今夜は生徒の君に伝授!!「大人のテクニック・恋愛相談室」

SOL!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年6月1日(木)PM 10:00 まで

今夜は生徒の君に伝授!!「大人のテクニック・恋愛相談室」


SOL!


『 風 』

こもり校長「風と書いて、“ふう”ということで。もう出会って2ヶ月ぐらいたって、俺思ってるんだけど、COCO教頭って、いい女風じゃない?(笑)」

COCO教頭「“風”いらねーから。失礼か!」

こもり校長「いやいや(笑) やっぱ、ちょっと港区女子風なところあるじゃん」

COCO教頭「気をつけなさい。これから言う内容によって、こっちからしたら悪口に聞こえるからね」

こもり校長「遅れたバブル風な感じあるじゃん」

COCO教頭「悪口(笑)」

こもり校長「リアクションとか、いなし方とか、ちょっとバブル(笑)」

COCO教頭「吐息入れがちなのよね。そうか」

こもり校長「だから、そういうのも含めて結構恋愛とかもしてきてるんじゃないかなと思うわけ」

COCO教頭「そうですね。国内国外攻めました」

こもり校長「そう。外もあるわけじゃない。恋愛観はどっちなの? 日本人側なのか? ドバイの恋愛観というか?」

COCO教頭「まだ若干ドバイ寄りかも(笑)」

こもり校長「その若干は何なの?」

COCO教頭「自分から結構ガツガツいっちゃうのよ。“好きって別に言ったらよくない?”みたいな」

こもり校長「なるほど。日本の“待つ”がない?」

COCO教頭「そう。日本の女子は相手から男性から言ってもらうの結構待つじゃん」

こもり校長「そうだね。言われたいみたいなこともあるし」

COCO教頭「でも、“え? 明日死んだらどうすんの?”みたいなマインドで生きちゃってるから。だから、いいなと思った人がいたらいっちゃうから」

こもり校長「そこでは英語は伝えやすいかもしれないね」

COCO教頭「そうそう」

こもり校長「最近はどうなの?」

COCO教頭「(笑) ガチな話2年間言ってない」

こもり校長「あら? なかなかいいお姉さん(の歳)じゃない?」

COCO教頭「言葉選んだな!(笑)」

こもり校長「今のセーフでしょ(笑)」

COCO教頭「セーフ(笑) 芸人になってから、お笑い好きになってからはしてません」

こもり校長「今はそこに集中してるからね」

COCO教頭「そう。逆にこもり校長の恋愛観ってどうなんですか? 聞いちゃっていいですか?」

こもり校長「俺の恋愛観? 聞いちゃっていいよ。何かさ…俺、声震えたな(笑)」

COCO教頭「鼻息で紙を飛ばすのやめてください(笑)」

こもり校長「ごめんごめん(笑) 俺は恋愛観で言うと、いろんな人の話を聞いてると、“私、あの人タイプじゃない”“俺、あの人タイプじゃないから”って言う人いるじゃん」

COCO教頭「タイプ問題ね」

こもり校長「タイプ問題。確かに俺の中でも好みはあるよ。顔で言うなら、それこそガッキーみたいなのが大好きみたいな。そういうタイプはあるんだけど、タイプで縛られないというか。“あの人どう?”“え、俺タイプじゃないから無理”って意外となくて」

COCO教頭「ありがてぇ」

こもり校長「ありがてぇ?」

COCO教頭「女子からしたら、ありがてぇよな。え?(笑)」

こもり校長「それがもう遅れたバブルよ(笑) 遅れバブル女(笑)」

COCO教頭「悪口。それアウトだぞ(笑)」

こもり校長「俺の恋愛観で言うと、そういう型にはまる感じがあんまないかも。自分の中で決めてるものだけで判断したくないみたいなところがあるから、“顔が全然好きってタイプじゃないじゃん”って言われても、何かしらですごくセンサーがビビッと来るようなタイプ」

COCO教頭「じゃ、別に第一印象とかよくなくても変わっていくパターンもあるの?」

こもり校長「全然。だから10代の頃とかも考えると、昔からそう」

COCO教頭「恋愛観はあんまり変わってない?」

こもり校長「変わらないかも」

COCO教頭「いいじゃない」

こもり校長「どう?」

COCO教頭「“どう?”って前に出されても(笑)」

こもり校長「こういうのどう?(笑)」

COCO教頭「私、悪口言われてる身だから、今は何も響かない(笑)」

こもり校長「なんでよ。ちょっとなびいてよ(笑)」

COCO教頭「でも、ジャッジメンタルじゃない、そういうので判断しない恋愛観はすごく素敵やと思う」

こもり校長「でも、なかなか恥ずかしいね(笑)」

COCO教頭「確かに。話したことないもんな(笑)」

こもり校長「ということで、SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校!」


♪ TRUSTFALL / P!NK


こもり校長「なかなか洋楽って、この学校に来てから頻繁にかかるわけではないんだけど、今聴いてるP!NK先生は、いい女風のCOCO教頭が思ういい女の像なんでしょ?」

COCO教頭「(笑) そう。強い女性風」

こもり校長「好きなんでしょ?」

COCO教頭「めっちゃ好きなの、で、生徒のみんなも英語学習とかしている子もいると思うけど、そういうのにも最適なのがP!NK先生です」

こもり校長「これの歌詞とかは聴いて分かんの?」

COCO教頭「分かる分かる。P!NK先生は分かりやすいし、この『TRUSTFALL』って直訳できないんだけど、イメージで言うと、“何でも信頼関係で成り立ってますよ”っていう」

こもり校長「怖ぇ! この一語でそんなに日本語だと長いの?」

COCO教頭「そうなの」

こもり校長「嘘だ(笑)」

COCO教頭「ホントだよ。内容的にはそう」

こもり校長「嘘だぁ(笑) でも、分かりやすい歌詞なんだ」


こもり校長「さぁ、SCHOOL OF LOCK!をやっていると、生徒の悩みに触れる機会が多いんだけど、ほとんどの悩みって人間関係なんだよね。誰かと…とか、“こう思われたくない”とか、“こう思わせちゃったかもしれない”とか、自分の言葉を表現して伝えられないとか、いろいろあるんだけど、その中でも恋愛に関する悩みというのは尽きないのよ」

COCO教頭「これは年齢関係なくあるよね」

こもり校長「そうだし、そもそも人類が恋愛で悩み始めてもう何年? これって、人類が初めて恋愛というものに悩んでから、何も進歩してないことだと思うのよ」

COCO教頭「その可能性あるよな」

こもり校長「人間関係のコミュニケーションの取り方とかは、言っても進化してると思うわけ。だって言語が違っても、機械を使えば、AIとか使えば翻訳できたりとかもするわけじゃない。でも、恋愛の気持ちを翻訳するAIは出てこないわけじゃん」

COCO教頭「やっぱ人と人との温もりがあるからね」

こもり校長「そう。で、マジで本当に一体何歳まで我々はこの恋愛というものに悩まされるんですか?」

COCO教頭「死ぬまでじゃん?(笑)」

こもり校長「ですよね(笑) だって、いいお姉さんでも悩むわけじゃないですか?」

COCO教頭「ごめんなさい。私いい女“風”なんで(笑)」

こもり校長「根に持ってる(笑) ごめんて(笑) で、今夜はそんな恋愛にまつわる授業をお届けしたいんだけど、ちょっといつもと違った感じでやっていきたいと。今夜のSCHOOL OF LOCK!の授業は…
『大人のテクニック・恋愛相談室』

こもり校長「今夜は生徒の君の恋愛相談にいつも言わないような大人のテクニックを伝授する特別授業をやっていきたい。いっても、僕もCOCO教頭も生徒から見たら十分な大人なわけだし、その辺のテクニックを余すところなく俺は教えたいわけですよ」

COCO教頭「なるほどね。ただ、ちょっと心配なことがあるんよね。SCHOOL OF LOCK!教頭引継メモがあんのよ」

こもり校長「あ、そんなのが渡ってる?」

COCO教頭「渡ってます。で、そこに、“こもり校長の恋愛観は中3レベルで止まっている”と書いてる」

こもり校長「いまだに運命の出会いとか信じるからね」

COCO教頭「かわいいな(笑)」

こもり校長「やっぱ漫画の世界で起きうることは現実で起きうるって俺は本気で思ってる」

COCO教頭「それは貫いた方がいいよ。実際そういうことあるもん」

こもり校長「それはツゥらぬいてる」

COCO教頭「ツゥらぬいてる(笑) ちなみに、2代目のとーやま校長は、中1レベルって書いてあるの」

こもり校長「素晴らしいよね(笑) 10年やって、その魂を持ち続けられるって、なかなかないよ(笑)」

COCO教頭「逆にないか」

こもり校長「そうだよ。さって、基本喋る生徒の方が上ってことでしょ(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「中3の俺は言うのもアレだけど(笑)」

COCO教頭「とーやまさんより上ですからね」

こもり校長「2年上ってだいぶ先輩だよ」

COCO教頭「歴代の校長は、恋愛にうぶな人が採用されるんですか?」

こもり校長「あ〜、でも振り返るとそうかもしれない」

COCO教頭「え〜。それ、どこで見るの?」

こもり校長「醸し出すちゃってる部分は少なからずある。たまに、こっちは本気で言ってるのよ。なのに、掲示板とか廊下を見ると、“え、面白い〜!”とか書かれる時あるの」

COCO教頭「ネタやと思われてる(笑)」

こもり校長「“違う。本気本気!”っていうのはたまにあるかな(笑) 俺らには分からない、そういう風に感じさせちゃうオーラか何かは歴代校長は絶対あるんだと思う。それはちょっと自覚する時はたまにあるね。だから、今日は大人の恋愛テクニックとは言ってるし、一番大事なところはCOCO教頭に頼る」

COCO教頭「分かりました」

こもり校長「本当に?(笑)」

COCO教頭「任せてください」

こもり校長「でも出てるよ。いい女風だけど、その感じが出てるよ。で、今夜は生徒の君が思いつかないようなテクニックを生徒に伝授していこう」

COCO教頭「バリバリに教えてあげる」



こもり校長「やっぱちょっとバブルあるな」

COCO教頭「(笑) 引きずりバブルのままいくわ」

こもり校長「(笑)」

ラムネ色 東京都 16歳

こもり校長「学年は?」

ラムネ色「高2です」

COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」

ラムネ色「OK〜」

COCO教頭「いいね」

ラムネ色「(笑)」

こもり校長「さっそくなんだけど、今恋愛に悩んでるんだよね? ちょっと詳しく教えてもらっていい?」

ラムネ色「人生で初めてできた彼氏を、7月の隅田川花火大会でキュンとさせたくて悩んでます

こもり校長「そうか。花火大会復活ですからね。しかも、人生初めての彼氏?」

ラムネ色「はい」

こもり校長「相手は同じ学校?」

ラムネ色「同じ学校で、同じ部活です」

こもり校長「いいね! きっかけは何なの?」

ラムネ色「学校の登下校で帰りが一緒になることが多くて、部活でちょっと話すようになってから、相手が猛アタックしてきて(笑)」

こもり校長「向こうからの?」

ラムネ色「はい。それで、"もしかして私好かれてる?”って思った瞬間ビックリしちゃって、ずっとアワアワしちゃってって感じです(笑)」

こもり校長「でも、向こうからの好意に気づいた時に、自分もちょっとドキッとしたみたいな。そこが、きっかけでお付き合い?」

ラムネ色「はい」

こもり校長「いいじゃん」

ラムネ色「ちょうど、一昨日告白されて」

こもり校長「え〜、ホヤなの?」

ラムネ色「そうなんです(笑)」

こもり校長「出来立てホヤなんだ」

COCO教頭「それ、ホヤって言うのね」

こもり校長「じゃ、もう今楽しくてしょうがないだろ?」

ラムネ色「いや、ホントです」

こもり校長「じゃ、一昨日お付き合いして、じゃあ夏デート行くか、なんて言って、隅田川の花火大会に行こうって約束はしたの?」

ラムネ色「はい」

こもり校長「野暮なこと聞くけど、なんでキュンってさせたいのよ」

ラムネ色「自分はいつも相手からすごくキュンキュンさせてもらってるけど」

こもり校長「え、どんなキュンをもらってんの?」

ラムネ色「私、あまり電話が得意な方ではないんですけど、電話してる時に“声が好きだから、僕はいいかな”って」

COCO教頭「たまらん。むっちゃいいやん」

こもり校長「なるほどね。褒めによるキュンね」

ラムネ色「はい(笑)」

こもり校長「そうか。だから、いつもキュンをもらってるからこそ、今回は逆にキュンとさせたいみたいな?」

ラムネ色「はい」

こもり校長「花火大会行くタイミングでキュンとさせられそうなポイント、タイミングはあるの?」

ラムネ色「たぶん見る場所があるんですけど、結構人混みなんで、手を繋いじゃったりしようかなって思ってます」

COCO教頭「したいよな」

こもり校長「おふ」

COCO教頭「おふって(笑)」

こもり校長「服装とかは?」

ラムネ色「あ、2人で浴衣を着ていこうかなって思ってます」

COCO教頭「絶対に着てほしい」

こもり校長「ラムネ色は彼氏を何かキュンとさせたいっていうことじゃない。でも、俺の感覚でいくと、もう花火大会に浴衣で来てくれることが、すでにキュンだと思うのよ」

ラムネ色「(笑)」

こもり校長「いや、これ結構真面目に」

ラムネ色「ホントですか?」

こもり校長「だって普段、私服とか制服しか見ないわけじゃん。でも、この日のために、わざわざ俺のために浴衣を選んで着付けてきてくれたんだなってだけで、もうすでにキュンなわけ。工程をイメージするだけでもね」

ラムネ色「(笑) はい」

こもり校長「で、それが“ちゃんと着られてる。うわ、可愛いな。キュン”だと思うわけ」

ラムネ色「(笑)」

こもり校長「本当に。ただ1つだけ俺が気をつけてほしいなと思うのは、せっかく浴衣着ているのに、カバンだけなんかトゥーマッチなカバン着けないでほしいなぐらい」

COCO教頭・ラムネ色「(笑)」

こもり校長「いつも私服で持っている、今だとマイクロバッグとかミニマイクロバッグとかあるじゃん」

COCO教頭「レザーのバッグとかな」

こもり校長「あれとかはちょっと。せっかくそんなキメているのに、ってなるから」

ラムネ色「はい」

こもり校長「でも俺は浴衣着てくれるだけでキュンだと思うな」

ラムネ色「はい。バックとかカゴのバッグとか似合いそうなやつを持っていきます」

COCO教頭「いいね。ちなみに、ラムネ色の髪型はどうするん?」

ラムネ色「いつもはポニーテールなんですけど、浴衣に似合いそうなお団子みたいにしようかなって」

COCO教頭「好き!」

こもり校長「待って。俺も好きかも(笑) そう。それがすでにいいのよ。もう普段見られない、お団子って普段する?」

ラムネ色「普段全然しないですね」

COCO教頭「ギャップですよ」

こもり校長「ほらほら、もう見せてる。可愛いお団子。“何、その丸いの?”ってなるから」

COCO教頭・ラムネ色「(笑)」

こもり校長「俺めっちゃなってたもん。だから、これはかなりデカい感じでキュンとくると思うな」

ラムネ色「頑張ります」

COCO教頭「でも、まだ甘い。何かもっとキュンとさせる方法ってあると私は思うわけ。ちょっと校長のやつは甘いな」

こもり校長「でもここからだから。ここからの大人のテクを伝授していきますから。だから、ラムネ色だって、大人の恋愛テク知りたいわけでしょ?」

ラムネ色「はい」

こもり校長「じゃ、我が校のアフロディーテ・COCO教頭、初めてできた彼氏、7月の花火大会でキュンとさせたい場合の大人テク教えて! 大人の扉オープン!」

COCO教頭「絆創膏を貼ってもらいなさい〜

こもり校長「へ? 絆創膏を貼ってもらいなさい? どういうこと? もうちょい詳しく聞いてみようかな? 大人の扉オープン!」

COCO教頭「履き慣れない草履は靴擦れができるから絆創膏持参しなさい。でも自分では貼らない。相手に貼らせるの」

ラムネ色「お〜」

こもり校長「大人だな〜」

ラムネ色「めっちゃ大人です」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「でも、確かに履きなれないでしょ? だから、そうなった時に“靴擦れした”です。で、絆創膏なんてこんな人混みの中、買いに行けないし。で、もし持ってたら貼ってもらうっていうだけで、普段では絶対に関わることのできない接し方ができてる。で、その時点で相手も何かそれを守ってあげているみたいなところで、“あ、俺、今ラムネ色のこと守ってあげられてるわ”って思って、向こうもキュン。“俺が守らなきゃ”ってなるから、これ」

ラムネ色「はい」

こもり校長「これ大人テクだな。参考になったろ?」

ラムネ色「大人ですね(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「俺、この大人テク、汗かいた。でも、これ参考にして是非とも初彼氏をキュンとさせてきて」

ラムネ色「はい。絆創膏、持参します」

こもり校長「頑張って」

COCO教頭「応援してます。ありがとね」


♪ かけてあげる / DAOKO


こもり校長「ちょっとすごいよ」

COCO教頭「ここが中3のこもり校長の恋愛観と36歳、私の恋愛観の違いなんですよ(笑)」

こもり校長「めっちゃ来るやん」

COCO教頭「(笑) 風の仕返しです。違い出ちゃったな〜」

こもり校長「中3でもいいよ。別にまっすぐなのもいいじゃん」

COCO教頭「まあ。でも、こういうところでオトナ感が出るんですよね」

こもり校長「出たよ、そのマウント。俺は10代と同じ目線で話してるんだから」

COCO教頭「はいはい」

こもり校長「あ、何だこのやろー」

COCO教頭「何だこのやろーって(笑)」

こもり校長「でも、アドバイス良かった。貼らせてあげるって」

COCO教頭「そうです。貼らせるの」

こもり校長「でも、格好いいわ」

COCO教頭「良かった。刺さってたわ」

こもり校長「やっぱいざという時のCOCO教頭だな」

COCO教頭「任せてください(指パッチン)」

こもり校長「ちょっとウザイな」

COCO教頭「おい(笑)」

こもり校長「また指パッチン上手いんだよ」

COCO教頭「Lovely(指パッチン)」

<BGM『ダンシング・ヒーロー』荻野目 洋子>

こもり校長・COCO教頭「♪テケテケテテテ…(笑)」

こもり校長「もうバブリーはいいのよ(笑)」


I LOVE ミニオン 宮城県 13歳

こもり校長「学年は?」

I LOVE ミニオン「中2です」

COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」

I LOVE ミニオン「OK〜」

こもり校長「今、恋愛で悩んでいるんでしょ? 詳しく教えてよ」

I LOVE ミニオン「インスタではやりとりしてるけど、学校ではまったく話さない片想いの女の子と喋る方法で悩んでます

こもり校長「なるほどな。学校では全く話さないってことは学校は一緒ってことでしょ?」

I LOVE ミニオン「一緒です」

こもり校長「いつ頃から好きなの?」

I LOVE ミニオン「小6くらいの時ですかね」

こもり校長「じゃ、小中一緒ってこと?」

I LOVE ミニオン「はい、小中、一緒です」

こもり校長「前の小学校の時とかは話してたりしてたの?」

I LOVE ミニオン「小学6年生時に、すごく仲の良い時期があって、よく話してたんですけど」

こもり校長「で、小6ぐらいの仲良くなってからずっと気になってて、好きで。そのインスタではやりとりするけど、っていうのはどういうこと?」

I LOVE ミニオン「最近インスタでつながって、ストーリーとか投稿をあげるのに反応してくれるんですよ」

COCO教頭「その好きな子はインスタにどういうのを上げてんの?」

I LOVE ミニオン「友達との投稿とかですかね」

こもり校長「で、もちろんその好きな子に対してもI LOVE ミニオンは反応するし、こっちはどんなのを上げた時に向こうは反応くれるの?」

I LOVE ミニオン「僕は一眼レフとかで写真を撮るのが好きで、風景の写真とか上げてます」

こもり校長「すごいね。一眼で撮って、それを自分でデータに起こして、インスタに投稿してるってこと?」

I LOVE ミニオン「はい」

こもり校長「反応っていうのはどういう反応なの? いいねだけ送ってくるみたいな?」

I LOVE ミニオン「DMで“綺麗な写真だね”って」

こもり校長「文章でダイレクトメッセージは、ちょっと俺も来るかも」

COCO教頭「え〜」

こもり校長「だってわざわざ送ってくれてるわけじゃない」

COCO教頭「そっか、いいねだけじゃないもんね。コメントくれるんやもんな」

こもり校長「なのに、そこではコミュニケーションを取れてるのに、学校で会うと直接は話さないの?」

I LOVE ミニオン「はい。隣のクラスなので」

こもり校長「なんで、それ話さないの? 隣のクラスといえど廊下とかでも会えるわけでしょ?」

I LOVE ミニオン「はい。気まずい感じがあるというか、緊張感がある感じが」

こもり校長「出ちゃってるのかな。I LOVE ミニオンもちょっと意識しちゃっている部分もあるし」

I LOVE ミニオン「はい」

こもり校長「でも、これは好きな子とは進展したいんでしょ?」

I LOVE ミニオン「したいです」

こもり校長「目標もあるの?」

I LOVE ミニオン「できれば、告白までしたいなって」

こもり校長「どうなの? 相手は脈はありそうなの?」

I LOVE ミニオン「う〜ん、結構インスタでも反応してくるし、あるんじゃないかなって」

こもり校長「だって普通だったら、いいねぐらいでサラッと終わっててもいいものが、DM来たりとか」

I LOVE ミニオン「あまり他の人からはDMとか来たりしないので」

こもり校長「その好きな子以外からはDMでは来ない。でも、その子はすごく頻繁にくれる?」

I LOVE ミニオン「はい」

こもり校長「それは非常にいいことだよ。いや、俺も感じちゃうな」

COCO教頭「脈アリって風にね」

こもり校長「うん。だから俺の意見、俺のやり方ね。俺が中学の時はインスタとかはなかったけど相手に気を引かせたい時は、俺、結構制服の中に面白いTシャツとか着て、“何それ?”って言われるの待ちを結構やってたの」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「わざと秋葉原とかに行って面白Tシャツを買ったりとか、海人みたいなのを着て、“全然、海生まれじゃないんだけどね”待ちとか。だから分かんないけど、手書きでインスタのIDを胸に書いてみてとか、データで起こせるんだったら、一眼レフで撮った写真をもうTシャツにプリントアウトして着ちゃうとか。で、“あ、それインスタに上げてたやつじゃん!”みたいな反応を直接もらうのはどう?」

I LOVE ミニオン「学校でだと、校則的にも制服とかちゃんとしないといけないから」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「(笑) 制服だよな」

こもり校長「そうか、制服のインナーに忍ばせるもダメ?」

I LOVE ミニオン「ダメだと思います」

COCO教頭「ルールは守らないとアカンからな」

こもり校長「となってくると、今日は大人テク伝授する授業だから、I LOVE ミニオンも大人テクは知りたいでしょ?」

I LOVE ミニオン「お願います」

こもり校長「COCO教頭、インスタでのやり取りしているけど、学校では全く話せない片想いの女の子と喋る、そんな場合の大人テクを教えてください」

COCO教頭「任せてください」

こもり校長「大人の扉オープン!」

COCO教頭「DMやいいねは好きの証拠にならないの

こもり校長「え、閉まるのが早い。で、何で? I LOVE ミニオンも詳しく聞きたいでしょ?」

I LOVE ミニオン「聞きたいです」

こもり校長「大人の扉オープン!」

COCO教頭「たぶんその子、他の子にも同じ事してるわよ」

こもり校長「ぐぅぅ〜 まあでもそうか。見方を変えると、やっぱ今の時代、インスタのDMはコミュニケーションの1個でもあるから、そこでコミュニケーションしているというのと、普通に喋るのは、意外と一緒のレベルで考えられてるから、DMが来てるだけが脈アリ、DMが来てるからあの子は意識があるって考え方ではない?」

COCO教頭「そうです」

こもり校長「もっと違うところでこうチャレンジだったりとか、自分が対等に喋れるような何かきっかけを作らないとダメってことを、たぶん大人のテクで教えてくれたのかな?」

COCO教頭「ツールで愛は量れませんから」

こもり校長「…そうか。だから、I LOVE ミニオン、今の聞いてみて、どう?」

I LOVE ミニオン「冷静に考えてみれば、そうなのかなって思いました」

こもり校長「だから、やっぱDM来てるからじゃなくて。これは安心しちゃダメよ。ちょっと貪欲に相手と喋れるチャンスを伺っていこう」

I LOVE ミニオン「はい」

こもり校長「これを参考にしてちょっと一歩前進できるように頑張ろうな」

I LOVE ミニオン「はい」

こもり校長「ありがとう。頑張れよ」

COCO教頭「ありがとう」

I LOVE ミニオン「ありがとうございました」


♪ BONBON GiRL / SARM


COCO教頭「ちょっと、I LOVE ミニオンにはキツめのこと言っちゃいましたけど、やっぱりアクションしてナンボだから、本当に頑張ってほしいと思ってる。応援してます」

こもり校長「そうだよね。“それがダメだ!”ってことでもなく」

COCO教頭「違う違う」

こもり校長「そういうこともあってってことなんですね」

COCO教頭「うん。からの自分で行動を起こす大切さっていう勇気を出し欲しいなって思ったってことね」

こもり校長「緊張するのは当たり前。だって好きなんだもん」

COCO教頭「そうです」



さて、ここからは…『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定

こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5,000円分をプレゼントします!」

COCO教頭「答えはTwitterで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」

こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員、あ〜お先輩、萌ちゃん先輩。よろしくね!」

明桜先輩「農業部部員、虹のコンキスタドール、大和明桜です!

萌ちゃん先輩「農業部部員、鶴見萌です!

明桜先輩「さっそくいきます! SCHOOL OF LOCK! 農業部検定、問題!
4月から5月にかけて、田んぼでは田植えが始まります。田植えが始まる前に、まずは種もみが発芽しないと田植えはできません。その種もみがいい種もみなのか選ぶ方法“塩水選(えんすいせん)”についての問題。今回は2択です。塩水に種もみを入れて良い種もみは?
A.沈む B.浮く


萌ちゃん先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは…5月23日に誕生日を迎えた、あーおちゃん、おめでとう!

明桜先輩「ありがとうございます!」

萌ちゃん先輩「さぁ好きな曲を選んでいいよ」

明桜先輩「はい。私が最近、一番ハマってる曲です!


♪ Love me / KEYTALK


明桜先輩「最近、本当にKEYTALKさんにハマってて。ハマったきっかけが、4月に虹コンと対バンさせていただいたじゃないですか。それで初めて見て、心臓にぶっ刺さって(笑) 本当にハマって、この曲はサビでみんなで跳ぶんですよ。ジャンプして、それが楽しすぎて」

萌ちゃん先輩「跳んでたね。私もバンドのライブを見るの初めてで、すごく新鮮だった」

明桜先輩「やっぱ生のバンドは、ドラムがもう全身に響いて、ホントにいいんですよね」

萌ちゃん先輩「確かに全然音源で聴いているのと違うよね」

明桜先輩「そうですよね。かけさせていただいて、ありがとうございます」

萌ちゃん先輩「おめでとうございます」

萌ちゃん先輩「それでは、正解を発表していきます! 答えは…… Aの沈む です!」

明桜先輩「解説していきます。田植えの前には、種もみから苗になるまで育てる苗作りの工程があります。苗作りのために種もみを選ぶ方法を塩水選と言いますが、悪いもみは実の中のデンプンの蓄積が十分に行われないため、軽くなり、塩水に入れると浮くそうです」

萌ちゃん先輩「つまり、良い種もみは沈むってことだよね。ちなみに簡単な塩水選の方法を紹介すると、用意するものは水200cc、塩20グラム、ガラスのコップ、そして生卵。コップに水と塩を入れて塩水を作って、その中に生卵を入れて濃度を確認。生卵が浮くくらいが適当な濃度になるみたいよ」

明桜先輩「生卵入れるんですね。面白いね」

萌ちゃん先輩「びっくり。でも、これ覚えたし、理科の実験みたい楽しそうだから、やってみたいよね」

明桜先輩「確かに。やってみたい」

萌ちゃん先輩「それでは、当選者の発表お願いします!」

こもり校長「あーお先輩、お誕生日おめでとう!」

COCO教頭「おめでとう」

こもり校長「それでは、正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は… ノーザン おめでとう!」

COCO教頭「正解した、ノーザンには、JAタウンで使えるギフトカード5,000円分をプレゼントします!」

こもり校長「スクールオブロック農業部検定、来週の予習範囲は“ビワ”」

こもり校長「…ということで、今日の農業部の活動は以上!」



こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK、授業テーマは…
『大人のテクニック・恋愛相談室』

はちゃし 山形県 15歳

こもり校長「学年は?」

はちゃし「高1です」

こもり校長「新学期、新生活、新学年始まってもう2か月ぐらい経つんだけど、その中で今恋愛で悩んでいる? ではちょっと詳しく聞こうかな。教えて」

はちゃし「恋愛禁止の部活に入っていて、先輩を好きになってしまったんですけど、先輩は部則とかを守る人なので、どうやってアプローチすればいいですか?

こもり校長「はちゃしが、その恋愛禁止の部活に入ってるの? 先輩は?」

はちゃし「同じ部活の先輩です」

COCO教頭「ちなみに何部?」

はちゃし「吹奏楽部です」

こもり校長「吹奏楽部で恋愛禁止なんだ?」

はちゃし「はい(笑)」

こもり校長「何でなんだろう?」

はちゃし「たぶん部活の時間が削られるからみたいな感じですかね」

こもり校長「恋愛の方にうつつを抜かすなよみたいな、ちょっと厳しいことで言うとってことなのかな」

はちゃし「はい」

COCO教頭「吹奏楽部だけ?」

はちゃし「他の部活はよく知らないんですけど」

こもり校長「校則でとかっていうよりは、部活の中で恋愛禁止みたいなことか。でも、好きな先輩は恋愛禁止と同じ部活ってことだから、部活でずっと一緒にいるんだもんね?」

はちゃし「はい」

こもり校長「何個上なの?」

はちゃし「2個上です」

こもり校長「じゃ相手は高3か。その先輩を好きになったきっかけは?」

はちゃし「同じパートの先輩なんですけど、教えてもらっている時にすごく優しくて」

こもり校長「いいね」

COCO教頭「先輩から教えてもらうのめっちゃいいやん」

こもり校長「で、その教えてくれる姿勢にちょっとキュンときたみたいなこと?」

はちゃし「はい」

COCO教頭「2人きりで教えてくれたん?」

はちゃし「はい」

COCO教頭「うわ。やば。嬉しい」

こもり校長「何なの? めっちゃいいよね。普段、部活はどこで練習するの?」

はちゃし「部活のそういう部屋があるんですけど、そこで教えてもらってる感じです」

こもり校長「だから、パート別になって、みんなが教室分かれているみたいなことだよね。で、はちゃしのパートはこの教室ねみたいな?」

はちゃし「はい」

こもり校長「そこで先輩と2人きり?」

はちゃし「はい」

COCO教頭「へ、その空間に2人きりでいるんですか?」

はちゃし「はい」

こもり校長「ちょっとあなたもだいぶ下りてきてますよ」

COCO教頭「ごめんなさい。興奮しちゃった(笑)」

こもり校長「だいぶ興奮してますね。でも、興奮するよ。で、関係性としては今どれぐらいの関係性なの?」

はちゃし「LINEとかは持ってるんですけど、用事とかの連絡だけで」

COCO教頭「その先輩は恋愛禁止ルール守ってるでって話はしてた?」

はちゃし「他のルールも結構いっぱいあるんですけど、そのルールに関して結構厳しい方で」

こもり校長「なるほど。ルールには厳しいタイプの。恋愛禁止とかじゃなくて、普通に単純にこのルール厳しいなってルールでも先輩は守ってる?」

はちゃし「はい」

COCO教頭「真面目なタイプだなぁ」

こもり校長「厳格なタイプだね。でもその先輩のことやっぱ好きなんでしょ?」

はちゃし「はい」

こもり校長「じゃ相手を崩していきたいな。でも高3ってことは、間もなく引退の時期も見えてきてるんじゃない? いつ頃?」

はちゃし「9月頃?」

こもり校長「あと4ヶ月。でも夏休みの間の2ヶ月とか空いちゃったら、実質の学校生活は2ヶ月とかでしょ。今、焦ってはいるの?」

はちゃし「付き合えたりとかはしなくても、仲良くなりたいなって思ってます」

こもり校長「今の、ただの部活の用事連絡だけの関係ではなくて、単純に友達でもいいし、それ以上の関係にもいきたいっていう?」

はちゃし「はい」

COCO教頭「ちなみに夏休みは練習ある?」

はちゃし「あると思います」

COCO教頭「なるほど」

こもり校長「でも、毎日とはいかないんじゃない。でもこれは非常に難しいところではあるけど、やはり連絡先を知ってるっていうのが何よりも一番強いことだと思うから。何かグループLINEを組んでみるとかどうだろう? 先輩と自分2人だけだったら用事でしかできないけど、何か他の部活の子を巻き込んでみるとか、他の共通の友達とかを巻き込んだグループのLINEを作れば、別に連絡を取るのが不自然ではないじゃない。そういうのはできそうなのかな?」

はちゃし「部活の係みたいなのがあって、その先輩と私と、あと2年生の先輩で同じ係のやつがあるので」

こもり校長「チャーンス。何か共通点、好きな音楽とか。せっかく吹奏楽やってるんだから、“好きな音楽、何ですか?”とかいってみるとかどう?」

はちゃし「…あ、はい(笑)」

こもり校長「あ、その感じだと何かちょっと残ってるな?」

はちゃし「あんまり仲良くなくって。私も素っ気なくしちゃう」

こもり校長「分かるよ。恥ずかしいし、なかなか自分から積極的に声を掛けられる感じでもないんだ?」

はちゃし「はい」

こもり校長「いやぁ難しい。でも何よりも、この恋愛禁止という部活に先輩はいて、厳格なんですよ。それをやっぱ崩したいわけです。これテクあんの?」

COCO教頭「私を誰だと思ってるんですか?(笑)」

こもり校長「あるんだね?」

COCO教頭「ございます」

こもり校長「これ、はちゃしも聞きたいよね?」

はちゃし「聞きたいです」

こもり校長「我が校のアフロディーテCOCO教頭が扉の奥に行かれましたので、ちょっとここで大人テクを教えいただきましょうか。大人の扉オープン!」

COCO教頭「“ダメだよね? ダメだよね? ダメだよね?”と言い続けなさ〜い

こもり校長「大丈夫? じゃもうちょっとだけ詳しく聞かせてください。扉オープン!」

COCO教頭「“ダメだよね? ダメだよね? ダメだよね?”と言われ続けると、男は破りたくなるもなのっ!」

こもり校長「はちゃし、意味分かった?」

はちゃし「あんまりよく分かってないです(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「(笑) じゃ、ちょっとドアの奥から出てきてもらっていいですか?」

COCO教頭「あ〜扉重かった〜。あのね、これは恋愛云々というよりか、本能に訴えかける必要もあるわけ。人間の性としてダメと言われたら、やりたくなっちゃうのよ。だから、そういうウイークポイントを突いていかなければ、関係性が築いていけない。だから、そこをまず攻めるために、“ダメだよね? ダメだよね? ダメだよね?”って言う。もうこれです」

はちゃし「はい」

こもり校長「なるほどね。その“ダメだよね?”だけ聞くと、大人テクですって、“何を言ってんだこの人?”だと思ったんだけど。でもそういうことね。“ルールとしてやっぱダメですよね?”ってことを提示し続けることによって、向こうはそのダメだダメだダメだが、溢れる瞬間が来るから、そこを溜めていこうよってことね?」

COCO教頭「はい」

こもり校長「“好きになっちゃダメですよね?”ってことね」

COCO教頭「完璧です」

こもり校長「だから、喋れない。ちょっと恥ずかしい。とか言っている場合じゃなく、言っていきましょうよってこと?」

COCO教頭「“好きになったらダメですよね?”は、めちゃめちゃいい」

こもり校長「はちゃし、どう?」

はちゃし「…言ってみます」

こもり校長「これはちょっと“ウッ”ってなる気持ちあるけど、でもこれは大人テクだから。ちょっと“ダメですよね?”って今言ってみる?」

はちゃし「はい」

こもり校長「今ちょっと俺に向かって、“ダメですよね?”って、1回練習で言ってみて」

はちゃし「ダメですよね?」

こもり校長「あ、うぅん。これです」

COCO教頭「これ。そういうことよ。だから、今みたいに男心をくすぐる、人間心をくすぐるというアクションは、勇気を出してやるべきです」

こもり校長「参考になった?」

はちゃし「はい」

こもり校長「じゃ、この大人テク使えるように応援しているからな。頑張れよ!」

COCO教頭「頑張れ!」

はちゃし「はい。ありがとうございます」


♪ REALLY / BLACKPINK


こもり校長「何か背徳感に訴えるみたいなことでしょ?」

COCO教頭「まさにそういうこと」

こもり校長「それは、こっち側として分かる」

COCO教頭「そうなの。だから恋愛って、年齢とか関係なく、心理学みたいなところも応用していく必要があるのよ」

こもり校長「何かダンガリーみたいなこと言ってるね」

COCO教頭「一緒にしないでほしいな(笑)」

こもり校長「あなた、もしかしたらダンガリー2世を狙ってるね」

COCO教頭「ダンガリー先生は何冊恋愛本を読んだんでしたっけ?」

こもり校長「100冊(笑)」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「でも確かにそういう駆け引きは大事かもね。大人テクだけどね」


めぐみ 福井県 17歳

こもり校長「学年は?」

めぐみ「高2です」

COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」

めぐみ「OK〜」

COCO教頭「Good voice」

こもり校長「お、今日ノリノリだね(笑) 今ちょっと恋愛で悩んでるんでしょ? 何に悩んでるか教えてもらっていい?」

めぐみ「一目惚れした先輩に告白して好きな人がいるとフラれたけど、諦めきれていないので、僕に振り向いてくれる方法を教えてください

こもり校長「相手の先輩は何個上?」

めぐみ「1個上です」

こもり校長「じゃ、高3か。その一目惚れのきっかけは何だったの?」

めぐみ「高校1年生の終わりの時に、先輩の探求の発表を聞いて、その時にすごく顔がタイプで、一目惚れしちゃったっていう」

こもり校長「“うわ、あの先輩、かわいい! 好き!”ってことか」

めぐみ「はい(笑)」

COCO教頭「そこで初めて見たんや?」

めぐみ「はい」

こもり校長「でも告白まではいけているわけじゃん。まずこれがすごいなと思うんだけど、関係性的にはどういう関係性だったの?」

めぐみ「それから、ある学校の行事で、1000人ぐらいいる学校なんですけど、その中から15人ぐらいのグループで一緒になれて」

こもり校長「すごいね。それ奇跡だね」

めぐみ「(笑) で、そこでの打ち合わせとかで仲良くなることができて。それで、先輩と話していくうちに性格とかもすごく好きだなと思って」

COCO教頭「外見も内面も好きになったんや。素敵やん」

こもり校長「で、告白して好きな人がいるって言ってフラれて、そこからは先輩とはどういう話になっているの?」

めぐみ「その後、僕がLINEで先輩に“これからも仲良くはしてほしい”って伝えたんです。そしたら先輩から、“僕が冷めるまでは仲良くできない”って言われちゃって」

こもり校長「それはなんでなんだろう?」

COCO教頭「大人(笑)」

めぐみ「たぶん、先輩は好きな人がいるから、ずっと僕が好きでいても僕が大変なだけだからって優しさなのかなって」

COCO教頭「めぐみの気持ちを思ってって、優しい人だね」

こもり校長「でも、ちょっと諦めきれてないみたいな部分もあるんでしょ?」

めぐみ「そうですね。せっかく仲良くなれたから、もっと仲良くなりたいし」

こもり校長「それはすごく分かるな。だから、学校行事で出会った奇跡だから、今年も学校行事はあるでしょ。そこで、めぐみが何か発表をする時とかにメインになって、自分が何かきっかけ、“めぐみって、いいな。あんな輝いてるとこあるんだ”みたいなのを披露していくっていうのが俺はいいような気もするけどな。一気にバツンと離れちゃうんじゃなくて、やっぱり2人が出会ったところは大事にした方がいいと俺は思うけどね」

めぐみ「うん」



こもり校長「いや、教頭がすごく“うんうんうん”の顔をしてますけど、これは何かテクはありますか?」

COCO教頭「ありますよ。今のを聞いてて、私はもうすぐにでも、このテクを言いたい」

こもり校長「じゃ、今、開けっぱになった扉ありますんで、入ってください」

COCO教頭「1回閉める? じゃ入るわ」

こもり校長「めぐみ、このあと大人テクのアドバイス聞きたいでしょ。今から扉を開けて出てくるので、ちょっと一緒に聞こうか」

めぐみ「はい」

こもり校長「大人の扉オープン!」

COCO教頭「1回完全に撤退しなさい

こもり校長「撤退?」

めぐみ「う〜ん」

こもり校長「ちょっと我々もよく分かってないんで、もうちょい詳しく聞かせてください。大人の扉オープン!」

COCO教頭「フラれたのに、まだバタバタしてる姿って女からすると結構マイナスに見えるのよ」

こもり校長「なるほどな。確かに、今の俺の目線は追っかけてる側からの目線だけだったから、そういう部分もあるのかもな。まだこれだけの話で、全部理解できないと思うけど、めぐみどう?」

めぐみ「いや、そっち側の視点はホントそうですね。そっち側から見ないですからね」

こもり校長「でも、今の言葉聞いたら、ちょっとショックな部分はある?」

めぐみ「そうですね」

こもり校長「でも理解はできる?」

めぐみ「うん」

こもり校長「そうか。でも、もうちょい救いのお言葉も聞きたくない?」

めぐみ「はい。聞きたいです」

こもり校長「すいません。もう一度、大人の扉オープン!」

COCO教頭「めぐみが1年後も5年後も彼女のことを好きでいる自信があるなら、今は、今は1回撤退しなさい」

こもり校長「もう神々しいのもちょっとアレなんで、もう一回出てきてもらってもいいですか」

COCO教頭「いや、重たい扉だな」

こもり校長「でも、言葉の意図は? 言ってる意味は分かるんだけど」

COCO教頭「これは女子側の意見としては、今はもう本当に何もして欲しくないわけ。でも将来、元カレに戻るということとか、元々振った人に“あ、可能性あるかも”って、ある瞬間が起きるのよ」

こもり校長「やっぱり私のことを想ってくれているのはあの人だったんじゃないか、みたいな」

COCO教頭「そう。でも、それは一旦そっとしといてくれて。で、長期の目標でもう一度アタックてくれた場合のみ。今、振ってる方も正直、こっちもちょっと申し訳ない気持ちはあるのよ。なのに、“まだ来るの?”っていうのはちょっと自己中じゃないと思っちゃうわけ。だから今、めぐみは男を下げる場所にいないことが必要なのよ」

めぐみ「はい」

こもり校長「どうよ?」

めぐみ「めちゃくちゃ本質を突いてると思います」

こもり校長「いや、俺も男として聞いてて、確かになって思っちゃった」

めぐみ「めちゃくちゃそうだと思います」

こもり校長「今だから、追っかけたい追っかけたいとなっちゃうんだけど」

COCO教頭「で、その気持ちはすごく素敵なのよ。しかも1回告白してるってアクションもめちゃめちゃすごいリスペクト。だけど、タイミングって大事だから」

めぐみ「うん」

こもり校長「そうだな。だからやっぱ今アフロディーテが言ったみたいに、この先にまだ想い続けられるという想いがあるんだったら、やっぱ付き合うってことが全てのゴールでもないし、今は一旦自分をまだ上げる時期だと思うから。もしかしたらさっき言ったみたいに、文化祭とかで上げるタイミングがあるかもしれないし、ちょっと磨いていこう。頑張って自分を磨いていこう」

めぐみ「はい」

こもり校長「男同盟、頑張ろうな」

めぐみ「はい。頑張りましょう」

こもり校長「応援してるからな」

COCO教頭「応援してるよ」

めぐみ「ありがとうございます!」

COCO教頭「さあ、そろそろ黒板の時間でございます」

こもり校長「今日、俺なの?」

COCO教頭「私も思ったよ。私が書きたいなって思ったけど、やっぱり長ですから」

こもり校長「なるほどね。じゃ俺の究極の10代の頃から使っている奥義を書きます」

COCO教頭「そんなのあるんですか?」

こもり校長「これは正直あまり届けたくなかった」

COCO教頭「これをみんなのために届けてくれるんですね。優しいな。楽しみだな」



今日の黒板



SOL!


『 手紙 』

こもり校長「やっぱり想いを口にするのは難しいです。だから、想いを言葉にしてほしいんですよ。それは手書きで自分の想いが募ったものを相手に届ける。目を見て直接自分の言葉を渡すというこの動作が究極の一手です」



♪ マリーゴールド / あいみょん


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です! 届けてて、どうなのよ?」

COCO教頭「やっぱりちょっと響いた感あるし、私も改めていろいろ勉強しなきゃなってなった」

こもり校長「きました。SCHOOL OF LOCK!、ダンガリーvsアフロディーテ、今後、決戦あります(笑)」

COCO教頭「可能性あります(笑)」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立! 礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」

こもり校長の放送後記

愛派一生分からない。って、思って考える

COCO教頭の放送後記

何事もタイミングが大事!!!相手の立場になって行動しよう♡

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年6月1日(木)PM 10:00 まで

Music 2023.5.25 PLAYLIST

告白は「ガツガツいく?」「されるのを待つ?」外見は「タイプがいい?」「タイプじゃなくてもいい?」それぞれの恋愛観

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。5月25日(木)の番組冒頭で、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)がお互いの恋愛観を話す場面がありました。

生放送教室 放送後記一覧

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

ページトップへ戻る