こもり校長「ぜひ生で聴いてもらいたい」

COCO教頭「…とのことだけど、“自分の好き”が授業を通して“生徒の好き”に変わって伝染していくってめちゃめちゃいいね！」

こもり校長「ありがたいよね！ 共感してもらえると、自分自身の気持ちみたいなものも届いてるんだなって改めて思うし」

COCO教頭「そうだね」

こもり校長「じゃあ教頭もやってみる？ 『night』」

COCO教頭「…いいんすか？」

こもり校長「うん、ぜひ」

COCO教頭「嬉しい！ 私、もちろんJ-POPも聴いてきました。聴いてきたし大好きな曲もいっぱいあるんだけど…。
私、中学2年生で洋楽に出会ったきっかけがあって。これはどこにも話してないんだけど、“英語で誰にも負けたくない”ってちょっと思ってたのね。その時に、親友のエリカの家に行ったら、洋楽がめちゃめちゃ並んでて、そこで初めて聴かせてもらったのが、ブリトニー・スピアーズ先生の『ウップス!...アイ・ディド・イット・アゲイン（Oops!...I Did It Again）』っていうアルバムだったんだけど。
そこからすごく洋楽の持つそのかっこよさ、“英語ができるようになりたい”っていう自分の目標だったりとか、それを実際簡単に…まぁ洋楽の人たちは母国語だからできるじゃない。そういうかっこよさとかにすごく引き込まれていって、すごく洋楽が好きになったんだけど。
そのいろいろ出会ってきた中で、自分が人生で凹んだ時に私を救ってくれたっていう洋楽。それを紹介する『洋楽NIGHT』っていうのをやりたいんですよ！」



こもり校長「いいね！ COCO教頭が凹んだ時に助けてくれた洋楽。生徒に聴いてもらいたいよっていうのを集めてきてくれたってことね」

COCO教頭「そういうことです！」

こもり校長「いいね〜。じゃあ今夜は予行練習も兼ねて、行こうか、『洋楽 Mini NIGHT』！」

COCO教頭「OK！ Let's Go〜!!」


COCO教頭「人生で凹んだ時に救ってくれた曲を紹介したいんだけど…。まずはね、私を沼に引き込んでくれた、このブリトニー・スピアーズ先生は忘れちゃいけないんです。皆でちょっと聴いていきたいと思います。ブリトニー・スピアーズで『ウップス!...アイ・ディド・イット・アゲイン（Oops!...I Did It Again）』」


♪ Oops!...I Did It Again　／　Britney Spears




COCO教頭「やっぱこの作り込まれてるミュージックビデオの世界とか、途中、宇宙とか出てくるのが“は？ え？”みたいな（笑） 『？』がいっぱい出てきたから、興味をすごく持たせてくれた曲なの。だから1回曲と合わせて、みんなミュージックビデオもぜひ見てほしい！」


♪ Lady Marmalade　／　Christina Aguilera, Lil Kim, Mya & P!nk




COCO教頭「これはですね、クリスティーナ・アギレラ先生、リル・キム先生、ピンク先生、マイア先生による、『レディ・マーマレイド（Lady Marmalade）』っていう曲なんだけども。もうね、いかんせん姉さん方がかっこいいのよ！ ミュージックビデオも5億回以上再生されてるんだけど、例えば“ちょっとテスト不安だな”とか受験の時“ちょっと気持ち的に下がってる”みたいな時も、もうこのMV見たら、姉さん方がめちゃめちゃかましちゃってるから、そこからパワーがもらえるよっていう、そういうパワーを注入してくれる曲です」


♪ Shut Up and Dance　／　WALK THE MOON




COCO教頭「ウォーク・ザ・ムーン先生の『シャット・アップ・アンド・ダンス（Shut Up and Dance）』っていう曲なんだけど。
これは私がチェコのプラハにフライトに行った時に、めちゃめちゃ疲れててもう部屋でゆっくり寝ようって思ってたら、キャプテンが“お前ここまで来て、1人で寝るなんてナンセンスすぎる”、“とりあえず一緒に飲みに行こう”って誘ってくれた時に、ホテルのロビーでこれが爆音でかかってたの。そのキャプテンに、外に出ていく楽しさとか、初めて来た場所を楽しむっていう素晴らしさをすごい教えてもらったから、その思い出とリンクしてる曲でございます」

こもり校長「なるほどね」

COCO教頭「…（次の曲のイントロが流れて）しっとりしてきました。こちら、ケリー・スイート先生で『レインコート（Raincoat）』」


♪ Raincoat　／　Kelly Sweet




COCO教頭「綺麗な声じゃない？」

こもり校長「うん！」

COCO教頭「これ私がオーストラリア留学中にずっと聴いて支えられてた曲で。曲の意味としては、“止まない雨はないから、今着てるレインコートを脱ぎ捨てて、何もかも大丈夫になる日が来るよ”っていう意味なんだけど。やっぱ（オーストラリアに）行って、全然英語喋れなかった時期とか、まじで日本に帰りたいなって思った時期があったんだけど、この曲を学校の先生が教えてくれて、そこからもう毎日学校の行き帰り絶対聴いてた。そういう思い出が詰まってます」

こもり校長「だから、何かチャレンジしようとかって思ってる生徒が、もし行き詰まった時があったら聴いてほしいから、この選曲ってことだ」



COCO教頭「はい！ ぜひ聴いてほしいと思ってます！」

COCO教頭「続いては、ブラック・アイド・ピーズ先生で『ホエア・イズ・ザ・ラヴ?（Where is the love?）』です」


♪ Where Is The Love?　／　The Black Eyed Peas




COCO教頭「この曲はね、簡単に言うと、“君たちの愛はどこにあるんだい？”っていう歌で。宗教的なことだったり人種とか違いを超えて、争いのない世界にするには、やっぱりみんなが愛を持ってさえいれば、必ずそれは叶うっていうふうに歌ってくれてて。
ちょっと学校に落とし込んで考えてみてもさ、違う中学から1人来てるとか、小学校の時に友達いなかったけど中学からは新しく挑戦したいって思ってる子たちを、みんな愛を持って受け入れてほしいなって思ってるの。こういう本質的なところに、自分の中に愛っていうのがしっかりあれば、みんな幸せになるんじゃないかなっていうふうに思ってるから、悩んでる生徒にもちょっと聴いてほしいなって思ってる」

こもり校長「うん！
さあ、ということで、短い時間ではあったけどどうだった？」

COCO教頭「いや〜、楽しかったけど、やっぱちょっと時間が足りないなってなったな。もうちょっとやりたいって思っちゃった」



こもり校長「そうだよね。なかなか『night』っていうふうになると、自分の想いだったりとかその曲に関する自分のバックボーンがついてくるからね。なかなか足りないところはあるけど、でもやっぱそれを全て払拭してくれるのが曲だし」

COCO教頭「うん、そうだね」」

こもり校長「曲が全部伝えてくれるから、やっぱ音楽って最高だなって改めて思う！」

COCO教頭「はい」



こもり校長「さあ！ みんなお待たせしました！ ここからは…」

『イラストヒーローズ』!!!!!

COCO教頭「これまでこの金曜日の時間では、月に一度『FAXヒーローズ』をお届けしていました！ 生徒のみんなが送ってくれたFAXの中から月間MVPを決めていましたね！」

こもり校長「で、今月からはこれをリニューアルして、『イラストヒーローズ』としてやっていきたいなと思ってます！ FAXはもちろん、我が校の“廊下”・Xに投稿してくれたイラストの中から、月間MVPを発表、そして表彰していきます！」

COCO教頭「そういえば、MVPの生徒に賞品はどうする？」

こもり校長「もう決めてありまして、MVPの生徒に贈る賞品は…我々2人が君だけのために描く『イラスト色紙』！」

＜シャキーン！＞

COCO教頭「新しい…！」

こもり校長「ちょっと大きく言っちゃいましたけども」

COCO教頭「はい（笑）」

こもり校長「なんかちょこっとしたものです」

COCO教頭「なるほどね。OK！ 私、イラストというか、絵心ないんだけど大丈夫かな？」

こもり校長「あのね、ちょっとしたものです。やっぱ我々がイラスト色紙とか言ってしまうとすごく大きすぎるじゃないですか」

COCO教頭「思います」

こもり校長「たぶんみんなも結構ちゃんとしたものをイメージしちゃうと思うのよ。そんな期待しないでほしい」

COCO教頭「わかった（笑）」

こもり校長「何かの撮影で余ったスーパーボールぐらいのクオリティだと思ってほしい」

COCO教頭「わかりやすい（笑）
じゃあさっそく、先月みんなが送ってくれたイラストを見ていきましょうか？」

こもり校長「なんかね、やっぱFAXが多いなっていうイメージ」



COCO教頭「そうだね」

こもり校長「個人的なわがままを言えば、もっとイラストほしいな」

COCO教頭「そうね、ちょっとカラフルさが若干少ないな」

こもり校長「やっぱイラストってあんまり描かないのかな？ っていうのが、正直な今回の私の印象ですね」

COCO教頭「そうですね。でも、おなじみのRN まるだったり、RN natsu、RN べみもね、FAXをいつも届けてくれてありがとう！」

こもり校長「ありがたいよ。本当に、こういうふうに変わらずに届けてくれるっていうのもすごく嬉しいし。逆に、せっかく新しくなったから、これを機に初めて人に絵を見せてみますとか、“廊下”Xだけでも載せてくれれば。ぜひ、ハッシュタグ『#イラストヒーローズ』で入れてくれればさ、我々も見つけられるように頑張るからさ。ぜひ届けてもらえればなと思います！」

COCO教頭「じゃあそろそろ、月間MVP決めましょうか？」

こもり校長「はい！」

COCO教頭「今月は、校長よろしくお願いします！」

こもり校長「はい、私から行きます。それでは発表します！」

4月のイラストヒーローズ月間MVPに輝いたのは…
RN 空に浮かぶ緑トマト!!!!

COCO教頭「空に浮かぶ緑トマト！ ちなみに、決め手は何だったんですか？」

こもり校長「やっぱイラストがかわいかった！」

COCO教頭「シンプル・イズ・ザ・ベストで」

こもり校長「先月、むーくん（髙塚大夢先生）のところに俺が遊びに行ったりもしたんだけど、その空白の時間みたいなところをイラストに起こしてくれて、すごくかわいい絵になって。私が廊下をものすごく走っているというイラストを描いてくれて」



COCO教頭「ダッシュしてるねぇ（笑）」

こもり校長「『イラストヒーローズ』になってから初のイラストだし、目に見えないことをイメージするっていうのはすごくラジオの中の醍醐味だなって思うから、今回のMVPはこれに決めました！」

COCO教頭「はい。ということで、RN 空に浮かぶ緑トマトには、我々2人が色紙にイラストを描いて送らせてもらいます！」

こもり校長「でもちょっとしたものだからね。あんまり期待しないで」

COCO教頭「（笑）
5月も引き続き、みんなからのFAX、イラスト待ってます！ エントリーしたいという生徒はFAX、または、我が校の“廊下”＝Xに、ハッシュタグ『#イラストヒーローズ』とつけてポストしてください！」