生放送教室にサカナクション・山口一郎先生が登場!生徒の話したいことに適応していく授業「アダプトーク」をお届け!

SOL!

今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!


SCHOOL OF LOCK!今夜は…
生放送教室に、我が校の音学の講師 サカナクション・山口一郎先生が登場!

昨日リリースのニューアルバム”アダプト(適応)”にちなんで、生徒のみんなから寄せられた、校長・教頭・山口一郎先生に話してほしい事、一緒に話したいこと等、どんな話題にも適応していく授業『アダプトーク!』をお届けしました。

電話をつないだのは…
【兵庫県 16歳 女の子 RN:雨の日のINORI】
4/4までにバンド名を決めなければならないという、RN:雨の日のINORI。
いくつか案はあるものの、なかなか定まらずにいるということで、一郎先生にどんなバンド名がいいか相談しました。
今日もらったアドバイスを受けて、決まった名前をまたぜひ教えて欲しいなと思います。

今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年4月7日(木)PM 9:59 まで

生放送教室にサカナクション・山口一郎先生が登場!生徒の話したいことに適応していく授業「アダプトーク」をお届け!


こもり校長「今夜はこの時間からすでに我が校の音学の講師であるこの人が生放送教室に登場です」

一郎先生「サカナクションの山口一郎でございます

SOL!


<♪ BGM『新宝島』>

一郎先生「『新宝島』きた!」

こもり校長「やっぱ歴史的ヒット曲と言うのは登場感を持ってるんですよね。一音目から分かりますもんね」

一郎先生「そうでしょ。近所のお子さんたちかっらも“『新宝島』のおじさんだ”って言われるようになってるから」

こもり校長「(笑)」

一郎先生「他にもあるよ。あるんだけど、そう言われるようになって、気持ちよくなってるから(笑)」

ぺえ教頭「『新宝島』のおじさんって、パチンコ屋によくいるおじさんみたい(笑)」

一郎先生「ですかね。僕はSCHOOL OF LOCK!を10年やってますから。僕にとっては新人のお2人ですからね」

こもり校長「そのマウントの取り方はやめましょうよ」

ぺえ教頭「でも、それは敵わないよ」

一郎先生「曇りなき眼で、今日は見極めていこうかなと(笑)」

ぺえ教頭「でも、すごく綺麗な眼よね」

一郎先生「ぺえ教頭は初対面ですけど、どうですか?」

ぺえ教頭「今日が初めてじゃないじゃないですか。ご挨拶した時から感じてたんですけど、すごく人の心とか気持ちに敏感ですよね。だから、こんなに強い見え方してるけど、すごく繊細で、すごく人に優しい。だから、優し過ぎて疲れないのかなって思っちゃった。一郎先生は私なんかにも気を遣ってくれるんだよ」

一郎先生「人に好かれたい」

ぺえ教頭「その気持ちがそうさせてるんですか?」

こもり校長「(笑)」

一郎先生「たぶんそうだと思う」

ぺえ教頭「その気持ちをずっと持ってるて、すごくない? タフ過ぎるよね。体力手にも、心的にもタフだし、もう人生がタフ。こんなに全てにおいてタフな人、見た事ないから、このエネルギーがどこからきてるのか怖いし、どこからきてるのかも興味深い」

SOL!


一郎先生「あぁ」

ぺえ教頭「で、今日はちゃんと話せるから、いろいろ踏み込めたらなと思うけど」

一郎先生「ぜひお願いします。ガシガシ踏み込んでください!」

ぺえ教頭「いやいや(笑) 上から目線になっちゃったけど、そんな事なくて」

一郎先生「いやでもね頑張ってるからね。うん。頑張ってるから。伝わって嬉しい」

こもり校長「2回言わないでくださいよ(笑)」

一郎先生「見て。にきびパッチ貼ってるから。疲れすぎて肌荒れして」

こもり校長「(笑)」

ぺえ教頭「もう頑張らなくてもいいポジションじゃない」

こもり校長「まぁ言えばね」

一郎先生「本当に恐縮です。あんまり人に褒められないから嬉しい」

ぺえ教頭「なんで?」

一郎先生「褒めてくれる人が身近にいないから」

ぺえ教頭「え? なんで? 褒められるのが苦手だってみんな感じてるから、一郎さんのこと褒めないんですかね?」

一郎先生「どうなんですかね。いっぱい褒めて欲しいもん。お母さんも褒めてくれないから」

こもり校長「(笑)」

ぺえ教頭」「家庭もあるんだね」

一郎先生「家庭も非常にある。でも、ぺえ教頭すごいですね。見透かされてる感じする」

ぺえ教頭「これインチキですよ(笑)」

一同「(笑)」


さぁ、今夜の黒板はこちら!

SOL!


『 適応 』


♪ ショック! / サカナクション


こもり校長「この時間ぐらいに『ショック!』を聞くと、一郎先生の何か最近ショックな出来事がありましたかみたいな、ショックの受けを2人が考えてるのを思い出しますよ」

一郎先生「あ〜 ショックなことありました?」

ぺえ教頭「自分で振ったからね。知らないよ」

こもり校長「最近ショックだった出来事ですか。新しく貯金用に口座を作ったんですけど、作った途端にのシステムエラーで一気におろせなくなるっていうショックなことがありましたね…」

こもり校長「この間はどうなんでしょう」

一郎先生「30点ぐらいでしょ。100ショック中30ショック」

こもり校長「だいぶ低いですね」

一郎先生「預金額まで言ってたら、80ショックだった」

ぺえ教頭「預金額まで言っても80ショックだったんだ。厳しい」

こもり校長「そんなに身を削っても?」

一郎先生「うーん。それぐらいかなぁ。ショック先生だから」

ぺえ教頭「この曲、大好き」

一郎先生「ありがとうございます」

こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK!は、我が校の“音を学ぶ”と書いて、音学の講師、サカナクション山口一郎先生を迎えてお届けしております」

一郎先生「僕ちょっと緊張しているの」

こもり校長「なんでですか?」

一郎先生「いつもは自分のサカナLOCKSというテーブルの上でみんなを転がせたけど、今日はあなたたちのテーブルの上で転がされるわけでしょ? ちょっと本領発揮できるかどうかを…」

ぺえ教頭「すごく貪欲ね(笑) ずっと真面目」

一郎先生「明日、テレビの生放送あるからね」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「サカナクション先生ですが、昨日3月10日にコンセプトアルバム『アダプト』リリースされております。おめでとうございます! アダプト=適応という意味ですが、アルバムの反応はどうですかもう届き始めてますか?」

一郎先生「5分に1回、エゴサしてる。“サカナクション”と“アダプト”と“山口一郎”と“一郎”で」

ぺえ教頭「すごいね」

こもり校長「すごく切り刻んでる(笑)」

ぺえ教頭「すごく気になるんですね」

一郎先生「それは自分が生み出した作品ですから、みんなどう思ってるんだろうなみたいな。ガッチガチですよ」



昨日やっとコンビニやアルバムが届きお昼頃に受け取ってきました。
コロナと受験勉強の影響で、ここ2年ほどは全くサカナクション先生のオンラインライブもリアルライブも参加できていなかったので、タイアップ曲以外は初めて聞きました。
どこか洋楽の要素を感じる曲があったり初めて聴いたはずなのに、なぜか懐かしさを感じる曲があったりして、そこがサカナクション先生らしいなとも思いました。
個人的な話ですが、昨日から本格的にひとり暮らしが始まり、新生活にアダプトしている最中です。慣れないことばかりドキドキしておりますが、アルバム『アダプト』と一緒に大学生活に適用していこうと思います。
AYUME
女性/18歳/北海道


一郎先生「レポートの文章がしっかりしてるね。ちゃんとオチもあるしね」

こもり校長「正直これ以上言える気がしないから、もう嫌ですもん。これすごいよ」

ぺえ教頭「(笑)」

一郎先生「一人暮らし初めてした時のこととか覚えてます?」

こもり校長「覚えてます」

SOL!


一郎先生「間取りは?」

こもり校長「ワンルーム」

一郎先生「東京ですか?」

こもり校長「埼玉です」

一郎先生「ぺえ教頭は?」

ぺえ教頭「私もワンルームかな。宮城県で大学の時ね」

一郎先生「初めて一人暮らしした時って、家の中で“本当に1人なんだな”って寂しさないですか? あの感覚って今までなかったですよ。でも最近、久々にその感じを味わったんですよ。マンションから戸建てに引っ越した時に、それと同じ感覚を味わったの」

こもり校長「マンションでの他人とは言えど人にも会わなくなって」

一郎先生「そう。なんか寂しいって。戸建てに引っ越すとなんか寂しくなる(笑)」

こもり校長「戸建てひっかかるなぁ」

一郎先生「賃貸だから(笑)」

こもり校長「きっといい賃貸なんでしょうね」

ぺえ教頭「(笑)」

一郎先生「会社の本社だから」

ぺえ教頭「すごい大人(笑)」

こもり校長「いいな、俺も言いたいな(笑) さあ、山口一郎先生を迎えて送る授業は…『アダプトーク』!!
アダプトとは“適応”という意味ですが、今夜は生徒のみんなから、山口一郎先生と話したいこと・聞きたいこと、どんなことでもいいので教えてください。僕らが適用していきたいと思っております。一郎先生と今日もしかしたら初めてお会いするよという生徒の君もいるかもしれないけれど、サカナLOCKSを聴いていただければわかる通り、なかなかNGのない講師ということで」

一郎先生「そんなことないよ」

ぺえ教頭「NG、何があるんですか?」

一郎先生「やっぱ幼少期の話とかね」

こもり校長「微妙なんだよな。幼少期はちょっと気を遣うじゃないですか」

一郎先生「でしょ。そう言ったら触れられないでしょ。別にいいんだけどね。NGないです」

こもり校長「(笑)」

一郎先生「基本的には私生活も音楽のことも全部話せるから。ただのミュージシャンだから。本当のことを言うかどうかは分からないけどね」

SOL!


こもり校長「あ〜きた!」

ぺえ教頭「(笑) だんだん好きになっていく。私が踊らされちゃってる」

こもり校長・一郎先生「(笑)」


一人暮らし
いいなぁ。戸建て。
暖房付きの炊飯ジャーを求む
男性/15歳/北海道
2022-03-31 22:15


一郎先生「でも独身で戸建てって、結構寂しい。特にゴミを出す時」

こもり校長「そうなんですよね。戸建てってゴミ出し、マジで大変じゃないですか」

一郎先生「マンションだと、ごみステーションみたいなのがあるじゃないですか。そこに曜日関係なく捨ててもいいかなみたいなマンションもあったりしますけど、戸建てはもう許されないから」

こもり校長「そうですよね。その区のルールに従って」

一郎先生「そうだし、近所で結構、僕が知られているんですよ」

こもり校長「『新宝島』のおじさんだから」

一郎先生「今日も“アルバム買いましたよ”って言われましたから」

ぺえ教頭「もうバレてる(笑)」

こもり校長「地域密着型でいいですね(笑)」

一郎先生「で、ゴミって家の前に出しておくじゃないですか。だから“こいつ曜日守っていないな”とか、ちゃんと分けてないなとか、バレちゃうから」

ぺえ教頭「あと、ちょっと変なゴミを表に捨てられないね(笑)」

一郎先生「変なゴミって何ですか?」

ぺえ教頭「一郎先生もいろいろ楽しんだりするでしょ?」

一郎先生「あ〜 プレステ5とかかな」

こもり校長「(笑) でも、確かに気を遣うかもしれないですね」

一郎先生「そういう意味では、戸建てがいいわけでもないかも。家族だったら、戸建てがいいと思うけど。一人暮らしで独身で戸建てで、40歳過ぎたら、結構ヤバいって感じる」

ぺえ教頭「じゃ、ちょっと後悔してるんですか?」

一郎先生「今の家は好きだから」

こもり校長「なるほど。もし万が一、引っ越すってなったら一回だけ、家を見せてもらってですか?」

一郎先生「僕、自分の家めっちゃ公開してますから。なんでかっていうと、僕の家からオンラインライブをやってるからね」

こもり校長「確かに」

一郎先生「25,000人見てるからね」

ぺえ教頭「(笑) 自分の家ですごいね!」

一郎先生「お2人も遊びに来てくださいよ。BBQしましょうよ」

こもり校長「本当ですか?」

ぺえ教頭「こういう会話って、本当?」

こもり校長「めっちゃ分かる(笑)」

一郎先生「スケジュールを作るのは…厳しい。“今やってるので、来ません?”で、来られるタイミングあれば」

ぺえ教頭「私はもう別にもうガラガラだから。スケジュールなんてこれしかないんだから」

こもり校長「僕も大丈夫です」

一郎先生「ウソでしょ。GENETARIONSだよ」

ぺえ教頭「ウソつかない方がいよ」

こもり校長「大丈夫です。逆に平日22〜24時はここにいるわけですから、24時以降は確実に空いてるんで」

ぺえ教頭「え、夜?」

一郎先生「夜のBBQ? 一応、閑静な住宅街ですから危ないかもなぁ」

こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」

ぺえ教頭「煙も声も迷惑になっちゃうかもしれないからね」

こもり校長「ぜひ何かあったら呼んでくれてください。さあそして頭でも話しましたけど。昨日リリースされたコンセプトアルバム『アダプト』ですが、まずこのアルバムのコンセプトをお聞きしてもいいですか?」

一郎先生「僕ら2020年の2月の、コロナが発生した当初、ツアーやってたんですよ。で、そのツアーが最初は、コロナが出てきて延期延期ってしてたんですけど、こんなに長引くなんて当時誰も思ってなかったじゃないですか。で、延期にしてたんですけど、それが中止になっちゃって、このままコロナに負けて、コロナの影響下でライブできなくなって、それをただコロナが明けるのを待つのなんて、ちょっと嫌だなという話をみんなでしてたんですよ。だから、コロナがいつか明けるとして、コロナが明けたときに、ちゃんとコロナ中に1個新しいコンテンツを発明して、そのコロナが明けてからもそれをちゃんと生かせるようなことをやろうかっていうので、オンラインライブがやり始めたんですよ。そして、オンラインライブをやり始めた時に感じたのは、コロナに対して適用していくこと、普通はアルバムだと“今の東京の景色を包み込みました”とか、そういうコンセプトがあるんだと思うんですけど、アルバムのコンセプトじゃなくて、活動自体をコロナに適用していこうという活動自体をコンセプトにして、ライブ、アルバム、いろんな作品を作っていくっていうことにしようって言ったのが、今回の『アダプト』って作品のコンセプトなんですけど、アルバムコンセプトじゃないんですよ。活動コンセプト」

こもり校長「それって従来とすごく逆説的なことを行っているじゃないですか」

一郎先生「そうですね」

こもり校長「シングルがあって、アルバムがあって、リアルライブがあって、そしてDVDとかオンラインとか盤になるという今までの流れを、逆になんでこの適用が逆説だなっていう風に思ったんですか?」

一郎先生「まず経済的に、みんな困窮するだろうと思ったんですよ。僕ら自身もライブできなくなってきたし、YouTubeとかって無料コンテンツじゃないですか。で、音楽ってお金をいただいて音楽を作って聴いてもらうっていうシステムだったけど、そういう無料コンテンツの他のエンターテインメントに、このままだと、音楽って負けてっちゃうなと思ったし。コロナ前って結構音楽バブルだったからライブだって、ちょっと人気があれば武道館できちゃったりしてたわけで、それが一気にできなくなって、みんな八方塞がりになってる中で今までみたいな殿様商売していちゃダメだし、逆にこういう時期だからこそ好きなものを作って、好きなように発信するべきじゃないかなっていう風に思った時に、まずシングル要らないなって思ったんだよ」

SOL!


ぺえ教頭「へ〜」

一郎先生「僕は本当に矛盾しているなと思ったのが、アルバム出すじゃないですか。するとそのままシングル何枚で出してるじゃない。そうすると、アルバム出した時に“新曲何曲入ってるんですか?”って聞かれるんですよ。いやいやこっちからするとシングル先に出してるけど、アルバム全部新曲だからと。“だったらシングル出さないでくださいよ”みたいなことも言われるじゃない。だったら、出しませんよと」

こもり校長「そうですね」

一郎先生「しかも、CDって今聴いている人って一部だと思うんですよ。どちらかというと。コレクションアイテムで、マーチャンダイジング、つまりグッズ化してると思うんですよ。だからそれだったらシングル出すのやめて、CMとかに自分の曲が流れてタイアップ流れてましたけど、それをセールスプロモーションではなくて、アーティストプロモーション、自分たちが活動してるよっていうプロモーションと捉えてやっていこうと。で、新曲も今はリリースされましたって言ったら、サブスクですぐ聴けるじゃない。で、YouTubeですぐライブ映像見えるじゃない」

こもり校長「はい」

一郎先生「そうなると、すぐ繰り返し聴けるものっていう認識だけど、これは 僕らの昭和の時代の人たちからすると新曲ってリリースされても、お店に買いに行ったりしないと聴けなかったし、ラジオでワンハーフ(1コーラス半)しか聴けないみたいな、なかなか繰り返し聴けるということがなかったんですよ。今の現代にそういう新しい音楽の感動の仕方を提案するには、懐古主義で昔僕らが音楽を受け取っていた方法を現代に持ってこようと」

こもり校長「うん」

一郎先生「そう思った時に一番いいなと思ったのは、もうコロナ禍でライブに行けない、例えば医療従事者の方とか、子育てでライブに行けなくなった人とか、そういう人たちも分け隔てなく体験できるオンラインライブをまず最初にやると。で、そのオンラインライブも普通にライブハウスをシュートしているものじゃなくて、ミュージックビデオのように凝った、コロナ禍でしかできないオンラインライブを発明して披露しようと。そこで初めて新曲を初披露しよう。そうしたら繰り返し聴けないじゃない。オンラインライブでしか最初の新曲聴けないから、また聴きたいっていう、ちょっと違う感動を得られるんじゃないかなと思って。で、オンラインライブを先にやって、オンラインライブを見た後に“あ、リアルでやっぱ体験したいな”って思う人だけリアルライブに来てもらうと。そこまで来てサカナクションの活動をさらにもっと知りたいなとか、詳しくどんな物語があったのかって知りたい人がCDを買ってもらって、ブックレットにすぐ詳しく書いてあるから、それを見てもらえばいいと。では音楽だけでいいって人はサブスクリプションだけ聴いてもらえばいいよねっていう考え方が、まず1個」

こもり校長「うんうん」

一郎先生「それが、コロナ禍のアダプトだったんですよ。めちゃめちゃ上手に話せてるでしょ」

こもり校長「すごいですね」

一郎先生「プロモーション期間中だから、めちゃめちゃこの話をしてるんだよ」

こもり校長「(笑)」

ぺえ教頭「もう音楽界のエジソンみたいね。次から次へと発想が冷静に生まれててね」

一郎先生「で、アルバム自体も今回コンセプトアルバムって呼んでいるんですけど、これはハーフアドなんですよ。という1枚を2つに分けて、時期を空けてリリースしようと思ったんです。そうすると収録曲も少ないじゃない。そうすると、CDの単価も落とせるんですよ。安く販売できるし、次の残り半分出すまでに出すってことがわかってるから、みんな待っていられるし、僕らもクリエイティブするのにすごい時間がかかるけど、半分に分ければ時間も節約できるし、その間にコンテンツもいろいろできるから、無料コンテンツも有料コンテンツも含めて、いろんなことをコンテンツでやれるから発明しやすくなるじゃないって。それが今回の『アダプト』と次に出る、応用って意味の『アプライ』が出るんですけど、その2枚で1つのコンセプトです」

こもり校長「いいなぁ。正直、このサカナクションが新しく、それこそコンセプトを立てて逆説を解くことによってみたいなので、自分も同じような活動をしている中でちょっと矛盾も生じるんじゃないかなって思う部分もあったんです。やっぱりライブで新曲をやることによって次アルバムでリリースした時に、もうこの曲聴けてるからっていう価値というか希少性は逆になくなるのかなとかちょっと思ってたんですけど、今の話を聴いたら、確かに元々の音楽があったルーツ、昭和の時代だったりとかCDだったりっていう、それを聴くために何か努力をするっていうところだったりとか期待感は確かに出るなって、ちょっと僕らの世代では出ないアイデアだなと思ってやっぱすごいんだなと思っちゃいました」

一郎先生「あと、なかなか僕らもいろんなものに擦れてきて、感動しなくなってきてるじゃないですか」

こもり校長「間違いないです」

一郎先生「例えば新しい曲が出てきて、それを受け取るってなると、なんかまたこんな感じかなとか、ワンハーフだけ聞いて、もういいかなとか何か擦れてきてる感覚があって、だから自分が感動するためには、やっぱり自分がワクワクすることをやらなきゃいけないなっていうのは、やっぱりコロナの中ですごく感じて、1人ぐらいそういう実験的なミュージシャンがいてもいいのかなと思ったわけですよ」


♪ 塔 / サカナクション


♪ キャラバン / サカナクション


こもり校長「ちょっとさっきのコンセプトの話、興味深すぎますね」

一郎先生「そうでしょう」

こもり校長「結構刺さっちゃってますもんね」

一郎先生「サカナクション入る?」

こもり校長」「ごめんなさい。僕マジで何も出来ないんで」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「楽器もできなければ、歌も歌えないんで」

一郎先生「そんな事ないから。今から始めれば大丈夫」

こもり校長「あ、その話も今日どこかで聞こうと思ってたんですけど、いける? 楽器って27歳から始めても遅くないですか?」

一郎先生「全然関係ないですよ。ピアノからやるといいよ。ピアノさえできれば、結構何でも分かるから」

こもり校長「え? 買う? キーボード?」

一郎先生「ロックバンドでも結構いますよ。ずっとギターやってたけど、プロになってからピアノを覚えてっているから」

こもり校長「ピアノ買う?」

ぺえ教頭「一郎先生に言われてるんだから」

SOL!


こもり校長「買います!」

一郎先生「お買い上げ、ありがとうございます!」

ぺえ教頭「(笑)」

一郎先生「自分を変えていかないとね」

こもり校長「僕、将来ベースやりたいと思ってるんですよ」

一郎先生「じゃ、ベースからでいいんじゃない(笑)」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「じゃベースやります」


アダプト
通常盤が約2000円っていうのが凄く経済的に助かりました。お小遣いが3000円なので本当に!
やましゅー@
男性/15歳/長崎県
2022-03-31 22:39


一郎先生「ほら、狙い通りでしょ」

こもり校長「マジで勉強になりますわ」

ぺえ教頭「全部見えてるね」

一郎先生「今の時代、戦略さえも表現の一部だからね」

ぺえ教頭「おしゃれね。今日会えて、よかった」

こもり校長「まだまだ1時間あるから(笑)」


♪ プラトー / サカナクション



さて、ここからは…『農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! それが、SCHOOL OF LOCK!農業部!」

的場部長「農業部部長、虹のコンキスタドールの的場華鈴です!

明桜先輩「農業部部員、大和明桜です!

こもり校長「4月からも農業部よろしくねということで、今週の活動内容は…
農業部 活動内容の発表!
4月より農業部の活動内容が変わってくると聞いております。その内容の発表を的場部長とあーお先輩からお願いします」

的場部長「さっそくですが、4月から農業部で始まる新たな活動内容を発表します! それが…SCHOOL OF LOCK!農業部検定

明桜先輩「毎週木曜日のこの時間は農業にまつわるクイズを出題していきます」

的場部長「生徒の皆さんが農業についてより楽しく、より深く知ってもらうための活動、それがSCHOOL OF LOCK!農業部検定です」

明桜先輩「ちなみに、クイズに正解した生徒にはプレゼントがあります。そのプレゼントはこちら! JAタウンで使えるギフトカード\5,000分!

こもり校長「もう叫んじゃってるじゃん」

明桜先輩「(笑)」

的場部長「(笑) これはすごいですよ。全国のJAから産地直送で美味しいものを買うことができちゃいます。では、どうすればこのSCHOOL OF LOCK!農業部検定に参加できるのか説明していきたいと思います。毎週木曜のこの時間になったら、生徒の皆さんはスマホをスタンバイしてください」

明桜先輩「農業にまつわる問題を出題するので、答えがわかったらツイッターに答えをつぶやいてください」

的場部長「つぶやくときは #スクールオブロック農業部検定 を付けてツイートお願いします」

明桜先輩「そして正解者の中からプレゼントの当選者を毎週活動時間内に発表します」

的場部長「SCHOOL OF LOCK!農業部検定について、詳しくは農業部のサイトが来週アップされるので、ぜひ確認してみてください。農業部からの発表は以上です!」

ぺえ教頭「面白そうだね」

こもり校長「新たに検定が始まるということで。ちなみにだけど、農業部検定は早く答えればいいわけではないの?」

的場部長「そうですね。早い者勝ちではなく、当選率は早いほどが上がると思うんですけど、一番早ければってことでもないので、しっかり考えて答えていた抱きたいですね」

こもり校長「早押しじゃないんだね」

ぺえ教頭「どんな問題が出るの?」

的場部長「農業にまつわる問題なんですけど、毎回予習範囲を発表するので、ぜひ生徒の皆さんは、予習してから参加すると正解率がアップすると思います。ちなみにここで次回の一回の予習範囲を発表したいと思います。予習範囲は…昨年11月以降に残ってしまったお米の在庫の量です」

こもり校長「なるほどね。でも、これってもうある種、答えは出ているんじゃ」

的場部長「だた調べるのがちょっと難しいみたいです。ちょっとヒントを出すと、MK3で調べてみてください」

ぺえ教頭「そんなん教えていいの? 言い過ぎよ。大丈夫?」

的場部長「MK3で調べて、またそのサイトの中から探しましょうと」

こもり校長「なるほどね。そういう段階を踏まないと答えが見つけづらいようなものをしっかり問題として出してくれるわけね」

的場部長「はい」

こもり校長「毎回、こうやって発表されていくわけね。じゃあ生徒のみんなとともに、我々を頑張っていきましょうか。…あと、的場部長!」

的場部長「はい」

こもり校長「武道館まであと少しだけれども、アイドルを卒業するということは農業部は?」

的場部長「残り2回で卒業になります。なので、今日は新しい農業部員を連れてきました!」

萌先輩(仮)「こもりキョウチョウ、ぺえ教頭、生徒の皆さん、初めまして!虹のコンキスタドールの鶴見萌です!

SOL!


こもり校長「ちょっと止めていい?」

的場部長・明桜先輩・萌先輩(仮)「(笑)」

ぺえ教頭「こもりキョウチョウ?」

こもり校長「びっくりするぐらい噛むね」

萌先輩(仮)「噛んでました?(笑)」

こもり校長「噛んでるというか言えてなかったもんね」

萌先輩(仮)「全然気づいてないです!」

こもり校長「あの噛み具合を気づいていないというのはなかなかハートの強いやつがやってきましたね」

ぺえ教頭「あーおが連れてきたからね」

こもり校長「類友だね」

的場部長・明桜先輩・萌先輩(仮)「(笑)」

萌先輩(仮)「類友イエーイ!」

明桜先輩「イエーイ」

ぺえ教頭「あんたそんな明るいの? さっきそんな明るくなかったよね」

こもり校長「俺はちょっと心配だったもん。どういう感じで来るんだろうなけど」

ぺえ教頭「しっとりしてるのかなと思ったら」

萌先輩(仮)「割とうるさい方ですね」

ぺえ教頭「女子アナタイプと思ったけどね」

こもり校長「最年長をやらせてもらってます、みたいなね」

的場部長「私たちがいる部屋から大声聞こえてきたら、だいたい萌ちゃんです」

こもり校長「あ、そうなんだ」

ぺえ教頭「そういうタイプ。じゃ猫かぶってたんだ」

こもり校長「緊張します?」

萌先輩(仮)「緊張してます」

こもり校長「そうですか」

ぺえ教頭「でもガッツがある声質してるね」

萌先輩(仮)「ありがとうございます」

こもり校長「農業部の活動はいつからやっていただけるんですか?」

萌先輩(仮)「私は4月の21日目…21日、第3週から」

ぺえ教頭「前向きだね」

こもり校長「うん。初めての印象と声とのギャップがありすぎて」

的場部長・明桜先輩・萌先輩(仮)「(笑)」

ぺえ教頭「まだ私たちが追いつけてないね」

こもり校長「脳の処理が追いついてない。で、呼び名どうしようか?」

萌先輩(仮)「結構、虹コンの後輩から萌先輩って常に呼ばれてるので、萌先輩がなじみはありますね」

ぺえ教頭「じゃ萌先輩にする?」

こもり校長「これで萌先輩は違う気がする」

ぺえ教頭「もうちょっとひねりたい?」

こもり校長「21日まで時間があるので、ぜひ萌先輩以外のあだ名を…」

萌先輩(仮)「なるほど! 替え玉を」

ぺえ教頭「すごい! 腹から声でてるね。無意識に腹から声出てるのはいいね」

こもり校長「ということで、SCHOOL OF LOCK!農業部、本日の部活動は以上!」

SOL!




こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK!はサカナクション山口一郎先生を迎えてお届け中! 昨日3月30日にはコンセプトアルバム『アダプト』をリリースしたサカナクション先生ですがホールツアーも決定しています!

こもり校長「“SAKANAQUARIUM アダプト NAKED”全国15カ所28公演回られるということで。アルバムリリース前にもツアーをやって、もう行きますか!」

一郎先生「今回のツアーは結構小さいところ回るんですよ。キャパシティが小さい、主要都市からちょっと外れたところとか、今まではなかなか行けなかったところとか行くんですよ。なのでちょっと初心者お断り」

こもり校長「逆に?」

一郎先生「サカナ初心者お断り」

こもり校長「なかなか聞かないですよ」

一郎先生「かなりストイックな、ド暗い…悲しい気持ちになるかもしれない」

こもり校長「(笑)」

一郎先生「それはない(笑) それはないけど、結構ストイックなコンサートになるんで『新宝島』とか期待されると、新宝島のおじさんとしては困っちゃう。やらないかもしれない…」

こもり校長「し?」

一郎先生「たぶんやる」

こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」

一郎先生「やらないわけにはいかない。でも、結構面白いコンセプチュアルなコンサートなんで、ぜひ遊びに来てもらいたいなと思います」

こもり校長「楽しみだな。サカナクションのイントロクイズを答えられない校長ですけれども、時間があれば行ってもいいですか?」

一郎先生「チケット買って、ちゃんと来てもらえたら」

こもり校長「もうそれはぜひ」

一郎先生「何かチケットくださいみたいな、そういう感じだったから…」

こもり校長「あ、もうほとんどそれです」

ぺえ教頭「(笑)」


♪ アイデンティティ (SAKANAQUARIUM 光 ONLINE (2020.08.16)) / サカナクション


こもり校長「ライブバージョン、いいですね」

一郎先生「お客さんが今、声を出せない状況じゃないですか。またみんなでこうやって歌える時が来るといいですよね」

こもり校長「本当にそれは願いでもありますね」

SOL!


ぺえ教頭「Twitterで“サカナクション先生山形にも来てくれる”って」

一郎先生「行きます」

ぺえ教頭「嬉しい」

一郎先生「あ、山形出身?」

ぺえ教頭「山形って、なかなか誰も来てくれないから」

こもり校長「いやいやいやいや」

ぺえ教頭「GENERATIONS来てくれたのはホント奇跡に近いのよ。夏になると、松山千春さんが来る。それぐらいしかないの。それもすごいんだけど。なかなか来てくれないからすごく貴重なんですよ」

一郎先生「僕は山形、何度かコンサートで行ってますよ。すごくいいホールがあって」

ぺえ教頭「来てくださるのは山形市ですか?」

一郎先生「だと思います」

ぺえ教頭「じゃ私の家からきっと近いよ」

一郎先生「ぜひ山形のコンサートと来てくださいよ」

ぺえ教頭「私、東京に住んでるけど、山形の行くんだ(笑)」

こもり校長「(笑)」

一郎先生「実家の帰るついでに」

ぺえ教頭「帰省がてら行かせていただきます」


こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK!は、こんな授業をお届け…
『アダプトーク』


今回の収録曲で『シャンディガフ』の歌詞にサカナクションの曲で2回目の"愛"という言葉がある曲ですが、近々結婚することながありますか?
イチ
女性/16歳/北海道


一郎先生「うーん…結婚!?」

ぺえ教頭「時差が(笑)」

こもり校長「(笑)」

一郎先生「ナイナイナイナイ」

こもり校長「でも、“愛”っていうワード、2回目なんですね」

一郎先生「そうですね。前は『ドキュメント』っていう曲の歌詞に愛ってありますが、そう言われれば久々ですね」

ぺえ教頭「そんなに入らないもんなのね」

一郎先生「愛してるって嘘くさくない?」

こもり校長「分かる〜」

ぺえ教頭「そうなんだ」

一郎先生「日本人の感覚なのかもしれないんですけど、愛してるってのって、ドラクエ的に言うと、ギガクロスじゃないですか」

こもり校長「ギガクロス(笑)」

一郎先生「ギガクロスじゃないか(笑) メラゾーマかな」

こもり校長「最上の」

一郎先生「そうそう。ここ一番で言うものでしょ。それを音楽にしちゃうと、メラになっちゃうんだよ」

ぺえ教頭「あー。気安く言うのは違うってこと?」

一郎先生「そうそう。だから音楽にすると急に“あ、こいつ本当のこと歌ってないな”って思っちゃう」

ぺえ教頭「そういう目で見ちゃうんだ」

こもり校長「激刺さり! 教頭は愛に関してどうなの?」

ぺえ教頭「何?(笑)」

こもり校長「なんで急に分からなくなるんだよ。素人か!(笑)」

一郎先生「今回、僕の中で歌ってる愛っていうのは、歌詞の最後に“僕が信じたのは少しの愛と少しのだらしなさかな”っていう意味で、あえて使ってるんです。だから、愛してるよとかそう大きい愛じゃなくて、自分の中に物とかいろいろなものはに対して愛を持つじゃない。そういう意味での愛だから、LOVEだけど、女性とか異性とか好きな人に対して、ということじゃない感じ。どう捉えてもらってもいいじゃない。説明させないでよ!」

SOL!


こもり校長「すみません。深く掘ってしまいました(笑) 結婚ですって?」

一郎先生「結婚は無理ですよ。人と暮らせない」

こもり校長「欲みたいなものはないんですか?」

一郎先生「ない」

ぺえ教頭「別に一緒に暮らさなくても結婚は?」

一郎先生「今はそう思ってる。でもおじいちゃんとか、年取ってきた時にどう思うのかっていう恐怖はじわりじわり来てる」

ぺえ教頭「きっと変わってくるだろうね」

こもり校長「教頭は?」

ぺえ教頭「私は結婚したいわよ」

こもり校長「いつでも?」

ぺえ教頭「うん。したら、もうすぐ全部やめる」

こもり校長「あ、やめるんだ」

ぺえ教頭「そこだけだから、人生で悔いがあるの。あとは全部経験したし、求めてない」

一郎先生「でも、分かりますわ。責任が音楽以外にあると嫌なんですよ。例えば、自分の妻が“いい家に住みたいわ”とか“別荘欲しいわ”とか言ったら、頑張らなきゃいけないじゃない。そしたら、売れる曲を作らないとってなっちゃうかもしれない。それは無理」

こもり校長「生活のために音楽を、ってなっちゃうのが無理って事ですね」

一郎先生「もちろんそう言う側面もあるんですけど、ライスワークとワイフワークを自分の中でバランスを取って、やっていきたいじゃないですか。そこが他に責任があると、きっと辛くなるよね」

こもり校長「なるほどね」

ぺえ教頭「校長はどうなの?」

こもり校長「俺は何も考えてないタイプだから、結婚できるならしたいと思ってる」

一郎先生「できるでしょ。今すぐすればいいよ」

ぺえ教頭「してみたら?」

こもり校長「してみたらじゃダメでしょ(笑)」

一郎先生「何回してもいいんだよ」

こもり校長「まぁ回数は決まってないですけどね」

一郎先生「ギネス」

ぺえ教頭「ギネス狙うの?(笑)」

こもり校長「でも、1回ぐらいはしておきたいなと思いますけどね」

一郎先生「好きな人いるの?」

こもり校長「好きな人ぐらいは」

ぺえ教頭「え、大丈夫? いるの?」

こもり校長「それは常にいますよ」

ぺえ教頭「そういうことじゃないよ」

こもり校長「そういうことじゃないなら、突っ込まないでよ」

一郎先生「でも、好きな人はいるよね、どのタイミングにも」

こもり校長「いますいます。一郎先生もいます?」

一郎先生「いるいる」

ぺえ教頭「どういう…まいっか(笑)」

一郎先生「そもそも恋愛って何?って話になるからね」

ぺえ教頭「えー、サカナクション怖い〜(笑)」

こもり校長「(笑)」

SOL!



<ここで地震情報>

2022年3月31日23時34分ごろ、京都府南部で地震発生とのこと…。

こもり校長「生徒みんな大丈夫かな」

一郎先生「落ち着いて」

こもり校長「もし何かあったら、掲示板もあるし、一番は自分の身には安全に。
さて、生徒とも話していきたいなと思います」


雨の日のINORI 兵庫県 16歳

こもり校長「兵庫県ってことだけど、地震大丈夫だった?」

雨の日のINORI「揺れましたけど、部屋移動したし、大丈夫です」

こもり校長「もしまた何かあったら、すぐ自分の身を一番に考えて大丈夫だからね。明日から学年変わっちゃうけど何年生?」

雨の日のINORI「今は高校1年生です」

一郎先生「すごいよね」

こもり校長「だって、あと20分後には高校2年生になるわけでしょ」

雨の日のINORI「(笑)」

一郎先生「ラスト高1」

こもり校長「あと20分だけど、俺らに時間もらっていい?(笑)」

雨の日のINORI「嬉しいです(笑)」

こもり校長「さっそくだけど、書き込み読んだけど、めっちゃもうアルバム『アダプト』聴きまくってますって?」

雨の日のINORI「はい」

一郎先生「高校1年生で『アダプト』を聴いてくれてんの?」

雨の日のINORI「はい」

一郎先生「嬉しいね。クラスにサカナクションの好きな人がいる?」

雨の日のINORI「クラスには私ぐらい…」

一郎先生「だよね。そうだと思う(笑) 最高」

こもり校長「『アダプト』どう?」

雨の日のINORI「最高ですね」

一郎先生「深く刺さっちゃったでしょ?」

雨の日のINORI「刺さっちゃって困っちゃってます」

一郎先生「どういうところが好き?」

雨の日のINORI「まず歌詞がめっちゃ刺さり過ぎるんですよね」

一郎先生「ちなみに何の曲が一番好きかな?」

雨の日のINORI「すごく難しい質問。強いていうなら『フレンドリー』が一番かな」

一郎先生「ちなみにそのオンラインライブとか見てくれていたのかな?」

雨の日のINORI「オンラインは見てないんですけど、生の方は大阪2日間行かせてもらいました」

一郎先生「やばかったでしょ?」

雨の日のINORI「やばかったです」

一郎先生「やばかったよね。分かるわ。俺はみてないけど」

こもり校長「確かに、立ってる側ですからね。でも、会場入った時に、あのセットちょっとビビったよね? こんなこと出来ちゃうの?って思うよね」

雨の日のINORI「思いましたね」

こもり校長「演出1つ1つとっても、かっこいいよね。一郎先生の後ろから出ているレーザーで、一郎先生が手を上げた時に、指の先がレーザーから出ているのが僕がちょっとエモかった」

SOL!


雨の日のINORI「あ〜」

一郎先生「あれ、めちゃくちゃ熱いのよ」

ぺえ教頭「へ〜」

一郎先生「うそ」

こもり校長「ちょっといい加減にしてくださいよ」

一郎先生「ウソだよ。全然熱くない」

雨の日のINORI「(笑)」

こもり校長「普通に触ったことないから、そうなんだって思っちゃうから。さて、4人で何の話をしていこうか?」

雨の日のINORI「今バンドやってるんですけど、4月4日までにそのバンドの名前を決めないといけなくて」

一郎先生「えー。サカナクションに聞く?」

ぺえ教頭「素敵な名前よ(笑)」

こもり校長「キャッチーで」

一郎先生「サカナクションだよ?」

雨の日のINORI「ぜひお聞きしたい」

一郎先生「4日までの理由は?

雨の日のINORI「5月1日に初めてのライブみたいなのがあるんですけど、バーでやるライブで」

ぺえ教頭「すごいね」

一郎先生「高校生がバーでライブやるの?」

雨の日のINORI「はい」

一郎先生「いい違和感」

雨の日のINORI「そのために名前を決めて提出しないといけないんです」

一郎先生「あぁ、フライヤーとかあるもんね」

雨の日のINORI「はい」

一郎先生「候補はあるの?」

雨の日のINORI「候補は4つか5つあって、自分はトレイルっていうのを出して、あともう1人から、マイペースっていう。もう1人からネタものかもしれないけど、刺さったら事故」

一郎先生「それは事故だ。あと1つは?」

雨の日のINORI「やばい。緊張し過ぎて思い出せない…」

一郎先生「大丈夫だよ。ただのおじさんたちなんだから」

ぺえ教頭「そうよ。私もじじいよ(笑)」

雨の日のINORI「カタカナだったんですけど…」

こもり校長「いいよ。思い出したら言って。で、その3つが出てて、ちょっと何かいいかアイデアくださいよってことね」

一郎先生「その3つから選びたいわけ?」

雨の日のINORI「いや、3つから決めたいわけじゃなくて、新しいのを出してもらえたら、それになるなと思って」

一郎先生「サカナクションだよ。サカナクションって響き、結構やばいと思うよ。サカナだよ」

雨の日のINORI「いいです。素敵だと思います」

こもり校長「褒められてますよ」

一郎先生「嬉しい〜」

こもり校長「ただ、俺もこういうのセンスないんだよな〜」

一郎先生「ちなみに、よくあるパターンとしては、自分が好きな曲名をバンド名にしたりする人はいるよね。例えばレディオヘッドっているじゃないですか。世界的に有名なバンド。あれはトーキングヘッズのレディオヘッドっていう曲からとってるんですよ」

こもり校長「へ〜」

一郎先生「だから自分が好きなミュージシャンの曲面をバンド名にしたりするっていうスタートはいいかもしれないね。ちなみにバンド名って何回変えてもいいんですよ。みんな何回か変えて、たどり着いたりしてるから。だから、そんなに気負わなくてもいいんじゃないかなって思うけどね」

こもり校長「ちなみに雨の日のINORIの好きな曲は?」

雨の日のINORI「『ドキュメント』ですね」

一郎先生「ちょっと言ってみよう。皆さんこんばんは、ドキュメントです。ドキュメントボーカルの山口一郎です。どう?」

雨の日のINORI「(笑)」

一郎先生「あんまり?(笑)」

こもり校長「でも良かったけど」

一郎先生「今の時代にピッタリきてるけど」

雨の日のINORI「格好良すぎるかもしれないです」

一郎先生「後付けすると、雨の日のINORIの、この16歳から17歳に移行していく、今のこのドキュメントを音楽で表現したいです」

SOL!


雨の日のINORI「おぉ〜」

一郎先生「どう?」

雨の日のINORI「超かっこいいです」

ぺえ教頭「さすが、プレゼン力があったね」

こもり校長「さすがよ。俺は背負わないけど、今刺さったもん」

一郎先生「ただ、雨の日のINORIはサカナクション好きかもしれないけど、ほかのメンバーもあるじゃない」

こもり校長「それは今の言えばいいだけですもん。“ドキュメントがいいんだよね”“なんで”“16歳から17歳に移行する、今の私はドキュメントにしたい”って」

一郎先生「今これ聞いてるもん、メンバーが」

こもり校長「そうか」

一郎先生「メンバー聞いてる?」

雨の日のINORI「1人にしか言ってないです。しかも番組名とか何も言ってないので、たぶん聞いてないじゃないかと思います」

一郎先生「サカナクションに興味ないんだから」

<ショック!>

雨の日のINORI「今度の文化祭で『新宝島』も演奏します」

一郎先生「バンドのメンバーは『新宝島』以外に好きな曲あるのかな?」

雨の日のINORI「好きな曲は聞いたことない…」

<ショック!>

一郎先生「でも、そういう風にメンバーと相談してみたらいいんじゃない?」

こもり校長「一案としてね。で、まとまらなかったら他のメンバーの好きな曲も聞いたらいいじゃない」

一郎先生「そうそう。そこで響きがいいのを決めたらいいんじゃないかな」

こもり校長「これ、頼むよ。4月4日までに決まったとしたら学校掲示板とサカナ掲示板に書き込みよろしくね」

雨の日のINORI「はい」

一郎先生「絶対だぞ」

こもり校長「5月のバーライブも頑張ってね」

ぺえ教頭「頑張って」

雨の日のINORI「ありがとうございます」



今日の黒板



SOL!


『 変わらないまま変わる。 』

一郎先生「コロナになって色々変わらなければ行けなくなったじゃないですか、いろんなことが。僕も音楽をやっていく中でいろいろ感じて、変化していこうって改めて思ったんです。でも自分のなかで変わりたくないところも、信じて持っておくことが大事なんじゃないかと思ったので、この黒板を書きました」



♪ 月の椀 / サカナクション


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です。あっという間でしたね」

一郎先生「早すぎる」

ぺえ教頭「そう言ってもらえて嬉しいね」

こもり校長「どうですか? 絆の“き”まではいきました?」

ぺえ教頭「本当にいきましたよね?」

一郎先生「感動の“感”までいったよね」

こもり校長「ちょっと待ってください。絆の次は感動だったんですね(笑)」

ぺえ教頭「Twitterでも“一郎先生とぺえちゃん絶対うまくいく”って来てましたよ」

一郎先生「じゃ、校長やる?」

ぺえ教頭「違う違う。恋愛として」

一郎先生「恋愛として…ちょっと検討します」

ぺえ教頭「そうですよね。そんなにすぐ結果なんて出ないですから(笑)」

一郎先生「BBQから始めましょうよ」

こもり校長「マジでBBQやりたいんですけど」

一郎先生「今年絶対やりましょうよ!」

ぺえ教頭「いつ? 春? 夏?」

一郎先生「暖かくなってきたら、やりましょう。5月とかやりましょう。戸建て」

ぺえ教頭「嬉しいね」

こもり校長「なるべくゴミもみんなでまとめてさ」

ぺえ教頭「分別するわ」

こもり校長「だから燃えるゴミの日の前日にやりましょうよ」

一郎先生「曜日い言いそうになったわ。危なくエリアがバレちゃう(笑)」

こもり校長「それだけは勘弁してください(笑) いくら出しててても、特定だけは(笑)」

一郎先生「楽しかったです。ありがとうございました」

こもり校長「こちらこそ引き続き。またもしかしたら、サカナLOCKSの方に我々がお邪魔することも…」

一郎先生「あり得るあり得る」

ぺえ教頭「ホント?(笑)」

こもり校長「その時は教頭も一緒に行こうね」

ぺえ教頭「もちろん」

一郎先生「ドッキリはしないもう。だから優しい平和なサカナLOCKSに遊びに来てください」

こもり校長「これからも引き続き、新学期もよろしくお願いします」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」

ぺえ教頭「起立! 礼!」

こもり校長・ぺえ教頭・一郎先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ フレンドリー / サカナクション


SOL!



こもり校長の放送後記

本当にバーベキューしたいよネ!!
本当に呼んでくれるのかな?


ぺえ教頭の放送後記

一郎さんのお家に遊びにいける日は来るのかな?

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年4月7日(木)PM 9:59 まで

Music 2022.3.31 PLAYLIST

サカナクション山口一郎 コロナ禍に「音楽の新しい感動の仕方」を提案 コンセプト・アルバム『アダプト』リリース

サカナクションの山口一郎が、3月31日(木)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」に生出演。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、30日にリリースされたコンセプト・アルバム『アダプト』について、込められた思いを聞きました。その前編。


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