初のゲスト講師!BiSH リンリン先生登場!-10代の頃の話

SCHOOL OF LOCK!



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聴取期限 2021年7月5日(月)PM 10:00 まで




アイナ「ここが、私がいつも授業してるダンスルームです。」

リンリン「すごいねー! 鏡があるよ。」

アイナ「そう、この鏡でダンスの授業とかしてんねん。私の講師名“表現の講師”って言うんですけど、知ってました? 」

リンリン「知ってました。」

アイナ「ほんまに? 4月からアイナLOCKS! の授業が始まって、今日はなんと、初めてゲスト講師を迎えさせていただいています。」

リンリン「誰ですか?」

アイナ「誰やろ…」

リンリン「私だよ。」

アイナ「(笑)いつも会ってるから不思議な感じ。今日も朝から1時間前ぐらいまで一緒やったもんね。」

リンリン「でもなんか、大人に見えるよ。1人でやってるんだ、って感じ。いつもより大人。」

アイナ「なにそれ(笑)嬉しいことを言っていただいたんですけど…ゲスト講師の先生、誰やろ? って思ってる人もいると思うんで、生徒たちに自己紹介をお願いしてもいいですか? 」

リンリン「はい、BiSHリンリンです。」

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アイナ「はい、BiSHのリンリンさんです! 」


M. ZENSHiN ZENREi / BiSH


アイナ「リンリン、この曲、最近めっちゃ聞いてるよね。」

リンリン「うん、もう…ちょっと疲れたね(笑)」

アイナ「曲の頭のギターのフィードバック、『キー』っていう音が聞こえたら、あぁ…激しい曲や…って思うよね。」

リンリン「もう今聞いてても、自分が叫んでるとこで勝手に息止めちゃって、疲れちゃった。」


アイナ「私たち、BiSHっていうグループをやっていまして、メンバーのリンリンと、今日はいっぱいしゃべっていきたいと思います。あんまりリンリンと10代の時の話をしたことがないなと思ってるんやけど…リンリンは、学生時代何部に入ってたの?」

リンリン「そんな部活ほどの部活がなかったからさ、大会に出る部活もないし。だから中学は、サッカー。」

アイナ「サッカー?」

リンリン「でも違うの。サッカーなんだけど、中学校の時は部活の選択肢があんまりなくて、とりあえず『先輩のことをこっそり蹴れるかもしれない』って思って、だからサッカー選んだの。でもみんなで試合とかやると、毎回なぜか私の頭にボールが飛んできて当たって、そのままスンって倒れて…何回も保健室に運ばれて休んでばっかりだった。」

アイナ「先輩を蹴ろうと思って入ったけど、結局自分がやられてしまったんや。」

リンリン「うん、めっちゃ弱かった。サッカーどころじゃなかった(笑)」

アイナ「すごい、初めて知ったわその話! リンリンってBiSHの中でも一番スタイルいいし、事務所単位で見ても、女の子40人ぐらいいる中で一番細いと思うねんな。そのリンリンがサッカー部って、心配になっちゃうね。友達とかおったん?」

リンリン「うん、まあまあね。普通。でも常に2人組とかだった。」

アイナ「そうなんや。女の子の仲良しみたいな?」

リンリン「そう、女子校だから、女の世界しか知らない。」

アイナ「それよく言ってるよね、女の世界しか知らないって。」

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アイナ「アイナLOCKS! は、たまに恋愛の相談とかもあって、それが超キュンキュンするねん。『告白しようと思ってるんですけど…』とか。もしリンリンが共学やったら、これがしてみたかった! とかある?」

リンリン「えー、男がいるんでしょ?」

アイナ「その言い方なんかちょっと下世話に聞こえるけど(笑)『男子』ね!」

リンリン「そうそう、男子男子! そうだね、何しようかな… でもなんか、移動教室のとき、席近く取るとかはやりたいかも。」

アイナ「あー、班を一緒にするとかな。」

リンリン「そう、小学校の時は共学だったから、修学旅行はこの男の子と一緒がいいな…とかあったの。でもそれはちょっと、中高生の感覚とはまた多分違うじゃんきっと。味わってみたかった。」

アイナ「うわー、いいね! 移動教室の班とか、絶対キュンキュンする!生徒ちゃん生徒くん、やってみてほしい。」

アイナ「1個読んでもいいですか?」

リンリン「はい。」

アイナ「恋バナです!」


違うクラスだけど、たまに同じ選択の授業でこっちのクラスにやってくる女の子の中で気になる人がいます。
話かけたいけど、席も離れていてなかなか機会がありません。あまり共通の話題もなさそうです初対面でガツガツ行きすぎるとかえって嫌われそうだし..
最初どうやって話しかけに行ったらいいですか?アドバイスお願いします
タケルノミコト
大阪府/17歳/男性


アイナ「これ、超タイムリーだね! いま話してた内容じゃん。」

リンリン「なんかさ、そのクラスの中でゲームとかしたら? 」

アイナ「あー、いいかも!」

リンリン「そういうのないのかな?」

アイナ「うちらがこの前やったゲーム…ワードウルフ? それやったら結構おもしろそう!」

リンリン「いいね、しゃべれるしね。」

アイナ「そうそう!」

リンリン「それで話振って気遣ってあげたら、『え♡』ってなるかもしれない。」

アイナ「えーー何それ! いい、結構いい!!」

リンリン「すごいね、男の子ってそんな感じなんだね。かわいいね。」

SCHOOL OF LOCK!


アイナ「かわいいよね。」


アイナ「恋愛はそんな感じなんだけど、逆に10代の頃、辛かったことはある?」

リンリン「辛かったこと? うーん…学校は毎日行ってたけど、本当は行きたくなかった。毎日ママに『行きたくない行きたくない』って言い続けてたけど、結局行ってた。」

アイナ「行ってたのはすごいよね。その行ってたっていうのは、なんで行ってたの? ママが『行け―!』って言って来たの?」

リンリン「そうだね…朝車で駅まで送ってもらってたから、もう車に乗るしかなかった。」

アイナ「へー。」

リンリン「あとあれも嫌だった、発表!」

アイナ「ちょいちょい来るもんな、音楽とか。」

リンリン「めっちゃ嫌だった。」

アイナ「発表の中でも一番嫌だったのは?」

リンリン「一番嫌だったのは、歌のテスト!」

アイナ「歌なんや! 」

リンリン「裏声を人に聞かれるのが、自分の中でめっちゃ恥ずかしいことだった。昔お姉ちゃんと家族で車に乗ってて、私が歌ってたの。そしたらお姉ちゃんに『お前、めっちゃ歌下手じゃん!』って言われて、そこから歌えなくなっちゃって。」

アイナ「ひどいなお姉ちゃん…お姉ちゃん呼び出そう、お説教や(笑)」

リンリン「だから小中高はもう、合唱で一言も発したことない。」

アイナ「練習とか?」

リンリン「そう、練習とか。本番も。」

アイナ「え、じゃあテストどうするの?」

リンリン「テストも、歌わない。立ってしばらく『んんん〜』って羽音ぐらいうなって、座って、先生も何も言えないみたいな。」

アイナ「言わないんや。『触れるな!』っていうすごいオーラがあったんやろうね。」

リンリン「そう(笑)」

アイナ「確かに私も、正直声ガラガラだったから、多分別のベクトルで、音楽の発表は嫌やったな。」


アイナ「でも今は2人とも歌ってるわけやん? 最初歌うってなったときは、恥ずかしかったり嫌やったりしんかったん?」

リンリン「オーディションとかはめっちゃ嫌だったけど、なんかもう、歌が下手でも世の中に出てしまえば、さらされすぎるじゃん。」

アイナ「そうだね(笑)」

リンリン「そうなったらもう恥ずかしくない、逆に。見る人が知り合いとかじゃないじゃん。」

アイナ「あー、分かる! 今も例えば、リハーサルで身内に見られる方が、お客さんに見られるより恥ずかしかったりしん?」

リンリン「うん恥ずかしい。緊張する。」

アイナ「それかも! 見られすぎたら、いいかも!」

SCHOOL OF LOCK!




アイナ先生初めまして!そしてこんにちは!
私は今日6月14日が誕生日なのですが、いつも家族や友達におめでとうと言われても恥ずかしくて素っ気なく返してしまいます。とても嬉しいのにこの気持ちを上手く表現することができません。恥ずかしい気持ちをなくすにはどうしたらいいですか?教えてください!
ねう
広島県/15歳/女性


リンリン「いいことあるよ!」

アイナ「教えてください!」

リンリン「英語にする! “Thank you”“Happy Birthday”って。私、恥ずかしいからいつもそうやって言ってるんだ。」

アイナ「この子、『p.s : BiSH大好きです! これからも頑張ってください!』って書いてくれてるよ。」

リンリン「Thank you!」

アイナ「おー!本家“Thank you”!」

リンリン「(笑)」

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M. beautifulさ / BiSH


アイナ「リンリンがBiSHになって初めて作詞した曲、『beautifulさ』が好きっていう生徒ちゃん生徒くんがめっちゃいるんだよね。私ももう、何百回何千回歌ってるか分からんけど、いまだに歌いながら、いい歌詞やなって思い直す瞬間があったりする曲です。」

アイナ「歌詞を書いたときの気持ちを覚えてたりする?」

リンリン「初めて書いた歌詞だったから、中高で自分の中にあった不満とか嫌なことをブワーって書いた。Aメロの『消えたい 死にたい朝に』は、テスト勉強とかテストとかに向けて言ってる。学生時代は、テスト勉強が進まないとき、鉛筆をガンッて机にぶつけて壊したりしてたから。」

アイナ「テストの日の朝は消えたくなるよな。」

リンリン「うん。」

アイナ「でも衝撃的な話で、『beautifulさ』ってみんな“元気が出る曲”ってイメージやねんな。『息してたら明日は来るんだし』みたいな。でもリンリン的には、ちょっと違った風に歌詞を書いたんや。」

リンリン「うん、諦めの歌として書いてた。」

アイナ「これはどこが諦めなん? 『どうせ明日は来るし、やろうか』みたいな?」

リンリン「『死なないからいいか』っていう感じ。」

アイナ「そういうちょっとネガティブな感情も持ってる曲やからこそ、多分みんなが好きなんじゃないかな? 行こうぜ行こうぜ!ばっかりの曲やったら、やっぱりしんどい時もあるもんね。その諦めがちょっと垣間見えるから、もしかしたらみんな好きなんかも。」

リンリン「確かに。」

アイナ「すごいね、初めて書いた歌詞。」

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アイナ「最近リンリンのボイトレでやってる声、あれでちょっとしゃべる?」

リンリン「いいですよ!」

アイナ「そろそろアイナLOCKS! 終了のお時間です。リンリンさん今日は、いかがでしたか?(野太い声)」

リンリン「(笑)」

アイナ「来週もリンリンさんに参加してもらうんですけど…いま喉の奥を開いてしゃべっています!」

リンリン「喉ちんこを人に見せているかのようにしゃべるのが大事です!」

アイナ「ありがとうございます。来週はアイナLOCKS! のメイン授業『表現の時間』を一緒にやって行こうと思います!」

SCHOOL OF LOCK!



★来週のアイナLOCKS! は、引き続きゲストにBiSHのリンリン先生が登場します!お楽しみに!

★表現にまつわるお悩みや、アイナ先生リンリン先生へのメッセージ、リクエスト等は、[ アイナ掲示板 ] または [ メール ] から書き込み待っています!


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