今夜の授業テーマは「COCO教頭にこっそり相談しよ！

COCO教頭「生徒のみんな、こんばんは！ 10月3日、火曜日。今夜もSCHOOL OF LOCK!始まりました！
じゃあ、黒板おねがいします！」

COCO教頭「…はい、私でしたね。はい、黒板書きます！
こんな大事な日に、こもり校長いないんだから…。
今日は、こもり校長が全国校長審議会ツアー2023『THE STORY』のためお休み！ 校長審議会ツアーは、今日栃木らしいね。
こもり校長〜！ 今、本番なのかな、終わっているかな、もう。終わりました？ 審議会。ちょっとお願いがありまして…『にっこり』を買ってきてください！ これ、梨です。栃木の梨！ 美味しいらしい！ 校長、お願いします。
じゃあ黒板読み上げます！」



『 開校記念日 』

COCO教頭「本日、10月3日 は、SCHOOL OF LOCK! の開校記念日!!!
ラジオの中の学校SCHOOL OF LOCK! は、今週から…厳密には今日から、19年目に突入!!!
私の方からあたらめて説明させていただくと、SCHOOL OF LOCK! は、ラジオの中の“学校”です。だから、聴いてくれる君は“リスナー”ではなく“生徒”。
TOKYO FMから全国38局をネットして月曜日から金曜日まで毎日、夜10時から、ここで“授業”をしています！」

COCO教頭「今日ね、開校前に、校舎の中を1人で歩いてみたんだよ！ ところどころホコリがあるのが、また、歴史を感じるよね。掃除、ちゃんと行き届いていますか？ 私、そういうのちゃんと見てますからね。歴史のある学校ですから…。
超現代室の教室でしょ、ダンスルーム、4組、インターナショナルクラス、チュータールーム……。18年前とはだいぶ様変わりしていますよね。

あと、校長ほんとにいないのかな？って疑問を持ちつつ、校長室も覗いたのよ。そしたらよ、この学校の歴史的な、あのギターチャイムが置いてあったの！ なんていうの？ ちゅらうみ水族館の、ジンベイザメがいる水槽あるじゃん。でっけーやつ、ぶっといやつ。あれなみの、横長のガラスケースに保管されています。めちゃくちゃ厳重よ。映画で言う、ミッションインポッシブルのトム・クルーズでさえ、開けるのやめようかな？ ってなるレベル。
あと、職員室で、もちろん萌歌先生にもお会いしてまして。“今日も萌歌学の授業よろしくお願いします！”って、お話しときました。

そして、いま私がいるここが生放送教室。今日もこの学校に出席してくれている、あなたに向けて授業していきたいと思います。
もしもーし!!」

トマトのみみ 東京都 15歳

COCO教頭「なに、話してく？」

トマトのみみ「近況でもいいですか？」

COCO教頭「もちろん！」

トマトのみみ「一昨日まで修学旅行で、京都と奈良に行っていて。昨日、今日と振替休日で」

COCO教頭「最高やん」

トマトのみみ「昨日は半日ぐらい寝てたんですけど、今日はお昼にラジオ聴いたり、ゲームしながらですけど」

COCO教頭「ゆっくりしたんだ。ラジオは普段から聴いているの？」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「好きなんだ、ラジオ。どういうの聴いてるの？」

トマトのみみ「TOKYO FMはもちろん、いろんな局を聴いてて」

COCO教頭「ありがとうございます！ SCHOOL OF LOCK!はいつから？」

トマトのみみ「去年の10月ごろ。ちょうどこの時期あたりに聴き始めました」

COCO教頭「あら、1周年記念やん。何きっかけ？」

トマトのみみ「乃木坂LOCKS! で、新曲のOAがきっかけで聴き始めました」

COCO教頭「そこからずっと聴いてくれてんねんや。乃木坂さんと、他に好きなアーティストは？」

トマトのみみ「今の世間的に言っていいのかわからないけど、SixTONESとか、Kis-My-Ft2とか」

COCO教頭「そういう好きなアーティストがいる中で、そうかそうか。ラジオ好きなら、将来、ラジオ関係の仕事に就きたいなっていうのはある？」

トマトのみみ「そのことで相談したいことがあって。僕の将来の夢が、アーティストになって、ライブで全国を回りたいっていう夢があって」

COCO教頭「すげー夢があるやん！」

トマトのみみ「それと、もう1つあって。自分のラジオ番組を持つことです」

COCO教頭「アーティストとしてラジオパーソナリティをやりたいってこと？」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「いーじゃないの。それで、相談っていうのは？」

トマトのみみ「将来、ラジオの番組を持つ夢の中に、こっそりなんですけど、“校長の座”をって…」

COCO教頭「（笑）あれ、校長の座を狙ってる？」

トマトのみみ「はい、狙ってます」

COCO教頭「いいですね〜。そういうプレッシャーもないと。野心がね、必要ですから。それで、相談というのは？」

トマトのみみ「トークスキルを伸ばしたいです」

COCO教頭「教えてくれよ、わしにも（笑）トークスキル伸ばすの難しいよね〜。普段友達と話す時に、オモロいこと言わなとかってプレッシャー感じてるん？」

トマトのみみ「普通、そんなに感じてないっていうか。ラフに話している友達が多いので。僕、そんなに友達がいないので、多くて3人ぐらいで話すので。1対1とかが多いので」

COCO教頭「そっかそっか。本当に仲のいい気心知れた友達と話しているから、そんなに気を遣って話したりっていうのはないんだ」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「ってなるとさ、オモロいこと言おうって気になることが少ないよね。普段あったことを話す、何気ない時間になってしまうよね」

トマトのみみ「そうですね」

COCO教頭「確かに、アーティストになって、プラス、ラジオパーソナリティするってなったらさ。ライブとかあるやん、ライブってMCせなアカンかったりするやん。トークスキル、いるよね。でも、私も教えてほしいねん、それ。おいっ！って感じやけど。なんかでも、例えば、自分の中でこういうことが必要かもって思うことはある？」

トマトのみみ「ラジオだったら、ゲストさんが来た時は、どういう話題を振ればいいのか、とか」

COCO教頭「お〜、いいですね〜」

トマトのみみ「あとは、曲を流すんだったら、曲紹介。イントロかかって、Aメロに入るぐらいの配分とかを考えないといけないなって思ってます」

COCO教頭「あれ？ それ正解やで。めちゃめちゃ正解やで。え、ゴメン、それ私、最近わかってきてんやん。私、ここに来て半年経つねんけどさ、最近わかってきたことを、もう、トマトのみみがわかってるっていうのは、素晴らし過ぎる」

トマトのみみ「（笑）」

COCO教頭「トークってなると、相性っていうのもあるやん。で、さっき言ってくれた、ゲストが来てくれた時にどう振るかとかも、数をこなしていったら、事前のインタビューとか、情報を頭に入れておいたら、話題の振り方とかもわかってくるから。ゲストのみなさんも、“読んでくれてんのや”“この話題知ってくれてんねや”って思ってくれたら、そこから話が弾んだりするし。トマトのみみ、大正解です!!」

トマトのみみ「えっ!?」

COCO教頭「もうそこに関しては、めちゃめちゃ勉強出来てる。ラジオが好きっていうのがあるから、自然と知っているんやと思う」

トマトのみみ「はい、ありがとうございます」

COCO教頭「あと今も、こうやって電話で話させてもらってさ、ちゃんと初めましての私と喋れているし、自信持って全然いい。聞き上手やし、話す時のテンポ感とか、相槌とか、一緒に話していて、すごい気持ちがいいから、もう突き進んで、自信持ってほしい」

トマトのみみ「ありがとうございます」

COCO教頭「ありがとね、これからもよろしくね」

トマトのみみ「はい！ お願いします！」


♪ 　ラジオ / クリープハイプ


COCO教頭「RN:トマトのみみ、ラジオが好きって言ってくれてたけど。今日から19年目に突入、SCHOOL OF LOCK! いつか、お仕事でね会えたらいいね！」

COCO教頭「さあ今夜は、さっきも電話したんだけど、RNトマトのみみ、将来の夢、話してくれてありがとう。
中々ね、初めての人に将来のこと話すのって勇気がいることやし、もしかしたら、恥ずかしいって思っている子もいるかもしれないんだけど、今日は、全然言っていい日だからね。こんな授業を行います！」

『COCO教頭にこっそり相談しよ！』

COCO教頭「今夜は私が1人で生放送授業をお届け！ そこで、私とこっそり話したい生徒を募集したいと思います！
"COCO教頭、恋バナしたいです！女子の気持ちを教えてほしい！"
ちょっと男子〜！何？女の子の気持ちがわからないの？
国際色強いけど、私が教えてあ・げ・る！
"こっそりガールズトークしたいです！"
それはうちもしたい！ いつもは声が大きい男がいるから、ちょっとガールズトークしにくいもんな？なんでも話してな！
"校長には秘密にしておきたいんですが教頭にはこっそり話したいです！"
嬉しい！ そういうのめっちゃ嬉しい！ でも校長、ヤキモチやいちゃうかな。でも、女の子同士だから言えるってこともありますからね。
"こっそりだったら怒られないかな〜っていう話があるんです！“
あれ？もしかしてそれは……エッティーな話題かしら？ ウェカルム！エロティックワールド!!! これつまり、“エッティンエイジャー”ってことだもんね。全然話そう、そういうのも。
今夜は私と、こっそりお話していきましょう！」



COCO教頭「キーマカレー、好きな人いるの？ 今、好きなヤツ、いんの？ グッとくる行動。やっぱね、ありきたりかもしれへんけど、歯を見せてキって笑ってくれる笑顔。今日は不在ですけど、いつもは私の目の前に大声男……こもり校長がいるんですけど、こもり校長の魅力の1つは、くしゃって、歯をガっと見せて笑う……トコだけだな！（笑） 校長の話になっちゃったけど、歯を見せて笑うってのもグっとくるし。あとは…体育祭とかは終わったんかな？ そういうイベントで、みんなを引っ張っていってくれる。仕切り屋とかまでいっちゃうとアレやけど、“ちょっとさーみんな！ 一旦休憩はさまへん？ 俺、ジュース買ってくるよ！”みたいなの最高です。こういうのはグっとくるね」



COCO教頭「めっちゃ嫌やん!? まず、そもそもなんで嫌なんかな？ ちょっと2択で考えよ？“お風呂に入らない”ってパターンと、“お風呂に入らなくて、なんか変な臭いとかしてきてみんなが離れちゃう”ってパターンを考えたら、嫌嫌ながらも入らなあかんし。
あと、携帯を持っていたら、お母さんのとか借りれるとかしたら、半身浴とかしながら好きな番組や動画とかを見ながらお風呂入ると、気づいたら20分くらい経ってるけどな。
あと、お風呂じゃなくてお風呂の後の髪を乾かしたりが面倒とかじゃないの？ 私はあるよ、ビッシャビシャのまま寝ること。あかんけどね（笑）でも、お風呂は入っていますから！
だから、お風呂には一旦入って綺麗にして、という状態は、やっぱり日々やっていこう。最低限ね」



COCO教頭「風呂の話題多ない？ え〜なに、今日は風呂縛り？ 聞いてないよ〜（笑）
でもね、これはわかる！ 私も中学校の時かな。林間学校みたいな時に、初めてみんなでお風呂に入るみたいなことが。脱いで、すっぽんぽんで入るのはちょっと勇気がいるねんけど、これからね、いっぱいそういう機会が増えてくると思う。みんなで温泉旅行に行ったりということもあると思うし。“銭湯行こう！”みたいのも、年齢重ねるとあるから。楽しんだもん勝ちなんですよ。
そこで、私は、林間学校ではじめてみんなの前ですっぽんぽんになるって時に何をしたか？ これを、RN うさぎとねこのハーフに伝えたいと思います！
私は、大浴場のへりに全裸で、こう…横になって。あの、わかる？ 美術館に展示されている人みたいなことをしたら、みんながめちゃめちゃ笑ってくれて。すっごい笑い声が響いたから。こういう全裸になる恥ずかしさを、自分のボケが若干スベっている、みたいな恥ずかしさでカバーすると意外といける！
だから、ちょっとそういうのも試してみてほしいな。やっぱりね、温泉は楽しんで入るものですから。いろいろ隠すっていうよりかは、思い切ってポォーンという感じでいったほうがいいと思う……やってみて（笑）」

かっきーに叱られた 愛媛県 15歳

COCO教頭「かっきーに叱られた、今日、何話してくん？」

かっきーに叱られた「4組の副担任の遥香先生の魅力を教頭に伝えようと思って」

COCO教頭「RN かっきーに叱られたでもわかるように、遥香先生が好きなんでしょう？」

かっきーに叱られた「そうです。大好きです」

COCO教頭「なぜ、このラジオネームにしたの？」

かっきーに叱られた「『君に叱られた』って曲があるんですけど、遥香先生が初めてセンターを務められて。それに、遥香先生のニックネーム“かっきー”をつけました」

COCO教頭「なるほどね〜。実際に叱られたことは？」

かっきーに叱られた「ないです」

COCO教頭「よかった、よかった、よかった」

かっきーに叱られた「叱られたいんですけどねー」

COCO教頭「（笑）叱られたいよね〜」

かっきーに叱られた「はい、叱ってほしいです（笑）」

COCO教頭「夢だよね〜。遥香先生は、生放送教室に来てくれたことがあって。すっごい可愛いし、声のトーンとかも優しいし、すっごい素敵な方やなっていうのはわかったんやけど、うちは、こもり校長が、かっきー熱すごいやん」

かっきーに叱られた「（笑）そうですね」

COCO教頭「アツアツやんか」

かっきーに叱られた「アツアツですね」

COCO教頭「そこに太刀打ちできへんから。教えてほしい、いろいろ」

かっきーに叱られた「わかりました！ 遥香先生の魅力は3つあって…1つは、遥香先生はビジュアルがよくて」

COCO教頭「わかるよ〜。生で見たら、ヤバいから」

かっきーに叱られた「すごいいつもニコニコしているイメージがあって。僕はそこがいいなって思ってます」

COCO教頭「全力スマイルがカワイイ！」

かっきーに叱られた「はい。2つめは、アイドルはあんまり歌が上手くないってイメージが、僕の中に勝手にあるんですけど、遥香先生は歌もうまくて。この前の8月に発売された『おひとりさま天国』のカップリング曲に、『マグカップとシンク』っていう曲があるんですよ。遠藤さくら先生とユニットを組まれているんですけど、遥香先生のソロパートの歌声が、低音なんですけど、マッチしてていいなって思いながら」

COCO教頭「ちょっと聴いてみるわ！」

かっきーに叱られた「3つめは、乃木坂LOCKS!を担当しているんですけど、それが結構、アイドルの遥香先生じゃなくて、素の、オタク的な遥香先生も見せていて、そういうところがいいなって思います」

COCO教頭「アイドルとは違う遥香先生の側面、魅力も見れるところがいいよね」

かっきーに叱られた「はい、すごくいいです」

COCO教頭「ちなみに、写真集『まっさら』、どうだった？」

かっきーに叱られた「『まっさら』、購入して。観させてもらったんですけど、めっちゃよかったですね！ 表紙から…」

COCO教頭「私も観させてもらったのよ〜。私が一番気に入ってるショットがあって、歯磨きしているのあるやん？」

かっきーに叱られた「あ〜、はいはいはい」

COCO教頭「あれがね、一番可愛いと思った。さっき、かっきーに叱られたが言っていたような、“素”の部分が見られたなって思った」

かっきーに叱られた「あ〜、普段見せないところが出てるなって感じがありました」

COCO教頭「わかる！ めっちゃわかる！ 乃木坂のオススメの曲とかある？」

かっきーに叱られた「僕自身は結構明るめの曲が好きで。遥香先生がセンターを務めている2回目の曲『好きというのはロックだぜ！』って曲がめっちゃよくて。遥香先生のいいところが全部出ているような楽曲です。
他にもあって、結構初期の曲なんですけど、優しめの曲で、『やさしさとは』って曲があって…」

COCO教頭「これは、遥香先生は？」

かっきーに叱られた「入っていないと思います。1期生が多い頃で。まだ加入前だと思うんで。でも最近のライブとかで、なかなか披露されることが少なくなって。聴いてみたいなって」

COCO教頭「そっか。好きな曲、ライブで聴いてみたいよね」

かっきーに叱られた「あと…『孤独兄弟』って曲も好きで。この曲は白石麻衣さんと、橋本奈々未さんがユニットを組まれている楽曲で。これも初期だから、なかなか披露されることが少なくなったんですけど、遥香先生じゃないんですけど、この前のバースデーライブで、井上和先生と菅原咲月ちゃんと、ユニットで披露していて、めっちゃかっこよくて。遥香先生はまだ、僕の記憶としては、ユニットしたのを見たことがないので、遥香先生にこの曲を踊ってみてほしいなっていう思いを込めて」

COCO教頭「ありがとう！ 今日、全部聴いて帰るわ！」

かっきーに叱られた「ぜひ聴いてください！ ありがとうございました！」


♪ 　孤独兄弟 / 乃木坂46




COCO教頭「将来アーティストになって、自分のラジオ番組を持つっていう夢がある、トマトのみみ。トークスキルがいるって話だったんだけど、もうね、すでにめちゃめちゃあってん。だから結局、好きでラジオ聴いて、アーティストのラジオ聴いてて、“好き”に触れている時間が長いからこそ、自然とそのスキルが身についていたっていうパターンよね。素晴らしい！ 待ってるよ！ トマトのみみ！ 一緒に仕事しようね」



COCO教頭「（笑） 19コ…。日、開けるわ〜、そんなん。ちょっと19は勘弁してもらって、ではおひとつ、ここで披露させていただきたいと思います」

＜ジャン！＞

COCO教頭「考えてもわからへ〜ん 考えてもわからへ〜ん 考えてもわからへ〜ん時は、右脳ぅ、左脳ぅ、あいどんのうぅ〜♪」

一同「…」

COCO教頭「…今が、この状態です」

＜ジャン！＞

COCO教頭「（笑）いやいやいや、え〜、いきます！
考えてもわからへ〜ん 考えてもわからへ〜ん 考えてもわからへ〜ん 右脳、左脳、あいどんのう！ ヘイ！♪」

一同「…」

COCO教頭「別バージョン。大丈夫？ RN 白米のオムライス。コレ、使ってくれていいからね。授業中に当てられて、わからんかったらこれを、マンキンで！ やってください。お願いします」



COCO教頭「ありがとう、バナナオレを飲むバナナ。あのね、この授かったもので、どうしようもできひんことってあるやん。例えば、バナナオレを飲むバナナからしたら、私のことを身長が高くてスタイルいいって、優しく言ってくれる人もいれば、こんなおっきい女ヤダよっていう人もいるのよ。ものは、見方ひとつで、良さにも悪さにもなるから。
意識していることといえば、自分ではどうしようも出来ないことをいかにポジティブに考えられるかってことを意識している。マインドの問題です。うち、ちっちゃくて、ほっそくて、華奢で小動物みたいな女の子になりたかったもん。デカデカ女やんか、今、ほんまに」

＜ジャン！＞

COCO教頭「いやいや…いきます！
考えてもわからへん 考えてもわっからへん 考えてもわからへん〜♪
…もうないよ！ もうないねん!! 3メロ目、なかったけど、こうやってポジティブに変換ってことです、要は！ チャレンジ精神も見習ってほしいな」

茜チャン 福岡県 17歳

COCO教頭「茜チャン、どういう話していく？」

茜チャン「自分に自信をつけるために、苦手な英語で、いい成績を残したいです」

COCO教頭「英語、苦手なんだ？ 一番苦手？」

茜チャン「一番苦手で、ずっと赤点ばっかりで」

COCO教頭「でも、あえて一番苦手な英語でチャレンジしたいんだ。めっちゃカッコいいやん。どういう英語にチャレンジしようと思っているの？」

茜チャン「11月に学校でTOEIC Bridgeを受けるから、がんばりたいなって思ってます」

COCO教頭「TOEICって、リスニングパートとリーディングパートがあるやん。自分ではどっちが苦手とかある？」

茜チャン「リスニングが苦手です」

COCO教頭「私が受けたTOEICって、普通のなので、TOEIC Bridgeは知らへんのやけど、これもマルチクエスチョンから選んで回答するやつ？」

茜チャン「そうです。4択のだと思います」

COCO教頭「今、何か対策している？」

茜チャン「いや、まだ何もしてないです」

COCO教頭「なるほどね。リーディングはいけるなっていうのはあるん？」

茜チャン「いけるわけではないけど、いけなくもないかなって感じです」

COCO教頭「自分に自信をつけるのに、英語を伸ばしたいっていう理由はなんなん？」

茜チャン「将来に役立つなと思って」

COCO教頭「就職活動とかね。せやなぁ。それがほんまにあるねん。めっちゃ役立つねんや。どんだけ勉強出来たって言っても、履歴書に書ける資格があるとないとでは、エントリーシートすら受からへんみたいなことがめっちゃあるねんや。茜チャンが今、目指そうとしていることは、将来にめっちゃ役立つから。そこで勉強法っていうのは、見つけてほしいんやけど。単語覚えるのがキツイとか、文法が全然わからへんとか、どういうところに苦手意識がある？」

茜チャン「まず単語を覚えるのが苦手なのと、ネイティブな人が話す言葉が全然違く聞こえてわからないです」

COCO教頭「単語、わかるで。ネイティブな人、早いよなー。しかも、1回で聴きとらないとならないもんな、TOEICって。うちがTOEICを受ける時にした対策は、2時間かかるんだけど、全く同じ環境で過去問を解き続けるっていうことをしてんやんか。どんだけ勉強しても、本番の雰囲気通りの長さで、何分までにこのパートを終えておかねばならないっていう時間配分もめっちゃ大事やから。TOEICって。それに慣れてないと、本番、力発揮できひんねんか。だから、単語覚える、文法覚えるっていうのももちろん大事やねんけど、TOEIC Bridgeって何時間するの？」

茜チャン「わからないです」

COCO教頭「じゃあ、まずそこから調べて、リハをやっておくっていうのがめちゃくちゃ大事。リハをして、自分で答え合わせして、それを2時間解いて、そのまま1回、頭に入れなおすと、あ、ここで間違えたなって。さっき間違えたところだと、記憶が新鮮だから。これ、翌日とかにやってまうと、人間の脳みそって、翌日には7割忘れてるって言われているから。全然意味なくなっちゃうのよ。
だから11月、もう来月やんか。将来の自分に感謝されるっていうのは、今の自分がどれだけ頑張れるかやから。先のことしっかり茜チャンは考えられているからさ、この1か月、その試験の時間に沿って、解いて、復習する。これをやってみてほしいな。できそう？」

茜チャン「はい！ やってみます！」

COCO教頭「素晴らしい！ 頑張ってね！」


♪ 　LEFT RIGHT / XG


COCO教頭「みなさん、教頭の口元に注目してください。XG『LEFT RIGHT』！
茜チャン、聴き取れたかな？ 口意識して発音せないけんよ。XG『LEFT RIGHT』！ 最後の“T(ﾄｩｯ)！”が、重要です。これは右脳、左脳から来てるのかな」



COCO教頭「え！ 昨日から聴き始めてくれたの？ 今も聴いているかな？ 電話出るかな？ もしもし？」

あるふぁん 栃木県 17歳

あるふぁん「もしもし」

COCO教頭「教頭のCOCOです！」

あるふぁん「あ、あの、こんにち…こんばんは、栃木県17歳、RN あるふぁんです」

COCO教頭「学年は？」

あるふぁん「高2です」

COCO教頭「高2ね。昨日から聴いてくれてて、この書き込み、初？」

あるふぁん「そうですね」

COCO教頭「ありがとう！ じゃあ、中2高2のやりとりっていうのは、知らない？」

あるふぁん「?? あ〜、あんまり…」

COCO教頭「そうだよね。じゃあ、1回、これもなんかの縁やし、やってみるわ。
もし、中2か高2やった場合の掛け声があんねんやーちょっと雰囲気でやってみるね。“中2高2は！ Do what you want!”…って、言うねんか」

あるふぁん「？…はい」

COCO教頭「（笑）そりゃそうなるわ、びっくりしたな。で、この時に、生徒のみんなに、“OK!”とか、“YES！”とか、好きな英語の相槌を言ってもらってんのよ。
…ちょっと練習しよう？」

あるふぁん「はい、わかりました」

COCO教頭「いくで！ 中2高2は！ Do what you want!」

あるふぁん「OK〜！」

COCO教頭「めっちゃ上手やん！！ めちゃくちゃ適応能力あるやん。ありがとう！」

あるふぁん「いえ…」

COCO教頭「昨日から聴いてくれたってことだけど、昨日の放送、どうだった？」

あるふぁん「初めてだったんで、まだあんまりわからなかったんですけど、雰囲気とか、すごい良かったので…」

COCO教頭「え〜、ありがとう〜〜!! あるふぁんは、そもそもなんで聴こうって思ったの？」

あるふぁん「昨日、テスト勉強してて、合間になんか聴きたいなって思って、ラジオを探していたんですけど、たまたまSCHOOL OF LOCK!さんがやっていて。聴いてみようかなって思ったのが」

COCO教頭「ありがとう！ 今日もずっと聴いてくれてたん？」

あるふぁん「はい」

COCO教頭「途中で、教頭の私がむちゃくちゃ面白い一発ギャグをお届けしたんやけど、それも聴いてくれてたん？」

あるふぁん「…」

COCO教頭「いいねんで、いいねんで！ じゃあ、ちょっと、あるふぁんにお届けしていい？」

あるふぁん「…はい」

COCO教頭「ありがとう、じゃあ、あるふぁんが授業中とかに、わからへん！ってなった時に、このギャグを思い出してほしいです。いきます！」

＜ジャン！＞

COCO教頭「考えてもわからへ〜ん 考えてもわからへ〜ん 考えてもわからへ〜ん時は！ 右脳ぅ〜左脳ぅ〜アイドンノウゥー！♪」

COCO教頭「差し上げます」

あるふぁん「ぐ…」

COCO教頭「そうなるよな。明日から聴くのやめるとか、やめてなー」

あるふぁん「それはないです」

COCO教頭「よかった、優しい、あるふぁん！ あるふぁんは、好きなアーティストとかいるん？」

あるふぁん「います、back numberさんとか、Mrs. GREEN APPLEさん」

COCO教頭「じゃあ、昨日の放送も聴いてた？ ミセスLOCKS!」

あるふぁん「いや、ちょうど聴いてなかったです、途中から聴き始めて」

COCO教頭「掲示板も登録してくれたやんか。ミセスLOCKS!の掲示板もあるから、ミセス先生に相談とか、聞いてみたいことを書き込んでくれたら、授業で取り上げてくれるかもしれへんし。楽しいこと、授業中いっぱいできるから。またこうやって電話するかもしれへんし。いつも掲示板に書いてくれてる生徒のお悩みとか、話してみたいことを話していくから、この授業は」

あるふぁん「あ〜、はい！」

COCO教頭「相談とか、楽しかったとか、テスト勉強やり方わからへんとか、あるふぁんが感じたことなんでもいいから。これからも書き込みとかしてほしいな」

あるふぁん「わかりました」

COCO教頭「改めまして、あるふぁん、入学してくれてありがとう！」

あるふぁん「こちらこそ」

COCO教頭「テスト、頑張ってね！」

あるふぁん「ありがとうございます、頑張ります！」


♪ 　ダンスホール / Mrs.GREEN APPLE

今日の黒板

『Say it out LOUD』

COCO教頭「これは、“声に出そう！”っていう意味なんだけど、今日の授業テーマと、相反すると思う生徒もいると思う。でも、大声を出そうってことじゃなくて、“しっかりと声をあげていこう！”という意味で書きました。
心の中だけで自分だけで思っている気持ちって、すごく浮遊している状態で、まだフワフワしていることが多いと思うねんけんど、それを初めて口に出して、文章にしていくことで、やっぱり相手に初めてそこで伝わるやん。私たちって、相手の気持ちを知りたいし、わかってほしいし、伝えたいって思いがあるけど、テレパシーってできひんし、言わないとわからないし、言ってくれたら嬉しいし、そこで初めて気付けることもあるから。
たくさんの人の前で話すってことじゃなくて、信用できる人がもしいたら、その人でもいいし。あとは、いつでも校長と私はさ、いるわけやから、試しに、私たちで練習してくれてもいいから。もっと声に出して話してほしいな」


♪ 　ひとりの夜を抜け / Lucky Kilimanjaro


COCO教頭「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です。
今日は生徒のみんな、こっそり話してくれてありがとうね。いつもね、校長と一緒にやる授業ももちろん楽しいけど、1対1で話すと、より深くコミュニケーションとれているような気がして、私も嬉しかったです。これからもよろしくお願いします」

COCO教頭「SCHOOL OF LOCK！は、明日夜10時にふたたび開校！」

COCO教頭「起立！ 礼！ また明日〜〜〜〜〜〜!!!!!」

Music 2023.10.03 PLAYLIST

「お風呂に入るのが嫌」「グっとくる男子の行動は？」「大浴場でのみんなの目が怖い…」10代がこっそり相談

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」（月曜〜木曜 22:00〜23:55／金曜 22:00〜22:55）。10月3日（火）は、「COCO教頭にこっそり相談しよ！」をテーマに放送。パーソナリティのCOCO教頭（CRAZY COCO）が、10代のリスナーから届いた質問や相談に回答しました。

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