わが校の元生徒!竹内アンナ先生来校!!(お帰りなさい!)

SOL!

今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!


本日2月22日にNEW EP『at FIVE』をリリースしたシンガーシングライター竹内アンナ先生が来校!

竹内先生と一緒におくる今夜の授業テーマはこんな明日になったらいいな

キュンキュンする日、楽しい日、辛い今の日々から一歩踏み出す日など、、!生徒のみんなが思う"明日こんな日になったらいいな"を教えてもらっていきました。


1人目に電話した生徒、RN:ク ムが明日こうなっていたらいいなと思うことは『明日はめっちゃ晴れたらいいな』ということ。どうして晴れて欲しいのかというと・・・人生で初めて“友達と2人きり”で2泊3日の卒業旅行に行くから。現在、高校3年生のRN:ク ムは3年間コロナの影響で様々な制限があり学校行事はほとんど楽しめず、修学旅行も中止になってしまったという。そんな中から初めて友達と旅行に行けるということで明日からの旅行が楽しみです!と話を聞かせてくれました。


2人目に電話した生徒、RN:わろ坊が明日こうなっていたらいいなと思うことは『友達と仲直り出来る明日になったらいいな』ということ。去年の冬休みにクラスの友達とインスタでDMをしていたら、そこで少し口論になってしまい、気が付いたら相手から一方的に無視されるように、、。そして3学期が始まってからは、急にその子がクラスのみんなに自分の悪口を言いふらしはじめ、他のクラスメイトが自分を見る目も変わってしまったという。相手にひどい事をされたけど、友達だったことには変わりないので高1が終わってしまう前に、また話せる関係性に戻りたいと思っているけど、どう接していったらいいか悩んでいる、、と話を聞かせてくれました。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年3月01日(水)PM 10:00 まで

わが校の元生徒!竹内アンナ先生来校!!(お帰りなさい!)


こもり校長「2月22日、222だね。猫の日みたいなんで、今日朝起きたらTwitterのトレンドとか入ってて。“マヌルネコ”がトレンドに入ってたけど、なんでマヌルネコがトレンド入ってたんだろ? 猫の日にかけて何かあったのかな?」

SCHOOL OF LOCK!


『 報告 』

こもり校長「昨日中村ゆりか先生と『卒業までにはっきりさせたい恋』という授業テーマをやっていきました。
その中で、1人目に電話をした中学3年生のカレーパン。カレーパンがはっきりさせたい恋の悩みというのが、中2の頃に好きになった仲の良い同級生の女の子との恋。仲の良い友達だと思われてそうだけど、告白しようか悩んでる、という相談で、そんなカレーパンから、我が校の公式LINEにご報告がきました」

こもり校長「で、LINEに来てるから、ちょっと俺もまだどんな報告なのか分からないので、ちょっとカレーパンのLINEを今、読み上げます。

こんばんは。
昨日生放送教室で逆電させていただいたラジオネーム、カレーパンです。
SCHOOL OF LOCK!の生徒の皆さん、先生、昨日はありがとうございました。
昨日の逆電をまさかのその彼女も聴いていたらしく、その話でLINEが来ました。
その流れで電話して、告白しました。
結果は付き合うことができました!
彼女も僕のことを好きだったらしく、両想いでした。
長い想いに決着をつけられてとても嬉しいです。
昨日、こもり校長とゆりか先生に相談できて良かったです。
今日の放送もこれからの放送も彼女と一緒に楽しく聴いていきます。
閃光ライオットも2人で観に行きたいと思います。
本当にありがとうございました!


こもり校長「おめでとう。やっぱり、俺らに言ってよかったでしょ。昨日の感じだと、カレーパンが友達伝いに、その彼女に自分の印象を聞いたんだって。そしたら、彼女はそのカレーパンの友達には“いや、ただの仲のいい友達だよ”みたいな感じで言われたらしくて。それでちょっと意気消沈してると。“俺なんて、ただの友達なのか”って落ちてたって言われたんだけど、ゆりか先生と俺で、“いや、それは可能性あるんじゃないか。行け行け。押すのみだ!”みたいな」

こもり校長「いいでしょ。“やっぱ信頼と実績”って、とーやま委員が言ってた通り、信頼実績のSCHOOL OF LOCK!ですから(笑)
でも、何よりも、カレーパンが付き合えて… まぁ、付き合うことがゴールではないから、ここから先が2人の新しい物語のスタートだから、2人で楽しく最高の思い出を作ってほしい。改めて、付き合っておめでとう!

SCHOOL OF LOCK!



♪ Lovely Baby / 中村ゆりか


こもり校長「中村ゆりか先生、カレーパンの声が届きましたよ。やっぱり、あの時、背中を押して良かったですね。今、廊下=Twitterでも、“おめでとう!”ってみんなの声がいっぱい届いてて。みんなでこうやってお祝いしてもらえるってことが素晴らしいと思うよ。ここから始まる2人の物語、本当に最高の物語にしてもらいたいなと思います」

こもり校長「さぁ、今夜のSCHOOL OF LOCK!、ゲスト講師は…」

シンガーソングライターの竹内アンナ先生が来校ーーーー!!!!!

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「竹内アンナ先生はSCHOOL OF LOCK!初来校ですけども、なんと元生徒さんということで」

竹内先生「そうなんです。めっちゃ聴いてたんで、めっちゃ嬉しいです! しかも私、昨日の放送も聴いてて。だから、さっきの付き合ったって報告を聞いて、私も1人でめっちゃ盛り上がってました。嬉しい〜 おめでとうございます」

こもり校長「(笑) すごくないですか?」

竹内先生「ホンマにすごいと思います」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!を聴いてた、なんてこともあるんですよ」

竹内先生「ラジオがつなぐ縁だなって思いました」

こもり校長「こんな奇跡があるんだって。
で、10代の時に竹内先生はずっとSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれてて?」

竹内先生「私は小学生から中学生ぐらいの頃にかけて聴いていて、最初出会ったきっかけは、自分が小学校の頃、塾に通ってたんですけど、その塾の帰り道の車で流れてきたのが最初の出会いでした」

こもり校長「本当に、偶然に出会ったのがSCHOOL OF LOCK!で。特に聴いてたLOCKS!とかあったりするんですか?」

竹内先生「私はBUMP(BUMP OF CHICKEN)先生が大好きやったんで、『BUMP LOCKS!】を聴いてました」

こもり校長「今は音楽の仕事をやってますけど、SCHOOL OF LOCK!の中でBUMP LOCKS!を聴いて、当時から何か受け取るものみたいなのはあったんですか?」

竹内先生「元々、私が音楽を始めたいって思ったきっかけがBUMP OF CHICKENだったので。だから、BUMP先生のリアルな話を身近に聴けるのがたまらなく嬉しくて、すごくワクワクしながら聴いてました」

こもり校長「じゃあ、本当にこの10代をともに過ごしてきたSCHOOL OF LOCK!だと思いますが、ゲスト講師として、今こうやって戻ってくるのはどうですか?」

竹内先生「めっちゃ不思議な感じです。やから、“竹内アンナ先生”って書いた紙も嬉しすぎて持って帰ります。飾る〜(笑)」

こもり校長「(自分も)元々聴いてて、初めてゲスト講師で来た時は持って帰りましたもん」

竹内先生「そうですか。気持ち分かります」

こもり校長「飾るといっても、本当にペラペラの紙に印刷してあるだけ…」

竹内先生「ラミネートします(笑)」

こもり校長「ラミしますか」

竹内先生「ラミします(笑)」

こもり校長「今夜は先生として一緒に授業を届けていきたいなと思っていますが、先生って呼ばれるのも不思議な感じなんじゃないですか?」

竹内先生「めっちゃ不思議ですね。慣れへん(笑) まだちょっとそわそわします」

こもり校長「いいですね(笑) 10代限定の音楽フェス『未確認フェスティバル』にも、竹内アンナ先生は出ていたということで」

竹内先生「そうなんです。応募させてもらってました。懐かしい〜(笑)」

こもり校長「何年に出場されてたんですか?」

竹内先生「私は2回応募してて、2015年と2017年の時で、どっちもネットステージまでは進んだんですけど。2015年の時にネットステージに進んだ中から、逆電させてもらった機会が1回ありました」

こもり校長「逆電してるんですか?」

竹内先生「実はこっそりに出てるんです(笑) 自分が高校2年生の時かな」

こもり校長「その時はあしざわさんととーやまさん? フリーダム?」

竹内先生「そうです。フリーダムの時やったのに、私“フリーダム”って緊張しすぎて言えへんくて(笑)」

こもり校長「そんなことあるんですか? 自分が高2で“フリーダム!”って言われて?」

竹内先生「は…あ…ってなって、とっさに言えなかった(笑) 今でもすごく心残りです」

こもり校長「当時、逆電した時、何を話したとか覚えてます?」

竹内先生「曲のことにも触れていただいたし、“どんな活動をしてるの?”とか、“どんなことをやっていきたいの?”って、すごく丁寧に聞いてくださって。私もラジオ自体、当時は滅多に出る機会がなかったんで、そうやって、いろいろ知らない誰かに自分の話を届けられるとか、その後で楽曲も流していただいたんですけど、そういう経験がなかったので、すごく嬉しかったです」

こもり校長「当時の竹内先生にとって、未確認フェスティバルはどういう立ち位置、存在だったんですか?」

竹内先生「私にとっては“トライできる場所”だったというか。ライブハウスに出るとか、路上ライブをするとかもいろいろやっていたんですけど、こんな私でもこういう風に応募していいんだとか、トライできる場所があるっていうのは、すごく自分にとって糧になりました」

こもり校長「確かに、当時自分で曲を作った時になかなか発信ツールがなかったりとか、奏でたいものがあったりとか届けたいものがあるのに、自分の殻からなかなか抜け出せない…みたいな“もどかしさ”みたいなものって、音楽だけじゃなくても10代の時はあると思うんです。そういうもどかしさは当時あったんですか?」

竹内先生「そうですね。がむしゃらにやっていた感じはあって、手当たり次第やっていた中で、未確認フェスティバルを見つけて、“これや! こんな素敵な場所があるんや。私も大きいステージに立ちたい!”と思って応募させてもらって。結果的に最後まで進めなかったんですけど、でも、その挑戦できたこと自体が、自分の中ではすごく自信になって。本当にあの時、応募できて良かったなって思います」

こもり校長「すごいな。その当時17歳が、そうやっていろいろ紆余曲折あって、ここに戻ってくるっていうところも」

竹内先生「めちゃめちゃいい話(笑)」

こもり校長「めっちゃいい話でしょ。いい話持ってる」

竹内先生「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「今年、10代限定、音楽の甲子園、『マイナビ 閃光ライオット2023』で、“閃光ライオット”として、また復活するんですよ」

竹内先生「すごい。おめでたい」

こもり校長「そうなんです。竹内先生はそこ出身の先輩になるわけですよ。なので、よかったら何か、今の10代に…未確認フェスティバルが2020年からずっと止まっていたこともあるので、3年ぶりの開催でちょっと悩んでいる生徒もいたり、チャレンジしたいけど…って生徒もいたり、逆にめっちゃ意気込んでいる生徒もいるんですけど、そういう10代へ向けて、メッセージをもらってもいいですか?」

竹内先生「きっといろいろ考えてることあると思うんですけど、一歩踏み出すってすごく難しいことだけど、一歩踏み出した先に待ってる景色って、たぶん、きっと一生忘れられないものが待っていて。それが例えうまくいったとしても、いかなかったとしても、それは失敗じゃなくて間違いなく経験になると思うので、ぜひ怖がらずに飛び込んでいただけたら、絶対に素晴らしいものが待っていると思います」

こもり校長「もう、間違いない。10代の今しかできないことは多いんですから」

竹内先生「本当に今しかできひんと思うから、ぜひ応募してみてください」

こもり校長「『マイナビ 閃光ライオット2023』の募集はすでに始まっています。エントリーは4月17日月曜日まで。今週の月曜日も言ったけど、もしもう音源があるんだったら、できるだけ早めに頼むよ。ギリまで粘りたいのは分かるけど、こっちもいっぱい聴きたいから。詳しくは特設サイトをチェックしてみてください!」

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「そして、竹内アンナ先生は、本日2月22日に5枚目のEP『at FIVE』リリースです。おめでとうございます!
このお話は後ほどたっぷりと聞かせてもらいつつ、今夜は竹内先生と、こんな授業をやっていきます。
『こんな明日になったらいいな!』

こもり校長「今夜は、生徒の君が思う、“こんな明日になったらいいな”を聞いていきます。
例えば、“明日、休み時間にいきなり好きな人が話しかけてくれたらいいな”とか。あるよ。昨日はカレーパン、これで付き合っているみたいなものもあるからね。
“部活の人間関係がしんどくて、明日部活が休みになってくれたらいいな”とか。分かる。もう毎日毎日しんどいよな。俺も休めるなら休みたい。
“学校に行けずにいるけど、明日こそは学校に行ける日になったらいいな”とか。前に一歩ちょっと進んでみようとか、もしかしたらそこが居心地のいい場所になるかもしれない。キュンキュンする日、楽しい日、しんどさから逃れられる日、辛い今の日々から一歩踏み出す明日へ向けて色々なことがあると思う。
今夜は、君が“明日こんな日になったらいいな”ということを教えてほしい。
竹内先生は、こんな感じの明日になったらいいな、みたいなことあります?」

竹内先生「“明日こんな日になったらいいな”は、めっちゃ普通ですけど、明日晴れたらいいなって思います(笑)」

こもり校長「それは何でですか?」

竹内先生「やっぱり晴れてる日って、すごく心が気持ちいいというか、朝起きて窓開けた時にまぶしいと、“あ、これから1日始まる。頑張ろう”って思える気がしてるので、すごくシンプルですけど、“明日晴れたらいいな”っていうのと、あと、私はよくレンタサイクルを借りるんですけど、私の家にあるレンタサイクル置き場がいつも借りられてて、ないんですよ。だから1台ぐらい置いててほしいな、みたいな。“明日は自転車あるといいな”と思います(笑)」

こもり校長「(笑) いいことですね。晴れて自転車で」

竹内先生「ばっちりなんですよ。めっちゃ気持ちいいんですよ(笑)」


アンナ先生の大ファンで家族みんなで応援してます。
楽しい時、つらい時、いつもそばにはアンナ先生の曲がいました。
アンナ先生の曲を聴かない日はないです。
初めて行ったライブの後のアンナ先生の、
「みんなそれぞれの明日があるけれど、音楽で繋がってる」
という言葉が頭から離れず、つらい時も頑張ろうという気持ちになれました。
本当にありがとうございます。
今年は部活で目標としている大会、受験など大事なことがいっぱいあるけど、これからもアンナ先生の曲を聴いたり、映像を見たりして頑張ろうと思います。
『at FIVE』も最高でした。
今年もアンナ先生の活躍を楽しみにしております。
お体には気をつけて、これからも仕事頑張ってください。
あと、ツアーも楽しみにしてます。
こぐまはさむらい
女性/16歳/埼玉県


竹内先生「泣きそう。めっちゃ泣きそう(笑) 嬉しい。ありがとうございます」

こもり校長「でも、それこそ竹内先生が10代の時にSCHOOL OF LOCK!に出会ったように、こぐまはさむらいも俺らに出会ってくれたのかな」

竹内先生「本当に、そういう輪の中にいるというか、音楽の輪の中にいる感じがして。私もこうやってラジオを聴いて、SCHOOL OF LOCK!を聴いて、元気をもらって、今、音楽をやっていて。で、今度は自分がこうやって先生の立場になって、ここに来て、そう言ってもらえる側になるのは本当にすごいことだなと思います」

こもり校長「でも、この縁はきっと竹内先生が繋げてくれた縁ですからね。今後も、こぐまはさむらいと僕たちを出会わせてくれたのも。ありがとうございます」

竹内先生「ありがとうございます」

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「さあ、竹内アンナ先生は、本日2月22日に、5枚目のEP『at FIVE』リリース。改めておめでとうございます!
すごいですね。EPというと、アルバムじゃないからこそ、コンセプト的に作ったりというのもあると思うんですけど、いい意味でどこを主軸にしているのかを見せないっていう、曲のバランス感というか、すごくチルなものもあれば、アップテンポなものもあったりとか、歌詞もすごくいろいろな角度から見られる箇所が多かったりしたんですけど、いろんなものをミックスに入れ込もう、みたいなのは意図的にやったんですか?」

竹内先生「今まで、デビューの時からEPをずっと出し続けていて、今回5枚目なんですけど、毎回“いろんな竹内アンナを見てもらおう”ってコンセプトのもと作ってて、特にこの5枚目の『at FIVE』に関しては、かなり振り切ってすごく実験的なことをしていて、今の私がやりたいことをとにかく詰め込んだものになっているので、結果的に今私がやりたいものをいろいろ曲に起こしていったら、5曲とも全然違うものになったという感じです」

こもり校長「曲を聴いた時に、すごくカラフルなイメージが付いたというか…それは曲調がすごくジャンルレスで幅広くあるからってことももちろんあると思うんですけど、その1曲1曲の中での歌い分けだったりとか、声色だったりとか、出てくるキャラクターとか、そういうものがすごく全部バラバラ。だから、虹っぽい感じがするなと思ってたら、すっごくカラフルな洋服を着られてて」

竹内先生「ホンマや。確かに(笑) 今日まさにそんなグラデーションみたいな色の、濃ゆめのグラデーションのカラフルなトップスを着てるんですけど(笑)」

こもり校長「まだ、竹内先生の中には、“いろいろやりたい”みたいな気持ちの方が多いんですか?」

竹内先生「そうですね。自分でもびっくりするくらい、毎回新しいリリースをするたびに、“あ、今回これやったけど、これやったら次こんなことをやってみたい”とか(思う)。その新しいことをトライすることで、まだやっていないことに気付くことが毎回あるので、だから音楽ってやめられないなって思います。楽しいです」

こもり校長「カッコいいな。8月で、もうデビュー5周年ですけど、この5年はどうですか?」

竹内先生「あっという間でしたね。私にとってはすごく早く感じた5年だったんですけど、でもただそれが過ぎ去ったという意味ではなくて、それぞれが濃いからこそ早く感じた。やっぱり楽しい時間とか濃厚な時間って、あっという間に感じるので、すごく自分としてはあっという間だったなと思うんですけど、でも、どこを切り取っても毎回新鮮な気持ちで挑めていたことは良かったなと思います」

こもり校長「もう1回、デビュー日からこの5年をやってみろと言われたら?」

竹内先生「いや、たぶんできひんと思いますけど(笑) やっぱり上手くいくことばかりじゃなかったし、しんどい時ももちろんあったんですけど、だからそれをもう1回やれって言われたら、“いやいや、嫌や”ってなるけど…でも、“じゃあ、それがなかったら良かったの?”って言われると、そうでもなくて。あの時があったからこそ、今の自分があると思うので、この先のことを考えていきたいですね。ここからの5年の方が楽しみ」

こもり校長「今回、『at FIVE』はやりたいことを詰め込んだら、こんなものになりましたってことでしたけど、今聴いてくれている10代のために、どういう風に聴いてもらいたいですか?」

竹内先生「そうですね。いつも曲作りする時に、いろいろ私もシチュエーションを考えたり、こんな主人公でこんなストーリーで…って考えてるんですけど、でも、聴いてくれた人に届いた先では、自由に聴いてもらえたらいいなと思ってて。音楽が届いた先ではあなたの物語だから、自由に解釈してもらっていいし、その曲と一緒にいろんな場所に出掛けてもらえたら嬉しいなと思うので。5曲とも全然違うサウンド感だから、いろんなシチュエーションに合うと思うので、喜怒哀楽いろんな瞬間と一緒に、この5曲があったら嬉しいなと思います」

SCHOOL OF LOCK!



♪ WILD & FREE / 竹内アンナ





EPリリースおめでとうございます。
いつもとはまた違った新しいアンナ先生がぎゅっと詰まったEPで聴いていて楽しいです。
じゃがまる
女性/17歳/大阪府


竹内先生「ありがとうございます。嬉しい〜」

こもり校長「やっぱり、いろんなことをやりたい、ぎゅっと詰め込んだっていうのが届いてますね」

竹内先生「届いてて嬉しいですし、生徒の皆さんから先生って呼ばれるのにまだそわそわしてます(笑)」

こもり校長「まだ慣れないですか?(笑)」

竹内先生「まだそわそわしてる(笑) 早く慣れたい(笑)」

こもり校長「さあ、今日は竹内アンナ先生とこんな授業テーマでやっていきます。
『こんな明日になったらいいな!』

こんな明日になったらいいな
好きな子と付き合えて、給食に好きなものが出て授業が全部体育になったらいいなー
トロピカルキッズ
男性/13歳/滋賀県
2023-02-22 18:35


竹内先生「最高やん(笑) 願いが詰まってますね」

こもり校長「盛り込んでるね。でも、好きな子と付き合えなくて、給食で好きなものが出て、授業が全部体育になっても、いい日と呼べるのでしょうか?」

竹内先生「でも、この並びだったらどれか欠けちゃっても、“でも今日いい日だったな”と思えそうですよね」

こもり校長「ホントですか? 僕はこれは好きな子と付き合えてるから、全部が良かったなって思えてるのかなって」

竹内先生「確かに。大事かも」

こもり校長「好きな子と付き合ってなかったら、給食に好きなものが出ようが、全部体育だろうが億劫になっちゃうと思いますけどね」

竹内先生「逆にあんまりいい日じゃないかも(笑)」

こもり校長「“給食、美味くなかったな。体育もまた動かなきゃいけないのかよ”みたいな(笑)」

竹内先生「確かに付き合うのが一番大事かも(笑)」

こもり校長「僕は勝手にそう思いましたけどね(笑)」

クム 愛媛県 18歳

こもり校長「学年は?」

クム「高校3年生です」

こもり校長「クムが明日どんな日になってほしいのか教えてもらっていい?」

クム「明日、私はめっちゃ晴れたらいいなと思ってます

こもり校長「一緒だ(笑)」

竹内先生「めっちゃ分かる〜。毎日晴れてほしいと思ってる(笑)」

こもり校長「それはなんで?」

クム「明日から人生で初めて友達と2人で2泊3日の卒業旅行に行くからです」

竹内先生「それは楽しみだ」

こもり校長「それは高校卒業するから、仲良しちゃんと一緒に遊びに行こうよって旅行ってこと?」

クム「はい」

こもり校長「いいねぇ。そういう、2人で旅行に行くみたいなのは、人生初?」

クム「はい。友達とは初めてです」

こもり校長「その一緒に行く子はずっと仲が良い友達なの?」

クム「はい」

こもり校長「竹内先生は普段、旅行とか行きます?」

竹内先生「たまに行きますね。年に1回か2回行くんですけど、友達と行く旅行って、特に学生の頃の旅行ってすごく特別な感じがあったので、めっちゃ気持ち分かります」

こもり校長「いつもお友達と行くんですか?」

竹内先生「お友達と行きます」

こもり校長「クムは、何で旅行は大阪なの?」

クム「私が高校入学してからコロナが流行ってて、修学旅行とかも中止になってしまったんですよ。元々、東京に修学旅行に行く予定だったのがなくなってしまって、その行けなかった後悔がずっとあったので、友達と“一緒に、記念に旅行に行けたらいいね”ってずっと話してて、金銭面だったり、距離とか考えて大阪旅行に決めました」

こもり校長「コロナ禍か。クムは2020年に高1かな?」

クム「はい、そうです」

こもり校長「じゃあ、本当にいろんな行事とかもできなくてってことか。修学旅行も行けずに。そうすると、ちょっと寂しさも残るから実際に何か思い出に残せたらということで、友達と行こうかってことだけど。いつから行くって言ったっけ?」

クム「明日からです」

竹内先生「準備せな(笑)」

クム「(笑)」

こもり校長「もう準備終わった?」

クム「完全には終わってないですね(笑)」

竹内先生「(笑)」

こもり校長「電話してて、いいの?(笑) 明日は家を何時に出発?」

クム「明日8時前ぐらいに出る予定です」

竹内先生「めっちゃ早い。早よ寝な(笑)」

こもり校長「準備してないんだったら、今俺らと電話しちゃダメよ〜。貴重な時間くれて、ありがとな」

竹内先生「(笑)」

クム「いえいえ(笑)」

こもり校長「大阪旅行でどこへ行くとか、もう決めてんの?」

クム「はい。観光と一番はユニバーサルスタジオジャパンが」

竹内先生「ユニバや〜」

クム「はい」

こもり校長「大阪ってそこなんだよな。逆にUSJ以外はどこへ行くの?」

クム「ここっていうのは決めてないんですけど、大阪観光って感じで」

こもり校長「大阪って行かれます?」

竹内先生「私は地元が京都なんですけど、大阪もそれこそユニバはもちろん行くし、後はユニバの近くやったら海遊館ってすごく大きい水族館があるんですけど、ベタやけど、でもめっちゃおもろいです。めっちゃおっきいから、1日おっても楽しめるし、ちょっと寄ってみるのもいいかもしれないです」

こもり校長「海遊館行ったことないんだよな。大阪に何回も行ってるのに」

竹内先生・クム「(笑)」

こもり校長「じゃ、USJ行く前に何か悩んだら海遊館だね」

クム「はい(笑)」

こもり校長「明日は祝日だから混んでるかもね。USJなんて激混みなんじゃないの?」

クム「(笑)」

竹内先生「確かに(笑) でも、友達と一緒やったら、混んでるのも楽しいんですよ。大丈夫」

クム「(笑)」

こもり校長「ホント?」

竹内先生「ホント! 大丈夫!(笑)」

こもり校長「あんまり俺アウトドアじゃないから、混んでるのとか…」

竹内先生「絶対並んでる時も楽しいんですよ」

こもり校長「そっか。じゃあ明日はUSJで。2泊3日で1泊目からそれ全部やっちゃうの?」

クム「いえ、明日の午後と2日目がUSJです」

こもり校長「あ、2回行くんだ」

クム「はい(笑)」

竹内先生「2回も行くんや。それはめっちゃすごい(笑)」

こもり校長「それはユニバ旅行だね。で、実際、明日の旅行の天気はどうなの?」

クム「明後日の1日中ユニバにおる時が雨っぽくて、それだけが不安です(笑)」

こもり校長「テーマパークで雨か」

竹内先生「ちょっとつらいですよね」

クム「(笑) 普段から雨女なんですよ」

こもり校長「じゃあ楽しめるね。大丈夫」

クム「(笑)」

竹内先生「逆に楽しみ方を知ってる(笑)」

こもり校長「そうそう。だって、普段から雨女なんでしょ? 慣れっこじゃない」

クム「(笑)」

こもり校長「それ見たことかって」

竹内先生「私すごい晴れ女なので、今ちょっと送っておきます」

SCHOOL OF LOCK!


こもり校長「念をね」

竹内先生「晴れるよ〜って送っておきます(笑)」

こもり校長「あと雨だったら、USJに可愛いレインコートとかも売ってるんじゃない?」

クム「あ〜、どうなんでしょう?」

竹内先生「確かにグッズ売ってそうですね」

こもり校長「なかなか可愛いレインコート着て歩くなんてこともないだろうからさ。え、キャリーケースを持っていくの?」

クム「はい」

こもり校長「じゃ、ちょっと可愛らしい長靴とか持ってったら?」

竹内先生「お〜(笑)」

クム「分かりました(笑)」

こもり校長「なんか、雨降って、スニーカーとか履いてて、ぐちょぐちょになるの嫌じゃん。せっかく行くんだったら、雨さえも楽しんでくれた方がいいなと思うからね」

クム「分かりました」

こもり校長「本当に楽しんで。卒業旅行という意味で、友達と2人きりで2泊3日で行くなんて、今後、なかなかできないだろうから。どんどん大人になって仕事するようになったりすると、なかなかスケジュールを合わせられないだろうから、明日が天気だろうと雨だろうと、どんなんだろうとも、絶対楽しんで。2人にしかできない、唯一の最高の思い出だと思うから」

クム「はい」

こもり校長「俺らも願ってるから。念を送っとくから」

竹内先生「送っときます(笑)」

クム「分かりました(笑)」

竹内先生「“とりあえず2日晴れろ〜”って」

こもり校長「2日間晴れろ〜! 願っておくから」

竹内先生「いっぱい楽しんできてください」

クム「はい。ありがとうございます」

こもり校長「楽しんでね。準備も頑張ってね」

クム「はい(笑)」

こもり校長「いってらっしゃ〜い!」


♪ SUNKISSed GIRL / 竹内アンナ




こもり校長「“あなたは太陽”って歌詞があったけど、もしかしたら雨かもしれないけど、一緒にいられるということがもう既に晴れてることなんじゃないかなと」

竹内先生「思い出は、実際に雨だったとしても、思い返した時にその雨も忘れちゃうぐらい楽しい思い出を絶対これから作らはると思うんで、いっぱい楽しんできてほしいです」

こもり校長「しかも祝日で、たぶん激混みだろうから、逆に雨が降ってくれたぐらいの方が…」

竹内先生「確かに意外と空くかも」

こもり校長「そうそう。だから、“なんか結果、自由だったね”っていう方がいいと思う。だから、防寒だけ。濡れたら風邪ひいちゃうから」

竹内先生「カイロいっぱい持ってって」

こもり校長「そう。寒寒〜って芯から震えた瞬間も楽しくなくなっちゃうから、そこだけは」

竹内先生「そう。寒いのは嫌だからね(笑)」


こもり校長「先生って言われ方は、もう慣れましたか?」

竹内先生「ちょっと慣れてきたかな。でも、初心を忘れずにいきたいです。生徒だった頃の気持ちも忘れたくない(笑)」

こもり校長「いや、素敵です。
竹内アンナ先生は、5月に2023年初の全国ワンマンツアー『RELEASE TOUR 2023 -at FIVE-』を開催。おめでとうございます!
リリースツアーということで、全国9ヶ所。9ヶ所ってまぁまぁ回りますね」

竹内先生「そうですね。でも、私としてはもっと回りたいぐらいなんですけど」

こもり校長「確かに回れるならね」

竹内先生「回れるなら回れるだけ行きたいんですけど、今回は9ヶ所行きます」

こもり校長「初めて行く場所もあるんですか?」

竹内先生「今回はないですね。全部行ったことがある場所です」

こもり校長「改めて、この『at FIVE』を引っ提げてってところですかね。今回のリリースツアーはスリーピースのバンドスタイルで行われるってことですけど」

竹内先生「はい。普段、私はツアーを回る時、1人で行く場所もあったり、バンドで回ったりするんですけど、今回は9カ所全てスリーピースで回る形になっていて。今回はdawgss(ドーグス)っていうベーシストとドラマーのユニットの2人を迎えてやるんですけど、ベーシストの奏太くんとドラマーの俊亮くんは、私とほぼ同年代なので。だから、同年代だからこそ、ぶつかり合える音とか絶対あると思うから、それぞれの場所で見える景色も違ってくると思うので、すごく楽しみです」

こもり校長「いいですね。一緒にツアーを回ろう、迎え入れようというのはどうやって選ばれるんですか?」

竹内先生「お2人には結構普段からサポートとかでお世話になっていたんです。で、その2人の演奏が素晴らしいって本当に心から思ってて。だったら、今回ツアーでもずっと3人で回ろうよってなって、お願いしました」

こもり校長「札幌を皮切りに9都市回るってことですけど、いろんなエリアへ行った時に、ライブ前の過ごし方とかライブ終わりとか、いろんなご当地のものもあったりするんですけど、そういうのってどうしてるんですか? 楽しんでます?」

竹内先生「楽しんでるかな。結構ツアー中は移動がどうしても多いんですけど、その中でも、ご飯を楽しみには」

こもり校長「じゃ行けてます?」

竹内先生「結構行けてます。各都市で美味しいものをいただいてます」

こもり校長「今回のツアーはどういったツアーになりそうですか?」

竹内先生「今回のツアーは、1人でしか行ったことがない場所もあるんですけど、だからバンドスタイルを初めて見るという方も都市によってはたぶん多いと思うんです。なので、バンドアレンジ、しかもスリーピースならではのアレンジを楽しんでいただけるかなと思うし、あと、今回の『at FIVE』は、そのサウンドメイキングが結構いろいろ幅広いので、それを3人でどうやるんだというところにも注目してもらいたいです」

こもり校長「では、またちょっと違ったライブの雰囲気になったり?」

竹内先生「はい。バッチバチにやりたいと思います」

こもり校長「バッチバチ。楽しみです(笑) ツアーの詳細は竹内先生のホームページをチェックしてください!」

SCHOOL OF LOCK!



こもり校長「さぁ、今夜は竹内先生とこんな授業テーマでやっていきます。
『こんな明日になったらいいな!』

わろ坊 静岡県 16歳

こもり校長「学年は?」

わろ坊「高校1年生です」

こもり校長「わろ坊は、まだ学校はあるの?」

わろ坊「まだあります」

こもり校長「そうなんだ。いつから冬休み?」

わろ坊「3月の中旬くらいです」

こもり校長「そうか。まだまだ学校はあるんだね。わろ坊は、どんな明日になって欲しいのか教えてもらっていい?」

わろ坊「はい。友達と仲直りができる明日になったらいいなと思ってます

こもり校長「じゃあ、今、友達とケンカしちゃってるのか?」

わろ坊「はい、そうです」

こもり校長「ケンカしたのは、いつごろの話なの?」

わろ坊「去年の12月の冬休み頃です」

こもり校長「じゃちょっと経ってきてるね。なんでケンカしちゃったの?」

わろ坊「1人の友達とインスタでDMしてて、その時にケンカしちゃって。で、友達の方から自分が傷つくようなことを言われてしまって、自分は“やめてよやめてよ”って結構言っちゃって。誤解されないように一応、“笑”とか、そういうのをつけたんですけど、本気で言ってると勘違いされちゃって、そこからちょっとそのままDMができずに、3学期になっちゃって。で、3学期になってクラスに入ったら、その友達が他のクラスの人に自分の悪口を言っちゃってて、結構、個人的にはショックで、4月に次のクラス替えがあって、一緒になるかもしれないし、廊下でバッタリ会うかもしれないから、1年生が終わるまでにこのモヤモヤをスッキリさせたいっていうか、気持ちを伝えたくて、どんな方法を使って仲直りをしたらいいかちょっと教えてほしいです」

こもり校長「なるほどね。その、DMでやりとりしてて、“やめてよ”みたいなのは、相手が自分をいじってきたから、それが嫌だったんでしょ?」

わろ坊「はい、そうです」

こもり校長「それはどういったことだったの?」

わろ坊「そのトラブルが起きた近くに検定があって、自分がそれに落ちちゃって、それを“お前落ちたのかよ”みたいな感じでいじられて、それが自分でも傷付いてる上に言われたんで、より傷付いちゃってって感じですね」

こもり校長「でも、それで、わろ坊が“やめてよ”って言ったことに対して、向こうがむきになっちゃったってことでしょ?」

わろ坊「はい」

こもり校長「でも、合ってるよな。それをいじられるのは嫌なんだもんな」

わろ坊「はい」

こもり校長「だったら、筋は通ってるとは思いますけどね」

竹内先生「そうですね。ちゃんとやめてよって言った気持ちはそうだと思うので。でも、DMって難しいですよね。顔が見えないからこそ、相手が本当にどう思ってるのか分からないっていうのが難しいところだなと思います」

こもり校長「確かに。言葉だと温度が伝わるからいいんだけど、文章だと言葉に温度がないから、分かりづらいところはあるんだよな。
で、それで3学期がスタートしたら、周りの子に自分の悪口を…ってことだけど、それはどういうことを言われるの?」

わろ坊「本当に今までは仲が良かったんで、“本当に気持ち悪い”とか、そういう感じのことを言われました」

こもり校長「周りの子はどういう反応なの?」

わろ坊「クラスの中で一番仲の良い子は、“そんなの気にすんな”とか、“大丈夫大丈夫”とか言ってくれたんですけど、あんまり関わってない人は、自分を見てる目が結構怖くなっちゃってて。みんな怖い目をしてる感じで」

こもり校長「わろ坊は、なんでその子と仲直りしたいの?」

わろ坊「前から、そのトラブルが起きるまでは仲が良かったので、やっぱりその友達を忘れたくないっていうのもあるし、進級するにあたって、違うクラスになっちゃうかもしれないけど、ずっと友達でいたいなとは思ってたんで、仲直りはしたいです」

こもり校長「俺はすごくわろ坊をいいやつだなと思っちゃって。今、聞いてる限り、俺は同じ立場だったら許せないと思う。だって、自分が落ちちゃった検定のことをすごくいじられて、嫌なものは嫌って伝えたら、むきになられて周りをすごく敵にしてきて。それでも、そいつのことを…」

竹内先生「仲直りしたいって思ってあげてるのは、本当に優しいと思います」

こもり校長「ね。本当にすごくいいやつだと思う。俺はそういう気持ちになれるかって言われたら、たぶんなれないと思うから。その器の広さがすごいよ」

わろ坊「ありがとうございます」

こもり校長「でも、仲直りしたいってなった時にどうすればいいんでしょうね?」

竹内先生「難しいですね。でも、やっぱり直接話す方がいいのかな」

こもり校長「直接話す時に、わろ坊が傷ついちゃうんじゃないかなって俺は思っちゃって」

竹内先生「それは避けたいですよね」

こもり校長「そう。向こうがむきになっちゃっているところに、自分が追っかけに行くと、より向こうもまたむきになっちゃうから。周りの友達に協力してもらうとかっていうのはどうなんだろう?」

わろ坊「一番仲のいい子は、それこそそのケンカしちゃった子とも一応仲は良いので、その子に協力してもらうのはできると思います」

こもり校長「でも、1発目から友達を連れて行っちゃうと、向こうはもっとむきになるだろうから。それでなくても、むきになってるから、まずは1対1で話すのがいいんじゃないかな。で、どうすればいいかって、これは難しい話なんだけど、これって俺、わろ坊は悪くないと思うわけよ」

わろ坊「はい」

こもり校長「ごめんねっていう要素が1個もないっていうか」

竹内先生「そうですね。ちゃんと自分の気持ち伝えただけで無視されちゃうってのは、謝る必要はないと思います」

こもり校長「てなると、何を話すのかってなった時に、自分がそれでも相手にごめんねって言えるかどうかだと思うわ。“あの時、俺は本当に嫌だったんだけれど、その嫌だっていうのを一方的に伝えちゃってごめんね。でも、それでも俺は君と仲良くしたいんだよね”って言えるかどうかだと思うんだよね。向こうがすごくむきになってる時に、“君の悪いところはこうこうこうで”っていうのは逆なでちゃうと思うから。それでも、その子と仲良くするために取れる“ごめんね”なのかどうかだと思うんだけど、そこはどう?」

わろ坊「やってみようかなとは思うし、本当に仲を良くしたいので。でも勇気がなかなか出ないっていうのもあるし、どんな顔してその子と1対1で話せばいいのかなっていうのも、やっぱりちょっと頭の中でよぎったりします」

こもり校長「俺は仲良くしたいんだって想いを伝えるしかないと思うけどね。顔なんて作っちゃったらしょうがない、嘘っぽくなっちゃってもしょうがないから。その顔は、別に何の顔でもいいと思うんだよ。ポップな顔でもいいだろうし、真剣な顔でもいいし、怒っている顔でもいいだろうし。でも、その先に“クラス変わっちゃうじゃん。でもそれでも仲良くやりたいんだよ”って想いを伝えられるかどうかの勝負だと思うから」

わろ坊「うん」

こもり校長「その勇気は一体何の勇気かって考えたら、自分の勇気なわけであって、君はきっと、この先、別にその子と関わらなくても大丈夫だけど、それでもその子と関わりたいって想いが一番だから、もう勇気は既に出てるんだよ。だから、わろ坊は勇気がないわけじゃない。そこはもう自分の想いを信じて、自分がなぜその言葉を言いたいのかって答えはもう出てるから、その信念を持って、これはマジで強い意志を持って話すしかないと思うから、まずは直接2人で話してみてほしい」

SCHOOL OF LOCK!


わろ坊「はい」

こもり校長「で、無理だったら周りがいることを忘れないでほしい。たぶん俺たちが今、届けられる言葉はこれだけかもしれないけれど、それ以上の気持ちをもうわろ坊は持ってるから。俺たちはどれだけでも背中を押すから。明日も明後日も明後日も、どれだけでもチャレンジしていいから。応援しているよ」

わろ坊「ありがとうございます」

こもり校長「頑張ってな」

わろ坊「頑張ります」

こもり校長「明日もいい日にしようぜ」

わろ坊「はい、します」

こもり校長「いや、めっちゃいいヤツだからこそ、傷ついちゃうこともあるんだろうけど、相手を想う時に相手の気持ちも背負いすぎちゃうと、自分の気持ちもってなっちゃう時もあるんだろうけど、それでも相手を想える、その気持ちが強さだと俺は思ったな。マジで頑張ってほしい」



今日の黒板


SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


『わたしの人生 わたしが主人公』

竹内先生「自分は元々SCHOOL OF LOCK!の元生徒で、今こうして"先生"として帰ってきて、あの時もらった未来の鍵を自分が今度は誰かに渡す番なんだって思うとすごい感動するし、感慨深くて。で、SCHOOL OF LOCK!の中とか未確認フェスの中で私がもらったものって、私もステージの真ん中に立っていいんだ、って。”自分のステージの真ん中に立っていいんだ”っていう、そういう自信をラジオを通してもらって。

それが巡り巡って自分の新曲の根幹になってくれていて。今日、放送で流していただいたWILD&FREEっていう曲があるんですけど、その中で歌っているのが、“私は私の人生の主人公だもん”って、そう思えば今、自分がしちゃった失敗とか挫折もそれはいずれ、私がハッピーエンドを迎えるための伏線になるんだって思えるなっていう風に思ったので、こうして音楽の場を繋いでるというか、その輪にいる感じがしてすごく嬉しいしこのメッセージを今日届けられて感動してます」


♪ WILD & FREE / 竹内アンナ


こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です」

竹内先生「まだ帰りたくない〜(笑)」

こもり校長「でも、もう今日は学校が終わっちゃうんだよ(笑) でも、黒板を書いてみて、どうでした?」

竹内先生「書いてる時の音も入っているのも、なんかもワクワクが止まらなかったです。もう本当に本当に楽しかったです」

こもり校長「でも、その熱量も伝わって、何か巡り巡っている輪が」

竹内先生「本当にそう感じました。また、先生として帰ってこれるように頑張ります」

こもり校長「ぜひまた遊びにきてください。SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

こもり校長「起立! 礼!」

こもり校長・竹内先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ サヨナラ / 竹内アンナ


SOL!


この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年3月01日(水)PM 10:00 まで

Music 2023.02.22PLAYLIST

    22:03
  • 22:26
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竹内アンナ BUMP OF CHICKENが大好き!塾帰りに聴いていた「BUMP LOCKS!」

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。2月22日(水)の放送は、シンガーソングライターの竹内アンナさんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)が、同番組との出会いについて聞きました。

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