聴取期限 2024年2月14日(水)PM 10:00 まで
今夜の授業は『制服のこだわり』!
『 学級閉鎖 』
こもり校長「最近、学校掲示板だったりとか、公式LINEでよく見かける“学級閉鎖”」
私は先週の木曜日にインフルにかかってしまいました。
無事に療養期間を終えて、今は学校にも復帰できているのですが、今2年生が学年閉鎖1年生が学級閉鎖3クラスある状況です。
そして妹は風邪をひいています。
また、インフル掛かりそうで怖いです。
女性/15歳/福井県
COCO教頭「そうか。無事復帰できたのは良かったけど」
こもり校長「インフルの何が厄介かって、A型とB型があるから、Aにかかってた場合は、もう1回Bにかかるっていう、年に2回かかる可能性があるから。特に年末にインフルにかかった生徒は気をつけておかないと、年末に流行っていたのはAだったから。今流行ってるのはBだから。熱が出た時に、もうインフルじゃないなって油断すると、実はインフルでした、みたいな話があるからね。俺、最近いろんな医者さんに聞いたから」
COCO教頭「そうだね(笑) その時期あったね」
最近、インフルがまた目立ち始めてます!
うちの学校では、1年生のクラスはほぼ全滅で今日から今週末まで学級閉鎖になりました。だから、本当は2月の始めにある予定だった定期テストも延期になりました。
感染予防気を付けてー!!
女性/13歳/新潟県
2024-01-29 23:05
COCO教頭「今週末までってよっぽどだね。しかも、1年生のクラスほぼ全滅だよ」
こもり校長「そうだね。インフルにかかっちゃった生徒は申し訳ないことを今から言うんだけども、定期テストが延期になったという面では、何かちょっと”先になって良かった”って思う生徒ももちろんいるのと裏腹に、感染には本当に気をつけてほしい。さっき言ったみたいに、インフルがまた目立ち始めてますってトゲトゲも言ってくれてるけど、そうなの。年末はA型、今はB型ですから」
COCO教頭「別物なんだもんな」
こもり校長「別よ。インフルだけじゃないから。コロナも流行ってます。最近は喉からくる風邪みたいなのが流行ってるらしくて、扁桃腺、特に気をつけてください。腫れるとすごく熱が出ます」
COCO教頭「その経験者が語ると、すごいですね(笑)」
こもり校長「そうなんです。たまたま今紹介した2人の生徒は日本海側、福井と新潟県なんだけど、他の県の生徒も人ごとじゃなくて。ちょっとネットで検索しただけでも、北は北海道から南は沖縄まで全国で学級閉鎖が相次いでいると」
COCO教頭「ここ数年はコロナ禍でマスクするのを当たり前だったじゃない。その分ちょっと忘れた部分もあったんだけど、この時期のインフルの感染力は本当に侮れない」
こもり校長「先週、体調を崩してた俺が言うからこそ、より説得力があると思うんだけど、あえて言おうか。手洗いうがいを大切にと。近くにあるアルコール除菌は見かけたら、してください」
COCO教頭「でも最近、あんま見ないぞ」
こもり校長「使い切ってるっぽい。もうあとは各自でどうぞって。前はうちも責任を背負いますよだったけど、今はもう本当自己判断で各自で気をつけてくださいっていうところが多いから、あやかれるものはあやかっていきましょう。で、これが習慣づいているだけでも、かなりの菌は撃退できるはずだから。特に受験生にとっては、自分の努力を発揮する大切な時期でもあるから。インフルエンザになったら、試験は延期になってくれないから。油断は禁物で、体調管理はしっかり生徒みんなでやっていこう!」
♪ 破花 / クリープハイプ
こもり校長「体調だけは本当に崩したくない」
COCO教頭「絶対に校長もしんどかったよね」
こもり校長「僕? しんどかったね。非常にしんどかったです。もうにっちもさっちもいかないとはまさにこのことでした」
COCO教頭「生徒のみんなも受験勉強しながらというストレスもあると思うから、ちょっと免疫が下がりがちでもあると思うの。だから、保湿と水分補給も忘れてほしくない」
こもり校長「やっぱ大事なのかね。水分補給って大事なの?」
COCO教頭「絶対大事。喉が乾いたって思った時は遅いらしいよ」
こもり校長「ね。それは聞く」
COCO教頭「だから1日2リットルを目指して、こまめに取るってのが一番いいらしい」
こもり校長「やっぱ風邪をひかなくなるの、2リットル飲むと?」
COCO教頭「それ風邪を引かなくなるというか、喉が乾燥しなくなるじゃない。喉の乾燥は一番風邪に良くないから」
こもり校長「確かに。みんな、水分とっていこうね」
こもり校長「僕らは、仕事柄、人目につくことが非常に多いじゃない」
COCO教頭「そうだね。特に毎日、授業の様子とかが、写真として我が校の廊下=Xとか、放送後記としてサイトに上がったりするし、あと、閃光ライオットみたいなイベントだと、生徒のみんなの前に立つこともしばしばあるからね」
こもり校長「そういう時は、自分が周りにどう見られているとかというのは気になる?」
COCO教頭「モチのロンで気になります。服1つにとっても、ちゃんと着こなせているだろうかもそうだし、あと、やっぱメイクとかも衣装によって変えたりするから、これが違和感ないかなとか気にするし。その気持ちがなかったら、わざわざ韓国に顔面書きに行かないよね(笑)」
こもり校長「確かに。顔面書きのその後の経過はどうなんです?」
COCO教頭「おたふくどうです?」
こもり校長「お〜、すごく綺麗になったと思う」
COCO教頭「嘘だな(笑)」
こもり校長「そうやって言われちゃったら、もう僕はこれ以上何も言えないんだけど、すごく綺麗になったと思う」
COCO教頭「でもハリボテでも嬉しいです。ありがとうございます」
こもり校長「ごめんね。俺がもうちょっと感情を込めて伝えられれば、きっと違う結果になったと思うけど」
COCO教頭「いやいや、こういうのは自己満足なので(笑)」
こもり校長「すごく…綺麗です」
<IKKO『どんだけ〜!の法則』>
COCO教頭「悪い気しないな」
こもり校長「この曲は誰? IKKOさんか。IKKOさんぽいって(笑)」
COCO教頭「それで“おい!”とも言えないじゃない」
こもり校長「”どんだけ”もらってもいいですか?(笑)」
COCO教頭「どんだけ〜!」
<IKKO『どんだけ〜!の法則』>
こもり校長「確かにね。ちょっとよく見られたいみたいなのはあるよね」
COCO教頭「そうです。気にしてます(笑)」
こもり校長「ちょっと違う自分を見せたいとかって想いは誰しもあるとは思うんだけども、そういう想いが一番表れるのも、もしかしたら制服なんじゃないかと思うわけです。普通にしていたら、みんなと全部一緒の制服。でも、何かそれに一工夫入れることによって、他人と差をつけられたりとか、自分の個性だったりとか、こだわりを表現できる場所。いわばファッションの楽しさとか難しさみたいなのが、全部詰まってるのが制服なんじゃないかなと思うんだけど、教頭は何か制服で工夫したこととかあった?」
COCO教頭「あったよ。高校生の時に、学校の制服じゃないスカートをわざわざ作りに行って」
こもり校長「すごいじゃん」
COCO教頭「それはなぜかというと、短いスカートじゃなくて長いスカートが流行ってたのね」
こもり校長「うん。時代ね」
COCO教頭「そう、時代的に。プラス大阪の私の地域で流行ってて、学校の制服だとワンピースみたいな感じだから、長さ調節できないのね。けど、新たにイチから作ると、もうスレスレまで」
こもり校長「何だったの? セーラー服?」
COCO教頭「セーラー服じゃない。ワンピースの上にブレザー」
こもり校長「ちょっと特殊だね」
COCO教頭「そう。珍しいタイプで。スカートを長く長くやりたいってことで、作った方が早いとなって、作りに行ったってのもあるし、あとやっぱ、ブレザーの中のセーターでオシャレするというのが流行ってたから、古着屋さんに行って、緑のカーディガンを買い、それを中に着て。古着が流行ってたからね。その時、古着がそれそれでみんな各々“いくらで買ったん、それ?”みたいな。500円で買ったとか、そういう感じで楽しんでた」
こもり校長「いいね」
COCO教頭「あとは、みんなまだ使ってるのかな? EASTBOYとか。EASTBOYっていう靴下とかめっちゃ憧れるブランドがあるのよ。あとLOVE BOATっていうギャルブランドがあるんだけど、それのメイク直しの鏡を全員持ってた」
こもり校長「へ〜 そうなんだ」
COCO教頭「そういうので、やっぱりみんなと楽しんでたかな」
こもり校長「それはそれでいいね。大変だと思うけど、だからこそは今日はちょっとこんな授業テーマでお送りします!」
『制服のこだわり』!!!」
こもり校長「今夜は、生徒のみんなの制服のこだわりを教えてほしいのよ。普通の制服をどうアレンジして着こなしているのか、それは何を狙ってやっているのか、その効果は果たしてあるのか、みたいな、制服にまつわるみんなのこだわり、努力を書き込んでほしい。で、生徒のみんなからもさっそく書き込みをもらってて」
私の学校はセーターもワイシャツも靴下も学校指定のものなので、制服であまりオシャレはできませんが、ネクタイは青と赤の2種類あるのでその日の気分で選んでいます。
また、スカートとハイソックスを短く折ると先生に注意されることがありますがみんな短くしています(笑)
女性/18歳/東京都
2024-02-07 16:08
COCO教頭「ハイソックスをわざわざ短く折るんだ。なんでなんだろう?」
こもり校長「いや、なんか今時、靴下は長いの履かないらしい」
COCO教頭「確かに見ない」
こもり校長「くるぶしなのよ」
COCO教頭「渋谷とか歩いてても見ないな」
こもり校長「めっちゃくるぶしなの。あれはいかがなんだろう?(笑) 俺の時代にはなかった文化だから。特に俺の代はあれをダサいと思ってたから。いや、いたのよ。女子とかで、それはもう本当に、洗濯が間に合いません、だから、仕方なくくるぶしで…。俺らは、そんな子たちがいたら、“くるぶしって!”みたいな。で、女の子達も、そのくるぶしは、さすがに“もう見ないで”みたいな世代。まぁ、俺は通信だったから、俺の全日に通ってた友達とのやりとりなんだけど。そんなんだったから、俺はあれを見た時に、ふと思っちゃう。その10代を見ると、“洗濯間に合わなかったのかな”とか」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「だけど、あれが何で流行ってるかっていう」
COCO教頭「でも、言われたらそうだわ。長ソックスとか見ないわ」
こもり校長「そうなんだよね。時代って不思議だよね」
学校の中ではちゃんと着るんですが、制服で出かける時などは第一ボタンを開けてリボンをゆるめてブレザーのボタンも全部開けて、ベストもライン入っているのを着てできる限り可愛くします。
もうすぐ卒業なので、卒業式後に制服で遊びに行く予定もあるので、もっとうまく着こなしたいなと思っています。
-/-歳/大阪府
COCO教頭「いいね。もう学校から一歩出たら、だいぶリラックスタイムに入るんだね」
こもり校長「これはでも、俺は永遠のテーマだと思うよ。第一ボタンを開けているのが、果たして可愛いのかどうか理論。ごめんな、カボチプリン。俺は否定するつもりは1ミリもなかったけど、俺が当時10代の頃は、ボタンは上まで閉めてほしかった。俺は緩いリボンしている女の子はもうだらしなすぎて、逆に信じられないと思ってたね」
COCO教頭「上まできっちり止めてくれと?」
こもり校長「そう。男でさえも思ってた。第一ボタン開けてネクタイ緩めてるやつ見ると、“いいかげんにしろよ”と思ってた」
COCO教頭「もうその頃から校長の素質ありましたね」
こもり校長「俺はボタンは上まで閉めるというのは、今そうでもそうだもん」
COCO教頭「はだけてるのを見たことないもんね」
こもり校長「今でもシャツ着る時は上までボタンだね」
COCO教頭「学生の時みんな開けてたなぁ」
こもり校長「だからこんな感じよ。みんなの制服のこだわりを待ってます!」
制服もう着れなくなるなると寂しいなって思って毎日制服着てます、、
私服の学校で何着ても良いのでめんどくさい日はジャージで行っちゃったりしちゃうのですが、、
なんちゃって制服の短いスカート頑張って履いてます!ちょーぜつ寒いですが、、笑笑
女性/18歳/大阪府
2024-02-07 22:09
COCO教頭「なんちゃって制服って何?」
こもり校長「だから、制服みたいなのを売っているところはあるのよ。うちでもやっぱそういうのを着てる子いたよ」
COCO教頭「マジで? じゃ、見た目的にちょっと制服っぽいなっていうのを着てるってこと?」
こもり校長「そう。だからブレザー着たりとかチェック柄のシャツ着てみたり、濃紺のやつ着たりとかしてるんじゃない」
COCO教頭「制服っぽいもんね。確かに」
私立の推薦入試で高校がすでに決まったので今日高校のブレザーの採寸に行きました!中学では学ランだったのでブレザーが初めてで今から高校生活がめっちゃ楽しみです!
男性/15歳/大分県
2024-02-07 18:35
COCO教頭「まずは受験合格おめでとうございます!」
こもり校長「おめでとう! こういう時期ならではだね。制服の採寸行きました、みたいな」
COCO教頭「今なんだね」
こもり校長「これぐらいの時期じゃない。決まって、学校へ行って採寸やって、オーダーして、3月の末ぐらいには届くかなってことでしょ」
COCO教頭「ワクワクするだろうね。また新しい制服を着られるとなると」
こもり校長「楽しいでしょ! 学ランからブレザーでしょ」
COCO教頭「だいぶ見た目も変わるからな」
こもり校長「ネクタイに変わるわけですから」
COCO教頭「そっか」
こもり校長「詰め襟からネクタイに。卒業する時は第二ボタンではなくネクタイに変わるわけですから。俺もそういうのしたかったな」
COCO教頭「そこでオシャレとかしたかったよね」
こもり校長「誰かにあげたかった。ネクタイとか…」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「いいよな。制服を着られるって。そう考えたら、俺も制服着られる高校に行っておけばよかったな」
COCO教頭「でも、いろんな生き方があるじゃない。だって、制服以外でオシャレできたんでしょ?」
こもり校長「…あれをオシャレって言うのかな」
COCO教頭「(笑) 今、オシャレしてるからいいじゃない。帳尻合わせできてます」
こもり校長「自由ってオシャレなのかな。オシャレって、俺の中ではケースバイケース、いろんなTPOをわきまえながら服装を変えられる人のことをオシャレだと思うわけ。好きなものを着て、好きな自分を表現するというだけが果たしてオシャレなのか。それはちょっと違うと思ってて」
COCO教頭「ごめん。ちょっと横文字が多くて入ってこなかった」
こもり校長「じゃあ、もう今日黒板書いていい?」
COCO教頭「早ない?(笑) 電話したいから(笑)」
こもり校長「あ、早いか(笑)」
すん 愛知県 17歳
こもり校長「学年は?」
すん「高校2年生です」
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
すん「OK〜」
COCO教頭「声、めっちゃ可愛い」
すん「ありがとうございます(笑)」
こもり校長「すんは、どんな種類の制服なの?」
すん「普通にブレザーでネクタイです」
こもり校長「ブレザーいいね。俺個人的には、やっぱり女子もネクタイがいいと思う」
COCO教頭「なんで?」
こもり校長「可愛くない、ネクタイって?」
COCO教頭「そう見えるのか」
こもり校長」「いや、これは俺の超偏見。スーパー俺の好み。俺はリボンよりはネクタイのが好きだね」
COCO教頭「今のすんの着こなしネクタイというのは、超絶、校長の?」
こもり校長「うん。俺は好き。ブレザーにネクタイが一番女子の格好では好きかもね」
COCO教頭「すん、やったじゃん」
すん「(笑)」
こもり校長「ごめんな、俺の好みを押し付けちゃって」
すん「全然大丈夫です(笑)」
こもり校長「じゃさっそくだけど、すんのこだわり教えて」
すん「カッターシャツの第一ボタンを開けて、ネクタイをだらだらにしてることです(笑)」
こもり校長「い…いいね」
COCO教頭「あれ、さっきの校長の好みと真逆に言ってるね」
こもり校長「す…すん、いいこだわりを持ってるねぇ。。」
COCO教頭「大丈夫? 校長、無理してないですか?」
こもり校長「ぜ…全然!」
すん「(笑)」
こもり校長「制服を着るこだわりは、シャツの第一ボタン開けてネクタイは緩み切っている感じなの?」
すん「はい」
COCO教頭「それは学校の中でもずっとそれが普通なの?」
すん「大体そうです」
COCO教頭「怒られたりしない?」
すん「あ、先生が来た時とかは首元をいじって、シュッてやってバレないようにしてます」
COCO教頭「確信犯やな(笑)」
すん「(笑)」
こもり校長「聞きたいんだけれども、それの何がいいの?」
すん「私の学校のシャレた子たちがみんなそうやってやってるんで」
こもり校長「果たしてそれはシャレてるのかな?」
すん「(笑)」
COCO教頭「(笑) 根本の話ね」
すん「たぶん普通に着こなしてると、ザ・普通じゃないですか。ちょっと変えた方が“あの子、変わってるな”みたいな感じで、シャレて見えるんですよ」
COCO教頭「分かるよ。ちょっと崩して着るところにね」
すん「はい」
こもり校長「でも、今のすんの理論でいくと、普通に着ているよりだらっと着た方があの子変わってる、というそれは、多数に対してマイノリティーであることがオシャレに見えるって話じゃない。少数派にいることの方がオシャレに見えるって話だと思うんだけど、だらっとした感じでいる子たちの方が大多数になった瞬間に、きっちり着ている子の方が、“あの子変わってるね”ってなるわけじゃん」
すん「ちょっと違います(笑)」
こもり校長「今の話だったら、違くないだろ」
すん「(笑)」
COCO教頭「その他は何かこだわりあるの?」
すん「ほかはスカートの長さなんですけど、膝がちょっと見えるか見えないかくらいの長さで」
こもり校長「それはめちゃくちゃいいよ」
すん「あと、靴下はくるぶしが見えるぐらい短いです(笑)」
こもり校長「出た! 何なん? 家の洗濯機がちっちゃいとか? 家族が多いとか? 5人きょうだいで洗濯がなかなか間に合わないから、長い靴下がないとか、そういうこと?」
すん「全然違います(笑)」
こもり校長「くるぶしを見せたい欲は何?」
COCO教頭「それは私も気になる」
すん「くるぶしを見せると、足が細く見えるんですよ」
こもり校長「見えないです」
すん「え?(笑)」
こもり校長「くるぶしを見せた方が、ボテって見えるじゃない」
すん「絶対そんなことないです」
こもり校長「そうか」
COCO教頭「そもそも別に自分がよければいいよね。“校長いちいちうるさいな”って感じだよね?」
すん「はい、ちょっと(笑)」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「違う違う。校長は“いちいちうるさいな”は否定しない。私、確かにうるさいと自負はしてる」
すん「(笑)」
こもり校長「ただ、何のためにすんはそのこだわりをしているわけ?」
すん「とにかくモテたくて。学校のシャレた子がやってるから私もシャレた子に近づこうって気持ちでやってます」
こもり校長「だろ。だとしたら、俺のこの意見はものすごく貴重だと思うわけ。モテたくてシャレた子たちに近づきたくて、そのファッションをやってるんだったら、俺のこの意見というのはものすごく大切な意見だと思うわけ。自分の趣味です。“くるぶしを見てくれ、私の鎖骨見てくれ、どうだ!”だったらいいんだけど、そういうことじゃないでしょ?」
すん「違います(笑)」
こもり校長「“鎖骨どう? ネクタイの隙間から出てる鎖骨エロくない?”だったら分かるのよ。違うじゃん」
すん「(笑)」
こもり校長「なんで、そのこだわりやってんだったっけ?」
すん「とにかくモテたくて」
こもり校長「だろ! モテたいんだろ。だとしたら、こういうやつもいるんだぞという意見は大事よ」
COCO教頭「男子目線の客観的意見ね」
すん「はい(笑)」
こもり校長「別に俺が男子代表になったつもりはないけども。でも、まあそれがイケてると思うんだったら、それをやった方がいいと思うわ」
COCO教頭「じゃ、ちょっと話し合っても埒があかないから」
こもり校長「確かに、俺は好みを押し付けているだけだからな」
COCO教頭「だから、ちょっと校長側の人にも向けて、一言思いっきり言ってやろうぜ」
こもり校長「それを俺にくれよ」
すん「分かりました(笑) ちゃんと着こなしてるのも可愛いかもしれないですけど、今は私の高校ではそういうだらしないものがシャレてるんで、やっぱりそっちの方が絶対にオススメですよ」
こもり校長「まあそうだな。時代と場所は常に移り変わっていくものだからな」
COCO教頭「すんが可愛いと思うものを貫け」
すん「はい、ありがとうございます」
こもり校長「制服ライフ楽しんでよ」
すん「はい!」
こもり校長「じゃな」
COCO教頭「バイバイ!」
すん「バイバーイ!」
♪ 全方向美少女 / 乃紫
こもり校長「ふぅ…」
COCO教頭「どうしたのよ(笑)」
こもり校長「俺ももう疲れた。今日はだいぶ喋った」
COCO教頭「でも、くるぶしは私も結局ちょっと分かんなかったな。絶対領域っていうの、そこの目の錯覚で遠くから見たら細くなるってことなんだって初めて知ったもん」
こもり校長「違うの」
COCO教頭「違うの?」
こもり校長「ちょっとこれ喋ったらマジで黒板の時間までかかるから、もう1人電話していい?」
COCO教頭「そうしようか」
かわりゅー 三重県 17歳
こもり校長「学年は?」
かわりゅー「高校2年生です」
こもり校長「校長、三重県出身なのよ」
かわりゅー「知ってます」
こもり校長「俺の地元の今の10代がどんな感じなのかを俺は聞きたいわけです。かわりゅーは、普段どんな制服着てるの?」
かわりゅー「僕の制服はブレザーなんですけど、なんと靴の指定がないんです」
こもり校長「おめでとう」
COCO教頭「ローファーじゃなくていいんだ」
かわりゅー「はい」
こもり校長「それは朗報だね。え、じゃこだわりは?」
かわりゅー「こだわりなんですけど、制服に対して、お気に入りのスニーカーで登校するってことです」
こもり校長「それはいいね。やっぱり靴が一番自分を主張できるんじゃないかって説もあるからね」
かわりゅー「はい、そうなんですよ」
こもり校長「そうだよね。何を履いてんの?」
かわりゅー「今履いてて一番グッと来ているのはSupremeとNIKEコラボのエアフォース1のバロックブラウンってデザインのやつです」
こもり校長「なるほど」
COCO教頭「めっちゃいいの履いてるやん!」
かわりゅー「ありがとうございます(笑)」
COCO教頭「でも、ちょっと高くない?」
かわりゅー「僕は定価で入手できたんで、プレ値とかもなくて」
こもり校長「マジで」
かわりゅー「で、普通のホワイトカラーの白と黒と一緒で、再販とか量産されてて、全然定価で入手することができるので」
COCO教頭「そっか。じゃ、プレミア付いてめっちゃ高くて買ったとかじゃないんだね」
かわりゅー「はい」
こもり校長「でも、渋いわ。ここでブラウンいったんだ?」
かわりゅー「はい」
こもり校長「確かにブラウンは、俺が10代の時は手を出せなかったな」
かわりゅー「(笑)」
こもり校長「やっぱ俺、黒とか。あと、俺はジョーダン履いてたね」
かわりゅー「いいんですね」
こもり校長「分かる。エアフォース1のブラウンはなかなか渋いよ。いいキャラ出てる、相当いいよ。制服は何色?」
かわりゅー「制服はシャツが水色気味の白で、ブレザーが黒に近い、めちゃめちゃ濃いネイビー。遠くから見たら黒やけど、近くで見たらネイビーなんやみたいな」
こもり校長「分かる分かる」
COCO教頭「この靴を制服と合わすと何がどういいの?」
かわりゅー「ローファーが一番ベターで、見た時に出てくるじゃないですか。僕は最初、高校指定の靴があると思ってたんですけど、なくて。で、元々これが出たのが去年の秋頃やったですんよ。その時までは、別のフォース1は履いて登校してたんですけど、これが出た時に、“もうこれしか制服に合うのはない”ってなって」
こもり校長「でも、ネイビーの制服だって言ったじゃん。俺も今、イメージしてみたんだけど、確かに一番いいかもね。エアフォース1のブラウンが。生地がレザーじゃない? だから光沢感があって。で、茶色でしょ。だから遠くから見た時に、元々ブレザーにはローファーが合うのがスタイルとしては定番じゃない。だから、やっぱり遠くから見た時のバランス感とか光沢感とか、あとブラウンだからちょっとローファーと限りなく色味も近いみたいなんで、まとまりも出てるから」
かわりゅー「もう本当にその通りなんですよ(笑)」
COCO教頭「校長が全部言ってくれた?(笑)」
かわりゅー「さすがです」
こもり校長「だから、めっちゃセンスいいわって思った」
かわりゅー「で、もう本当に見たら分かるんですけど、横から見た時にSupremeとコラボなんで、赤のワンポイントが付いてて、めちゃくちゃ可愛いんですよ」
こもり校長「いいよな、あの赤」
かわりゅー「あの赤、めっちゃいいです」
こもり校長「そうだよな。いやぁ、なかなかそれは個性出してるわ。スニーカーいいな」
かわりゅー「スニーカーいいです」
こもり校長「来年もそれを履いていく感じ?」
かわりゅー「もう来年も履きつぶれるまでいきます」
こもり校長「そうね。機動力もあるしな、エアフォース1だから」
かわりゅー「はい。電車間に合わなくなっても、走ったら何とかなります」
こもり校長「確かにな」
COCO教頭「機能性もあるからいいね(笑)」
こもり校長「究極、まだプレ値なしでも買えるしな」
かわりゅー「はい」
こもり校長「万代とか行けばな。まだあるのかな? 近くにある?」
かわりゅー「僕はもう三重の端っこの方なんで、全然なくて」
こもり校長「確かに、俺らの時も松阪の方まで出なきゃなかったわ」
かわりゅー「はい、ないですね」
COCO教頭「三重トーク(笑)」
こもり校長「ああいうのってないねんな。なんでなんやろな」
かわりゅー「僕のとこなんて全然ないですもん。ファッションショップみたいな、そういうのがないです。しまむらとかそういうのばっかりで(笑)」
こもり校長「三重ってないよな。イオンの中にもブランドのお店とか入らへんもんな」
かわりゅー「全然ないです」
こもり校長「あれってなんで入れへんのやろな」
かわりゅー「やっぱイオンが強いんじゃないですか。三重県発祥なんで(笑)」
こもり校長「せやな。分かる分かる」
COCO教頭「知らんかった!」
こもり校長「せやで。イオンは食品広場ばっか広くてな」
かわりゅー「トップバリュが占領してます」
こもり校長「分かる、トップバリュ! どこの広場行ってもトップバリュあるもんな! トップバリュ薬局パチンコみたいななんかそういう流れやんな」
かわりゅー「はい(笑)」
こもり校長「あんた三重県出身やね〜」
かわりゅー「(笑)」
COCO教頭「三重トークに花咲いてますけど」
こもり校長「ごめんな。制服よりこんな話して。でも、それめっちゃいい個性だと思うから、ちょっと履き潰すまで制服ライフ楽しんで」
かわりゅー「はい。あ、ちょっと報告したい事あるんです」
こもり校長「どうした?」
かわりゅー「マンダムの企画(『なりたいジブンと今のジブン』)に僕、出させていただいたんですけど、あの時に新人戦を頑張りたいって話をしたと思うんですけど、あの新人戦なんですけど、1回戦2回戦を突破することができて、ベスト16という結果で終わったんですけど、自分たちにとっていい結果を残せて、自分のモチベーションにも繋がって、めちゃくちゃいい結果になったんで、あの企画、本当にありがとうございます」
こもり校長「おめでとう!!!」
♪ Dirty Force One (feat. T-Pablow & Tiji Jojo) / KOWICHI
こもり校長、COCO教頭こんばんは。
私の制服のこだわりは今の時期はとにかく温かいものを着込むことです。
もともと私の学校の制服は、スカートやブレザーの色や柄が珍しくて可愛いので、その他は特に何もしてません。
でも、マフラーはかわいく見える気がするから、毎日巻いてっています。
関係ないことだけど、たまに好きな人と登校時間がかぶった時は本当に嬉しいです。
いつか告白しようかな。
女性/14歳/大分県
COCO教頭「胸キュン急展開です。特にマフラーって私も可愛く見える気がするの、男女問わず」
こもり校長「俺、好きよ。マフラー」
COCO教頭「髪は入れた方がいいですか? 出した方がいいですか?」
こもり校長「任せる。俺、結構自分が首回りになんか付けているのが好きだから。あ、俺のネックウオーマー、どこいったか知らない?」
COCO教頭「何?」
こもり校長「先週、学校のリーダーズパイセン来た時の放送後記を見たら付けてんだけど、次の日俺が熱で休んだじゃん。そこからないんだよね。ネイビーみたいなやつ。熱と共になくなったんだよ」
COCO教頭「何かそれ覚えてるけど、ちょっとないよ」
こもり校長「でも、本当に制服に何か巻いてるってのは俺はすごくいいと思う。いつか一緒のやつとかつけちゃえばいいのよ。彼と一緒の」
COCO教頭「確かに。その急展開がどうなったかっていうのもね」
こもり校長「告白できたかどうかとか教えてもらいたいね」
葉菜 神奈川県 13歳
こもり校長「学年は?」
葉菜「中1です」
こもり校長「制服は今年から?」
葉菜「はい。去年度からです」
こもり校長「そうか。制服1年目ってことで、普段はどんな種類の制服を着てるの?」
葉菜「ブレザーに、普通の紺のスカートです」
こもり校長「ブレザーで紺の制服だけど、葉菜のこだわりは何なの?」
葉菜「私はどんなに寒くても、グレーのベストでスカート2折りです」
こもり校長「ベストにスカート2折りは全然分かるんだけど、ブレザーの下にってこと?」
葉菜「いや、ブレザーは脱いでます」
こもり校長「やばいって」
COCO教頭「今の時期、どうすんの? めっちゃ寒くない?」
葉菜「結構寒いです(笑)」
こもり校長「そのこだわりは何でなの?」
葉菜「肩から手にかけてまでのワイシャツの部分が見えると、自分的に可愛いので」
COCO教頭「その長袖のワイシャツを見せたいって感じ?」
葉菜「はい」
こもり校長「それ通学の時もベストだけなの?」
葉菜「通学の時は校則でダメで、ブレザーの上に寒い日はウィンブレ着てってます」
こもり校長「なるほどね。ちゃんと通学中とかは寒くないように着ているんだけども、学校内ではもう絶対脱ぐ?」
葉菜「はい」
こもり校長「それは、色味が肩から先が変わっているのが可愛いってこと?」
葉菜「それが可愛いです」
こもり校長「あ〜なるほどね。それはこだわりだわ」
葉菜「めちゃくちゃこだわってる部分です」
こもり校長「そうだよね。絶対それがいいんだもんね」
葉菜「はい!」
こもり校長「それは、ちなみに葉菜は、靴下とかは何を履いてるの?」
葉菜「靴下は、くるぶしより下あたりの黒いやつです」
COCO教頭「くるぶしよりも下?」
こもり校長「だから、くるぶしソックスってことでしょ?」
葉菜「はい」
こもり校長「それ、長いやつも1回履いてみて。可愛いから」
COCO教頭・葉菜「(笑)」
COCO教頭「校則で特に靴下の規則とかない?」
葉菜「ないです」
こもり校長「じゃ、逆に長い靴下を履いたことある?」
葉菜「あるっちゃあるんですけど、どんどん下がってくるので」
こもり校長「あ、なるほどね。機能的に嫌だってこと?」
葉菜「はい」
こもり校長「じゃ、しょうがないな」
COCO教頭「確かに気が散るよな」
こもり校長「ぶっちゃけどっちの方が、見た目的には好き?」
葉菜「見た目的には、でもやっぱくるぶしの方が」
こもり校長「マジで?」
COCO教頭「やっぱそうなんだ」
こもり校長「マジ?」
葉菜「はい」
こもり校長「マジ?」
COCO教頭「校長が受け入れられてない(笑)」
こもり校長「これが受け入れられないんだよな。なんで、くるぶしの方がいいの?」
葉菜「途中まで色が違ったりするのがなんか嫌です」
こもり校長「だって、葉菜は肩から腕先まで色が変わっているのがいいんでしょ。それと一緒じゃない? 太ももより下が色が違うのと一緒じゃない?」
葉菜「でもスカートとか履いてるから、色がすごいいろいろになっちゃうから」
COCO教頭「いいものはいいよね。校長うるせえって感じだよね?」
葉菜「(笑) …はい(笑)」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「葉菜、だから、うるさいのはだから認めるんだって。これは俺の好みを押し付けてるから。俺のエゴを押し付けているんだけども、やっぱ俺はそっちの方がまとまりがあると思うんだよね。くるぶしソックスだと、肌すぎて抜け感とかじゃないわけよ」
葉菜「あ〜、まぁ確かに(笑)」
こもり校長「色がないのよ」
葉菜「(笑)」
COCO教頭「色がない?(笑)」
こもり校長「下半身すぎるのよ、さすがに」
葉菜「(笑)」
COCO教頭「何なの? この朝まで語り場みたいなこと? これディベートなの?」
こもり校長「そうだよ」
COCO教頭「そうなの?」
こもり校長「くるぶしがいいか、長ソックスがいいか派で、今戦ってるから」
COCO教頭「いやいや、葉菜はいいって言ってんだから」
こもり校長「葉菜はくるぶしがいいんだもんな」
葉菜「はい」
こもり校長「それはしょうがない。俺が言うことではないことは分かってはいるんだけれども。どうも…」
COCO教頭「どうも…じゃないの。いいのよ」
こもり校長「あと、スカートは2つ折りね」
葉菜「はい」
こもり校長「それは分かる。短いのがいいってことでしょ」
葉菜「はい!」
こもり校長「それは理解できる」
COCO教頭「この葉菜のこだわりの着方を周りは理解してくれてんの? 反応はいいの?」
葉菜「特にも言われないです」
COCO教頭「じゃ、もう馴染んでるってことだもんな。周りの子たちも同じような着こなししてる子いる?」
葉菜「寒いんで、周りはだいたい今はブレザー着てます」
こもり校長「そうなんだよな。ベストとシャツだけじゃ学校の中といえど寒いんだよな」
葉菜「はい。廊下とかめっちゃ風吹いてるんで、寒いです」
こもり校長「廊下は風吹いてるって? 廊下は吹き抜けなの?」
COCO教頭「暖房があんま広いと効きづらいってことだよな?」
葉菜「はい」
こもり校長「でも、これは絶対にこだわりだわ。ベストを着てシャツが出てるのが可愛い。自分がそれが可愛いと思ってやってるってことでしょ?」
葉菜「はい」
こもり校長「これはこだわり。これはいいよ! これはハイパーマイノリティーだから自分のこだわりよ。それは貫けるところまで貫いた方がいいよ」
葉菜「貫きます」
こもり校長「これは楽しんでる」
COCO教頭「本当にこの時期、風邪ひかないかだけがめっちゃ心配だけど、そのブラウスの中は何か着てる?」
葉菜「ヒートテックだけ着てます」
こもり校長「寒いから、それだけはちゃんと着といた方がいいと思う。この時期は体調に気をつけながらも、自分が楽しいと思える制服ライフ、ちょっと楽しんで」
葉菜「はい」
こもり校長「ありがとな!」
COCO教頭「バイバイ!」
葉菜「ありがとうございました」
♪ NEO KAWAII, K? / CHAI
こもり校長「俺は今、言葉を失ってしまってる(笑)」
COCO教頭「(笑) くるぶしソックスディベートに関してね」
こもり校長「でも、それが今のカワイイなんだから、いいんだけどね。だって私の親世代がルーズソックスを私が履いてた時、誰も理解してなかったもん」
こもり校長「たぶんそういうことなんだよね。だからこれは否定ものではないんだよ。勉強になるね」
COCO教頭「新たな価値観を知っていくのは大事だから」
こもり校長「そうだね。みんなに今、俺は教えてもらってる。今日、俺すごくおじさんだけど大丈夫かな」
COCO教頭「(笑) そんなことないよ。ちゃんと10代のカリスマだよ」
こもり校長「ホントに?」
コウ 群馬県 17歳
コウ「お久しぶりです」
こもり校長「お久しぶり。だいぶお久しぶりだよね? 中学から高校に変わってるよね?」
コウ「でも、1回マッシュルで」
こもり校長「マッシブ?」
コウ「“Do you know マッシュル?”って」
こもり校長「あぁ〜!(笑)」
COCO教頭「何なに? ちょ、校長立ち上がってどこ行く?」
こもり校長「懐かしい! やったわ! そうだ、その時だ!」
コウ「校長、ちょっと(笑)」
こもり校長「ごめん、忘れてた(笑) 俺が教頭の時ぐらいにも話したよね?」
コウ「話しました」
こもり校長「そうだよね。そっちの方を覚えちゃってて」
コウ「(笑)」
こもり校長「その時、中2じゃなかったか?」
コウ「中2でした」
こもり校長「そうだよね。そっちの印象があるから、高校になったなと思ったけど、すっげーくだらない方で会ってたんだな」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「“Do you know マッシュル?”みたいのがあったの。『マッシュル』って漫画がって話で」
COCO教頭「コウは私は初めましてだよね?」
コウ「いや、マッシュルの件で」
こもり校長「だから、マッシュルで教頭もいるのよ」
COCO教頭「ちょっと待って。マジで?」
こもり校長「だから、そのくだらないやつをやったんだって。『マッシュル』って漫画を知ってる俺を知らない教頭で、do you know〇〇みたいなので、話したんだって」
COCO教頭「マジか。マッシュルで?」
コウ「はい」
こもり校長「で、マッシュルの漫画の話をしたんだよね?」
コウ「そうです」
COCO教頭「ホントごめん」
コウ「全然問題ないです。しょうがないです」
こもり校長「ごめん。しょうがないですの一言で非常にグッときちゃった。2人してごめん」
COCO教頭「ホントにごめん」
コウ「いや、大丈夫です」
こもり校長「だぁ〜、ごめん! でも、言ってくれたら覚えてた(笑) ごめん、話を戻していい?(笑)」
コウ「はい(笑)」
こもり校長「制服のこだわり聞いていい?」
コウ「自分は今、体が女子なんですけど、学ラン着て学校行ってます」
COCO教頭「いいね。格好じゃん」
こもり校長「学ラン着て学校か。いいね」
コウ「ありがとうございます(笑)」
こもり校長「ごめんね、俺の知識がないからなんだけど、学ランになるとさ、何が変わるの? 俺がブレザーしか着たことがないから。学ランって第二ボタンとかそういうやつだよね。金ボタンもそうだよね。それに何をこだわりを持って着てるの?」
コウ「男子って肩幅があるじゃないですか。それを当たり前として作られてる学生服を女子の自分が着てるので、圧倒的に肩幅が足りなくて、不自然な感じに今までなっちゃってて」
こもり校長「肩回りとかアームホールあたりがちょっとベコっとへこんじゃうみたいな?」
コウ「そうですね」
こもり校長「なるほどね。そこの不自然さみたいな。それで、そこの不自然さをどうやって解消したの?」
コウ「解消しようと思ったことが何回かあって、筋トレしたり、プロテイン飲んで肩周りを」
COCO教頭「どうだった?」
コウ「あ、全然ダメでした」
こもり校長「うまくいかずか」
コウ「はい。で、肩パットとか入れてみたりしたんですけど、もっと不自然になっちゃって」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「そうだよな。学ランに肩はちょっと張りすぎちゃうんだよな」
コウ「はい(笑)」
COCO教頭「それは違和感だな。じゃ、今はどうしてるの?」
こもり校長「フィックスしてないってこと?」
COCO教頭「パカパカのまんま?」
コウ「パカパカのまんまです、ずっと」
こもり校長「じゃ、逆に今はどう着こなしてるの?」
コウ「今はシャツの下に黒のタートルネック着て、学ランを着て、第一ボタンを外すっていう」
こもり校長「なるほどね。ちょっとだけ厚みを出して首元を緩めることによって、ちょっとドロップショルダー的な感じで着てるってことか」
コウ「そんな感じです」
COCO教頭「いいね。そもそも学ランの下は何を着てもいいって校則なの?」
コウ「大丈夫です」
COCO教頭「いいね。じゃ、いい案を生み出したね」
こもり校長「これから自分の理想にどんどん近づいてくると思うんだけど、今着こなせてきてる感じになって、自分の中で変わったこととかあるの?」
コウ「ちょっとモテるようになったのと」
こもり校長「なんだよ。いいなぁ〜」
COCO教頭「めっちゃいいじゃん、しかもプラス、何かある?」
コウ「自分の性別の話になっちゃうんですけど、ちょっと性別に違和感を抱えて苦しかったのが、だいぶ楽になって。で…あ、すごく重くなるなって」
こもり校長「いいよ。コウが話してくれるんだったら話して」
コウ「ずっと悩んで女子の制服を着てきて、急に鬱病と不安障害になって学校に行けなくなっちゃって。“あ、終わった”って思ってたら。学校の先生が話をしに来てくれて、“ホントは女子の制服がつらいんじゃないか?”って言われて。それで変わったので、だいぶ学校生活が楽しくなったなって印象があります」
こもり校長「そうか。自分の中で着たいものだったりとか、なんとなく周りと合わせてた感じにすごく違和感を持ってたんだな」
コウ「そうですね」
こもり校長「最初、先生にその学ランとか来てみるって選択肢をもらった時はどうだったの?」
コウ「割と学校側もスムーズに動いてくれたり、自分の親も“いいじゃん!”って感じで、特に何の障害もなく」
こもり校長「なるほどね。コウ自身もその選択肢があるっていうだけで、やっぱり気持ちも少しは楽になった部分もあったの?」
コウ「だいぶ楽でした」
こもり校長「じゃあ今、ちょっとずつ学ランを着ていく中で、さっき言ったみたいに、肩幅があんまり合わないなとか、ちょっとここぶかぶかだから何かなって思うけど、日々新しい発見で、さっき言ったみたいに、タートルネックを着てみたらちょっと胸板もぴったりするんじゃないかとか、“新しい”というか自分にしっくりくるところをどんどん見つけられていってるのは、今、すごく気持ちいい状態にあるんじゃない?」
コウ「そうです。割といい状態です」
こもり校長「いいね! しかも、プラスちょっと?」
コウ「モテてます(笑)」
こもり校長「おい〜!」
COCO教頭「一番いいやん」
コウ「男子も女子も両方モテます」
こもり校長「おい〜!」
COCO教頭「最高やん」
コウ「(笑)」
COCO教頭「同じような想いを持ってる生徒達にもオススメできる?」
コウ「たぶん、学ランを着ることで救われる子もいると思うけど、絶対に自分が傷つくから。だから、ちょっと現状に今傷ついてないのであれば、傷つく道は歩まなくてもいいのかなって自分は思っちゃいます。だから、これ着てみなよとかオススメはできない」
COCO教頭「コウは悩んだことがあるから、軽々しく言えないってことだよね」
コウ「そうです」
こもり校長「でも、だからこそ自分からの口で“いいよ!”っていうわけではないけど、今の自分の感じは、その選択肢がなかった時より前を向けている状態ではあるってことだよね」
コウ「そうですね」
こもり校長「だから、さっきコウが言ってくれたみたいに、こだわりがどんどんここから増えていくと思うんだ。来年とかも。もっとこうしたい、ああしたいって」
コウ「はい」
こもり校長「でも、それでどんどん制服がフィットしていくのと共に、コウの気持ちも違うところにフィットしていくことになると思うから、それら全部が全部、不安なものへのことではなく、何事にも当てはまることだと思うからさ。勉強が上手くいかなくて、自分の好きなスポーツに巡り合えなくて、好きな友達と出会えなくて…みたいな、そういうフィットしていないことを、たぶん、他の悩みを抱えてる子たちも、コウがそうやってどんどんフィットしていくのを見ることによって、“違う角度からフィットするところってあるんだな”って思うこともきっとあるだろうから、コウのこだわりが誰かのきっかけにもきっとなると思うし。もっとこだわりが出たら教えてよ」
コウ「はい」
こもり校長「結局何が一番しっくりきたかとか教えてくれない?」
コウ「分かりました(笑)」
こもり校長「で、一番モテた格好は何だったのかも教えてくれない?」
コウ「はい(笑)」
COCO教頭「みんなそれ一番気になってるから」
こもり校長「もしかしたら、タートルネックじゃなくて、ヒートテック二枚の方が急にモテるとか(笑)」
コウ「一番モテる格好あるんですよ(笑)」
こもり校長「もう出てるの? それだけ教えて」
コウ「学ランの下にパーカー着るんですけど、パーカーと体の部分の色が違うパーカーがあって、めっちゃモテますよ(笑)」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
こもり校長「俺も今日、パーカー着てる(笑)」
COCO教頭「黒パーカー着てる(笑)」
こもり校長「また何かこだわり見つかったら教えて。制服ライフ楽しんでね!」
コウ「はい、ありがとうございました」
♪ 迷えば尊し / 新しい学校のリーダーズ
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、下校の時間ですよ。
制服というものは、俺の中では1個のルールのようなものだと思う。でも、これって、社会の中でも“こうやってしましょう”ってルールあるじゃん。でも、これに1から10まで則る必要ってなくて。でも、はみ出しちゃ絶対ダメ。その中でどうやってくぐり抜けていくか。何%で自分は生きていくか。そういうものを決めるための、“自分ってどうやってフィットしていくんだろう”って決めるためのものだと思うから、みんなのこだわりが、絶対に、これから先の生きていく上での基準にもなっていくと思うから、どんどんこだわりは広げていってもらいたいし、強くしていってもらいたい。で、いつしかまた、くるぶしと第一ボタン案件に関しては、もう一夜設けようと思う」
COCO教頭「そうしよう(笑)」
こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
今日の黒板
今日の黒板はナシ!
こもり校長の放送後記
第一ボタンを閉めて
ハイソックスが俺は好き
COCO教頭の放送後記
誰に何を言われても
自分の「かわちい♡」を貫いてくれ!
聴取期限 2024年2月14日(水)PM 10:00 まで
Music 2024.2.7 PLAYLIST
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以前はハイソックスだったけど…今は“くるぶし丈”!?10代に聞く「制服のこだわり」
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。2月7日(水)は、『制服のこだわり』をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、今回の企画を説明する際に話していた制服のこだわりと、リスナーのメッセージで気づいた最近の着こなしの傾向についてのトークを紹介します。