今夜の授業テーマは『伝えられない…相談室』

SOL!

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聴取期限 2024年3月21日(木)PM 10:00 まで

今夜の授業テーマは『伝えられない…相談室』


こもり校長「3月ももう半ばだね。昨日は『春から、リトライ』って授業をやって、超ときめき♡宣伝部から杏ジュリア先生小泉遥香先生、そして吉川ひより先生が来てくれて授業を届けてくれたんだけど、あと半月で新学期が始まるわけよ。で、新学期になるとクラス替えやら、大学や専門学校への進学やら、就職やら、上京やら、環境がガラッと変わるわけだよね」

COCO教頭「そうね。みんなドキドキとかソワソワする時期だよね」

こもり校長「そんな時期だとは思うんだけど、環境が変わるからこそ最後に伝えたいこともあると思うの。で、例えば何か好きな人に好きだとか、お世話になった人にありがとうとか、1年間を振り返ってみて、ずっと言いたかったけど言えなかったなみたいなこともあると思うの」

COCO教頭「なかなか気持ちを伝えるって難しいしね」

こもり校長「例えば、友達から頼まれたことを一度も断れない自分がいて、本当は断りたかったとか、いじられることが多くて嫌だったけど黙ってたとか、友達とケンカしたままでごめんなさいが言えてないとか、そういう伝えられないもあるなと思ってて」

COCO教頭「そうか。今その後悔してるから次の環境で後悔したくないって生徒も少なからずいると思うよ」

こもり校長「で、ケンカしちゃった友達とクラス替えの前には仲直りできたらしたいだろうし、接点ないときっかけないし、みたいな。地元から離れるからなおさらさぁみたいな」

COCO教頭「離れる前にしておきたいね」

こもり校長「些細なことで友達を傷つけたことを気にしてて、でも相手はあまり気にしてなさそうだけど、自分の中では引っかかってるみたいなパターンもあるかもしれないし。今日の黒板は今夜の授業テーマです」

SOL!


『 伝えられない相談室 』

こもり校長「今、伝えたい言葉があるのに伝えることができない。今夜はそんな君のことを全力で後押ししていこうと思う」

COCO教頭「伝えられない言葉であれば、どんなことでもOKってことですね」

こもり校長「大丈夫! 今夜は授業に参加したいよという生徒、伝えたい言葉と伝えられない理由を『学校掲示板』に書き込んでほしい。今日みんなの相談にのっていきたいんだけど、今伝えたいって生徒がすでにいるのよ。これまで伝えられなかった言葉を伝えたい。で、今、逆電をつないで伝えたいという想いがあるから、それを伝えてもらおうと思ってる。しかも、伝えたい相手が今、このSCHOOL OF LOCK!を聴いてるらしいの」

COCO教頭「激アツ案件じゃないですか」

こもり校長「そうなんです」

涙はアート 東京都 18歳?

こもり校長「学年は?」

涙はアート「高3です」

こもり校長「今伝えたい言葉があるの?」

涙はアート「はい。一緒にダンスをやってる仲間に伝えたいことがあります」

こもり校長「その一緒にやっているダンスやっている仲間は、どんな仲間なの?」

涙はアート「チームの中の一番年下のメンバーです。僕が年上で」

こもり校長「それは何かそういうチームに入ってるの? それとも学校の部活?」

涙はアート「チームです。ダンスチームを」

こもり校長「ダンスチームを組んでて、そこの一番下の子に伝えたい?」

涙はアート「はい、そうです」

COCO教頭「チームはちなみに何人なの?」

涙はアート「7人組です」

こもり校長「なんで今このタイミングで伝えたいんだろうか?」

涙はアート「今しか伝えられない言葉があるかなと思ったので、勇気を振り絞って応募してみました」

こもり校長「なかなか普段はその気持ちは伝えられないの?」

涙はアート「はい!」

こもり校長「で、その一番年下の子には、“今日ラジオ聴いて”って自分から伝えたの?」

涙はアート「伝えました」

こもり校長「じゃ、今聴いてくれてる可能性が高いと?」

涙はアート「はい、喋りながら聴いてるかもしれないです」

COCO教頭「ちなみに、そのダンスチームの名前は何なの?」

涙はアート「GENERATIONSです」

こもり校長「あ、そう!」

COCO教頭「一緒ね(笑)」

涙はアート「一緒とかじゃなくて、GENERATIONSです」

こもり校長「GENERATIONSなんだ」

<BGM ♪ チカラノカギリ / GENERATIONS from EXILE TRIBE>

こもり校長「なんか急にすごく汗かいてきたよ」

COCO教頭・涙はアート「(笑)」

涙はアート「18歳ではなく、29歳です」

こもり校長「あんた、もしかして今年30歳になるでしょ!」

涙はアート「フフ(笑) 白濱亜嵐です

こもり校長「我慢できなくなった時のフフがおかしいと思ってたよ」

COCO教頭・白濱先生「(笑)」

こもり校長「おかしいだろ。あんたはどうなってるんだよ(笑)」

白濱先生「涙はアートです」

こもり校長「あのね、君のラジオネームを元々聞いてたんだよ。全然違うラジオネームで来たからどうしようかなと思ったんだよ。あなたダンス部所属なんじゃないの」

COCO教頭「(笑)」

白濱先生「7人組でダンス部に入ってます」

こもり校長「ああそうか。なんだ? どうしたいの? 俺は分かんないぞ(笑)」

白濱先生「実は今日の授業のテーマが、伝えられない相談室ということで、4月からメンバーもそれぞれ新しい道に進みますし」

こもり校長「そうなの?(笑)」

白濱先生「いい機会だったので、お願いして電話させてもらいました!」

こもり校長「あ、そう。俺は何していいか分かんないよ。どうなってくかも分かんないよ(笑)」

COCO教頭「今、伝えたいことがあるんですもんね」

白濱先生「伝えたいことは本気で真面目に書いてきました」

こもり校長「あれ、ちょっと待って」

COCO教頭「お手紙スタイルですか」

こもり校長「これ真面目なの?(笑)」

白濱先生「はい。とても真面目です。なかなかこういう機会なので」

こもり校長「しんどいって(笑) そっか、じゃまぁまずは何か伝えたい想いがなかなか伝えられないということだから、ちゃんと直接今伝えてみようか?(笑)」

白濱先生「はい。僕もちょっと緊張しちゃって」


こもり校長へ

今日は普段決して口では言えないことを文章にまとめてきました。
毎日毎日メンバーが先に仕事を終えていく中や、ライブが終わり他のみんなが部屋で休む中、1人リモートでラジオの生放送に出演したり、地方ラジオ局まで行き、夜遅くまで頑張っている姿は僕たちにも届いているし、刺激にもなるし、あ、俺も頑張らなきゃなと思わされています。
そして、7年間続いたレギュラー番組が終わりとなった今、GENERATIONSにとって隼がどれだけ重要な存在だったのか分かってはいたものの、再確認させられています。
当たり前の存在は失うと分かってから気付くんですね。
特に僕達の心に残っているのは、Abema24時間テレビの時のラスト。
みんな心身共に疲弊している中、隼の喋りに胸を打たれ、今まで味わったことのない感覚を抱きながら、パフォーマンスをしたのを忘れられません。
あの時の隼から溢れる気持ちと熱量は本当にカッコ良かったし、誇らしかったです。
7年間、本当にありがとう。まだまだたくさん頼る場面もあると思うけど、ハチャメチャな6人をよろしく。
隼にしかできない事が見つかって、本当に嬉しいです。

白濱亜嵐



こもり校長「俺、GENERATIONS辞めないよ」

一同「(笑)」

こもり校長「今のこれ、はたから聴いてたら、“あ、俺、今日GENERATIONS辞める?”ぐらいの熱さだったけど(笑) ありがとうございます」

白濱先生「いや、でもこのタイミングで伝えなきゃなと思ったので」

こもり校長「あ、ホントですか。嬉しいですよ。急に出てきて、僕もちょっと言葉ベタなところがあるので、今何て言葉にしていいか分からないですけど、嬉しいです。ありがとうございます」

SOL!


白濱先生「はい。今回、僕がお願いして電話させてもらったと言いましたが、実はSCHOOL OF LOCK!さんご協力のもと、代表して僕が電話させていただきました」

こもり校長「あ、なるほどね!」

COCO教頭「そういうことだったんですよ」

こもり校長「ちょっとやめてよ〜」

白濱先生「まもなく卒業だし、隼に感謝を伝えたいなと思って、このような企画を贈らせていただきました」

こもり校長「なるほど」

COCO教頭「職員全員知ってました。知らなかったの、こもり校長だけです(笑)」

こもり校長「あ、そう。この後の収録は本当に収録だよね?」

COCO教頭「閃光? それはそう」

こもり校長「そうだよね。今日カメラがたくさんあるの。なんでかなと思ってたんだけど、あなるほどね。いやぁありがたい。こんなタイミングで伝えていただいて。一番なんか伝わるところで伝えてもらった感じがします」

白濱先生「そうですね。なかなか言う機会がなかったので、この機会で伝えられて良かったです」

こもり校長「ありがとうございます。いや、ちょっと寝てください」

白濱先生「いやいや」

一同「(笑)」

白濱先生「生放送で頑張ってください(笑)」

こもり校長「はい! すみません。ありがとうございました!」

白濱先生「ありがとうございました!」


♪ NOW or NEVER / GENERATIONS from EXILE TRIBE


COCO教頭「どうですか?」

こもり校長「本当に俺、結構長年いろいろなことしてきたけど、一番不意打ちを食らってるから」

COCO教頭「気づかなかった?(笑)」

こもり校長「全然気づけなかったね」

COCO教頭「大成功だね」

こもり校長「俺、本当にちょっと言葉にならないね」

COCO教頭「でも、それぐらい大きい気持ちが校長に向かってったってことだよね」

こもり校長「そうだね。なかなか普段こういうことを喋らないからさ。特にみんなでこういうことを話したりとかも、やっぱり恥ずかしさもあるじゃない。もう10代の頃からの友達でもあるから。何か本当に今ちょっとまとめ方が分かんない(笑)」

COCO教頭「(笑) 大丈夫。校長としての仕事を全うしましょう」

こもり校長「今日はまだまだ生徒も待っているから。でも本当に伝えたい想いとか、今の想いはすごく受け取りました。本当にありがとうございます。僕の大切な人からいただいた言葉で、これから先も頑張っていきたいなと思います。さぁ、ここからが本編です。SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」


亜嵐先生
電話越しの声が若い!!
素直な想いを伝えることのあたたかさや素晴らしさを感じられて、GENERATIONS良いグループだなって改めて思いました。
カラコネクト
男性/17歳/石川県
2024-03-14 22:15


COCO教頭「愛がつまってたね」

こもり校長「本当にやだ」

COCO教頭「なんでなん(笑) でもビックリはするよね」

こもり校長「ビックリしたし、俺は…くっそぉ。生放送って…くっそぉ」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「キャラクター的にも、あそこで本当に知らなかったから、何も喋れなくなっている自分が、今全国のみんなに聴かれてるということもすごく恥ずかしいし。もうやばい。俺、今日できないかも」

COCO教頭「待ってくれてる生徒いっぱいいるから、さぁ行きましょう(笑)」


ここでお知らせ!

COCO教頭「本日、我が校の公式TikTokに、私COCO教頭と群馬県の女子高生2人による動画『子宮頸がん予防ラップ』をアップしました。女子高生2人バージョンもアップしているので、ぜひ見てほしいです。もう少し説明したいと思います」

こもり校長「お願いします」

COCO教頭「子宮頸がんを予防するワクチンのことをHPVワクチンというんですけど、今回の動画はHPVワクチンのことを広めたいと思った群馬県の女子高生2人、 みかこちゃんと、ゆいちゃんの想いが群馬県庁に届いて、2人の想いをさらに広げようと群馬県庁の方が動いてくださり、その結果この動画をつくることになりました」

SOL!


こもり校長「すごい広がりを見せてる!」

COCO教頭「そうなの」

<BGM ♪ 子宮頚がん予防ラップ>

COCO教頭「歌ってるのは女子高生2人。ちなみに、リリックやトラックはプロの方にご協力いただいております。みんな、ぜひTikTok動画、確認してみてほしい。さらに、SCHOOL OF LOCK!の公式YouTubeチャンネルには子宮頚がんについて考えようという動画もアップしています。なぜ女子高生2人がこのTikTok動画を作ることになったのか、そしてHPVワクチンについて正しい知識を知ってもらうために、医学博士であり、産婦人科専門医の稲葉かな子先生にいろんなことを教えていただいているので、そちらもぜひチェックしてみてください」




こもり校長「さぁ今夜のSCHOOL OF LOCK!はこのテーマで授業を行っていこうと思う!
『伝えられない…相談室』

よしの! 石川県 16歳

こもり校長「学年は?」

よしの!「中3です」

こもり校長「今、よしの!が伝えられない想いがあって、その伝えたい相手は誰なの?」

よしの!「私の仲の良い友達4人です」

こもり校長「友達4人に何を伝えたいの?」

よしの!「焼肉屋に行きたくないです

COCO教頭「あれ? どういうこと?(笑)」

よしの!「(笑) 遊ぶ約束をしていて、私は肉が嫌いで食べられないけど、でもみんなに焼き肉店を4店舗ぐらい変えてもらっていて。さすがに変えるのは申し訳なくて断れなかったからです」

COCO教頭「その4回ぐらいすでに焼肉のお店を変えてもらったの?」

よしの!「はい」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「それは何で焼肉店を変えるの?」

よしの!「私はサイドメニューが食べられないから焼肉にしようって言ってしまって」

COCO教頭「あ〜。だから、お肉以外、分からないけどフライドポテトとかビビンパとか、そういうサイドメニューが充実してるとこだったらいけるかって思ったってことか」

よしの!「はい」

こもり校長「よしの!は、まったく焼肉屋さんにあるものは食べれないの? いろいろあるわけじゃない。野菜もあったりとか、お魚もあったりもするわけじゃない。お肉も豚も鶏も牛もあるだろうし」

よしの!「肉は大体無理で、魚も無理で、食べられるのはレタスとキュウリとかしかなくて」

COCO教頭「食べるものないね」

こもり校長「だいぶ食べられないね。それは単純に味が苦手ってこと?」

よしの!「はい」

COCO教頭「普段は何を食べているの?」

よしの!「うどんとかラーメンとかもやしです」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「でも、ラーメンはお肉入ってるじゃない」

よしの!「あ、チャーシューとかは入れてません」

こもり校長「でも、豚骨スープとかはOK?」

よしの!「あ、豚骨も無理です」

こもり校長「魚介スープ?」

よしの!「しょう油と味噌です」

COCO教頭「あ〜、だから動物感がないものか」

こもり校長「なるほどね。だからそれが感じられなかったら、まあギリ、ラーメンとかだったら食えるかなみたいな感じか。でも、OKと言っちゃたんだもんね」

よしの!「はい」

COCO教頭「いつ行くの?」

よしの!「19日です」

COCO教頭「5日後!」

こもり校長「そうか。いいとは伝えたものの、やっぱみんなで行く焼肉屋は行きたくない」

よしの!「はい」

こもり校長「逆に、よしの!から提案はしてみたりしたの?」

よしの!「はい」

こもり校長「何を提案してみたの?」

よしの!「バイキングのお店です」

こもり校長「それはどうだったの?」

よしの!「みんな焼肉の気分で」

COCO教頭「(笑) そうか。4対1で負けちゃったか」

よしの!「はい」

COCO教頭「え、そもそも、よしの!が校長と私に話してくれたみたいに、いろいろ食べれないものがあるわけじゃない。それって仲良い4人は知ってるん?」

よしの!「肉嫌いなことは知ってて、サイドメニューで食べられそうなお店をいっぱい探してくれました」

COCO教頭「じゃ、肉が嫌いってことは知ってるけど。例えば魚とか野菜とかが食べられないのは知らないの?」

よしの!「たぶん知ってるとは思います」

COCO教頭「知ってはいるのか。でも、思い出とか作りにみんなと遊びに行きたい気持ちあるんだもんね?」

よしの!「はい」

COCO教頭「難しいな」

こもり校長「よしの!が行かないって手はないの?」

よしの!「でも、これで遊ぶの最後になってしまうかもしれんし、行きたいなとは思ってます」

こもり校長「なるほどね。教頭も結構お肉食べられない派じゃない」

SOL!


COCO教頭「そうなのよ。よしの!と一緒で私もちょっと体質的にお肉が合わなくて。でも、仲良い友達とご飯行く時、全部分かってくれるから、周りがお肉食べてても私は結構平気なんだよね。例えば、よしの!だったら、レタスとキュウリ食べられるんだっけ。レタスとキュウリ食べれます。麺とか米は食べられるね」

よしの!「はい」

COCO教頭「それで結構割り切って、今日は私はご飯を食べに来たのではなく、みんなと楽しく思い出を作りにきたって感じで、食を楽しむんじゃなくて、その空間を楽しむって方に何かマインドを持っていくというか。例えば、私が焼肉屋に行ったとするじゃん。よしの!の友達みたいな感じで、みんなで行くとするじゃん。そしたら、私が食べられるものだけ頼んで、それで周りの友達には肉とその子達が好きなものを食べてもらうという、食に関しては、今回ここはもう交われない。っていう一種の諦め、何をしに行きたいかのを結構自分の中で再確認してから行くかも」

よしの!「うーん」

COCO教頭「伝えるとしたら、よしの!はみんなとは行きたいわけじゃない。だから、“好き嫌いは正直あるけど、私がお肉食べてなくても気にしないで。私は今日みんなと一緒に楽しみたいって気持ちで来てるから、変に気を遣わなくていいよ”みたいな、そういう風に伝えてみるのはどうかな?」

よしの!「やってみます」

COCO教頭「全部伝えるのってなかなか勇気いるじゃん。面倒くせえとか思われるの嫌じゃん」

よしの!「めっちゃ嫌です」

COCO教頭「でも、そこで知ってくれた方が、次にまたみんなでご飯行こうってなった時に考慮してくれる友達がまた増えるかもしれないじゃん。だから、全然勇気出して言ってみて、もっとみんなで遊びたいって気持ちも人に伝えたらいいと思うよ」

よしの!「そうしてみようと思います」

COCO教頭「いいと思う。周りの子たちと思い出を作りたいのは嘘じゃないわけでしょ。だったら、教頭が言ってくれたみたいに、もう今さら全部をひっくり返すのはたぶん無理だと思う。焼肉屋を変えるということは」

COCO教頭「もう4回変えてるしね」

こもり校長「しかも、よしの!もOKを1回出しちゃったというのもあるし、よしの!がさっき言ったみたいに“面倒くせー”って思われたくないってことが一番じゃない。自分でも分かってるのに、たぶん相当面倒くさいことだと思うの。“OKって言ったじゃん! 4回も変えたじゃん! 今さら焼肉屋、嫌だって言わないでよ”ってなるのを分かった上で、“自分が今みんなと思い出を一緒に作りたいから、一緒にそこでできることをやろうよ”ってことは俺はすごくちゃんと筋が通ってることだと思うから」

よしの!「はい」

こもり校長「しっかりもう最後だって分かった上で、みんなで遊ぶ、いい思い出作ってきてほしいと思うから。ちょっと視点を変えられるところで変えて楽しんでいくのは1つの手だね」

よしの!「はい」

こもり校長「でも、せっかく中学校生活最後の友達とのごはんになるかもしれないんだから、精一杯楽しんでおいでよ」

よしの!「はい」

こもり校長「じゃあね」

COCO教頭「バイバイ」

よしの!「バイバイ」


♪ 未来予想図 / リュックと添い寝ごはん


COCO教頭「さすがに4回も変えてたらね。“もう1回変えて。しかも焼肉じゃないのがいい”とは、この5日前には言えないよなぁ」

こもり校長「あと、よしの!の背景の話を聞く限り、たぶん友達はすごく考えてくれている。4回お店を変えてくれたりとかってなった時にどこに妥協点を置くかって大事じゃん。確かに、よしの!が食べられないからって子がいる中で、焼肉に行こうってこと自体が、もしかしたらそもそも入り口が違うのかもしれないけれど、その中でもみんなで楽しくできることをみんなでやっていこうよって考えてくれた、他の4人の友達がいて、そんな子たちだから、たぶんよしの!は一緒にいたいと思うわけじゃん。だから、“何か行きたくないけど、一緒にはいたい”って思う気持ちが生まれるわけだから。そういう結果論よりも、俺は過程を見る方がすごく大事かなとは思うけどね」



自分の好きなことを前面に出せなくて悩んでます。
歌うのが好きなのですが、友達の中にそれをバカにしてくる人がいます。
バカにする言い方をやめてほしいけど、それで仲が悪くなるのが嫌なので悩んでます。
平凡な歌好き
-/15歳/東京都


COCO教頭「仲悪くなるのが嫌って書いてくれてるけど、私だったら仲を悪くなる言い方されてるって思っちゃう。果たして自分のことを否定し続けてくる人とずっと一緒にいたいかなって考えるきっかけになってるかな。何かこういう否定されたこととかってある?」

こもり校長「ある」

COCO教頭「どうしてた?」

こもり校長「気にしてなかったし、言わなかったかな。別にみんながみんな自分の夢を理解してくれるとは思っていないし、みんながみんなそこを目指してないから。もしかしたら、逆にその子が目指そうとしてる何かを、自分からしたらそれってって思ってしまうことがあるかもしれないし、もしかしたらその子は自分が抱いていた夢を逆に誰かから否定されたから、それって強く言わないと、保てないのかなとかって思うから、別に自分の夢を全部肯定してほしいわけでも、俺はなかったから、別に俺は気にしなかったし、言わなかったね。そこに引っ張られたくない。別に自分の夢だし。みたいなところもあるから」

COCO教頭「うん。自分が本当に好きってことを自分で自信を持って思い続けてたらブレなくて済むとも思うし、それで外野がガヤガヤ言ってくるのも、もう分かってもらわなくても良いって気持ちでいるってことも大事ってことだよね」

SOL!



♪ さらまっぽ / 離婚伝説



さて、ここからは…『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 今週の活動内容は…ASMRクイズ!キキミミ食堂!

こもり校長「今からこのクイズの挑戦者に逆電。生徒は俺こもり校長が何の食材を食べているのか? はたまた何を飲んでいるのか? キキキミを立てて、このASMRクイズの正解を答えてほしい」

COCO教頭「制限時間は1分間です。1分の間は何度間違えても大丈夫! 制限時間内に正解に辿り着けばOKです」

こもり校長「COCO教頭からヒントも出ます」

COCO教頭「見事クイズに正解した生徒には、 JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします」

黒になりたい白色 愛媛県 15歳

こもり校長「学年は?」

黒になりたい白色「中3です」

こもり校長「クイズ自信ある?」

黒になりたい白色「めちゃくちゃあります」

こもり校長「なんでよ?(笑)」

黒になりたい白色「果物とか野菜が好きだからです」

こもり校長「そもそもね。だから音を聞いて、これは果物なのか野菜なのか、はたまた飲み物なのかというのは瞬時にわかるんじゃないかと」

黒になりたい白色「はい」

こもり校長「いいね。じゃ集中して聞くんだよ。制限時間は1分間! ASMRクイズ キキミミ食堂! 問題!

<シュオ ボリボリボリ>

COCO教頭「どう?」

黒になりたい白色「え?」

COCO教頭「どう? ちなみにこれ果物です」

黒になりたい白色「果物」

COCO教頭「めっちゃヒント出すと、柑橘系」

黒になりたい白色「みかん」

<ブー>

COCO教頭「惜しい。もっと大きいの」

黒になりたい白色「デコポン」

<ピンポン!>

COCO教頭「すごい! 正解だよ」

黒になりたい白色「おお(笑)」

COCO教頭「早かったね。なんで分かったの?」

黒になりたい白色「柑橘系ででかいって言ったらデコポンしか思いつかなくて」

COCO教頭「やっぱ好きだからだ。すごいわ。よく当てた」

黒になりたい白色「ありがとうございます」

COCO教頭「ちょっとここで解説していくね。デコポンはビタミンCの含有率が多く、2個で成人1日分の必要量が摂取できるそうです。がん予防効果が期待されるβークリプトキサンチンが豊富。選び方は、濃いだいだい色をしてて、皮にハリがあって、なめらかなものを選ぶといいみたい。常温保存できるけど、保存袋に入れて野菜室に入れると、1〜2週間は保存できるそうです」

こもり校長「すごいね。よく当てたね。俺だったら伊予柑と間違えそう」

黒になりたい白色「あ〜 確かに」

COCO教頭「あと、はっさくとかもあるじゃん。グレープフルーツとかも」

こもり校長「グレープフルーツはあるよね」

黒になりたい白色「ありますね」

こもり校長「これよくデコポンの一発でいったね」

黒になりたい白色「(笑)」

COCO教頭「すごいわ。やっぱり料理が好きとか、果物とかそういうの普段からやっぱり見てるのが大きかったね」

こもり校長「痛て。横着して食べながら喋ってたら噛んだ」

黒になりたい白色「(笑)」

COCO教頭「痛いよ。しかも柑橘系は染みるから」

こもり校長「たぶんちょっと太ったんだな、口の中を噛むってことは」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「ということで、正解改めておめでとう。JAタウンで使えるギフトカード5000円分プレゼントします。またこの5000円でいっぱい柑橘とか食べてね」

黒になりたい白色「はい」

こもり校長「参加してくれてありがとね」

黒になりたい白色「ありがとうございます」

こもり校長「じゃね」

黒になりたい白色「バイバイ」

こもり校長「痛ぇ。でも俺やっぱ好き。みかんとか大好きなの、デコポンとか伊予柑とかさ」

COCO教頭「焦らずに噛まないようにゆっくりは食べてください」

こもり校長「ゆっくりは食べてたんだけどね」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「ということで、ASMRクイズに参加したい生徒はいつでも農業部の特設サイトからエントリーしてください! そして、来週の活動内容は、SCHOOL OF LOCK!農業部検定! 予習範囲は#16」

COCO教頭「YouTube番組“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン4”の#16を見れば答えが分かるので、ぜひ予習して参加してください。あと、的場パイセンとあーお先輩のラスト農業部だから、みんな参加するように」

こもり校長「遅刻厳禁! SCHOOL OF LOCK!農業部の今週の活動は以上!」



こもり校長「さぁ、そして今夜のSCHOOL OF LOCK!はこのテーマで授業中。
『伝えられない…相談室』

music person 徳島県 18歳

こもり校長「学年は?」

music person「一応高3? 今月まで高3だったんですけど、来月から大学生になります」

COCO教頭「おめでとう」

こもり校長「そっか、大学に行くのか。今music personが伝えられない思いがあると思うんだけど、その伝えたい相手というのは誰なの?」

music person「一応、両親かなと」

こもり校長「一応というのは?」

music person「もっと伝えるべき人はおると思うんですけど、でも一番で言うと両親かなって」

こもり校長「なるほどね。両親となると、伝える機会は結構いっぱいあるんじゃないかなと思うんだけど」

music person「そうなんですよね。なんですけど、自分が普通の人以上にこじらせというか、そういうクセがあるみたいな感じなんで、あんまちゃんと言える機会はほんとに今まであったはずなんですけど、言えてなくて」

こもり校長「今言ってくれた、自分の中で感じるこじらせはどういうことなの?」

music person「例えば友達関係で、僕が困ったとかケンカとかで気まずくなった時とかに相談して、アドバイスをもらえるんですけど、そのアドバイスを実施してみたら、ホンマに役に立ったりとかが、いろいろあったんで、それを今まで伝えてなかったんで、その素直にというか、さらっと伝えたいなと思ってて

こもり校長「なるほどね。music personが友達との関係をちょっとこじらせちゃったりとかした時にアドバイスとかをもらって、親からもらったアドバイス通りにしたら良くなったりとか、事柄として自分がちゃんとありがとうって伝えたいことが何個かあるということか?」

SOL!


music person「はい」

こもり校長「music personと両親との距離感とか関係性ってどんな感じなの?」

music person「別にいつも悪いわけでは全然なくて。普通に生活してる時に、何かやらかしてしまったら、しばらく間が空くみたいな」

こもり校長「なんとなくぎこちない感じになっちゃってみたいなね」

music person「はい。で、ちょっとそこから喋れなくなったりとかあるんですよね」

こもり校長「まぁでもそれはそんなもんよ。やっぱりちょっと気まずいことがあったら、いくら親といえど話せなくなるものだし、何か事柄が起きたら、やっぱりお互い人だから、それに合わせて関係性が変わるというのはもう当たり前だと思うからさ。だから、すごく素敵だなと思うよ。ちゃんと両親とそういう関係性を作れてるんだなというところに関しては、俺はすごく素敵だなと思うし」

music person「僕の、人と関わりたいけど、普通の人以上に関わるのが下手っていう、ある意味下手の横好きじゃないですけど、うまいことやれないのがあって」

こもり校長「ちょっと口下手な部分があったりとか」

music person「はい。なので、他の子がやらかしたら、すぐごめんとかありがとうって言えるのに、僕は何かしちゃっても何も言えずに気まずくなって話せないとかが続いちゃって」

こもり校長「じゃ、music person的に友達とか親もそうだけど、そういう人に対してありがとうとかごめんなさいみたいなのは、ちょっと一歩テンポが遅れちゃうみたいなところはあるんだ?」

music person「はい。で、前はありがとうとかって言っても、言われた相手は何のことか忘れてるとか」

こもり校長「なるほどね」

music person「で、もっと嫌な気持ちが増幅と言うか。時間を置いたことで、ちょっと嫌な感じが増してるみたいなのが、昔からあって」

こもり校長「まぁ感情を言葉にするのが重くなるって時はあるから、もちろんすぐに言えないってことは俺も全然あるし」

music person「僕も心のどこかでちょっと、人前に出たい気持ちもあるんで、特に校長なんて、いつもお昼番組とか出てるじゃないですか。なので、それを見たりとかして、やっぱすごいなって思うところはあるんですけど、人前に出られるように、ちゃんと素直に言えるのも、ちゃんとマスターしとかなきゃいかんのかなって」

こもり校長「でも、そういう意味で言ったら俺めちゃくちゃ言えなかったよ。元々俺もそういう自分の気持ちを素直に喋るとかってすごく苦手だったし。あと、人と喋るのは俺は元々すごく苦手だったから、ダンスやってるみたいなところもあったのよ」

music person「え〜」

こもり校長「喋らなくても人とか関われるというのはダンスじゃない。言葉が要らないというか、ダンスという共通言語があるから、人と繋がれるみたいなところもあったし。大人と喋るのなんて元々超苦手だったし、友達もすごく多いわけじゃなかったし。ありがとうとかごめんねとかも俺結構言えないタイプだったし、親とかにもそういうのをずっと伝えられなかったから。
だったんだけど、ある日を境にすごく大切な仲間が背中を押してくれて、人前で喋る仕事とかやりなよみたいな。っていうのがきっかけで喋るようになって。SCHOOL OF LOCK!にやってきたのも、俺の大切な師匠みたいな人に背中を押されてやってきたみたいなことがあるから。自分から一歩前に進めたことは意外となくて。
だから、music personが今感じてること。何かをマスターしなきゃいけないなとか、言葉を感情と結びつけて言えるようにしなきゃいけないなみたいなのは焦ることははないと思うし、むしろできないからこそ頑張って喋るわけじゃん。だから全然、その喋れないmusic personの方が俺は素敵だと思うけどね」

music person「ありがとうございます。いつも僕、趣味で作詞とかしてるんですけど、作詞になると誰にも見せないというか、自分1人の空間になるから書きたいことが何でも書けるんですけど、それをいざ人に伝えるってなると、またちょっと勇気がいるよなって」

こもり校長「そりゃそうよ。だって怖いもん。何かを人前でやるってことは評価されるってことだから。それは良くも悪くもね。評価されるって怖いことだから。だから、たぶん感謝とか謝るとかもたぶん一緒で。相手に何かを表現するってことは何かしら評価されるってことだし。“ごめんなさい”って言うことでも、たぶんそれが認められれば、“そうだったよね”って言われるし、認めてもらえなかったら、“ごめんじゃ済まないよ”ってことになるわけで。そういうのが怖いって思うのはすごくあると思うから、そういう気持ちは持ちつつ、何かを伝えるって、そこと闘っていくことの繰り返しだと思うからさ」

music person「うんうん」

こもり校長「だから、たぶんそこと一緒なんだろうね。自分が思ってる気持ちを出したいってところと、両親に今感謝伝えたいみたいなところもあるわけじゃない。たぶん親にそれを言えないみたいなことも、たぶん同じところのラインだと思うからさ。両親にどんなことを伝えたいとかあるの?」

music person「さっき言ったみたいに、友達との関係とか、自分の悩み事、直接なものじゃなくても解決策を提示してくれて、何回も何回も出してくれてたことに、中学校くらいから言えてなくて。なので、感謝はこのタイミングで言っておかないと大学生になっても言わないままなかもしれないんで。今1回言っといたら、ちゃんと言えるようになるかなって」

COCO教頭「本当にmusic personが、お父さんお母さんに気持ちを伝えたいって想いがめっちゃ伝わってきて、すごくいいことだと思うの。でも、本当に緊張するじゃん。けど、やっぱ親ってすごいなって私が経験して思ったのは、これはmusic personはありがとうって伝えたいと思うんだけど、私の場合、ごめんねってちょっと言えなかったことがあったのね。で、全然モジモジして、もう怒られてから日数経ってたのに、もう全然言えなくて。でも、やっと言った時に、お母さんから“あんたの性格分かってるから、このタイミングで言ってきてくれて嬉しかったよ”って言ってくれたのね」

music person「うん」

COCO教頭「だから、お父さんお母さんって自分が思っている以上に、自分の性格とか仕草とか表情とか全部分かってくれてるから、もしmusic personが自分で詞を書く時は上手いこと書けるって話してくれてたじゃん。でも、それが対面になって、もし歌詞がないってなった時に緊張するってなったとしても、そのありのままの姿のその時のmusic personを絶対見てくれると思うから、気持ちは絶対伝わるよ。そうだし、言ったみたいに大学生になったらめっちゃ忙しくなるから、今のうちから言えるタイミングとか練習とかをしていくのは素敵だと思うよ」

music person「これから大学生になったら、自分も歳を取って、お父さんお母さんとかも同じように歳取るわけじゃないですか。なんで、あんま考えたくはないですけど、いつ死ぬってことになるか分からないんで、言える時にいっぱい言っ時ないなってのがずっとあって」

COCO教頭「大事」

こもり校長「あと、ちなみにmusic personがたぶん伝える両親に伝えるべき想いを今、俺たちものすごく伝えてるから、そういうことだと思う」

music person「(笑)」

こもり校長「今できたことが、たぶん両親の前でできないはずはないから、その想いは嘘じゃない想いだから。だから、今俺たちにベクトルが向いている想いを角度を変えて届けたい人に届くように、ちゃんと心の矢印をズラして届けようよ」

music person「はい」

COCO教頭「大丈夫。できるよ」

music person「ありがとうございます」

こもり校長「だから大学生になる時までに届けられるように、俺らも応援してるから」

music person「はい」

こもり校長「春からの大学生活も頑張りなよ」

COCO教頭「楽しんでね」

music person「ちなみにこれ、初逆電なんです(笑)」

こもり校長「おえーい! だとしたら、絶対大丈夫。お母さんとかお父さんにも絶対話せる(笑)」

music person「分かりました(笑)」

こもり校長「じゃあね」

music person「はい、ありがとうございました」

COCO教頭「バイバーイ」


♪ 沈丁花 / DISH//


こもり校長「ありがとうは何回言ってもいいし、たぶんありがとうの色も変わるし、温度も変わるものだから、伝えられるうちに伝えてほしいね」


かずのこおにぎり 北海道 13歳

こもり校長「学年は?」

かずのこおにぎり「中学1年生です」

こもり校長「かずのこおにぎりが今伝えたい思いを抱いてる相手は誰?」

かずのこおにぎり「同じクラスの9月から片思いしてる男子に、バレンタインの時に伝えられなかったことを伝えたいです

こもり校長「いいじゃない。もういいじゃん。全部がまとまってるじゃん。9月から好きだったあなたに好きっていう想いを伝えるんでしょ。もう綺麗にまとまってるじゃん」

かずのこおにぎり「(笑)」

こもり校長「それはなかなかうまく伝えられなかったの?」

かずのこおにぎり「はい。そうなんですよ。バレンタインの時がまず期末テストがあって。で、その時にちゃんと学校にチョコと手紙を持ってってて、その人に渡そうとしたら、周りの男子がその子を誘導して走って帰っていっちゃって。で、次の日くらいにインフルエンザにかかって、1週間休んで。その1週間後に学校に行ったら、仲良い男子の友達に、“あいつが渡そうとするからいけないんだ”とか、”あいつ半泣きになってたぞ”とかって言ってたって教えてくれて。で、そこから勇気がなくて…」

こもり校長「何かすごく難しく入り組んだ話になったね。バレンタインの日に、かずのこおにぎりが告白しようとしたってことだよね。そしたら、その好きな子の周りの男友達がその子を先に帰らせたと。で、そしたらどっちがインフルになったの?」

かずのこおにぎり「自分がインフルになりました」

こもり校長「で、1週間学校行けなくなって、1週間後に戻ったら、その告白しようとしていた男が泣いてたぞな話?」

かずのこおにぎり「いや、自分が泣いてたのをその周りの男子たちが言ってたらしくて」

COCO教頭「じゃ、かずのこおにぎりが半泣きになってたってこと?」

かずのこおにぎり「でも、自分は半泣きになってないんですよ。なのに、そう言ってたっていう」

こもり校長「あ、だから周りの男子だな全部」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「バカ〜」

こもり校長「周りの男子がその好きな子を先に帰らせたのに、お前のせいでかずのこおにぎりが泣いてたぞみたいなことを茶化して言ってきているってことでしょ?」

かずのこおにぎり「はい」

COCO教頭「話がでかくなっちゃったんだ」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「それから、そのスキピとは喋れてるの?」

かずのこおにぎり「その好きな人は結構文房具が好きで、その文房具の話を一緒にしたりとかしてます」

COCO教頭「じゃ、ちゃんとそのスキピとかずのこおにぎりの間では、別に気まずさみたいなのはないんだ?」

かずのこおにぎり「その学校復帰してから1週間はちょっとめちゃくちゃ気まずくて話してなかったんですけど、係が一緒で係活動の時にようやく話せたみたいな感じで」

こもり校長「かずのこおにぎり的には、その子との手応えはどうなのよ?」

かずのこおにぎり「いやぁ」

こもり校長「分からんか」

かずのこおにぎり「はい」

こもり校長「でも、俺は燃えるけどな、このパターン」

かずのこおにぎり「(笑)」

こもり校長「逆に、付き合ったら相当楽しいぞ。俺、燃えちゃうけどね。こんなに周りにはやしたてられて、邪魔されて、周りが2人、かずのこおにぎりとその子に注目してる状態なわけじゃない。で、間でわけ分からない不穏な空気が流れるわけじゃない。お前のせいで、かずのこおにぎり泣いてたぞみたいな。でも、そんな最中、2人が付き合えたら、超楽しくない? 俺はそういうの結構燃えるんだけどな」

かずのこおにぎり「あ〜。でも、何か分かります(笑)」

こもり校長「そんな中、2人だけにしか分からない想いがきっとあるわけじゃん。向こうは茶化しているのに、こっちは本気だったみたいな。“ごめんね。落ち着いて。騒いでるの、あんたらだけだから”みたいな」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「外野がね」

こもり校長「“私たちのストーリーなんで。あなたたち結構モブなんですよ。そこまで盛り上げてくれちゃって、ありがとうね”みたいな。“逆に、あなたたちが盛り上げてくれたからうまく付き合えましたわ”って俺はなっちゃうタイプだから」

かずのこおにぎり「そういうのめっちゃいいですね」

こもり校長「だから伝えたらいいよ。手紙とか渡しちゃえばいいのに」

かずのこおにぎり「ん〜」

こもり校長「その結果がどうなるかは分かんないけど、相手の気持ちが大事だからね。なんだけど、でもそこまでうまく仲良くいけているんだとするならば、コミュニケーションは取れるわけじゃない。だから、それだったら俺は好きって想いを伝えてもいいと思うけどね」

かずのこおにぎり「そうですよね。その25日がちょうど終業式で、それまでには渡したいんですよ。クラス替えとかいろいろあるから。でも、手紙で渡すにしても、下駄箱とか机の中とかだと、自分が習字やってて、字が周りの人より分かりやすいらしくて、それでバレちゃうかなって思ってて」

こもり校長「いやぁ、でもいいけどね。好きな男子がその手紙を見た時に、あいつからだって一発で分かるものを相手に伝えるって俺はいいと思うけどね。周りのやつなんて関係ねぇと思っちゃうけどな。伝わる人に伝わればいいじゃない」

かずのこおにぎり「あ〜」

COCO教頭「かずのこおにぎりが渡したいシチュエーションってあるの?」

かずのこおにぎり「その好きな人が給食食べ終わった後に毎回机で寝てるんですよ。そのタイミングを狙って起こして、これ読んでねって感じて渡せたらなって」

COCO教頭「めっちゃいいよ!」

こもり校長「全然大丈夫です」

COCO教頭「あ、校長からお墨付きいただきました(笑)」

SOL!


こもり校長「そこです。大丈夫です」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「これだわ」

こもり校長「あと、渡すのは手紙だよね?」

かずのこおにぎり「はい」

こもり校長「はい。大丈夫です。手紙、大事です」

かずのこおにぎり「(笑)」

こもり校長「彼、その手紙ずっと持ってます。カバンの中に入れっぱにして、ちゃんとずっと思い出として持っておきます」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「嬉しいよ」

こもり校長「逆に、それはちゃんと渡しなさい」

かずのこおにぎり「分かりました(笑)」

こもり校長「だから、その先にどういう結末が来るかは2人のストーリーだから分からないけども。でも、かずのこおにぎりがその人に向けて伝えたい想いがあるってなった時に、周りのガヤのことを考えて止まっちゃうぐらいだったら、絶対に伝えた方がいいと俺は思うわけ。で、実った時にみんなからの祝福だと思って、堂々と手を繋いで廊下を歩いちゃえよ」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「そうしよう」

かずのこおにぎり「そうしましょう(笑)」

こもり校長「で、それでいつかケンカしたりとかした時に周りが助けてくれるから」

かずのこおにぎり「(笑)」

こもり校長「本当にしちゃえばいいのよ。“おい、お前、かずのこおにぎりとケンカしたろ。かずのこおにぎりお前のせいて泣いてたぞ”みたいな」

かずのこおにぎり「(笑)」

COCO教頭「本当にしちゃうパターン(笑)」

こもり校長「そう。本当にそのパターンを作っちゃえばいいのよ」

COCO教頭「伏線回収してこうよ」

かずのこおにぎり「(笑)」

こもり校長「だから最後に、かずのこおにぎりがその子のどこが好きなのか、ちょっと俺に教えて」

かずのこおにぎり「学校祭の準備の時に一緒に買い物に行ったんですよ。その時に、めちゃくちゃ気遣ってくれて。9月の中でも結構寒かった日だったんですよ。で、“大丈夫? 寒くない?”とか、“荷物持つよ”とか言ってくれて、“やばっ”ってなって、そこからもうやばいですね(笑)」

こもり校長「やばいです。もうやばいのでその想いは伝えてください(笑) ちゃんと届くことを願ってます」

かずのこおにぎり「ありがとうございます」

こもり校長「応援してるからな」

かずのこおにぎり「はい」

こもり校長「じゃあな」

こもり校長「ありがとうございました」

COCO教頭「バイバーイ」

COCO教頭「かずのこおにぎり、頑張れ。気持ちは届くから。半蔵門から職員一同、応援してるからね」



今日の黒板



SOL!

SOL!


『 終わりは来るからタイミングを逃さない 』

こもり校長「人生誰かに大切な想いを伝えたいとか、大切な出来事とか大切な人とか大切な想いとか、そういうものって全てに絶対終わりが来るのよ。絶対に。何事にも絶対に終わりが来るから、その終わりが来るまでの間に。終わってから、あれって大切だったんだなと気付く前に、いろんなタイミングがいっぱいあるから、そのタイミングを逃さないでほしい。そして、自分が伝えたい想いがまっすぐに伝えたい人に伝わって欲しい人に届くことを俺はここでずっと願ってる」



♪ ただ / クリープハイプ


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!」


逆電
さっきは逆電ありがとうございました!
おかげさまで明日頑張って言えそうです!
感謝は言える時にいっぱい言っておきたいとおもいます!
P.S.初逆電楽しかったです!
music person
男性/18歳/徳島県
2024-03-14 23:46


COCO教頭「やっぱ終わりって自分で決められないこともあるから、本当にmusic personが言ってくれたみたいに、言いたい言えるって時に思いっきり伝えてほしいと本当に思います」

こもり校長「教頭はちゃんと大切な言葉を大切な時に伝えられる人ですか?」

COCO教頭「伝えられる人だと思ってます。そうだし、それはいいところだと思ってる」

こもり校長「いいね。なんかすごく素敵な人たちが育ててくれたんだね。さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立! 礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」

こもり校長の放送後記

サプライズ大成功!!

COCO教頭の放送後記

サプライズ大成功♡

この後記の放送を聴く

聴取期限 2024年3月21日(木)PM 10:00 まで

Music 2024.3.14 PLAYLIST

    22:14
  • 22:23
  • 22:30
  • 22:44
  • 22:52
  • 22:58
  • 23:16
  • 23:38
  • 23:50

「焼肉屋に行きたくない」が友達に伝えられない!肉が嫌いな中3の相談 卒業前に思い出を作りたいけど…

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。3月14日(木)は、「伝えられない……相談室」をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、“言いたいけど言えない”ことを抱えている10代のリスナーに電話で話を聞きました。友達に伝えられないことがあるという16歳のリスナーとのやり取りを紹介します。

生放送教室 放送後記一覧

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