

大森「っさ!」
山中「っとっとっと…」
大森「っさ、綾華先生書き初めに挑戦中です」
山中「はい!がんばってまーす!ねっ」
大森「もう、ピッてね」
山中「ちょっとね、もう書道と言えば…!じゃないですかっ!」
大森「そうですね、書道くそ下手、山中先生」
山中「やめてやめて!!そんなことないからー」
大森「普段の字上手なんですけどね」
山中「なんででしょうね??」
大森「なんかとっても…」
山中「筆に嫌われてるんですかね?」
大森「ん?」
山中「ん?」
大森「ちょっと分かんないですけど」
山中「なんか違う??」
大森「ちょっと分かんないですけど」
山中「おかしいなーー」
大森「とにかく、あんな上手くないっていうね。衝撃でしたね」
山中「そんな下手じゃないよー?」
大森「ねっ」

山中「ごめんねちょっと急いで書くわ!書くからちょっとちょっと…」
大森「おい難しい字書いて出来る風の感じ演出すんのやめろよーー」
山中「違うよーー!!!」
大森「パッとかけよー」
山中「こういうこと書きたかったんだよーー!!」
大森「カンペ見てんじゃねえよ!!」
山中「ほらもうさーーあーあーーー」
大森「いけるいける!」
山中「あってる?あってるよー」
大森「分かんないなんて書こうとしてるのかよく分からないからね」
山中「あってるよほらー。で、これを…こうして」
大森「あーーー!!」
山中「こうして…」
大森「分かる、なるほどね!」
山中「チョン、チョンの…」
大森「あーでもちょっとあざといなやっぱなーー」
山中「トンットンや。ほら来た!!!」
大森「お!!じゃあ名前をね」
山中「はーい、名前書きまーーーす!」
大森「なんで左寄りなの?」
山中「あれ!?ほんとだなんで!??」
大森「え~?(笑)」
山中「あーじゃあちょっとスペース余ったんで右に名前書きます!」
大森「新しいですね。それ若井の多分小学校のルールだったらもうダメですね、先週言ってましたけども」
山中「あ、そうですね、ダメか…。まあいいや、ここに書くわじゃあ…」
大森「書けましたか?」
山中「もうちょい!」
大森「出来たっ!!」
山中「もうちょい!!あっ違う!!…出来たー!!!」
大森「あ、どっちだ??」
山中「え…」
大森「出来た!!」
山中「出来たよー!」
大森「おめでとうございます!」
山中「はい!あのう、先週の授業で大森先生と若井先生が「令和」という新しい時代へ向けた未来の書初めをしていたということで」
大森「まあね、抱負ですよ抱負」
山中「そう!私もやっと書きました!書かせていただきました」
大森「これで。一週遅れで」
山中「ええ」
大森「なるほどね」
山中「いい感じ?」
大森「これ先に言っておきますけど、来週再来週とかね、藤澤先生だったり髙野だったりにもやってもらいますから」
山中「あ、ちゃんとみんなやるんだね!」
大森「もちろんです!」
山中「よかったよかったー!」
大森「じゃあまあということで、綾華先生、“これからの未来・令和がどんな風になっていってほしいか。”もう個人的なやつでいいですから、新時代への抱負を読み上げてください!」
山中「はい!私、山中綾華が書いた言葉は……『御縁』 であります!」

(記者会見のシャッター音が鳴る)
大森「おおおーー!!いいっすねーー!!なんかでもちょっと上達したんじゃないですか?」
山中「やっぱねー、思うよね!?前より良くなったと思わない?」
大森「なんかちょっと小技を覚えたっていうんですか?
山中「いや覚えてないよ…違うよ(笑)」
大森「はらい…とかね」
山中「あでも…ちょっと、あるよ」
大森「なるほど。これちょっと説明してもらっていいですか?」
山中「『御縁』っていうはさあ、もちろん人間関係もそうなんだけど、色んなことに御縁っていうもの付き物じゃないですか?だから色んな人と繋がっていきたいし次につなげていきたいしっていうことで、もう本当に御縁に恵まれた、令和にしたいなーって」
大森「いいですね。でもなんかいいんじゃないですか!とてもいいと思います!先週、若井さんは『結婚』で僕は『安心』とか言ってましたね」
山中「ははは~、まあね」
大森「まあまあまあ」
山中「ジャンルとしては近いけどね!」
大森「まあ同じだけど御縁ってすごくいい言葉ですよ!」
山中「でしょ!?」
大森「とっても!とっても頭のいい言葉だと思います」
山中「よかったよかった、いえーい」

大森「はい。ということで綾華先生の書初めが完了したところで今日も早速、授業をしていきましょう」
山中「はーい」
大森「今日も面白い授業なんでね」
山中「おっ!」
大森「黒板書きますね!」
山中「はいよっ。なんだろうね?面白い…」
大森「えーっと!!ウーーエーーーーーイ!!!」
山中「なんですか!?そんな難しいんですか!?」
大森「おいっす!オケーーイ」
山中「あ早かったねー」
大森「読みますよー、せーの!」

『ミセス FAQ』
大森「生徒のみなさんこんばんは!“いま”を学ぶ超現代史の講師…!」
2人「Mrs. GREEN APPLEです!」
大森「ボーカル、大森元貴です!」
山中「ドラムの山中綾華です!」
大森「突然ですけど綾華先生、今日は何日だったっけ?」
山中「えーっと、5月8日です!」
大森「つまり、ジー・ダブリューが終わってしまったということでね」
山中「えっと、ゴールデンウイークですかね」
大森「はい、ゴールデンウイークですね!」
山中「はい!」
大森「10連休もあったのに!「あんなにあったはずの休みがもうなくなってるんですけど…!?」みたいなね。「超ダルいんですけど!」って生徒がこの時期多いと思います」
山中「そうだよねー…!」
大森「僕らには全く無関係のジー・ダブリューですけど」
山中「まあまあまあまあ、そうでしたねー(笑)」
大森「そこで僕は思います。やっぱり気分を上げるには、アレがいいんじゃないかと思うんですよ」
山中「アレだ!」
大森「アレですよ、なんだっけな?
山中「なんですか!」
大森「“音楽”」
山中「音楽!」
大森「まあ僕たちですから。一応ね」
山中「そうだねーー」
大森「そうですよ。ってことで今日は「休み明けでダルいなー」「気分を上げる曲ないかなー」とかね、そんな生徒のために、僕たちMrs. GREEN APPLEの曲の中からその状況、そのキモチにあった曲を僕が選らんでいこうと思います!それが「ミセス FAQ」ってことで!」
山中「うん!」
大森「今から綾華先生には、休み明けの生徒の気持ちになってもらって「こんな気分の時に聴く曲はないですか?」と僕に質問をしてもらおうと思います」
山中「あーなるほどね!自分が生徒になって質問するんだね!」
大森「そうよ、なりきって、「生徒だったら今こう思ってるだろうな」って思って、あっちにぶつけてくれよっていうね」
山中「なるほどね!」
大森「あっちにね!」
山中「どこにですかね???」
大森「まあそれはね、僕が選曲をするのでみんなは綾華先生の質問が「今の自分と似ているなー」と思うものがあれば、ぜひその曲を聴いてみてください!とりあえずやってみましょう!」

山中「はい!では早速」
大森先生に質問です!
「休み明けで体がだるいです。朝起きた時にスッと目覚められるような曲ないですか?」
大森「なるほどね!まず、夜しっかり早めに寝てください!!ってとこ大事ですけど」
山中「そうだね、そこ大事」
大森「大事ですけど!でもまあ朝ってことで、安易なあの曲を選びました!
山中「安易な!安易なとは…(笑)」
大森「Mrs. GREEN APPLEの2ndアルバム『Mrs. GREEN APPLE』に収録されています!」
M In the Morning / Mrs. GREEN APPLE
大森「『In the Morning』ですね!」
山中「うーん!!」
大森「まあこれしかないよねっていうね」
山中「うん。絶対起きれるじゃーーん!」
大森「そうこれね、すごい爽やかなアレンジじゃないですか、そもそも。メロディーもだし。なんかどっか自分で作っておきながら頑張ろう!って思うようなね。メロディーもサビとか結構大きいメロディーですからね、歌ってても気持ちい、聞いてても気持ちいいっていう曲になってるんじゃないかなと思います」
山中「絶対に起きれるぞ!これ聞いたら」
大森「ねえ!ぜひぜひ。「朝苦手だよー」とか「ダルいよー」って生徒は聞いていただけたらなーと思います。『In the Morning』でしたー!」
山中「続いて…」
大森先生に質問です!」
「学校についてしまえば大丈夫なのですが、登校中が憂鬱です。何かテンションを上げられる曲ないですか?」
大森「なんか…なんかな~~。学校ついたら大丈夫なんだろうー?」
山中「うん」
大森「なんだそれ~わがままだな~」
山中「登校中ってねーあるよねーー」
大森「うーーん」
山中「学校行くの面倒臭いなーーと思ったり色んなねーー」
大森「はいはい」
山中「これやらなきゃいけなかったなーーとか」
大森「まあそんな時は無理矢理テンション上げるの大事ですから。僕が選んだのはこの曲です!」
M サママ・フェスティバル! / Mrs. GREEN APPLE
大森「そう、なんってったって『サママ・フェスティバル!』」
山中「(笑)」
大森「「サママママ~♪」って言ってますからね!」
山中「いや~~これはもうこの曲は完璧にテンション上がるよ!」
大森「もうねーリリースして3年経つんですか?「サママ」ってなんだろうって思いますよね。やっぱり。なんだったんだろうなー?ってね。でもすごい爽やかですし、これも。元気いっぱい。やっぱり夏じゃないですか、もうすぐ」
山中「そうだねー!」
大森「もうすぐですよ、夏なんて!もう梅雨が来ますから。『サママ・フェスティバル!』、夏に向けて気分上げるの大事なんじゃないかなーって思って選曲しました。『サママ・フェスティバル!』でした」

山中「続きまして!大森先生に質問でーす!」
大森「なんかむかつくなあこの生徒…」
山中「なんで??なんで??」
大森「なんかむかつくなあ」
山中「なんで…(笑)」
「部活の大会が近くて、先輩や顧問の先生に厳しくシゴかれています。それでも頑張って練習に打ち込めるような曲ないですか?」
大森「まあそれはねー、やっぱり気持ちが来てますから、頑張って練習打ち込むのも大事だけど先輩と顧問をシゴき返すっていうのも大事かなって」
山中「あれ!?そういう…!?」
大森「この曲を選びました、どうぞ」
M 絶世生物 / Mrs. GREEN APPLE
大森「そうです、『絶世生物』です」
山中「いや、「あゝ」って言ってるじゃん(笑)」
大森「うん、気持ちだよ?気持ちの問題、マインドね」
山中「気持ちね!」
大森「なにくそー!っていう気持ちね。大事ですからやっぱり」
山中「なるほどねー!」
大森「部活にしても何にしても。これを聞いてムカムカをちょっと解消して練習に打ち込んでいただけたらなと」
山中「頑張れるね」
大森「でも混沌としてますから、そもそもこの曲が」
山中「そうだね(笑)」
大森「混沌とね」
山中「いやでもいいと思う!なんか自分の色んな感情を一回うわーー!!って吐き出したらスッキリするよね」
大森「いいですよね」
山中「うん」
大森「『絶世生物』僕すごい好きなんですよね」
山中「いいと思います」
大森「ってことで『絶世生物』でした」

山中「続きまして大森先生に質問です」
大森「あれ?ちょっと年齢上がった気がするな…」
山中「あれ?おかしいな」
「お弁当の時間、いつも1人で食べています。1人でいても寂しくない曲を教えてください。」
大森「難しいよね、なに選んでも1人だと寂しいけどね、結局ね」
山中「うーーーん」
大森「いっぱい悩んだんですよ。例えば「HeLLo」とか色んな曲ありましたが結局ね、「はあ…1人だな…」ってなっちゃうわけだけど、まあなんかそういうのを肯定も否定もせず温かくなれる曲があるんじゃないかと思って探しました、ありました。これね、ミセス全員好きな曲だと思います。僕ら自身も好きだなと思って僕自身も聞いてる曲です」
M 庶幾の唄 / Mrs. GREEN APPLE
大森「『庶幾の唄』でしたー。1stミニアルバム『TWELVE』に収録されている最後の曲ですね。いや、これでもすごく温かい気持ちになれるんじゃないかと思いますね」
山中「めちゃめちゃなると思いますー」
大森「やっぱグループとかさ、5月とはいえ、新入学生もですけど進級した人もそうですけど、もう結構友達のグループが出来てしまっているって人もいますよね。まあでもそこで「1人になっちゃうんだよね」とか言ってもそのコミュニティーで3年間ですか?2年間とか1年間とか分かんないですけど、多くて3年間か、中学生じゃなかったら。その中で生き抜くためには割と腹を括んなきゃいけない瞬間もありますからね。自分でなにか扉をこじ開ける、自分の心のね、積極的に話しかけたりとか、話しかけてもらった時にしっかり自分とその人に対してコミュニケーション取るていうのは大事なんじゃないかとは思いますから~。音楽でいける部分といけねえ部分があるぞ!っていうね。改めて」
山中「そうね、自分もちゃんと頑張って変わらないと…!!」
大森「そうそうそう、大事だなって思います。5月病って言葉もあるくらいだし休み明けで本当にしんどい思いをしている生徒もたくさんいると思うので、今日紹介した曲を聴いて少しでも気分転換になってくれたら嬉しいです」

山中「そしてそして!大森先生が「SongWriting プロジェクト」で使用していたギターのプレゼントなのですが!」
大森「お!憎まれ役ですか!?大きい声でいきましょう!」
山中「いいですよ!えー、来週のミセスLOCKS!で…なにかしらの発表があります!!」
イエーイ!!
大森「いいですねー!イエーイ!!っていう声で頑張っていったところありますけど」
山中「救われたなー!来週、なにかしらが、あるよ!っていうね」
大森「生徒からしたら「なんだと!?」「なに言ってんだ山中!!」みたいなとこありますけど」
山中「今日じゃないんだー!って、あるよねー」
大森「ありますけど、ぜひ来週まで待っていただけたらなって」
山中「ごめんなさいすいませんー」
大森「なにかしらってことはね、「当選者以外になにかあ、る、のかな!?」みたいなね!」
山中「あら鋭い、か、な?」
大森「って言っておきながら、とにかく応募してくれた生徒はお楽しみに~!!そして!今日発表になりました、来月からスタートするホールツアーのタイトルとツアービジュアルが公開されましたね!ツアータイトル見てくれた生徒はわかると思いますが、ここでも発表します。」
「The ROOM TOUR」
大森「ってことでね、なんか広い意味ですけど」
山中「そうだね」
大森「楽しみにしていただけたらなというね。すごく今練っている状態なので、すごい新しいMrs. GREEN APPLEが見れるんじゃないかなと思います。来られる生徒はぜひぜひ楽しみにしていてください!ということで、僕たちとはまた来週!この教室でお会いしましょう!超現代史の講師!」
大森「大森元貴と!」
山中「山中綾華でした!」
2人「以上、Mrs. GREEN APPLEでした!」