《チャイムの音》

4日間、あっという間だったな〜。全然足りない！もっとやってたい！
けど、よーし最終日やってこう！！！

《扉を開く音》

生徒のみんなこんなにゃ○！※□◇＃△！……
最終日なのに〜、あははははははは(笑)
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく！』後藤ひとり役の青山吉能です。
すんません！こんばんは、こんばんは〜！全然かっこつかないよ(笑)

あっという間の4日間でした。もっと生徒の君の書き込みを見たかったなって思いますし、何よりね逆電をやってない！今夜は直接お話聞いていきたいと思います。



光の中へ／結束バンド



改めまして、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく！』後藤ひとり役の青山吉能です。
最終日の今夜は逆電をしていきたいと思います。

青山「もしも〜し！」

？？「もしも〜し」

青山「青山吉能です〜」

なす「山口県 14歳 RN 100%なすちゃんです」

青山「……なすちゃんっ！100%なすちゃん！すみません、既に愛称で呼んでしまいました。書き込みありがとう！『ぼっち・ざ・ろっく！』が好きなんだって？」

なす「めちゃめちゃ大好きです！」

青山「嬉しい！好きな曲とかある？」

なす「『星座になれたら』が」

青山「分かりてじゃん！嬉しいなぁ〜！書き込み読ませてもらったんだけど、100%なすちゃんは今は学校でどういう感じなの？」

なす「ぼっちちゃん状態です」

青山「あぁ…ぼっちちゃん…そうなんだ。具体的にどんな感じ？」

なす「休み時間とかめっちゃぼっちな感じです」

青山「そっかぁ。今までも結構ずっとそんな感じだったの？」

なす「今まではそんなこと全然なくて、3年生のクラス替えのになってから」

青山「そっか、良い友達と離れ離れになっちゃったとか？わかる！私も高2の時とかに離れ離れになって、ずっと一人でお昼ご飯食べてた。一緒だね(笑)新しいクラスにさ、話しかけたいなみたいな子はいるの？」

なす「はい、います」

青山「そうなんだ！どんな子なの？」

なす「結構いろんな人に話せるようなフレンドリーな感じで」

青山「うわ〜！じゃあ明るい子なんだ。そっかそっか！100%なすちゃんはさ、話しかけるみたいなのって結構やっぱちょっと勇気いる？」

なす「話しだしたら話せるんですけど、話しかける最初の一歩が苦手で」

青山「うわぁそうだよね。でも、その今気になってる子とかだったら多分何かちょっとでも話したら、すごいいっぱい喋ってくれそうな感じじゃない？明るい子なら。そっかそっか、誰とでも明るく接せれるか。何が好きそうなのその子は？」

なす「その相手の子は結構多趣味な感じなんですよ」

青山「そうなんだ、じゃあ何でも結構好きそうな感じ？だったらさ『ぼっち・ざ・ろっく！』の話してみない！？」

なす「はい、前に１回聞いたことあるんですよ。そしたら「見てた！」って言ってて」

青山「え〜！すごい！じゃあそこから行ってみようよ。『ぼっち・ざ・ろっく！』の話してみてさ。例えば“今日ぼっちちゃんの声優の人と電話したんだけど”みたいな話もしてもいいしさ。それで話しかけてみようよ！今だったら話せるみたいなタイミングとかさ、直近であったりするの？」

なす「もうすぐ文化祭があって」

青山「そうなんだ。文化祭といえば、ぼっちちゃんたちも文化祭でやりましたし。じゃあ文化祭きっかけで、何か話せたらいいね。出し物とかはする？」

なす「クラスで歌を歌います」

青山「はぁ…！喜多ちゃん？実質喜多ちゃんじゃん！そうかそうかそうなんだ！文化祭のきっかけで何か『ぼっち・ざ・ろっく！』の話とかして仲良くなれたらいいね。頑張ってほしい！マジで頑張ってほしいな！『ぼっち・ざ・ろっく！』がその橋渡しになれていたら、私はとっても嬉しいです」



なす「はい！」

青山「話聞かせてくれてありがとう！明日からも学校頑張ってね！」

なす「はい、頑張ります」

星座になれたら／結束バンド



話しかけられないって気持ち、めちゃくちゃ分かるんだよなあ。
仲良くなりたいけどもなんかね、コミュニティができちゃってると、そこにスッと入っていいのかな？みたいな、3年生となるとね。でもこうやってね、作品がきっかけで話しかけられたりとか、あと受験生っていうのもあるから、普通にも勉強に没頭してみるとかでもいいと思うし。少しでも未来が明るくなったらいいなって思います。

この星座になれたらっていう曲はね、RN 100%なすちゃんの好きな曲っていうことで。この曲歌詞にもある通り“君と集まって星座になれたら”っていうね。100%なすちゃんと今気になってるその子が“星座のようになれたらいいな”って、私も遠くから思ってます。

いやー、本当にこの曲マジで刺さるな！今、この電話の中だと！本当にぼっちな生徒の心をちょっとでもほぐせていたら嬉しいなって思います。

さぁ、最終日ということで、ひとりぼっちなラジオの前で、
ひとりぼっちの君に向けて黒板を書いていきたいと思います。

(チョークの音)
…入り切らなかった！！！！
わたくしが書いたのは……ぼっちは個性(チャンス)



あのね、一人でいるっていうことはやっぱり何者にも染まらないっていうことですから、自分らしさが見つけられたりだったりとか。そうやって私も学生時代、色んなことがあって、もう一人でご飯を食べたこともあるし、いろいろちょっと辛いこともたくさんあったりもしたんですけれど、それをやっぱ乗り越えてこの作品というものに出会えたりとか、かけがえのない結束バンドっていうものに出会えたりとかもしてますから。

何かちょっとでも“ぼっちで寂しいとか悲しい”って思ってることも、いつか何かに活かせる。人に優しくできたり、人に優しくなれたりもするし、それを何かどんどんどんどん突き詰めることによって芸術性のあるものに生まれ変わったりもするかもしれないしっていうので。何がどう人生転んでいくか分かんないですから、ほんと一度きりの人生楽しんでいきましょうと思っております。

4日間、すごくいつも色んなところでラジオやらせてもらったりとか、『ぼっち・ざ・ろっく！』の方でもラジオやらせてもらってるんだけど、やっぱり10代の君たちに向けて色々しゃべるっていうのは、私も10代の経験がやっぱあるからこそ喋れることっていうのがたくさんあるんだなっていう風に思いました。

私、やっぱ青山先生もこうだったんだ！なら、まだ大丈夫かな？みたいな思ってもらえる、きっかけにもなったら嬉しいなって思いますし、何より『ぼっち・ざ・ろっく！』っていう作品が、いかに素晴らしい作品かってのを少しでも伝えられていたら、私は嬉しいなって思います。

それでは、またいつかお会いしましょう。お相手はアニメ『ぼっち・ざ・ろっく！』後藤ひとり役の青山吉能でした。こもり校長…は今日いないんだけど、こもり校長、COCO教頭！SCHOOL OF LOCK!に講師として迎えてくれてありがとうございました。
青山吉能、また帰ってきま〜〜す！！！