宿題 『 歌詞が好きな曲と、好きな歌詞を教えて! 』 (2)

サカナLOCKS! 2013.12.19 木曜日


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今回も、先週に引き続き、生徒の皆さんが提出してくれた宿題「歌詞が好きな曲と、好きな歌詞を教えて!」に届いた歌詞を紹介していきます。実際に曲を聞きながら、心に響く歌詞とは?10代のみんなにとって、どんな歌詞が良い歌詞とされているのか?じっくり探っていきたいと思います。


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The SALOVERSの「夏の夜」で、特に好きなのは、最初の"さっきから見当たらない……"というところで、嬉しいとか悲しいとかとは違う単純じゃない環状なのに、なぜかすごく共感できると言うか、その情景が浮かんで、ふっとその歌詞の環状が自分の中に入ってくる感じが好きです!
桃の葉
女/16/三重





The SALOVERS 「 夏の夜 」
(アルバム『 いざ、サラバーズ! 』収録曲)



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「文学的に捉えているってわけね。励まされるとかではなくて、文学的に歌詞を捉えて好きだと言っているんですね。(曲を実際に聴きながら)あ〜……すごい。素晴らしいね。うわ〜……天才だね。いるんだ、こんな子。ずっと曲を聴いちゃうもんね。すごい、半端ないね。鳥肌立ったわ……。もう、コメント無いね(笑)。フォークソングを今やっている感じだけど、使っているワードが現代的で、すごく良い表現だしね。心が無くて、そしたら幽霊で、人間には内緒……、その部分まではコードが一緒なんだよね。まさかブレイクが来て曲が終わるなんて思わないっていうところがすごいよね。って、すごく理屈っぽく話しているけど。2番の頭では、いきなりブラッドオレンジジュースを飲んでいるから、冷蔵庫の前にいるんだなって思うし、鏡で見て、口に垂れたオレンジジュースを見て、悪魔のようだって思ったんだろうね。時間の経過とか、景色を思わせる表現もあって……。これ、もう完璧だね!僕、多分、古館君と会ったことないんだよね。閃光ライオット出身バンドなんですね、知らなかったです。すいません。いや〜、よくぞ音楽という道を選んでくれましたって感じですね。くるりの岸田(繁)さんとも違うんだよね、歌詞の感じが。岸田さんは良い意味で歌詞になよなよしい人間らしさがあるけど、彼の場合は、現代フォークソングって感じ。ちょっと、衝撃ですわ……この歌。もものは、こんな素晴らしい曲を教えてくれてありがとう。」


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「古館君、会ってみたいな……。スマホLOCKS!で、サラバLOCKS!もやっているということは、距離が近い感じもするので……ちょっと遊びにきてくれないかな〜。話してみたいな。あ、でも嫌がるか、向こうが。嫌がるよね〜。だって、俺だったら嫌だもん(笑)。先輩に言われて、「お前、ちょっと良い歌書くじゃねーか、ちょっとラジオ来いよ」って……絶対ヤダ!!(笑) 呼び出しになっちゃうもんね。それはちょっとやめるわ。やーめた!(笑)次の歌詞を紹介します!」


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わたしが好きな曲は、THEイナズマ戦隊の「応援歌」です!名前のとおり、みんなを応援してくれる曲で、特に好きな歌詞はサビの"オイ!!お前!!頑張れや!!……"のというところです!そのフレーズが何回も歌われていて、学校がすごく辛かったときもこの歌詞に勇気づけられて、今日も頑張ろうと思えました。辛くて悲しくて、どうしようもないときはこの曲を聴きます。「応援歌」は私の味方です!
いちごデニッシュ
女/16/神奈川





THEイナズマ戦隊「 応援歌 」



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「これは励まされますね。特に、今受験シーズンですからね。受験で苦しい思いをしている生徒には刺さる曲なんじゃないでしょうか。実は僕、THEイナズマ戦隊とはすごく古い付き合いなんですよ。THEイナズマ戦隊は、アマチュア時代北海道で活動していたんですね。僕らもサカナクションの前のバンドで対バンしたりしていて、まだデビュー前にこの「応援歌」をライブで演奏し始めた頃も、一緒に対バンしていました。だから、盛り上がっている様、人気が出て行く様がよく見えていたんですよね。……でも、言っておきますけど、(上中)丈弥さんは、本当に最低の人間ですからね(笑)。丈弥さんは最低な人間ですけど、この曲最高!(笑) 付き合いが長い分、人間としていろいろと酷い姿をいっぱい見てきたんですよ。ベロベロに酔っぱらってる姿も、生徒諸君には絶対に言えないような(笑)酷い姿も見てきた分、お前が頑張れよ!!って言いたくなる部分もたくさんありますが(笑)、この曲には、僕もすごく励まされましたね。」


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「実は僕、今回1月に発売される「ユリイカ」の歌詞を書いているときも、この曲を3回くらい聴いているんですよ(笑)。ユリイカの歌詞って、自分の故郷を思い返すようなものだから、懐かしい気持ちになって。THEイナズマ戦隊と、バイソンってバンドがいて、それと僕たちの3バンドで対バンしていていたんです。その頃のことを思い出して、ちょっと曲聴いてみようかな〜って聴いたら、これだからね。"ソーレ!"だもん(笑)。俺、やるしかねぇよ!頑張るよ!みたいになった。……でも、もう一回念を押して言っておくけど、丈弥さんは本当に最低な人だからね!(笑) 男として最低なところがあるから。それが最高なんだけどね! でも、これはすごい曲ですよ、本当に。」

というところで、そろそろ今回の授業も終了の時間です。


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「やっぱり、生徒のみんな、音楽聴いていますね。好きな歌詞もあって。メロディーに乗ってその歌詞が好きになる場合もあるし、歌詞を見て好きになる場合もあるし、いろいろだと思いますけど、先生は今回のこの授業で素晴らしい曲を紹介してもらいました。The SALOVERSの「夏の夜」、これすごい曲だね。現代の若者の気持ちを歌っている曲だと思いました。ビックリしちゃった。
でもね、やっぱり送られてきた歌詞は"名言"が多い。相田みつを的な名言の歌詞が多いので、次は、"渋い歌詞"を募集します!先生が今回渋いなって思ったのは、まずはThe SALOVERSの「夏の夜」。あと、Base Ball Bearの「君はノンフィクション」!渋いな〜って思いますね。先生が思う渋さはこれだけど、生徒諸君が思う渋さはこういう歌詞っていうのを募集しようと思うので、提出よろしくお願いします。」


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「本当なら、ミュージシャンが他のミュージシャンの歌詞について話すのって怖いし、ファンの人たちからすると、何様だよって思われても仕方ないと思うんですけど、こういうことを聴く機会ってなかなかありませんよね。だから、敢えてチャレンジしてみました。全部、良い歌詞で、先生もミュージシャンとして勉強になったし、こんなに素晴らしい歌詞があるなら負けてられないなって気持ちにもなりました。……軽く落ち込んだね(笑)。やっぱり良い言葉に出会うと、落ち込んでしまいました。でも、今後も生徒諸君がなかなか体験できないことをこの音学の授業で挑戦していきたいと思っております。」
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