ONE OK ROCKのTaka先生が来校!君の悩みを聞かせて!

SOL!

今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK! にはONE OK ROCKのTaka先生が来校!
授業テーマは… 『君の悩みを聞かせてほしい』

今吐き出したい気持ち、抱えている大きすぎる不安など、生徒の君がいま抱えている悩みを、Taka先生と一緒に聴いていきました。

最初に電話をつないだのは…
【愛知県 15歳 男の子 RN:ディズニーファンのkaibo】
優柔不断な性格で、大切なことを決めるときもいつも期限ギリギリ。決めた後に後悔してしまうこともあるという、RN:ディズニーファンのkaibo。
いま高3で受験生だけど、志望校が決まっていないということで、後悔しない決断をするため優柔不断な自分を変えるにはどうしたらいいか? という悩みを話してくれました。
ちなみにRN:ディズニーファンのkaiboは、将来の夢もたくさんあり、そこでも優柔不断さを感じているということで、Taka先生から、「優柔不断で欲張りでもいい。その全部を叶えに行くのはどうか」とアドバイスがありました。

次に電話をつないだのは…
【愛知県 18歳 女の子 RN:永遠のポジモンJK】
人を信頼できなくなって、本当の自分が分からず疲れているという、RN:永遠のポジモンJK。
友達が信用していた人からいじめに合うところを見てしまい、次は自分の番なんじゃないかと思うことで、親友ですら信用したくても信用しきれない状態になってしまったのだそう。
Taka先生から、「無理して人を信じる必要はないけど、信じることを諦めないでほしい。諦めないことでいつか自分が信用される人間になれると思うし、信じること、愛を与えることに見返りを求めない考え方で挑んでみてほしい」とアドバイスをもらいました。

今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年9月15日(木)PM 10:00 まで

ONE OK ROCKのTaka先生が来校!君の悩みを聞かせて!


こもり校長「いつもは、ここで黒板書くけど、今日は書かないでおこう」

ぺえ教頭「あ、書かないでおきます?」

こもり校長「はい。なぜなら、ゲスト講師がもうここ生放送教室に来てくれるみたいだから、今日はゲスト講師の方に黒板を書いてもらおうかなと思っておりますが、どうですか?」

ぺえ教頭「そうだね。やっぱり特別な緊張感が、私の中にもいつも以上にあって。でも、張り切りたい気持ちもあるんだけど、やっぱり特別な存在の方が来るから。だけど、張り切ったとしても何か見抜かれそうだから、いつも以上に等身大でいこうと思う(笑) 嘘なんか全部お見通しだと思うから、いつも以上に素直にいきます(笑)」

こもり校長「確かに何か特別な緊張感はちょっとあるよね」

ぺえ教頭「そうそう。お会いできるんだって、まだ信じられない感じ。私、あの方とお話するんだって感じ(笑)」

こもり校長「じゃ、さっそく入っていただきましょうか」

<扉ガラガラ>

こもり校長「ONE OK ROCK Taka先生

SOL!


ぺえ教頭「いらっしゃいました。本物だ〜」

こもり校長「本当だね。それでは黒板よろしくお願いします」

ぺえ教頭「あ、一筆一筆やっぱ力強い」

こもり校長「昔、ゲスト講師の方の…ちょっと終わったんで、また明日話します」

ぺえ教頭「(笑)」

SOL!


『 台本無視先生。 』

Taka先生「どうも台本無視先生です。よろしくお願いします!」

ぺえ教頭「面白い(笑)」

Taka先生「さっきもいろいろと長い台本を渡されて、さっき打ち合わせしたんですけど、SCHOOL OF LOCK!なんで、そんなものは必要ないんじゃないかということで(笑) 今日は聞かれたことに全力で答えるというスタンスでやらせていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします」

こもり校長「改めて、今夜のゲスト講師、ONE OK ROCKのTaka先生が生放送教室に来てくれました!

ぺえ教頭「私みたいな見た目の人が言うのもあれだけど、今日はすごい未知との遭遇って感じ(笑)」

Taka先生「未知との遭遇ですか(笑) そんなにヤバいオーラ出てます? マズイね〜(笑)」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「でも、交わらないよね」

ぺえ教頭「そう。私とは住む世界がなんだか違う気はしてます」

Taka先生「そうですか? 世界は一緒なんじゃないですか(笑)」

こもり校長「すごいね。ホントかっこいいよ。俺は元々好きで、俺が初めてのアリーナツアーとか回った時に、Takaさんのこと好きすぎて、超真似したタトゥーのシールとか作って。Takaさんが入れているものの画像とか超引き伸ばして見て、シールで作って本番で使ったりしてたのよ(笑)」

ぺえ教頭「特注で作ったってこと?」

こもり校長「そう。衣装チームに頼んで。それを貼って出たりとかしているぐらい大好きで(笑)」

Taka先生「プライベートでも交流があって。すごくまっすぐ1本筋通った可愛い後輩で」

こもり校長「そんなことも言ってもらってました。22歳の頃ぐらいですね」

Taka先生「そうだよね」

ぺえ教頭「一緒にお酒も飲まれたり?」

Taka先生「飲んでますね。気合の入り方がすごかったから」

ぺえ教頭「何の気合い?(笑)」

こもり校長「コミュニケーションが下手だから、お酒が入るともう“とりあえず、最後まで付いついていきます! 先に帰らないでください”みたいな気合の入り方(笑)」

Taka先生「今いくつなったんですか?」

こもり校長「27になりました」

Taka先生「やばいな。そうだよね」

こもり校長「だから、最初に出会わせていただいてのが、もう6年半ぐらい前ですかね。20歳になってすぐだったので」

Taka先生「大人になりましたね(笑)」

こもり校長「なりました。私、ちょっとは飲み方も変わったんじゃないかなと思うので」

Taka先生「そうだよね。肝臓もたないもんね」

ぺえ教頭「老いもあって(笑)」

こもり校長「またぜひ連れて行っていただきたいんですけど。この学校にTakaさんが来られるのはもう3年半ぶり」

Taka先生「そうですね。毎回、アルバムのタイミングで来させていただいているんで」

こもり校長「なので、SCHOOL OF LOCK!的に言うと、校長教頭も変わりまして、僕とぺえさんの2人でやらせてもらってますので、よろしくお願いします」

さあ今夜は、ONE OK ROCKのTaka先生を迎えて、このテーマで授業を行っていこうと思う!
『君の悩みを聞かせてほしい』!

こもり校長「大小はあるけど、悩みというのはみんなにもいっぱいあると思う。大人になってもあると思う。ぺえ教頭もやっぱりありますか?」

ぺえ教頭「未来に向けて、たくさん不安はあるわね。これからどうなっていくのかしら?(笑)」

こもり校長「Taka先生はどうですか?」

Taka先生「いや、みんなと一緒ですよ。同じ人間ですから未来が怖くない人なんていないと思いますけど、ただ、その怖さも含めて楽しめるような人生にしたいんですね」

こもり校長「やっぱいいよね。元気出るよね」

ぺえ教頭「そうだよね。でも、やっぱり人間味がすごく溢れてて素敵ですね」

ぺえ教頭「ありがとうございます。うれしいですね」

こもり校長「羨ましいと思う時すらありますもん。やっぱり歩んできたものがそのまま出せるって意外とできないことじゃないですか」

Taka先生「そうだね。たぶん俺も、それが出来なかった時期を経ての今だから、ある意味、省エネなんだろうね。使う時は使って、使わない時は使わないっていう、そのメリハリを、家のエアコンみたいにちゃんとうまくできるようになってくると、疲れなくなってくるかもしれないね」

ぺえ教頭「気負ってないから、すごく素敵。力が抜けてて」

Taka先生「ありがとうございます。力抜けっ放しですよ」

一同「(笑)」

ぺえ教頭「全て本心ですね」

こもり校長「今日一緒に聴いてくれてる生徒のみんなも、悩みはあるけど、もうなかなか人に相談しづらいってこともあると思うから、何か悩みがあっても仲いい子にでさえ相談できないということもあると思う。だから今日は、恋の悩み、人間関係の悩みとか、どんな悩みでも大丈夫。今、苦しかったり、吐き出したいのに吐き出せないという生徒は、よかったら我が校の『学校掲示板』にその悩みを書き込んでほしい。そして今夜は何とTaka先生がいるから、もう十分に寄り添って」

SOL!


ぺえ教頭「Taka先生がいたら、どんな悩みでもいけるわ」

Taka先生「プレッシャーだな(笑) でも、この番組に出させてもらうと、やっぱり10代の子たちとかが、メールでとか電話でとかっていろいろ悩み相談されるんですけど、いつの時代もみんな10代の頃って悩んでいるの一緒なんだなっていうのは最近思いますよね。だから、たぶん答えられることもそんなに大していっぱいないのかなという。すごくシンプルなのかなっていう気持ちで、今日ここに来てるので、あまり大したこと言えないかもしれないね」

こもり校長「いやいや、もう既にですよ。寄り添ってくれるその姿勢が」

Taka先生「精一杯頑張ります!」


こもり校長「それでは、さっそくですけど、生徒の悩み聞いていこうと思います」

ディズニーファンのkaibo 愛知県 15歳

こもり校長「学年は?」

ディズニーファンのkaibo「中3です」

こもり校長「ディズニーが好きなの?」

ディズニーファンのkaibo「そうですね。お母さんのお腹の中にいる頃から行ってたんで、もう物心ついた時にはどっぷり沼にハマって」

こもり校長「(笑) じゃあれでしょ。9月8日から東京ディズニーシーにダッフィーの新しいお友達として、キツネの女の子リーナベルが新登場して」

ぺえ教頭「そうなんだ。知ってた?」

ディズニーファンのkaibo「はい。もうディズニーの公式のLINEからも通知が来てましたし、Twitterとかでも結構上げてる人もいたので。でも、それが出る前から知ってたって感じですね」

ぺえ教頭「知らなかったわ。(画像見て)でも、かわいいね」

こもり校長「俺も知らなかったわ。さっそくだけど、ディズニーファンのkaiboは今悩んでいること何なのか聞いてもいい?」

ディズニーファンのkaibo「僕は結構、優柔不断な性格で、決めたことを後悔してしまう時があって、それで今、受験生なんですけど、受験生なのに、その性格のせいで結構、志望校とかが決まらなくて。しかも、周りの子が結構決まってる中で自分が決まってないっていう感じで焦りがあって。そういうところに悩んでいます」

こもり校長「優柔不断で決断できないみたいなことか。でも、今まではどういう風に決断してきてたの?」

ディズニーファンのkaibo「大体、期限日ギリギリまで頑張って考えて、これがベストじゃないかなって、自分が思ったのを書いて先生とかに出したりしてました」

こもり校長「でも、そういうふうに選んで、後悔することばかりということ?」

ディズニーファンのkaibo「後悔することばかりってわけではないんですけど、本当にこれで良かったのかなとか考えた時に、やっぱりこれじゃなくて、あっちの方が良かったのかもなとか考えて、後悔してしまうことがあります」

こもり校長「Takaさん、どうですか? 優柔不断ですか?」

Taka先生「今、話を聞くだけだと、もうすでに自分のことが優柔不断って分かってる時点でラッキーな気はしますけどね。優柔不断ってたぶん、そのどっちを取っていいか分かんないってネガティブな方向に解釈を持っていくと、結局どの答えを自分で見出しても、ダメだったんじゃないかっていう答えにしかならないと思うんだけど、優柔不断ていうことに関して、まず自分が悩むのを止めてみることと、あと僕もどちらかというと優柔不断だった時期があったんだけど、その自分をちゃんと受け入れられることができたら、優柔不断じゃなくなるんじゃないかな。たぶんきっと欲張りなんだね。あれもしたいし、これもしたいからというところの究極で分かれ道で選択しなきゃいけない時に、たぶん本当は両方取りたい人なんだと思うんだよね。だから、もう両方を取るっていうスタンスで生きていった方がいいと思うけどね」

こもり校長「なるほど。でも欲張りなのって悪いことじゃないですよね?」

Taka先生「僕は欲張りですからね」

こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」

Taka先生「でも欲張りだけど、欲張りなりの性格を自分で理解をして前に進むと、そういう道が今度できてくるとは思いますけどね」

こもり校長「今の話を聞いて、どう?」

ディズニーファンのkaibo「ほとんど僕に当てはまることばっかりで(笑) 将来の夢とかでも、前に逆電で話させてもらった、蛍を全国に広めるって夢もあるんですけど、それ以外にもディズニーで働きたいとか、そういう夢ができてしまって。夢がたくさんできてしまったんで。しかも、どれもやりたいことばっかりで、どっちか選べないっていう条件ばっかりだったんで」

Taka先生「今の蛍って?」

こもり校長「蛍がすごく好きで、高校生が蛍を触れあえる環境をいっぱい作りたいって想いがあるんですって」

Taka先生「なるほど。で、ディズニーランドで働きたい。それを一緒にやればいいじゃんない」

こもり校長・ぺえ教頭「お〜」

Taka先生「ディズニーランドに蛍を放す何かイベントを自分で立ち上げれば?」

SOL!


ぺえ教頭「すごく素敵じゃない」

こもり校長「ディズニーファンのkaibo、今の話を聞いてどうよ?」

ディズニーファンのkaibo「確かに、ディズニーで蛍とか、都市部で蛍とかほとんど見ないので、それって結構大変なことではあるんですけど、面白いなって思います」

ぺえ教頭「ハイブリッドな夢になるわね」

こもり校長「そう。足し算したら、それぐらい面白いことばかりだから、Takaさんが言ったみたいにネガティブの方に振るんじゃなくて、確かには欲しいと思うものをやっていく。自分の性格が分かったら、またちょっと考え方も変わってくると思うから。で、中3で受験でしょ」

ディズニーファンのkaibo「そうです」

こもり校長「だから、改めてもう1回、一緒に頑張ろうよ」

ディズニーファンのkaibo「はい。分かりました」

こもり校長「頑張ってね」

ぺえ教頭「ありがと〜」

ディズニーファンのkaibo「ありがとうございました」

Taka先生「すごいですね。中3で夢があるっていいですよね。ほとんどの子は夢がない人ばっかりな気がしますけど」

こもり校長「確かに。たくさんあるっていうのはいいことだし、それがあるから現実にできることもありますしね」

Taka先生「そうですね」

こもり校長「頑張ってほしいな」


こもり校長「さあ、ONE OK ROCK先生のニューアルバム『Luxury Disease』が明日リリースということで、おめでとうございます! アルバムについては、後ほどじっくりお話聞かせていただこうと思ってます。そして、このアルバム今夜12時ジャストに配信でもリリースされるわけですけども、何か今夜は配信リリースの前に1足早くアルバムの中から初オンエアいただけると」

Taka先生「はい。持ってきました」

こもり校長「ありがとうございます」

ぺえ教頭「うれしいですね」

こもり校長「どこかで流れます(笑)」

Taka先生「でも台本無視なんで、流れないかもしれません」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「僕が無理やり持ってきます(笑) 絶対に初解禁しますので」

こもり校長「3年半ぶりのSCHOOL OF LOCK!はどうですか?」

Taka先生「そうですね。いつも来ると、みんなこの夜中にテンション爆上げして頑張ってる感じがリスペクトでしかないですね」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「(笑) 夜型ですか?」

Taka先生「夜型だけど、30歳超えてあんまり夜遅くまで起きられなくなって(笑)」

こもり校長「そうですか! 意外! 上がっていく一方かと思った」

Taka先生「それじゃ、寝られないじゃん(笑)」

一同「(笑)」

ぺえ教頭「夜が長いイメージよ」

Taka先生「でも誰かがいれば、もちろん全力で朝までいきますけどね」

こもり校長「1人ではなかなかってことですね」

Taka先生「1人ではないね」

ぺえ教頭「“全力でいきますけど”の目がすごかったよ(笑)」

SOL!


Taka先生「全力でいきますよ」

こもり校長「本物だから(笑)」

一同「(笑)」

Taka先生「それを知ってるからね(笑)」

こもり校長「さあ、ここからは明日9月9日にリリースしたONE OK ROCK先生のニューアルバム『Luxury Disease』についての話を聞いていきたいと思いますが、3年半ぶりのニューアルバムということで、これまでのアルバムと比べて3年半空くってかなり長い期間だと思いますが、アルバムの構想自体はいつぐらいからあったんですか?」

Taka先生「前回の『Eye of the Storm』というアルバムがあるんですけど、そのツアーを回って、日本のアリーナ後半ぐらいの頃にはもう固めてましたね」

こもり校長「作ろうってことをですか?」

Taka先生「うん。ロックテイストのアルバムを作ろうっていうのは、結構明確にありましたね」

こもり校長「なかなか、そこのタイミングからここまで来るのに、結構、世の中的にもガラッと変わったじゃないですか。それはどうなんですか?」

Taka先生「そうですね。でも、すごく僕が今回良かったなと思うのは、日本だけがその状況なのではなくて、全世界中が同じタイミングでストップするっていう相当レアな緊急事態だったから、そういう気持ちをちゃんと時差なく、世界中の人がシェアできることは、ある意味すごく自分にとってはアーティストとして、1つのメッセージを投げかけられるいいタイミングだなとは思いましたけどね」

こもり校長「今作はプロデューサーにグリーン・デイなど6バンドを手がけたロブ・カヴァロを迎えて制作されたそうですけど、一緒に作ってどうですか?」

Taka先生「面白いなと思うし、やっぱりこれだけいろんなレジェンド級のアーティストをプロデュースした彼でも、ロックっていう音楽を自分のライフスタイルに取り込みながら生きてるから完璧じゃないんだなって思う部分も、すごく人間らしくていいし、すごく人間味溢れる方だなと思いますね」

こもり校長「結構コミュニケーションを取りながらですか?」

Taka先生「そうですね。家も近いので。だから、何かあるとすぐ家に寄ってくれてどう思うとかって聞いてくれるし。逆に自分が忙しくなると全く連絡よこさなくなったりとか。すごく自分に正直なおっさんですよ(笑)」

こもり校長「へ〜 じゃあ結構言い合ったりも?」

Taka先生「もう喧嘩というか、よくするための言い合いはしますね」

こもり校長「へ〜 それで作り上げるんだから、すごいよなぁ。それ今回の『Luxury Disease』ってタイトルはどういう想いがあって?」

Taka先生「僕らはアルバムを一番最初メジャーデビューして出したタイトルが『ゼイタクビョウ』って名前なんですけど、その英語バージョンなんですね。10枚目のアルバムっていう区切りもありますし。
あと、やっぱりあの頃、僕らが本当にまだ世間に上手いことまだ認められてない状態でのアーティスト活動だったんだけど、あの頃から何かをひっくり返してやりたいって思う気持ちは結構変わってなくて。で、それが今、ようやく僕らアメリカで活動とかやり出して、ヨーロッパも含めてやりだして、6年ぐらい経つんですけど。やっといろんなものをちゃんと吸収して必要なものをリュックに入れて、それを背負って、これから挑んでこう登っていこうっていう最中だから、やっとスタートラインに立っている気がしてて。会社の独立だったり、そのレーベルの完全海外移籍とかもそうなんだけど。
何かここからまた昔と同じことをこの広大な地でやり始めるんだなっていう、初心に帰るじゃないけど、そういう思いも込めて、ちょっと今回はそれで、自分たちが既に出してリリースしたアルバムのタイトルを英語バージョンでもう1回付けて出したっていう感じですね」

こもり校長「すごいな。何かずっとそういうスタンスですよね」

Taka先生「(笑)」

こもり校長「6年前ぐらいに初めてお会いさせていただいて、プライベートで会ったことがある前から、俺は元々楽曲がすごく好きで聴いてて、不思議な縁でお会いして今があるんだけど、ずっとそんなスタンスというか、初めて出てきて、あのテイストが日本になかなかなくて。でも、それがどんどん認められ続けて、アリーナツアーもかっこいい事やってるなとか。で、見て追っかけてますと思ったら、急にドームツアーやります、みたいな。“え、そんなことをやっちゃうの?”みたいな。で、時が経ってフタ開けたら、“また同じことやってるんですか!?”みたいな」

Taka先生「(笑)」

こもり校長「ずっと同じスタンス(笑)」

Taka先生「いいよ。最高だよ」

ぺえ教頭「核となる部分はずっと変わらないんですね」

こもり校長「話を聞いてると、テンション上がる(笑) で、今日、初オンエアを持ってきていただいてるってことで」

Taka先生「あ、さっきのやつですね」

こもり校長「これ絶対かけていただきますから」

Taka先生「いっちゃいますか」

こもり校長「曲にいく前に、どういう曲ですか?」

Taka先生「あれ、かけるのどの曲だっけ?(笑)」

こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」

Taka先生「これは一番最初にできた曲なんですよ。まだこのプロデューサーのロブとお仕事を完璧にし始める前で、彼がこういう感じの曲調が好きだろうなって想いを込めて作った曲ではあるんだけど、僕自身が結構曲を作る際に放っておくと、ディズニー調になったりとか、ミュージカル調になったりとか、オペラ調になったりしていくんですよ。それを何とかそういかない方向に削ぎ落としてて、いつもONE OK ROCKのメロディーだったり曲にしてるんだけど。
これはあえてそういった部分を前面に出して、ピアノとメロディと歌詞を付けて、最初にデモとしてロブに聴かせた曲だったのね。でも、彼がその部分を好きに言ってくれて、彼のエッセンスがまたそこに入って、ギターが入ったりとかコーラスが入ったりして、こういう曲になったっていう。結構僕はこれだから一番好きな曲でもあるよね」

SOL!


こもり校長「じゃ曲紹介を」

Taka先生「はい、聴いてください。今日初公開ですね」


♪ When They Turn The Lights On / ONE OK ROCK


こもり校長「むっちゃいいじゃないですか」

Taka先生「ありがとうございます」

ぺえ教頭「染みる」

こもり校長「ワンオクの曲で何が好きって日本語の詞がキュンとくるんですよ」

Taka先生「すごくいい表現」

こもり校長「もちろん英語も喋れないですし、歌詞見てももちろん英語で何言ってるか分からないし。でも、歌詞だけにとらわれないでいいじゃないですか。音楽って聴感だし、“あ〜、この人たちが奏でている音ってかっこいいな”とか、“歌っている人の声いいな”って言ってる時に、自分が理解できるとキュンとくるの」

Taka先生「ああ、なるほどね」

こもり校長「“うわ、こんなこと言ってくれてるんだ”とか。だから今、僕もちろん初めて聴いたんですけど、最後にあんなこと言われて、何かちょっとドキドキしちゃってる」

Taka先生「いきなり後ろからパーンってひっぱたかれる感じですかね」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「ちょっと言葉悪いけど“はぁっ!?”ってなる。“何だよ、かっけーな!”って」

Taka先生「ムカついてるんだ(笑) ありがたいな」

こもり校長「めっちゃかっこいい。いいな。うちの廊下=Twitterでも、“イントロからいい!”とか。いろいろな人の答えがあっていいというか。いやぁ良かったなぁ」


楽しい!
すごい、気分が晴れて楽しい曲ですね!
朝とか聞いたらその日1日楽しく過ごせそうな曲ですね!
RUBYマシンガン
男性/14歳/青森県
2022-09-08 22:45


Taka先生「ありがとうございます」


久々!!
明日発売のLuxury Disease めちゃくちゃ楽しみです!!本当に町に待ってました!!
もちろん International の方も予約済みです!
Tesarで少し聴くことができた中で、So Far Gone の曲調がすごい好きでした!!とてもとても楽しみです!!
まず、曲の前にアルバムの名前で鳥肌が立ちました!そう来たか、最高すぎなって思ってました笑 いつも最高の音楽を届けていただき本当にありがとうございます!
ローラ0503
男性/18歳/神奈川県
2022-09-08 19:19


Taka先生「ありがとうございます」

こもり校長「カッコいいのよ」



Taka先生アルバムめちゃくちゃ楽しみにしてます。
まだワンオクのアルバムとかCDは持ってないんですが、今回初めて買おうと思っています。
ワンオクも髭ダンも大好きなので『Gravity』楽しみです
クマモソ
-/16歳/北海道


Taka先生「ぜひぜひ!」

ぺえ教頭「あ、楽しみ〜 早く聴きたいね」

こもり校長「髭ダンの藤原先生が入ったやつね。12時回ったら配信もあるし、CDも発売だから、是非生徒のみんなに一緒に盛り上がっていきましょうよ」

Taka先生「聴いてください」


こもり校長「さぁ今夜はONE OK ROCKのTaka先生を生放送教室に迎えて、こちらの授業テーマでお届けしていきます。
『君の悩みを聞かせてほしい!』


最近の悩み
私は心の中で他人のことを否定したり、馬鹿にしたりしてしまいます。自分でもそうしてしまう自分が嫌いだし、直したいと思っているので、声には出しません。ですが、咄嗟に心の中に悪い言葉が思い浮かんでしまうのです。きっと、心のどこかでは自分が他人より優れていたいと感じているのだと思います。
どうすれば、他人との優劣を気にしないで、人を簡単に下に見ようとしないように生きれるようになれるでしょうか?人を否定することは自分にとっても辛い事なので、皆さんの意見を聞きたいです。
Yellow Mastache
ー/15歳/東京都
2022-09-08 19:21


ぺえ教頭「なるほど。口にしないけれども、心の中でね」

こもり校長「人を下に見てしまうということだろうね。そういうのってあります?」

Taka先生「どうでしょうね。その否定っていうのは口から出てきて、初めて否定だからね。自分の中で思っている間は否定ではないんだよね。だから、分かんないけど、自分がそう思ってるっていうことを、さっきの人もそうなんだけど、自覚をしていれば、あとはそれと真逆のことを行動で移せば、絶対に全く問題ないわけで。
問題というのはいつも、自分の思ったことっていうのをもちろん頭から降りてきたものを直接そのまま何も通さずに言葉として口から吐き出す人間もいれば、しっかりそれを噛み砕いて、噛み砕きすぎて全く自分の意図とは違う方向で言葉を発してしまう人もいて。もちろんその間もいるんだけれども。たぶん、おそらくこの人の場合は、自分でそれをちゃんと解釈できているんだと思うんよね。
だから、その否定をしてしまってることに対する、もちろん自分が良くないと思う気持ちはあるじゃない。それはそれでもちろん大事に持っておきつつも、ちゃんとそれを自分の中で成就させるためにも、行動で真逆の行動をとっていけば、おそらくそういった感情も自然となくなって。
あと、圧倒的にまだ経験不足なんだと思うんだよね」

こもり校長「うん」

Taka先生「いろんなことを経験すると、人ってのは人に優しくなれますから、そういう辛い思いを、できることなら、みんなは先輩はさせないように方向をちゃんと舵切りを若い人たちにさせようとするんだけど、実はそうではなくて、ちゃんと自分で失敗をして気付いて、そして人に優しくなるっていう、その人間として若いうちにしかできない大切な失敗もあると思うから。まぁ最近の子なので賢いんだと思いますけどね。いろんな情報がいっぱい頭入ってますから。ただ、その行動にだけ、気をつけていればいいんじゃないかなと思いますけど」」

こもり校長「確かにと思っちゃった。“思ってるうちは否定じゃない”っていうのが
腑に落ちるというか。確かに考えずに言葉にしちゃうパターンと、噛み砕かずに言っちゃったが故に届かないパターンもあるし」

SOL!


Taka先生「そう。人間ですから、間違いは当然ありますし、僕も思ったことを直接言って大炎上する時もありますから(笑) それも含めて人間なんですけど、ただ一番大事なことっていうのは、いつも必ず1つなんですよ。だから、その1つ大事なことというのをいつも絶対に自分の中で持っておくことが、どれだけ思考はパンクして、言葉がそこから出なくなったとしても、仮に考えてしまって、それがストレートに出たたとしても、その大切なものだけをちゃんと自分の中で持っておくことができれば、問題ないんじゃないかなと思いますけど」

こもり校長「いや、Yellow Mastache、Taka先生からのお言葉よ。俺らもすごく考えることがありました」


♪ Vandalize / ONE OK ROCK



さて、ここからは…『農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定

こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」

ぺえ教頭「答えはTwitterで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」

こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員であり、これまでYouTube番組を通して、全国各地で農業に触れてきた、あ〜お先輩、萌ちゃん先輩。よろしくね!」

明桜先輩「農業部部員、虹のコンキスタドール、大和明桜です!

萌ちゃん先輩「農業部部員、鶴見萌です!

明桜先輩「さっそく問題を出題します。SCHOOL OF LOCK!農業部検定、問題!
9月10日は“十五夜” そして”中秋の名月”ですが・・・ この「中秋の名月」には“〇〇名月”という別名があります。 この〇〇に入るのは次のうちどれ? A:芋 B:梨 C:麦

萌ちゃん先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは…月! 月といえば、私、虹コンに入るオーディションの時に歌の課題曲があって『大声ダイヤモンド』とこの曲で2択だったんだけど、こっちを選んだんだよね」

明桜先輩「何だろう?(笑)」

萌ちゃん先輩「この曲聴くと、あの時の“やってやるぜ!”みたいな気持ち思い出すんだよね〜」


♪ ムーンライト伝説 / DALI


萌ちゃん先輩「月にかわって、おしおきよ(笑)」

明桜先輩「この曲が課題曲だったんですね」

萌ちゃん先輩「めっちゃノリノリで歌ったわ。それでは、正解を発表していきます! 答えは…… Aの芋 です!」

明桜先輩「解説していきます! 十五夜の別名は“芋名月”。サトイモの新芋を掘り、水炊きのままお供えしたりして、収穫を祝ったことから“芋名月”とも呼ばれているそうです。」

萌ちゃん先輩「全然知らなかった〜 しかも、サトイモなんだね。意外!」

明桜先輩「うん」

萌ちゃん先輩「そんな芋名月で供えられていたサトイモは、イモ類の中で特にカロリーが低くて、ヘルシーなんだって! しかも、カリウムが多く、高血圧の改善に役立ったり、食物繊維の一種のガラクタンは腸内環境を整える働きがあるそうです」

明桜先輩「カロリー低いんですね」

萌ちゃん先輩「カリウムでデトックスで食物繊維でデトックスで美味。めちゃくちゃ真剣なお芋じゃん」

明桜先輩「すごいですね。私、サトイモでいうと、しみしみに染みたサトイモが好きです。煮たやつの」

萌ちゃん先輩「煮っ転がしのこと?」

明桜先輩「ニッコロガシって言うんですか。初めて知った(笑)」

萌ちゃん先輩「でしょ〜 サトイモならではの食感がめっちゃ美味しいよね。それでは、校長教頭、月にかわっておしおきよ! 当選者の発表お願いします!」

こもり校長「なんか今日全部むちゃくちゃ。あーおのしみしみの芋もそうだし、萌ちゃん先輩の“月にかわって〜”も、何を月にかわって、おしおきしてくれるんだ?」

ぺえ教頭「そうよね(笑)」

こもり校長「それでは、正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は… はづー おめでとう!」

ぺえ教頭「正解した、はづーには、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」

こもり校長「スクールオブロック農業部検定、来週の予習範囲は“#11”」

ぺえ教頭「虹のコンキスタドールのYouTubeチャンネル“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン3”の“#11”を見たら、答えが分かるので、ぜひ予習して参加してください!」

こもり校長「…ということで、今日の農業部の活動は以上!」



こもり校長「さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!、生放送教室のゲスト講師は…ONE OK ROCKのTaka先生
さぁ、ワンオク先生は、今月9月19日から“LUXURY DISEASE TOUR NORTH AMERICA 2022”がスタートということで、あと10日後ぐらいですよね?」

Taka先生「そうですよ。だから、12日にアメリカに帰って、ちょっと準備をして、時差ボケ直して、アメリカをクルクル回ってきます」

こもり校長「すごい。あと2週間切ってるのに、まだ日本にいる」

Taka先生「そうなんですよ」

こもり校長「このタイミングでありがとうございます」

Taka先生「いや、とんでもないです。でも、しょうがないですね。こんな日にアルバムを出しちゃったんだから(笑)」

こもり校長「10月20日まで回るということで、アメリカカナダを回られるという北米ツアーですけど、いかがですか?」

Taka先生「久々なんですよね。これ1ヶ月で約24公演ぐらいなのかな」

こもり校長「1ヶ月で!?」

Taka先生「そう」

ぺえ教頭「タフだ〜(笑)」

Taka先生「だからシルクドソレイユだよね(笑)」

こもり校長「本当にそうですよね(笑)」

Taka先生「バスに乗って、ベッドが付いてて、本当に棺桶みたいなベッドがトントントンって4つあるんですよ。で、それに寝泊まりしながら、アメリカ中を回る」

こもり校長「じゃ、ほぼ毎日ですか?」

Taka先生「そう。ほぼ毎日。だから、3つやって1日休んで、2日やってでまた1日休んでみたいな感じかな」

こもり校長「みんな体もつんですか?」

Taka先生「だから、当然後半はもってないよね。もってないんだけど、もたすんだよね(笑)」

こもり校長「うわ〜(笑)」

ぺえ教頭「パワーが違うもん」

Taka先生「でも慣れてくるもんで。すごい久々だし、楽しみですよ」

ぺえ教頭「それ慣れてくるの?(笑)」

Taka先生「慣れてくる…って言うしかないよね(笑)」

一同「(笑)」

こもり校長「あと、やるしかないみたいなところもありますよね」

Taka先生「そう。その苦しみが後で喜びに変わるってことを、もう俺らは知っちゃってるからやめられないんですよね」

ぺえ教頭「クセになってる〜」

こもり校長「(笑) だから、いい意味で変人たちですよ」

Taka先生「そうそう、ホントに(笑) 今はラジオだから言葉だいぶ抑えてるけど、ある一言だけ言いたいワードあるじゃない。それをよ、俺ら(笑)」

こもり校長「俺やっぱ好きなのよ。この人達が好き(笑)」

こもり校長「さらに、12月に2〜4日の3日間、オーストラリアで行われる“Good Things Festival 2022”にも出演ということで、すごい。大忙しですね(笑)」

Taka先生「そうですね。やっと動けるようになったんで。やっとおもちゃを渡された子供みたいな感じ」

こもり校長「“やっと感”あります?」

Taka先生「あります。本当に何もしてなかったの。ほぼ感覚的には、活休(活動休止)ぐらい。アルバムは作ってたけど、人前に出て何かをするっていうことは久しくしてなかったので、今回のこの、ちょっと日本に帰ってきて、フェス何本か出させてもらって、なんとなく感覚は取り戻しましたけど。楽しみですね」

こもり校長「もう“やっと”っていう言葉を聞いたので、ちょっと僕もファン代表でもありますから、日本でのライブも頼みますよ」

Taka先生「そうですね。今まだ50パーしか入れないとかあるじゃないですか。お客さんにはそんなこと関係ないんだけど、やっぱアーティストとしては、もう背負うものもたくさんありますから、やっぱりちゃんとした状態で。校長も回ってて大変だと思いますけれども、みんなが来られる最高のツアーにしてあげたいし、そういうものを試行錯誤していくと、日本はまだまだ本当にクリアしなきゃいけない課題がたくさんあるんですよね。だから頑張って、アナウンスできるようにしますけど」

こもり校長「きた。ワールドワイドな方なので、もう世界を相手にしているので、どこにいようが誰だろうが本当に関係ないんですよね。ONE OK ROCK好きって言っていればもう追っかけるっていう。日本にいてくれたら、やっぱり日本で全力でやるし。だから楽しみにします」

Taka先生「頑張ります。ぜひ遊びに来てください」

SOL!



こもり校長「それではいきましょうか。今夜、ONE OK ROCKのTaka先生を生放送教室にお迎えして、10時台に引き続き、こちらの授業をお届けしていきます!
『君の悩みを聞かせてほしい!』



自分はあと半年で高校を卒業します。高校を卒業後は大学進学でもなく、就職でもなく、自分で会社を立ち上げる挑戦をします。
ですが、周りの友達は自分の進路をバカにしてきます。
どうしたら、自分の進路に誇りを持てるでしょうか。
セメオ
-/18歳/静岡県


こもり校長「どうですか?」

Taka先生「僕も中卒ですからね。学校を辞める時はほとんどの人に反対をされましたけれども、ただ僕がその時唯一覚えているのは、クラスで全く目立たなかった、ある女子の生徒に、何なら俺ちょっと、その当時、頭悪く悪すぎて、どういう風に目立たない生徒の人たちとコミュニケーションを取っていいか分からないみたいな時期もあったんでね。でも、その彼女が、僕が学校を去る最後の日に“頑張ってね”って言ってくれた言葉をずっと覚えてるんですよね。
今になって思うんだけど、やっぱ世の中っていうのは、そういう逆境とか何かがあった方が燃えるじゃないですか。しかも革命家なんて100人いて1人いるかいないかなんですよ。でも、今みんなに反対されてるってことは、その革命家になれるチャンスだと思いますからね。思うように存分やったらいいんじゃないですかね」

こもり校長「この話を、いきなりここで僕が出すのもちょっと恥ずかしい話なんですけど、それこそTakaさんと昔飲ませてもらった時、20代前半の頃だから、僕もまだ駆け出しの頃で。Takaさんはもう僕の中では曲も聴いて、“格好いいいい人だな”と思いながら聴いてたんですけど、そのTakaさんは、ふと俺に“3割の人は何をやっても喜んでくれて、5割の人はまあまあ評価してくれる。で、どれだけやっても2割の人というのは嫌うんだよ。だから、そこばかりに固執してもダメだし。でもその2割も大切にしてやるから、結局10になるんだよね”みたいなことを言われたのを覚えてて」

Taka先生「いいこと言ったな(笑)」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「本当に昔からの変なクセですよ。ずっといいことを言ってる」

Taka先生「変なクセ(笑)」

ぺえ教頭「言おうとしてなくても、たくさん出てくる方だから」

こもり校長「そう。でも、それを今のセメオの話を聞いた時に、バッと思い出して。そう言えば、前にそれを言われたなって。だから、たぶん2割のその人たちの言葉にフォーカスを当てがちになっちゃうという、ネガティブな言葉なんかに引っ張られるじゃない。でも、そこだけじゃなくて絶対に見てくれる人もいるし、でも、そのところも絶対大事だし、そうしたら、結局10になるよって」

Taka先生「そう。世の中には絶対にみんなを幸せにするための絶対的なルールっていうのは存在するんです。法律にしても何にしてもね。
だけど、それっていうのは、意外となるべく多くの人たちが幸せになるようにっていうルールであって、もちろんそうじゃない人たちもいるわけなんだよね。だから、そこから生まれてくる反逆者的なソウルを持った人たちっていうのは当然そんなルールがなくても、たぶん幸せに格好よく自分のやりたいことをやれると思うんだけど、世の中には人ばっかりじゃないよっていうところで、そういういわゆる人が決めたルールがあるということを覚えててほしいのと、少なくともそういうみんなが思ってないような感覚で、これから頑張っていこうって思ってるってことは、本当に何度も言うけど、普通の人は絶対に持ち合わせない感覚だから、それをやっぱり僕は大事にして欲しいし。で、それをまた大事にして何か成功した時に、必ずまた、あなたよりも何10個も年下の人たちが同じことをやろうとするから、ぜひその時に背中を押してあげてほしいなと思いますね」

こもり校長「ダメだ。テンション上がってきた」

Taka先生「(笑)」

こもり校長「熱くなってきたね」

ぺえ教頭「セメオも今、心があったかいよ」

こもり校長「ちょっと頑張ろうぜ!」


悩み
私の悩みは人を信頼出来ないことです。どんなに仲が良くても、どこかでいつか裏切られるんじゃないかと疑ってしまって素で話せない自分がいます。3年間同じクラスの子でも、毎日一緒にいる子でもどうしても信頼出来ません。そして無理をして疲れます。どうしたらこの偽りの自分から開放されるのでしょうか?
永遠のポジモンJK
女性/18歳/愛知県
2022-09-08 20:26


永遠のポジモンJK 愛知県 18歳

こもり校長「学年は?」

永遠のポジモンJK「高3です」

こもり校長「書き込みを読ませてもらったんだけど、あんまり信頼できなくて疲れている?」

永遠のポジモンJK「はい」

こもり校長「いつから信頼できないの?」

永遠のポジモンJK「中学1年生の時です」

こもり校長「きっかけは何?」

永遠のポジモンJK「仲のいいグループでいた時に、その中で一番仲良かった友達が仲間外れにされるのを目の前で目撃して、そこからです」

こもり校長「いつか自分にもそのターンが回ってくるんじゃないか、人を信用し続けると、みたいなところ?」

永遠のポジモンJK「はい」

こもり校長「今は周りの人との関わり方とか、どうなの?」

永遠のポジモンJK「疑う気持ちが強くなって、信頼したい気持ちはあるんですけど、やっぱり裏切られたりするんじゃないかなって思ってしまって、半々になっちゃって」

こもり校長「なるほどね。そうか。その、ずっと疑い続けて人と接しているっていうのにも、ちょっともう疲れてきちゃってるの?」

永遠のポジモンJK「はい」

こもり校長「どうですか?」

Taka先生「人を信じれられないのね。僕らの今住むこの世界で職業的に言ってもっと狭めて言っても、このテーブルに座って、今4人いますよね。皆さん、みんな人を信用してますか。普段信用して生きてますか?」

こもり校長「100%ではないですね」

Taka先生「ないですよね。みんなそれぞれ信頼しないで生きてるんですよ。信頼しないで生きてるからこそ、信頼するという行為が大事なわけであって、信じる必要はないと思いますよ。信じられないものを信じてもしょうがないので。ただ僕が34年間生きてきて、今何をしているかというと、たくさん裏切られて、たくさん人に傷つけられましたけど、僕はいまだに人を信頼しようと、信頼をすることを諦めていないですね」

永遠のポジモンJK「はい」

Taka先生「だから信頼をしようとしなくてもいいけど、信頼することを諦めないでほしいな。で、それがいつの日か、たぶん何周も回った時に、信頼される人間に自分がなった時に、あなたたちの周りがもっともっと変わっていく気がするから。難しいんだよ。18歳でそんな信頼する信頼されないとか、そういう問題を定義に上げてしまうことがすごく難しいんだけれども。どうか諦めないでほしいですね、人を信用しようとする気持ちだけは。ただ、無理して信じる必要はないと思います」

永遠のポジモンJK「はい」

こもり校長「今の聞いてどう?」

永遠のポジモンJK「無理はしないで、でも信頼できる子とか見つけて、信頼できる友達が見つかればなって」

Taka先生「信頼したいの?」

永遠のポジモンJK「相手から私を信頼して相談してきてくれることもあるので、その気持ちに応えて、私も信頼したいなって」

Taka先生「なるほどね。ってことはどこかで、実は見返りを求めてるんじゃないかな。人を信頼することって、実は見返りを求めることではなくて、全力の愛なんだよね。で、その愛が裏切られた時に、人って傷ついてしまうんだと思うんだけど。でも、愛ってなくならないからね。実は自分の精神的にはつらいかもしれないけれど、それに対してやっぱ追求していく気持ちってのは絶対大事で、人を愛す時は見返りを求めちゃいけないんだよね」

永遠のポジモンJK「はい」

Taka先生「だからまず、その解釈から変えて、人と接してみたらどうかな」

永遠のポジモンJK「はい」

ぺえ教頭「裏切られるっていう感覚って、ちょっと難しいなと思うのが、元々その人にはあった性質とか見えてなかった部分がようやく見えてきたっていうこと。だから、何か全然裏切られたっていうことにはならないのかなって私は思いながら生きねたりするんだよね。ようやく本来のその相手の本質とか本性みたいなものが見えだけというか。だから、人をこういう美しい人間だと、相手を美化して想い続けるのもまた大事なんだけど、その想いが強すぎて信じ過ぎちゃうと、そうやって裏切られたっていう気持ち、感覚になっちゃうのかなっても思うから、自分をこう守る為にも人を信頼し過ぎないタイミングも私は必要なのかなって思うから、それが永遠のポジモンJKにとって、今どのタイミングなのかなって感じがしたかな」

SOL!


Taka先生「人を信用するっていうのは、そんなに簡単なことじゃないからね(笑) 人それぞれキャラクターがありますから。だからハナからそれはすごく難しいことなんだけど」

こもり校長「だから、まだまだこれから先、いろいろな人と出会っていくし、どんどん見る世界も変わってくるだろうし、広がっていくだろうし。その中で誰かを信用したいって思う気持ちさえなくならなければ、また違う形で色んな人に本当に出会うから。Taka先生が言ってくれた言葉は忘れないでいってほしいな」

永遠のポジモンJK「はい」

こもり校長「まだまだ本当に大変なことはいっぱいあるけど、一緒に頑張っていこうさ」

永遠のポジモンJK「はい」

こもり校長「話してくれて、ありがとね」

永遠のポジモンJK「ありがとうございました」

ぺえ教頭「バイバーイ」


♪ Renegades / ONE OK ROCK


ぺえ教頭「でも、本当に無償の愛を本当に噛み砕いて理解するにはもっと傷つく必要があるのかな」

Taka先生「そうです。すごいこと言いますね」

一同「(笑)」

こもり校長「原宿のママです」

Taka先生「大変ですよね。やっぱり人っていろんな経験、いろんな辛い経験をしてやっぱ優しくなれるので。それに気付くことができればいいんだけど、若い時は気付けないですよね。だから難しいんだけど。でも、こういうテーマって永遠だから、人間って。みんな一人ひとりが向き合っていかなきゃいけないんだけど。まぁ誰に対してもやっぱり愛を持って、優しく接するっていうことが僕は大事な気がします」

こもり校長「自分もちょっと考える1日だな」

ぺえ教頭「そしてTaka先生は包み込んでくれますね」

こもり校長「そう。やっぱり好きな人と会うって大事だなって今日思ってる」

ぺえ教頭「あ、校長自身が?」

こもり校長「そうそう。私が自分の好き、“あ、一緒にいたい”っていう人と会うって」

ぺえ教頭「大事なものを取り戻せるきっかけになるよね」

こもり校長「それをなくしてた、みたいな言い方すんなよ(笑)」

ぺえ教頭「そんなこと言ってない(笑)」

Taka先生「(笑)」



今日の黒板



SOL!


『 無理はしなくていい だから あきらめるな 』

Taka先生「無理をすると人間やっぱり絶対体壊しますから。で、精神も壊れていきますから。無理はしなくていいと思うんですね。
ただ、諦めないっていう精神だけはどんなことがあっても忘れちゃいけないのかなと思います」



♪ When They Turn The Lights On / ONE OK ROCK


こもり校長「テンション上がってる俺、この時間に!」

ぺえ教頭「(笑)」

Taka先生「もう寝なきゃいけないんだけどね(笑)」

こもり校長「寝ちゃダメです」

Taka先生「寝ちゃダメ(笑)」

こもり校長「俺、今日歌いたいし、楽器ができるなら、かき鳴らしたい」

Taka先生「やばいね〜」

ぺえ教頭「刺激受けまくっちゃって(笑)」

こもり校長「いや、めちゃくちゃテンション上がってます」

Taka先生「本当はこのままパーッといきたいですね」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「もう浴びるぐらいまで」

ぺえ教頭「浴びるぐらいまでいきたいね(笑)」

こもり校長「しかも、この後、あと7分後には、みんなアルバム配信だからね」

ぺえ教頭「そうだよ」

こもり校長「テンション上げていくぞ〜」

Taka先生「そうですね」

ぺえ教頭「楽しみだね〜」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、明日10時に再び開校!」

ぺえ教頭「起立! 礼!」

こもり校長・ぺえ教頭・Taka先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ Save Yourself / ONE OK ROCK


SOL!



こもり校長の放送後記

T〜〜〜〜〜〜〜!!!!


ぺえ教頭の放送後記

美しい空気でした

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年9月15日(木)PM 10:00 まで

Music 2022.7.14 PLAYLIST

    22:30
  • 22:42
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ONE OK ROCK・Taka「やっとスタートライン」ニューアルバム『Luxury Disease』リリース

ONE OK ROCKのTakaさんが、9月8日(木)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。9月9日(金)リリースのニューアルバム『Luxury Disease』について、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭の質問に答えました。

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