聴取期限 2024年4月1日(月)PM 10:00 まで
今夜のSCHOOL OF LOCK!はゲストにプッシュプルポット先生が来校!
『 講義 』
こもり校長「今日は昼間に東洋学園大学で、SCHOOL OF LOCK! クリエーションアカデミー構成作家編が行われて、僕、校長と教頭、2人も、その講義に参加してったんだけども、やっぱ楽しすぎたね」
COCO教頭「楽しすぎたし、あっという間すぎたね」
こもり校長「なんか2時間半ぐらいやったのかな? なんかもっと…ね」
COCO教頭「あってよかった(笑)」
こもり校長「4時間コースでも行けたぐらい」
COCO教頭「全然いい。3コマぐらいあってよかったよね」
こもり校長「そうだよね。濃ゆい話もいろいろとして。“構成作家とは?”、そして“台本とは?”みたいなところだったけど、台本のありがたみと、改めて、いつも大変なことをされてるんだなと思う反面、届いてますか?」
COCO教頭「はい。届いてます」
今日開催された『SCHOOL OF LOCK! Creation Academy in 東洋学園大学』本当にありがとうございました!カヲル先生のふざけ少なめガチ授業、グループワーク、発表、どれも充実した時間で本当に楽しかったです!特にラジオテーマを考え構成を作って、台本を書いて、生放送という工程を目の前で見れたのが本当にすごかったし勉強になりました!スタッフさんも予想の5倍くらいいて、いろんな人の協力があって初めてラジオができることを知りました教頭の金髪カラコンの話しもっと聞きたかっです
女性/15歳/神奈川県
2024-03-25 20:14
こもり校長「今日、職員多かった。ほんとに」
COCO教頭「でも私たちもさ、カヲル先生がどうやって台本を構成して行くのかとか、あとどこからヒントを得ているのかとかっていうの、初めて知ったわけだし、改めて、チームワークで作って行くっていうのを目の当たりにした授業だったなっていう風に思ったな」
こもり校長「そうだね。普段俺らは、台本を渡して頂いて、見て、それを喋る側だからさ。その紐を解いて行きながら、“この台本のこれはどういう意味なんだろうな?”とか考えながらやってるけど、そっちの作ってく側の想いをゼロから聞くことがないからさ。それは俺もすごく新しい発見もあったし、逆に講義を受けて自分で生徒に話してることで、“あ、台本ってこういう意味あるよな”みたいな、そういう気づきもあったりとかして、すごい楽しい時間だった。
だから今日“講義受けたよ”っていう生徒のみんなは、“今これ話してるのは、カヲル先生が言ってたこういうところら辺で書かれてる台本なのかな?”とか、“こんなこと書かれてるのかな?”って、たぶん、想像してると思うんだけど…。今日はいつもの授業とは違う! 講義があって、そのままそれをトレースするような、思い出すような、復習できるような授業にしたいんだけども、今日は違うよ。今夜、プッシュプルポット先生来校します。そして音楽室より生ライブ届けてくれます」
COCO教頭「実はもう、校長と教頭、私たちはいつもの生放送教室ではなくて、既に音楽室の方に来てます」
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です」
♪ゴールドマーチ / プッシュプルポット
こもり校長「この曲、本日のゲスト講師、プッシュプルポット先生が4月3日にリリースする新曲。なんと初解禁でした」
COCO教頭「事後報告?(笑)」
こもり校長「はい」
COCO教頭「珍しい」
こもり校長「やっぱいい曲だから聴きたいじゃない。今日、来てくれるわけだし。なんだろう? この真っ直ぐさ。純度100%みたいなさ」
COCO教頭「伝わるよね〜」
こもり校長「この青さと。でも、この“真っ直ぐ頑張って行くぞ”、“前に進んで行くぞ”みたいな、でもほんとに、嘘、混じり気なんか希望だけを見ている感じ。この曲聴いて頑張ろうと思ったら、その夢って絶対叶うだろうなって、ほんとに心から思わせてくれるような、新しい1歩進みたいなって思わせてくれる。いい曲だわ」
COCO教頭「もうほんとに今聴いて、まあ朝聴いてもいいし、夜聴いてもいいんだけど、間違いなく、今日1日いい日になるじゃんっていうのが、確定するぐらいテンション上がる曲。めっちゃいい」
こもり校長「さあそしてSCHOOL OF LOCK! の音楽室には本日のゲスト講師プッシュプルポット先生!」
ギター&ボーカル 山口大貴先生
ドラム&コーラス 明神竜太郎先生
ベース&コーラス 堀内一憲先生
ギター&コーラス 桑原拓也先生
こもり校長「よろしくお願いします」
プッシュプルポット先生「よろしくお願いします」
こもり校長「さあ、プッシュプルポット先生、初登場になります」
COCO教頭「っていうことで、簡単に、私からプロフィール、紹介さしていただきます。
石川県金沢市発の4人組。で、大学の軽音サークルで出会い、2017年に結成。2021年4月初の全国流通盤ミニアルバム『僕らのままで』をリリース。4月3日には5枚目のデジタル・シングル、さっき聴いていた『ゴールドマーチ』をリリースされます」
こもり校長「すみません。新曲を、何も告知もなく勝手に事後報告解禁してしまいまして」
明神先生「いやいやいや。ありがとうございます。新しいなと思いました」
堀内先生「しかもめちゃくちゃ褒めてくれて、めっちゃニヤニヤしちゃった」
こもり校長「ほんと、めちゃくちゃいい曲ですわ」
プッシュプルポット先生「ありがとうございます」
こもり校長「普通にテンション上がってます」
明神先生「嬉しい」
こもり校長「さあ、プッシュプルポット先生の楽曲『13歳の夜』を、2週間前の3月11日の放送でオンエアさせて頂きました。で、その曲をみんなで聴いた時にも話したんですが、プッシュプルポットのボーカル山口先生。13年前の3月11日、東日本大震災があった時に地元の岩手県で被災されてたんですね」
山口先生「はい。そうです」
こもり校長「やっぱその時のこととかは今でも思い出しますか?」
山口先生「覚えてますね。なんかすごい部分的なことになるんですけど、でも、やっぱり大事にしなきゃいけない部分とか、衝撃的な部分とかはしっかり覚えてます」
こもり校長「そんな山口先生が音楽を始めたきっかけになったのが、避難先で聴いたラジオから流れてきた音楽だったっていう」
山口先生「はい。そうです」
こもり校長「その聴いた時って、“あ、ラジオ番組やってるな”とかそういうの認識してたんですか?」
山口先生「いや、全くわかんなくて。ラジオというものに触れてこなくて。で、“流れているもの、なんだこれ?”みたいな感じで興味を持った感じですね」
こもり校長「音楽を聴いて、自分も音楽やろうっていうきっかけになったと思うんですけど、ラジオから流れてくる音楽にどういうものを受け取ったんすか?」
山口先生「周りの大人たちは、その当時は、みんな悲しい顔とかしてて誰も笑ってくれなかったんですけど、その時に流れてきたロックバンドはなんか自然と笑わせてくれるようで、で、明るい気持ちにさせてくれる。周りの環境になかったものを与えてくれたんですよ」
こもり校長「それで自分も、聴きながら、その時は受け取り手だったのが、やっぱ発信して行く側になりたいなっていう」
山口先生「その当時はなかったんですよ。でも憧れとか、“俺もこんなことできたらかっこいいな”みたいな感じで思ってギターを持って、気づいたらこっち側になってました」
COCO教頭「それまでは、もちろん楽器に触れたりっていうことは?」
山口先生「全くなくて、家族が音楽やってるとかも全くなかったんで」
こもり校長「じゃあ音楽、そういうの触れる機会っていうのは、そこまで特別多かったわけではなかった?」
山口先生「そうですね。ラジオからですね」
こもり校長「その時、実際聴いたラジオ番組とかって覚えてるもんなんですか?」
山口先生「最初に聴いたのは覚えてないんですけど、そっから聴きまくってずっとこのSCHOOL OF LOCK! めちゃくちゃ聴いてました」
こもり校長「すごくない?」
COCO教頭「やばいよ」
山口先生「生徒です」
こもり校長「すごくない?その時、聴いていた。音楽が流れて来た。何で流れてるかはわかんない。でも聴き続けてったらSCHOOL OF LOCK!っていう番組らしいぞ、っていう」
COCO教頭「辿り着いたってことですよね」
山口先生「やべえ。やべえ。今日はここにいるぞ」
こもり校長「そっから、今、繋がって、SCHOOL OF LOCK!初来校してどうですか?」
山口先生「なんか嬉しいし、もうニヤニヤしちゃうし。なんかちょっと俺も泣きそう」
こもり校長「そういうメンバーを見て、みなさんどうです?」
明神先生「なんか、ニヤニヤしますね」
COCO教頭「今ニヤニヤが伝染してますね」
堀内先生「自分の曲が流れてるのって、やばくない?」
明神先生「やばいわ」
堀内先生「泣いちゃう。泣いちゃう」
一同笑い
こもり校長「だって最後、桑原先生、ちょっと自分の曲歌ってましたもんね」
桑原先生「あ、ほんとですか?」
COCO教頭「気づいてない?」
桑原先生「ちょっと練習してました」
こもり校長「流れる音源でね(笑) 新曲だし、みたいな。でも、ラジオとかってどうですか? 2時間出るっていうのが、SCHOOL OF LOCK!…」
明神先生「初めてですね。長くて30分とか」
山口先生「SCHOOL OF LOCK!っていうのも相まって、水を飲むペースがちょっと2時間のペースじゃないね」
桑原先生「このままだとちょっと2リットルぐらい飲んじゃうんじゃないか?」
COCO教頭「トイレ近くなっちゃいますよ。このペースで飲んじゃったら」
こもり校長「緊張はされます?」
山口先生「します。します」
明神先生「全然。僕は。何も」
COCO教頭「ね。明神先生、落ち着いてらっしゃるなと思った。ずっとニコニコされてるし」
明神先生「楽しいです」
こもり校長「堀内先生、どうです」
堀内先生「僕は緊張してます。やっぱ。グッチ(山口先生)の思い入れが強い番組っていうの知ってるから」
明神先生「もう、台本シワシワやん」
一同笑い
堀内先生「いつもより手汗が出ます」
COCO教頭「握り締めて」
こもり校長「この後、ここ音楽室でライブを届けてくれることになってるので、よろしくお願いします」
プッシュプルポット先生「よろしくお願いします」
さあこんな本日のSCHOOL OF LOCK! 今晩の授業は!
『夜に考えてしまうこと』
こもり校長「生徒の君が、夜になると考えてしまうことは何なのか? いい思い出なのか? はたまた苦い思い出なのか? 明日への不安? 将来の自分の事? 君が夜になると考えてしまうことを教えて欲しい」
こもり校長「さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK! はわが校の音楽室よりお届けです。もう目の前にバンドセットが置かれていて、半端ないことになってまーーす!!
さあ、それじゃあ、さっそく行きます。プッシュプルポット先生、よろしくお願いします!」
山口先生(ライブMC)「SCHOOL OF LOCK! を聴いてるみんな、こんばんは。金沢、プッシュプルポットです。俺も、ラジオから流れてきた音楽、SCHOOL OF LOCK!で流れてきた音楽に救われて音楽をやってる。そんな曲、『愛していけるように』!」
♪ 愛していけるように(Studio Live) / プッシュプルポット
山口先生(ライブMC)「ありがとう〜 やばいね。SCHOOL OF LOCK! でライブするなんて。最高。どんどん行こう。『不安定少年』〜!」
♪ 不安定少年(Studio Live) / プッシュプルポット
山口先生(ライブMC)「すごいね。これが、聴いてるんだって。俺が聴いてたのに、俺が10代の頃、めちゃくちゃに聴いてたのに、これ聴いて勉強とかやってる人とかも。車で聴いてる人とかも、それに俺らが今出てんのやばない? ほんと、ありがとうございます。実感しないな。夢みたいな感じっすわ。うん。聴いてたラジオで俺が今、歌ってる。
東日本大震災。知ってる人いるかな? 2011年3月11日。岩手出身の俺。帰る場所なくなって、3日後に入るはずだった新しい家も流されて、中学1年生で卒業式の準備してて、音楽なんて全く興味とかなかったけれど、ラジオから流れてきた音楽が、今の俺を作ってくれた。大好きな音楽で見させてくれた。うん。
聴いてる人もさ、10とかが多いのかな? うん。学校とか恋人とか恋愛とか友達、なにクソとかうまくいかない日もいっぱいいっぱいあると思うんすけど、きっと無駄じゃないと思うし、当たり前なんてないよ。嫌いな親とか、いってきます言わなかったことに後悔してしまうこと、また明日とか、ありがとうとか、おやすみとか、ごめんなさいとか、また明日言えるからいいやとかって思って後回しにしてて。生きてくって当たり前じゃないのよ。めちゃくちゃ辛いことだと思うの。でも死ぬなよ。自ら命を落として死ぬな。俺はラジオからそんなことを教えてもらった気がする。
13年後、聴いてたラジオのSCHOOL OF LOCK!に立って歌ってる。救ってもらった音楽みたいに俺も聴いてるあんたのことを救いたくて音楽やってる。ロックバンドめちゃくちゃいいぞ。楽器持ってみろ。SCHOOL OF LOCK! 俺のことを救ってくれてありがとう。歌えて幸せでした。この歌が届くように。『13歳の夜』」
♪13歳の夜(Studio Live) / プッシュプルポット
山口先生(ライブMC)「SCHOOL OF LOCK!を聴いてるみんな。明日のこと嫌だとか、新生活がこれから待ってるとか、きっとさ、挫けてしまう時ってたくさんあると思うんだよ。うまくいかないこともきっとある。でも大丈夫だと思うよ。俺たちプッシュプルポットとあんたたちには、俺らとSCHOOL OF LOCK!がついてるぜ!」
♪ 笑って(Studio Live) / プッシュプルポット
山口先生(ライブMC)「ありがとう。次がライブハウスで会おう。ありがとうございました。金沢のプッシュプルポットでした」
こもり校長「とーやま校長、やしろ教頭、13年前のあの日の、あの日々の未来が、今日、SCHOOL OF LOCK!にやって来ました。この今、ラジオの前でプッシュプルポット先生の音楽を聴いて感じた何かが、目の前で受け取った生徒みんなが感じた何かが未来に繋がるって、今、目の前で証明してくれました。
あれから13年経ちました。SCHOOL OF LOCK!、ず〜っとこの学校はあります。歴代の校長先生と教頭先生が繋げて来てくれて、今、SCHOOL OF LOCK! まだあります。今日がまた未来に繋がる1日だって確信しました。何気ない1日なんてないんだなって。毎日毎日が未来に繋がってるんだなって確信しました。なんだか今、震えてます」
COCO教頭「ほんとに当たり前のことなんかなく、今を全力で命を燃やしながら生きてるプッシュプルポット先生の曲が、前を進むだけじゃなくて全部をかき分けながら一生懸命進んでいる姿が、たくさんの生徒に勇気を与えたと思います」
こもり校長「もう3月25日だからね。プッシュプルポット先生も言ってくれてたけど。新生活とか、新学期とか、不安なこと多い生徒もいっぱいいるだろうな」
COCO教頭「そりゃそうだ」
こもり校長「今、聴きながら、“今日ライブあるらしいぞ。何やってくれんだろうな?”って思って聴いた生徒もいると思うけど、不安なこととかいっぱいあるけど明日は絶対来るしね」
COCO教頭「なんなら、やっぱり生きてて欲しいし、笑って欲しいってほんとに思います」
こもり校長「この今日が、来たるべき未来がその時受け止められるように、俺たちもここで一生懸命バトンを繋いで行きたいなと思います」
こもり校長「どうですか? 今、ライブしてもらって、心の中の気持ちと言うか…」
山口先生「なんか僕的にはすごいすっきりしたものもあるんですよね。ずっと憧れとかもあってとか、すげーモヤモヤとか、あの日のこととかもしっかり思い出してライブもできたし。もちろん憧れっていう気持ちもあったんで、4曲終えてすごいすっきりしてます」
COCO教頭「生徒からもたくさん書き込みが届いてまして」
スクールオブロックに救われた生徒が先生としてTFMに来てLIVEしてるのアツすぎます…… きっと、今日の放送を聞いて私含めたくさんの人の心を救ってる今この瞬間に居れて嬉しい。私の身体に染み渡ってる、ありがとう
山口先生「泣いちゃうって」
一同笑い
生きてるのってすごい辛いよな、当たり前じゃないもんな、めっっちゃ頑張ってるよな、当たり前なんてないもんな、日々がすごい大切で明日が来るのが奇跡だもんな、だから、生きてるだけですごい奇跡なんだよ。死ぬな。って真っ直ぐに伝えてくれてるような気がしてほんとに勇気が貰えました!
男性/13歳/愛知県
2024-03-25 22:53
明神先生「すごい。詩人みたいな12歳すね」
COCO教頭「なにえもじ」
こもり校長「もう既に受け取りまくってる12歳、感じ取りまくってる12歳ですけど」
さあSCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は!
『夜に考えてしまうこと』
こもり校長「生徒の君が夜になると考えてしまうことを教えてもらいたいと思う。もしも〜し」
渚海音(なかね) 神奈川県 15歳
こもり校長「15歳。学年は?」
渚海音(なかね)「高1になります」
こもり校長「もう4月から高1ってことか?」
渚海音(なかね)「そうです」
こもり校長「そうか。今の渚海音中で、夜になると、どんなことを考えちゃうの?」
渚海音(なかね)「交友関係で不安になってしまって、小学校の頃とかにちょっとトラウマを抱えてしまっていて、それでうまく…」
こもり校長「夜になると、周りの人だったりとか、自分と関係ある人とか、そういうのの関係性みたいなのが不安になっちゃって。どうだろう? その気持ちっていうのは、“ちょっと苦しい”なのかな?」
渚海音(なかね)「そうですね」
こもり校長「そっか。そっか。小学校の時のトラウマみたいなものが、やっぱ今でも思い出しちゃったりすることがあるってこと?」
渚海音(なかね)「そうですね」
こもり校長「でももう、それこそ言えば、4月から高校になって環境がガラッと変わるわけじゃない? そこに対してはどうなの?」
渚海音(なかね)「全く知らない人であっても、ちょっと思い出してしまって、うまく声をかけられなかったらどうしよう? とか」
こもり校長「そっか。そっか。なんか自分から声かけたものの、うまく関係が築けなかったらどうしよう? とか」
渚海音(なかね)「そうですね」
こもり校長「夜、そういう不安みたいなことの方が、ずっと頭によぎちゃうのか?」
渚海音(なかね)「はい」
こもり校長「そっか。そっか。どうですか? プッシュプルポット先生は10代の頃、交友関係みたいな、新しい環境だったりとか、人に声をかけるとか、自分から積極的に行けるタイプでした?」
山口先生「とりあえず、フロントマン3人は無理ですね」
桑原先生「無理です」
堀内先生「苦手です」
明神先生「ドラムの僕も、今ではこんな感じですけど、小学校、中学校いじめられてたんで、全然ダメでした。何にもできなかった」
こもり校長「それってでも、絶対に環境が変わる時期っていうのが来るわけじゃないすか。それこそ4月になるとクラスが変わったりとか。中学から高校になるとか。そういう瞬間とかってどういう風に過ごしてました?」
明神先生「学年が上がってすぐ教室で1発目に声かけてくれた人がいたんですよ。そいつのおかげで変わったみたいなのがあったんで。だからきっかけがいつか必ず来ると思うし。今、苦しいって思ってるかもしれないけど、少なからず友達がたぶんいると思うんで、そういう人、ちょっと深く頼ってみたりとかすると変わるかもなって思います」
こもり校長「だから無理に自分からきっかけを作ろうとせずとも」
明神先生「そうですね。いつか必ず来ますね」
こもり校長「それ、あるってよ。渚海音」
渚海音(なかね)「はい(笑)」
こもり校長「でも今の悩んじゃうみたいなところで言うとさ、やっぱり自分から声かけて輪を広げていく怖さみたいなところも大きいってことだもんね?」
渚海音(なかね)「そうですね」
こもり校長「でも、高校に入ってさ、“私、別に広く関わりたくない”っていう人ももちろんいるだろうけどさ、渚海音はみんなといっぱい絡んだりとか喋ったりとか遊んだりとかしたいんだもんね?」
渚海音(なかね)「したいですね。小中学校でできたことがないから」
COCO教頭「高校に入るってさ、渚海音もやっぱワクワクする気持ちもある?」
渚海音(なかね)「あります」
COCO教頭「で、きっと、他の中学から来てる子とかも、絶対新しいスタートにワクワクしてると思うんだよ。だから、そこで、みんな新しい友達作りたいっていうその時期だから、自分から無理矢理話しかけに行かなくても、すごい社交的な子が話しかけに来てくれるって言うパターンもあるかもしれないしさ。そういうアンテナはずっと張ってた方がいいかもね」
渚海音(なかね)「そうですね」
こもり校長「まあ、たしかにね。自分からじゃなくても、クラスでなんとなくあたりを見渡してさ。“もしかしたら、あのグループこっち来るかも〜”みたいな、喋りかけてください電波を出すのはあるかもね」
COCO教頭「そう。山口先生、どうですか?」
山口先生「僕、SCHOOL OF LOCK!聴き始めて、で、友達に“SCHOOL OF LOCK!っていうラジオがあるんだけど、聴いてみ”みたいな感じで言って。で、友達もはまってくれて。で、高校行ったら“軽音部ないけど、一緒にバンドやってみようよ”みたいな」
COCO教頭「えぇ〜」
山口先生「そうなんですよ。だからのSCHOOL OF LOCK!聴いてるんだったら、その紹介して、とか。もちろん好きな人とかと一緒に話したりとかして、昨日のラジオこうだったね、とかっていうのもいいんかな? って思います」
こもり校長「何か1つのきっかけというか、共通の話があるっていうのは大きいですもんね」
山口先生「でかいですね」
明神先生「それ、1番でかいかもな」
こもり校長「たしかにそうすよね」
渚海音(なかね)「なるほど〜」
山口先生「なんか好きなこととかない?」
渚海音(なかね)「歌唱と漫画を読むことぐらいなんですよね」
明神先生「全然、十分。十分だよ。高校生なんてカラオケで朝までやるんだから」
山口先生「友達になろうよ」
こもり校長「たしかに、カラオケとかめちゃくちゃいいじゃんね」
COCO教頭「めっちゃ盛り上がるよ。カラオケ一緒に行って」
明神先生「そうだよ。朝の11時から8時までずっとやるんだから」
渚海音(なかね)「(笑)」
COCO教頭「フリータイム。なげーよ。フリータイム」
こもり校長「だってさ、漫画とかは、最近は何読んでんの?」
渚海音(なかね)「最近はやっぱり流行りの物と、あと『宇宙兄弟』」
明神先生「めっちゃいいじゃん」
こもり校長「え〜。俺、途中で止まってる。30何巻ぐらいで」
山口先生「めっちゃいいじゃん」
こもり校長「もう既にいいですよね?」
山口先生「めっちゃいいす」
こもり校長「しかも今、アニメにも繋がるブームがあるじゃないですか。やっぱりテレビで。“アニメ観てるけど、漫画読んだことないんだよね”みたいな子なんて、もうめちゃくちゃ話せることいっぱいあるよ」
明神先生「うんうんうん」
こもり校長「その先の展開知ってるマウントとかめっちゃ取れるし」
山口先生「性格悪いな〜(笑)」
COCO教頭「言われてる。言われてるぞ」
渚海音(なかね)「(笑)」
こもり校長「そういう共通点がもう既にあるから、自分が“そんなことないです”って思ってることが、意外と共通点になることってあると思うからさ」
渚海音(なかね)「なるほど」
こもり校長「どんどん話してった方がいいと思うけどね」
COCO教頭「そう。話して行った方が、“あっ、えっ? そうなんだ。渚海音ちゃんもそれ好きなんだ?”みたいなことに繋がって行くこともあると思うしね」
桑原先生「あとは同じような境遇の子っぽいなって人を見つけて、1人の時に話しかける、みたいな作戦立てるのもいいかもしんない」
こもり校長「それもたしかにありますよね」
桑原先生「ありますよね」
こもり校長「逆に同じ感じで、たぶん話しかけて欲しいんだろうな? って子は、少なからずいるはずですもんね」
明神先生「同じ空気を感じる時が必ずくるから、それを狙って声かけてみて」
こもり校長「でも、どうです? 山口先生とか、声かけられたら行けるタイプです?」
山口先生「僕はなかなか行けないんすね。なんか、怖がっちゃうんで」
堀内先生「僕も。でも僕、大学の時は、クラスでちょっとだけ友達いたんすけど、クラスで僕だけがグッチとかと同じサークルに1人で入って、その集団の行動の中に1人でもう突っ込んで行って、でも喋りかけれはしないんですけど」
COCO教頭「その場にいる、みたいな?」
堀内先生「その場にいて、やっぱ部活とかって、そういう…バンドだったら、組んでみる、とかあるじゃないすか。その強制力で乗り越えたって感じですね。僕は」
山口先生「一憲とは、最初1年間、喋ったことなかったもんね」
COCO教頭「1年?」
明神先生「じゃあまだ希望あるわ。1年生だったら希望ありますよ」
COCO教頭「全然ある」
堀内先生「そしたら2年目になって同じメンバーでずっとやってるんすよ。俺」
桑原先生「もしかしたら、だって、3年終わっても、その次、大学に行くかもしれないじゃん」
渚海音(なかね)「なるほどね〜」
桑原先生「そうだよ」
こもり校長「だからなんか、不安に思ってるっていう方法で繋がり方って絶対あると思うからさ。たぶんこれから来る新学期は、また自分が全く思わない世界が広がってくと思うからさ。不安に思うこともあるだろうけど。楽しんで行こうよ」
渚海音(なかね)「はい」
こもり校長「で、今日はね、不安な夜を過ごしている全ての生徒に向けて、プッシュプルポット先生がライブを届けてくれるってことで、渚海音も一緒にプッシュプルポット先生のライブ聴いてこうよ」
渚海音(なかね)「はい」
こもり校長「それでは、プッシュプルポット先生、よろしくお願いします」
山口先生(ライブMC)「あのね、きっと1人ぼっちじゃないと思うんすよ。同じこと考えてる人もいっぱいいると思う。俺たちね、フロントマン3人なんて喋れないのよ。でもね、こうやってバンド組んでるわけ。友達いないんだったら俺らと一緒に友達になろう。1人で何でもしようと思わなくていい」
♪ ともに(Studio Live) / プッシュプルポット
山口先生(ライブMC)「ありがとう! 夜に考えてしまうあなたに。夜ってマイナスなこと、めちゃくちゃ考えちゃうけど、死んでしまいたいとか、消えてしまいたいとか考えちゃうけどさ。こんな夜中にはSCHOOL OF LOCK!っていうラジオと俺らの音楽、聴こえてるでしょ? 生きててよかった、って、この瞬間、思わしたるわ。『生きていけ』」
♪ 生きていけ(Studio Live) / プッシュプルポット
山口先生(ライブMC)「ありがとう!」
こもり校長「いぇ〜い! ありがとう〜! プッシュプルポット先生、ありがとう〜!
やべ〜どうしよう〜! スイッチ入っちゃってる。それはもちろんね、夜は寝れた方がいいけど、たまにはさ、もう寝れなくなっちゃってさ。どうしようもない感じになっちゃってさ、何だ? この気持ち、みたいな。でも今みたいにさ、音楽聴いてさ、テンション上げてさ、“なんだろう? この気持ち。どこにこの気持ちをつけたらいんだ〜?”って悶々とする夜があってもいいよね」
COCO教頭「そんな日があってもいい。今日はそんな日」
こもり校長「今日はほんとそんな日。飛び出しちゃダメだよ。外に飛び出しちゃダメだけど」
COCO教頭「そうね(笑)」
こもり校長「自分の部屋から飛び出して」
渚海音(なかね)「そうですね(笑)」
こもり校長「校長先生、今、すっごい熱くなっちゃってるよ〜」
渚海音(なかね)「(笑)」
こもり校長「でもライブ一緒に聴いてって、渚海音にはどうだった?」
渚海音(なかね)「今夜からはぐっすり眠れそうな気が」
こもり校長「いぇ〜い! いや。最高だった。最高だった。マジで」
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です、ということで。プッシュプルポット先生、ほんとに今夜、ありがとうございました」
山口先生「楽しかったよ〜。ありがとう〜」
こもり校長「マジ、最高でした」
山口先生「マジ、夢、叶った〜! 俺の夢は叶った!」
こもり校長「だから今日が、絶対にいつかの未来に繋がるってマジで心から思えました。最高の夜でした。ありがとうございました」
プッシュプルポット先生「ありがとうございました」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! は、明日、夜10時に再び開校。最後は一緒に」
COCO教頭「起立!」
こもり校長「さあ、生徒のみんなも、最後、声出して行くよ」
COCO教頭「礼!」
こもり校長・COCO教頭・プッシュプルポット先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
渚海音(なかね)「また明日〜」
♪ Fine!! / プッシュプルポット
♪ 君が好き / プッシュプルポット
今日の黒板
今日の黒板はなし!
最後までプッシュプルポット先生のライブをお届けしたぞ!
こもり校長の放送後記
最高の夜
言葉にできない夜が最高
COCO教頭の放送後記
プッシュプルポット先生
「明日も最高な日にするぞ!」ってパワーをくれてありがとうございます!!
聴取期限 2024年4月1日(月)PM 10:00 まで
Music 2024.3.25 PLAYLIST
-
22:04
22:25
22:29
22:33
22:39
22:45
22:58
23:22
23:40
23:44
23:50
23:53
プッシュプルポット「生きていくって当たり前じゃない」避難先で聴いたラジオから教えられたこと
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。3月25日(月)の放送は、プッシュプルポットがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)との、登場時のトークを紹介します。