こもり校長と映画「ALWAYS」対談!

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2022年6月7日(火)PM 10:00 まで



(チャイムの音)

〈M.ALWAYS / D-51〉

片岡「こんばんは!夢の建築学の講師・sumika、ボーカル・ギター、片岡健太です!そして!」

こもり「SCHOOL OF LOCK!、校長のこもりです!

片岡「校長!sumika LOCKS!に来てくれてありがとうございます!」

こもり「ありがとうございます!」

片岡「校長とお会いしたのは去年の11月なので。」

こもり「明けましておめでとうございますですか。」

片岡「ですな!」

こもり「あら〜!明けましておめでとうございます。」

片岡「明けましておめでとうございます。やっぱり、『ALWAYS 三丁目の夕日』を観た後だと、こういう挨拶とかをちゃんとしたくなりますね。」

こもり「したくなります。人との縁っていうのも大事ですから!」

片岡「大事ですから!(笑)ということで、もういきなりジョインしておりますけれども、今夜のsumika LOCKS!は、こもり校長をゲストに迎えて、映画『ALWAYS』シリーズ対談を行います!

こもり「よろしくお願いします!」

片岡「よろしくお願いします!去年のsumika LOCKS!で、生徒の卒業サプライズを僕たちが一緒に考えたんですけど、その生徒が卒業から1年経って、「私たち大人になりました」的な書き込みを今年の3月にしてくれたんですよ。で、それを紹介してたら、読んでた僕が、六ちゃん(堀北真希)が結婚するときの、お父さん(堤真一)の気持ちになったんですよ。」

こもり「鈴木オートのね。」

片岡「あの気持ちで、すごく熱意余った感じで話して、そのまま校長と教頭へのいつもの質問にいったんですよね。そしたら、こもり校長も(『ALWAYS』シリーズが)大好きだっていうことが発覚して。この人は話せる人だ!と思って(笑)」

こもり「(笑)。僕は、あのシーンの一番最後に一平(小清水一揮)が来て、いい雰囲気に水差すところ悪いんだけどさ…って、コミカルに落とし込むところまで含めて好きですね。」

片岡「わかる。そこが繋がって、そして六ちゃんが「だけど…」ってね。」

こもり「そうなんですよ!」

片岡「「私の東京のお母さんとお父さんは二人です」っていう。」

こもり「あれがいいんですよ!」

片岡「何て言うの、フリ落ちからのフリみたいな。笑いと涙がどんどん展開してく。」

こもり「……あ、すいませんごめんなさい。」

SCHOOL OF LOCK!


片岡「そうだ、映画の概要言ってない。」

こもり「『ALWAYS』シリーズは、全部で三部作です。1作目が2005年、2作目が2007年、そして3作目が2012年に公開されました。出演しているのは、吉岡秀隆さん、堤真一さん、小雪さん、堀北真希さん、薬師丸ひろ子さん、須賀健太さんなどなど…。」

片岡「豪華!」

こもり「相当豪華です!高度経済成長期を前にした日本で、豊かではないけれど幸せに暮らす人々の心温まる人間ドラマを描いたシリーズで、当時の背景、暮らしや生活が忠実に再現された、昭和を知る人、知らない人もノスタルジーを感じる名作になっております!片岡先生はいつ観たんですか?」

片岡「映画館で、全部リアルタイムで観てます、2005年から。」

こもり「え!?いいっすね!」

片岡「2005年に1作目が公開されたときは、僕の体感でしかないんですけど、いきなり話題作っていう感じではなかったんですよ。やっぱ口コミがすごくて。」

こもり「そうかもしれないですね、たしかに。」

片岡「観た人みんな良いって言ってて。この時僕はちょうど専門学校を卒業して、フリーターだったんですけど、バンドの先輩から「お前絶対観た方がいい!」って言われて、勧められて1作目観たらハマって、そこから3作リアルタイムで観てましたね。ちなみに校長は?」

こもり「2作目で初めて観たのかな。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の時はちょうど中学校に上がったくらいのタイミングで観て。中二病みたいなものも入ってると思うんですけど、すごく刺さって、2005年の1作目を観て、後に公開された『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を観て…って感じだったと思います。」

片岡「なるほどね。お互い違う状況で観てるのも面白いですね。中学生の心が成長するときと、バンドマンとして思い悩んでた時期に出会って、二人が救われているという。」

こもり「そうですよ!救われてます!間違いなく!自分の人間性を形成してくれた映画でもあるんじゃないかなと思ってますからね。」

片岡「大事な作品ですので。これ、基本的にはsumika LOCKS!チームから今日の特集をやるにあたって、『ALWAYS』シリーズで好きなシーンベスト3を決めてくださいと言われたんですよ。」

こもり「僕は真っ先に「ムズいです」って言いました。いけました?すぐ。」

片岡「全然いかない!」

こもり「僕もです!何なら決まってないです、今も。」

片岡「わかります。それくらい大事なんですよね、決め打ちたくないくらい。この二人がお互い好きな作品だっていうことを信頼しあってるからこそ、今日の会話で好きなシーンを言い合って、生徒のみんなにもぜひとも『ALWAYS』シリーズを観てほしいという気持ちで良さを伝えていけたらいいなと思っております!」

こもり「そうなんですよね。」

SCHOOL OF LOCK!


片岡「じゃあ、sumika・片岡健太の好きなシーン第3位!1作目『ALWAYS 三丁目の夕日』で、淳之介(須賀健太)がお母さんを探しに行って、帰りが遅くなってしまったシーンです。子ども二人が夜遅くまで出歩いていて、家族が心配していて。で、帰ってきて、鈴木オートのお父さんは、よく怒る、いわゆる昭和のお父さんで、もうカンカンになってるわけですよ。(鈴木オートの息子の)一平ちゃんが見えた瞬間、鈴木オートのお父さんが怒るだろうというところで怒る構えをするんですが、それよりも先に、温厚でふにゃふにゃな茶川先生(吉岡秀隆)が、淳之介を殴るんです。その後に、ちゃんと抱きしめるんです。「お前とは縁もゆかりもないんだからな!赤の他人なんだからな!」って言って、慣れない手つきで淳之介を撫でる、あのシーンです!」

こもり「いや、最高ですね!いいシーンですよ!」

片岡「ありがとうございます!」

こもり「茶川先生の「赤の他人なんだからな!」っていうのは、劇中に3〜4回くらい出てくるんですけど、そこで淳之介との距離感がどんどん変わっていく描写なんですよね。」

片岡「同じワードでね。」

こもり「最初は迷惑そうに言ってるのが愛情に変わっているっていう名シーンですね、そこは。」

片岡「これ僕が好きなシーン発表したのに、こもり校長もおなじ熱量で語ってるってすげー番組ですね!」

こもり「いや、名シーンですよそこは!」

片岡「(笑)。名シーンですよね!初めて茶川さんの中に、父としての感情が芽生えるっていう名シーンでございます。」

こもり「うわ〜、そういう感じで来ましたか…。じゃあ僕の第3位行きます!1作目『ALWAYS三丁目の夕日』で、鈴木オートのお父さんと六ちゃんが喧嘩して、六ちゃんが茶川さんの押し入れの中に逃げちゃって。その怒った原因が鈴木オートのお父さんで、六ちゃんに謝るシーンがあるんですよ。で、そこでお父さんが言った、「鈴木オートは世界に出る会社になる。戦争も終わった。でっかいビルヂングだってこれから建つぞ!」っていうひとことが、僕はすごく刺さったというか。」

片岡「は〜、たまらねぇな。」

こもり「今を生きる10代からすると、でかいビルが建ってるって当たり前じゃないですか。でもあの時代、高度経済成長期が来る前っていうのはものすごく暗い時代が続いていて、東京ですら何もない時期に、みんなが夢を持ってるんですよ。でかいビルが建つぞ、これから先、自動車で世界に打って出るぞっていう、根拠のないものなのに、みんなが夢を持ってた時代。今って、何でもあるがゆえに、心燃える瞬間って少ないと思ってるんですよ。」

片岡「そうですね。」

こもり「でも、昔のあの時代を生きた人たちは、お金もなかったし豊かではなかったけど、そのためにでっかい夢を持って生きてこうぜって、みんなが前を向いていた時代。それを象徴してるのがあのシーンだなと思って。」

片岡「素晴らしい。しかもその鈴木オートのお父さんの発言って、『ALWAYS 三丁目の夕日’64』まで六ちゃんが心にずっと刻み続けてるじゃないですか。自分が幸せになるっていう瞬間に、その約束があるからって、大事に自分の心の中に刻み続けてるっていう、そこの件かから始まったはずなのに、すごく深い絆が生まれているっていうのも最後まで生きてくるじゃないですか。あれは大事なシーンですよね、あそこから始まってますからね。」

こもり「ホントに大事なシーンです。じゃあ、いきますか?」

片岡「第2位ね!第2位は、3作目『ALWAYS 三丁目の夕日’64』から。医者の菊池(森山未來)と六ちゃんが結婚に向けて話を進めているが、菊池にはよからぬ噂があると。悪い人ともつるんでいるから、人間としてどうなんだろうっていうのをその場にいた全員が疑ってるんですけど、六ちゃんはそれを信じていると。そこのタイミングで、医者の宅間先生(三浦友和)が来るわけです。宅間先生は菊池が何をしていたかを知っているんです。平たく言うと、菊池はいいことをしていたんです。で、それで宅間先生が家から出る瞬間にみんなに向かって言うんですよ。「幸せとは何でしょうな」と、問うた宅間先生は偉大だなっていう。」

SCHOOL OF LOCK!


こもり「なるほど…片岡先生。」

片岡「はい。」

こもり「僕、そのシーン…本日の第1位です。」

片岡「ボケつぶしみたいなことしちゃった(笑)」

こもり「僕が今日出そうとした第1位はそのシーンでしたね。」

片岡「いいですよね〜。」

こもり「このシーンがいちばんいいです!モノの見え方が違えば、その人にとっては正義なものが正義じゃなくなって見えちゃう瞬間もあったりとか。でも、それには信念があって、でも人から見るとそれって幸せじゃないよっていう。基準がないものを、幸せって何でしょう、みんなで前を向いて歩いていくぞっていう時に、それが弊害になっちゃう。人間の価値観って揃わないよね、でもみんなでよりよい世界にするにはどうしていけばいいんだろうなって。ある種、世界平和みたいなところにもなると思うんですよ。それが一生の、人生のテーマだよね、“幸せとは”っていう。」

片岡「“幸せ”のクエスチョンを出した後に、鈴木オートの奥さん(薬師丸ひろ子)が、縁側で。」

こもり「夜ね!いやー!いいよね!」

片岡「語るじゃないですか。「あの頃は戦後で焼け野原で何もなかったけど、好きな人と一緒にいられるっていうことが、私はこんなに幸せだって知らなかったよ。だから私は幸せだよ」って言って、その後「覚悟を決めましょう、お父さん」って。何だよこれ!って。」

こもり「いや、最高!」

片岡「あそこ鳥肌立ったもん。」

こもり「で、そこから繋がってくんですよね。」

片岡「この話が、今回僕らが特集を組んだ件のシーン(六ちゃんの結婚のシーン)に繋がるんですよね。」

こもり「そうです。「殺すぞ!」「捕まったって構うもんか!」っていう。」

片岡「あれね(笑)。あれは本当に名演ですよね!」

こもり「将来自分に娘ができたら、あれ言おうと思ってます!」

片岡「(笑)」

こもり「僕はもう決めてます!あれを将来言います。「幸せにしなかったらお前を殺すからな!」って。だからウイスキーも用意して。」

片岡「ウイスキーね。結婚を認めた後に「酒持ってこい!」って言ってね。(出てきたのが)ウイスキーなんだ、ウイスキーストレートなんだ!みたいな(笑)。「美味い!」つって(笑)」

こもり「いやー、いいシーンなんだよな、あそこホントに。幸せとは何でしょうな…。」

〈M.花の名 / BUMP OF CHICKEN〉

片岡「『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のエンディングでも流れています、BUMP OF CHICKENの「花の名」を。」

こもり「さっきのが僕の1位だったので、2位いきますね。2作目『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から、鈴木オートの奥さんが買い物をして帰る途中、橋の上で、戦争で生き別れた元恋人と出会うシーン。」

片岡「あそこか〜!(笑)」

こもり「あの時代って、理屈が通ってないのに諦めなきゃいけないことがめちゃくちゃあって。でも、その中でどんなことが起きても前に進むぞっていう人の強さ。だから、薬師丸ひろ子さん演じる鈴木オートの奥さんも、結婚して家族ができて、自分の幸せをつかみに行ってるわけなんですよ。元恋人にも家族がいて、奥さんが妊娠している。でも、二人ともそれを「なんで?」ってとがめないんですよ。二人はきっとこの橋の上で、「戦争が終わったら結婚して、幸せな家庭を築こうね」って約束したんでしょうけど、現実はそうはいかない。ものすごく悲しいことが起きて。二人は一瞬思うんですよね、“もしこのまま戦争がなかったら、僕たち二人は…”っていうシーンがあるんですけど、きっとあの二人はもう会わないじゃないですか。「会えてうれしかったわ、もう行かなきゃ」って。あそこのロマンと、悲しい過去を持ちながらも、人間の強さみたいなところも見せられたシーンだったなって思いますね。」

SCHOOL OF LOCK!


片岡「名シーンですね!(鈴木オートの)お母さんの優しさの中にある強さの原点って、やっぱあのシーンに集約されてると思ってて。3作通して、薬師丸ひろ子さん演じる鈴木オートのお母さんの強さ半端ないじゃないですか。そこの強さっていうのが垣間見えるというか、こういうことがあったから人に優しくできるんだなっていう。ちゃんと悲しみも背負ってるし、やっぱり後悔もあるだろうし。それに、なるほどなって思えるシーンですよね。」

こもり「ですよね。だから”後悔しないようにしましょう”のスタンスじゃないですか。」

片岡「それを人に言えるんですよね。」

こもり「だからこそ誰かの幸せを願うし、誰かのためになることをしたいし…っていうことに繋がってくるんですよね。」

片岡「そうだね……。」

こもり「……うーん。」

片岡「(笑)。いや、わかるわかる。」

こもり「ここの話をし始めたら、茶川先生が芥川賞を獲れなかったシーンにもつながってくるんですよね。お父さんが怒った時に、「お前これを見てみろ!」って雑誌を出したら、「あれ、お父さん買ったんですか!?」のあのシーンに繋がる。」

片岡「もうボロ泣きでしたね、あそこ。」

こもり「僕あそこもボロ泣きでしたね。」

片岡「あれダメダメ。」

こもり「ただ、あそこを出すのは悔しかったので出さなかったんですけど。」

片岡「わかります。でも、その話をしてくれたことで、僕の第1位にもつながります。」

こもり「ホントですか!」

片岡「3作目『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の、淳之介が茶川さんに夢を語るシーンです。これは3作を通して、淳之介が自分の夢だったり、自分の欲望みたいなものをちゃんと言語化して語れる初めてのシーンだったんですね。家庭環境もあるし、義理ではあるけどお父さんの茶川さん、お母さん(小雪)二人にはあるから、そんなことを言える立場ではないということを重々理解しながらも、「自分は小説が書きたい、その道に進みたい」と言ったときに、茶川さんは淳之介をぶん殴ります。「ふざけるな!」と言って、淳之介の荷物をまとめて道路にぶん投げて、「出ていけ」と。「金輪際、うちの敷居をまたぐな」と。それは、小説を書くことの厳しさを一番知っているのは茶川さんだから。だからこそ、淳之介には正しい負荷をかけている。それでもやるのかどうかっていうことを問うて、それでも「やる」という返答が来たからこそ、突き放さなきゃいけない。それは、自分の父親のスタンスにも通ずるものがあって、自分の親から学んできたものを、自分は父親としては不完全なのかもしれないけど、俺は出来ないかもしれないけど、それをやらないと父親にはなれないから、無理してそれをやるんですよ。淳之介を突き放して、家から出ていかせる。」

こもり「いや〜…。」

片岡「僕は映画を観たタイミングが2012年で、sumikaを2013年に結成したんですよ。結成の前の年なので、以前組んでたバンドがちょうど休止して、新しいバンドを始めるのかどうかっていうタイミングで。“そんな甘くないよな、それでもやりたいのか?”っていうのを自問自答して、やっぱり俺はそれでも音楽が好きだという点で、淳之介とリンクしたんですよ。だから俺は新しくバンドを組もうと思って、2013年にsumikaっていうバンドを結成したので。僕の人生においてめちゃめちゃ大きな影響を与えてるシーンなんですよ。」

こもり「めっちゃいい話ですね…。このシーンは、やっぱ人って一人じゃ生きていけないんだなっていうのを感じる瞬間なんですよ。夢を叶えるとか、夢を追いかけるとか、何かの目標に突き進むときって、絶対に自分一人じゃないんですよね。見えないところで誰かが自分を鼓舞してくれてて、誰かの願いの上で自分が立ってるんだなというのをすごく感じさせてくれる瞬間で好きだったんですよ。」

片岡「なるほどね、そっかそっか。それの説明を受けて結構腑に落ちたところがあって。僕、正直なことを言うと、淳之介が一回出ていったまま、それで終わったらいいじゃんってちょっと思ってたんですよ。でも、万年筆を忘れるじゃないですか…そういうことなんですね。」

こもり「そういうことなんですよ、あれは。」

片岡「「これがお前の道標になる」って言いますもんね。それをあえて言うために句読点を打ったのか…なるほどね。それね、昨日の夜見返しててやっぱ疑問だったんですけど、校長の今の話で、たしかに一人では生きていけないっていう話を、ちゃんともう一回セットアップして伝えるためには、忘れ物をするべきだわ、シーンとしては。」

こもり「ちょっとわかんなくなっちゃう時に、それでもやっぱ押すのはあの万年筆、アイテムになるんですよね。」

片岡「なるほどね。たまらんっすな〜。」

こもり「『ALWAYS』というのは、本当に大切なものを教えてくれる映画ですね。」

片岡「うん。何歳であろうと夢を持つだろうし、何歳であろうと人との繋がりって、インターネットを介してなのか直接なのか、いろんな方法があると思うけど、結局人と手を繋がないと生きていけないと思うし、何なら、手を繋いだ方が面白いよっていう事だと思うんですよ。一人でも生きられるようなシステムがどんどん整ってきてるけど、人生っていうのは彩りが豊かな方が楽しいし、知らない色が入ってきた方が楽しい。その違いみたいなものを、みんな似ていないキャラクターたちが、それぞれの人生の中でこういうのを大事にしているとか、こういうことに怒る、こういうことで笑ってる、これが幸せだっていうものをみんなが伝えてくれているからこそ、その違いって面白いなって、自分の一人間として、そこを取り込んで、人生を豊かにできる作品だと思うんですよね。」

SCHOOL OF LOCK!


こもり「そう思います。」

〈M.グッドラック / BUMP OF CHICKEN〉

こもり「ちゃんとエンディングとして使われる。」

片岡「ホントに映画が終わっちゃうような気がしてます。」

こもり「寂しいですよね。」

片岡「寂しい!だって今日楽しかったもん。」

こもり「楽しかった、すっごい。」

片岡「すごい!好きなものを好きな人と一緒に語るっていうのは、やっぱいいですね。」

こもり「ホントそうですよね、思います。」

片岡「『ALWAYS』シリーズという接点で僕ら今日繋がりましたけど、好きなものを介して話せれば、いろいろなハードルも超えていけるんじゃないかなと思うので、みんなお互い好きなものを言い合って、ここで被ったなっていうのがあったら、今日の僕たちみたいに、「あのシーンいいよね!」とか、「あれいいよね!」「これいいよね!」っていうことで距離感もぐっと縮まるんじゃないかなと思いますので。」

こもり「本当にその通りだと思います!」

片岡「生徒のみんなもね、僕たちを見習ってくれ!(笑)」

こもり「見習ってください、もうホントに。10代の君は今すぐ観てほしい!で、何を感じたか。何を感じてもいいと思うんですよ。」

片岡「書き込んでほしい。」

こもり「ね!あれ観て「つまらなかったです」でも、僕はいいと思って。もしかしたら時代と合わなくて当たり前というか。あれは1960年代の話で、今は2022年で。でもやっぱり、何事においても、みんなと話していく、人の縁は途切れないと思うので。」

片岡「ホントにそうだ。」

こもり「ここで出会った生徒の君ともずっと繋がっていきたいと思ってます。」

片岡「思ってます!」

こもり「いや〜、いいですね!このあと来週分も…?」

片岡「…いかないんだ、いかないのか〜。」

こもり「(笑)。え、来週のsumika LOCKS!も、続・ALWAYS対談っていうのは…。」

片岡「続・sumika LOCKS!が始まるかもしれないですけどね(笑)」

こもり「(笑)。再来週はsumika LOCKS!2022…。」

片岡「あるかもしれない。」

こもり「sumika LOCKS!’22があるかも。」

片岡「あるかもしれないですね(笑)。ホントに楽しい対談でした!」

こもり「楽しかったですね!」

片岡「こもり校長、今夜はありがとうございました!」

こもり「こちらこそありがとうございました!」

片岡「また生放送教室にも遊びに行きますので!」

こもり「遊びに来てください、是非!よろしくお願いします!」

片岡「よろしくお願いします!ということで、今夜の授業は以上となります!夢の建築学の講師・sumika、ボーカル・ギター、片岡健太と!

こもり「こもり校長でした!

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