今夜の授業は「Do you know Japanese Trend？」

『 トレンド 』

こもり校長「今夜はトレンドにまつわる授業をお届け！ SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です！」


♪ 最高到達点 / SEKAI NO OWARI


こもり校長「いや〜やっぱすごいね。うちの“世界始”の講師、SEKAI NO OWARI先生」

COCO教頭「はい」

こもり校長「これももう、言えば、今めちゃくちゃトレンドですから」

COCO教頭「トレンド」

こもり校長「トレンドですよ。やっぱり。今日は、トレンドの授業をやって行きますから」

COCO教頭「学んで行きますからね」

こもり校長「やっぱ教頭は、日本のトレンド全然知らないでしょ？」

COCO教頭「そんなことないです。知ってますよ」

こもり校長「今、ぶってるけど、じゃあさっき、ほんの10秒ぐらい前の話ですね。僕がセカオワ先生の話、“来ました！ トレンド！”って言った時に、あからさまに声震えて“おぉ〜…”って言ってましたもんね」

一同笑い

COCO教頭「『最高到達点』でしょ？」

こもり校長「うん。知ってる？」

COCO教頭「トレンド…ね。やっぱ今日は一緒に学んで行きますから」

こもり校長「おっと。やっぱちょっと知らないでしょ？ だと思ったよ。だってもう、先週のあれもひどかった」

COCO教頭「何よ？」

こもり校長「『私の地元に “アレ” がない!!!!!!!』の授業の時も。日本のトレンド全然知らない」

COCO教頭「あれは…トレンドじゃなくてさ、ローカルやん」

こもり校長「デニーズ」

COCO教頭「あ、黄色いとこでしょ？」

こもり校長「って言ってる時点でもうやばいじゃん。知らないでしょ？」

COCO教頭「あのね…いや…知ってた。結果、知ってたよ。結果、大阪の天王寺ってとこにもあった。だから知ってんの」

こもり校長「入って食べたことは？」

COCO教頭「それとはまた話が違うじゃん」

こもり校長「やっぱり違うじゃない」

COCO教頭「いやぁ〜、でも、まあまあ、今知ってます。“デニーズは黄色のところ”っていうのは学びました。日々勉強です」

こもり校長「だって、それこそ、天一とかもピンとこないぐらいでしょ？」

COCO教頭「天下一品でしょ？」

こもり校長「天下一品ラーメンは」

COCO教頭「はい。知ってますよ」

こもり校長「だって、話した時もね、こってりが売りのラーメンなのに、“何ベースの？”とか、わけわかんないこと言ってたもんね」

COCO教頭「違うやん。だからそれは、私は食べたことがないだけじゃないか」

こもり校長「いや。だってあれ、全部飲み切った後の、あの下になんて書いてあるかも知らないんでしょ？」

COCO教頭「“また、お越しくださいませ”」

こもり校長「“明日もお待ちしております”」

COCO教頭「くそっ！」

こもり校長「あと、あれだ。てんやも知らなかったね」

COCO教頭「あのう〜…なんすか？」

こもり校長「だってもう“なんすか？”って言ってるじゃない（笑）」

COCO教頭「エンヤ？」

こもり校長「てんや」

COCO教頭「あの、天ぷらの？」

こもり校長「あ〜、惜しい。それ、ほんとに知ったかぶったやつ。天丼屋さんです」

COCO教頭「惜しかったな〜。違うんすよ」

こもり校長「なになに？ 言いたいことがあるんだったら…」

COCO教頭「これやっぱ私はね、ドバイ長かったですから」

こもり校長「まあまあまあまあ」

COCO教頭「だって校長だってさ、ドバイのザーターダブユーゼイとか知らないっしょ？」

こもり校長「何？ だってもう俺、もう1回も言えないもん（笑）」

COCO教頭「ザーターダブユーゼイって知らないでしょ？」

こもり校長「ザーターダブユーゼイ？」

COCO教頭「だからまあ、デニーズ的なことよ」

こもり校長「あ〜、そういうことね。じゃあみんながたむろするような場所？」

COCO教頭「そうそう。なんかね、いい値段でレストランみたいな、アラビック料理が食べれるザーターダブユーゼイっていう」

こもり校長「が、ドバイのデニーズ？（笑）」

COCO教頭「ドバイのデニーズです（笑） はい」

こもり校長「それは知らんわ。でもよ。教頭は日本のトレンド知らない」

COCO教頭「決めつけやん。もう」

こもり校長「極めつけはあれです。先週の金曜日の授業です」

COCO教頭「え？（笑） なんか変なこと言った？」

こもり校長「これはもう職員会議に挙がるレベルです。生徒にアサイーボウルをお勧めするっていう…」

COCO教頭「あの、アイランドビンテージコーヒーのね（笑）」

こもり校長「そう。東京に修学旅行に来るって言う生徒がいて、で、“初めての東京だから、お勧めがわからないんで教えてください”、と。で、“お台場に行きます”って言った時に、真っ先に教頭がアサイーボウルを紹介するっていう」

COCO教頭「だってあれでしょ？ アサイーボウルとナタデココは、ずっとトレンドでしょ？」

こもり校長「違う。それは30代独身女性のトレンドです」

COCO教頭「別に“独身”つけなくていいじゃん」

こもり校長「おひとり様のトレンドだから」

一同笑い

COCO教頭「くっそぉ〜。まあ、コストコで買ったやつ、ずっと冷凍してる、みたいなね」

こもり校長「そうそうそう（笑）」

COCO教頭「くぅ〜…」

こもり校長「しかも、アサイーボウルかなんか紹介したらさ、“写真映えもするしね”みたいな（笑） ほんとにそれさ、30代女性のおひとり様の楽しみ方だから（笑）」

COCO教頭「やばいな。完全にシングルライフだったな」

こもり校長「そう。だから、今夜は、この授業やって行きます」

SCHOOL OF LOCK!今日の授業はこちら！
『Do you know Japanese　Trend？』

COCO教頭「腹立つな〜」

こもり校長「COCO教頭。あなたは日本の流行を知っていますか？」

COCO教頭「バカにすんなよ（笑）」

こもり校長「今夜はね、大阪生まれ、ドバイ育ちのCOCO教頭に、今、生徒の中で大流行のトレンドを教えて欲しいと思うわけ」

COCO教頭「それはありがたい」

こもり校長「で、まあ、例えばなんだけど。『五条悟』とか知ってる？」

COCO教頭「五条悟？ あ、あれでしょ…？ あの、声優さんでしょ？」

こもり校長「あ〜、なるほどね。声優さんね。で、どんなキャラというか、何役か？」

COCO教頭「それは、あれじゃないすか？ あの…ゾロ！」

一同笑い

COCO教頭「ゾロです（笑） 近いっしょ？」

こもり校長「戦う、という意味では近い。髪の毛、何色だったっけ？」

COCO教頭「緑」

こもり校長「違うんだよ。何が得意？ 特技があんのよ」

COCO教頭「特技？」

こもり校長「特技と言うか、まあ、特化したものがね」

COCO教頭「ツームストン・パイルドライバー」

こもり校長「そんな肉弾じゃないのよ」

COCO教頭「え〜…、わからんかも」

こもり校長「第2期始まりましたよね」

COCO教頭「第2期？ 五条悟？ え？ プロレスラー？」

こもり校長「もういいの？ 答え言うよ」

COCO教頭「ちょっと待って。ファイナルアンサー。五条悟、2期が始まりました。え〜…LDH」

こもり校長「全然違うんです」

COCO教頭「正解はなんすか？」

こもり校長「え〜 『呪術廻戦』というアニメに出てくる…」

COCO教頭「その名前は知ってますよ。『呪術廻戦』」

こもり校長「に、出てくる1番最強のキャラクターの名前です」

COCO教頭「くぅ〜…」

こもり校長「声優でもなんでもない」

COCO教頭「全然近くもなんともない（笑）」

こもり校長「そう。ゾロは集英社っていうだけ。括りとしては一緒」

COCO教頭「大きい括りね」

こもり校長「週刊少年ジャンプに掲載されているだけ」

COCO教頭「なるほどね〜」

こもり校長「だから今日は教頭がこんな感じだから。教え甲斐あるよ〜」


ここで10月からのFRIDAYに関するお知らせ！

こもり校長「10時8分頃から10時15分までの時間、新講師を迎えて受験生を応援する授業が期間限定でスタートします。さっそくだけども、授業名、言っちゃっていいですか？」

COCO教頭「お願いします」

こもり校長「授業名は！ 『ヨビノリLOCKS! supported by カロリーメイト！』！
『ヨビノリ』。聞いたことある生徒もいるんじゃないかな？ この『ヨビノリLOCKS!』を担当するのは、YouTubeの登録者数100万人以上、動画の総再生数28億回越え、“予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』”通称『ヨビノリ』でお馴染み、ヨビノリたくみ先生」

COCO教頭「めちゃめちゃ強力な講師じゃない。受験生のトレンドのど真ん中にいる人」

こもり校長「で、ヨビノリたくみ先生は、理数系問わずどんな質問にも答えてくれるので、受験で不安なことがある受験生のみんなは、ぜひ新授業『ヨビノリLOCKS!』にメッセージを送ってきて欲しい」

COCO教頭「しかも、メッセージが採用された生徒全員に、“ヨビノリたくみ先生の直筆メッセージ入りカロリーメイトスペシャルボックス”と音声メッセージのチェキ、プレゼントございます」

こもり校長「カロリーメイトさん、毎年、毎年、ありがとうございます。そして、今年も本当にありがとうございます。詳しくは、SCHOOL OF LOCK!の公式Xに投稿された内容をチェックしてみてください」


そして、ここでもう1つお知らせ！

こもり校長「未来の鍵を握るラジオの中の学校 SCHOOL OF LOCK!と、Sony Musicがタッグを組んで贈る10代限定の夏フェス『閃光ライオット』」

COCO教頭「8月7日(月)、Zepp DiverCity(TOKYO)で、『マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』ファイナルステージが開催され、総応募者数3,674組の中から選ばれた9組がライブパフォーマンスを披露しました」

こもり校長「みんなもご存知の通り、この『閃光ライオット』は、北海道・札幌発のバンド、でかくてまるい。が、見事グランプリを獲得したんだけど、なんと、この日の全9組のステージの様子を、本日から動画ポータルサイト『Travel TV』にて配信されることになった」

COCO教頭「会場で一部始終を目撃した人も、残念ながらその日会場に来れなかったよ〜 って人も、ぜひ映像でお楽しみください。『Travel TV』へは、SCHOOL OF LOCK!の番組サイトからアクセスしてください」

こもり校長「これもある意味、日本のトレンドだよね」

COCO教頭「出た。トレンド」


今晩のSCHOOL OF LOCK!は、こんな授業です！
『Do you know Japanese　Trend？』

COCO教頭「発音よくしてるな。寄せてんな」

こもり校長「COCO教頭。あなたは日本の流行を知っていますか？」

COCO教頭「すごくバカにされてる感じがするぅ〜」

こもり校長「今夜は大阪生まれドバイ育ちのCOCO教頭に、今、生徒の中で大流行のトレンドを教えてもらいたいと思う」

COCO教頭「ありがたい」

こもり校長「もしもし」

コウ★　群馬県　16歳。

こもり校長「16歳。学年は？」

コウ★「高校2年です」

COCO教頭「中2、高2は、Do what you want〜！」

コウ★「OK〜」

COCO教頭「ん〜、ジャパニーズトレンド」

こもり校長「さっそくだけど、COCO教頭、そして他の生徒に、今の日本のトレンドを教えてくれ」

コウ★「はい。Do you know 『マッシュル』？」

COCO教頭「マッシュル？ マッシュルはあれやん。あの…白いキノコやろ？」

コウ★「いや（笑） あの…えっと…（笑）」

COCO教頭「それおいしいですか？」

コウ★「Noです。おいしくないです」

COCO教頭「おいしくない？」

コウ★「食べられないです」

COCO教頭「食べられない？ マッシュル？ なんか新しいタイプの、えっと〜間取り」

コウ★「違います（笑）」

COCO教頭「遠くなった？」

コウ★「はい」

こもり校長「でも、新しいタイプみたいなところは？」

COCO教頭「どうですか？」

コウ★「そうです。新しい。最近です」

COCO教頭「え？ 最近？」

コウ★「最近ちょっと話題になりました」

COCO教頭「最近ちょっと話題になった？ え？ 新しいタイプの…え〜と…着圧ソックス」

コウ★「だいぶ離れました（笑）」

COCO教頭「だいぶ離れた？」

こもり校長「ちょっとそれ、30代、行っちゃったかもしんない（笑） 着圧ソックスは（笑）」

COCO教頭「えっ？ あれ…マッシュル？ あ、iPhone15？」

こもり校長「意味わかんないこと言ってる？（笑）」

コウ★「（笑）」

COCO教頭「あ〜わかんない〜」

コウ★「もしかしたら、校長はご存知かもしれないです」

こもり校長「Yes。Yes。Yes」

COCO教頭「ちょっと、ほんとにわかんない」

こもり校長「これ、じゃあちょっと生徒に聞こうかな？ コウ★、これ、答え教えてもらっていい？」

コウ★「漫画の『マッシュル』っていう漫画です」

COCO教頭「漫画か…」

コウ★「はい。最近、4月ぐらいにアニメ化しました」

COCO教頭「え〜じゃあめっちゃ最近だったんだ。え？ 校長は知ってるんですか？」

こもり校長「もち。これはあれだよな。ジャンプにも掲載されてた。集英社ですよ。だから、『ONE PIECE』、『呪術廻戦』、『マッシュル』と同じ仲間でね」

コウ★「はい」

COCO教頭「どういうお話なの？ 『マッシュル』」

コウ★「みんなが当たり前に魔法を使える世界で、魔法が使えない主人公のマッシュが筋肉でいろいろ解決してくって話です」

COCO教頭「マッシュは筋肉なんだ？（笑） 魔法使えないのね？」

コウ★「はい。使えないです」

こもり校長「でもこれが、なんかちょっと新感覚ギャグマンガみたいな感じなんだよね」

コウ★「そうなんです。はい」

COCO教頭「ギャグ？ ギャグ漫画？」

コウ★「ギャグ要素も、もちろんたくさんあって、ただ、そこの垣間見れるシリアスさとか」

COCO教頭「シリアスさもあるんや？」

コウ★「ちょっと奥深いところがほんとに好きで」

COCO教頭「そのさ、何？ この、仲間を大事にしていく感じの物語なの？」

コウ★「そうですね。主人公のマッシュが、かなり友達思いな性格で、素直な性格なので」

COCO教頭「なるほどね」

こもり校長「魔法学校の話なんだよね」

コウ★「はい。そうです」

COCO教頭「『魔法陣グルグル』とかじゃないんだね」

コウ★「（笑）」

COCO教頭「その世代じゃないんか？」

こもり校長「あ、ごめん。俺もわかんなかった」

COCO教頭「マジかよ（笑） じゃあ今『マッシュル』が1番トレンドな、マジックを使った漫画でいち押しなの？ マジック（笑）」

こもり校長「もう、ちょっと頼むぜ（笑） 教頭（笑）」

COCO教頭「マジックを使った…あれ…」

こもり校長「これさ、たしかにさ、今アニメもなって、たしか連載はもう一旦終わり切ってるっていうのもあるけど、周りではどう？ 流行ってる？ これ？」

コウ★「そうですね。自分が今、軽音楽部なんですけど、軽音学部の子たちに自分が普及をしまくって、みんなハマって、わ〜ってなってます（笑）」

COCO教頭「すごいね。じゃあコウ★の周りは、みんな知ってるんだな？ ハマってるんだな？」

コウ★「知ってます」

こもり校長「これさ、でもコウ★が周りに推し活みたいなことしたわけじゃない。みんなはどんなところがいいとか言ってるの？」

コウ★「キャラの中に『ドット・バレット』っていうキャラクターが出てるんですけど、もう私の友達はみんなドット推しで、とにかく顔面がいいっていう」

COCO教頭「ドット・バレット？」

こもり校長「ドット・バレットよ、たぶん。教頭。有名な…『マッシュル』ではもうお馴染みの」

COCO教頭「あれ…ドットパレット？」

コウ★「ドット・バレットです」

COCO教頭「あれだよね？ すっげえ可愛い子だよね」

コウ★「すごいイケメンです（笑）」

一同笑い

COCO教頭「ラスボス？ ラスボスでしょ？ イケメンの可愛いラスボスでしょ？」

コウ★「イケメンが嫌いなイケメンです」

COCO教頭「全然逆行ってんじゃん。あ、イケメンが嫌いなんだ？」

コウ★「はい」

COCO教頭「ドット・バレット？」

こもり校長「魔法学校の中に出てくる生徒だから、ほら、ちょっとこう意地悪…」

COCO教頭「意地悪しちゃうのか？ あの〜…なんかその、魔法使って、え〜い！ みたいな、しちゃうのか？」

コウ★「いや…ちょっと…どうでしょう？（笑）」

COCO教頭「あれでしょ？ 五条悟な存在だよね？」

コウ★「いや…」

COCO教頭「違う？（笑）」

こもり校長「どっちかって言うと、ドット・バレットって真逆じゃない？（笑）」

コウ★「どっちかって言うと真逆な位置にいます」

こもり校長「どっちかと言うと、魔法でも弱いもんね？」

コウ★「はい」

COCO教頭「何…？ じゃあ…ドット・バレットは何がすごいの？」

コウ★「漫画でも結構、覚醒するシーンがあったりとか。普段はなんかちょっとなよなよしてる感じなんですけど、急にかっこよくなったりとか。あと、アニメが、声優が江口拓也さんで、その影響もあって、結構人気のあるキャラクターです」

こもり校長「なるほどね。俺、アニメの方、全部追えてないけど、そうか、そこで声も相まって、ものすごくキャラの深みが出てるのか？ ちょっと2面性があるというか、なんかすごいなよなよ弱いキャラなんだけど、ちょっと芯があるような…」

コウ★「そうです」

こもり校長「バトルシーンとかになって窮地に追いやられても、そこの土壇場で燃え、発言する言葉とかが刺さるんだよね？」

コウ★「はい」

こもり校長「知ってんな〜、校長。さすがだな」

こもり校長「もちろんだよ。ありがとな。うちの教頭に今のトレンドを教えてくれて」

コウ★「とんでもないです」

COCO教頭「『マッシュル』ね」

コウ★「はい」

こもり校長「これからもさ、学校とかであった今楽しいこととか、友達と何を話したとか、また引き続き教えてよ」

コウ★「はい」

COCO教頭「うん。教えて」

コウ★「あの…ごめんなさい。ちょっとだけいいですか？」

こもり校長「うん」

コウ★「校長、自分のこと、覚えてますか？」

こもり校長「ついに中2から高2の掛け声、やったな」

コウ★「はい（笑）」

こもり校長「ついに飛び越えたな。そして、今は、軽音部にいるんだな？」

コウ★「はい。ちょっと膝の靭帯切ってしまって」

こもり校長「うわ…そんなことあったのか？」

COCO教頭「大丈夫か…？」

コウ★「空手が続けられなくなってしまって、軽音楽部に今はいます」

こもり校長「そうか。でも、そん中でもこうやって『マッシュル』繋がりで友達といろいろ話したりもしてるんだろ？」

コウ★「はい」

こもり校長「いや。よかったよ」

COCO教頭「コウ★と、昔、逆電？」

こもり校長「そう。3年前になるのか？」

COCO教頭「へぇ〜、そっから今の？」

こもり校長「そうだよ」

COCO教頭「すごいね」

こもり校長「あたジェネだからね。元。な」

コウ★「はい」

COCO教頭「あたジェネ？ 当たり前にジェネ？」

一同笑い

こもり校長「だから、他にもなんかあったこととかさ、何でもいいし、また違うトレンド出た時には、俺が知らない可能性もあるから、教えてね」

コウ★「はい」

こもり校長「ありがとね」

COCO教頭「ありがとう〜」

コウ★「はい。ありがとうございました！」

COCO教頭「バイバイ」


♪ Knock Out / 岡崎体育


こもり校長「どう？」

COCO教頭「『マッシュル』。覚えました」

こもり校長「でも、ごめんね。聞いてわかったと思うけど、『マッシュル』、単体では使えないからね（笑）」

COCO教頭「え？ 『マッシュル』。漫画です。食べ物ではないです。漫画です。覚えました」

こもり校長「今日ドバイから来ました（笑）」

COCO教頭「今、先程着きました。失礼いたしました」

こもり校長「いや。ちょっと今日いいね（笑） 生徒のみんな。今日これ楽しいぞ（笑）」

COCO教頭「みんなありがとね」


こもり校長「まだまだうちのドバイ育ちCOCO教頭に、トレンド教えてもらえます？ もしもし」

とめれん　長野県　16歳

RN とめれんは、2ヶ月前に誕生日をお祝いした生徒！

こもり校長「どうよ？ 16の2か月、楽しい感じになってる？」

とめれん「楽しくなってますよ」

こもり校長・COCO教頭「いいね」

とめれん「文化祭なんでね、それに向かってもう楽しみになってます」

こもり校長「いいね。しかも今日はトレンド教えてくれるのに立候補もしてくれるわけでしょ？」

とめれん「はい」

COCO教頭「頼りになる」

こもり校長「ほんとに頼りになるね。早速だけどいい？ うちの教頭、そして他の生徒に、今の日本のトレンド教えてくれ」

とめれん「Do you know アートレア？」

COCO教頭「アートレア…？ アートレアは…え〜と…生ものを使った芸術品。もう、お刺身とか限定」

こもり校長「レアって鮮度の事だと思ってます？ 今」

COCO教頭「えっ…？ もしくは…え〜…新しいお肉の焼き加減」

こもり校長「うわ。ちょっと今のは遠くなったな。とめれんな」

とめれん「ちょっと違いますよね。校長」

こもり校長「これはわかってもらいたいところだよな」

とめれん「ですよね。校長、出ましたか？」

こもり校長「俺、出てない」

とめれん「出てないですか？ 買ってます？」

COCO教頭「え？ 校長は…？」

こもり校長「出てないし、最近むいてない」

COCO教頭「出てない…？」

とめれん「あ〜、むいてないですか？」

こもり校長「ちょっと、俺ら喋りすぎなんじゃないか？ とめれん」

COCO教頭「ちょっと待って。わかったかもしらん」

こもり校長「何？」

COCO教頭「ポケモン」

とめれん「Oh！ Yes！」

こもり校長「でも、ポケモンの？」

COCO教頭「ポケモンの…え〜と、レアなキャラ」

こもり校長「あ〜、違う。違う。違う」

とめれん「ちょっと違う… 遠いな…」

COCO教頭「遠いんかい？ 遠いんか？ え？ ポケモンの…“むいてない”ってどういうことだ？ え〜と…」

こもり校長「ポケモン。むく」

COCO教頭「ポケモン限定の、なんか個包装のお菓子。どう？ 食べれる？」

とめれん「全然違いますよ。食べれませんよ」

COCO教頭「食べれない？ とめれん、食べれないの？」

とめれん「食べませんよ」

COCO教頭「え〜…」

こもり校長「食べないね」

COCO教頭「だってむいてないってそういうことか？ 向き不向き。わかったぞ。えっと、お前はポケモンに向いてないってことだ」

こもり校長「残念でした（笑） じゃあとめれん。アートレアを教えてやってくれよ」

とめれん「はい。アートレアは、ポケモンカードのことです」

COCO教頭「ポケモンカード？」

こもり校長「の、レアリティのことだよね？ アートレアっていうのは」

とめれん「はい」

COCO教頭「え？ レアリティ？」

こもり校長「そうそう。どんなものなのか、教えてあげて。とめれん」

とめれん「ポケモンカード、普通のカードは半分ぐらいがイラストなんすけど、アートレアは、全面が絵になっております」

COCO教頭「ほう。それってすごいことなの？」

とめれん「レアですよ」

COCO教頭「すごいレアなの？」

とめれん「はい」

こもり校長「もう激レアなのよ」

とめれん「ですよね」

COCO教頭「え？ とめれんさ、カードの全体にイラストがあるっていうことが、すごくレアってこと？」

とめれん「はい」

こもり校長「言えば、普通の絵柄のものを、イラストレーターさんが別の絵に描き換えているものなのよ。アートレアっていうもので。だから、同じポケモンだし、カードの中身、効果とか強さは一緒なんだけど、イラストが全く違うということで、すごく枚数が少なくてレアなの」

COCO教頭「つまりは、同じキャラだけど、イラストの…例えば、すごく普段と違う表情のポケモンを描いてる、みたいな」

こもり校長「Yes」

COCO教頭「はいはい。同じキャラだけどね」

とめれん「はい」

こもり校長「とめれんは、アートレアをトレンドだって言ってるってことは、結構買ってるの？」

とめれん「いや。そこまで買えてないんですけど、この間5パック買ったら（アートレアが）出ちゃったんですよ」

こもり校長「グラードン？」

とめれん「グラードンじゃないです。タマンタ出ました」

こもり校長「タマンタか」

COCO教頭「タマンタ？ 何？ 吉本興業の先輩の話？」

こもり校長「違います。芸人さんじゃないです」

COCO教頭「違う？」

こもり校長「出てくるポケモンのキャラクターよ」

COCO教頭「え…？ それを5パック買って…1パックに何枚入ってるの？」

とめれん「5枚ですね」

COCO教頭「じゃあ25枚買って、やっとアートレアが1個出てくるぐらいのレアさなの？」

とめれん「いや。たぶん1BOXで1枚出たらいいぐらいです」

こもり校長「な」

COCO教頭「1BOX？ 何？ 車、1BOXカー1台分？」

こもり校長「違うよ。1BOXは車種の名前じゃない」

COCO教頭「違うか？」

こもり校長「箱の中に入ってるわけですよ。BOXっていうのは、箱買いみたいなのすると、パックが何10枚も入ってるのがあって、その何10枚の中で1枚入ってりゃいいかな、みたいなぐらいだよね？」

とめれん「はい」

こもり校長「だから、この5パックで出てんのはすごい」

COCO教頭「じゃあ何？ ビックリマンチョコのキラキラのシールみたいなこと？」

こもり校長「Yes。世代を変えればわかるんだね。あなた。で、このアートレアっていうのは、そもそもがレアだから、売ったら結構高いわけ」

COCO教頭「あ、そうなの？」

こもり校長「そう。だから、なんか海外とかでは、エラーカードのアートレアとかで4億とかついてる」

COCO教頭「4億ペソ？」

こもり校長「ペソじゃないす。円です」

COCO教頭「4億円？」

こもり校長「4億3900万円とか」

COCO教頭「ごめんなさい。カード1枚を？」

こもり校長「ええ」

とめれん「1枚です」

COCO教頭「どういう世界？ そんなことある？」

こもり校長「が、起きんのよ」

COCO教頭「え？ じゃあこれ海外の人も狙ってんの？」

とめれん「はい」

COCO教頭「とめれん、すごいこと教えてくれてんじゃん」

こもり校長「そう。だから、とめれんのは、ちょっと、世界トレンドにまで影響するぐらいの」

COCO教頭「ジャパニーズトレンド、超えている？」

とめれん「ジャパニーズトレンド、超えましたね」

こもり校長「そうだよね」

COCO教頭「すげえな。とめれん」

こもり校長「これ結構、周りでもやっぱポケモンカードは流行ってる？」

とめれん「そうですね。集めたりしたり、“コンビニにパック売ってたよ”とか、連絡入ったりします」

こもり校長「このレベル。わかる？ コンビニにパックが売ってたら、友達から連絡来るレベルのトレンドよ」

COCO教頭「え？ そんなにみんな通って来てる道なの？ とめれん」

とめれん「基本みんな遊びますよね？ 校長」

こもり校長「間違いない」

COCO教頭「マジか？ このアートレアの情報、マジで初めて、私、今聞いてます」

こもり校長「そう。しかもカードも有名になってるからね。ポケモンカードの中でも、このアートレアっていうレアリティはやっぱトレンドですよ」

とめれん「ほんとですよ」

COCO教頭「ありがとう、とめれん。ちょっと、さっき4億の数字に、私まだビックリしてんの」

こもり校長「いや。それぐらいだからね」

とめれん「普通ですよ。だって、300万のカードが売られてる時代ですから」

COCO教頭「300万のカードが売られてる時代？ ポケモンカード？」

こもり校長「そうだよ」

とめれん「はい。1枚」

COCO教頭「夢あるな〜」

こもり校長「だから、とめれん。俺らもポケモンカードドリーム掴めるまで頑張ろうよ。俺もこれからまだ新弾むいてくつもりでいるから」

とめれん「むいてくつもりですか？」

こもり校長「だからちょっとなんか違うの出たらまた教えて？ 俺見てるから。で、いつか、戦おうね」

とめれん「はい」

COCO教頭「いいな。盛り上がってるな」

こもり校長「ありがとね。トレンド、教えてくれて」

COCO教頭「ありがとう」

とめれん「は〜い」

こもり校長「じゃね〜」

とめれん「バイバ〜イ」

COCO教頭「バイバ〜イ」


こもり校長「すごくない？」

COCO教頭「いろいろ、私の頭の中の想像の範疇を超える答えがいっぱい返って来た」

こもり校長「でしょ？ このアートレア…だからさっきで言うチョコシールの色違いみたいなものが、もう何十万とかで出てくるわけ」

COCO教頭「それさ、どこでみんなやり取りして売るわけ？」

こもり校長「カード、それはもう、秋葉原とか…」

COCO教頭「そういうところで？」

こもり校長「もう高価がつきすぎて、価値が“カードで使わないでください”とか運営が言うぐらい。もう、“それ紛失した時にこちら責任とれないんで、そのカードはもうやめてください”とか」

COCO教頭「お断りされるレベルなんだ？」

こもり校長「大会で使わないでください、とか」

COCO教頭「くわ…」

こもり校長「すごいことになってるんです。トレンドっていうのはね」

COCO教頭「ほんとにありがとね。教えてくれて」




こもり校長「“ひき肉です”は、どうですか？」

COCO教頭「それ、こもり校長が全力でやってるのは見ましたよ。私（笑） 鬼全力（笑）」

こもり校長「それだけ…俺、ほんとなかったことにしたいの」

COCO教頭「いやもうね、TikTokで開けた瞬間流れて来たから、びびったよね」

こもり校長「恥ずかしい…」

COCO教頭「（笑）」

こもり校長「俺はやっちゃったね」

COCO教頭「しかもやっぱエンターテイナーだよね。全力だったね」

こもり校長「しかもさ、俺何を思ってるかってさ、全員分のやってさ、俺が“ひき肉です”やってたっていうところね」

COCO教頭「あたり強いよね」

こもり校長「ただ、“ひき肉です”、知ってる、知ってる、言ってるけど、“ひき肉です”のグループ名は？」

COCO教頭「ひき肉…ミスターひき肉」

こもり校長「あ〜…、あんた、ほんとにそれダメよ」

COCO教頭「え？ あれ、なんか6人ぐらいいるじゃん」

こもり校長「そうね」

COCO教頭「だよね」

こもり校長「仲間でやってるから」

COCO教頭「仲間でやってるよね」

こもり校長「ってことはさ。じゃあ」

COCO教頭「え〜と…ミートショップ」

こもり校長「ひどいね（笑） それはマジで、ほんと超スーパー激にわか」

COCO教頭「マジ？」

こもり校長「超、ただの知ったかぶりだよ。教頭の役職で、超ハズい。グループ名というか。“ひき肉です”は、メンバー」

COCO教頭「はい。わかりました」

こもり校長「どうぞ」

COCO教頭「YouTuber！」

こもり校長「バカ言ってる。それは広すぎる。さすがに。それはダメよ。それは広すぎる」

COCO教頭「広かったか？」

こもり校長「『ちょんまげ小僧』です」

COCO教頭「『ちょんまげ小僧』って言うの？」

こもり校長「あれは、『ちょんまげ小僧』っていうYouTuberの名前があって。だからまあ、『コムドット』みたいなもん」

COCO教頭「はいはいはい」

こもり校長「が、『ちょんまげ小僧』の“ひき肉です”」

COCO教頭「メンバーの名前が“ひき肉”くんってことなんだね」

こもり校長「そう。メンバーの名前がひき肉くん」

COCO教頭「わかりました。ちょっとにわかだったな…」

こもり校長「激にわかよ」

COCO教頭「教頭としてはダメだ」

こもり校長「じゃあ、なんかその流れで言ったら、“へずまりゅう”とかは、知ってるわけでしょ？」

COCO教頭「へずまりゅう？ へずまりゅうは、あれでしょ？ あの…いかつめのDJでしょ？」

こもり校長「あ〜」

COCO教頭「ラッパーでしょ？」

こもり校長「めちゃくちゃ知らないね」

COCO教頭「へずまりゅうでしょ？ “DJへずまりゅう〜”みたいな。ラッパーみたいな」

こもり校長「違うね」

COCO教頭「え〜…なんか強そうなんだよ。この“りゅう”っていう名前が」

こもり校長「そうね。強いね」

COCO教頭「え〜と…あ、BREAKING DOWNの人」

こもり校長「出ててもおかしくぐらい。出てたか？へずまりゅう。出てたわ。そうだわ」

COCO教頭「え〜…力士」

こもり校長「違う違う。近いっちゃ近い」

COCO教頭「待って待って。え？ へずまりゅう…格闘家」

こもり校長「違う」

COCO教頭「遠い？」

こもり校長「遠い」

COCO教頭「マジ？ なんか…ラーメン」

こもり校長「意味わかんないね」

COCO教頭「ラーメン屋のなんか」

こもり校長「その流れでめちゃくちゃ意味わかんないじゃん」

COCO教頭「なんかあの、二郎系ラーメンの作ってる人。へずまりゅうラーメンだ、みたいな（笑）」

こもり校長「違うよ。これもYouTuberですね。一応ね」

COCO教頭「YouTuber？」

こもり校長「突系になんのかな？ 突系YouTuber」

COCO教頭「突系って…？ 突撃系ってこと？」

こもり校長「あ、そうそう」

COCO教頭「あぶね〜」

こもり校長「あぶね〜、っていうか、もうアウトだけどね」

COCO教頭「知らなかったな…」

こもり校長「ダメですよ。だからもう、これは生徒のみんな頼む。ちょっと今生徒の中で大流行のトレンドを教えてもらいたい」

COCO教頭「私に知識をくれ」

こもり校長「行くよ。もしもし！」

カアイ　千葉県　20歳

こもり校長「さっそくなんだけど、COCO教頭と他の生徒に、今の日本のトレンド教えてくれよ」

カアイ「わかりました。Do you know BeReal？」

COCO教頭「あれでしょ？ あの…浜崎あゆみ先生のニューシングルでしょ？」

カアイ「えっ？（笑） 違います（笑）」

COCO教頭「違う？ あ、BE:FIRST先生の弟分」

カアイ「違います」

こもり校長「第2のオーディションやってないのよ」

COCO教頭「やってない？ 2期生じゃないの？」

こもり校長「やってない。2期生じゃないのよ」

COCO教頭「わかった。BeRealでしょ？ 新しいメイク法」

カアイ「違います（笑）」

こもり校長「あら〜残念、違うね」

COCO教頭「“リアルになる”ってことでしょ？」

カアイ「おっ。はい」

COCO教頭「だから… あ、自分の…自分を、なんか、アクスタとか作れるところ」

カアイ「違います」

COCO教頭「そしてリアルじゃね〜か？」

こもり校長「そうなんよな。惜しくもない？」

カアイ「惜しくもないです」

COCO教頭「惜しくもないんだ？ えっ？ “リアルになる”でしょ？ え〜っと…あっ、誕生日ケーキとか自分の顔で作れるやつ」

カアイ「違います」

COCO教頭「校長は知ってるんですか？」

こもり校長「いや。ちょっと1回聞かせてもらおうよ。カアイの『BeReal』って何？」

カアイ「SNSの最新のアプリです」

COCO教頭「『インスタ』、『TikTok』、『BeReal』みたいなこと？」

カアイ「もう若者の中では」

COCO教頭「知らないよ…」

こもり校長「やっぱ、今の新しいSNS、もう知らない？」

COCO教頭「知らないよ。待って。校長は知ってんの？」

こもり校長「俺ね、ビックリすること言っていい？ 俺知らないんだよね」

COCO教頭「今どの顔で言ってた？」

こもり校長「俺も、よく質問出来たな、と思ってたよ」

COCO教頭「すごいな」

こもり校長「さっきの教頭のところで、“いや、違うね。惜しい”みたいな。よく言えたよね。俺が1番、ドキドキしてた」

カアイ「（笑）」

COCO教頭「知らんのかい！」

こもり校長「俺もこれ、全く知らない。何、これ？ ほんと流行ってんの？｣

カアイ「これは、1日に不定期で通知が来るんですよ。必ず、1日に1回通知が来て」

COCO教頭「アプリから？ BeRealから？」

カアイ「アプリ。BeRealから来て、“2分以内に写真を撮ろう”っていうアプリなんですよ」

COCO教頭「ほう」

こもり校長「2分以内に撮らなかったら、どうなっちゃうの？」

COCO教頭「それな」

カアイ「2分以内に撮らなかったら、フォロワーの撮った写真が見れなかったり、ボーナスショットがもらえなくなったりします（笑）」

COCO教頭「そのさ、2分以内に撮るじゃん。撮った時点でアップされたりすんの？」

カアイ「あ、もう。はい」

COCO教頭「自動的に？」

カアイ「はい」

COCO教頭「それは、2分間しか提示されないの？」

カアイ「次の通知が来るまでは」

こもり校長「インスタのストーリーみたいなもんだ？」

カアイ「まあ…そんな感じですね」

こもり校長「ごめんな。知らないから、SNSを違うSNSでたとえるという…」

COCO教頭「よくわかんないことになってる？」

こもり校長「これさ、でも、いつ来るかわからないの？」

カアイ「いつ来るかわかんないんですよ」

COCO教頭「じゃあ、寝てる時来たらどうするん？」

カアイ「寝てる時来たら、もうアウトです。あ、今日は…みたいな感じ」

こもり校長「そうすると、フォローしてる、一緒に遊んでる友達のも見れないってことでしょ？」

カアイ「でも、遅れてからでも、一応投稿は出来るんですよ。だけど、その時間通りに投稿すると、なんかプラスで2枚撮らせてくれて、遅れてだと1枚だけ、みたいな」

COCO教頭「でもさ、すごい顔がまだ出来上がってない時の可能性もあるわけやん。朝、寝起きで、パンパンの、みたいな」

カアイ「そうなんですよ（笑） しかも、なんか外カメと内カメ、両方撮らなきゃいけなくて」

こもり校長「何それ？ 何それ？ やばくない？」

COCO教頭「外カメ、むずない？」

カアイ「だからもう、自分が見てる景色と、それを見てる自分の顔、みたいな」

こもり校長「自分ってことね？」

カアイ「だから、『BeReal』です。リアルです」

こもり校長「“今のリアルを”ってことね」

カアイ「リアルをお届けします」

COCO教頭「そういう意味か」

こもり校長「これさ、ぶっちゃけ、周りでやってる人、どれぐらいいんの？」

カアイ「結構いますよ。大学通ってるんですけど、大学の授業中とかに、ピロ〜ンって通知来ると、みんなスマホ取り出して、パシャパシャやり出すんですよ」

COCO教頭「ちゃんと授業受けなさい。ってなるよ」

カアイ「マジでおもろいです」

COCO教頭「その、授業中の風景とかも撮ったりすんの？」

カアイ「そうです」

COCO教頭「リアル〜」

こもり校長「何がおもろいの？」

カアイ「なんか、だからもう、友達のリアルを見れるし、あと、来た時に“BeReal来た”って言って、2分以内に急いで撮るのがおもろいです」

こもり校長「すごいよ。今、廊下でDa~ (だ〜)がね、“加工も出来ないから、今の自分の状況をあげるんだよね(外カメと内カメで)”」

カアイ「そうそう」

COCO教頭「私からしたら地獄」

こもり校長「ノー加工だから」

COCO教頭「地獄。ほんとに。寝起きパンパンのやつとか送らなきゃいけないってことでしょ？」

カアイ「あ、そうです」

こもり校長「でも、なんか、友達とそういうフォローみたいなのがあるってこと？」

カアイ「そうです」

COCO教頭「カアイは何人ぐらいフォロワーいんの？」

カアイ「30人ぐらいですかね」

こもり校長「まあまあいるな。30人」

カアイ「30人に、寝起きみたいなのを晒す（笑）」

COCO教頭「晒さなきゃいけないんだ？」

こもり校長「寝る前もあるわけでしょ？」

カアイ「寝る前もあるわけです。だから、“もうメイク落としちゃったよ”みたいな日に来たり、あと、午前中は、日中はずっと友達と遊んでたのに午後来ちゃったから、友達と写真撮れなかった、みたいな日もあったり」

COCO教頭「なるほどね。でも、あれなのかな？ やっぱ、等身大のリアルなみんなを知れる、ってのが、いいのかな？」

カアイ「そうですね」

こもり校長「教頭、BeReal始める？」

COCO教頭「誰が、寝起きのパンパンの顔、見たいねん」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK! COCO教頭、オフィシャル（笑）」

COCO教頭「やめて（笑） ほんとにやめて（笑）」

こもり校長「でもこれは、聞く限り、流行ってるっぽいな」

COCO教頭「マジか」

カアイ「結構」

こもり校長「これは俺らが勉強しないとだな」

COCO教頭「ね。ちょっと完全についてってなかったね」

こもり校長「これはごめんなさい。ほんとに勉強不足でした」

カアイ「ぜひ、お2人で初めてください」

こもり校長「えっと…遠慮さして頂きます。でも、教頭が？ 何？ 始める？」

COCO教頭「一言も言ってねぇ」

こもり校長「言ってないだけでしょ？」

カアイ「思ってる？」

COCO教頭「違う違う違う。心の声、うち、すぐ出るタイプだから…」

こもり校長「ってことは？ もうすぐ出るってことか？」

COCO教頭「いやいや。職員もね、見んのやめて欲しい」

こもり校長「やりま…？」

COCO教頭「せん！ これね、ほんと加工なしっていうのが、やっぱね、フォロワーが減るから（笑）」

こもり校長「SNSを主戦場にしてますからね（笑）」

COCO教頭「そうなのよ（笑） でも、カアイ、教えてくれてありがとう」

こもり校長「これはちょっと、勉強しますわ。マジでありがとう」

カアイ「はい」

こもり校長「じゃあBeReal楽しんでね」

カアイ「はい。楽しみます」


♪ ETA / NewJeans


COCO教頭「恐ろしいアプリだよ」

こもり校長「いやでもさ、俺何がすごいかって、やっぱ今ね、瞬時に廊下覗いて来たんだけど、やっぱみんな知ってるわ」

COCO教頭「BeReal？ いやでもね、BeRealはね、やっぱちょっと使える年齢決まってると思う。37の寝起き…」

こもり校長「ちょっと、“BeReal”過ぎる？」

COCO教頭「うまいね（笑）」




COCO教頭「マジ？ 依存症になるぐらいたまってるんだ」

こもり校長「でもさ、“やっぱりアプリだったら”。“やっぱり”って言うんだよ」




こもり校長「同時パシャなのかな？」

COCO教頭「そういうことじゃん？」

こもり校長「それ、普通のカメラでも欲しい機能だね」

COCO教頭「たしかにね。内も外も使えるってね」




こもり校長「だってこれが23時45分だから」

COCO教頭「2分前に来て…」

こもり校長「ね。ついさっき通知だから、ほんと寝る前通知あるよ」

COCO教頭「怖ぇ…。私はちょっと出来ないけど、ほんとに教えてくれてありがとね」

今日の黒板

『 10代のカリスマ 』

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!っていうのは、代々…もう先代からです。先代から続く、校長、教頭になったら、自称『10代のカリスマ』と名乗ってもいいという特権がついてくるわけ。で、俺はちょっとその特権に甘えてた部分も正直あるな、と。“俺、自称10代のカリスマだから”。言ってた。
実際、中身どうですか？ あなたもです。今、さも校長の黒板聞いて、“うん”みたいなこと言うあなたも、10代のカリスマを名乗ってましたけど、実際、中開けたらどうですか？ だからちょっと、ここで改めて、名前だけの『自称10代のカリスマ』にならないように、我々SCHOOL OF LOCK! 改めて気を引き締めて参ります」



♪ SPECIALZ ／ King Gnu


こもり校長「もうやっぱこれよ。今日は最後、エンディングはもちろんこの曲です。先程、勉強しました。五条悟出演、『呪術廻戦』、曲になっております。King Gnu先生」

COCO教頭「『PECIALZ』は、聴いたことあった。でもこれが、呪術廻戦の曲だとは、知らなかった」

こもり校長「そうか」

COCO教頭「五条悟先生ね」

こもり校長「そうだよ。で、やっぱ、今日。ここで俺らが生放送授業できるというのに意味があって、この話ができるということに意味があるわけですよ。今日の週刊少年ジャンプ、『呪術廻戦』、わかる生徒には大変なことになってました。だから、“校長、よく喋りましたね”、で、“教頭先生、よくそんな感じで喋りましたね”、と」

COCO教頭「両方の意見、あるね（笑）」

こもり校長「すごかったよな。生徒のみんな、来週も楽しみだな」


こもり校長「さあ、そういうことで、SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校！」

COCO教頭「起立！」

こもり校長「さあ、生徒のみんな、全員立って」

COCO教頭「礼！」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

Music 2023.9.25 PLAYLIST

「声優さんの名前？」「プロレスラー？」“五条悟”って知ってる？日本のトレンドを知ろう！

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」（月曜〜木曜 22:00〜23:55／金曜 22:00〜22:55）。9月25日（月）は、「Do you know Japanese Trend?」をテーマに放送。元外資系航空会社のCAで海外生活の長いパーソナリティのCOCO教頭に、パーソナリティのこもり校長（小森隼／GENERATIONS from EXILE TRIBE）とリスナーが日本で流行っているものを紹介しました。

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