サカナLOCKS!からのお知らせです。9月29日がラストの授業になります。

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年9月8日(金)PM 10:00まで




音を学ぶ"音学"の授業、サカナLOCKS!。
2012年から11年半、授業してきたサカナLOCKS!ですが、今月9月29日の授業で最後となります。今回は山口一郎先生から、終了発表に至った思いについて、お話がありました。

まずは、授業前の雑談から。先週お休みだった一郎先生が戻ってきたということで、体調に関する話題です。


山口「体調が悪いみたいなのが最近ずっと続いてるじゃないですか、僕。」

職員「うん。」

山口「とにかく休んでくださいとしか先生に言われないし……前もちょっと話したかもしれないんですけど……骨が折れたとか、どっか傷ついちゃったとか、そういうのと違って。どれくらい良くなってるかとか、どうしたら良くなるかとかがはっきりと分かんないんですよね。ゆっくり休むって言われても、休んできたんですよ、僕は。良くなってるのかなとか、今日はちょっとしんどいなと……悪化することに対してビクビクしながらちょっとずつ仕事をしたりとかしてたんです。でも1回仕事始めちゃったから、いろいろ予定も作っちゃったし、やるしかないわけですよ。だったらもう、ひたすら寝てちょっとずつ良くなってくのを待ってるのって、なんか俺らしくないなと思っちゃって。やれるかどうか分かんないけどやって、駄目になったときにまた考えようかなと思ったんですよね。」

職員「うん、うん。」

山口「こう考えられていることもちょっと成長というか……回復に近づいてるのかなとも思うんですけど。なんかやっぱ僕の性に合わないわ。合ってない。自分に合ってないっすね。」

職員「そうかもしれないね。」

山口「自分の回復を自分が待ってられないっていうか……」

職員「ふふ(笑)。いいね、ちょっとせっかちな感じで。」


山口「今日病院だったんすけど、病院の先生曰く、回復期っていうんですって、今の僕の状況は。回復期はすごい悪化しやすいし、気をつけた方がいい。休めるなら休んだ方がいいですよって。で、ヤケになってるから、心理士さんとかと話した方がいいんじゃないですかって。」

職員「あなたは今ヤケになってますよって先生が言ってくれたんだ。」

山口「みたいなことを言われて。俺的にはちょっと良くなったのかなと思う行動だったのに、医学的にはちょっと駄目になってるかもみたいな……」

職員「それは悪い兆しですよって言われたってことだよね。」

山口「そう。そういうことの落ち込みでそういう心境になってしまうって。……だからもうなんか分かんないんすよ、マジで。理解できない、俺には。なっていながらも。だからやるしかないんですよね……って思ってちょっとやり始めたんですよ、ここ何日か。多少しんどくてもやってみるっていう方法を見つけるっていうか。自分で自分のことを探っていく感じ。だから今、回復期にはあるんだけど、ちょっとヤケになってるっていうか……もう待ってられなくなってきちゃってる感じですね。」

職員「うーん。」

山口「でもちっぽけだなと思う、本当に自分なんて。ふふふ(笑)。部屋にずっと1人で居て休んでいて、いろいろ考えごとしたりするけど……自分がこうやって寝てる間にも、みんなすげーいろいろなことを経験して、いろんなこと学んで、落ち込んだり喜んだりしてるんだなって思うと、すっげえ損してる感じするし。ついていけなくなっちゃう感じもするしさ。歌詞書いてるときとはまた違って。歌詞書いてるときは自分の世界に没入するじゃん。世の中と乖離しても、結果が伴うから。今この状況で世の中と乖離していくのをただ待ってるっていうのって、すごいしんどいなって。」

職員「そうだね。」

山口「世間一般的にはもう復帰してる人だからね。休んでることさえ知らない人もいっぱいいるじゃん。正直このラジオを聞いてる人とかさ、毎週聞いてる人だったら何となく状況とか分かるけどさ。だから、右往左往してるのもちゃんと刻んでいかなきゃいけないんだなっていう気がするよね。そういう感覚はるな。だからどっちにしろ足掻かなきゃいけないのかなっていう気がする。」


山口「元々誰にもあるものなんだよね。誰にでもあるものが抑えられなくなったり大きくなりすぎたりして。自分の実感からすると。すごいナチュラルなのよ。痛い、痛い!とかじゃないじゃん。何かここに症状があって痛いとかじゃなくて、元々あるものが自分を支配してしまうみたいな感じだから。それが縮小しているのかもいまいち分かんないし、それに対して抗うにはどうしたらいいのかっていうこともあるんだよね。」

職員「表に出てきているか、裏でうまいこと場所を見つけて隠れてくれているかの違いで、今表に出てきてるから……でもあるのは変わらないっていう。」

山口「そうそう。出てきたからもうそれに付き合うしかないんだよね、多分ね。あとは身体的な不調っていうのに対してどう向き合っていくかだけっていうかさ。だから結構長い付き合いなんだなって。そう言われてたけど、そういうことかって分かってきたわ。……複雑ですわ。自分なりに乗りこなしていこうかなと思いますけど、ポジティブに。ちょっと行動していこうかなって。無理だったときはごめんねってなるけど。」

職員「うん、それでいいと思いますよ。」

山口「うん。だから周りにこういう人がいたら、優しくしてあげてほしいなと思います。」


山口「はい、授業を始めます席に着いてください。X(Twitter)を開いている生徒はXを一度閉じなさい。これXになっちゃったんだよね?俺ぐらいでしょ?まだXって思ってないの、世の中的に(笑)。未だにツイートしたとかTwitterって言い続けてるの俺ぐらいじゃないの?そんなことない?……Instagramを開いてる人は、サカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。」


「さて今夜は、サカナLOCKS!から生徒の皆さんにお知らせがあります。なんとですね、このサカナLOCKS!ですが、今月9月29日の授業を持ちまして、終了することになりました。


「サカナLOCKS!がスタートしたのが、2012年か……2012年の4月。11年半に渡って授業をお届けしてきたことになります。このSCHOOL OF LOCK!の中でも、すごく長い期間担当してきたことになります。とーやま校長が10年なのでそれよりは長い期間ですね。11年半にわたってやってきた授業が今月いっぱいで終了することになりました。」

「なんで終了になったかというと、ラジオ側がもうやめてくれって言ったわけじゃなくて、自分からこのサカナLOCKS!を卒業したいっていうことをお伝えしました。なんでそう思ったかというと……いろんな理由があるんですけど。SCHOOL OF LOCK!で授業を僕が講師としてやり始めてから、たくさんの10代の方たちとの接点というか、考え方というか、そういったものをリアルに受け取ってきました。あと、音楽のことを好きな学生であったり、10代の方たちに、音楽の考え方であったりだとか、音楽に関わることとかもたくさん知ってもらいたくて、授業をたくさんやってきました。ちょっとふざけた企画とかもあったけど、基本的には音学の講師なので、音楽に関わることをひたすら……自分の曲をかけずとも(笑)。(自分たちの)プロモーションとかをせずに、ただひたすら授業をやってきました。」

「この11年半の中で、やっぱりいろいろ流れが変わったんだなって思いました。もちろん10代が使うアウトプットもそうですし、インプットも変わったなと思ったし。自分も時代についていくというか、たくさんの人たちが思う感覚を自分の中にも保つために、例えばいろんなツールを使ってみたり、情報収集をしたりとかしてたんですけど、このサカナLOCKS!でやっていることの意味みたいなものが……それが伝わることに対して、ちょっと不十分な気がしてきていたんですよ。もっと伝えたいと。もっと違う役割が……サカナLOCKS!のこの時間、SCHOOL OF LOCK!のこの講師の時間には、もっと違う時間としての使い方をした方がいいんじゃないかなって、自分的には思ったんです。さて何をやろうかなって思ったときに……これ、僕じゃない方がいいのかなと。ずっとこの授業をやってきた僕がそれをやるよりも、全く新しい感性を持った別のミュージシャンが、この時間の枠を持った方が、いま音楽のことを愛しているSCHOOL OF LOCK!の生徒たちにとっては、いいことなんじゃないかなっていう風に思った次第です。」

「そういった部分で、11年半もやったから、次は違うミュージシャンの感性を……リアルな、生の。若い世代の方がなるか分からないけどリアルタイムな感性で付き合うようにしていった方が、伝え合っていく番組になった方がいいんじゃないかなっていうのがひとつの決断ですね。」

「ちょっと何か……SCHOOL OF LOCK!の講師陣の中では、ちょっとは何か残せたんじゃないかなっていう気持ちはあります。Instagramアカウントを作ってみたりだとか、変な写真撮ってみたりだとか、あといろんな授業企画。ミュージシャンしりとりもそうだし、プロモーター体験とかも。なんかちょっと残せたんじゃないかなみたいな気持ちはもう十分、前からあったんですけど。ここから何か新しいことをやるっていう上では、自分が何か新しいことをやるよりかは、違う先生が来て、リアルタイムないろんな番組をやっていった方がいいんじゃないかなっていう自分的な判断ですね。ていうことで今回、SCHOOL OF LOCK!、そしてサカナLOCKS!から卒業したいと思います。」

「(サカナクションで)握手会とかさ、やると "SCHOOL OF LOCK!聴いてました!" ってすっげー言われんの。"サカナLOCKS!聴いてます!" って。だからそれがなくなるのはちょっと寂しいなと思うけど。非常に自分にとって濃い……一番人生の中の濃い時間をこのサカナLOCKS!と過ごしてきたので。でも自分ももう40代だからね。40代が10代のために何か言うとなると、ちょっとなんか……もう信用してもらえないじゃん。自分が10代だったら、40代の人に何か言われても信用しないもんね(苦笑)。時間が違いすぎてさ。だからそういう点も含めて、この年齢で偉そうなこと言っちゃいけないよっていうね。偉そうに感じられちゃうだろうなっていうのもあるからね。」

「決して病気のせいとか、そういうことじゃないんで。あと、番組側からサカナLOCKS!そろそろもう卒業だぞって言われたんじゃないよっていうね。自分から言ったよっていうことのお知らせというか。ふふ(笑)。」

長くこの番組を聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。


そろそろ授業終了の時間になりました。

「まだ今月いっぱいありますけど……寂しいんだよ、すんごい。すごい寂しいんだけど……次の先生にも期待していただけたらと思います。途中お休みすることもありましたけど、いろいろなご迷惑をおかけしましたし。歌詞を書いてる最中もぐってラジオのレギュラーでないとか……本当あり得ないと思いますけど(笑)。そんなことを許してくれたラジオ番組でしたからね。さすが、音楽のためのラジオ番組なんだなと思いました。いよいよね、サカナLOCKS!はフィナーレを迎えます。ラストに向かっていきます。寂しくなりますが、そういったことになります。フィナーレを迎えますので、何卒よろしくお願いいたします。あと4回の授業ですんでね。生徒の皆さん、是非欠かさずに出席してください。」

SCHOOL OF LOCK!


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