ぺえ教頭の退任まであと4日。マンツーマン黒板逆電!! 君に向けて黒板をかきます。

SOL!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK! は、ぺえ教頭の退任まであと4日。

今日の授業は、マンツーマン黒板逆電!!!

ぺえ教頭が電話で話した生徒、ひとりひとりに向けて、その生徒の為に黒板を書いていく授業をお届け。教頭からメッセージを送っていきました。


1人目に電話をした生徒 RN:一途なそうやんが教頭と話したい事は、恋バナについて。好きな子が自分のことを意識していてくれているのに気付いていたのに、勇気が出ずに告白をしないでいて、今日ついに勇気を出して告白をしたら「遅い」と言われて振られてしまったという(;;)でもやっぱりすぐには諦めきれないので、この先どうすれば良いと思いますか?と相談をしていきました。

そんな、RN:一途なそうやんに向けて、ぺえ教頭が書いた黒板はコチラ!!

SOL!


2人目に電話をした生徒 RN:雪菜が教頭と話したい事は、冬休みのヒマつぶしについて。12月24日から1月9日まで冬休みに突入した小学6年生のRN:雪菜。宿題は冬休み前に終えてしまい、友達を遊びに誘うも断られてしまったり、好きな人にも会えずで何の予定もない冬休みを過ごしているという。唯一やっている事は、ウマ娘が大好きなのでゲームをしたりアニメを見てるということだけ。冬休みは本当に何もやることが無いので充実した休みを過ごすために、ぺえ教頭に課題を出して欲しい!!とお願いをしていきました。

そんなRN:雪菜に向けて、ぺえ教頭が出した課題は……!

SOL!

3人目に電話をした生徒 RN:サラサが教頭と話したい事は、将来お医者さんになりたいけど今は弱気になっているということについて。医療ドラマをキッカケに医療の道を目指すようになったというRN:サラサ。自分の理想はお医者さんになる事だけど、医学部に入るのは学力的にも金銭的にも大変なので周りのみんなはお医者さんではなく看護師さんになる方が良いのでは?と進めてくるという。お医者さんになりたい気持ちもありつつ、周りの意見で揺れ動いているので話を聞いて欲しいと相談をしていきました。

そんなRN:サラサに向けて、ぺえ教頭が書いた黒板は……!

SOL!


4人目に電話をした生徒 RN:ぽにょが教頭と話したい事は、周りの子は夢が決まっているのに自分は夢がないまま大学に進学するということ。現在高校3年生のRN:ぽにょは、一足早く大学が決まり、この先は心理学科に進むという。大学に受かったのは良い事だけど何か将来の夢があってそこに進むとかそういうことでは無いので、周りの子が夢を持っているのを聞くと「自分には何もない……。」と漠然とした不安に駆られてしまい怖くなるんだとか、、!

そんなRN:ぽにょに向けて、ぺえ教頭が書いた黒板は……!

SOL!

今夜はぺえ教頭が、それぞれの生徒へ向けた黒板、その子だけにへ向けたメッセージを送っていきました。教頭が書いた黒板と言葉はradikoで1週間以内であれば何度でも聴き返すことが出来ます。教頭が書いた黒板は1人の生徒に向けた黒板ではあるけど、他の生徒にも向けられた言葉でもあると思うので、ぜひまた授業を聴き返してみてください(^ω^)!!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年1月2日(月)PM 10:00 まで

ぺえ教頭の退任まであと4日。マンツーマン黒板逆電!! 君に向けて黒板をかきます。


SOL!


『 どうだった? 』

こもり校長「この週末はクリスマスだったけど、生徒のみんなは、どうだったんかね?」

ぺえ教頭「どうだったの?」

こもり校長「日本各地、大雪になってたから、“それどころじゃないよ”っていう生徒もいたかもしれないけども、週末、土日クリスマスだったからね」



クリスマスイブに、好きな人と、『すずめの戸締まり』を観に行ってきました。
好きな人は懐メロが好きなので、たぶん、この映画好きだろうな〜と思っていたら、やはり、懐メロのところでノリノリになっていました。
入場者特典も無事もらえて、好きな人とたくさん話せて最高に幸せな時間でした。
リサイクル木材
女性/16歳/静岡県


ぺえ教頭「だって」

こもり校長「いい!」

ぺえ教頭「いいわね〜」

こもり校長「もうだって、『すずめの戸締まり』は最高の題材だからね」

ぺえ教頭「そうよね〜。だから、静岡では温かいクリスマスが行われてましたよ。リサイクル木材でした(笑) 素敵ですね(笑) うらやましいわ(笑)」

SOL!



クリスマス報告
好きな人を電話に誘ったんですが、相手が色々あって気持ちが落ち着いてなく、整理できていない状況だったらしく、電話をせず、クリスマスも誘いませんでした。相手の気持ちが整理できていない状況で会うのは向こうもしんどいかなと思い、誘うのをやめました
応援してくれた校長、教頭、Reol先生、生徒のみなさんありがとうございました!!!
今も連絡は続いているのでもう少し段階を踏んでいきながら頑張ります!!
走るマッチ棒
女性/17歳/兵庫県
2022-12-26 20:15


こもり校長「この走るマッチ棒、先々週Reol先生が来てくれた時に、『年内の目標、何パーセント?』みたいな授業をやった時に、“いま、20%です。クリスマスに好きな人を呼んで、イルミネーションを観に行って告白しようと思ってます。どうしたらいいですか?”っていう相談を俺たちにしてくれて、まあ、2択を提示したんだよね?」

ぺえ教頭「そうそう」

こもり校長「“イルミネーションに行く前に告白する”。そして、“イルミネーションが点いた瞬間に告白する”。みたいな話をしたんだけど、まあ…そうか…相手がね…」

ぺえ教頭「でもね、やっぱり、こうやって気持ちを寄り添い会えるのは、相手があっての恋愛だからね。本当に素敵だと思いますし(笑) 校長が目の前でニヤニヤしてるんですけど(笑) これ、私も、走るマッチ棒同じ状況なんです(笑)」

こもり校長「そうだね。最近、授業でも取り扱ったぐらいだからね。『平成フラミンゴ』先生が来た時に、“11年振りの恋”っていうので(笑)」

ぺえ教頭「だから相手と本当に向き合って、私も、あの…もうここだけの話、クリスマス、誘えませんでしたよ」

こもり校長「あ、そう」

ぺえ教頭「そうそう。大変そうだったからね。だから同じ状況です。でも、やっぱ恋愛って、そうやって少しずつでいいんですよ。って、言い聞かせてます(笑)」

こもり校長「なるほどね(笑) まあまあ、自分ともしっかり対話しながら(笑) いろんなクリスマスがあったんだろうね。ということで、SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です!」

SOL!



♪ 115万キロのフィルム / Official髭男dism


こもり校長「えらく、刺さってますけど」

ぺえ教頭「いや。そうですね。“彼の心のフィルムに、私は映っているのだろうか?”と、いま、すごく、自分と照らし合わせながら聴きましたけれどもね。すごく響きましたね。エンドロールなんてね、撮りたくないです(笑) でもやっぱ、恋愛は、上手くいってても、上手くいってなくても、話すだけで、こんだけ心が温かくなって。だから、人間にとってはものすごくエネルギーになる、すごく栄養のあるものなんだな、と、噛み締めながら、いま私は、30歳、冬、生きております。みなさんもね、生徒もみんな、頑張るんだよ」


今夜のSCHOOL OF LOCK! は、こちらの授業をお届け!
『マンツーマン黒板逆電』

こもり校長「今夜は、退任まであと4日となったぺえ教頭に、1人1人の生徒に向けて黒板を書いてもらいたいと思います。生徒と話をして、“その生徒に送りたい言葉”を、その場で黒板に書いてください。ということで、今日は、学校中にある黒板をかき集めました」

SOL!


ぺえ教頭「すごいね。生放送教室に、たくさん、黒板が溢れてますね。深みのある、歴史のある黒板が、文字が刻まれた黒板が、たくさんありますね」

こもり校長「で、まあ、一生ね、文字を消せないタイプの黒板というものもあるんですよ」

ぺえ教頭「はい」

SOL!


こもり校長「例えば、前校長のさかた校長の最後の黒板。そして、前々校長、いまは、委員にもなっておりますとーやま校長ラストの黒板、みたいな」

ぺえ教頭「すごい、鮮明に、文字もきれいにしっかり残ってるね」

こもり校長「とーやま校長の黒板は、もうちょっと、深すぎるというか… 『俺の10年は君の人生だ』」

ぺえ教頭「すごいね。文字の力強さがすごい物語ってるよね」

こもり校長「そうだね」

ぺえ教頭「本当に思いの強さが」

こもり校長「『何も心配いらないぜ』。さかた校長、書いてきましたね」

SOL!


ぺえ教頭「他にもたくさんあるんですよ」

こもり校長「平手友梨奈ちゃんが書いてくれた黒板もありますけれども、これは、だいぶ、痺れる黒板ですね」

ぺえ教頭「そうだね。『欅坂46 平手友梨奈』って書いてくれてますけど。すごいね〜」

SOL!


こもり校長「この文字をね、彼女が書いておいてくれてるわけですから。そして、あとは、かっきー(賀喜遥香先生)のやつかな?」

ぺえ教頭「かきちゃん」

こもり校長「かっきーが、初めてSCHOOL OF LOCK! に来た時の。イラストも添えて書いてくれて」

ぺえ教頭「かきちゃんらしさ、全開の黒板が、すごい可愛いね」

SOL!


こもり校長「だから、なんか、そういう一生消せないものは、職員の厳重の元、保管されているかと思いきや、意外と職員室に雑に、ポンと置かれてるっていうのある(笑)」

ぺえ教頭「いやだ。そうなの?(笑)知らなかったわ。私(笑) え? こんな歴代の校長の、すごい力強い黒板も、まさか何? 重なって置いてあるんじゃないでしょうね?」

こもり校長「重なってますね〜 きれいに重なってます。はい」

ぺえ教頭「やめてください(笑) もちょっと丁寧に置いてください(笑) お願いしますよ(笑) 職員のみなさん(笑)」

こもり校長「でも、そういう黒板、持って帰ったりする時もあるから」

ぺえ教頭「結構、私も見たことあるな。校長さ、持って帰ってるもんね」

こもり校長「俺はもう、あれだよ。アジカン先生が来て、ゴッチ先生が書いてくれたやつは全部持って帰ってるね」

一同笑い

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「でね、また、ゴッチ先生は、もうロックだから。毎回黒板に、『大丈夫』って書いてくれるわけ。“もう、ロックが伝えることはこれしかないでしょう”って、毎回、黒板で言うの。もうこれは、ぶれず、ずっと昔から『大丈夫』って書いてるんだけど、だから、俺、家に、『大丈夫』って書いてある黒板がどんどん増えてる(笑)」

一同笑い

ぺえ教頭「自己暗示みたいになってくるね(笑)」

こもり校長「『大丈夫』、『大丈夫』、『大丈夫』ってなってて(笑)」

ぺえ教頭「『大丈夫』、『大丈夫』、『大丈夫』に囲まれて、だんだん洗脳部屋みたいになってくるね(笑) でも、“大丈夫”っていう気持ちになれるんじゃない?」

こもり校長「なるなる。ゲスト講師の方が書いてくれた文字には、やっぱ魂が乗ってるから、すごくテンションあがる。持って帰ったことないか?」

ぺえ教頭「私は今回1枚だけ、持って帰ろうとしてます」

こもり校長「本当?」

ぺえ教頭「はい。WANIMA先生、KENTAさんがこの間、書いてくれた黒板は、持って帰ろうかなっていう」

こもり校長「それから、かっきーのも持って帰りたいって、言ってなかったっけ?」

ぺえ教頭「そう。かきちゃんが、先週書いてくれた、私へのメッセージ。『ぺえ教頭のあたたかさが大好きです』っていう…。先週はね、本当に私に向けた黒板たくさん書いてくれたから、持って帰りたいなと思っています」

SOL!


こもり校長「それも早めに持って行かないと、雑にポンと置いてあるか、職員が間違えて、準備で消しちゃうってパターンもあるから」

ぺえ教頭「そうだよね。ちょっと早々と持って帰るわ」

こもり校長「そして、今夜、なんとね、ブルボンさんから、生徒のみんなにプレゼントが届いてます

ぺえ教頭「そうです。ブルボンのお菓子詰め合わせセット。こちらを電話に出てくれた生徒や、書き込みしてくれた生徒の中から20名様にプレゼントしたいと思います

こもり校長「ブルボンさん、ありがとうございます」

ぺえ教頭「ありがとうございます」

こもり校長「10商品の詰め合わせ」

ぺえ教頭「そう。私、プチの“チョコラングドシャ”が大好きで、学生の頃からめちゃめちゃ食べてた」

こもり校長「いいよね〜。俺、これ、学生の時、めちゃくちゃ10個とか買い溜めて、冷凍庫に入れてたもんね」

ぺえ教頭「この、“チョコラングドシャ”は、プチの中でも、私は1番好きだし、味がすごい高級感があるんだよね」

こもり校長「うまいのよ」

ぺえ教頭「絶妙なの。丁度いい甘さでね」

こもり校長「さくさくのクッキー感とさ、中のチョコの… うわっ! 懐っ! 俺、一気に思い出した!」

ぺえ教頭「これ大好き。校長、好きなのなんかある?」

こもり校長「俺は、“フェットチーネグミ”だね。“フェットチーネグミ”は、マジ、無限で食えます」

ぺえ教頭「“ルマンド”もあるよ。“アルフォート”も、もちろんあるしね」

こもり校長「これはいいよ。今日は、20名の生徒にプレゼントするから、ぜひ、書き込んでください」

(こちらのプレゼントは、12月26日で終了しました)

SOL!



そんな今夜のSCHOOL OF LOCK! は、こちらの授業!
『マンツーマン黒板逆電』

こもり校長「今夜は、退任まであと4日となったぺえ教頭に、1人1人の生徒に向けて黒板を書いてもらいたいと思います。もしもし!」

一途なそうやん 東京都 16歳

こもり校長「16歳。学年は?」

一途なそうやん「高2です」

ぺえ教頭「中2、高2は、好きにしなさい」

一途なそうやん「好きにします」

こもり校長「一途なそうやんは、今日が、初書き込み?」

一途なそうやん「そうなんですよ」

ぺえ教頭「ありがとう」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK! は、いつ頃から聴いてくれてるの?」

一途なそうやん「中3の、さかた校長が居た時ぐらい。退任する1ヶ月前とかですかね」

こもり校長「じゃあ、俺の声は、ずっと、聴いてくれてるってことだね?」

一途なそうやん「そうです」

こもり校長「ありがとう。でもなんで、今日は初書き込みなの?」

一途なそうやん「いままで、ちょっと、そういうのなかったんで、恥ずかしいな、とは思って」

こもり校長「でも、今日は、“書き込んでみよう”と思うことがあった、ってことか?」

一途なそうやん「そうなんですよ。恋愛マスターのぺえ教頭が居なくなっちゃうんで」

ぺえ教頭「ちょっと待って。それ、いつ、誰が言ったの?(笑) 私が恋愛マスターだって(笑) 全然自信ないけど、話、聞くわよ(笑)」

こもり校長「ちょっと聞かせてよ。話」

一途なそうやん「相手が、自分のことを気になってたのはわかってたのに、勇気がなくて告白出来ずに、今日、ようやく、告白したんですよ。で、“遅い”って言われて、ふられました…

ぺえ教頭「告白は今日したけど、“ちょっと、もう遅いよ”って言われちゃったの?」

一途なそうやん「気持ちが落ち着いちゃって、“友だちの方が好きかな?”みたいな…」

こもり校長「いつ頃から、その子のことが好きだったの?」

一途なそうやん「4ヶ月前。8月の後半らへんでしたね」

こもり校長「相手も同じ学校?」

一途なそうやん「相手、同じ学校です」

こもり校長「クラスは?」

一途なそうやん「クラスも一緒です」

こもり校長「何がきっかけで、4ヶ月前、好きになったの?」

一途なそうやん「そもそも、同じ誕生日なんですよ」

ぺえ教頭「え〜!」

こもり校長「いいね」

一途なそうやん「で、好きな歌い手さんの、歌のジャンルも一緒で、ゲームもしてて、そこ気になって話していくうちに、“あ、可愛いな”と思って、好きになった」

こもり校長「まあね、そういう、好きなものが一緒だと好きになったりとかもね。話も弾むだろうし。でもずっと、“告白しよう”みたいな感じにはならなかったと?」

SOL!


一途なそうやん「ここがですね、本当、僕の情けないところなんです」

一同笑い

ぺえ教頭「大丈夫よ(笑) そんなことないわよ(笑)」

こもり校長「そうか。なんで、勇気が出なかったの?」

一途なそうやん「本当に、人生で初めて、“あ、めちゃくちゃ好きだな…”ってなった人で」

こもり校長「うわ〜 いいじゃない」

一途なそうやん「“何か、1個、間違えると、嫌いになっちゃうのかな?”とか、めちゃくちゃ不安があって、なかなか告白が出来なかった」

ぺえ教頭「そうね〜。全てが壊れちゃいそうに感じちゃうよね」

一途なそうやん「もう、めちゃくちゃ大好きでした」

ぺえ教頭「そうだよね。わかるわかる。大いに分かるわ」

こもり校長「本当ですか? それで、今日は、何で、ようやく告白出来たの?」

一途なそうやん「実は、ライバルが増えたんです。最近、その好きな子にめちゃくちゃ話しかける男子が居て、距離も近かったんです。で、2人で話そうってなっても、なかなかその子のせいで話せなくて。で、今日、“告白しかない”って友だちとも話して、告白してきました」

こもり校長「どう、告白したのよ」

一途なそうやん「“人生でこんなに好きになった人は、本当に、いないんで”…」

こもり校長「どこで告白したの?」

一途なそうやん「電話で告白しました。ちょっと体調が悪くて、それで、会うわけにもいかないなと思って」

こもり校長「でも、いま言わないと、もう、ライバルに取られちゃうんじゃないか? と思って、今日、告白したわけだ」

一途なそうやん「そうなんですよ」

こもり校長「そしたら、“遅い”って言われたんだ?」

一途なそうやん「そしたら、“もう気持ちが落ち着いたから、友だちとしてしか、いまは見れないかな?”って…」

こもり校長「それは、しんどいね… マスター」

ぺえ教頭「えっ?」

こもり校長「つらいんだってよ。いま」

ぺえ教頭「そうですよね。これは私の出番ですよね? きっとそうですよね?」

一途なそうやん「お願いします」

こもり校長「だっていまは、諦められないのは、諦められないんでしょ?」

一途なそうやん「そうなんですよ。もう。めちゃくちゃ好きなんで。本当にもう。うん、もう諦めたくないです」

ぺえ教頭「そうよね。その気持ちに出会えたことでも、ものすごく素晴らしい事だしね。なんか、そんな想い消せないよね」

SOL!


一途なそうやん「そうなんですよ」

ぺえ教頭「“忘れた方が、いいのかな?”なんて思ったり、考えたりもしたの?」

一途なそうやん「1度も思ったことない」

ぺえ教頭「ちょっと(笑) 一途なそうやんやん。やっぱり一途やんね〜。でも正直、もう私たちが何を云わなくても、決まってる気がするけどね。そこまで忘れられないと言うか、忘れようとも絶対にしてないじゃない? ね。どうよ」

一途なそうやん「そうですね…う〜ん…」

ぺえ教頭「すごくリアルな葛藤が見えるわね(笑)」

こもり校長「だって、今日のことだもんね」

ぺえ教頭「そうだね」

一途なそうやん「そうですよ」

ぺえ教頭「整理なんか出来るわけないね」

こもり校長「じゃあ、ちょっと、一途なそうやんに向けた黒板をいいですか?」

ぺえ教頭「わかりました。ちょっと待ってね。書きます」

一途なそうやん「僕のために…」

ぺえ教頭「そうよ」

こもり校長「そうだよ。そうやんのために書くから。じゃあそうやんは、今日はもう1日家でずっと落ち込んでたのか?」

一途なそうやん「落ち込んでましたね」

こもり校長「まあな…振られた日っていうのは…」

そんなRN 一途なそうやんに向けて、ぺえ教頭が書いた黒板はコチラ!

SOL!


『 胸騒ぎがこたえ! 』

ぺえ教頭「一途なそうやん。いま胸騒ぎしてない?」

一途なそうやん「めっちゃしてます」

ぺえ教頭「私は本当に、そのあなたの心をかき乱している胸騒ぎが、絶対に、この恋の…この愛の答えだと思ってます。なんか、“恋愛はタイミング”みたいなこと、よく聞くと思うんだけど、だけどね、そんなタイミングとか遅いとか早いとか、そんな綺麗事じゃ片付けられないのが、私は本物の愛だと思うし、本物の恋だと思うのね。だから、そんなタイミングだったり、そんなものに左右されてない、あなたのいまのこの恋愛は、私はものすごく深くて本物の愛だと思ってるし、信じたいのね。だから、今日、いま電話してみて、あなた、結構、のんびり屋なのも伝わってきたのよ(笑)」

一途なそうやん「そうです。本当に、そうです(笑)」

ぺえ教頭「自分のペースで、結構生きて行くことが多いんだろうなとは思うんだけど、だけどね、やっぱりあなた、本気で手にしたいものが、いま、目の前にあるじゃない?」

一途なそうやん「はい」

ぺえ教頭「だとしたら、いままで、のんびり生きてきたかもしれないけど、ここはちょっと新しい自分になって、のんびりを捨てて、攻める姿勢に徹してもいいんじゃないかな、と思うしさ。今回は電話で告白したじゃん。電話だとね、たぶん、あなたの目だったり、息遣いだったりが生々しく伝わらないと思うから、伝わってなかったかもしれないから。次は、“ちょっと、直接、もう1回言わせて”って、目を見て、しっかりと触れてね、伝えて欲しいなと思いました」

一途なそうやん「ぺえさんに、一生ついていきます」

ぺえ教頭「ついてきなさい(笑) そうよ。恋愛は苦しむのよ。苦しまなかったら、恋愛やってる意味ないわよ。私もそう言い聞かせてます。だけど、苦しんで苦しんでもがいてた分、絶対に本当の愛に出会えるから。一緒に待ちましょう」

SOL!


一途なそうやん「はい」

こもり校長「いまの言葉もらって、一途なそうやんも、まだまだ、頑張るんだよ」

一途なそうやん「任せてください」

ぺえ教頭「よし!」

こもり校長「ありがとうね」

一途なそうやん「ありがとうございます」

こもり校長「じゃあね」

一途なそうやん「はい。ありがとうございます」


♪ もう少しだけ / YOASOBI


こもり校長「マスター」

ぺえ教頭「はい」

こもり校長「刺さってる生徒、多いです」

ぺえ教頭「大丈夫でした?(笑)」

こもり校長「廊下とかでも、メモ、取ってくれる生徒、多いよ」

ぺえ教頭「ありがとうございます(笑) そんな、刻まなくて大丈夫よ(笑)」

こもり校長「刻むよ、それは。
まだまだ、生徒に向けた黒板、書いてもらいたいと思うので、電話行きたいと思います。もしもし」

雪菜 熊本県 12歳

こもり校長「12歳。学年は?」

雪菜「小学6年生です」

こもり校長「いま、大丈夫? 眠くない?」

雪菜「全然、眠くないです。めっちゃ元気です!」

ぺえ教頭「元気だね。よかった。よかった(笑) 安心したわ」

こもり校長「ぺえ教頭に、話したいことあるの?」

雪菜「冬休みの宿題とか、全部終わって、何もすることがないので、冬休みの課題を作って欲しいです!

ぺえ教頭「(笑) いま、冬休みにもう入ったの?」

雪菜「入りました」

ぺえ教頭「もう入ったけど、もう、宿題も全部やっちゃったの?」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「で、もう、やることない?」

雪菜「はい! ないです!」

ぺえ教頭「元気が突き抜けてるね〜(笑)」

こもり校長「いつから冬休みになったの?」

雪菜「24日からです」

ぺえ教頭「えっ? 2日間で、もう宿題終わったの?」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「偉いね(笑) よくやった!(笑)」

SOL!


こもり校長「それは素晴らしいことだよ。冬休みはいつまで?」

雪菜「1月9日までです」

こもり校長「まだ、折り返しにもなってないから、だいぶあるけど」

雪菜「(笑)」

ぺえ教頭「笑ってるよ(笑)」

こもり校長「クリスマスとか何やってたの?」

雪菜「クリスマスは、ずっと家にいました」

こもり校長「なんかした?」

雪菜「なんも、してません」

一同笑い

こもり校長「家族でパーティーしたとか、プレゼント交換したとか、プレゼントもらったよ、とか」

雪菜「え…ケーキ、食べました!」

ぺえ教頭「テーキ食べたのね。素敵。あったかいクリスマスだね」

こもり校長「友だちと遊んだりは?」

雪菜「寒いから嫌って、断られました」

ぺえ教頭「お友だち現実的ね(笑)」

こもり校長「じゃあ、遊べてないの?」

雪菜「遊べてる人もいるけど、なかなか、絞られます」

こもり校長「で、いま、やることないから、ぺえ教頭に、冬休み何やればいいか? 決めて欲しいってことでしょ?」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「そうよね。大事よね。小6のこんな長期休みに何するかで、だいぶ人生変わる気がするから」

SOL!


こもり校長「小学校、最後の冬休みだもんね」

ぺえ教頭「そうだよね」

こもり校長「“一緒に遊びたい”みたいな人とかは、いないの?」

雪菜「好きな人がいて一緒に遊びたいけど、やっぱ、迷惑じゃないかな、って」

ぺえ教頭「好きな人はいるんだ?」

雪菜「はい」

こもり校長「それは、同じ学校の子?」

雪菜「はい。同じ学校です」

こもり校長「何やってる子なの?」

雪菜「何、やってる…?」

こもり校長「部活とか、なんか、そういうの」

雪菜「部活、あんまりやってない子です」

こもり校長「クラスは一緒?」

雪菜「一緒です」

こもり校長「よく話したりするの?」

雪菜「はい。一緒に帰ったりします」

こもり校長「いいね」

ぺえ教頭「そうなんだ。なんか、思い切って誘って欲しいけどね」

こもり校長「ね」

ぺえ教頭「それは恥ずかしいのか? まだ」

こもり校長「連絡先は知ってるの?」

雪菜「相手が、携帯持ってないんで、知りません」

こもり校長「じゃあなかなか、ハードモードだね。連絡、取れないともなるとね」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「お正月は、おじいちゃん、おばあちゃんのところに行ったりとか?」

雪菜「一緒に住んでるんで、全然」

こもり校長「“会いに行く”とか、そういう話ではないってことだね」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「そっか。自分ではこんな冬休みになると思ってたの?」

雪菜「いや。全く思ってなかったです」

ぺえ教頭「こんなはずじゃない冬休みを、いま、迎えてしまって(笑) 退屈なの?」

雪菜「めっちゃ、退屈してます」

ぺえ教頭「そうだよね。しかも、元気そうだからね。退屈なんて、耐えられなそうだもんね(笑)」

SOL!


こもり校長「元気、有り余ってるんでしょ?」

雪菜「はい。有り余ってます」

ぺえ教頭「私と正反対(笑)」

こもり校長「暇であれば、あるほどいい」

ぺえ教頭「そうそうそう。“横になりたい”みたいな私とは、また、退屈の過ごし方が違うからね」

こもり校長「好きなこととか趣味とかあるの?」

雪菜「好きなことは、『ウマ娘』と、絵を書くことです」

こもり校長「『ウマ娘』、好き?」

雪菜「はい。大好きです」

こもり校長「俺、『ウマ娘』、まだ、触れた事ないから分かんないんだよね。アニメで観るのが好きってこと?」

雪菜「いや。ゲームするのが好きです」

こもり校長「『ウマ娘』って、ゲームあるの? え? ゲームなんすか? 待って。あなたも知らない?」

ぺえ教頭「私も、ごめん」

こもり校長「2人して、全く知らなかった。ごめん。『ウマ娘』のことは…」

ぺえ教頭「でも、ゲームも、時間ありすぎて、もう、やり尽くしたなみたいな感じ?」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「そっか。好きなこともね、『ウマ娘』のゲームもね」

こもり校長「宿題もやりきって、好きなこともやり切って、おじいちゃん、おばあちゃんにも、毎日、会ってる」

ぺえ教頭「そうですそうです(笑)」

こもり校長「友だちは寒いから遊んでくれない」

ぺえ教頭「そうそう。で、好きな人もね、連絡先はまだ知らないもんね」

雪菜「はい」

こもり校長「雪菜は、退屈は愛せる?」

雪菜「退屈は…無理です」

一同笑い

ぺえ教頭「退屈は、退屈だよな。なにもんでもないよな。そうなんだよ。私は『退屈の愛し方』なんて本、出しちまってっけど。エッセイ本出してしまってっけど。まだ、雪菜は愛せねーよな…」

こもり校長「まだちょっと早い」

ぺえ教頭「やっぱ“退屈を愛する”のは甘くないんだ。やっぱ簡単じゃねえんだ」

こもり校長「だって、だから出したみたいなところもあるしね」

ぺえ教頭「そうね(笑)」

こもり校長「じゃあ、ちょっと、雪菜に向けて(黒板メッセージを)」

ぺえ教頭「OKOK! こんな私がね」

SOL!


『 目をつぶりなさい 』

ぺえ教頭「いま、ちょっと、雪菜。目をつぶってごらん」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「いまさ、どんな世界が広がっている?」

雪菜「真っ暗です!」

ぺえ教頭「真っ暗ではあるんだけどさ(笑)自分がいま、“こんな景色見たいな”とかさ、“こんな場所に行ってみたいな”みたいな、思いついたことはないかい? いま、冬休みでさ、時間がたくさんあるんだよ。いつもより、たくさんあるんだよ」

雪菜「はい」

ぺえ教頭「そう。なんか、ないかい? その景色が広がってないかい? どうだ? 待つぞ」

雪菜「競馬場が広がってます」

ぺえ教頭「競馬場?」

こもり校長「『ウマ娘』…(笑)」

ぺえ教頭「『ウマ娘』だ。母さん。よし。行ってみよう。お父さんとか、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃんに、ちょっとお願いしてでもいいから、その大好きな『ウマ娘』の、少しでも近い存在の競馬場に。いましか出来ないよ。学校がある日だったら、なかなか行けないよ。だし、やっぱり、年末年始は競馬場もものすごく盛り上がってる。だから、ちょっと、生の競馬場、見てみない?」

SOL!


雪菜「(笑)」

こもり校長「もう、うけちゃってるもんね」

一同笑い

こもり校長「だからまあ、近くまで行って、もしかしたら、馬も見れるかもしれないし」

雪菜「はい」

こもり校長「冬休み、出来る限り楽しんで」

ぺえ教頭「楽しんで」

雪菜「はい」

こもり校長「ありがとね」

ぺえ教頭「ありがとう〜。ばいば〜い」

こもり校長「いや、すごいね。“競馬場が見える”っていうんだから」

SOL!


ぺえ教頭「よかった。待ってよかった。やばかった。最初、“真っ黒です”って言われたから。そりゃ、そうなんだよ」

こもり校長「間違いない」

ぺえ教頭「そうそう。よかったよかった」


続いての生徒は…!

サラサ 千葉県 16歳

こもり校長「16歳。学年は?」

サラサ「高校1年生です」

こもり校長「今日、ぺえ教頭に話したいこと、あるんでしょ?」

サラサ「私の将来の夢が、“医者になりたいな”って思ってて、でも、ちょっとその気持ちが負けちゃいそうなので、背中を押して欲しいです

こもり校長「サラサがお医者さんを目指すようになったのは、いつ頃からなの?」

サラサ「小学校の4年生ぐらいからです。親の影響で医療ドラマを観ることが多くて、それで目指すようになりました」

こもり校長「じゃあいまは、医者を目指す為に、勉強とかももう始まってんのかな?」

サラサ「私の通っている高校は、結構受験とかに厳しい学校で、勉強が日常になっている感じです」

こもり校長「じゃあその自分の高校卒業した先みたいなのは、もうイメージしながら毎日を送っている感じだ」

サラサ「私が行きたい大学と、親が行って欲しい大学がちょっと違って、“医者になりたい”ってことも、あんまり親に言ってないので、ちょっとそこでいざこざがあったり…」

こもり校長「それはなんで、親に“医者になりたい”っていうことは、あまり、言えないんだろう?」

サラサ「私が、公立高校に受からなくて、いま、私立高校に通ってるので、医学部ってなると、結構お金…学費がかかったりしちゃうんで、まだ兄弟もいるから、“出来れば、違う学部に行った方がいいのかな?”って思って。親は“学費、気にしなくてもいいよ”って言われてるんですけど、やっぱり気にしちゃうかな、って」

こもり校長「どうだろうね。親からすれば、いまの“気にしなくていいよ”って、たぶん本心だと思うよね」

ぺえ教頭「本心だと思う。それは本当に、背中を強く押してくれていると思うよ」

こもり校長「まあ、そりゃ学費のことは考えてるよ。だって、1万円、2万円の世界じゃないからさ。それは考えているだろうけど、そこの言葉は疑わなくてもいいと思うよね」

ぺえ教頭「私、親に言われた言葉があって、“親はね、迷惑かけるために居るのよ”って、言われたことがあって。私も、大学入る時とか、高校の時とか、学費のこととかすごく、親のことを思って、心を押し殺しそうになったこともあったんだけど、その時に、その言葉を言ってもらえてね。だから、学生が終わってさ、大人になって、親がまだ生きているうちに、もっと、何倍も親孝行すればいいのかな? って私は思って」

SOL!


サラサ「はい」

ぺえ教頭「そうそう。進みたい道に、思いっきり、親に甘えて進めたかな」

こもり校長「親は、サラサに対して、今後、どういう道に進んで欲しいっていう風に言ってるの?」

サラサ「私の性格的にも、医者よりも看護師の方が向いてるんじゃないか? ってアドバイスしてくれて。いまは心の中では、4対6で、医者の方が“6”で、ちょっと、迷ってる感じです」

こもり校長「でも、それは、“お医者さんになりたいんだ”っていうことを、親には言えてないんだもんね?」

サラサ「はい」

こもり校長「でも、お母さんとかお父さんとかから見る、サラサの性格だったりとかっていうのは、やっぱ、看護師とかに向いてるんじゃないの? っていう風なアドバイスをもらうんだ?」

サラサ「はい」

こもり校長「自分でも、そう思ったりする時はあるの?」

サラサ「…結構、他人の面倒を見たりすることが好きだったので、そういうのを考えると、直接的に患者さんと関わるよりも、ケア…心のケアとかを考える看護師の方が向いてるのかな? って思ったりもします」

こもり校長「なるほどね。お医者さんのサポートも、患者さんのサポートもしたりもするしね」

ぺえ教頭「でも、サラサとちょっと喋ってるだけでわかるよね。“人を支える力”というか、すごく心を持って、言葉を発してくれてる気もしてさ。“あなたは、すごく寄り添えるんだろうな”って、いま、私は、この数分しか電話してないけど、すごく伝わってきてるから。そこは自信持ってね」

こもり校長「それに、どっちがよくて、どっちが悪いなんていう事もないじゃない?」

ぺえ教頭「本当、そうだね」

こもり校長「本当に、お医者さんだって看護師さんだって、絶対に必要な存在であって、俺らが、もし、体が弱くなったとか、病院行った、とかってなったら、支えてもらえる存在だから」

ぺえ教頭「本当だよね」

こもり校長「自分が思うきっかけだったりとかで、選んでもいいとは、すごく、思うけどね」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「なんか、“気持ち的に、負けちゃいそうになってる”っていうのは、どういうところでなんだろう?」

サラサ「医学部って、理系が必須科目ですけど、自分的にはちょっと理科が苦手なので、ここで負けてそうになったりします」

こもり校長「理科、苦手?」

サラサ「定期テストでも、ちょっと苦手ですね」

こもり校長「ちょっと苦手と思うぐらいの点数は取っちゃうかな、ぐらいの?」

サラサ「はい」

こもり校長「で、目指したいところと、まあ、もしかしたら違う選択肢もあるんじゃないか? みたいなところで悩んでる、っていうところね」

サラサ「はい」

ぺえ教頭「早く悩んだよね。まだ高1だよね。早いとか遅いとか無いかもしれないけどさ。サラサはすごい慎重なんだね」

サラサ「そうですね。大学の付属の高校に通ってるので、オープンスクールとかも、公立の高校の子よりも、結構、早く…」

ぺえ教頭「やっぱりそうだよね」

こもり校長「それ、“お医者さんになりたいです”とか、先生とかには言えてるの?」

サラサ「言えてないです」

こもり校長「それはなんで?」

サラサ「担任の先生が、理系の先生なんですけど、だから、定期テストの点数とかも含めて見ると、なんかちょっと怖くて…」

こもり校長「まあな。何を言われるか分かんないからな…」

ぺえ教頭「自信が持てなくなっちゃうよね。うん。わかるよ」

こもり校長「まあ、そこで、弱くなっちゃう気持ちというのもわかるけどな。どうですか? 教頭先生、サラサに黒板書いてもらいたいんだけども…」

ぺえ教頭「はい。もうね、私は、結構早々と、サラサに向けてこの言葉見つかってたわ」

こもり校長「本当?」

そんなRN サラサに向けたぺえ教頭の黒板はコチラ!

SOL!

SOL!


『 あなたの黒板は何色? 』

ぺえ教頭「今日、たくさん私は黒板を書かせてもらってるけど、黒板は、緑だったり黒だったり、チョークが白だったりで、決まってるものだけど、自分の心の中の黒板の色は、自分でしか私は決められないと思う。もう、私の言葉なんて、心に刻まないで欲しいの。自分の心の中の黒板を一番大切にして欲しいから。
だから、いま、サラサは私の話を聞いて、心に刻もうとしてるけど、それはちょっとやめて欲しいし、他人の言葉なんて心に刻まないで欲しいです。サラサは特に、本当に優しくて、人のことを思って寄り添える人間だと思うから、人の言葉だったり想いに左右されてしまいがちかもしれないけど、でもやっぱり、いざという時には、自分の黒板の色は自分で決めるという覚悟を持って…。別に何色でもいいのよ。そう。何色でもいいし、“この色じゃなかったな”と思ったら、違う色に変えてもいいし、もう、それだけ。自分の人生は自分で決める。生きてて欲しいから、この言葉を書きました」

こもり校長「サラサ、いま言葉もらってみてどうよ?」

サラサ「自分の人生だから、積極的に、自分で色々決めて、人生楽しみたいな、って思いました」

こもり校長「最高じゃない」

ぺえ教頭「少しでも届いたかしら?」

サラサ「はい」

ぺえ教頭「うん。そうよ。自分の言葉だけを信じるタイミングって必ずあるから。それが、いまなのかもしれない(笑)」

SOL!


こもり校長「まだまだ、時間も、無いようで、あるから」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「しっかり向き合いながら、頑張ってね。自分の掴みたい夢、掴めるように。応援してるから」

サラサ「はい」

ぺえ教頭「頑張ってね」

サラサ「はい」

こもり校長「頑張って」

ぺえ教頭「ばいばい」

サラサ「ありがとうございました」


♪ だってアタシのヒーロー。 / LiSA


こもり校長「頑張ってるだろうけど、頑張って欲しいね。頑張って欲しいというか、サラサの想いだったりとか、いま、自分が夢に立ち向かおうとしていることは、自分と戦えばなんか切り開けるような気もするから」

SOL!


ぺえ教頭「そうだね。サラサ、ちょっと、自分勝手に生きてみなさいよ。あんた(笑) そんな思い切ってできるのも若いうちよ」


こもり校長「まだまだ、生徒に黒板、書いてもらうと思います。もしもし」

ぽにょ 北海道 17歳

こもり校長「学年は?」

ぽにょ「高校3年生です」

こもり校長「ちょっと、話、聞かせてもらっていい?」

ぽにょ「私は、いま、周りの子たちが、具体的な将来とかが決まってるのに、自分はそういうのがないまま、大学に進学することになって、不安がすごく大きいっていうのを相談したくて

こもり校長「高3だから、受験生だけど、もう、大学は決まったの?」

ぽにょ「決まりました」

こもり校長「何部とかに進学するの?」

ぽにょ「心理学科です」

こもり校長「でも、それは、“こういうのがやりたくて”っていうわけではないんだ?」

ぽにょ「ないです」

ぺえ教頭「“心理学科”って、結構専門的そうだけどね。そうでもないの?」

ぽにょ「“地域の方と関わる”とか、そういう部分が大きくて、私のなんか夢があって… っていう感じです」

こもり校長「周りの子、まあ、同級生だったりとか、受験生だったりとか、就職するよ、みたいな子がいたりとか、周りは結構、具体的な感じなんだ?」

ぽにょ「そうですね。“幼稚園の先生になりたいから、こういう学校に行きたい”とかが、詳しくあって…。そういうのはないなあ…と、思って…」

こもり校長「ぽにょは、なんとなく“こういうのやってみたいな”みたいなのは、ないの?」

ぽにょ「中学校の時はあったんですけど、なんか、いまはちょっと、いまを生きるのに必死すぎて(笑)」

ぺえ教頭「いい言葉よ。ねぇ」

SOL!


こもり校長「そうそう。いまの積み重ねで明日が来るわけですからね。で、何となく漠然とした不安というか?」

ぽにょ「そうです」

こもり校長「置いてかれちゃってるような感じもする、というか?」

ぽにょ「あ、そうです」

こもり校長「“周りは自分の夢を掴もうと進んでいるのに”的なことね?」

ぽにょ「そうです」

こもり校長「でも、そういう、いまの自分自身を客観的に見てみて、どうなの?」

ぽにょ「やっぱり不安ですね。なんかもっと明確的な何かがあって、大学に進んだ方がよかったのかな? とか、いまでも考えてますね」

こもり校長「そうなんだ…」

ぺえ教頭「でも、私も体育大だからね。体育大出身で、こんなことになると思わなかったけど(笑) でも、いま、1番自由な本来の姿にも出会えたから。そこまで不安を持つことはないと思ったりもするけどね」

こもり校長「ぽにょ的には、大学入って、“これやってみたい”みたいなこと、あんの?」

ぽにょ「“友だちがいっぱい出来ればいいな”っていう。そっちですね」

ぺえ教頭「それでも素敵よ」

こもり校長「っていうか、俺的にはそれでいいんじゃないのかな? と、思うけどね」

ぺえ教頭「本当、ぽにょが言ってること、全部、正しいというか、“それでいいんだよ”って、私たちはすごく全部思っちゃうけどね」

こもり校長「そう。どっちかって言うと、それができなくて悩む人も多いと思うというか…」

ぺえ教頭「そうそう」

ぽにょ「本当ですか?」

ぺえ教頭「そうよな」

こもり校長「それは思うけどね。まあでも、自分の中では、すごく不安なんだ?」

ぽにょ「そうです」

こもり校長「まあ、分かる」

ぺえ教頭「周りとも比べちゃったりもするしね」

ぽにょ「そうです」

こもり校長「あと、“思いを自分の言葉に出来ない”っていうのも不安だろうね」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「その不安も漠然となんだよな」

ぽにょ「そうなんです」

こもり校長「“これが不安です”っていうわけでもないんだろうし。じゃあ、黒板、読み上げます」

そんなRN ぽにょに向けて、ぺえ教頭が書いた黒板はコチラ!

SOL!

SOL!


『 夢なんていらない! 』

ぺえ教頭「びっくりした? ぽにょ」

ぽにょ「ちょっと(笑)」

ぺえ教頭「なんか、“夢を持ってる人間が偉い”みたいに、何もわかってない馬鹿な大人は言うじゃない?」

ぽにょ「はい」

ぺえ教頭「ポニョもいま、それが当たり前みたいに思っちゃってるかもしれない。“夢がないと、夢を掴めないのかな?”とか、“本当になりたい自分に出会えないのかな?”なんて、そんな不安をいま抱えていると思うんだけど。
私はね、夢なんて持ったことないの。だけど、なんか目の前にただただ偶然広がってた道を全力で生きて、全力で呼吸をして、全力で歩んだ結果が、いま、本当の自分というか、本来“こんな姿になりたかったな”って思う自分に辿り着いた。
私、大学生活は、“余白を楽しむ時間なのかな?”って思ったりもするのね。義務教育からもちょっと離れて、暇な時間だったり、時間に余裕も出ると思うの。だから、人生、こんな余白がある時間ってないからさ、大学生活は“暇だな”とか、“自分は何になりたいんだろう?”とか、“自分は何者なんだろう?”みたいに思う時間を大切にして。で、自分の目の前に広がった道をしっかり信じて、1歩1歩、歩んで行ければ、本当の自分の姿に出会えるんじゃないかな? って思うから。だから、もう、夢なんて要らないよ」

ぽにょ「はい(笑)」

こもり校長「どう? ぽにょ。いま、どんな気持ち?」

ぽにょ「もっと、気楽に、全力で生きていけば、ちょっと、楽かな? って、思いました」

ぺえ教頭「うん。大丈夫。なんかね、圧を感じながら生きるとやっぱり苦しめるからね。開放的に生きないと、本当の自分になんか出会えない気もするから、適当でいいんだよ。全部、全力でなんか、頑張っちゃダメ。絶対、ダメ。おもしろくない人生になるわよ」

こもり校長「ぽにょ。ぺえさんの言葉で大丈夫だから」

ぽにょ「はい」

こもり校長「楽しんでこいよ。大学生活」

ぽにょ「楽しみます」

ぺえ教頭「楽しむだけでいい。うん」

こもり校長「ありがとな。じゃあね」

ぽにょ「ありがとうございました」



今日の黒板



SOL!

SOL!


『 心は置いていきます! 』

ぺえ教頭「今日は生徒のみんなに向けて、黒板を書かせてもらいました。1人1人に向けて帰ってきましたけど、最後の校長に向けて、私はちょっと書いてみちゃいました。
黒板の文字は軽く触れただけで消えてしまうけど私と校長で作り上げてきた、このSCHOOL OF LOCK!の時間は、何があっても消えない愛だし、私がこの場を去る日が来たとしても心だけはこの学校に置いていきます。私が校長の目の前から姿を消しても、私の心はこの場から切れません。愛に飛び込む勇気、 愛を本気で放つ勇気を持って、今、私の胸の中に飛び込んできてください。
残り3日間、最上級の愛を、校長にも、生徒のみんなにも送らせてほしいなと思います」



♪ 歩む日々に / Odol


こもり校長「いや〜 さみしいね」

ぺえ教頭「さみしいね(笑) なんか、全力で目の前の人をすごく愛することだったりとかって、すごく難しいことだし、だけど、全力でその相手のことを愛さないと自分にも返ってこなかったりとして。校長は、何だかすごくもどかしい気持ちもすごく抱えながら、生きてるんじゃないかな? って、この1年2ヶ月ぐらい近くで見てて、私は思うんですけど。
だからいつか、本気で信じて誰かに甘えたりとか、“愛、気持ちいいわ”って思える時が来たらな、って思って書きました(笑)」

SOL!


こもり校長「ありがとう。僕の愛は、あと3日で、どっかで伝えます」

ぺえ教頭「ありがとうございます(笑)」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校!」

ぺえ教頭「起立!」

こもり校長「さあ。生徒のみんな、立って!」

ぺえ教頭「礼!」

こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

SOL!

SOL!



こもり校長の放送後記

寂しいです。


ぺえ教頭の放送後記

最上級の愛をあと3日!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年1月2日(月)PM 10:00 まで

Music 2022.12.26PLAYLIST

    22:51
  • 22:25
  • 22:42
  • 22:58
  • 23:21
  • 23:39
  • 23:49

「本当の自分に出会えるには?」将来が不安な10代へ SOLぺえ教頭のメッセージ

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。12月26日(月)は、『マンツーマン黒板逆電』と題して放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とぺえ教頭が4人の10代リスナーと電話をつなぎ、ぺえ教頭がそれぞれに向けたメッセージを黒板に書きました。そのなかから、夢についての相談をした高3のリスナーとのやり取りを紹介します。

生放送教室 放送後記一覧

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

ページトップへ戻る