聴取期限 2024年2月5日(月)PM 10:00 まで
今夜は人気声優・アーティストの雨宮天先生が初来校!
『 青 』
こもり校長「教頭は自分のイメージカラーやラッキーカラーっていうのは持ってる?」
COCO教頭「ラッキーカラー持ってる」
こもり校長「何? ラッキーカラー」
COCO教頭「赤。赤だと思ってる」
こもり校長「あ、そういうの自分で決める?」
COCO教頭「赤い紅を引くとスイッチが入るのよ。だから、赤紅引いて、なんかお仕事…」
こもり校長「じゃあ、今日、スイッチ入ってるじゃない」
COCO教頭「ガンガンよ。入りまくってる」
こもり校長「今日は仕事?」
COCO教頭「ずっと仕事だ。ずっと仕事してんだ(笑)」
こもり校長「教頭先生って、教頭だけじゃないんだ?」
COCO教頭「違うんです。はい。兼任さしてもらってまして、ちょっと千葉の方まで行ったんですけれども」
こもり校長「そうなんだ? 赤なんだ?」
COCO教頭「校長は?」
こもり校長「俺はラッキーカラーみたいなものを、毎年、定めてもらってるから」
COCO教頭「誰から?(笑)」
こもり校長「すごく信頼おける、僕の大好きなゲッターズ飯田先生という方がいらっしゃるんですけども、毎年、ラッキーカラーを授けてもらっておりまして、今年のラッキーカラーはイエローになります。去年はオレンジでした。一昨年は緑です」
COCO教頭「あの、ごめんなさい、飯田さんの言ってること、守ってなくない?」
こもり校長「あのね、服で黄色はね、やっぱなかなか難しい。だからちょっとね、この靴の先っちょにこの黄色が入ってるんだよね」
COCO教頭「2mmぐらいやん(笑)」
こもり校長「ちょっと入ってる。なんでこんな話をしたかと言うと、今日いらっしゃるゲスト講師について、いろいろとネットで情報とかを調べたりするんですよ。そしたらね、青い服を着ている写真がたくさん出てきたのよ。おそらくよ。俺の予想ね。よっぽど青が好きなんだと思うんだよね」
COCO教頭「じゃないと逆にきついよね」
こもり校長「出てくる写真がほとんど青。だからたぶん、俺は青が好きなんじゃないかなと予想している。
さあ今夜のSCHOOL OF LOCK!は、声優・アーティストの雨宮天先生を迎えてお届け。SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です」
♪ Skyreach / 雨宮天
こもり校長「雨宮天先生のデビュー曲になるんだけども、なんか、青を感じるよね?」
COCO教頭「うん。私、青と、白も感じたね」
こもり校長「なんか空に突き抜けていく感じというか、上を見てみたくなるような感じの曲というか。だから、上と言えば空、空と言えば青、みたいな、俺の中のイメージ」
COCO教頭「なるほどね。私は、さっきビデオもちょっと見せてもらったんだけど、あのね、白い羽が待ってるところがすごく儚げもあるけど、迫力もあったの。なんかすごいかっこいい白ってイメージ」
こもり校長「なるほどね。じゃあそういう話も聞きたいたなと思います。SCHOOL OF LOCK! 生放送教室には、初登場、雨宮天先生!」
雨宮先生「は〜い。みなさん、こんばんは。雨宮天です。よろしくお願いしま〜す!」
こもり校長「よろしくお願いします。さあ、雨宮先生」
雨宮先生「はい」
こもり校長「青いですね」
雨宮先生「青いでしょ? 冒頭から青の話をされてて、“あ〜、青の話してくれてる”と思って」
こもり校長「青がマジで好きなんすね?」
雨宮先生「マジで好きなんです。そうなんです。本当に好きで」
こもり校長「爪まで青じゃない」
雨宮先生「そうなんです。なかなか、ネイルを全部青にする人ってあんまりいないんですけども」
こもり校長「しかも、色が結構なブルーですもんね」
雨宮先生「そうですね。でも、私は撮影で何かコンセプトがある時以外は、もう基本ずっとこの青い爪でやらせて頂きますね」
こもり校長「そんな青が好きになるきっかけは何なんですか?」
雨宮先生「それがよく聞かれるんですけど、あんまりこれといったきっかけが思い当たらなくて。まあ、小学生のときは水色が好きだったんですけど、徐々に濃くなって行って、高校ぐらいの時にふとペンケースを見たら、ペンケースも、中のペンも、消しゴムも、全部青くて、“あ、私、青が好きなんだ?”って気付いたみたいな(笑) そんな感じ。だから、知らず知らずの内にですか」
こもり校長「じゃあもう家のクローゼットとかも、“青〜”みたいな感じですか?」
雨宮先生「かなり青い服は多いです」
COCO教頭「なかなか似合う方いらっしゃらないのに。やっぱ、元々色も白くて綺麗でらっしゃるから、たぶん、それで合うっていうのもありますよね」
雨宮先生「ほんとですか? すごく嬉しいです。ありがとうございます」
こもり校長「よく見たら、ネックレスも青ですか?」
雨宮先生「そうなんです。よくおわかりになりましたね」
こもり校長「青ばっかで、逆に“おわかりで”とかじゃない…」
雨宮先生「(笑)」
COCO教頭「全面、青」
雨宮先生「そうなんです。嬉しい。青を見つけてくださって」
こもり校長「こんなに青い方は、たぶんSCHOOL OF LOCK!初ですけども。SCHOOL OF LOCK!ね、10代の生徒が通うラジオの中の学校ってことなんですけど、雨宮先生、10代の頃ってどんな生徒でした?」
雨宮先生「私はですね、もうものすごい人見知りで、だからなんかお弁当も結構1人で食べてる感じだった。あとは、廊下とかも、すれ違う時に挨拶したりするじゃないすか。女子って特に。“おはよう〜”みたいな。なんか何メートルで挨拶すればいいのかわかんないから、もう走って駆け抜けてたんですけど(笑)」
こもり校長「歩いてる人からしたら、急に“私のこと見て、走ってった?”って思う…」
雨宮先生「思われるのも嫌だから、もう常にずっと走ってる、みたいな」
COCO教頭「天先生、忙しいな」
雨宮先生「そんな感じで。いまだにその癖が抜けなくて、結構スタジオとかでも廊下を走って移動しちゃいますね。そのくらい人見知りでした」
こもり校長「でも、人見知りで、挨拶するのもちょっと恥ずかしいみたいなところから言えば、声を使う声優っていう道を目指すわけじゃないすか? それは何でなんですか?」
雨宮先生「結構、昔、中学生ぐらいから“声で遊ぶ”みたいなのがずっと好きで。なんかいろんな声出してみたりとか、そういうのが好きだったんですけど、高校生になって、ちゃんとアニメというもの、そして声優というものを知って、で、なんか声優さんの1人でいろんなキャラクターを演じ分ける動画みたいなのを観て、“え? 1つの声帯からこんなにいろんな声出るの?”って、めちゃくちゃ感動して、かっこいいと思って、オーディション探して応募しました」
COCO教頭「行動派」
雨宮先生「突っ走ってますね(笑)」
こもり校長「雨宮先生、周りのファンの方々とかから、なんて呼ばれることが多い?」
雨宮先生「基本的には、“てんちゃん”とか“てんさん”とかですね」
こもり校長「『天(そら)』でね」
雨宮先生「そうなんです。天って書いて『そら』と読むので、それで愛称は“てんちゃん”とか“てんさん”とかって呼ばれることが」
こもり校長「さあ、そんな雨宮先生ですが、今年2024年、アーティストデビュー10周年ということで、おめでとうございます」
雨宮先生「はい。そうなんです。ありがとうございます」
こもり校長「2024年に10周年ということは、僕からすると10周年イヤーの1個下したということでね」
COCO教頭「先輩ぶったな〜」
こもり校長「昨年、10周年イヤーやってたんです」
雨宮先生「じゃあ、10周年イヤーの先輩なんですね?」
こもり校長「ごめんなさい。僕の方が先輩やらせてもらってます。はい」
雨宮先生「おめでとうございます(笑)」
こもり校長「どうですか? 10周年って、ちょっと忙しくないですか?」
雨宮先生「そうですね。年明けて早々からいろいろあるなと思ってたんですけど、でも正直、まだあんまりちゃんとしたことは決まってないです。どうでした?」
こもり校長「10周年イヤーとかになると非常に忙しいです。とにかく“10周年だから”みたいなことで、いろんなことをやらされます」
COCO教頭「かこつけて?(笑)」
雨宮先生「そうなんだ?(笑)」
こもり校長「かこつけて。あと、“過去の自分と今の自分に比べてどこが成長しましたか?”とか、“10年前の自分に、一言声をかけるなら”とか、あと10周年の記念のアニバーサリーグッズとかめっちゃできます」
雨宮先生「これでもか、と、10周年を押し出して行くんですね?」
こもり校長「とにかく“アニバーサリー”、“今年だけの限定の”、みたいなの、いっぱい出ます。ちゃんと確認してください。過去の映像とか写真とか、まあ出ます」
雨宮先生「うわぁ〜、覚悟しなきゃですね。じゃあ今年は、これから結構忙しくなるのかな? みたいな感じですか?」
こもり校長「慌しい1年になるんで、体調とお気持ちだけは強く持ってくださいね」
雨宮先生「いや〜、先輩からの助言、ありがとうございます」
こもり校長「さあ、雨宮先生ですが、1月31日にニューシングル『衝天』をリリースされます」
雨宮先生「はい。ありがとうございます」
こもり校長「この辺のお話は後ほど聞くとして、今夜は雨宮天を迎えてこちらの授業をお届け!」
『自作自演“衝天”応援逆電』!!!
こもり校長「声優の方がゲストに来た際にお届けするSCHOOL OF LOCK!の大人気授業。生徒の君が応援して欲しいシチュエーションとセリフをそのまま雨宮天先生が再現して、応援してくれます」
COCO教頭「しかも今夜は、『衝天』ってついてますので、めっちゃ勢いが付くように応援してくれるんじゃないですか?」
雨宮先生「はい」
こもり校長「雨宮先生、例えばこんな感じです。“今サッカー部を頑張っているので部活のマネージャー役として、隼! キャプテンとしてチームを引っ張ってね! と応援して欲しい!”みたいな。こんな感じです」
雨宮先生「なるほど」
こもり校長「角度を変えると、。吉本の社員っていう設定で、“COCO。なんかエッセイ本出したらしいやんか。サイン本めっちゃ大量に作ってるらしいやん。腱鞘炎に気を付けて頑張るんやで。おおきに”」
COCO教頭「言うて欲しい〜」
こもり校長「大変だもんね。今ね」
COCO教頭「そうなの〜」
こもり校長「あとね、個人的な事なんですけど、今ね、僕が応援して欲しい台詞がありましてね、“隼。2月20日火曜日よりTOKYO FMホールにて上演される、舞台『芸人交換日記』の稽古頑張ってね。君ならできるよ”言って欲しいんです」
雨宮先生「そうなんですね。なるほど。なるほど」
こもり校長「どうですか? どんなシチュエーションでもOKだったりします?」
雨宮先生「そうですね。いやでも、正直、あんまりそういうエチュード的なこととかって、意外とやらない。まあ、ないんですよ」
こもり校長「役と台詞があった上で当て込むことの方が?」
雨宮先生「そうですね。“台本をどう読み込むか?”みたいなところを普段やってるので、あんまり即興演技みたいなのやったことがないので、ちょっと想像がつかないんですけど、お手柔らかにお願いします、って感じですかね(笑)」
こもり校長「これね、僕じゃないんですよ。お手柔らかにできるのは、生徒次第みたいなところがあるんで」
雨宮先生「そっか。じゃあちょっと、生徒のみんな、お手柔らかに(笑) やりやすいやつ頼むよ〜っていう(笑)」
こもり校長「さあ、さてさてさて、今年2024年にアーティストデビュー10周年イヤーを迎える雨宮天先生ですが、1月31日にニューシングル『衝天』をリリースされます」
雨宮先生「ありがとうございます〜」
こもり校長「『天を衝く』で、『衝天』というタイトルですが、雨宮先生自身が付けられたってことですけど、どんな想いで付けられたんですか?」
雨宮先生「10周年イヤーの始まりに出すシングルということで、この10周年を越えて行く、この先も天を衝く勢いで頑張るぞ、っていう決意表明みたいなものもそうですし。あと、この『衝天』のMVを撮影していた時に、結構自由に動いていいというか、フリー演技なものが多かったんですけど、その時にこの曲や歌詞から出てくるものが、出てくる自分の動きが、めちゃくちゃ衝動的だな〜と思って、それでこの『衝』の字がすごい合うなと思って、『衝天』というタイトルを付けさせて頂きました」
こもり校長「え? 後から付けたんすか?」
雨宮先生「そうです。後から付けました」
こもり校長「え? タイトル未定でMV撮ってたの?」
雨宮先生「そうです。作詞家さんの方から、結構候補はいろいろ頂いてて。10周年イヤーでもあるから天っていうのを入れたいかな? っていう風にふわって思ってたんですけど。そのくらいの感じで臨みました」
こもり校長「想いはすごくこもって思ってるわけですもんね」
雨宮先生「はい」
こもり校長「10周年イヤーに向けた、今年みたいなものを見つつも、その先、さらにまた突き抜けて行くよ、っていう、その未来も向けた想いがこもってるってことですよね」
雨宮先生「そうですね。すごい前向きなタイトルです」
こもり校長「『衝天』のミュージックビデオが公開になってて、更に各種配信サイトで今現在先行配信中ということで、もう今すぐにでも聴けるよ、観れるよっていう状態なんだけど。
僕がMV観さしてもらった時にすっごい思ったのが、心の中の衝動を表現しているように見えたんです。だからフリー演技でどうぞって言われた時に衝動的な野生的な感じ、みたいな仰ってたみたいに、まさになんかそんな感じ。内側から殻を破って外に出ようとする、内に内に溜まったものが解き放たれる寸前みたいなものをすごく感じて。たぶん、きっとこれから先、10周年イヤーっていうものでいろいろとこうやって行こうっていう決意みたいなのを、僕は受け取ったんだなという風に思ったんですけど。
いろいろ話を聞いた上で、『衝天』(というタイトル)が後から付いたんだなと思うと、なんかすごいエピソードが詰まった楽曲なんだなって改めて思いました」
雨宮先生「そうですね。だから、曲とか歌詞の力に引き出してもらう力を、やっぱりすごくその撮影の時に感じたんですよね。で、実際、仰ってくださったように、誰かに対して投げかけるとか、何かに対してぶつけるっていうよりも、ほんとに内面的なことをずっと歌ってる歌詞なので、それを感じていただけたらすごい嬉しいなと思います」
こもり校長「感じました」
COCO教頭「なんか、私、勝手に、ほんとにめちゃめちゃ勝手なイメージなんですけど、雨の夜の空に飛行機が滑走路から離陸して行くイメージが浮かんですよ」
雨宮先生「あ〜」
こもり校長「元CAなんでね」
COCO教頭「で、なんか雨のフライトって、めちゃめちゃ空気抵抗とか感じながらすごい怖いフライトなんですよ。なんだけど、雨雲越えると、一旦上りきると、絶対晴れてて」
雨宮先生「あ〜そっか」
COCO教頭「1回そこまで目指すっていう、その強い迫力と言うか衝動を、私そこで感じて、SCHOOL OF LOCK!の生徒にも、この景色をちょっと見て欲しいなってめっちゃ思いました」
雨宮先生「すごい嬉しいです。でもほんとに、自分の中にうまく行かなさとか、わだかまりとか、そういうものがあって、でもそれも越えて行くぞっていう歌なので、その喩え、ほんとにありがたいです」
COCO教頭「さっき、『Skyreach』の話、ちょっとさせてもらったんですけど、白い羽使われたじゃないですか?」
雨宮先生「はい」
COCO教頭「で、今回の『衝天』でも白い羽使われてたと思うんですけど、何かリンクすることってあったんですか?」
雨宮先生「そうなんです。すごい。気付いていただけてめちゃくちゃ嬉しいんですけど。今回、その『Skyreach』の時の作詞家、作曲家さんにお願いして書いていただいた曲っていう、そういう意味で、10周年を祝って行こうみたいな気持ちもあったので、やっぱり『Skyreach』と通ずる部分をMVの中にも出したいよね、っていうことになって。羽もそうですし、意外と観比べると似た構図とかポージングとかがあったりとかするので、気付いてもらえて嬉しいです〜」
COCO教頭「よかった〜」
雨宮先生「タイトルも、まあ、これはほんとにたまたまなんですけど、『Skyreach』は空に届くように手を伸ばすみたいな意味があって、そこから10年経て『衝天』、『天を衝く』っていうちょっとそのタイトルもリンクする部分があったりとかするので、リンク感は結構大事にしてるところもありますね」
♪ 衝天 / 雨宮天
雨宮天先生を迎えて送る今夜の授業は!
『自作自演“衝天”応援逆電』
こもり校長「今夜は、雨宮天先生に応援して欲しいこと、背中を押して欲しいこと、そしてどんな言葉で背中を押して欲しいのか? どんな言葉だったら、元気が出るのか? そのセリフを一緒に書いて送ってきてもらっている。それを声優である雨宮天先生に生徒が考えたセリフで応援してもらい、勢いをつけて行きたいと思います。早速もう行きますよ」
雨宮先生「よろしくお願いします」
こもり校長「もしも〜し」
妃彗(ひすい) 東京都 18歳
こもり校長「18歳。学年は?」
妃彗(ひすい)「高校3年生です」
こもり校長「妃彗(ひすい)はあれでしょ? 雨宮先生大好きなんでしょ?」
妃彗(ひすい)「大好きです」
雨宮先生「え〜嬉しい。ありがとう」
こもり校長「今からな、そんな大好きな雨宮先生から背中を押してもらう訳だから」
妃彗(ひすい)「やばいです(笑)」
こもり校長「何がそれすごいって、妃彗(ひすい)もたぶん、今話せて嬉しんだろうけど、雨宮先生も好きって言われてすごい喜んでるもんね」
雨宮先生「ちょっと隠しきれない。この喜び(笑)」
こもり校長「この笑顔、妃彗(ひすい)に見せたいわ」
COCO教頭「先生が赤くなっている」
こもり校長「でも、早速だけど、応援して欲しいことあるんでしょ?」
妃彗(ひすい)「はい。今、受験を控えてて、ちょっと不安になることがあるので、応援してもらえたらなと思ってます」
こもり校長「そうかそうか。受験か。そうだね。高3だしね。今、結構ピークな時期なんじゃない?」
妃彗(ひすい)「めちゃめちゃピークで、もう来週から試験始まるみたいな感じで」
雨宮先生「そっか。そうだよね」
こもり校長「じゃあ来週から本番ウィークに入るってことか」
妃彗(ひすい)「はい。そうです」
こもり校長「今ってさ、学校とかはどうなの?」
妃彗(ひすい)「今学校なくて。だからずっと家にいて、友達にも会わないで、みたいな感じです」
雨宮先生「ひたすら勉強なんだ?」
妃彗(ひすい)「そうですね」
こもり校長「まあな、自分で1人で家の中だと頑張るしかないもんな。1人ぼっちでな。どういう大学に行きたいの?」
妃彗(ひすい)「芸術系の方に。芸大とかではないんですけど、そういう学部に進めたらなと思ってます」
こもり校長「何を学びたいとか、何をやりたいとかあるの?」
妃彗(ひすい)「全般的に好きなんですけど、1番って言うと演劇系で」
雨宮先生「演劇?」
こもり校長「今からエチュードをやりますよ」
妃彗(ひすい)「ハードル上げないでください(笑)」
雨宮先生「ほんとだ(笑)」
こもり校長「どうなんだろう? じゃあ、どんなことを背中を押してもらうといいんだろうね?」
COCO教頭「シチュエーションとか」
妃彗(ひすい)「今さっき、友達と話せてないって言ったので、久しぶりにそういう感じが味わいたくて、友達からの電話みたいな感じでお話したいです」
こもり校長「電話がいい? 学校っていう設定にしてくれたら、校長と教頭も出れるんだけどな〜」
COCO教頭「出番あるんだけどな〜。無理にとは言わないけど」
妃彗(ひすい)「学校にしますか?」
雨宮先生「気を使わせてる(笑)」
COCO教頭「すいません」
こもり校長「でもしょうがないな。妃彗(ひすい)が学校がいいって言うなら、学校…」
COCO教頭「行くしかないよ」
こもり校長「じゃあ放課後とかがいいか?」
妃彗(ひすい)「そうですね」
こもり校長「だから俺らは同じクラスで、受験のことについて話して行きながらも、雨宮先生に背中を押してもらいたいみたいなことだったりするんだもんね?」
妃彗(ひすい)「そうですね」
雨宮先生「そっかそっか」
こもり校長「なるほどね。そっか。放課後ね。役について、なんか補足、聞きたいこととかありますか?」
雨宮先生「たしかに。親友ってどんな感じがいいですか? 友達の雰囲気」
妃彗(ひすい)「気兼ねなくいろんな話をしてきた仲って感じで」
雨宮先生「もう酸いも甘いも知っている、一緒に乗り越えて来てる、みたいな」
こもり校長「じゃあ、親友は結構何でも話せるフランクな感じだ?」
妃彗(ひすい)「そんな感じです」
こもり校長「最終的には、勉強のことについて背中押してもらうみたいな感じが1番か?」
妃彗(ひすい)「そうですね」
雨宮先生「なるほど。わかりました」
こもり校長「こっからは、もう一気に学校になりますから。放課後ですね。学校の放課後。登校日みたいな久々の感じでね、みんな会ったね、みたいな。で、“最近どんなん?”みたいなところから話が始まってくから。どう? 準備大丈夫? 妃彗(ひすい)」
妃彗(ひすい)「はい。大丈夫です」
こもり校長「雨宮先生も大丈夫ですか?」
雨宮先生「はい。大丈夫です」
こもり校長「さあ、行きましょうか? それでは“自作自演応援”、用意、スタート!」
<自作自演“衝天”応援 開始>
こもり校長「いや〜なんか久々の学校っていうと疲れるもんだね〜」
雨宮先生「ほんとだよ。毎日通ってたのに、ちょっと休みあるとさ、久々、なんか遠いな〜と思って」
こもり校長「わかる。わかる」
COCO教頭「普通に寂しかったし。みんなに会いたかったわ」
こもり校長「え、妃彗(ひすい)とか久々に会ったら、なんかちょっと疲れてない?」
妃彗(ひすい)「いや〜まあね、ずっと勉強ばっかしてるとちょっと疲れちゃうよね」
こもり校長「そうだよね。受験真っ只中でしょ? だって、妃彗(ひすい)とかは大学受験でしょ?」
妃彗(ひすい)「そうそう」
こもり校長「え? COCOは?」
COCO教頭「COCO、もう推薦で決まってっからさ」
雨宮先生「出た! 推薦組〜」
COCO教頭「え? こもりは?」
こもり校長「俺、就職」
雨宮先生「もう進路決まってんだ?」
こもり校長「そう。中目黒の方にね、もう決まってんのよ」
雨宮先生「あ、そうなの? じゃあ、2人はもう余裕じゃん。私も受験だよ。妃彗(ひすい)と同じ」
こもり校長「あ、そう。2人して大変だね」
COCO教頭「頑張らないとね」
雨宮先生「大変だよね。ほんと」
こもり校長「ごめんね。久々の登校なんだけどさ、俺、就職でめちゃくちゃ文章覚えないといけなくて」
COCO教頭「うわぁ〜」
こもり校長「暗記」
雨宮先生「あ、そうなの? そういうのあるんだ?」
こもり校長「だからちょっと、先帰るわ」
雨宮先生「マジか。頑張ってね〜」
COCO教頭「私もちょっとバイトあるから。妃彗(ひすい)とてんちゃん。ごめん。もう私も帰るね」
雨宮先生「OK〜わかった〜」
こもり校長「じゃあな」
雨宮先生「ありがと。会えてよかった。じゃあね。またね」
COCO教頭「バイバ〜イ」
雨宮先生「ね、なんかもうドンドンみんな進路決まっててさ〜。私らなんか大変だよね」
妃彗(ひすい)「ほんとだよね」
雨宮先生「勉強ばっかでマジ体痛いし、頭痛いし、目も痛いみたいな感じなんだけどさ。どう? 最近どう? 妃彗(ひすい)、どんな感じ?」
妃彗(ひすい)「もうずっと家に籠りっぱなしだよ」
雨宮先生「やっぱそうだよね。遊んでないよね」
妃彗(ひすい)「遊んでない〜」
雨宮先生「遊びに行きたいよね?」
妃彗(ひすい)「行きたい!」
雨宮先生「受験終わったら何する?」
妃彗(ひすい)「テーマパークとか行ってはっちゃけたいな」
雨宮先生「たしかに。なんかもう、叫びまくりたい、笑いまくりたい、みたいな。大声出したいよね」
妃彗(ひすい)「フラストレーションを発散したい」
雨宮先生「ほんと、わかる〜。いやでも正直、最近あんま話せなかったけどさ、なんか大丈夫? メンタル的にとかさ」
妃彗(ひすい)「実は、最近、たまに集中力が続かなくなっちゃって、“あ〜もうこのままじゃダメかも…”ってなっちゃうんだよね」
雨宮先生「そっか。めっちゃわかる。“ほんともう、自分なんかダメかもな…”って思う時もあるけど、でもさ、私たちずっと一緒に遊んで来たじゃん。で、その中で、ほんとにこの数年、大学目指してめちゃくちゃ妃彗(ひすい)がずっと頑張ってんの、私マジで知ってるから。妃彗(ひすい)はほんと1人じゃないし、まあ私も一緒に受験するし、絶対大丈夫だから、一緒に走り切ろうね」
妃彗(ひすい)「ありがとう」
雨宮先生「頑張ろう」
妃彗(ひすい)「頑張ろ」
<自作自演“衝天”応援 終了>
こもり校長「さあ、どうでした?」
雨宮先生「なんか、私が励まされちゃった」
こもり校長「たしかに。元気になっちゃってたもんね。妃彗(ひすい)、どうだったよ?」
妃彗(ひすい)「幸せでした〜」
雨宮先生「ね。妃彗(ひすい)、マジ頑張ろうね」
妃彗(ひすい)「頑張ろうね」
こもり校長「途中、もう妃彗(ひすい)のドキュメンタリーになってたもんね。いやでもね、この言葉もらったら、だいぶ背中押されたろ?」
妃彗(ひすい)「はい。頑張れそうです」
こもり校長「よっしゃ。よく言った。来週からもう本番入ってくると思うけども」
妃彗(ひすい)「はい」
雨宮先生「もう私いるから。私、ついてっから」
妃彗(ひすい)「うわ〜ありがたい」
雨宮先生「一緒に頑張ろうね。ありがとね」
妃彗(ひすい)「はい」
こもり校長「来週から頑張って来いよ」
妃彗(ひすい)「はい、頑張ります!」
こもり校長「応援してるからな」
雨宮先生「応援してる」
妃彗(ひすい)「はい」
こもり校長「じゃあな」
妃彗(ひすい)「ありがとうございました」
こもり校長「いや、素晴らしい。どうでした? エチュード」
雨宮先生「なんですか、これ? もう私ダメかも」
COCO教頭「いや、行けますって。ナイス。素晴らしい親友でしたよ」
雨宮先生「ちょっとね、なんか泣きそうになっちゃった」
こもり校長「もらってね」
雨宮先生「頑張れ〜、と思って。私も頑張る、みたいな気持ちになって。自分も受験するような気持ちで滅茶苦茶乗っちゃって」
こもり校長「めっちゃ乗ってましたもん」
雨宮先生「めっちゃ乗ってた。しかも、妃彗(ひすい)ちゃんの要望が、割と話しやすい友達って感じだったから、私も自分の素に近いような感じで話せたのもあって、より想いが乗って、めっちゃエモいコーナーですね。これ。めっちゃいいコーナー」
COCO教頭「てんちゃんと妃彗(ひすい)のおかげで」
こもり校長「さあ、本日のSCHOOL OF LOCK!は声優・そしてアーティストの雨宮天先生を迎えてお届け中。
今年2024年にアーティストデビュー10周年イヤーを迎える雨宮天先生ですが、1月31日にニューシングル『衝天』をリリースされます。で、その、CDの中のカップリングに収録されている楽曲『Oh, it’s so dreamy』ですが、これはご本人が作詞作曲をされてるということで…」
雨宮先生「そうなんです。私が作詞作曲をしました」
こもり校長「すごいですね。何とも多才な。これはどうやって? どっちですか? 詞先ですか? それとも曲先ですか?」
雨宮先生「私はいつも、曲が先ですね」
こもり校長「どうやって作るんですか?」
雨宮先生「まずは、想い…テーマを決めて、それでいろいろ適当に鼻歌歌って、鼻歌仕上がって来たら、そこにコードを付けて、ピアノで付けて、みたいな。で、その後に詞を書きますね」
こもり校長「じゃあこの曲もそういう感じで?」
雨宮先生「そうですね。この曲もそうです。そもそもこの曲は、去年の11月に初めてディナーショーをやらせていただいたんですけど、やっぱりディナーショーなんで、ちょっと値段も高いというか。初めての試みだったんですけど、それでも来てくれるっていうファンのみなさんに何か特別な何かをできないかな? と思って作った曲で、で、大磯でやったんです」
こもり校長「大磯? ロングビーチとかがあるところですね?」
雨宮先生「そうです。だから、“オ〜イッツ・ソ〜・ドリ〜ミ〜♪”みたいな(笑)」
COCO教頭「いやいや。おもしろすぎるでしょ?」
こもり校長「“おおいそドリ〜ミ〜”ってことですね?」
雨宮先生「そうです(笑) “おおいそドリ〜ミ〜♪”みたいな(笑) のを、込めたりとか。あとは、そのディナーショーのことを考えながら寝たら夢を見たんですけど、その夢の中で音楽が流れて、で、それをサビの頭に持って来ました。その夢の中で聴いた音楽を。だから、“dreamy”っていうのもそこから取って来て付けました」
こもり校長「夢で見た時のBGMがそのままサビになって。めちゃくちゃおもしろいですね」
雨宮先生「そうなんです。だからそういう意味では、この曲はそこを基準に、そこから“じゃあどういう楽曲にして行くかな?”みたいなことを考えて、結果的にちょっとシティポップ風を目指して。大磯の海がどういう感じか知らなかったんですけど、画像検索して、シティポップが似合うかな? みたいな感じで(笑) そういう方向性で仕上げてみました(笑)」
こんな雨宮先生を迎えて送る今夜の授業は!
『自作自演衝天応援逆電』
黄色いパーカー 神奈川県 14歳
こもり校長「14歳。学年は?」
黄色いパーカー「中学2年生です」
COCO教頭「中2、高2、Do what you want〜!」
黄色いパーカー「OK〜!」
こもり校長「黄色いパーカー、雨宮先生のこと好きなんでしょ?」
黄色いパーカー「はい。テレビでは結構観てるんですけど、今ファンクラブに入ろうかな〜って。どうしようかな? って。悩んでるとこ」
こもり校長「黄色いパーカー、今応援して欲しいことあるでしょ? それ、どんなこと?」
黄色いパーカー「今、僕、部活でハンドボール部に入ってるんですけど、今、部活が県大会を目指してて、練習がすごいきつくて、くじけそうになっちゃうんですよね。それでお守りがわりって言うのもなんなんですけど、雨宮さんに声をかけてもらいたいな、って思って」
雨宮先生「なるほど。いや、運動部の練習ってきついですよね」
黄色いパーカー「ほんときついです」
こもり校長「運動部に入られてたんですか?」
雨宮先生「いや。入ってないんですけど(笑) 横目で見るに、テニス部とかなんかすごい走ってたな〜みたいな」
こもり校長「でもその時、雨宮さんも走ってたんですもんね? 廊下ね」
雨宮先生「はい、私廊下をめちゃくちゃ走ってたんで」
こもり校長「練習は結構しんどいの?」
黄色いパーカー「マジできついです」
こもり校長「練習ってどんなことすんの?」
黄色いパーカー「ハンドボールって、もうずっと走ってる感じなんですよ。3〜40分くらいゲームが続いて、水分補給とかもなしでず〜っと走り続けながらゲームしてるっていう練習とかが、結構あるんですよね」
雨宮先生「そっか。スタミナが大事だからですかね?」
こもり校長「そうなんじゃないですか? たぶん、スタミナとメンタルとみたいなこと、やり続けられる持久力を高めてくみたいなことなのかな?」
黄色いパーカー「はい」
こもり校長「それがもう、心折れそうになるんだ?」
黄色いパーカー「はい」
こもり校長「じゃあ心を押してもらわないとっていうところだけど、シチュエーションはどうしようか?」
黄色いパーカー「雨宮さんに副顧問になっていただいて」
雨宮先生「副顧問?」
黄色いパーカー「で、そのきつい練習が終った後みんなが水道とかに行った時に、自分のところに来てくれて、“きついけど、練習の成果が大会で必ず出るから、自分を信じて頑張って”って、言って欲しいです」
雨宮先生「なるほどね〜」
こもり校長「これは夢シチュエーションだね」
COCO教頭「黄色いパーカーさ、校長と教頭は、どうしたらいい?」
黄色いパーカー「じゃあ、同級生」
こもり校長「練習を指示する顧問みたいな人は必要だと思うの」
COCO教頭「それ私だな。ちょっと厳しめで行くわ。どう?」
黄色いパーカー「わかりました」
こもり校長「顧問が教頭。副顧問がてんさん。で、俺と黄色いパーカーが同じ部活部員」
COCO教頭「それで行こう」
こもり校長「これでまとまったよね?」
黄色いパーカー「はい」
こもり校長「じゃあ今からエチュードやって行くけども、黄色いパーカー、準備いい?」
黄色いパーカー「ちょっと緊張しています」
こもり校長「わかる。あのね、正直俺もめっちゃ緊張してる。助け合ってこう」
COCO教頭「そうしよう」
雨宮先生「緊張するよね」
こもり校長「さすがにこんなん初めてだよね?」
黄色いパーカー「はい」
COCO教頭「いい記念だよ」
こもり校長「だって、部活でこんなんやりながら走り込むこととかないもんね」
黄色いパーカー「ないです。そもそも、美人な副顧問の先生なんていないです」
こもり校長「お〜い。先生、聞いてたらどうすんだ?」
雨宮先生「ほんとだ(笑)」
こもり校長「じゃあ今からやってくからね」
雨宮先生「OK。私が美人な副顧問になればいいんですね?」
こもり校長「それでは行きます。自作自演応援。よ〜い、スタート!」
<自作自演“衝天”応援 開始>
COCO教頭「はい。みんな集合! 走って来て」
黄色いパーカー「はい」
COCO教頭「みんな、県大会まであと少しだけど、このミスばっかりしてんの、どういうことなの? これ」
黄色いパーカー「はい。すみません」
COCO教頭「黄色いパーカーさ、ずっと同じミスしてるやん」
黄色いパーカー「はい。すみません」
COCO教頭「なあ、副顧問」
雨宮先生「そうですね…でも、頑張った…」
COCO教頭「おい! 小森!」
こもり校長「はい!」
COCO教頭「話してる時に勝手に水飲まない、って、いつも言ってるよね?」
こもり校長「すみません。ちょっと喉が渇きまして。すみません」
COCO教頭「なあ、副顧問」
雨宮先生「そうですね…でも、頑張って…」
COCO教頭「ちょっと! ちょっとみんな。携帯しまってください」
黄色いパーカー「はい」
COCO教頭「いいですか? 私これからちょっと会議あるから、もう戻って来ないけど、さぼってたらすぐわかるからね。副顧問。後はよろしくお願いします」
雨宮先生「はい。わかりました。お疲れです」
こもり校長「じゃあ、副顧問。我々、今から走り込みですかね?」
雨宮先生「そうね。いってらっしゃい」
こもり校長「じゃあ、黄色いパーカーとみんなも、合わせて30分走り込むぞ!」
黄色いパーカー「はい」
雨宮先生「頑張って」
こもり校長「うわ…疲れた〜。黄色いパーカー、さすがに疲れたな」
黄色いパーカー「ですね」
こもり校長「ちょっときついよな。俺、さっき顧問に水飲んでる時めっちゃ怒られて水飲めなかったから、ちょっと行ってくるわ」
黄色いパーカー「はい。お疲れ様です」
雨宮先生「ちょっと、黄色いパーカー、いいかな? なんか練習大変だよね。大丈夫? 私さ、一応私なりに生徒を見てるつもりなんだけど、パーカー君って、ちょっと頑張りすぎちゃうところがあるんじゃないかな〜と思ってて、大丈夫かな? と思って声かけちゃったんだけど、大丈夫そう?」
黄色いパーカー「大丈夫です。ありがとうございます」
雨宮先生「そっか。いろいろきついと思うんだけど、耐えて毎日頑張っていれば、絶対に結果が出るから、自分を信じて安心して頑張ってね」
黄色いパーカー「ありがとうございます」
<自作自演“衝天”応援 終了>
こもり校長「カット〜! 黄色いパーカー、めちゃめちゃ声かけられてるじゃん」
黄色いパーカー「すごい!」
COCO教頭「すごいね〜」
こもり校長「黄色いパーカー、やってみてどうだった?」
黄色いパーカー「正直、俺、今まで雨宮さんのファンじゃなかったんですよ。でも、今のでガチファンになりました」
COCO教頭「ガチファン〜。虜です」
こもり校長「今まで“真”ではなかったけど“真”になった、ということだね?」
黄色いパーカー「はい」
雨宮先生「ようこそ。青き世界へ。“青いパーカー”にしてもいいんだぞ」
こもり校長「じゃあ、もうこれで頑張れるだろ?」
黄色いパーカー「はい。頑張ります。もう、3年の引退まで頑張ります」
こもり校長「いいね。走り込みとかも大変だろうけど、頑張ってな」
雨宮先生「頑張ってね」
黄色いパーカー「はい。ありがとうございます」
こもり校長「じゃあな」
黄色いパーカー「はい。失礼します」
♪ Oh, it’s so dreamy / 雨宮天
こもり校長「さあ、今生徒と一緒に聴いてた曲が、さっき話した『Oh, it’s so dreamy』。途中はもう完全に“大磯dreamy”ね」
COCO教頭「どう聴いても」
雨宮先生「言ってましたね」
こもり校長「まだまだ生徒と一緒に話して行きましょう。もしも〜し!」
ゆんなん 静岡県 17歳
こもり校長「17歳。学年は?」
ゆんなん「高校2年生です」
COCO教頭「中2、高2は、Do what you want〜!」
ゆんなん「(笑)」
こもり校長「ゆんなんは、雨宮先生のことが好き?」
ゆんなん「大好きです」
雨宮先生「うわ〜ありがとう〜」
こもり校長「今、雨宮先生になんか言ったら何でも届くよ。“好き〜”とか」
ゆんなん「あの…ちょっとほんとに…手汗がすごくて。ほんとに、いつもほんとに綺麗でかわいくて、足が長くて…」
雨宮先生「(笑)」
ゆんなん「ほんとに青が1番似合う人だなって思います」
雨宮先生「もうそれ最高の褒め言葉。ありがとう」
こもり校長「ゆんなん、今、応援して欲しいことあるでしょ?」
ゆんなん「はい。今、高校2年生で、大学の推薦入試受けようかな? と思ってるんですけど、それまで1年切ってて。英語の科目が入ってくるんですけど、英語の成績が伸び悩んでて、今、英語の成績が5の段階の3なんですね。それを4にしたくて、2月に英語の塾に入ることを決めているんですけど、入ってもまだ成績が上がるかどうか? っていうちょっと不安な気持ちがあります」
こもり校長「じゃあ、その不安な気持ちを、背中をど〜んと押してくれるシチュエーションで応援して欲しいってことか?」
ゆんなん「はい」
こもり校長「どんな感じで行こうか?」
ゆんなん「学校の帰り道で、仲のいいクラスメイトで、元気で明るい子が励ましてくれる、って感じなんですけど、同級生だから相手も同じく進路に悩んでるけど、自分の悩みもほったらかさないように明るく応援してくれる、っていう感じですね」
雨宮先生「明るい(笑)」
こもり校長「じゃあ、俺も一緒に途中まで帰ろうかな?」
ゆんなん「はい(笑)」
COCO教頭「で、私は…ちょっと外国人やろうかな?」
ゆんなん「外国人?(笑)」
COCO教頭「英語でちょっと喋りかけてみようかな?」
ゆんなん「大丈夫かな?(笑)」
COCO教頭「行ける行ける。ちょっとトライしよう」
こもり校長「まあ、1回我々で流れてみよう。じゃあ行こうか」
<自作自演“衝天”応援 開始>
こもり校長「いや〜ちょっと今日の授業も大変だったね」
雨宮先生「ね。難しかったよね〜」
こもり校長「な。ゆんなん」
ゆんなん「ちょっと眠くなっちゃったけど」
こもり校長「わかる〜」
雨宮先生「ちょっと寝てたっしょ? ゆんなん」
ゆんなん「ちょっと爆睡(笑)」
COCO教頭「Sorry. Excuse me?」
こもり校長「はい?」
COCO教頭「Hi! Can I ask you guys some questions?」
雨宮先生「あ…え…」
こもり校長「ゆんなん、これ行ける?」
ゆんなん「え…」
COCO教頭「You know what? I'm planning to climb up Mt. Fuji tomorrow. Do you think this outfit is okay for climbing? Oh, also, I'm going to know if there's any ramen shop sold at the top.」
こもり校長「“富士山”…? “富士山”かなんかのこと言って?」
雨宮先生「“富士山でラーメン食べたい”みたいな感じかな?」
こもり校長「どう思う?」
ゆんなん「えっ…私だったら、醤油ラーメンかな?」
こもり校長「醤油ラーメン、OK?」
COCO教頭「No…No…チャント、エイゴ、ベンキョウシテホシイデスネ…。ダイジョウブデス。サヨナラ〜」
ゆんなん「さよなら〜」
雨宮先生「私、醤油ラーメンめっちゃ好きだけどな…」
こもり校長「英語喋れないと、こんな困るんだね」
雨宮先生「ほんとだね〜」
ゆんなん「やっぱそうだよね」
こもり校長「な。ゆんなん」
ゆんなん「そうだよね」
こもり校長「ちょっと俺もう先帰るわ。この後バイトあんのよ」
雨宮先生「バイト入れてんの?」
こもり校長「Fight! 行って来るわ」
雨宮先生「Fight Fight! See you〜」
こもり校長「See you。Fight〜」
ゆんなん「See you〜」
雨宮先生「なんかビックリしたね。突然話しかけられて」
ゆんなん「ほんとだよね。ちょっとビックリしちゃった」
雨宮先生「てか、何言ってるか全然わかんなかったよね」
ゆんなん「うん。ペラペラすぎて何言ってるかわかんなかった…」
雨宮先生「絶対、醤油ラーメンでいいと思ったけどね〜」
ゆんなん「ね。味噌ラーメンじゃないといけなかったのかな?」
雨宮先生「味噌ラーメンだったのか? そうかもね(笑) かもかも。でも、そういえば、ゆんなんさ、英語の勉強、結構しなきゃいけないみたいな感じじゃなかったっけ?」
ゆんなん「そうそう。しないとやばいんだよね…」
雨宮先生「そうだよね。推薦だっけ?」
ゆんなん「そうそう。推薦」
雨宮先生「どう? 調子」
ゆんなん「う〜ん…やっぱ、難しいから、あまり成績が伸びないんだよね…」
雨宮先生「そうだよね。でもさ、なんか最近すごい頑張ってるしさ、来月から塾みたいなん行くんでしょ?」
ゆんなん「そうそう。塾入るの」
雨宮先生「ゆんなんさ、もう、マジすごい努力家だし、私、ゆんなんなら絶対大丈夫だと思う。大丈夫。応援してるよ。You can do it!」
ゆんなん「ありがとう。Thank you!」
<自作自演“衝天”応援 終了>
こもり校長「Cut〜! Thank you〜Thank you〜」
雨宮先生「Thank you〜」
こもり校長「でもこれで、こんだけ今背中押せたら、もう不安なんて吹き飛んだんじゃない? ゆんなん」
ゆんなん「はい。ほんとにありがとうございます」
雨宮先生「そうだよ〜。不安になったら、私の“You can do it!”を思い出してね」
ゆんなん「はい! 思い出します!」
こもり校長「頑張って来いよ」
ゆんなん「はい! ありがとうございます!」
雨宮先生「応援してる。頑張れ〜」
こもり校長「じゃあな」
ゆんなん「ありがとうございます」
こもり校長「See you」
雨宮先生「See you〜」
ゆんなん「See you〜」
こもり校長「いや、ほんとに何喋ってるか、全然聞き取れなかったけどな」
COCO教頭「私、“明日富士山登るんだけど、この格好でOKだと思う?”みたいな」
こもり校長「あ、そんなこと聞いてたんだ?」
COCO教頭「そんな感じ。あと、“ラーメン、頂上で売ってたりすんの?”みたいな」
こもり校長「あ、“売ってたりすんの?”ね」
COCO教頭「そうなんですよ」
こもり校長「醤油か? 味噌か? は、別に?」
COCO教頭「どっちでもよかった。どっちでもいい」
今日の黒板
『 天を衝くほどの力がある! 本気で行けよ!! 』
雨宮先生「みんなにはめちゃくちゃ力がある、と。本気を出せばできないことなんてない、って思いました。電話してみて。すごいみんなにパワーがあるって思ったので、本気で行って掴み取ってください」
♪ 衝天 / 雨宮天
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ、下校の時間です。今夜は本当にありがとうございました」
雨宮先生「はい。ありがとうございました」
こもり校長「なんか2時間では雨宮先生の全てを全部掘り下げられない気がした」
COCO教頭「おもしろかった。めちゃくちゃ〜」
雨宮先生「また、よかったぜひ」
こもり校長「今度、青のもっと奥を掘り下げますね」
雨宮先生「青のもっと奥を、よろしくお願いします(笑)」
こもり校長「また、ぜひ遊びに来てください」
雨宮先生「はい。ありがとうございます」
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校! 最後は一緒に!」
COCO教頭「起立!」
こもり校長「さあ、生徒のみんなも立って。最後、一緒に挨拶、お願いします」
雨宮先生「はい」
COCO教頭「礼!」
こもり校長・COCO教頭・雨宮先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
Music 2024.1.29 PLAYLIST
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雨宮天「10周年の先も天を衝く勢いで頑張るぞ!」ニューシングル『衝天』はデビュー曲との“リンク”も
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。1月29日(月)の放送は、声優・アーティストの雨宮天さんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、1月31日(水)リリースのニューシングル「衝天」とカップリング曲の「Oh, it’s so dreamy!」について聞きました。この記事では、「衝天」というタイトルに込められた思いやMVについて語った場面を紹介します。