届け!」
『遅刻は“息切れ”で誤魔化せ!』」
COCO教頭「ちょっといいですか」
こもり校長「何?」
COCO教頭「黙って聞いてたら、全然ちなめてないのよ」
こもり校長「別に黙って聞いてねーだろ」
COCO教頭「ごめんごめん(笑) 私の中では黙ってた方なのよ。で、黙って聞いてたら、全然ちなんでないから、どこが『いけないfiil logic』と関係あるんですかっていうことを問いたいと」
こもり校長「そこ聞くのか」
COCO教頭「私は100%の女なので、ここは曲げません」
こもり校長「そうか。今日、俺らは仲悪いでいこうと思ったけど、俺はちょっと心折れてるぞ」
一同「(笑)」
こもり校長「UNISON先生、聞きたいんですけど、学校に遅刻した時ってどう対処してます?」
斎藤先生「僕はよくしてました。僕はあんまり真面目じゃないんで。例えば5分遅刻したら、5分も1時間も変わらないから、ちょっとご飯食べようみたいな」
一同「(笑)」
田淵先生「日本の電車って時間をしっかり守るから、この電車に乗ってる時点で間に合わないってもう分かるよね」
斎藤先生「そうそう」
こもり校長「それって世界的に見てすごいことだと思いません?」
田淵先生「日本の技術ですよ。新幹線とか2分遅れてすいませんとか言ってんですよ」
こもり校長「世界に出たら、びっくりしますよね」
田淵先生「で、その2分遅れが、次の駅に行く頃には解消してるんですよ。意味が分かんないです」
COCO教頭「すごいですよね。日本はさすがにサンクチュアルだから…」
斎藤先生「遅刻したらどうするの?」
田淵先生「(笑)」
こもり校長「そう。今、日本の技術の高さを喋ってもらって」
田淵先生「だから、遅刻したら謝る」
斎藤先生・COCO教頭「(笑)」
こもり校長「そうなんです。だから、遅刻した時って、いろいろあると思うんです。謝ったりとか、いろいろああでこうで、みたいな理由をつけてというのはあるんですけど、遅刻した時に一番遅刻した感をなくすのは、反省を簡単に伝える1つの方法として、息切れというのはあると思うんです」
COCO教頭「急いで来ました感を出せるからね」
こもり校長「“すみません”も、“あ、すみません”よりも、“はぁはぁ、すみません”って言う方が、人がずっと焦ってるように聞こえるというか、間に合わせたよ感みたいなのはあると思うの。で、その息切れしとくのは、悪い考えなんだけど、遅刻した時には大事だと思うの。生徒のみんなはなるべく真似はしない方がいいよ。でも、処世術というか、そういうのに関しては息切れっていうのは大事だと思うの」
COCO教頭「こういう考え、どう思いますか? たぶ…たぶちゃんは?」
田淵先生「おぉぉ、探り探りの」
COCO教頭「(笑)」
斎藤先生「1回、言い直したからね(笑)」
田淵先生「でも、言っていい嘘はあるって言ったらちょっとあれですけど、言い訳をめちゃめちゃ積み重ねるとどんどんボロが出てくるから、その“息切れ”って(言い訳を)決めたなら、“今俺息切れしてる設定だ”って決めたんなら、やっぱその息切れに全てをかけるべきだと思うんですね。で、息切れの時に、なんか電車が遅れて…とか、道でご老人が倒れてて…とかじゃなくて、“あ、んぁ、あ、ちょっと…”」
斎藤先生「(笑)」
COCO教頭「うまいな。やったことあるな(笑)」
こもり校長「めちゃくちゃうまいぞ(笑)」
田淵先生「っていう、息切れが大事なのではなくて、その1つの役を演じきれるかどうかということ。それができるのであれば、一定の嘘はまあいいんじゃないの、というか。相手の印象が下がらなければ、それがあると思うんで。嘘ついているのがバレたり、言い訳めっちゃしてるっていうそのマイナス査定があるから、評価が下がるわけで。で、息が切れてることは悪いことではない。で、急いでたんだっていうことは悪いことではないので」
こもり校長「間違いない。だから、俺の考えは悪くないのよ。何なら正しいとすら思ってきた。遅刻しても、こっちは悪くないぞと」
田淵先生「言い訳が一番中途半端だと思うんですよね。素直に言うか。でも、素直に言うのも大事だと思うんです。“遅刻しました。申し訳ない”って言うのは大事だと思うます」
こもり校長「そう。だから、いいと思う。そうやってやり切ることが大事というのも教えてもらったし、生徒のみんなも学校生活を送ってきた中で、良し悪しはあるだろうけど、何か身につけた自分なりのロジックみたいなのがあると思うの。考えがあるんじゃないかって。だから、今夜は、授業とか部活とかお弁当とか登下校などなど、君が実践している自分なりの学校でのロジックを教えて欲しい!」

こもり校長「さて、今日は東京はすごくいきなり気温が下がったんです。まだ田淵先生はTシャツでいきますか?」
田淵先生「Tシャツがすごく好きなんで、終わってほしくないんですね。なので、ギリギリまで今日もいけると信じて」
こもり校長「正直どうですか? 今日ぐらいまでだったらいけます?」
田淵先生「今日はまだ大丈夫ですね」
COCO教頭「そもそも夏が好きなんですか?」
田淵先生「夏、好きですね。僕、暑いの全然大丈夫なんで。だから今日、本当に半年ぶりぐらいのホットコーヒーを無意識に買ったので」
斎藤先生「俺もさっき買った」
田淵先生「そうなんだよ。俺もアイスコーヒーをこの夏異常に飲んでたから、これが飲めなくなるって嫌だなと思ってたんだけど、やっぱ正直、無意識に今日はホットコーヒーだなと思って」
こもり校長「じゃ、もう寒いけど我慢しながらTシャツってことですか?」
田淵先生「いや、我慢ではないですよ。僕、寒いのはマジで嫌なので、早く着たいは着たいんですけど」
一同「(笑)」
COCO教頭「だから、気持ちではそうだけど、さいちゃんもたぶちゃん先生も体が…」
こもり校長「たぶちゃん先生って、ちょっと無理やん。攻められてないじゃん」
COCO教頭「(笑) さいちゃんもたぶちゃんも体はホットコーヒーを求めてるのはあるんじゃないですか?」
田淵先生「ん〜、持ってるTシャツの枚数が異常に多いので」
COCO教頭「何枚ぐらいあるんですか?」
田淵先生「分からないですね。クセで買っちゃうんですよね。で、この何でも着られるのが秋と冬にはないんですよ。秋と冬は中は変えるんですけど、毎日同じパーカーとか着たりもするんで。なので、夏のいろんな服を着られる時期は終わってほしくないなと思っています」

こもり校長「さぁ、今日、ユニゾン先生とお送りする授業は…!
『遅刻は“息切れ”で誤魔化せ!』」
私なりの考えは「後輩にも敬語論」です。
私は吹奏楽部で上下関係がしっかりしている部でした。
先輩には敬語を使え、とよく聞くと思いますが、私は後輩にも敬語を使っていました。後輩にも敬語を使っていると高確率で後輩から人気が得られます。自分のパートの後輩だけでなく、他のパートの後輩と仲良くなれたり休み時間に会った時に声をかけられやすくなったりいいことだらけです。後輩ができて、仲良くなりたい、話せるようになりたいのなら「親しき仲にも礼儀あり」というように敬語ではなくても良いと思いますが、礼儀を見せることが大事だと思いました。
女性/15歳/静岡県
2023-10-04 22:17
こもり校長「これはどう思います?」
斎藤先生「僕は大学卒業してからそういう風にしています。だから、10代の子とかでも敬語を使うようにしてる。というのも、先輩から“全然俺とタメ語でいいよ”と言われるの、すごく苦手だったんですよ」
田淵先生「分かる!」
斎藤先生「敬語を使う方が楽だから、敬語を使ってるんであって、もっと近づいていいよみたいに言われると、そこで逆に距離を感じちゃうのがあって。だから、逆の立場に自分がなった時に、向こうから敬語だったらこっちも敬語で、それでイーブンというか当たり前じゃないですか。だから、その迎え入れ方をした方が、仲良くなれるんじゃないかなと僕は思っているので、この子と一緒ですね」

田淵先生「分かる。敬語だとその距離が近づいてないこととみなすって理屈がマジ嫌いなんですよね」
COCO教頭「そもそも、そのロジックがね」
田淵先生「マジ嫌いなんですよ。敬語は距離感を感じるからやめようとか言わない方がいいですよ。今日からタメねとか、やめた方がいいですって。好んで敬語を使ってる人がかわいそうですよ」
こもり校長「確かにそうですね。好んで使う人はいますしね」
田淵先生「だから逆に、マジ嫌いなんですよねってことも取り下げますけど」
斎藤先生「(笑)」
田淵先生「みんな、それぞれ好みがあっていいじゃないと」
斎藤先生「タメ語の方がいいって人もいるし」
こもり校長「距離感が一番だから、心地良いと思うところに人は入り込むから、別に自分からタメ語でいいよとか言うのも必要ないのかなとも思いつつ。後輩って難しいよね。だから僕、後輩付き合いがうまくいかないんです。苦手と言いますか」
斎藤先生「そういう人って先輩に好かれるんじゃないですか」
こもり校長「だから、先輩との方が交流が多くて。でも、気付いたら先輩より自分より下の方が多くなっちゃって。となった時に圧倒的な孤独感」
斎藤先生「(笑)」
こもり校長「他の同期はめっちゃみんなと後輩にまだ遊びに行ってるのに、僕だけ一向に何かあんま近寄れていない感じが」
<ドーン!>
こもり校長「やめて。結構傷ついてるんだから」
COCO教頭「一番年下でしょ?」
こもり校長「グループの中ではね」
COCO教頭「っていうのもあるんじゃない」
こもり校長「でも、同い年はめっちゃ後輩と遊んでるのよ」
<ドーン!>
田淵先生「これ何?(笑)」
COCO教頭「これは自爆です」
斎藤先生「落ち込んでらっしゃる(笑)」
COCO教頭「…校長! …校長!」
こもり校長「…何?」
斎藤先生・田淵先生「(笑)」
COCO教頭「違うじゃん。私が思ったのは…」
こもり校長「来ました。COCOロジック」
COCO教頭「COCOロジック言っていいですか」
こもり校長「コジック」
COCO教頭「コジックは嫌だな(笑) 校長も私も一人っ子なんですよ。で、かつグループの中で一番下となると、先輩とか目上の人と関わるのが多いじゃん。私も、親戚が集まると、上の人が多くて。だから、私的には、一人っ子はそもそも上の人とうまくいくっていうロジックがあるのよ。です!」

こもり校長「え? このターン要った?」
COCO教頭・斎藤先生・田淵先生「(笑)」
田淵先生「でも、先輩と付き合いがあるんだったら、そっちでいいんじゃないですか。人はそれぞれ素養というか性質がありますから、年上の人と仲良くなりがちな人ってことで、別に何も悪いことなくないですか?」
こもり校長「そうです。だから、最近はそれで割り切ってるんですけど、こういう“後輩との(関係)論”みたいなのが来た時に、全く自分が前に出られないのも、最近いかがなものなのかなというので、ちょっと自爆してったってだけです」
田淵先生「(笑) それは苦手ということで」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「人それぞれでいいってことでいいですよね」
田淵先生「その時に、“タメ語は使うべき”とかってことを言われると困ると思うんですよ。だから、例えば、“敬語で後輩と接する”でいいと思うんですよ。他の同い年の後輩をかわいがってる人と同じになりたいってなっちゃうと、向いてないことをやることになっちゃうので、それって精神を削られるんで、それをやっても何人か仲が良い人ができても長続きしないと思うんですよね。本人があまり居心地も良くなくて」
斎藤先生「たぶん、弱みを見せた方が、後輩ってその先輩についていきやすいと思うんです。だからきっと、こもりさんが人望がないというキャラクターで後輩からイジられ始めると思うので、このまま後輩に人望がないキャラクターのまま進んでいけば、気付けば後輩はついてくると思います(笑)」
COCO教頭「弱み見せてこ(笑)」
こもり校長「何だろ。上げてもらっているのに、全然上がらないな」
<ドーン!>
一同「(笑)」
ゆりざべす 東京都 17歳
こもり校長「さっそくだけど、ゆりざべすの学校でのロジックを教えてもらっていい?」
ゆりざべす「新しいクラスメートと仲良くなるには、やらかすのが一番です」
こもり校長「これはどういうことなの? 何から得たものなの?」
ゆりざべす「実際の自分の経験から得たんですけど、私は中学受験で誰も知ってる人がいない中学に入学しまして、その時に新しいクラスで自己紹介しなければいけない場面があって。その時に慌てて頭が真っ白になってしまって、自分のターンの時に1つ前に自己紹介した子の名前をテンパって言ってしまったんですよ(笑)」
斎藤先生「最高やね(笑)」
ゆりざべす「だけど、そこから教室が和みまして。で、その時にテンパって名前を喋ってしまった子に、さっきはごめんなさいって謝りに行ったら、とても気さくな子で、結局友達になれて、中学で最初にできた友達になりましたし、今も親友です」
こもり校長「なるほどね。やっぱり隙を見せるというのは大事なんですかね?」
田淵先生「でも、わざとじゃないんでしょ?」
ゆりざべす「はい。そうです」
田淵先生「これがむずいですよね。同じことできなくない?」
COCO教頭「計算してできることじゃないからね」
田淵先生「狙ったら、狙った人になっちゃうから」
ゆりざべす「(笑)」
田淵先生「でも、理屈だと思うんですよ。私の言葉で言うと、“バカのフリして”って言葉をよく使うんですけど、1回バカのフリして、ちょっと突っ込んでみるみたいなことをすると、距離が近づいたような感じがあって、突破口になるかもみたいなのはあるだろうな、なるほどと思うんだけど、この通りの面白いことはできないじゃん。前の人の自己紹介するぞって(笑)」
斎藤先生「これは才能だよね」
こもり校長「ゆりざべす的なやらかしロジックみたいなのはあるの?」
ゆりざべす「確かにロジック自体はわざとではないんですけど、やらかしから生まれる何かは絶対にあると思っていて、『いけないfool logic』の歌詞に、“さあ いざやらかせ 爆笑はディナーのあとで”ってあると思うので、失敗したくないって気持ちはいつも働くと思うんですけど、最後に笑えればいいやって思うくらいの気持ちで、いつも挑むことは大事にしてます」
こもり校長「なるほどね」
ゆりざべす「今までもやらかしエピソードってもう1つぐらいあるんですけど」
こもり校長「気になる引き出し出してくるじゃない。聞こうかな」
COCO教頭「話し方もうまいな(笑)」
ゆりざべす「これは中2ぐらいの時で、美術で油絵の授業があったんですけど、その時に、作業する時に何か羽織るものを持ってきてくださいって言われて、白衣とか服が汚れないようにしなくちゃいけなかったんですけど、その時に白衣を入手するのを忘れてまして、何か用意しないとってなって、オンラインで購入した結果、自分1人だけコックさんの格好をしていってしまって、その後しばらくあだ名がコックさんになって、友達が増えたっていう(笑)」
COCO教頭「持ってるね(笑)」
こもり校長「じゃ、そう言う性質をゆりざべすは持ってるんだね」
田淵先生「性質(笑)」
こもり校長「ユニゾン先生も、やらかしていいように転んだことって何かあります?」
斎藤先生「あるかなぁ」
田淵先生「でも、この方がさっき言ってた、普通に謝るってこと。やらかした後の謝るのが重要な気がしていて、さっき言ってた“弱みを見せる”とか、“格好悪いところを隠そうとしない”とか“取り繕わない”みたいな、“素直であれ”みたいなものが何か答えな気がしましたね。ちなみに、コックさんの服持って行った時は何て言ったんですか?」
ゆりざべす「え、何って言ったかですか(笑)」
田淵先生「コックですってなった時に対する素直なリアクション、発言は何か覚えてますか?」
ゆりざべす「美術の先生が一番最初に面白がってくれて、そこから先生が私に油絵の指導する時に、“コックさん、そこさ〜”みたいな感じになって。そのままクラスメートも気付いていて、“なるほど。汚れていい格好って確かにコックさん汚れるもんね”っていう、面白い切り口が出来上がりました(笑)」
こもり校長「確かに(笑) だから、やっぱそういう性質だったんだね。いや、これはなかなかいいロジックよ。これは大事なロジックだし、田淵先生が言ったように、自分に素直であるっていうのもいいですよね」
田淵先生「でも、マネするのむずいっすね」
COCO教頭「マネできない。これはある種の才能」
田淵先生「この才能は、これに素直になった方がいいですね。これは自分の特技だからというか、自分の性質だから、そこを素直に。だから、それで何か人に迷惑かけた時はすぐ謝るとか、そこの、自分を取り繕おうとしないことは学びになりますね」
こもり校長「確かにね。ロジックをきかせてくれてありがとね」
ゆりざべす「ありがとうございました」
こもり校長「これからも素直に(笑)」
ゆりざべす「はい(笑) 謝るように頑張ります」
一同「(笑)」
♪ いけないfool logic / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「TVアニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』のオープニングテーマにもなっている、約1年ぶりのシングル『いけないfool logoc』。田淵先生曰く、“バンド史上最もハッピーな楽曲が誕生した”とのことですけど?」
田淵先生「そうですね。今までもハッピーな曲はたぶんたくさんあったんだと思いつつですけど、シングルでこれだけ明るく振り切るってことは、確かにそんなにやってなかったかなとも思いまして。アニメの作品が割と素直な歌詞を求めているような予感がしたので、その辺りの、私特有のひねくれ成分みたいなものは…ひねくれを残すところは残したんですけど、割と素直に乗っかるというか、“乗っかっていいや”という感じで作った、作り方的にいろんなものに擬態しながら作ったような記憶がありまして。それが今までかつてない作り方だったなとも思ってはいるので」
こもり校長「今までと違うとなると、違和感だったりとかはなかったんですか?」
田淵先生「なくはないですかね。でも、アルバムを出した直後だったから、普通の曲を作ってもな…って時に、何か自分が面白がられるようなことをした方がいいんだろうなと思って、ちょっと自分の中から違うものが出てきたという違和感があったとしても、これは面白がっていけるところを作ってみよう、みたいな」
こもり校長「その、アルバムが出た後の流れも含めて、それもタイミングじゃないですか。今までの違和感を面白いかもって思えるタイミングだったってことだし」
田淵先生「絶対にそうじゃない時期はあるんで、たぶん、今がそうだったので、とにかくそこに素直に乗っかってやろうって。ピアノとかブラスとかストリングスをいつも手伝ってくれる伊藤翼くんというアレンジの子にお願いしたんですけど、とにかく制約はないから自由にやってれってことで、とにかく面白がってやれた制作だったなと思っています」
こもり校長「なるほどね。そして、ユニゾン先生は、今月31日から9枚目のアルバム『Ninth Peel』を掲げた2周目のツアーがスタートすると聞いたんですけど、2周目?」
斎藤先生・田淵先生「2周目です」
こもり校長「それはどういうことなの?」
田淵先生「逆に、1回しかやっちゃいけない理由があるんですか?」
COCO教頭「全くないです」
こもり校長「ないんですけど、ないがゆえに、なかなか2周目をする人がいないじゃないですか。要は1周しかやっちゃダメですよってルールがあると、そのルールを破って2周目をやっちゃいますという人がいると思うんです。でも、ルールがないゆえに、わざわざ2周目を回るって聞かないなと思って。だからあえて2周目に行くのは何かあるのかなって」

田淵先生「なるほど。なんか逆張りみたいなこと言っちゃうと、もしかしたら問題発言なのかもしれないですけど」
こもり校長「(笑)」
田淵先生「最新アルバムを出したら最新アルバムの曲だけやらなきゃいけませんとか、その理屈が通っちゃうと、じゃあ次のアルバムを出したら、今回で言うと、『Ninth Peel』の曲はできなくなるということもあって…。実際、昔のアルバムの曲とかをやらなくなるバンドが多いんですよ。何となく定番曲だけとか、シングル曲とかヒットした曲だけになっていって…とか、プラス最新の曲、みたいな。でも、それが本当に1番楽しいライブなのかとか、1番いいロックバンドのあり方なのかってことに一定の疑問を持っていて。
我々は、10年前の曲だろうが20年前の曲だろうが、別にいつでもできるっていう、その強みもあってか、やっぱりいつでもやりたいんです。昔の曲だろうが何だろうが、最新アルバムの曲だからやりたいとも限らないし。ということで、とにかく最新の曲をやることだけがロックバンドだとは思っていなくて、その日1番いいライブやるのがロックバンドのやることだと思っているので。
だから、今回に関しては1周目では最新アルバムの曲を全部やってないんですよね。その分やってないを曲を2周目でやりますか、ぐらいの気持ちで。そうすると、昔の曲をやれる幅が増えるじゃないですか。だから、そういうのも1つのやり方じゃないんですかって、自分たちの中で胸張ってやってるところでございやす」
こもり校長「なるほど。じゃあ、今言ったみたいに、掲げた、掲げてない問題みたいなところにも行き着く?」
田淵先生「そうですね。引っ提げてない。引っ提げなきゃツアーやっちゃいけないのかってところもある」
こもり校長「確かに。周年じゃないと過去の曲やっちゃダメなのかとかまで入ってきますよね。そういう概念でいくと、それはまた1個のライブのコンセプトでもあり、バンドのあり方でもあり、ということですね。確かにそこまで深くあまり考える機会もなかったから、それはすごく刺激です」
田淵先生「リスナーからしたら、例えば本当に思い出の1曲みたいなものって、その時にしか存在しないじゃないですか。では、10年後にバンドが来た時に、10年前の曲がないよりあった方が嬉しいみたいなことがあるじゃない。だからリスナーって本当に一通りじゃなくて。
なんで最新曲が聴けることがいいことみたいな感じになってるのかなということについては、リスナーの多様性を置いてきぼりにしてないかね?って気持ちはあったりする。昔の曲を聴きたいやつだっているじゃん、ていう。それを、“昔の曲やります”ってツアーじゃなくても、“今の最新の俺達です”っていうツアーをやる時に、普通に昔の曲が入ってくる方が聴いていて楽しいし、セットリストもワクワクするんじゃないのっていう」

こもり校長「そうですね。幅も広がるし。でも、そのツアーをやった先の来年にはもうファンクラブツアーも控えてるという。これはまたちょっと違うんですか?」
斎藤先生「これはちょっと、お遊び要素を入れようと思ってて。たぶん、1人1曲歌うよね?」
こもり校長・COCO教頭「え?」
田淵先生「(笑) 僕らボーカルじゃないんですけど」
斎藤先生「カバーで自分の好きな歌を歌うというコーナーがあって」
COCO教頭「めっちゃ特別感ある!」
こもり校長「セルフカバー?」
斎藤先生「いや、完全カバーです。だから、何が来るかまだお互い分かってないんですけど」
田淵先生「『ズンドコ節』かもしれない」
COCO教頭「(笑)」
斎藤先生「全然アリだし(笑)」
COCO教頭「でも、これはファンの方も特別感あるし嬉しいですよね」

斎藤先生「そうですね。選曲もかなりマニアックというか、普段やっていないような曲が中心になると思いますし、あと、ゲストにイズミカワソラさんというソロアーティストの方が。僕らのオープニングSEでずっと変わらず流してる曲があるんですけど、それを歌っている方がゲストに来てくれたりとか」
こもり校長「それはちょっと自由度が高いですね。ファンクラブツアーならではというか」
田淵先生「よほどの物好きしか来ない日。多少の恥はいいじゃろうって」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
斎藤先生「それが許される空間だからね」
こもり校長「しかも、2月の東京ガーデンシアターを皮切りに、3月のサッポロファクトリーホールまでで11公演やると。なかなか弾丸ツアーですね(笑)」
田淵先生「俺、11日歌わなきゃいけないの?」
COCO教頭「(笑)」
斎藤先生「そうだね(笑) コンディション整えて」
こもり校長「なかなかいい感覚なんじゃないですか(笑) 11日ベース弾くはあるかもしれないですけど、11日歌わないといけないって」
田淵先生「5本目ぐらいから新鮮度なくなってきそうだよ。上手くなっちゃったりして(笑)」
こもり校長「遊びのはずなのに、自分が飽きてきちゃうパターン(笑)」
田淵先生「もっと歌いたくなるかもしれない」
こもり校長「(笑)」
田淵先生「身の丈、大事です(笑)」
こもり校長「それでは今夜の授業いきましょう!
『遅刻は“息切れ”で誤魔化せ!』」
そこはかとなく炒飯 山形県 18歳
こもり校長「学年は?」
そこはかとなく炒飯「高3です」
こもり校長「受験生?」
そこはかとなく炒飯「ですね。明日、書類審査の合否があって」
こもり校長「うわ。ドキドキだな」
そこはかとなく炒飯「はい(笑)」
こもり校長「じゃ今、喋ってるどころじゃないんじゃないか」
そこはかとなく炒飯「でも、こっちの方が緊張してます」
斎藤先生「(笑)」
こもり校長「職員から聞いた話によると、ユニゾンの先生が大好きだと」
そこはかとなく炒飯「大好きです」
斎藤先生「ありがとうございます」
こもり校長「今月からツアーも始まるけど?」
そこはかとなく炒飯「はい。ツアーも行かせていただきます」
田淵先生「すまんな。山形行けんで」
そこはかとなく炒飯「あ、それはもう(笑)」
こもり校長「どこへ行くかとか聞いていいの?」
そこはかとなく炒飯「仙台に行きます」
こもり校長「それはもう来月?」
そこはかとなく炒飯「来月です」
こもり校長「じゃあ、明日次第ではその楽しみもまたちょっと違う楽しみになるな。緊張感あるな」
そこはかとなく炒飯「そうですね〜(笑)」
こもり校長「で、さっそくなんだけど、そこはかとなく炒飯の学校でのロジックを教えてもらってもいい?」
そこはかとなく炒飯「私のロジックは、最後の試験が終わったらラーメンを食べることです」
こもり校長「それはどういったロジックなの?」
そこはかとなく炒飯「高校3年生になって、受験ってことで、試験の回数が増えたんですよ。で、私の高校は試験とかが昼に終わることが多くて。それでやっと弁当替わりに友達とラーメン食べに行こうかって感じになって、そこから毎回食べるようになりました」
こもり校長「なるほどね。それを食べることでどうなるの?」
そこはかとなく炒飯「やっぱり最終日に食べるってことに意味があって(笑) それは試験が終わったって開放感とともにラーメンも美味しくなるっていう」
こもり校長「そうか。どうせ食べるならより最高の状態で食べようかということか」
そこはかとなく炒飯「そうですね。あと、やっぱり受験のモチベーションにもなりますし、友達とどこに行こうとか決めるのもワクワクして楽しくて」
こもり校長「そういう、何かモチベーションを上げるものって、お2人の中であります? ライブのツアーが終わったらこれやろうとか、この仕事をやったらこれやろう、みたいな、モチベーションを上げるために何か…みたいなのってあります?」
斎藤先生「…あんま出てこないな。お酒かな」
田淵先生「お酒よく飲みますね」
斎藤先生「喉に悪いこと、基本的に好きなので」
COCO教頭「ロックだな(笑)」
斎藤先生「お酒、激辛料理、夜更かし(笑)」
COCO教頭「全部やっちゃってますね」
こもり校長「じゃ、これもう終わったら飲んでやろう、みたいな?」
斎藤先生「最近、ライブが終わった後に楽屋でメンバーだけで乾杯する瞬間があるんですね。すごく美味いんですよ」
COCO教頭「ツアーが終わるまではちょっとお酒控えて、とかやってらっしゃるんですか?」
斎藤先生「飲み過ぎない程度に。0にはしないですけど」
こもり校長「逆に0にしないんですね」
斎藤先生「ストレス溜まっちゃって」
こもり校長「逆に?」
斎藤先生「で、年中ライブやってるんで(笑)」
こもり校長「0にしたら、年中やめなきゃみたいな(笑)」
斎藤先生「やめなきゃいけないから(笑)」

こもり校長「いいですね。僕も最近そういうのを思うようになりましたよ。このライブ終わったら飲みたいな、みたいな」
斎藤先生「あ、じゃあ節制されてるんですね」
こもり校長「僕、ライブ前とか結構飲まないようにします。動けなくなっちゃうから(笑) 如実に出ちゃうから。田淵先生は自分がテンション上がるものとかあります?」
田淵先生「でも、“こいつと飲める”みたいな、“仲間と会える日”みたいなのは。“これが終われば友達と飲める日が来る”みたいなのを心待ちにする、みたいなところはあるかもしれないですね」
こもり校長「やっぱり人だよな。人って大事だな。だって、そこはかとなく炒飯はラーメン食べに行く時は1人?」
そこはかとなく炒飯「あ、友達と行ってます」
こもり校長「ほら、やっぱそうなんだよ。結局は誰かと行くのが大事なの。誰か〜」
<ドーン!>
一同「(笑)」
こもり校長「この間、これを後輩に言ったの。俺をご飯に誘ってくれと。誘ってくれって言ったら、1人に、“小森さん。ご飯は誘われるものじゃなくて、誘うものですよ”って」
COCO教頭「うわ〜。先輩から来てくださいってことですか」
こもり校長「そう」
田淵先生「(笑)」
こもり校長「だから、誰も行ってくれないのか」
斎藤先生「(笑)」
田淵先生「どう言葉を紡いでいいか分かんない(笑)」
こもり校長「そこはかとなく炒飯、ごめんな(笑)」
そこはかとなく炒飯「(笑)」
こもり校長「今日、校長先生、センチメンタルなの」
一同「(笑)」
こもり校長「何か、最近オススメの山形ラーメンとかあるの?」
そこはかとなく炒飯「先週、試験終わった後に友達と行った、『和ゆう膳』ってところがすごく美味しくて。お昼だけラーメンやってるお店で、夜は居酒屋なんですけよ」
こもり校長「今、職員から写真を貰ったけど、いいね!」
そこはかとなく炒飯「(笑)」
COCO教頭「味噌ラーメン?」
そこはかとなく炒飯「味噌ラーメン食べました」
こもり校長「味噌ラーメンなのに、脂もしっかり乗ってて、チャーシューがまたすごいじゃない。脂の乗ったでっかいチャーシューで、ネギも大きいね!」
COCO教頭「よく噛まずに言えたな(笑)」
田淵先生「素晴らしい(笑) ラジオっぽい」
こもり校長「ありがとうございます(笑)」
COCO教頭「また、この時間帯はお腹空くから。いい写真使ってるよね」
そこはかとなく炒飯「(笑)」
こもり校長「こういうののリサーチはどうやってやってるの?」
そこはかとなく炒飯「毎回友達と行く時に、“ここ気になってるんだよね”とか、“最近ここをよく行ってる”みたいな話をしてるので、“じゃ、今回ここ行ってみようか”みたいな感じで決めてます」
こもり校長「いいね」
COCO教頭「でも、友達と決める時、こっちに行きたいあっちに行きたいって友達同士で揉めた時はどうやって決めてんの?」
そこはかとなく炒飯「それは特にないですね。お互いやっぱ、譲り合いの精神というか(笑)」
COCO教頭「素晴らしい」
こもり校長「あと、究極、2択が出たら、次の試験が終わったらもう片方に行けばいいしな」
そこはかとなく炒飯「ですね」
COCO教頭「そうか。持ち越せるもんね」
こもり校長「いや、これはいいよ! これはいいロジックです。何か物事を楽しむという意味では、すごく良いロジック。そこはかとなく炒飯、ありがとね」
そこはかとなく炒飯「ありがとうございました」
こもり校長「明日、書類審査が無事合格なことを願ってるし、ライブも楽しんでよ」
そこはかとなく炒飯「ありがとうございます」
こもり校長「じゃあね」
♪ オトノバ中間試験 / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「いいね。恥ずかしくなってきた。遅刻した時には息切れした方がいいとか」
COCO教頭「それはその時に素直に思ったことだから(笑)」
こもり校長「みんなスーパー真面目ロジックで、より良くしようとしている感じが。どうしよ? 俺はやっぱダメだ(笑)」
COCO教頭「そんなことないよ(笑)」
斎藤先生「カッコいいです」
田淵先生「何か校長っぽい。番組の顔感がある」
こもり校長「そうなんです(笑) 田淵先生は確かに言ってくれてる通りですけど、斎藤先生のカッコいいはウソじゃないですか?」
斎藤先生「カッコいいですよ。今だったら、人望ありますよ」
こもり校長「おい〜。また掘り返してきた。11時台の人望ない論」
COCO教頭「(笑)」
田淵先生「もう1回、ご飯誘ってよって後輩に言ってみてください。そしたら、今日で、たぶん人望アップしてるから」
こもり校長「怖いですって。もう1回きたら僕もう立ち直れないのかも」
斎藤先生「(笑)」
田淵先生「“この人また同じこと言ってきた”って(笑)」
こもり校長「“だから、誘うのはあなたからだって”って言われちゃいますって(笑)」
樹莉翔 東京都 18歳
こもり校長「学年は?」
樹莉翔「高3です」
こもり校長「さっそくだけど、樹莉翔の学校でのロジックを教えてもらっていい?」
樹莉翔「授業で眠い時はいっそのことちょっと寝ちゃいます」
こもり校長「来ました〜! 不真面目ロジックが〜!」
一同「(笑)」
こもり校長「校長先生サイドがやってまいりました! ちょっと教えて」
樹莉翔「授業中って、どうしても眠くなっちゃうじゃないですか。でも、我慢しててもどうしてもウトウトしたり勝手に目がつぶっちゃうので、そういう時はもう我慢しないで爆睡します」
こもり校長「よし!」
COCO教頭「いや、でも授業中バレるでしょ?」
樹莉翔「いや、先生とかも寝てる生徒に対していちいち言わないので。自分のことだから、もう自己責任みたいな感じなので、それなら寝ようって感じで。もう我慢できない時は寝てます」
COCO教頭「でも、どれぐらい寝るん?」
樹莉翔「スマホのアラームを20分後ぐらいにセットして」
COCO教頭「結構寝るね」
こもり校長「持って。授業中にアラームをセットするの?」
樹莉翔「はい。バイブレだけで、音無しで。振動だけのやつで、20分後くらいにセットして、その20分間を爆睡するんですよ。で、起きたら、寝てた20分を挽回するかのように、めちゃくちゃ集中して授業を受けることをやってます」
COCO教頭「そもそもスマホ使っていいの?」
樹莉翔「まぁバレない程度に(笑)」
田淵先生「なんで20分で起きなきゃって思うんですか?」
樹莉翔「全部寝ちゃうと、さすがに授業やばいじゃないですか。なので、一旦決めた20分は本当に爆睡して。で、起きたら授業受けるたみたいなことをやってます」
こもり校長「分かる。元が真面目だから。真面目な人っていうのは、真面目を保つためにこういう不真面目なロジックが必要なんです」
樹莉翔「(笑)」
こもり校長「全部が真面目だと潰れちゃうんで」
田淵先生「そうね。寝ちゃえって人は2時間と3時間とかずっと寝続ける生徒もいますからね」
樹莉翔「あ〜(笑)」
こもり校長「となったら、真面目受けるための20分だから」
樹莉翔「そうですそうです」
こもり校長「斎藤先生、これはいいですよね?」
斎藤先生「真面目ですよ(笑)」
こもり校長「ですよね!」
斎藤先生「1時間目から4時間目まで寝たりしてたから」
COCO教頭「むっちゃ寝る〜」
こもり校長「ちょっと待って。思ったより寝てた(笑)」
斎藤先生「(笑)」
田淵先生「それはもう就寝じゃない(笑)」
斎藤先生「そう。で、昼休み一生懸命遊んで」
田淵先生「遊ぶと育つからね(笑)」
COCO教頭「でも、20分寝たら、後からめっちゃ挽回しようと思っても、それこそ授業ついてけないとかない?」
樹莉翔「私の学校は結構プリントの授業だったりが多くて、穴埋めとかなので、ちょっと友達に見せてもらったり、あと黒板がまだ書いたやつが残ってるんですよ。それを写してみたいな感じです」
COCO教頭「寝て、集中力を高めてから書くと」
樹莉翔「はい」
こもり校長「いや、俺はこのロジックは最高だと思う、素晴らしい」
樹莉翔「ありがとうございます(笑)」
斎藤先生「非常にクレバーですね」
田淵先生「システムのハックの仕方を自分で気づいてるし。ごめんなさい、僕はこの話はつい長くなっちゃうんですけど、睡眠時間を20分確保するっていうのも、これは科学的にめちゃくちゃ正しいことなんですよ」
樹莉翔「そうなんですよ」
田淵先生「人間って昼寝にした方がいい生き物なんですよ。幼稚園ってみんな昼寝するでしょ。活動のパフォーマンスを上げるためには昼寝はした方がいいって、これは科学的に結果が出てて、その最適な睡眠昼寝の時間って30分未満なんですよ。30分以上寝ると夜寝れなくなっちゃうから、夜の睡眠の質が落ちるんですよ。だから、“昼寝はした方がいい。でも30分未満”という、睡眠科学者たちが長い時間をかけて気付いたこれにもう気づいちゃってるし。
あとは、こうやっても授業って付いていけるよね。なんで授業って50分なきゃいけないのとか、何で年生の話を聞かなきゃいけないのって、システムに対する疑問のハックの仕方を学んじゃってるので、この人は非常に頭がいいじゃないかと思いながら(笑)」
樹莉翔「すごっ(笑)」
田淵先生「ごめんなさい、この話すると、長くなっちゃう(笑)」
こもり校長「今の話、聞いてどう?」
樹莉翔「ちょっと天才なロジックかもしれないです」
こもり校長「だから、ちょっと今、全国で聴いてくれてる、“授業眠いけど我慢してどうしようもないです”って生徒に一言言ってやってくれよ」
樹莉翔「はい。もう眠いのはめっちゃ分かるんですけど、そういう時はぜひ寝てください(笑)」
一同「(笑)」
こもり校長「ロジックを教えてくれてありがとな」
樹莉翔「ありがとうございました」
こもり校長「じゃあな」
COCO教頭「そろそろ黒板の時間でございます」
こもり校長「斎藤先生お願いします」
斎藤先生「難しいな。どうしよう?」
こもり校長「でも、30分未満がいいんですね?」
田淵先生「そうです。最適な昼寝の時間って、ちょっと調べたら出てくると思いますよ」
こもり校長「寝よう」
今日の黒板

『ミスったあと』
斎藤先生「ロジックって、つまり自分なりの論理の道筋だと思うんですけど、その道筋の終着点はミスじゃなくて、ミスの後が大事であって、ミスってたぶん誰でも気をつけててもしちゃうんですよね。ただ、そのリカバリーの方法、“眠くてしょうがない時どうしよう”とか、“夜ふかししちゃって今日は全然ダメだ”とか、“何か大きいミスしちゃった”みたいなことは、その道筋の最後じゃなくて、その後のリカバリーの方が大事なんだってことを皆さんには知ってほしいなと思ってます」
♪ いけないfool logic / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です」
田淵先生「感動しました。ごめんなさいね、私ばっかり入っちゃって。ミスった後というのが、すごく感動しています。睡眠の人に言いたかったのは、授業中に眠くなるのって、これはミスなんですよ。睡眠時間の確保ができてないってことと、眠くなる食生活をしちゃっていることがたぶん原因なんですね」
COCO教頭「掘り下げるな〜(笑)」
田淵先生「その時点で授業中に眠くなるということは、そもそもミスなんですよ。ここは言わなきゃなって思ってた。寝てもいいよの前に、まず睡眠を確保していないことは問題で、最後に言おうと思ってたんですけど、それを見事に斎藤君が回収して」
COCO教頭「リカバリーが大事だと」
斎藤先生「脳科学の先生みたい(笑)」
一同「(笑)」
田淵先生「寝てもいいみたいに、ちょっと言っちゃったから、それは生放送中に訂正しておきます」
こもり校長「でも確かに本当に全部、その後のところで働くものが、自分のロジックなわけじゃないですか。こうなった時にどうしよう。で、自分を信じられるか信じられないか。すごい。いやホント、その通り過ぎて、何か俺も食らってるもん」
一同「(笑)」
COCO教頭「ミスは仕方ないけど、その後どう行動するかね」
こもり校長「本当にありがとうございます。また半年後とかにも来ていただけるんですか?」
田淵先生「いつでも」
斎藤先生「呼んでいただければいつでも」
田淵先生「呼んでくれればね。呼んでくださいよ(笑)」
こもり校長「その頃までには、僕と教頭がもっとよくなっていることを願って」
田淵先生「でも、久しぶりに会ったら、個性と言いますか」
斎藤先生「番組が明るくなってね」
こもり校長「まぁ、ビジネスライク…」
COCO教頭「いやいや(笑)」
田淵先生「でも、大事ですから。だって、貴重な電波を使って、リスナーに楽しいエンタメを届けているわけですから、つまらない番組だったらちょっと別の局にって」
こもり校長「それだけは絶対にダメですからね」
田淵先生「ダメでしょ、TOKYO FMを聴いてもらいたいから。それはやっぱり個性ある番組を作るということはパーソナリティーにかかってるんですよね」
こもり校長「俺、結構で一番最初に言ってもらったこれが結構好きで(笑)」
田淵先生「めっちゃ笑ってる(笑)」
こもり校長「これからもビジネスライクの校長教頭で頑張っていくんで(笑)」
田淵先生「それでもいいですけど、人が作るものなんだなと思いましたよ」
こもり校長「またぜひとも遊びに来てください」
田淵先生「お邪魔しました」
斎藤先生「ありがとうございます」
こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭・斎藤先生・田淵先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ シャンデリア・ワルツ / UNISON SQUARE GARDEN

Music 2023.10.04 PLAYLIST
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「後輩に敬語」「先輩にタメ語」どう思う?UNISON SQUARE GARDENと考える人との距離の取り方
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。10月4日(水)の放送は、UNISON SQUARE GARDENのギター、ボーカル・斎藤宏介さんと、ベース、コーラスの田淵智也さんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)と、後輩に敬語を使うことについて語り合いました。