聴取期限 2024年3月7日(木)PM 10:00 まで
今夜の授業は「明日 卒業します!」
『 うるう年 』
こもり校長「今日が2月29日ということで、うるう年だね。まずは何よりも2月29日が誕生日の生徒、誕生日おめでとう! 4年に1回来る君の誕生日だね。どういう気持ちなんだろうか? やっぱ4年に1回っていうのは嬉しいなのか、逆に気まずいなのか」
COCO教頭「この4年分のお祝いしてもらうみたいな気持ちもあるのかな?」
こもり校長「そう。別に周りとしては、たぶんしたいと思うの。俺は周りに、うるう年誕生日がいないのね。だから思わないんだけど、同級生にうるう年が同級生にいる年の生まれの人だから。96年2月29日はうるう年だから、同じクラス同学年にうるう年誕生日の人がいてもおかしくない学年なのね。だから、もしいたとしたらたぶんやりたいと思うの。“4年分行くぞ! 祝うぞ!”みたいな。俺はしたいタイプ。だけど、本人からすると、“いいって。4年に1回みたいな感じでくるの”、たぶんそう思う人もいると思うの。366日の中で一番誕生日をお祝いするのが難しいと思うの。前日は、“いや、まだ生まれてないんで”って踏ん切りがつかないし、次の日でも、“何かな。もう終わってんだよな”みたいな」
COCO教頭「熱量が変わってくるもんな」
こもり校長「ドバイには、うるう年じゃないわけじゃない」
COCO教頭「え?」
こもり校長「さっき聞いたら、ないみたいなこと言ってたもんね」
COCO教頭「いやいや、確かにないって言ってた。これちょっと語弊があるんだけど、うるう年とか今日が何曜日で何日かってフライトで分かんなくなってるから。時差とか日付変更線とか越えまくってるじゃん」
こもり校長「ドバイにない、みたいな感じだったじゃない」
COCO教頭「いやいや、気にしたことがなかったって話」
こもり校長「いや、ないって言ってたよ。ドバイにうるう年はないですって」
COCO教頭「(笑) 言い切ってた? おかしいな」
こもり校長「それはおかしいだろうと。じゃ、この世の中で4年に1度、1日ずつドバイだけズレて」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「で、西暦を使い始めてから2024年経ってるわけよ。ってことは、ドバイは2024年分ずれてってるわけでしょ」
COCO教頭「私の言葉が正しかったらね。だから、あります。ありますよ。ありました。ちゃんと調べました。で、今日ドバイではうるう年って、“リープイヤー(Leap Year)”って言うらしいんだけど、ちゃんとリープイヤーイベントがあったんで」
こもり校長「浅い(笑)」
COCO教頭「ちゃんと29日だから29ディルハム。日本円でいったら1200円ぐらいでドリンク飲み放題ですよみたいなイベントが結構ドバイではやられてるらしい」
こもり校長「ちゃんとあるじゃん!」
COCO教頭「ちゃんとあったわ」
こもり校長「ドバイ、1年しか行ってなかった?」
COCO教頭「4年半行ってた」
こもり校長「めっちゃ行ってる。じゃ、かぶってるじゃない(笑)」
COCO教頭「めっちゃ行ってたんだけどね(笑)」
こもり校長「にしても、4年に1回来るこの日だから、SCHOOL OF LOCK!でも盛大にお祝いもしたいよ。ごめんね。これは俺がやっぱ長としてやってるから、このテンションで行きます。4年分のおめでとうを君に。2月29日が誕生日の生徒、誕生日おめでとう!
ということで、SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」
♪ 366日(Official Duet ver.) / HY
こもり校長「俺はやっぱ名曲だと思うけどね」
COCO教頭「間違いないよ。ずっと名曲。色褪せないやつ」
こもり校長「だって、俺と教頭でさえも、この曲に対する思い入れが違うわけじゃない」
COCO教頭「そうね。9年の違いがあっても」
こもり校長「だって、もう大人だったでしょ?」
COCO教頭「全然大人だった」
こもり校長「そうだよね(笑)」
COCO教頭「何で笑ってんの?(笑)」
こもり校長「ごめんね。何か土俵に上げちゃった感じがしちゃって(笑)」
COCO教頭「全然いいよ(笑)」
こもり校長「俺は中学生の時に聴いたから(笑) これは学生の頃、10代の思い出の曲なわけ。これはもう変えられない、もう色褪せない、未だにを思い出す、高田馬場で聴いてました」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「鉄腕アトムの出発音が流れる中、俺はこれをイヤホンで聴いてましたよ。iPodクラシックに入れて。懐かしいなって思うけど、あれから時代が経っても、こうやって、また新しいバージョンが出てきて、今これをまた聴く10代のみんなが、15年後とか20年後とかにまた違うことを思って聴く日が来ると思うと楽曲の持つ力だったりとか、その楽曲がもたらす景色とかはやっぱすごいなって、改めて自分の経験を通して思いましたね」
こもり校長「今日が2月29日ということは、あと1日で3月に突入。大人からしたら2月29日から3月1日というのは、たったの1日かもしれないけれども、今このSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれてる生徒のみんな、その中で今年卒業を迎える生徒がいる。2月と3月ではどえらい違いだと思う。その中でも、特に高校3年生の生徒、明日3月1日に卒業式を迎える高校3年生の生徒ラジオの前にもいると思う。で、卒業式を前に今どんな想いを抱いているんだろうということで、SCHOOL OF LOCK!、今夜の授業は…
『明日 卒業します!』」
こもり校長「今夜は明日3月1日に卒業式を迎える生徒。今、君がどんな思いで2月29日な夜を過ごしているのかを教えてほしい。明日、卒業式を迎えるという生徒の中には、今日がラスト高校生という大きなものを背負った夜になると。明日の夜にはその大きなものがもう外れている状態だから、そう思うと名残惜しく感じる生徒ももちろんいると思うし、もしかすると早く重い看板を外したいと思う生徒ももちろんいると思うし。何を思っているんだろうね?」
COCO教頭「この24時間でがらっと変わっちゃうわけじゃない。だから、高校生活で思い残したことがある生徒は、もしかしたら24時間後から始まる新たな肩書きというか、そこで自分のやり残したことを叶えたいって、すごくワクワクした気持ちになってる生徒もいるだろうし。あと、やっぱり今の仲間と離れたくないって寂しさが勝つ生徒とかもいろいろいるだろうし」
こもり校長「しかも、そこに対して思い入れがある生徒ももちろんいると思うし、逆に別に卒業式なんて早くさっさと過ぎてくれればいいのにと思っている生徒ももちろんいるだろうし、行きたいという思いがあれば、別に行きたくないですといういろんな思いが明日卒業式というところに向かうと思うと、全ての想いが正解だし。でも、逆にそんなにいっぱいの想いが一気に集中する、卒業式みたいなものはすごく特別だなとも思うし。だからこそ、今夜は明日3月1日に卒業を迎える生徒、今君が何を考えているのかというのを教えてほしい」
チキンハート 秋田県 18歳
こもり校長「学年は?」
チキンハート「高校3年生です」
こもり校長「チキンハートは明日卒業式?」
チキンハート「そうです。明日卒業です」
こもり校長「じゃ、今の“学年は?”も、もう今日でもいい納めだ」
チキンハート「そうですね。最後です」
こもり校長「最後か。じゃ、明日の朝を迎えて、もう高校を卒業することになるんだけど、今の心境はどうよ?」
チキンハート「今の心境は6割が達成感で、もう2割は周りへの感謝の気持ちで、最後は後悔が2割残ってます」
こもり校長「そうか。でも、ちゃんと自分の中で割り振れてんのな?」
チキンハート「はい」
こもり校長「達成感はどこで感じたの?」
チキンハート「自分が電車通学で、毎日1時間半かけて行ってたので」
COCO教頭「遠かったな」
こもり校長「1時間半! それは3年やったな」
チキンハート「(笑) はい、終わるって達成感が大きいです」
こもり校長「それはよく頑張ったよ。周りへの感謝はもう家族とかも含めて?」
チキンハート「そうですね。あと、支えてくださった先生方とかへの感謝が」
こもり校長「その中でも後悔もやっぱある? その後悔の2割は何なの?」
チキンハート「自分は高校に入りたての時から、雰囲気に馴染めてないなって感情があって。家の近くにジムがあったんですけど、そのジムで筋トレする方に逃げ道を作ってしまって。高3まで、数いんんぐらいしか話す人がいなかったんですよ」
こもり校長「なるほどね。あ言えば、自分の中で勝手に区切りを付けてたじゃないけど、雰囲気に合わないからこの程度かみたいな感じで3年間過ごしてきちゃったみたいなところもあるんだ?」
チキンハート「はい。それで、今日が1ヶ月ぶりに学校に行ったんですけど、その時に今まで隣になったことがある人とかが話しかけてきてくれて。それで話すのが楽しくて。もうちょっと話せばよかったなって後悔が」
こもり校長「隣の子は何て話しかけてくれたの?」
チキンハート「“元気してた?”って」
こもり校長「何て返したの?」
チキンハート「ずっとジム行ってたって言ったんですけど(笑)」
こもり校長「そこからちょっと話したりとか、今まで話したことなかったことを話してみて楽しかったんだ?」
チキンハート「すごく楽しかったです」
おめでとうございます「そうか。じゃ、そこで気付いたりもしたのかな? 馴染めてないって勝手に思ってただけだったのかなみたいな」
チキンハート「そうですね。少し気づかされたことがあって。自分が思ってるだけで、周囲の人の思いは違うんだなっていうことに気付かされました」
こもり校長「そうか。今、チキンハートの中で後悔が2割ってあるじゃない。前日になるから、この3年間もなんとなく振り返ったりもするじゃない」
チキンハート「ですね。結構振り返って、もうちょっと何かあれば良かったなって思いました」
こもり校長「何をしておけば良かったなとか思う?」
チキンハート「数人の話す人の枠で修学旅行とかも後ろの方ついていったりしてたんですけど、もうちょい横に立って一緒にいられたらなって思いがありますね」
COCO教頭「ちょっと中に入るの気を使っちゃったりとかしてた?」
チキンハート「そうですね」
COCO教頭「でも、チキンハートがさっき言ってくれてたみたいに、自分では気を遣ってたけど、もしかしたら。その話しかけてくれた子とかは全然ウェルカムだったかもしれないってことだもんね」
チキンハート「はい。そうなんですよ。前から話してみたかったって言われて」
こもり校長「なるほどね! 自分的には何となくみんなの空気感とか、みんな自分のことをこう思っているんじゃないかって思ってたけど、いざふたを開けてみたら全然周りは違うことを思ってたんだなって、その子を通して気づけたってことか」
チキンハート「はい」
こもり校長「その隣の子が話してきて、楽しいと思った瞬間とかって、何か見える景色とか、学校の教室の色の感じとかっていうのも変わるのかな?」
チキンハート「すごく変わりました。今まで本当に白黒みたいな景色だったんですけど、すごく華やかなクラスに変わりました」
こもり校長「そっか。明日何時に家出るの?」
チキンハート「6時に家を出ます」
こもり校長「6時に家を出て7時半ぐらいに学校に着いて。そこから卒業式って考えると、もうあと半日あるかないかみたいな感じだもんね」
チキンハート「はい」
こもり校長「この後、まだすぐにはたぶん寝られないじゃん」
チキンハート「そうですね、たぶん寝られないです(笑)」
COCO教頭「明日、卒業式は何するの?」
チキンハート「明日は卒業式、ちょっとだけ歌ったり。合唱が今年から解禁になったので、初めて校歌を歌えるんですよ」
COCO教頭「え、3年間で初めて?」
チキンハート「初めてです」
COCO教頭「コロナとかもあったからか」
こもり校長「ちゃんと覚えてる?」
チキンハート「今日初めて歌って(笑)」
こもり校長「2番そんな歌詞なのってなった?(笑)」
COCO教頭「違和感あるあるな(笑)」
チキンハート「1番しか聴いたことなかったんですよ(笑)」
こもり校長「あるあるだよな。1番の歌い回しと言葉変わったら、“ちょっとはめるところ違う!”みたいな(笑)」
チキンハート「そうなんですよ(笑)」
こもり校長「みんなとは、何か思い出残そうとか、こういうことしたいとかあるの?」
チキンハート「今日話しかけてくれた子とか、もうちょい話したかったなって子に話しかけて、写真を撮れたらなって思ってます」
COCO教頭「めっちゃいいじゃない! 話しかけてくれたことで、ちょっとチキンハートの方から、気持ち的に行きやすくなった?」
チキンハート「はい。声かけやすくなりました」
こもり校長「たぶん、ここからあと1時間2時間3時間、寝るまでの間にすごくいろんなことを思い出して、ちょっとまだ後悔すること増えると思うのよ。あの時にああしておけば良かったなとか、もしかしたらあの時声をかけてくれた子も同じことを思ってたのかなとか。たぶんチキンハートの中ですごく思うことがあると思うんだけど、それって3年間一生懸命学校と向き合ってきて、いざそれが今終わりを迎えるのに、ちゃんと向き合っているからこそ出る後悔だと思うの。で、その後悔みたいなものって卒業してもなお残り続けるものだと思うし、ずっと心の中で何回も何回も思い出せる後悔だと思うんだけど、それは絶対に悪いことではないし、後悔したからこそ見えた色彩もあると思うわけ。学校がこんなに鮮やかだったのかとか。だから、すごく大事なところに、その想いはずっとしまっててほしいな」
チキンハート「はい、しまっておきます」
こもり校長「いっぱい写真撮れたらいいな」
チキンハート「はい」
こもり校長「きっと明日はもう二度と戻ってくることのない1日になるだろうから」
チキンハート「はい」
こもり校長「後悔してもいいぞ。たぶん明日が過ぎたら、ああしておけば良かったとか思うだろうけど、それはチキンハートにしか思えない大切な大切な気持ちだから」
チキンハート「はい」
こもり校長「改めてちょっと早いけど、俺たちからもこの言葉を言わせてほしい」
こもり校長・COCO教頭「卒業おめでとう!」
チキンハート「ありがとうございます」
♪ サークルゲーム / Galileo Galilei
こもり校長「今日しか感じられないことは、今日のうちにいっぱい感じてほしい」
COCO教頭「そうだね」
帰り道の夕日 高知県 18歳
こもり校長「学年は?」
帰り道の夕日「高校3年生です」
こもり校長「明日卒業式?」
帰り道の夕日「はい、そうです」
こもり校長「じゃ“高校3年生です”を今、言い納めたね」
帰り道の夕日「(笑)」
こもり校長「ラジオでの“高校3年生です”の言い納め、いいね。明日卒業式迎える中で、帰り道の夕日は今の心境はどう?」
帰り道の夕日「やっぱり寂しいなっていうのもありながら、3年間早かったなって感じますね」
こもり校長「この3年間、何か打ち込めたこととかっていうのはあったの?」
帰り道の夕日「部活動に打ち込んで、頑張ってきました」
こもり校長「何をやってたの?」
帰り道の夕日「部活は、生物部の3年生では部長と写真部の副部長を兼部してました」
COCO教頭「2個やってたの?」
帰り道の夕日「はい」
こもり校長「兼部は結構大変だったんじゃない」
帰り道の夕日「そうですね。でも、文化部で、写真部と生物部って結構活動がゆるいので、そんなに厳しい感じではなかったですけど(笑)」
こもり校長「(笑)」
COCO教頭「でもよ(笑)」
こもり校長「でも、その中でも充実した3年間だった? 何が思い出として残ってる?」
帰り道の夕日「やっぱり部活動で後輩と一緒に、去年なんですけど、文化祭に向かって一緒に活動していたことが一番楽しかったなって思います」
こもり校長「そっか。じゃ後輩とは結構部活動の中では距離を近く活動できたんだ?」
帰り道の夕日「そうですね。僕が1年生の時にコロナ禍でほとんど部活がない状態だったので、先輩との距離もあんまり近くなかったんですけど、2年生になってからはやっぱり同じ思いを後輩にしてほしくないなっていうので、ちょっとでも距離を近づけられるような企画だったとか」
こもり校長「そうか。自分自身が先輩とあんまりそういう思い出が作れなかったからこそ、思うところがすごくあったわけか」
帰り道の夕日「はい」
こもり校長「でも後輩と自分が思い出作りたいとか、関係性を築きたいって向き合ったら、後輩もやっぱすごく向き合ってくれた?」
帰り道の夕日「そうですね。引退してからも部活に行ってたんですけど、拒否されることなく受け入れてくれた。“先輩来てくれたんですね”って受け入れてくれたので(笑)」
COCO教頭「やっぱり関係性がバッチリだったから、みんな来てくれて嬉しかったんだよ、絶対」
こもり校長「“もう引退したんで来ないでくださいよ”とかなかったってことでしょ?(笑)」
帰り道の夕日「はい(笑)」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「"もう僕らの部活なんで”って言われなかったというのは、帰り道の夕日がちゃんと築けてきた関係だね。今、改めて後輩にどう思うよ?」
帰り道の夕日「引退してから行って、気軽に接してくれたおかげで、受験期にも心の支えになって、ありがたいなって」
こもり校長「それは、ちゃんと言葉とか形にしては伝えて卒業はできそうなの?」
帰り道の夕日「それこそ今日、生物部の方で、色紙とかいただいたりしたんですけど」
こもり校長「“先輩ありがとう”色紙?」
帰り道の夕日「はい。ただその時もちょっと恥ずかしさが勝って、軽く“ありがとう”としか言えてないので、ちゃんと“ありがとうございました”ってまだ伝えられてないです」
こもり校長「明日とか伝えられる予定なの?」
帰り道の夕日「あぁ〜と…微妙なんですよ(笑)」
COCO教頭「何か集まったりしないの?」
帰り道の夕日「集まりが今日で終わってしまったんで。ただ、後輩に会える機会はあると思うので、その時に言えたらいいかなとは思ってますけど」
こもり校長「そうだね。恥ずかしくて軽くになっちゃった“ありがとう”も、やっぱ嬉しさのありがとうだからね。あの嬉しいを言葉にするのってなかなか難しくない?」
帰り道の夕日「そうですね(笑)」
こもり校長「あのムズムズありがとうね。でも、その想いがあるから、絶対に後輩たちにも伝えてあげてほしい。たぶん伝わってるんだろうけど、後輩たちからすればね(笑)」
帰り道の夕日「はい(笑)」
こもり校長「でも、想う気持ちがあるなら届いた方がいいとは思うからさ」
帰り道の夕日「はい」
こもり校長「たぶんこういうきっかけも、明日を迎えて先になると、もしかしたらどんどん難しくなってく可能性もあるから。自分の気持ちを素直にキュッと伝えられる瞬間が来ることを俺も願ってるし。卒業式が良いきっかけになることを願ってる」
帰り道の夕日「はい、ありがとうございます」
こもり校長」「だから、俺たちからも少し早いけど言わせてください」
こもり校長・COCO教頭「卒業おめでとう!」
帰り道の夕日「ありがとうございます!」
♪ さくら / KALMA
こもり校長「こう思うと、すごく周りのこととか、自分の景色とか振り返るのも、区切りがあるからこそなのかなとか思う」
COCO教頭「今だから気づけることもあると思うしね」
さて、ここからは…『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!
COCO教頭「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 今週の活動内容は…
農業の未来の鍵を握る生徒と逆電!」
COCO教頭「月に5回木曜日がある今月の農業部5回目の活動は“農業の未来の鍵を握っている生徒”に逆電していきます。5週目ではなく、月に5回ある木曜日ね」
こもり校長「農業にまつわるどんな夢を持っているのか、その夢に向けて今頑張っていることを生徒に聞かせてもらおうと思う」
COCO教頭「話を聞かせてくれた生徒には、奨学金としてJAタウンをギフトカード5000円をプレゼント」
こもり校長「さっそくエントリーしてくれた生徒に逆電。普段は高校生に逆電しているけど、今夜は!」
カズポポ 宮崎県 20歳
こもり校長「20歳ということは、今は?」
カズポポ「もう仕事をしてますね」
こもり校長「じゃ社会人だから先輩生徒だね」
カズポポ「そうですね」
こもり校長「ということは、カズポポはもう農業の夢を叶えたってことになるのかな?」
カズポポ「あと少しで叶いますかね」
こもり校長「あら。じゃ、その夢をちょっと聞いてもいい?」
カズポポ「会社にあるトラクターを全部乗りこなせる憧れの先輩がいるんですけど、その先輩のように迷いなく動けて、社員の方々に役に立てる人材になるという、それが今の夢です」
こもり校長「なるほどね。ということは今、どんな仕事しているの?」
カズポポ「今はちょうどホウレンソウを収穫してる仕事をしていますかね」
こもり校長「好きです、ホウレンソウ。ありがとうございます」
カズポポ「はい(笑)」
こもり校長「たくさん収穫していただいて。その夢はいつごろから持っている夢なの?」
カズポポ「これは、入って4ヶ月くらいの時に、その先輩のトラクター乗ってる動きを見て、すごくかっこいいと思って。自分もあんな風になりたいなと思ってですね」
こもり校長「その農業と関わりたい夢を持ったのはいつ頃なんだろう?」
カズポポ「それが、自分が高校を卒業する前くらいですかね。その時はあまり農業にあまり興味がなかったんですけど、パンフレットを見て、もう格好良くて。自分もやってみたいなって思ったのがきっかけで」
こもり校長「じゃ本当にトラクターに夢を抱いたってことか?」
カズポポ「そうですね(笑)」
こもり校長「で、トラクターに乗れる職業みたいなことになっていくと、やっぱり農業と関わっていくみたいなところからで、今はトラクターに乗れてて、かつその職場の先輩がトラクターを全て乗りこなしていて、自分も全部乗りこなしたいみたいな?」
カズポポ「そうですね(笑)」
COCO教頭「やっぱ全種類乗りこなすって結構難しいの?」
カズポポ「そうですね。結構機械によっていろんなボタンが違うので」
COCO教頭「そうか。操作するやつが全然違うのか」
カズポポ「はい。それが難しいので、やっぱりそれを乗りこなせる先輩がいるので(笑) カッコいいです」
こもり校長「今後はその憧れの先輩のようになりたい?」
カズポポ「はい」
こもり校長「なるほど。改めて、同世代、それこそ今は学生で、農業携わりたいとかって思ってる生徒のみんなに、何か今の自分の楽しさとか想いを伝えるとなるとどういうことになるんだろう?」
カズポポ「寒いとか、雨とか降って大変っていうのはあるんですけど。でも、朝から夕方までトラクター乗ってる人かっこいいじゃないですか(笑) で、なおかつトラクターによって違うボタンもあったり、レバーもあったりして…何て言えばいいんですかね(笑)」
COCO教頭「そういう人たちのおかげで食べられるものもたくさんあるもんな」
カズポポ「はい、そうですね」
こもり校長「だからこそ、何から夢のきっかけになるかも分からないし、カズポポみたいにトラクターを見て、そこから運転したいから今の職業に繋がることもあるから、いろいろなきっかけでいろいろなところで目にするとか、抱いたものに真っ直ぐ突き進んで欲しいってことね?」
カズポポ「そうですね(笑)」
こもり校長「でも絶対乗りこなしてよ」
カズポポ「はい。乗りこなします!」
こもり校長「ということで、話を聞かせてくれたラジオネームカズポポには奨学金として、JAタウンで使えるギフトカード5000円プレゼントします!」
カズポポ「おお〜」
こもり校長「憧れの先輩に一歩でも近づけるように、これからも頑張って!」
カズポポ「はい、頑張ります!」
こもり校長「ありがとね!」
カズポポ「ありがとうございます」
こもり校長「さあ、将来農業にもまつわる夢があるという生徒はぜひエントリーして欲しい」
COCO教頭「今、どんな農業の夢を持っているのか、その夢に向けて頑張っていることをぜひ教えてください。農業部の特設サイトから送ってください。待ってます」
こもり校長「そして来週の活動内容は、SCHOOL OF LOCK!農業部検定! 予習範囲は#15!」
COCO教頭「“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン4”の#15をYouTubeで見れば答えが分かるので、ぜひ予習して参加してください!」
こもり校長「今週の農業部の活動は以上!」
こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK、授業テーマは…
『明日 卒業します!』」
<BGM ♪ オレンジ / SMAP>
COCO教頭「これを私はピアノで弾きました。本当に感動的な卒業式をして、今でもこれを思い出すと、この曲を聴くと講堂で弾いた世界が広がります」
こもり校長「お〜、やっぱ思い出す?」
COCO教頭「ずっと思い出す。すぐ記憶が戻ってくる。だから、脳みそのどこかにいるの」
こもり校長「なるほどね。だってかかった瞬間、めちゃくちゃ小さい声で」
COCO教頭「染みてた。浸っちゃってた(笑)」
こもり校長「今夜は明日3月1日に卒業を迎える生徒と話をしていきます!」
さとかぜ 愛知県 18歳
こもり校長「学年は?」
さとかぜ「高校3年生です」
こもり校長「明日卒業式?」
さとかぜ「卒業します」
こもり校長「じゃ、高3言い納めだ」
さとかぜ「はい」
こもり校長「明日を卒業式にした今の気持ちはどうよ?」
さとかぜ「すごく寂しいです」
こもり校長「その寂しいは、どこから来る寂しいなの?」
さとかぜ「毎日学校が楽しくて、それが終わってしまうのが寂しいです」
こもり校長「じゃ、さとかぜはとにかく学校楽しかった?」
さとかぜ「はい。みんなと毎日会えて話せて、その時間が楽しかったです」
こもり校長「何してるのが楽しかったの?」
さとかぜ「ただ休み時間に話してるだけで、笑いあえたりって、それが楽しかったです」
COCO教頭「何か部活とかやってた?」
さとかぜ「やってました。サッカー部です」
COCO教頭「じゃサッカー部のメンバーともずっと仲良くできてた?」
さとかぜ「人数が多くて、そこでも仲間が増えて良かったです」
COCO教頭「そっか。じゃクラスでも友達もいたし、部活でも仲良くできてたんだ?」
さとかぜ「そうです」
こもり校長「行事とかも結構できたの?」
さとかぜ「今年は全部出来て」
こもり校長「今年は何があったの?」
さとかぜ「文化祭も体育祭も球技大会もありました」
こもり校長「どれも楽しかった?」
さとかぜ「はい」
こもり校長「その中で、特にこれ楽しかったなみたいなのとかもある?」
さとかぜ「体育祭と球技大会が楽しかったです」
こもり校長「やっぱ体を動かすのが好きなんだね」
さとかぜ「そうです(笑)」
こもり校長「体育祭と球技大会は何の競技出たの?」
さとかぜ「リレー出ました」
COCO教頭「どうだった? サッカー部の足速いの見せつけられた?」
さとかぜ「いやぁ、上手くいかなかったです」
COCO教頭「そうなんだ。でも体育祭全体としては楽しい思い出として残ってるんだ?」
さとかぜ「仲間と走れたんで、嬉しかったです」
こもり校長「写真とかいっぱい撮った?」
さとかぜ「それはあんまりできなかったです」
こもり校長「あんま撮ってないんだ」
COCO教頭「部活とかしてたら、行事イベントの時とかって準備とか参加できなくない?」
さとかぜ「3年生だったので、準備はしてないです」
COCO教頭「じゃ1〜2年生がやってくれて」
さとかぜ「はい」
こもり校長「文化祭はクラスの出し物とかなかったの?」
さとかぜ「やりました。カジノをやりました」
こもり校長・COCO教頭「カジノ?」
さとかぜ「はい」
こもり校長「(笑)」
COCO教頭「めちゃめちゃ面白いことしてるやん」
こもり校長「カジノって何を用意したの?(笑)」
さとかぜ「トランプで、ブラックジャックとか、ポーカーをやりました」
COCO教頭「(笑) 初めて聞いたわ。文化祭でカジノ。面白いね」
さとかぜ「結構、他のクラスもやってます」
こもり校長「他のクラスも、カジノやってます?(笑) 経済学科とかがある学校じゃないよね?」
さとかぜ「普通の学校です(笑)」
COCO教頭「めちゃめちゃいいじゃない(笑)」
こもり校長「その中で、文化祭もそうだし、体育祭もそうだし、球技大会もそうだし、何気ない学校の友達と話したことだったりとか、もう一瞬一瞬が本当にさとかぜは楽しかったんだ。どこ、グッといきなり寂しさが来たの?」
さとかぜ「最近、自由登校になって、家での時間が増えて、その時に楽しかったなって強く思いました」
COCO教頭「そうか。1人でいると思い出したりするよね」
こもり校長「そういうのやっぱ教頭もあった?」
COCO教頭「あったし。私もさとかぜと一緒で高校3年間めっちゃ楽しかったんだよ。めちゃめちゃ楽しかったから、卒業式が近づくにつれて、部活も終わってるわけじゃない。その時、私まだバイトとかしてなかったから、家で40分かけてチャリ通してたのとかもなくなるし、部活の後輩とチャリンコ通学もできなくなるんだとなったら、日に日に寂しさが増してったわ。さとかぜ、そんな感じ?」
さとかぜ「同じです」
こもり校長「やっぱり思い出しちゃうよね。でも、仲いい友達とかはどういう進路に行くの?」
さとかぜ「みんな大学が多いです」
こもり校長「大学は、みんな同じ県内なの?」
さとかぜ「県外が多くて、バラバラに」
こもり校長「出て行っちゃう子ばっか?」
さとかぜ「はい」
こもり校長「じゃ、なかなか仲の良かった子たちと毎日集まろうとか、週に1回集まろうも難しいか」
さとかぜ「難しいと思います」
こもり校長「新しいスタートなんだけど、みんながバラバラになっちゃうのは寂しいな」
さとかぜ「寂しいです」
COCO教頭「でも、私は今37歳なんだけど、高校の時の友達って未だに一番仲いいよ、進路もバラバラだったけど」
さとかぜ「はい」
COCO教頭「今めっちゃ記憶がよみがえって、結構センチメンタルになるじゃない。でも、みんなもきっと同じ想いだからさ。高校で出会った仲間とか楽しい思い出とかって本当に色褪せないものなんだよね。だから、さとかぜの今の気持ちもすごく大事にしてほしいな」
さとかぜ「大切にします」
こもり校長「でも寂しいな〜」
さとかぜ「はい、寂しいです」
こもり校長「まだ来てないのに、明日のこととか考えると寂しくなったりするんじゃない?」
さとかぜ「はい」
こもり校長「バイバイって言っちゃったら、もう終わりなのかなみたいな?」
さとかぜ「思います」
COCO教頭「明日は卒業式の後とか何かしないの?」
さとかぜ「たくさん写真撮りたいと思います」
こもり校長「卒業式終わった後、みんなで集まってどこかへ行くとか、ファミレスで集まるみたいなのとか計画してないの?」
さとかぜ「してないです」
こもり校長「じゃ、本当に卒業式終わったらバイバイみたいな感じ?」
さとかぜ「分かんないですけど」
COCO教頭「明日の卒業式の後のノリとかで、またいろいろ決まりそうだしね。行きたいやつ一緒に行こうぜとかさ」
さとかぜ「はい」
こもり校長「そういうのって提案したらやってくれるものなのかな? ごめんね、いかんせん校長先生が卒業式の経験がなく、アフターパーティーの進め方を俺が伝授できず(笑)」
COCO教頭「(笑) 私の時はみんなでガストに行ったよ。ガストで山盛りポテト食べて、ドリンクバーで4時間ぐらいいる、超大迷惑なことしたけど。でも、他の高校のも卒業式の日が一緒だったから、他校の生徒でガストが溢れ返ってんの」
こもり校長「へ〜、いいね」
COCO教頭「そう。だからそういうのも、明日さとかぜにその気持ちが、一緒に行きたいって思ったら提案してみたらいいしさ」
さとかぜ「はい」
COCO教頭「みんな絶対、さとかぜと離れるのを寂しいと思ってくれてるから」
さとかぜ「はい」
こもり校長「あと明日、誰が一番初めに“寂しい”って言うか選手権もあるだろうしね」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「みんな寂しいから。え、さとかぜは明日、友達に“俺、卒業するの寂しいよ”って言う予定ある?」
さとかぜ「言おうと思ってました」
こもり校長「それ言い出したら、たぶん“俺だって寂しいよ”“私の方が寂しい”みたいな、そういうのも言い合えるのも明日がラストだろうから、明日みんなと集まっていっぱい寂しいと言って、いっぱい写真を撮って」
さとかぜ「はい」
こもり校長「その思い出と共に、みんなでバラバラにはなるだろうけど、きっと繋がってるものはあるだろうから、これから繋がってく一歩をみんなで踏み出して」
さとかぜ「はい」
こもり校長「ちょっと一日早いけど、俺たちから…」
こもり校長・COCO教頭「卒業おめでとう!」
さとかぜ「ありがとうございます」
♪ バイマイフレンド / Bokula.
こもり校長「いいな。その後も、さとかぜに率先していっぱい企画してほしいな」
COCO教頭「本当にいい思い出たくさん。明日写真もいっぱい撮ってきてほしいと思う」
熟練男子高校生 宮城県 18歳
こもり校長「学年は?」
熟練男子高校生「高校3年生です」
こもり校長「もう熟したな」
熟練男子高校生「(笑) このラジオネームも使い納めですね」
こもり校長「そうだよね(笑) それも寂しいな」
熟練男子高校生「はい(笑)」
こもり校長「もう明日卒業式?」
熟練男子高校生「はい」
こもり校長「明日卒業を迎える今の気持ちはどうよ?」
熟練男子高校生「正直なところ、あんまり実感が湧いてないんですけど、急に式って付いてるので、すごく緊張してます(笑)」
こもり校長「実感はないけど、ちょっと緊張感はやっぱある?」
熟練男子高校生「はい、結構ドキドキしてて」
こもり校長「そのドキドキって何だろうね?(笑)」
熟練男子高校生「実は明日の卒業式で、クラスの担任の先生と副担任の先生にサプライズで花束を渡す企画をしてるんですね」
COCO教頭「めっちゃいいじゃない」
熟練男子高校生「(笑) 動き出したのが私なんですけど、結構クラスの中心でワイワイやってるような感じじゃないので、どうなるんだろうっていう(笑)」
こもり校長「なるほどね。今まで中心になって、じゃクラスでこういうことやるぞとか、企画案出したりとか、みんなの話聞いてまとめるぞみたいなキャラではなかったんだ?」
熟練男子高校生「ないです」
こもり校長「え、でも、なんで最後にサプライズプレゼントしたいと思ったの?」
熟練男子高校生「ずっと前からお世話になってるので、最後は感謝を伝えたいなって思ってたんですけど、やっぱ25〜26日まで入試がある友達がすごく多くて。で、いろいろあって、自分が進路が早めに決まってたんですね。だから、ここで動けるのは自分しかいないんじゃないかなと思って」
COCO教頭「優しい」
こもり校長「やっぱ気持ちを伝えるなら動きたいと思ったんだ?」
熟練男子高校生「はい。ちょっと、自分でいいのかなって最初はすごく思っちゃってたんですけど、実際に明日ってなるとすごい緊張ですね(笑)」
こもり校長「そうだよね。“大丈夫かな? うまく成功するかな?”とかね」
熟練男子高校生「はい」
こもり校長「でも、もうみんなにはそれは伝えてあるの?」
熟練男子高校生「昨日の夜に伝えて。最初はすごく緊張したんですけど、意外とみんな乗り気でいいんじゃないかなって乗ってくれて」
COCO教頭「良かったね!」
熟練男子高校生「はい。何とか今日でだいぶ準備進んだかなって思います」
こもり校長「もう渡すプレゼントみたいなのは用意できたの?」
熟練男子高校生「一応、花束を明日受け取れるように注文とかして準備してます」
こもり校長「いいね〜」
COCO教頭「ちゃんと計画してるな。渡すのは花束だけ?」
熟練男子高校生「最初、時間がギリギリになっちゃったので、花束だけになっちゃうかなって思ったんですけど、このサプライズやりたいってなった時に、いいんじゃないって言ってくれた子が、“何かメッセージとか付けたらいいんじゃない?”って。やっぱギリギリだからムズいとは思ったんですけど、“それでやってみよう”ってなったら、今日で大半のメッセージが集まって、明日も渡せそうってところまでは来てます」
COCO教頭「良かった〜」
こもり校長「じゃ、あとは渡すだけってところに来たか」
熟練男子高校生「はい」
こもり校長「いいね。これはドキドキしてきたね!」
熟練男子高校生「どうなるんだろう?(笑)」
こもり校長「明日の段取りとしては、いつ渡す予定でいるの?」
熟練男子高校生「卒業式があって、終わって教室に戻ってきて、先生が1人ずつに卒業証書を配ってくれるんですね。その後に、たぶん先生はお話しする時間があると思うので、そこで渡そうかなって思ってます」
こもり校長「考え得る限り、最高のタイミングだと思う(笑)」
熟練男子高校生「ありがとうございます(笑)」
COCO教頭「私も今もうイメージしてたもん。めちゃめちゃ良いじゃない。じゃ、それは熟練男子高校生の一言で、それをきっかけにみんなで立ち上がって渡したりする感じ?」
熟練男子高校生「いや、今やっぱり動いてるっていう感じじゃなかったので、そこがちょっと怖かったっていうのもあって、クラスの盛り上がってる感じの子たちにどうかなって話を持ちかけて、実際に渡すのはその子たちかなってなるんですけど。やっぱり準備とかやってきたので、そこを中心で進めてきて、最後ちょっと違うってなっちゃったら、背負うものが大きいかなっては思ってます」
こもり校長「もし熟練男子高校生が渡したとしても絶対に違うってことはないんだけど、その誰かに熟練男子高校生がパスできるのは、最後の渡す大役を誰かに任せられる、自分じゃなくて誰かに言えるのは、そこに想いがあるからできることだし、一番いい形で先生を喜ばせたいと思うから、その提案ができるってことだから、一番想いが乗ってる形だと思うよ」
熟練男子高校生「ありがとうございます(笑)」
こもり校長「いいものになるはずだし、どんな形になるかは俺は分からないけど、どんな形になろうとも、その想いというのは大きな丸に絶対になるから。感謝の気持ちを届けられるように、そして絶対に届くから」
熟練男子高校生「はい、頑張ります」
こもり校長「でも、まずは無熟練男子高校生が、今日もう熟練男子高校生納めなわけだし」
熟練男子高校生「そうですね(笑)」
こもり校長「それに明日卒業式だから、ちょっと早いけど、俺たちから…」
こもり校長・COCO教頭「卒業おめでとう!」
熟練男子高校生「ありがとうございます!」
COCO教頭「もう24時間ないもんな。まずはゆっくり寝てほしいよ」
今日の黒板
『 フォーエバー 自分と 』
こもり校長「18歳の君はこれから先、成長することなく、ずっと18歳のまま、ずっと君の中にいる。たぶん寂しさとか後悔とか喜びとか興奮とか、明日卒業式を迎える生徒、そして、これから先卒業を迎えるその時に感じたこと全てを、色褪せることなく、永遠に一生共に生きていくことになると思う。だからこそ、卒業を迎えるその時、我がままに存分にいろんなことを感じてほしい。そして、新しい一歩を踏み出してから、18歳、その瞬間を迎えた君と一生大切に生きていってほしい」
♪ 自分自信 / Tani Yuuki
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です! 今日話した生徒だけじゃない、全国の明日卒業を迎える生徒、君たちだけの明日を大切に生きてほしい!
SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
COCO教頭の放送後記
君の高校3年間が楽しかった、辛かった、悲しかったetc
どんな3年間だったにしろ君は3年間やり切った!
3年間お疲れ様でした!
聴取期限 2024年3月7日(木)PM 10:00 まで
Music 2024.2.29 PLAYLIST
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「白黒みたいな景色だった」“友達は数人”3月1日に卒業式を迎える高3の後悔
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。2月29日(木)は、「明日 卒業します!」をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、3月1日に高校を卒業するリスナーと電話をつなぎ、現在の心境を聞きました。そのなかから、学校生活に後悔があるという男性リスナーとのやり取りを紹介します。