ON AIR REPORT

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とーやま委員「“チバユウスケ”!え〜、4月の24日、今週の月曜日のお昼にですね、パッと自分のスマートフォンを開きましたらですね、チバユウスケという、僕が高校2年生の時、1996年の時からずっと見ている大好きなカタカナ6文字が、自分の目に飛び込んで来ましてですね。で、それと同時に、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、食道ガンを患われている、と。で、とりあえず、今入っているライブとかはキャンセルして、療養に時間を充てるという、The Birthdayの公式サイトの文章を見てですね、まず…なんて言うんですか?“ふーん”って、まず最初に思ったんですよね。なぜかというと、受け止め切れてないから、“はぁ〜”って、1回、多分、自分の感情を逃がしたんです。で、改めて、またちゃんと読んで…ガクン!と、僕は来ましたね。その日も仕事があったんで、支度してとか、仕事の移動とか、でも、気を抜くと、やっぱりそのことを思い出してしまってですね。僕と同じような気持ちの方もたくさんいらっしゃったと思いますけれども、僕もまあ、“あぁ〜、そうか…”と。こう、思ってしまいました。
で、いろいろ考えた結果ですね、The Birthdayの曲を聴いたり、チバユウスケの声を聞くことで、気持ちを持ち直す、みたいな。だから、僕からしたらですね、大好きなチバユウスケ先生を、なんとか僕らが…僕ら如きですけども、“支えなきゃいけない”とか(思っているのに)、それなのに結果、チバユウスケの声で元気づけられてしまっているなぁっていうこととか、この1日、2日、そういった過ごし方をして、“やっぱめちゃくちゃ好きなんだな”と、いうことも改めて思った、今週の始まりでした」

とーやま委員「で、自分の中ではいろいろ考えたりした中でですね、僕が10代の時に、当時はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTというバンドでしたけれども、ライブも何度も行きましたし、1ツアーでも、3回、4回とか、遠征とかもしまして。例えば、ある時は、東京の今は無き『赤坂BLITZ』。2500人ぐらいすか?それの、2500分の1(人)です。僕は。で、ある時は、新潟県の苗場。『FUJI ROCK FESTIVAL』。GREEN STAGE。ヘッドライナー。3万の中の内の1人でした。で、ずっと、10代の時とかに見ていた時に思うことはですね、よく、アーティストのみなさんの音楽を聴いた時に、“背中を押された”とか、“なんか大切なものいただいた”とか、あるじゃないですか。そういうライブを、僕は当然、経験してるし。なんですけど、あの時、僕が喰らったチバユウスケの姿にはですね、もう、その場にいる2500人ないし3万人とかも、全部ひっくり返して根こそぎぶっ倒しに来るっていう勢いを、僕はすごく感じて。で、“俺も負けてらんないぞ!”って言って暴れ倒して、声を荒げて…っていう経験が、僕はもう、忘れられなくて。
それ以降も、僕は音楽が好きですから、いろいろ、たくさんライブとかも参加してるんですけど、何て言うんすかね?語弊が…まあ、あってもこれはいいですけども、そのような感覚は何度もあるんですけども、でもやっぱり、正直、“あれを超えるものはもうないな”という感じなんですね」

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とーやま委員「で、それほどのエネルギーを費やしてですね、おそらくバンドは1991年から始まっているはずですから、そこからいろんなバンド経て、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSO、それからTHE GOLDEN WET FINGERSとかもやられて、もちろんThe Birthdayも、他にもMidnight Bankrobbersですとか、いろんなユニットやらなんやらもやられていて、まあ、ベクトルは多分、変わってると思います。それは、僕は、とーやま校長時代でも、チバユウスケ先生として、何度も生放送教室の授業にお迎えしてお話を聞いたりとか、インタビューを読む限り、出し方とか言葉とかも、当然、変わって来ているし。だけども、“根本にあるものは何も変わってないはずだな”と、こう、思うわけなんですね。だから、もう30年以上に渡ってそれほどのエネルギーを発して、僕らに観せてくれてるってことは、まあ、めちゃくちゃお疲れでしょうから、僕はもう、今は本当に休んで欲しいと。まあ、これも、みなさんも同じ気持ちだと思います。
で、復活しますよ。はい。なんてったって、チバユウスケですんでね。その時はですね、俺はもうちょっと想像をして震えて涙が出ましたけども、この曲を、多分、演ってくれるはずだ。そこでまた新たなパーティーが始まるということをですね、僕は想像して、イメージして、気持ちも何とか届けたいなとも思います。
今日はその曲から行ってもいいすかね?
このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会、本日も生放送ですけれども、丸2年が経ちまして、1発目の放送の時の1曲目もこの曲なので、景気づけに、そして、多大なる愛を込めて、チバユウスケ先生に向かってこの曲を届けたいなと思います!」


M Buddy / The Birthday


とーやま委員「いつになっても大丈夫ですんで、時間どんだけかかっても大丈夫ですんで、また、いつでも、号令と共にパーティーを始める準備はしておきますんで。体力と気力と、我々もいろいろ気を遣いながら、なんとか、そして必死に、今日も明日も生きてこうと思いますんで、改めまして、よろしくお願いします。本日の1曲目、The Birthday『Buddy』!


M ゲット・アップ・ルーシー/ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT


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とーやま委員「あ〜ら〜。あらららら(笑)1997年の夏、高校3年生の夏休みを思い出す。このこの乾いた音で…アベフトシのギターの音、聴きましょうか?はい。ここ!」

<曲のギターを少し聴く>

とーやま委員「サーって、後ろにノイズも入ってるでしょ?で、ウエノ(ウエノコウジ)とキュウ(クハラカズユキ)ちゃんが入って来る。はい。ドン!はい。これはね、まあ、アルバムバージョンとは、まあ、違うわけです。はい。チバユウスケ、ほい、どうぞ」

<歌が始まる>

とーやま委員「いい声です。 『ゲット・アップ・ルーシー』
え〜、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会、本日も、生放送でお送りしております。Twitterは、#SOL教育委員会。あと『ミクチャ』。動画配信アプリ『ミクチャ』でもですね、本日、生配信を行っておりますんで、よろしくお願いしたい。コメントも書けます」

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とーやま委員「さっきもお話しましたけども、僕はチバユウスケ先生を96年に知って、CDを購入してます。で、その時は、まあ、普通にかっこいい、普通の好き、でした。なんですけど、高校3年生の夏休み、午前中だったと思うんですけど、テレビで、“このシングルが発売されてますよ”っていうミュージックビデオが、15秒、ないし30秒流れたんですよ。で、さっきの、キュウちゃんの“タランタランタラントントン♪”がテレビから流れた時に、所謂、“電気が走る”というやつ。“なんだ!?この音は!?”と。で、“この声は?”、“このメロディーは?”、“このギターは?”となって、その日に、僕は、札幌のすすきののCDショップに買いに行って、マキシシングルを買いました。…ここのソロもいいね〜これ」

<ギターソロを聴く>

とーやま委員「でね、ある時のライブはね、チバがね、“トゥルルトゥルルルル〜♪”、チバはユニゾンで、“トゥウルル〜トゥルルトゥ〜♪”、WORLD…あれだったかな?STEREO LYNCH じゃなくて、その後のビデオかな?に、入ってる。で、ライブとかになると、ここで、“ウ〜!ロイッ!”とかって言うんだね〜。ちょっと、もうちょっと聴いていいすか?この後ね、こんだけバーンと爆発してるのに、ここからは、シャープになります。ジョン!」

<ギターリフを少し聴く>

とーやま委員「で、このノイズがいんだよな〜。イギリスのね、『Toe Rag Studio』ってとこまで、向こうまで行って、これを録ってるわけ。だから、僕はこれを高校3年生の時に喰らって。そこから、アルバムから、ビデオ…当時のVHSね。とか、アナログ盤とかを、少ない小遣いを集めて買って。で、東京に出て来て、初めてライブを観る。それから10年とか経って、SCHOOL OF LOCK!で、チバユウスケ先生と初めて対面するわけで。ドラムのキュウちゃんもいらっしゃいましたね。で、放送が終わって、“Webに上げる写真を撮りますよ”って時に、なんとチバさんの方から僕の肩を組んでくれてですね。その瞬間に、僕、バーって涙が出た、っていうのが、2011年6月。12年前か。という、思い出ですわ」

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とーやま委員「今日のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会は、10代の時の僕が、今、流れてるTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケという男にですね、まあ、“人生を変えられた”と言っても過言ではないし、実際、変えられてます。
というように、10代の時のあなたを変えた曲、あなたの人生を変えたアーティストを教えてもらいたいなと思ってます。メールもたくさん届いておりまして。電話?じゃあ、行く?ってことでいいすか?」

<電話コール音〜電話が繋がる>

火曜の夜タクシー「もしもし」

とーやま委員「ちょっと…行け行け…待って!“ダダッ♪”よしOK!はい。ここOK。あ、ごめんね」

火曜の夜タクシー「もしもし」

一同笑い

とーやま委員「そこだけ、聴きたかったから。あ、聴こえてる。聴こえてる。ごめんな」

火曜の夜タクシー「あ、ちょ、ちょっと待って…いいですか?」

とーやま委員「あ、どうしたの?いつでも待つよ。そしたらもう、次の曲、行っちゃうよ?」

火曜の夜タクシー「あ…ちょっと待ってください(笑)」

とーやま委員「あ、『スピーカー』って曲、行っちゃうからね」

<『スピーカー』が流れる>

とーやま委員「トゥ〜ルルル〜ルル♪ルルルルルルルル♪ル〜ルルル〜ルルル…♪あれ?火曜の夜タクシー?」

<曲を聴く>

とーやま委員「OKだったら、OKって言ってね?」

火曜の夜タクシー「もしもし。あ、OKです。OKです」

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一同笑い

火曜の夜タクシー「ちょっと…(笑)」

とーやま委員「どうしたの?今」

火曜の夜タクシー「あの〜、家に人がいたので、一応、ちょっと、出てきたので(笑)」

とーやま委員「あ…それは、俺がうるさい、という事だよね?ごめんね(笑)」

火曜の夜タクシー「火曜の夜タクシーです。こんばんは」

とーやま委員「火曜の夜タクシー、いつも、ありがとう」

火曜の夜タクシー「いえいえ。すみません。ちょっと、ここんとこ、あんまり聴けてなかったので、久々に。今日から仕事も休みだったので」

とーやま委員「なんで聴けてねんだよ」

一同笑い

火曜の夜タクシー「ちょっと、午前様で…」

<『スパイダー スパイダー』が流れる>

とーやま委員「おらっ!『スパイダー スパイダー』!3曲目です。インスト!トゥン♪ドォン♪ドォン♪ドォン♪ドン♪トゥン♪ドォン♪ドォン♪ドォン♪ドン♪ドォン♪ドォン…あの、話したかったら、“話したいです”って言って!ドン♪ドン♪ドン♪」

火曜の夜タクシー「話したいです!めちゃめちゃ話したいっす!(笑)」

とーやま委員「OKOK。『スパイダー スパイダー』も、俺、火、点いちゃうからね。3曲目のインスト、好きだから」

火曜の夜タクシー「さすがっすね(笑)」

とーやま委員「火曜の夜タクシーってさ、今、何歳なの?」

火曜の夜タクシー「29歳です」

とーやま委員「29歳で、今は?お仕事とか?」

火曜の夜タクシー「はい。車の整備士やってます」

とーやま委員「おっ!俺もね、ちょっと古い車、乗っててさ」

火曜の夜タクシー「あ、観てます(笑)めっちゃめっちゃ羨ましいです。ほんとに」

とーやま委員「ほんと?」

火曜の夜タクシー「はい」

とーやま委員「バッテリーとかもすぐ上がっちゃってさ、俺は、まあ、JAFさんにお世話になってんだけどさ、もしかしたら、いつか、火曜の夜タクシーにも、お世話になるかもしん…お世話にならないような運転はしないといけないんだけど」

火曜の夜タクシー「じゃあ、山形に、是非、来てください」

とーやま委員「そこまで行けるかな?東京から」

火曜の夜タクシー「来れますよ。だって、岩手にまで行ってるんですから。とーやま委員」

とーやま委員「そうだね」

火曜の夜タクシー「待ってます(笑)」

とーやま委員「単純に、遊びに行くようにするわ。山形に」

火曜の夜タクシー「ほんとにお待ちしてます」

とーやま委員「ほいでさ、火曜の夜タクシー。火曜の夜タクシーの…だから、約10年以上前か?10代ってなったら」

火曜の夜タクシー「そうですね」

とーやま委員「その時の火曜の夜タクシーを変えてくれた曲、というのが、ある?」

火曜の夜タクシー「あります」

とーやま委員「じゃあ、まず、その曲は何なのか?誰の曲なのか?聞きましょう。何ですか?」

火曜の夜タクシー「UNICORN(ユニコーン)の『すばらしい日々』です」

とーやま委員「ちょっと待ってよ。今日、どうなっちゃってんだよ?これ。俺、誕生日?今日。なんか、俺の好きな曲しかかからないじゃん。これ。どうなってんの?」

火曜の夜タクシー「(笑)」

とーやま委員「え?何歳の時に?」

火曜の夜タクシー「多分、小学3年か4年なんで、9歳、10歳とかの時なんですけど、ソニーのハンディカム。あのビデオカメラのCMかな?多分」

とーやま委員「だからもう、UNICORNが一旦解散した時だ?解散してる時だ?」

火曜の夜タクシー「そうですそうです」

とーやま委員「たしか、2003年か、4年ぐらいじゃない?違うかな?」

火曜の夜タクシー「ほんとに、その辺です。多分」

とーやま委員「俺は、嬉しかったわけよ。もう、全く動いてないUNICORNを、“あ、ちゃんとCMとかで使ってくれる人がいるんだ”っていうのが、嬉しかった思い出があるけど」

火曜の夜タクシー「そうですね」

とーやま委員「それを、テレビで聴いたってこと?」

火曜の夜タクシー「(CMをテレビ観て)年を重ねても、ずっと、それだけ、パッとこう…なんか、(心の中に)残っていて。で、中学校ぐらいに、(奥田)民生さんの存在も知って。多分、あの北京五輪かな?星野ジャパン(野球日本代表)の時の。『無限の風』って曲とかもあって」

とーやま委員「民生のソロのシングルね」

火曜の夜タクシー「はい。その辺で、民生さんにはまって。で、そこから結構、ロックンロールの音楽を聴くようになっていったっていうのが、1つきっかけですね」

とーやま委員「これさ、俺と火曜の夜タクシーは、歳で言うと14とか違うんだけど、俺と全く一緒で、俺も中2の時に、UNICORNを知って」

火曜の夜タクシー「あ、そうなんですか?」

とーやま委員「うん。“いわゆるヒットチャートとは違う音楽ってものが世の中に存在してるんだ”ってわかって」

火曜の夜タクシー「うん。うん。うん」

とーやま委員「そこから、例えば、The Beatlesだったりとか、Electric Light Orchestraだったりとか、そっちに流れてって、“ロックって、こういうものなんだ”ってわかるんだけど。一緒だ。やってること、体験は」

火曜の夜タクシー「すごい、偶然で、嬉しいです。そういうの(笑)」

とーやま委員「で、この、UNICORNの『すばらしい日々』はさ、火曜の夜タクシーにとってどういうもの?っていう質問には答えられる?どう?」

火曜の夜タクシー「言葉にすると難しいっちゃ難しいんすけど、自分は今、地元にいるんですけど、周りの友人とかは、大体、東京とかに行ったり、別の場所に住んじゃって、なかなか会えない時もあるし、地元にいる友達すらも、仕事とかそういうのでなかなか会えないから…で、だんだん仕事とかも嫌になってきたりして(笑)なんか、いろいろ考えてて。まあ、そういうのもひっくるめて、別に、これ(『すばらしい日々』)が“寄り添ってくれる”ってわけではなかったにしろ、そうじゃなかったとしても、なんか…なんだろう?やっぱり民生さんが書いた詞っていうのは、何か不思議な力があるというか」

とーやま委員「そうね」

火曜の夜タクシー「なんて言ったからいいのかな?(笑)」

とーやま委員「まさに、“力溢れ”って、サビでも歌ってるしね」

火曜の夜タクシー「そうなんですよ(笑)」

とーやま委員「で、俺は、これは、コードとかもさ、マイナーなとこもあったりとかするし、悲しげというか、まあ、“お別れの曲なんだな”って思って聴いてたんだけど」

火曜の夜タクシー「そうですね」

とーやま委員「でも、実際さ、UNICORNは、16年とかの時を経て…この曲のミュージックビデオには、ドラムの川西(幸一)さんは映ってないんだけど」

火曜の夜タクシー「でも、やっぱり再結成して(笑)」

とーやま委員「そうなの。だから、“出会う曲だな”って俺は改めて思ったし、“出会える”ってことだし。だから、火曜の夜タクシーも、そういう友達たちとも数年会えてなかったとしても、もしかしたら、今、このタイミングで、その友達も同じことを、火曜の夜タクシーのことを思い浮かべてるかもしんないし」

火曜の夜タクシー「はい」

とーやま委員「また、いつかちゃんと再会する日もあるんだなってことを、多分、(この曲は)音で鳴らしてくれてるわけだから」

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火曜の夜タクシー「はい」

とーやま委員「そんな日を願って、聴く?」

火曜の夜タクシー「いいですか?」

とーやま委員「これね、イントロも、ほんと、すばらしいよね」

火曜の夜タクシー「そうですね。もう、このイントロを聴いた瞬間から、もうなんか…“ジャージャジャジャ…♪”ってもう…(笑)」

とーやま委員「ど、どこのパートですか?今の?」

火曜の夜タクシー「あ、もう、イントロです」

とーやま委員「あ、最初のね。“タンタタンタ〜ン♪”んとこね?」

火曜の夜タクシー「そうです。そうです」

とーやま委員「行くか?じゃあ」

火曜の夜タクシー「いいですか?」

とーやま委員「じゃあ、曲紹介、よろしく 」

火曜の夜タクシー「じゃあ、聴いてください。UNICORNで『すばらしい日々』


M すばらしい日々 / UNICORN


とーやま委員「ここね、“テンテテンテ〜ン♪”のフレーズはずっと一緒なんですけど、後ろのコードが、多分、変わってるんですよね。そういう細かい仕掛けも、実は、テクニック的には用意されていたりとか。この曲を以てですね、2009年に、UNICORNは再結成するんですけども、その“蘇える勤労”ツアー、横浜アリーナの模様がですね、DVD、ブルーレイに収まってまして、1番、オーラスでこの曲を演るんですけども、UNICORNは、特にそういう、今で言う“エモーショナルな部分”とかは、ほとんど出ないし、出さないし、なんですけど、アンコール、一番最後のこの曲、アウトロ、まさにこの瞬間でですね、一番真っ先に辞めてしまった、当時のリーダー、ドラムの川西さんの元に4人が集まって行ってですね。お客さんに背を向けて、5人で視線を合わせながら、このアウトロを奏でる。涙が止まらないですね。観る度に。RN 火曜の夜タクシー、29歳か。民生さんのソロアルバムも『29』。火曜の夜タクシーの、10代の時の、忘れられない、人生を変えてくれた曲。改めまして、UNICORNで、『すばらしい日々』」


M 深く潜れ / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT


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とーやま委員「97年、夏に発売されております、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのマキシシングル『ゲット・アップ・ルーシー』。さっき、1、2、3とまあ、頭(の部分が)かかってますけども、これは4曲目。『深く潜れ』。ハウリング。ギター。わぁ〜!ハウリング〜!はい!ダダダダダダ♪『深く潜れ』“dive in blue”。これはシングルの4曲目だから、まあ、カップリングなんですけど、途中からですね、あれは恐らく、GEAR BLUESツアーぐらいから、アンコールとかの、とっておきの場所で演るようになって。まだ、テンポはゆっくりじゃないすか。これで、みんな、まあ、揺れてるだけです。途中でスピードが上がるところで、全員でダイブ。モッシュ。最高!靴は、絶対コンバース!なぜなら、上でバタバタしたら危ないからね。ドクターマーチンの人がいて、頭、怪我することもあったけどね。はい。
『深く潜れ』に乗せて、お送りしております、本日の『SCHOOL OF LOCK! 教育委員会』でございます(笑)え〜、Twitterの方でも、みなさん、先ほどのUNICORNの曲に対しての感想も…」




とーやま委員「すごいなー。広島時代ってこと?あ、東京来てからか?“トゥントゥントゥンジャァ〜ン♪”で、もう、俺達、客!」

<曲が盛り上がる>

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とーやま委員「うわぁぁぁぁ〜!チバァァァ〜!アベ〜!キュウちゃん!…ダイブ!ここでもう!うぉわぁ〜うぉ〜!女の子んとこには、絶対、危ないから、行かないように。屈強な男の肩に、こうやって乗っかって、こうやって。うわぁぁぁ〜!って。いや、これでね、引っこ抜いてもらって。セキュリティの人に。ぐるっと回って、後ろから、またこう入って来て、やる。よし。電話だ。このまま行っちゃうと、もう、全部、うちゃっちゃうから。うちゃっちゃうよね。うん。じゃあ、次の方に」

<電話が繋がる>

とーやま委員「おっ?もう繋がった?もしもし?」

くじらのほね「もしもし。佐賀県のRN くじらのほねです」

とーやま委員「くじらのほねさん。教育委員会は、よく聴いてくださっている?」

くじらのほね「時々、お聴きしてて、SCHOOL OF LOCK!時代によく、毎日、聴いてました。宿題のお供でした」

とーやま委員「嬉しい。ありがとう。今は、お幾つになられて?」

くじらのほね「今、26です」

とーやま委員「普段は何してるの?」

くじらのほね「事務の仕事をしています」

とーやま委員「あれは?お休み、ゴールデンウィークとかは?どう?」

くじらのほね「明日から休みです」

とーやま委員「なんか、予定は?」

くじらのほね「私、大学時代に山口県に住んでたので、山口にちょっと遊びに行きます」

とーやま委員「お友達とか?1人?」

くじらのほね「実はですね、少し前に、SCHOOL OF LOCK!10周年記念の、全国家庭訪問ツアーの時に、山口県に来ていただいて」

とーやま委員「とーやま、あしざわと、職員のみんなで、毎月、周った中の1つ?」

くじらのほね「そうです。その時にお会いさせていただいて、お手紙も渡しました(笑)」

とーやま委員「では、クリアファイルとかも、もらえた?」

くじらのほね「いただきました。あと、柑橘系のアレをいただきました」

とーやま委員「“柑橘系のアレ”って(笑)ちょっと待って(笑)え?何だっけ?それ(笑)ジェーン、なに?」

くじらのほね「(笑)」

とーやま委員「今も、手元にあるんすか?」

くじらのほね「今、もう、ないです。本物の“柑橘系のアレ”だったので、ちょっと、美味しくいただきました」

一同笑い

とーやま委員「“アレ”?(笑)それ、誰からもらったの?」

くじらのほね「とーやま校長とあしざわ教頭からいただきました。『フテネコ』と『フテイヌ』の絵を描いていただいた記憶があります」

とーやま委員「フテネコはね、あしざわ元教頭の絵で」

くじらのほね「はい。フテイヌも」

とーやま委員「”柑橘系のアレ“?ちょっと、1回、こっちで、調べますんで」

くじらのほね「(笑)」

とーやま委員「全く思い浮かばない。嘘なわけないもんね?」

くじらのほね「はい。いただきました。美味しくいただきました。ありがとうございました」

とーやま委員「食べてるんだ?(笑)大丈夫なのかな?それ(笑)」

くじらのほね「大事でした。あの、ちょっと、腐る寸前まで飾ってました(笑)」

とーやま委員「嬉しい限り。で、くじらのほねさんの、10代の時の、あなたを変えた曲。これがあるわけですね?」

くじらのほね「はい」

とーやま委員「じゃあ、どの曲なのか教えてください。よろしくお願いします!」

くじらのほね「サカナクション先生の『エンドレス』です」

とーやま委員「これは、なぜ?」

くじらのほね「中学生、高校生の頃に、よく聴いてまして。サカナクション先生のこともSCHOOL OF LOCK!で知ったんですけれども、結構、幼少期から、ちょっと辛かった経験が多くて、当時の私は、あんまり自分が悲しいとか辛いとか、そういう気持ちをうまく言葉に出来ずにいたんですけれども、その、言葉にならないもどかしさとか、もどかしい気持ちというか、そういうものを抱えたままで、そんな私の隣にずっと一緒に座っていてくれるような存在感があったので、この曲を選びました」

とーやま委員「これ…『サカナ LOCKS!』も、多分、くじらのほねは、当時もずっと聴いていただろうから、多分わかる と思いますけども、一郎先生は、今の言葉を聞いたら、ほんとに嬉しいだろうね」

くじらのほね「(笑)」

とーやま委員「だって、1つの曲の作詞ということに対してもね、時間もものすごいかけられるし、“これでもうOK”ってなっても、もう全部投げ捨てて、また新たに1から言葉紡ぐとか、そういう方じゃないですか。でも、“そこまでした甲斐しかないな”と、今の話を聞いたら、多分、思うでしょうね」

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くじらのほね「いやもう、ずっと、ボロボロ泣きながら、当時は聴いていたと思います」

とーやま委員「最近は、あんまり、『サカナ LOCKS!』は、聴けてない?」

くじらのほね「そうなんです。最近は、ちょっと出席出来てなくて、ごめんなさいの気持ちなんですけれど。でも、車をよく運転したりするので、夜、運転してる時とかは、時々、ラジオを点けると、あの懐かしい声が聴こえてくるので、当時の自分に戻ったような気分になります」

とーやま委員「くじらのほねさんももしかしたらご存知かもしれないですけど、一郎先生もね、ちょっと、活動の方ね…まあ、『サカナ LOCKS!』とかはずっとやってくれてるけども、いろいろ、お休みになったりとかもしてたりするから」

くじらのほね「ですね。はい」

とーやま委員「なんか、機会があったりとか、時間があったりとか、余裕があった時には、今の気持ちとかもね、直接、『サカナ LOCKS!』宛とかでも」

くじらのほね「あ、是非、送りたい」

とーやま委員「したら、ほんとに嬉しいと思うから」

くじらのほね「はい(笑)」

とーやま委員「今までの感謝の気持ちとかね、そういうのも伝えて欲しいなって、元校長としても、強く思いました」

くじらのほね「ありがとうございます」

とーやま委員「この流れで、じゃあ、聴きましょうか?」

くじらのほね「はい。聴きます」

とーやま委員「いい時間だな。よし。じゃあ、くじらのほねさん、改めて、曲紹介、お願いしてよろしいですか?」

くじらのほね「はい。サカナクション先生で『エンドレス』


M エンドレス / サカナクション


とーやま委員「当時、中学生、高校生だった佐賀県の女の子がね、この曲を、電波を通して、一郎先生から、サカナクション先生から受け取って、今日は“10代で人生を変えられた曲”というテーマでやってますけど、実際にくじらのほねの中で、この曲が…どんな表現だったのかな?こう、“沁み入った”とかいう表現もあるし、“心がバーン!ってなった”とかでもあるのかもしれないし、“よし、じゃあ、明日もいっちょやってみっか?”って思ったのかもしれないし、とにかくまあ、忘れられない瞬間があったということだね。サカナクション先生に、改めて感謝だね」

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とーやま委員「改めて、サカナクション『エンドレス』!」


とーやま委員こんばんは。先月逆電をもらい、Hi-STANDARDについて熱いお話を聞かせていただいた牛乳ボーイです。委員とお話しして以降、さらにハイスタについて知りたくなったため、サブスクで漁りに漁って聴きまくりました。今僕のメンタルを支えてくれているのはハイスタです。先月お話ししたときに、STAY GOLDの冒頭で難波さんがいわれている言葉にものすごく力をもらっていることを伝えました。輝き続けろと歌われていることで、自分が生きている意味を肯定してもらえている気持ちになります。この曲も含まれている伝説的なアルバム、MAKING THE ROADも何度聞いたかわかりません。その中の曲で僕が最近鬼リピしているのが、DEAR MY FRIENDです。烏滸がましいかもしれませんが、ハイスタの3人から自分が声をかけてもらえている気がしています。ギリギリ10代のうちにハイスタと出会えたことは、自分が輝き続けられる要になっています。
RN 牛乳ボーイ
群馬県 19歳


M DEAR MY FRIEND (Live at YOKOHAMA ARENA 20181222) / Hi-STANDARD


とーやま委員「この音源、やっぱ、何回聴いてもいいっすね。横浜アリーナ」

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とーやま委員「そうか。ラーメン屋で、これ流れてて、わぁ〜って…なりますよね。これね」

ライブ音源MC「センキュー!」

とーやま委員「いや。こちらこそよ」

ライブ音源MC「よし。じゃあ、最後、みんな…」

とーやま委員「肩、組んで!ちょっと、ラーメン屋でお聴きのみなさんも、これ、肩、組んで!」

ライブ音源MC「上の方も、いいか〜?」

とーやま委員「もちろん!」

ライブ音源MC「隣の人と、いい感じになってたか〜い?」

とーやま委員「もちろん!もちろん!え?あれ行く?もしかして?」


M MOSH UNDER THE RAINBOW (Live at YOKOHAMA ARENA 20181222) / Hi-STANDARD


とーやま委員「うゎ…“Yeah you boys and girls〜”って、あのね、ブライアン・バートンルイスが言ってくれてるやつね。じゃあ、これと共にお別れだ。6月。『SATANIC CARNIVAL』でしたっけ?幕張メッセで。難波(章浩)さんと、(横山)健さん。Hi-STANDARDとして、ステージに立ってくれる。もちろん、そこには、恒(恒岡章)さんもいるでしょう!終わりましょう」

<Hi-STANDARDの曲を聴きながら終了>


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この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年5月5日(金)PM 11:00 まで




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