今夜のSCHOOL OF LOCK!の授業は「お金がない!」

SOL!

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今夜のSCHOOL OF LOCK!の授業は「お金がない!」


COCO教頭「(ジャラジャラ)この音好きだなみんな分かるかな。これでわかったらすごいな」

こもり校長「分かるでしょ。だって、ちょっと俺も反応しちゃったもん」

COCO教頭「これよりもこういう音の方がいいか。(シャリシャリ)」

こもり校長「それはどうだろうなぁ」

COCO教頭「そうだよね(笑) 人それぞれだけれども」

SOL!


『 お金 』

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「COCO教頭はお金困ってる?」

COCO教頭「困ってるわけないじゃないですか。私は計画的に使う派なので(笑)」

こもり校長「俺からすると、計画的に使ってても困るものは困るんです。だから、そういうことじゃないのよ。そういうことは俺の中で答えじゃないというか」

COCO教頭「ムズ(笑)」

こもり校長「お金って計画的に使ってても困るじゃない。例えば、何か欲しい物がめちゃくちゃありますってなった時に、私は計画的に欲しいものは買うタイプなんですって言っても、全部が買えなかったら、それは困ってるのと一緒じゃん。なんでこんなに計画的に考えてるのに、こんなに欲しいものが買えないんだろう。こんなに身の回りが潤わないんだろう。俺はこれは困ってるだと思うの」

COCO教頭「なるほどね。買えてないからね」

こもり校長「この状況はお金に困っているじゃない。そういうのはないの?」

COCO教頭「私、そもそもそんなに物欲ないのよ」

こもり校長「出たー。何なんだい。ここ近年の教頭先生が物欲がないというのが就任のマスト条件なの?」

COCO教頭「ないわ(笑) それは募集要項に載ってないわ」

こもり校長「載ってた? 新教頭先生の募集要項にマストで“欲がない方”って(笑)」

COCO教頭「あるかぁ!(笑) 違いますよ。だから、私はちゃんと自分の収入内で欲しいものがあれば、ご褒美に買おうかなぐらいですね」

こもり校長「でも、Tシャツの両腕にパール付けてんのに、欲がないの?」

COCO教頭「付けさせてくれ(笑) これも偽物のパールやん。こんなもんパチモノやん」

SOL!


こもり校長「にしてもさ」

COCO教頭「普通付けないか(笑)」

こもり校長「CA時代、困ることとかは?」

COCO教頭「あるわけないじゃない」

こもり校長「何でなの?」

COCO教頭「CA業界にもいろいろやり方ありますけれども、私がいたところは全部会社負担だったの」

こもり校長「どういうこと?」

COCO教頭「だから、住むところも寮でもちろん会社持ちだし。で、プール付きのジャグジー付きのジム付きの寮がタダだから、ジムもお金払わなくていいじゃん。で、ご飯食べるときもその航空会社の割引カードみたいなものを持たされるのよ。それ持って5つ星のホテルとかに行くと、割引50%とか」

こもり校長「マジで! そんな待遇いいの?(笑)」

COCO教頭「めちゃめちゃいいのよ。ちょっと下がってきちゃったけど、基本的に宿泊とかホテルとか20~30%オフみたいな」

こもり校長「マジで! それを社会人経験というんだね」

COCO教頭「(笑) ありがたいよね」

こもり校長「すごいね!」

COCO教頭「で、こもり校長のお金事情はどうなんですか?」

こもり校長「困ってるよ。ずっと困ってる」

COCO教頭「なんでかな?」

こもり校長「ず~~っと困ってる。この時期はずっとにらめっこだよ。もう9月21日。21ぐらいはもうにらめっこです。私は口座画面と」

COCO教頭「あと4日後?」

こもり校長「私はあと4日後ですね。生徒のお父さんお母さんもそうなんじゃないか!」

COCO教頭「そうよ」

こもり校長「生徒のみんな、ねだるなら今じゃないぞ!」

COCO教頭「あと4日待って。その方が叶いやすいよ」

こもり校長「来週末ぐらいがちょうどいいんじゃないか」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「どっか出かけようって言ってみたら、スルッと連れてってくれるぞ(笑)」

COCO教頭「リアルだなぁ(笑) でも、そもそも校長の今年の目標。貯金するでしたっけ? それとも貯金なんかしないでしたっけ?(笑)」

こもり校長「貯金しないです」

COCO教頭「もう決めましたか」

こもり校長「500円玉貯金みたいなのはしてるんだけど」

COCO教頭「いいね(笑) どれくらい貯まってるんですか?」

こもり校長「分かんない。数えてない」

COCO教頭「それはどれくらいの大きさなの?」

こもり校長「どれぐらいだろうな。この黒板消しぐらいの」

SOL!


COCO教頭「ちょっとデカめのiPhoneぐらい?」

こもり校長「そうだね。ニンテンドーSwitchぐらい」

COCO教頭「生徒のみんなも分かりやすいんじゃない。でも、あんま入らなくない?」

こもり校長「そうだね。全部500円で貯めてもまあ7~8万貯まるかなぐらい」

COCO教頭「あ、でもそれぐらいいくか」

こもり校長「いくよ。500円だよ。出たよ。やっぱ行った先で50%オフでご飯を食べる人はこうですわ。500円がニンテンドーSwitchいっぱいの500円玉がいくらになるのかも分からない。僕はあれをみんなの前で配信しながら数えたりとかするんです。いっぱいパンパンになったので、どれぐらい貯まったかって。ちゃんと500円を積み重ねて10個の束が何個とかやるぐらい。僕はお金が好きです」

COCO教頭「校長、そこまでやってくれてるんだね」

こもり校長「そう。だから僕は好き、お金が(笑) で、たぶんみんなもお金の話とか好きじゃない。でも、なんだか日本はお金の話をおおっぴらにすると、美しくないっていう?」

COCO教頭「品がないって思われるのかな(笑)」

こもり校長「聞きたくない言葉だね。逆にドバイとかはどうなの?」

COCO教頭「全然してたよ。全然タブーじゃない。やっぱ資産形成をしている方たちが、だってアラブの金持ちって桁が違うぜ(笑) だから、そういうのを計画的に、どうやって資産運用していくかみたいな話をやっぱ結構されてたから」

こもり校長「そういうのも、ちょっと日本だとあれじゃない。俺、今、何にいくらいくら投資しててさって」

COCO教頭「ちょっと怪しく聞こえる時もあるもんね」

こもり校長「そうそう。でも、そういうのをドバイでは普通にする?」

COCO教頭「するし、本当に桁違いのお金持ちですから。皆さんやってたね」

こもり校長「今、手取りいくら?」

COCO教頭「言うかよ(笑) あぶねー(笑)」

こもり校長「(笑) 今日はそんなお金にまつわる授業をお届け、SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」


♪ MONEY / LISA


こもり校長「これ、BLACKPINKのLISA先生の曲なんだけど、俺もこれぐらいスルッとお金を出して買いたいよね。“お店がサインを求めてきたら サインを残すの ドル札が”って歌詞の中であるんだけど」

COCO教頭「かっけー」

こもり校長「すごくない? マネーダンスして、10万ドルも稼ぎ出したわけ。踊って10万ドルだぜ!」

COCO教頭「桁が違う(笑)」

こもり校長「俺も踊って10万ドル稼ぎ出してぇぜ(笑)」

COCO教頭「心の声を届けちゃった(笑)」

こもり校長「マネーダンス、俺もしてぇぜ(笑)」

こもり校長「さっきもちょっと言ったんだけど、お金の話ってあんまりしちゃいけないみたいな教育もあると思うのね。ちょっと振り返ると、自分のお金の話とかを人にしちゃいけないよっておじいちゃんに言われたようなことがある。もし大人になった時にお金をもらったりとか、自分がいくら貯金があるとか、そういう話はあまり人にしない方がいいって」

COCO教頭「なるほどね。ご家庭内での教育としてね」

こもり校長「そう。だから、そこでトラブルになったりすることももちろんあるから、やめておいた方がいいみたいなことをおじいちゃんに言われたのを少し思い出した、急にね」

COCO教頭「そういうのもあるか」

こもり校長「でも例えばの話、SCHOOL OF LOCK!の歴代校長教頭、10代のカリスマたちですよ。放送で生徒と熱くしゃべった後にポルシェで帰ったら何か嫌だみたいのあるんじゃない」

COCO教頭「嫌だ。めっちゃ冷めるわ~。せめてランニングとかで帰ってほしいよね。小走りでね(笑)」

こもり校長「(笑) 例え遠くても帰ってほしいよね。ところで、生徒のお金事情ってどうなんだろうね?」

COCO教頭「(笑) いや、普通に考えたら、ほとんどの生徒がお金ないんじゃないの。まぁバイトしてる生徒はいいですよ。けど、もし受験のシーズンとかでバイトしてないとかだったら」

こもり校長「校則でとかダメとかね」

COCO教頭「そう。あるやん。となったら、収入源はお年玉ぐらいじゃん」

こもり校長「大きい収入はね」

COCO教頭「他に何かあります?」

こもり校長「だから、たぶん俺も生徒と一緒でお金がないのよ」

COCO教頭「それはおかしいです~」

こもり校長「もう、というか既に」

COCO教頭「(笑) よくテレビで校長のことを拝見しますから」

こもり校長「違うんです。これにもいろんな仕組みがありまして、我々はテレビが主戦場じゃないですから。あれは全て楽曲を皆さんに知ってもらうために出ているわけです。自分たちの活動を、皆さん知ってください。僕たちがこういうことをやっています。ライブやりますとか、新曲出ます。これを世の中ではプロモーションといいます」

COCO教頭「聞いたことありますよ」

こもり校長「ということは、既にテレビに出ているということでwin-winなわけですね」

COCO教頭「こっちは宣伝させてもらってるということで?」

こもり校長「そうです。僕らがギャラをもらうのはおかしい話ですよね」

COCO教頭「え、待って」

こもり校長「音楽番組たくさん出させてもらいます。一生懸命踊らせてもらいます。で、それでたくさんの方に僕たちを知ってもらうわけです。ギャラをもらうのはおかしな話です」

COCO教頭「ちょっと待ってよ(笑) マジか」

こもり校長「そういうことです。だから僕らは、マネーダンスはしないです」

COCO教頭「できないね(笑)」

こもり校長「そういうことです(笑) 真のダンスをお届け…真のダンスとは何だって話になってくるけど(笑) だからテレビにいっぱい出ているイコールお金持ちはちょっと概念が違う」

COCO教頭「違うんだ」

こもり校長「リアルなことを言うとね」

COCO教頭「生徒もびっくりしたんじゃない」

こもり校長「でも、別にそこに抗いたいわけでもない。だってwin-winじゃない。それで知ってもらって、テレビで初めて見ました。そこから好きになりましたって方ももちろんいるから」

COCO教頭「ライブ来てくれたりってこともあるもんね」

こもり校長「これでお金を逆に取ろうとはさすがに思わないよねっていうところ」

COCO教頭「そういう仕組みなんだ」

こもり校長「だから、校長先生がいっぱいお金持ってると、生徒のみんなは思わないでもらいたい(笑)」

COCO教頭「今ので説明付いたと思います」

こもり校長「なのに欲しいもの買っちゃうんだよね」

COCO教頭「なんで?(笑)」

こもり校長「ということで、SCHOOL OF LOCK!、今夜も授業は…
『お金がない!』

こもり校長「“今月のおこづかいやバイト代全部使ってしまって、あと1週間0円生活です”。“今、親にまあまあな借金しています”。“お年玉全部使い切って、来年1月までどうしよう?” 今夜はそんな今お金に困っている生徒がいたら、いったい何お金を使ったのか? どれだけお金がないのかを教えて欲しい」

COCO教頭「ということは、もしかして~、 趣味=“お金を使うこと”でおなじみのこもり校長が生徒のみんなを助けてくれるかもしれないかな~? どうかな~?」

こもり校長「使いたい! 俺は生きたお金を使いたい!」

COCO教頭「生々しい言い方(笑)」

こもり校長「自分の私腹の肥やしだけではなく、助けてと言う誰かのための一番お金を」

<パラパラパラ>

COCO教頭「落ちてきてる。私の好きな音」

こもり校長「でも、こんなのが俺の口座から聞こえてきたら、もう切れる頃だな」

COCO教頭「(笑)」

ころ。 神奈川県 12歳

こもり校長「学年は?」

ころ。「中1です」

こもり校長「さっそくだけど、お金ない?」

ころ。「むっちゃないです」

こもり校長「むっちゃないの?」

ころ。「もう本当に。ほぼ0です」

こもり校長「ほぼ0。いいね。どれぐらいないのよ?」

ころ。「学校に財布を置いてこれるくらいないので、あんまり分かってないんですけど、400円ぐらいしかなかったと思います(笑)」

COCO教頭「やばすぎやん」

こもり校長「今、400円しかない」

ころ。「はい(笑)」

COCO教頭「その400円でいつまで過ごそうと思ってるの?」

ころ。「今月の25日にお小遣いがもらえるので。なんですけど、今週末の土曜日に元々結構前から約束してた友達との遊びがあるんですよ」

COCO教頭「何すんの?」

ころ。「水族館行きます」



ころ。「(笑)」

こもり校長「ちょっと待って。今400円しかないって言ってなかった?」

ころ。「でも、チケット代はお母さんが払ってくれるんですけど、中で何もできないんですよ(笑)」

こもり校長「なるほどな。ご飯食べるとか飲み物飲むとか、ご飯、レストラン行くとかは無理ってことか」

ころ。「はい(笑)」

COCO教頭「なんで、そもそもそんなにお金のないの?(笑)」

ころ。「夏休み中に、その前に2万円もらってたんですけど、1万円は友達と遊ぶのに使って、もう1万円でゲームに課金したんですよ」

こもり校長「そのバランス…」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「(笑) 2万円もらって、1万円友達と遊んで、1万円ゲームに課金する、そのバランスはなんでそんなことになっちゃったの?」

ころ。「自分が欲しい衣装があって」

こもり校長「そのゲームの中にってこと?」

ころ「はい。160円くらいだったんですけど、面倒くさかったので、一気に課金しちゃえって感じで、1万円一気に。買う物ないのにしちゃいました」

COCO教頭「いやいや倍額以上いってるやん」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「え、160円くらいやったのに1万円課金したん?」

ころ。「はい」

COCO教頭「じゃ、でも、だいぶゲーム内での貯金はできてるってことか?(笑)」

こもり校長「(笑)」

ころ。「はい。むっちゃ金持ちです、それに関しては」

COCO教頭「(笑) とは言えの話よ」

こもり校長「その“いっちゃえ”はもう勢いか?」

ころ。「はい。その頃はリアルにお金あったんで。なので、結構大丈夫かなみたいな感じでしたんですよ」

こもり校長「で、その友達と1万円遊びに使ったって言ったじゃん。何にそんな使うのよ、この夏だけで」

ころ。「友達と横浜に遊びに行ったり、結構交通費とか、あとご飯代を元々小学生までお母さんに出してもらってたんですけど、小学生の時に遊びに行きすぎて、毎回もらえなくなったんですよ。呆れられて、自分で出せって」

COCO教頭「なるほどね。つどつどが出来なくなっちゃったんだね」

ころ。「はい。なので、結構ご飯代とかをみんなで何か買おうってなった時のお金とかを全部自分で出してるので1万円消えてってしまいました」

こもり校長「でも、食事代で1万でまあまあよ」

ころ。「何回も遊びに行ったんですよ」

COCO教頭「チリツモか」

ころ。「はい」

こもり校長「確かに1回1000円使ったら10回遊びに行くだけで1万円だもんね」

COCO教頭「でもその収入源は? お小遣いは今いくらもらってんの?」

ころ。「月1000円です」

COCO教頭「計算が合わないんだよな」

ころ。「(笑)」

COCO教頭「月1000円でしょ。で、さっき言ってくれたみたいにご飯代の都度ルールがなくなった。でもお母さんは今週土曜日に行く水族館のお金は出してくれるってことやんね」

ころ。「それだけ。チケット代だけは」

COCO教頭「それは今後も変わらなさそうなん?」

ころ。「これは元々ずっと前から部活の友達とみんなで行こうって約束してたんで、それを伝えてたからみたいな感じだったんで」

COCO教頭「なるほど。じゃベースとしてはもう月1000円でやっていかなきゃいけないってことですよね?」

ころ。「はい」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「ちょっと分からなくもない。俺もそういうタイプ。急にこうドカンと大きいものが入ってきたら、ドカンと使わないとみたいな」

COCO教頭「ドカンと使わないといけない?」

ころ。「(笑)」

こもり校長「お金は天下の回り物ですから回さないと入ってこないのよ」

ころ。「そうです」

COCO教頭「これ校長から何回も聞いたな」

こもり校長「なぁ、ころ。」

ころ。「はい、めっちゃそうです!」

こもり校長「貯め込んじゃうと、入りが悪くなるからな(笑)」

ころ。「そうなんですよ」

COCO教頭「運気のような。巡ってるから(笑)」

こもり校長「だから、あとは一番問題は今週の土曜日をどうやり切るかだな」

ころ。「そうなんですよ」

こもり校長「400円しかないですから」

COCO教頭「これはもう特別ルールよ。水族館のお金お母さんが出してくれてるってことは」

SOL!


ころ。「はい。そうなんですよ。そこですごいんですよ」

COCO教頭「それですごいやん。となったら、私がころ。だったら、友達の分のお弁当とクッキーとか焼いて行くわ」

ころ。「(笑)」

COCO教頭「一緒に食べようみたいな。友達はきっと水族館内の何かで食べたいと思うけど、今回はちょっとこういう雰囲気も2人で味わおうよみたいな」

ころ。「2人じゃないんですよ」

COCO教頭「2人じゃないんだな」

ころ。「部活の1年生の友達全員で行こうってなってるんですよ」

こもり校長「何人いるの?」

ころ。「10人ぐらいです、少ないんで」

COCO教頭「めっちゃおるやん」

こもり校長「10人分のご飯だと、重箱を作っていかないとだね」

COCO教頭・ころ。「(笑)」

COCO教頭「ここは我慢しなきゃいけないとこあるよね。だからもうレストランは行けません。残念」

ころ。「はい」

こもり校長「これはタラレバの話だから、妄想だけど、本当はいくらぐらい欲しいところだったの?」

ころ。「土曜日は電車代とかもあるので、1万円ぐらい欲しいです」

COCO教頭「新幹線に乗るんか」

こもり校長「(笑) どこの水族館に行く気でおんねん」

ころ。「えのすい(新江ノ島水族館)です」

こもり校長「だって近いでしょ? で、1万?」

ころ。「その後、何回も遊びに行くんで(笑)」

COCO教頭「着服してんな」

こもり校長「そこだけのお金じゃなくて、1万円で余ったら次回に持ち越すために1万円欲しいみたいな」

ころ。「そうなんですよ」

こもり校長「分かった。ころ。は計算できないタイプだな」

COCO教頭「(笑)」

ころ。「はい。できません。できないです(笑)」

こもり校長「計画性が皆無な」

ころ。「皆無です」

COCO教頭「それ校長と似てるとこがあるんじゃないですか?」

ころ。「ホントですか」

こもり校長「僕はそういうのはないですよ。余分にというものはないですから。1万円入ったら1万円きっかり使います。だから、ころ。みたいに、1万円、まだまだこれは遊びに行くんでってことはないです。遊びに行くのに1万って言ったら、その1回で1万全部使うタイプですから」

ころ。「(笑)」

こもり校長「ある種、計画的です」

COCO教頭「確かにそうだな(笑)」

こもり校長「でも行くことは決定しているんだから、策を弄するしかないな。お弁当を持っていくなり」

COCO教頭「みんなみんなそれぞれ持参しようみたいなのでもいいしね」

ころ。「あ~」

COCO教頭「さすがに10人分作るのは重箱をお持ちできないでしょうしね」

こもり校長「400円で交通費も入ってるの?」

ころ。「え、あ~(笑)」

COCO教頭「え、やっぱ計画性(笑)」

こもり校長「計画性というか考えてないね」

ころ。「部活で遠征した時のお金がSuicaに残ってるんで、たぶん大丈夫です」

COCO教頭「そっか、現金は400円だけど、Suicaにはまだチャージがあるんだね」

ころ。「はい、ちょっとあると思います。というか、あります」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「いいね(笑) 典型的にお金がないタイプ、あなたは」

ころ。「はい(笑)」

こもり校長「本当に教科書に書いたようにお金がない典型的なタイプの」

COCO教頭「でもハッピーみたいなね」

ころ。「はい、ハッピーです」

こもり校長「Suicaの中にあるお金を駆使しなさい。自販機は今どきピッとできるから。コンビニでさえもSuica使えるんだから」

ころ。「はい」

こもり校長「いっぱい駆使して、とにかく土曜日は生き延びなさい」

ころ。「はい」

こもり校長「いっぱいいろんなこと考えて。ファミレス行ったらドリンクバーだけだよ」

ころ。「はい(笑)」

こもり校長「最悪ドリンクバーも諦めろ(笑) ただ楽しんでこいよ」

ころ。「はい」

こもり校長「じゃあな!」

ころ。「はい。さよなら~」


♪ KICK BACK / 米津玄師


COCO教頭「いやぁ、ころ。はダメだね(笑) もう典型的なお金ないパターンだったそうだったね。でも校長とはまた違うんですか」

こもり校長「そこだけはやっぱり違いますね。ころ。は分かっていないじゃない、お金がどれぐらいあったらどれぐらい使うとか。俺は自分がどういうふうに使うかとか分かっているから、あんなににアバウトにお金を持っていきません」

COCO教頭「水族館1万円とはならない?(笑)」

こもり校長「なりません。最低限です。僕だったらちゃんと1000円。この中で1000円ぴったりにどう使い切るか。残すとかかは考えません」

COCO教頭「え、でも、ちょっと思ってたんだんけど、ころ。はお金ないじゃない。校長がお金を貸してあげるとかはないですか?」

こもり校長「まあ、時と場合に…」

COCO教頭「時と場合によるんや(笑)」

こもり校長「言ったけど、ごめーん。たぶんないと思う~」


グレーな世界 長野県 17歳

こもり校長「学年は?」

グレーな世界「高3です」

こもり校長「お金どう? ないの?」

グレーな世界「ないです」

こもり校長「どれぐらいないの?」

グレーな世界「残高が5円です」

こもり校長「ないね~」

COCO教頭「痺れる~」

こもり校長「残高5はないね」

COCO教頭「え、5円って、いつまで生活するの?」

グレーな世界「正月ですかね」

こもり校長「てことは、あなたは…」

COCO教頭「いやいや!」

こもり校長「え、グレーな世界、あなたは来年の1月、だから、2024年を迎えるまで5円で過ごすということじゃないですか。ということは、あなたは残高5円で新成人を迎えるということです」

SOL!


COCO教頭「確かに(笑)」

こもり校長「これはすごいことです」

COCO教頭「え、なんで正月まで待たないといけないの? やっぱりお年玉?」

グレーな世界「そうです」

こもり校長「小遣いとかないの?」

グレーな世界「お小遣いはもらってないです」

こもり校長「え、その収入状況はどういうスタイルなの?」

グレーな世界「収入状況はお年玉と臨時収入くらいですかね」

COCO教頭「その臨時収入が気になるな」

グレーな世界「臨時収入は親戚とかおじいちゃんおばあちゃんからもらったりするお金で」

COCO教頭「はいはい、里帰りとかした時に」

グレーな世界「はい」

こもり校長「それは年にどれぐらい期待できるもんの?」

グレーな世界「不景気なんで、あんまり期待はできないです」

こもり校長「じゃ、これからあと3~4ヶ月ぐらい今年あるけど、臨時収入はあんま期待できない感じ」

グレーな世界「1回あればいいなぐらいの感じですかね」

こもり校長「にしても、なんでそんなにお金ないの?」

グレーな世界「いろいろ使っちゃいまして(笑)」

こもり校長「生きるということは、お金を使うということだからね」

COCO教頭「主に何に一番使っちゃうの?」

グレーな世界「美容品とかに」

こもり校長「美容品って何?」

グレーな世界「例えばメイク用品とかケアとかに」

COCO教頭「でも、メイク用品って今結構ドラックストアとかで安くていいの結構ない? 1000円ぐらいで」

グレーな世界「あります(笑)」

COCO教頭「でもなくなっちゃう?」

グレーな世界「周りがブランド物とか持ってると、高校生の女子とかはもうみんな真似して持ちたくなって」

COCO教頭「例えば何?」

グレーな世界「ディオールとか」

こもり校長「ディオール! かの有名なディオールです!」

COCO教頭「私と同じの使ってんじゃん(笑)」

こもり校長「やっぱり周りの友達はディオール使ってんの?」

グレーな世界「そうですね」

こもり校長「やっぱりそうなったら私も負けていられねぇなと」

グレーな世界「そうです」

COCO教頭「ディオール使ったら、もうドラッグストアのやつには戻れないな」

グレーな世界「そうなんです(笑)」

こもり校長「あと名前がいいわ。ディオールのコスメ使ってるってやっぱかっこいいもん」

COCO教頭「確かに女度上がるな」

こもり校長「で、それがどうしても高い?」

グレーな世界「そうですね。高いです」

こもり校長「でも、今の時点でもう5円しかなかったら、メイク道具なんてなくなる一方じゃない。あれって消耗品だから」

グレーな世界「それが結構使って、そのまんまになったやつとかが結構いっぱいあって」

COCO教頭「なるほどね。昔からずっとあるみたいなね。確かにあんま使い切ることないもんね」

グレーな世界「そうです」

COCO教頭「不思議なもので次から次に欲しくなるよな」

グレーな世界「はい」

COCO教頭「今、例えばグレーの世界が買いたいけど、ちょっとお金なくて買えないみたいなのは何かあるの?」

グレーな世界「全然関係ないですけど、最近スクバが壊れたんで、新しいスクバを買いたいなって思ってます」

こもり校長「スクールバックの略です」

COCO教頭「スクバ。スクールバッグっていくらすんの?」

グレーな世界「だいたい6000円ぐらいですかね」

こもり校長「それって学校指定のスクールバッグ?」

グレーな世界「全然違います」

こもり校長「だったら、あるって。デザインさえ凝らなきゃ」

グレーな世界「それが結構、肩の繋いでるところが切れて取れちゃったりするんですよ」

COCO教頭「なるほどね。丈夫かつ…。でも、グレーな世界ってディオールの女じゃん。そういうところこだわっちゃうか?」

グレーな世界「(笑) そうです。そういうところこだわります」

こもり校長「究極論、お金さえあるんだったら、ディオールのスクールバッグがいいもんな」

グレーな世界「(笑)」

COCO教頭「何10万すんねん(笑)」

こもり校長「でも、今わがままは言ってられない状態じゃない」

グレーな世界「そうですね。結構カツカツで(笑)」

こもり校長「5円はカツカツとかの次元じゃないからね。逆に今はどうやって生活してんの?」

グレーな世界「今は特に何も考えずに生きてます(笑)」

COCO教頭「何も考えてないのか(笑)」

こもり校長「一番やばいんだぞ。金がない状態で、何も考えなくなったらもう末期だからね」

COCO教頭「そうね(笑)」

こもり校長「年末までどうやって生きていくつもりよ?」

グレーな世界「まぁラッキーが起こるんじゃないかなって思ってます」

COCO教頭「棚ぼた待ってますね」

こもり校長「だって、元々はお金はあったわけだもんね?」

グレーな世界「はい」

こもり校長「それを使ったからお金がないんだもんね?」

グレーな世界「はい」

こもり校長「てことは巡ってきます。出してるんで」

COCO教頭「出た! そのロジックなん?(笑)」

こもり校長「はい」

COCO教頭「でも、それこそさっき言ってた使ってないやつとかメルカリ出したらいいんちゃうん?」

グレーな世界「あ~、確かに」

こもり校長「めっちゃ売れるよ」

COCO教頭「めっちゃ売れるらしいのよ。メイクさん言ってたもん」

こもり校長「そうなんだよね。お試しで使いたいみたいな人が買うんだって」

COCO教頭「マジでそう。使いかけの美容品は売れますから、そういうのもあるよ」

こもり校長「ちょっと策を講じてどうにかこうにか頑張って、本当に頑張って生きて欲しいと思う額だった。そういう手もよかったら使ってみてよ」

グレーな世界「分かりました」

こもり校長「お母さんとかに頼んでアカウント作ってさ」

COCO教頭「本当に思ってる以上に売れるから」

グレーな世界「はい」

こもり校長「やってみて」

COCO教頭「生き延びて」

グレーな世界「生き延びます(笑)」

こもり校長「一緒にいい年を迎えような(笑) じゃあな」

COCO教頭「バイバーイ」

グレーな世界「…はい、さようなら」


♪ Not Shy -Japanese ver.- / ITZY


COCO教頭「グレーな世界は、たぶんお金くれるの待ってたよ」

こもり校長「俺ちょっと思ったの、最後のあの一瞬の、電話を切るときの“…”って感じね」

COCO教頭「何もしてくれないんだ、みたいな」

こもり校長「俺からの“じゃ、年末まではいくらか?”があったかな」

COCO教頭「その間だったね」

こもり校長「でもダメよ。生徒にお金を貸す校長先生なんて」

COCO教頭「確かにあんまり良くはないけど」

こもり校長「でもちょっとあったよな(笑)」

COCO教頭「その間だったからね(笑)」


♪ 金くれ!! / PAN



さて、ここからは…『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定

こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5,000円分をプレゼントします!」

COCO教頭「答えはXで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」

こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員、あ~お先輩、的場パイセン、よろしくね!」

的場パイセン「農業部部員、虹のコンキスタドール、的場華鈴です!

明桜先輩「農業部部員、大和明桜です!

的場パイセン「前回のSCHOOL OF LOCK!農業部検定で食料危機について学んだよね」

明桜先輩「食料危機っていうのは人が食べたい量に対して足りてないっていうことですよね。で、世界の人口が今、増え続けているから、将来、食料が足りなくなってしまう未来があるんじゃないかっていうことを学びました」

的場パイセン「そうでしたね。SCHOOL OF LOCK! 農業部検定、問題!
食料を安定して確保するために必要なことの1例は次のうちどれでしょう?今回は2択です!
A:輸入した食料を食べ、たくさん消費すること
B:食料を生産するための農地を増やし、生産者を増やすこと


明桜先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは…秋(アキ)!」


♪ 手紙 ~拝啓 十五の君へ~ / アンジェラ・アキ


的場パイセン「アンジェラ・アキさんのアキでございました」

明桜先輩「まさかのところだったね(笑)」

的場パイセン「この曲、合唱祭で歌ってたような記憶がある。ちょうどこの時期だよね。いい曲すぎる~」

明桜先輩「私、この曲、“15の僕には”って言ってるじゃないですか。おそらく私が出会ったのが6歳ぐらいの時で、15ってまだまだだなって思ってたのに、久々に聴いたら15から6年も経ってるみたいな。やばくないですか(笑)」

的場パイセン「そうだよね。あーおちゃんが生まれて6年経って生まれた曲から、もう6年経って…分かんなくなってきた(笑)」

明桜先輩「(笑) 甲子園に出てる子達が全員年下っていうショックと同じ感情」

的場パイセン「あれ、甲子園出てる人って年下だっけ?」

明桜先輩「年下ですよ! こういうのって曲でもあるんだなって思いました」

的場パイセン「ホントだね。胸がギュッとしたわ」

明桜先輩「それでは、正解を発表していきます! 答えは…… B:の 食料を生産するための農地を増やし生産者を増やすこと です!」

的場パイセン「解説していきます。食料をたくさん確保するためには、生産するための農地を増やす必要があります。それにともなって、また生産者、つまり農家さんを増やすことも必要です」

明桜先輩「確かに、農業の担い手が増えないと、生産量は今と変わらないってことですもんね。となると農業に興味を持ってくれる人が増えてくれたらいいですね」

的場パイセン「そう。だから、私たちは農業の魅力を知ってもらうためのこの部活動の活動をしているんです。ちなみに、Aの選択肢“輸入した食料を食べ、たくさん消費すること”でしたが、“国産の食料を食べ、たくさん消費すること”だったら、 これは食料を安定して確保することにつながります」

明桜先輩「それでは、当選者の発表お願いします!」

こもり校長「それでは、正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は… たまり おめでとう!」

COCO教頭「正解した、たまりには、JAタウンで使えるギフトカード5,000円分をプレゼントします!」

こもり校長「来週の活動内容は……“ASMRクイズ キキミミ食堂”」

COCO教頭「制限時間内に見事クイズに正解した生徒には、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします! エントリーいつでも待ってます!」

こもり校長「ということで、今日の農業部の活動は以上!」



こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK、授業テーマは…
『お金がない!』

めつ 東京都 13歳

こもり校長「学年は?」

めつ「中学1年生です」

こもり校長「さっそくなんだけど、お金どれぐらいないの?」

めつ「今、残高57円です」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「痺れる~」

COCO教頭「なんで、そんなないの?」

めつ「推しのグッズにお金かけました」

こもり校長「そればっかりは何も言えんな」

めつ「(笑)」

COCO教頭「立場的にな(笑)」

こもり校長「推しには使っちゃうもんな」

めつ「使います」

こもり校長「ちなみに、推しは誰なの?」

めつ「すとぷりです」

こもり校長「すとぷり先生か。でも、すとぷり先生の何に使うの?」

めつ「アクキーとか、アクスタとか、缶バッジとか、カード系のグッズにかけます」

こもり校長「それはツアーグッズみたいなもの?」

めつ「7周年グッズとか、サマーグッズとか、今月で言ったらハロウィングッズとかです」

こもり校長「周年っていっぱい出しちゃうんです。すいませんね(笑)」

COCO教頭「じゃ、めつは直近で買う予定あるの?」

めつ「明後日にライブがあるので、その時に買おうかなって思ってます」

こもり校長「でも、違うじゃない。貯金で買おうとしても、57円で…50円のグッズなんてないでしょ?」

めつ「一応、買う用に少しだけ残してます」

こもり校長「何だ、ちゃんと計画性あるじゃない。いくら残してたの?」

めつ「1900円だけ残ってます」

こもり校長「また微妙な額だね(笑) 1900円は何が買えるの?」

めつ「買えても、缶バッジ2個ぐらいだと思います」

COCO教頭「一番本当に欲しいのは何なの?」

めつ「ビッグ缶バッジか缶バッジです」

こもり校長「結局、缶バッジかい(笑) ビッグ缶バッジと缶バッジは何が違うの?」

めつ「大きさが普通のよりちょっと大きいってやつ」

こもり校長「ビッグ缶バッジはいくら?」

めつ「500円くらいだった気がします」

こもり校長「缶バッジはいくら?」

めつ「缶バッジは800円くらいだった気がします」

こもり校長「缶バッジの方が高いの?」

めつ「はい。高いです。 …あ、400円でした」

こもり校長「あ、勝手に×2で買おうとしてたってことね(笑)」

めつ「はい(笑)」

こもり校長「ぶっちゃけ缶バッチはランダムなの?」

めつ「ランダムです」

こもり校長「それは確かに脳で勝手に2になるわ。だって欲しいメンバーが来るかどうか分からないってことでしょ?」

めつ「はい」

COCO教頭「ごめんなさい。ちょっと止めて申し訳ないんですけど、そのランダムっていうのはみんな生徒も分かってる? 分かってるか」

SOL!


こもり校長「だいたい缶バッジはランダムになるもんなんじゃないかな」

めつ「たぶん」

COCO教頭「だから、推しがで出るか分かんないのがランダムってこと?」

めつ「はい」

こもり校長「あ、システムってことね。缶バッジとかだったらだいたい12種類ぐらいあるんでしょ?」

めつ「はい、そうです」

こもり校長「そうだよね。それが何が1個届くかっていうのが分からないって状態なわけよ」

COCO教頭「そうか。で、ちなみに収入源は?」

めつ「お母さんにお金出してもらってます」

COCO教頭「お小遣い?」

めつ「いや、お小遣いじゃないです」

COCO教頭「じゃ、こういうの行きたい、こういうの買いたいって毎に貰ったりする?」

めつ「はい」

こもり校長「それはいいね。お母さんも推し活に協力的だね。それはちゃんとお母さんと交渉した上で、お互いがwin-winな状態で支援してもらってるみたいなこと?」

めつ「はい、そうです」

こもり校長「そもそもお小遣いは?」

めつ「ないです」

COCO教頭「上限ないの? 月にこれだけ、例えば1万円までよとか、2万円までよとか」

めつ「お小遣いはないけど、友達と遊んだりとかする時とかは、友達同士で何円ぐらいかなって決めてお願いしてます」

COCO教頭「計画的だな」

こもり校長「そっか。だから、そこはお母さんの管理のもと、ちゃんと交渉して、いくら必要だからくださいってやってるってことか」

めつ「はい」

こもり校長「それはいい形かもな」

COCO教頭「で、例えば明後日ライブがあるって言ってたやん。で、この時に今ちょっと貯金が1900円ぐらいあるって言ってたけど、それじゃもしかしたら足りないからお母さんにちょっと頼もうみたいなこともできるん?」

めつ「はい、たぶん」

こもり校長「じゃあいいね。逆にそれだとしたら、困ってることは何かあるの?」

めつ「実はグッズ、ハロウィングッズをこないだ買ったんですけど、お母さんに買ってもらったんですけど、次のお年玉で戻すので買ってくださいって頼み方しちゃって」

こもり校長「うわ!」

COCO教頭「そのカード切っちまったか」

こもり校長「それ借金やん。お年玉を前借りしちゃったってことね?」

めつ「はい、そうです」

こもり校長「いくら?」

めつ「5100円分です」

COCO教頭「刻んだな。そうか、それがもう借金なのね」

めつ「はい」

こもり校長「お母さんにそれしちゃったか。まぁそうだよな。だって、ハロウィングッズ欲しかったんでしょ」

めつ「はい、欲しかったです」

こもり校長「ハロウィンって魅力的だもんな。どうせ1年に1回ぐらいしか推しはカボチャをかぶってくれないもんね」

めつ「はい(笑)」

こもり校長「じゃ、今また新しく、もし何か欲しいものができたとしても、もうすでにお年玉前借りしちゃってるから、新しい交渉もちょっとしづらくなってきてる?」

めつ「はい、そうです」

こもり校長「それはピンチだ」

COCO教頭「でも、その前借りはいつも毎年お母さんから5000円ぐらいなの?」

めつ「お年玉はお母さんからじゃかくて、おじいちゃんとか、お母さんのいとこさんとかだったりからもらってます」

こもり校長「お年玉は大体どれぐらいもらえるもの?」

めつ「多くて、15000円とか2万円くらいだった気がします」

こもり校長「じゃ、もう5000円は返すって決まってるから。でも決まってるのはしんどいな。でも、そしたらお年玉1万円ぐらいもらえるからその1万円で来年2024年は推し活していこうかなみたいなことか」

めつ「はい。そんな感じです」

こもり校長「しんどいな」

COCO教頭「そのもしお母さんから1万円って決まってるんだったら、その5000円だけでいいって言ったらって言おうと思ってんねんけど、そういうわけじゃなかってんもんな」

めつ「はい」

COCO教頭「借金してるって自覚はあるんですか?」

めつ「あります」

こもり校長「大事。どこから自分はお金をもらっているのかということを知っておくということは大事です。なぜなら、お金を使うときにヒリヒリするんで」

COCO教頭「使うときにするんや(笑)」

こもり校長「自分はお年玉、来年のお年玉がもう5000円ないと分かっているのに、自分が唯一今貯めている1900円ぐらいで明後日缶バッジを買うわけです。ランダムの缶バッジを買うわけでしょ」

めつ「はい。買います」

こもり校長「絶対に推しが来るとは分からない缶バッジを買うわけでしょ。そうすると、開ける時の念が変わるから」

COCO教頭「念! もし、缶バッジ買って推しじゃなかったらどうするん?」

めつ「ライブ会場のグッズ販売してるところで買うので、推しが出てる人とかがいたら、交換してもらう予定です」

COCO教頭「そういうこと出来るのね」

こもり校長「そういうコミュニティがあるのか」

COCO教頭「それで今まで成功してきたん?」

めつ「友達に同じ、りすなー(すとぷりファンの呼称)さんがいて、私の推しの運がその友達にあって、友達の推しの運が私にあるっていう真逆な状況で、交換してもらってます」

こもり校長「なるほどね。じゃ、その運に任せたら、友達が引いてくれるんじゃないかみたいな担保はあるんだ」

めつ「はい」

こもり校長「でも、それを分かった状態でランダムするというのは、本当に強い念を込めてください」

めつ「はい」

こもり校長「やっぱギリギリの中でそのランダムを引くわけだから、推しが当たった時はひとしおよ」

めつ「はい」

こもり校長「でも、もう明後日だもんね。これはちょっと楽しんで」

めつ「はい」

こもり校長「何よりもやっぱ楽しむということが大事だから。せっかく自分がお金を使って楽しむわけだから。最高潮に楽しんできて」

めつ「分かりました」

こもり校長「ありがとな」

めつ「ありがとうございました!」


♪ Contact / すとぷり


こもり校長「でも、推しっていいよね。やっぱり活力になるから」

COCO教頭「校長の立場からどうなんですか? 推しがたくさんいらっしゃる立場じゃないですか。心は痛まないんですか?」

こもり校長「僕ですか? それはだって感謝しかないです」

COCO教頭「そうだよな(笑)」

こもり校長「僕にはもう感謝しかないです。それがエネルギーになってますから」

COCO教頭「でも、推しもテンション上がるし、win-winということか」

こもり校長「だったら嬉しいです。だから、そのためにすごくいっぱい頑張る。僕は頑張るしかないので(笑)」

COCO教頭「(笑)」


ActiveHARU 大分県 15歳

こもり校長「学年は?」

ActiveHARU「高校1年生です」

こもり校長「さっそくだけれども、お金ない?」

ActiveHARU「お金ないです」

こもり校長「どれぐらいお金ないの?」

ActiveHARU「相当ないですね」

こもり校長「今の残高はどれぐらいなの?」

ActiveHARU「今、残高が3000円です」

こもり校長「3000円だったら、どうにかなりそうな額だけど、次のお小遣いとかは?」

ActiveHARU「次の小遣いが来月の9日です」

こもり校長「だったら、3000円でいけそうだけど、なんで足りないの?」

ActiveHARU「来週、僕が好きな人とお祭りデートに行くんですよ。で、その時の交通費がちょうど3,000円なんですよ」

こもり校長「おぉ~」

COCO教頭「そんなにする?」

ActiveHARU「往復で1人分で3000円です」

こもり校長「ぴったしだね。じゃ行って来いしたら、全部なくなっちゃうわけか」

ActiveHARU「はい」

こもり校長「お祭り行くの、いつって言ったっけ?」

ActiveHARU「来週の土曜日」

こもり校長「じゃギリお小遣いをもらう前に行っちゃうわけか」

ActiveHARU「はい」

COCO教頭「そのお祭りまでに、例えば貯蓄しとくとかしてなかったん?」

ActiveHARU「してたんですけど。好きな人と一緒に行くってなった時に、一緒に洋服を買いに行ったんですね」

こもり校長「めっちゃ楽しそう。一緒に買いに行ったの?」

ActiveHARU「はい」

COCO教頭「それは使っていいやつだわ」

こもり校長「で、そこでやっぱり一緒に行くというのもあるし、デートだし、気合入れてっていうので一式ぐらい買っちゃったの?」

ActiveHARU「はい。張り切って」

こもり校長「ちなみに何を買ったの?」

ActiveHARU「ズボンとシャツとTシャツとかいろいろ買っちゃって(笑)」

こもり校長「じゃもう本当に上から下まで一式全部買っちゃったんだ」

ActiveHARU「はい」

COCO教頭「ちなみに、毎月のお小遣いとか収入はいくらなの?」

ActiveHARU「2000円ですね」

COCO教頭「え、じゃ全然マイナスやん。その上下服買っちゃったら」

ActiveHARU「はい」

COCO教頭「借金はしてない?」

ActiveHARU「借金はしてないですね」

こもり校長「でも、ぶっちゃけ今まで貯蓄してたけどさ好きな子と一緒に買い物とか行ったわけじゃん。気持ち的には今どうなの?」

ActiveHARU「最高潮です」

こもり校長「そうなんだよな。これがお買い物の恐ろしいところなんです。ピンチに追いやられてるはずなのに、ActiveHARUは幸福感の方が今あるわけでしょ?」

SOL!


ActiveHARU「はい」

こもり校長「お金を使うということはそういうことなんです」

COCO教頭「恐ろしい成分出てるやん」

こもり校長「しかも一緒に買いに行けたわけでしょ?」

ActiveHARU「はい」

COCO教頭「思い出まで出来ちゃって」

こもり校長「最高だな」

ActiveHARU「最高です」

COCO教頭「え、お祭りデート行くやん。交通費で3000円使っちゃって。でも、その行った先で何かしたいこととかあるん? こういうの買いたいとか」

ActiveHARU「一緒に焼きそば食べたいです」

こもり校長「いいね! でも、これは好きな人と一緒に行くわけじゃん。焼きそばとかさ出店とか、できればおごってやりたいよな?」

ActiveHARU「はい、おごってやりたいです」

こもり校長「かっこつけたいよな?」

ActiveHARU「はい、かっこつけたいです」

COCO教頭「なんだけど、ActiveHARU。金がねーじゃん」

ActiveHARU「ないんです」

こもり校長・COCO教頭「(笑)」

こもり校長「でも、お祭りって一緒に電車に乗って現地に行って一緒帰ってくる?」

ActiveHARU「あ、いや、駅で集合して…」

こもり校長「チャリか?」

ActiveHARU「はい、チャリかもです」

こもり校長「電車は使わずチャリか?」

COCO教頭「でも、チャリで行ったらどれだけかかる?」

ActiveHARU「もう30分以上…いや、電車で30分だから…」

こもり校長「それは無理だな(笑)」

COCO教頭「汗でびしゃびしゃになるで。ご家族に、ちょっと送ってもらおうとかダメなん?」

ActiveHARU「デートとかってバレたくないんですよ」

こもり校長・COCO教頭「あ~」

こもり校長「確かにバレたくはない~」

COCO教頭「じゃデートするって言ってないんや」

ActiveHARU「はい」

こもり校長「親にお金を借りるのはどう?」

ActiveHARU「それも理由を聞かれるんで」

こもり校長「友達とお祭り行くからは?」

ActiveHARU「いや、あの人たち勘がいいんで」

COCO教頭「あの人たち(笑)」

こもり校長「そうな。“おやっ?”ってなられるのも嫌? でも、ワンチャン普通に、“友達と夏祭りなんだよね。で、今3000円しかなくて、交通費しかないからメシ代だけ貸してくれない?”って」

ActiveHARU「ちょっと厳しいかもなぁ」

COCO教頭「でも、この好きな人とお祭りに行って、ちょっとおごってくれたらやっぱかっこいいなって思うしな。“何食べたい? 分かった。焼きそばとベビーカステラやな。じゃ買ってくるわ”みたいなんは、さらに好きになるけどな」

こもり校長「これ究極、告白とかどうすんの? この日ある?」

ActiveHARU「たぶん両想いなんですよね~」

こもり校長「うわ。じゃこの日に告白ある?」

ActiveHARU「あるっす」

COCO教頭「あるっす(笑)」

こもり校長「じゃ0円で告白するということ?」

ActiveHARU「それが可能なのかどうかが分からないんですよね」

COCO教頭「いやいやいや」

こもり校長「だから、と考えたら、親に勘繰られたくないとか言ってる場合じゃないと俺は思うよ、ぶっちゃけ」

ActiveHARU「そうですかね」

こもり校長「だって、まだ親に勘ぐられるかどうかぐらいじゃん。これを気にして付き合えなかったらどうする?」

ActiveHARU「ちょっと悲しいですね」

こもり校長「自分もお金がないことでおごれなかったり、カッコつけられなかったし、後ろめたくなって、一歩勇気出なかったってなるよりは、やっぱり少し心の余裕ですから、この2000円は。って考えたらその余裕があるだけで、もしかしたら一歩、“今だ!”って思える瞬間が来るかもしれない」

ActiveHARU「はい。確かに…」

こもり校長「で、この2000円は、なぜ2000円かって来月の9月にちょっと返せばいいんだから」

ActiveHARU「確かに」

こもり校長「だってお小遣い2000円もらえるんでしょ。究極、その来週9日に、“2000円いらないよ。この間、2000円借りたから”と言って渡せば、もう借金0だから」

ActiveHARU「ホントだ…」

COCO教頭「(笑) 今、計算できた」

こもり校長「この1発だけで自信を持てるんだったらチャレンジはあるよ。俺はそう思うけどね」

ActiveHARU「分かりました」

COCO教頭「やっぱ女子としても、かっこいいとこを見せてほしいもん、本当に」

ActiveHARU「頑張ります」

こもり校長「おそらくいけるというチャンスは、これだけは巡ってこないから。お金は巡ってくるけれども、出せば」

COCO教頭「出た、そのロジック」

こもり校長「このチャンスはなかなか巡ってこないから、掴める時に掴んでこい!」

ActiveHARU「はい!」

こもり校長「マジで来週、頑張って来いよ」

ActiveHARU「はい!」

COCO教頭「応援してる」


♪ 夏の迷惑 / Bokula.


COCO教頭「ActiveHARU、マジでエールを送るから。応援してるからね。しっかりと男決めてきてください」



今日の黒板



SOL!


『 頭と心 』

こもり校長「校長先生はお金を使うということに関しては大賛成です。ただ、お金を使う時に、頭と心が1つになってないとダメ。これが欲しいあれが欲しいでお金を使うのは一緒なんだけど、それは本当にあなたのためになる、それは本当にあなたが満足するものですかって。たまに人間というのはそこがバラバラになっちゃう時があるの。頭で欲しいって買ったのに満たされない、なんでだろう。それは心が欲しいと思ってないから。でも、なんとなく心惹かれたものを買ったのに、実用性がない。これは頭が一緒になっていないからですね。自分のためになるものを買った時に、お金っていうのは自分の余裕を生み出しますから。ただただ、お金欲しいって言ってるわけじゃないですよ。お金が守るものもあります。だから、自分のためにお金を使っていってほしいということで、頭と心を1つにしてお金を使っていきましょう」



♪ Choices / LE SSERAFIM


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!」

COCO教頭「ヒジリがXに書いてくれてたんやけど」

こもり校長「“奢ってくれる男って格好良いの?”ってね」

COCO教頭「それは大きな間違いです。おごってくれる男が格好いいじゃなく、おごれる余裕があるという男が格好いいと言う意味ですからね。ここには大きな違いがありますから」

こもり校長「そうね。だから、これもまたお金を使うというところでは難しいよね。おごりゃいいというものでもないんだよね。相手をそこまでエスコートできる余裕がかっこいいっていう」

COCO教頭「そうです」

こもり校長「やっぱ深いね」

COCO教頭「お金は本当に深い。本当に楽しかった」

こもり校長「でも分かる。楽しいよね」

COCO教頭「やっぱりテンション上がるね」

こもり校長「そう考えると、やっぱりお金に困ったことがないという教頭には心の余裕があるわけですから」

COCO教頭「はい、そうですよ」

こもり校長「そこの魅力をどんどん届けてよ(笑)」

COCO教頭「届けていかなきゃいけませんね(笑) 勉強します」


こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立! 礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日~~~~~~!!!!」

こもり校長の放送後記

生きたお金とは

COCO教頭の放送後記

お金がないなら支出を見直すの~よっ♡

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Music 2023.9.21 PLAYLIST

    22:07
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  • 22:40
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  • 22:58
  • 23:02
  • 23:20
  • 23:37
  • 23:47
  • 23:50

「プール付きジャグジー付きの寮がタダ」COCO教頭が明かすCA時代のエピソード

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。9月21日(木)の放送では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、それぞれのお金事情を語りました。

Art FAXイラスト

SOL!
SOL!
SOL!
SOL!
SOL!

Students 今日の生徒

神奈川県 12歳 ころ。
長野県 17歳 グレーな世界
東京都 13歳 めつ
大分県 15歳 ActiveHARU


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生放送教室 放送後記一覧

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