
<SE /扉を開ける音>
ひかる「今夜は昨日に引き続き二人で授業をしていきたいと思います。GIRLS LOCKS!4週目担当�盒兇劼�ると、」
峯田「銀杏BOYZ峯田和伸です。」
ひかる「昨日に引き続き今夜は峯田さんと授業をしていきたいと思います!」
17 LOCKS!

ひかる「まだ高校生の私が峯田さんにいろいろ聞いていきたいと思います。」
峯田「いいんですけど、聞かれたらもちろん答えるんですけども、それが決してひかるさんにとっていい影響があるのかは保証できないよ。話半分で聞いてね。」
ひかる「峯田さんはどんな17歳を過ごしていましたか?」
峯田「はっきり覚えています。暗い人でした。友達は居たけど、クラスで人気者になるタイプではなかった。音楽ばっかり聴いていました。」
ひかる「大人が嫌いっていうのはなかったですか?」
峯田「そういうのはなかった。毒にも薬にもならない人。好きな女性はいるんだけど、廊下の向こうからずっと観ていた感じ。」
ひかる「どこから感情が爆発するようになったんですか?」
峯田「楽器を持ってからかな。」
ひかる「楽器!」

峯田「学園祭で演奏するバンドいるでしょ?ああいう人達を見ていて『いいなぁ』と思う気持ちがありつつ『馬鹿じゃないの?』と思っていました。『俺の方が音楽好きなのになぁ』と思っていました。ただ、その時のバンドやっているやつの光る汗とか、制服のまま「キャー!」って熱狂している女の子達の姿ははっきりと覚えている。」
峯田「ただ、自分がバンドをやるなんて露にも思っていませんでした。」
ひかる「何がきっかけで音楽に携わろうと思ったんですか?」
峯田「大学進学のときに山形の実家を飛び出してきて。実家が電気屋なんですけども、俺、長男だから電気屋を継ぐっていう約束だったの。それで学費を出してもらって。だから、4年間のうちに好きなことをやってみてから帰ろうと思ったの。その時まで楽器を演奏したことはなかったんだけども、友達に楽器を教えてもらって山形から出てきた友達にベースをやってもらったりして、バンド始まったの。コピーをやる技術がなかったからオリジナルでやっていたの。始めたら止まんなくなって。」
ひかる「初めて楽器を持ったときにどう思いましたか?」
峯田「指が届くわけ無いと思った。『F』なんて未だに押さえられないし(笑)俺、山形から東京に出る新幹線に乗る日、すごく雪が降っていて、お母さんが車で山形駅まで送ってくれるって言って自分の家の向かいに住んでいる一個下のヤツが来て、車のドアをコンコンするの。
『和伸さん、これ受け取ってください』ってギターをくれたの。俺、一言も音楽好きなんて言っていないのに。まぁでも多分俺が音楽好きなのは知っていたのかも知れない。アコースティックギター。裸の。ケースも持たないで、その裸のギターを持って抱えたまま新幹線に乗りました。」
ひかる「衝撃的!」
峯田「せっかくもらったから、ギターを始めた。」
ひかる「その真意がしりたいですね。」
峯田「今思えばそいつのおかげなんですよね。」
ひかる「今でもその方と会ったりするんですか?」
峯田「引っ越したって聞いた。だからもうあそこにはいないんだよ。」
ひかる「不思議!」
峯田「何がきっかけになるかわからないね。17歳のときは何にもなりたくなかったな。なるべく平穏に、誰にもいじめられることもなく、うやまれることもなく過ごしていたいなと思っていました。」

ひかる「峯田さんは17歳のときは大人びていたとおもいますか?」
峯田「子供じみている感じは無かったと思う。」
ひかる「今の話を聞いていると、すごく大人びていた17歳だった気がします。」
峯田「そうかもね。ひかるさんはいま、17歳だもんね。すごいよね。ドラマ出て。」
ひかる「私は今、17歳で前は『大人びている』って言われていたんですけれども、だんだん、年齢が自分の精神年齢を超えてきたと思うようになってきて、何が正解かわからなくなって。前は芝居で『これはこうなんだよ』と教えてもらった時に、わかっているつもりでも、わかっていないことに気づいて。」
峯田「だんだん化けの皮が剥がされてきた感じだね。」
ひかる「そうですね。生きることの難しさと言うか、楽勝と思っていたことがすごい難しいなと思うようになってきて、これが私の17歳の葛藤です。峯田さんはこういう葛藤はありましたか?」

峯田「多分あったと思う。でも、こういうのって解決できるわけじゃないからね。自分は何もわからないんだっていうことを自覚することが大変で、今までは自分だけの世界を『これは多分こうでしょう』っていうので作って行けていたけど、これは自分がそう思っているだけで。
でもそこからなんですよね。だから落ち込んでほしいですよね。落ち込んでいない人のほうが健全じゃない気がする。何も知らないっていうことを自覚してほしい。」
ひかる「私も含めて17歳の生徒に向けて黒板にメッセージを書いてほしいんですが。」
峯田「えっとねぇ…」


「“そのまんま”を大切に」
峯田「周りが『こうだからこうしてみよう』っていうのはもちろん大事だと思うんですが、自分は誰でもないんですよ。自分が誰でもないっていうことを考えるのはすごい難しいんですが、その髪の色で、その肌の色で、その笑い方でいられるっていうことはすごく大事で、その自分をかわいがってもらいたいと思います。」
M:ぽあだむ/銀杏BOYZ

ひかる「どうしてこの曲を選曲いただいたんですか?」
峯田「この曲は私の�盒兇劼�るさんのイメージ。キラキラしていて。こういう感じでいていただきたいですね。」
ひかる「嬉しい〜!峯田さん二日間ありがとうございました。」
峯田「現場に居てもね、あまりしゃべれないもんね。よかったです。」
ひかる「来年の1月15日には武道館でライブがあるそうですね。」
峯田「そうなんです。もしよかったら見に来てください〜!」
ひかる「今日のGIRLS LOCKS!は�盒兇劼�ると」
峯田「峯田和伸でした。」
















