2020年1月

2020.01.24

地域農業の担い手のもとへ出向き、あらゆる課題を丁寧にヒアリングしながら所得向上を目指す!

JAむなかた 組合長
川口正利
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、福岡県 JAむなかた 川口正利組合長。

地域農業の担い手のもとへ出向き、
あらゆる課題を丁寧にヒアリングしながら、
生産者の所得向上を目指している。

「組合員からは、肥料の価格を下げて欲しいなど,
多くの要望が集まりましたが、
集約可能な肥料や農薬を選んで仕入れ、
共同購入の量を積み上げて、値下げを進めています」

農家の高齢化が進む中、人手不足にも対抗する。

「厚生労働省の認可も受けて、農作業ヘルパーを募集し、
農家とつなげています。
イチゴのパッケージセンターも
新設に向けて着実に歩みを進めております」

JAむなかた 川口組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.23

世界農業遺産にも認定された静岡の茶草場農法!掛川茶の認知度向上に力を入れる!

JA掛川市 組合長
松永大吾
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、静岡県 JA掛川市 松永大吾組合長。

世界農業遺産にも認定された
「静岡の茶草場農法」を活用して、
地域の特産である、
「掛川茶」の認知度向上に力を入れる。

「茶草場農法で生産された茶葉を使ったリーフ茶はもちろん、
掛川茶ラテ、掛川茶ほうじラテなど、
直売所やインターネット等で販売しています。
掛川茶の付加価値、これをあげることで生産者所得のアップ。
これを目指しています」

この1月には、直売所「さすが市」の隣に料理教室をオープンした。

「あぐりきっちんという名前の料理教室ですけども、
幅広い世代の方に来ていただいて、
地域をさらに盛り上げていきたいと思っています」

JA掛川市 松永組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.22

地産地消を掲げながら6次産業化にも力を入れる!

JA兵庫六甲 組合長
木下祝一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、兵庫県 JA兵庫六甲 木下祝一組合長。

肥料や農薬は、銘柄を集約した予約購買でコストカットを実現。
地産地消を掲げて販路を拡大させながら、
6次産業化にも力を入れている。

「昨年は、イチジクジャムや、
三田市産のピーマンたっぷりピーマンカレー、
川西市産イチジクアイスなどを開発して、
大変、好評いただいています」

地域の農業振興に役立つ活動を支援する、
独自の基金も設置する。

「ろくちゃん食農支援基金と題して、
食農教育に取り組む組織や学校を支援しています。
今後も、地域の農業振興に積極的に取り組んでいきます」

JA兵庫六甲 木下組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.21

一大果樹産地として輸出にも力をいれながら、商品ブランドの価値を高め、販路の拡大につなげる!

JAフルーツ山梨 組合長
中澤昭
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、山梨県 JAフルーツ山梨 中澤昭組合長。

桃やぶどうなどの一大果樹産地。
国内はもちろん海外への輸出にも力をいれるほか、
農業生産工程管理
「GAP」の取り組みも進める。

「いまの時期になると特産の
枯露柿を台湾に輸出しています。
海外に輸出することで、
商品ブランドの価値を高めながら、
販路の拡大につなげたいと思っております」

農業を障害者福祉などの現場に生かす、
「農福連携」も進めている。

「数年前から、農福連携をおこなっているところなんですが、
スイーツの開発など
産地を守る切り札として期待しています」

JAフルーツ山梨 中澤組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.20

京野菜の世界ブランド化へ向けて、地域に寄り添いながら、販売力の強化に力を注ぐ!

JA京都中央 組合長
冨阪裕一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、京都府 JA京都中央 冨阪裕一組合長。

地域農業の担い手の元へ出向き、
課題や要望を、しっかりとヒアリング。
京野菜の世界ブランド化へ向けて、
地域に寄り添いながら、販売力の強化に力を注ぐ。

「新たな消費者ニーズを発掘して、
京野菜の魅力を全国へ発信しています。
昨年4月には、新たに山形県の寒河江に、
九条ネギなど5品目を出荷しました」

子どもたちへの食農教育にも取り組んでいる。

「泥んこになりながらの田植え体験や
タケノコ掘り名人との収穫体験など、
子どもたちからはとても反響があります。
これからも地域とともに歩むJAでありたいと思っています」

JA京都中央 冨阪組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.10

昨年、農業元気塾を開設して、多様な形態の担い手を支援する!

JA安房 組合長
松元善一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、千葉県 JA安房 松元善一組合長。

地域農業の担い手のもとへ出向き、
そこでヒアリングしたさまざまな課題の解決に力を注ぐ。
昨年は台風や大雨で大きな被害を受けながらも、
生産者とJAが一丸となって復旧・復興に取り組んでいる。

「12月には、東京で、安房みかん復興支援マルシェを開きました。
打撃を受けた農家を引き続き応援していきます」

地域の高齢化も進む中、若者にとっても、
魅力ある産地となれるよう、
地域の有害鳥獣対策、新規就農者にも力を入れる。

「昨年、JA安房では、農業元気塾を開設しました。
家族農業を含め、
多様な担い手を育成しながら地域を元気にしていきます」

JA安房 松元組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.09

全国一の販売額を誇るミョウガを中心に、土作り運動や、最新の環境制御技術の普及を進める!

JA土佐くろしお 組合長
森光幹男
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、高知県 JA土佐くろしお 森光幹男組合長。

全国一の販売額を誇るミョウガを中心に、
土作り運動や、最新の環境制御技術の普及などをとおして、
農業生産の拡大、
生産者所得の向上に取り組んでいる。

「当組合は、ミョウガ・キュウリ・シシトウ、
こういった品目で10品目ほどの栽培をしておりまして、
ここ5年間で
10億円ほどの売り上げ増となっております」

食と農を通じて、地域のつながりも作っている。

「3年前に、産直市場の「とさっこ広場」を開店いたしました。
また、中山間地で、週4日ほど、
移動型の店舗の車を走らせており非常に喜ばれています」

JA土佐くろしお 森光組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.08

地域ブランド品の輸出に力を入れながら、地産地消も推進し、新規就農者も支援する!

JAながみね 専務
角谷泰宏
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、和歌山県 JAながみね 角谷泰宏専務。

地域農業の拠点であるファーマーズマーケットは、
実店舗だけでなく、移動販売車も導入。
地産地消を進めながらも、
買い物が不便になっている高齢者を支援する。

「安心・安全・新鮮な農産物を中心に移動販売しています。
食と農を基軸に、
地域に根ざしたJAでありたいと思っています」

地域ブランドの「下津みかん」は輸出にも力を入れる。
また、地域の高齢化に対抗するため、
新規就農者を積極的に支援する取り組みもおこなう。

「ファーマーズマーケットに出荷したい人を対象とした
就農支援講座の「トレーニングファーム」、
そして、女性向けの農業講座「かんきつ塾」と、
しっかりとしたカリキュラムで
さまざまな支援をしており、大変、喜ばれています」

JAながみね 角谷泰宏専務の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.07

JA自ら農業経営にも取り組み、耕作放棄地の発生防止に成果!

JA麻植郡 組合長
大久保公雄
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、徳島県 JA麻植郡 大久保公雄組合長。

地域農業の担い手の元へ出向き、
ヒアリングした課題の解決に力を注ぐ。
また、JA自ら農業経営にも取り組み、
耕作放棄地の発生防止にも成果を上げている。

「高齢化が進む農業者から農地を預かり、
大豆や野菜を生産し、
地域の給食センターに供給するなどして地産地消を進めています」

食と農をつうじて、地域の結びつきも生み出している。

「JAの女性部による吉野川市JA主婦大学も、
大変好評をいただいております。
藍染め体験など、年間10回のイベントを
学びの場として、さまざまな交流が生まれております」

JA麻植郡 大久保組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.06

今日野菜を全国へ発信しながら農業技術の次世代への伝承も進める!

JA京都やましろ 組合長
十川洋美
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、京都府 JA京都やましろ 十川洋美組合長。

主力品目である宇治茶をはじめ、
統一ブランドの「京野菜」を全国へ発信。
農業生産のコストカット、
付加価値アップにも力を入れながら、
生産者の所得向上を目指している。

「宇治茶の生産・販売と、
最近では、特に、京野菜である
「九条ネギ」の生産拡大に力を入れています。
白ネギの消費が中心の首都圏はじめ、
販売先は、どんどん全国へと広がりを見せています。
JAとしても九条ネギのセンターを設け、
生産者の出荷調整作業の手間を省き、
生産者の手取りをあげるために、
カットネギやスライスネギの加工販売も拡大しています」

地域農業を守りながら、
農業の担い手への育成・支援も積極的におこなっている。

「若手農業者への積極的な農地の集積、
施設化の支援を強化しながら、
ブランド産地の確立、また、販売力の強化を実現して、
地域農業の受け皿作りをすすめています。
新規就農者には、JAファームでの研修や、
ベテラン農家が講師となって
担い手養成塾を開講して農業技術の伝承を着実に進めています。
若手農業者に魅力を感じてもらえる農業作りを
これからもがんばっていきます」

JA京都やましろ 十川組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
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