授業テーマは、昨日に引き続き、我が校のスタンダード授業!『掲示板逆電』!

SOL!

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聴取期限 2023年7月6日(木)PM 10:00 まで

昨日に引き続き、我が校のスタンダード授業!『掲示板逆電』!


SOL!


『 6.29 』

こもり校長「今日は6月29日ということで、BiSH先生の解散ライブが東京ドームで行われました。校長先生は直接、東京ドームに行かせていただいて、そのBiSH先生のライブを最後まで見させてもらったんだけど、今までBiSH先生が積み重ねてきた、たくさんの小さな点が本当に線になって、大きな丸を作ったライブだったなって思ってます。で、自分もいつか1つの物事に丸をつけたいなと思うんだけど、そういう点と点が線になって円になるって言葉は俺すごく大切な言葉で、それを体現してるライブだなと思ったんだけど。どっちかっていうと円になるんじゃなくて、円にしたって感じ」

COCO教頭「うん」

こもり校長「BiSH先生たちが最初始まったのが80人キャパのライブハウスから、今日の5万人の東京ドームまでの道を歩んでいって、途中いろいろな紆余曲折があったりとか、おそらく“東京ドームなんて無理だろう”と言われたこともいっぱいあっただろうし、“そんな夢を掲げたって約束なんて叶えられっこない”みたいなことをきっと言われたこともあったんだろうけど、それでもBiSH先生を信じて、愛を送り続けた清掃員(=BiSHファン)のみんなの力もあったりとか、本当に全ての点が線になって、本当に1つの円になった大きな大切なライブだったなと感じてます。すごく受け取ったものも多いし、今日で解散かと思うと寂しいなと思う気持ちもあるけど、最後の最後にあのBiSH先生が1人ずつ言葉を届けてくれて、その時もらった何かを胸にしまいながら、これからも一緒に歩んでいきたいなと思いました」


♪ オーケストラ '23 / BiSH


こもり校長「会場での清掃員のみんなの一体感というのがもうエゲツなくて、もう1曲目からエゲツなくて。どちらかというと、BiSH先生を最後まで見送る5万人の画が俺は本当にすごく印象に残っていて。で、ドーム、今日の東京はすごく晴れてたのに、ライブ終わってすぐに出たら急に大雨が降ってきて。だから、そんなの気持ちの持ちようじゃんと思うかもしれないけど、あの会場にいた清掃員の想いみたいなものが一気に降り注いできたような感じがして。だから、見上げると、BiSH先生の思い出がとか、俺達の胸にあるけど、今はまだ見上げさせないようにしてるのかなとか、“まだそこじゃないよ。みんな一緒にいたよね。今日その想いを大切にしていこうよ”みたいなのを、空でさえも言ってるのかなみたいな感じがして、すごくいろんなことを思いながら、この生放送教室にやってきました」

COCO教頭「ライブを見てきた生徒から書き込みが来てて」


Bye-Bye Show for Never
BiSH先生の解散ライブ見てきました。
やっぱりBiSH先生のライブはめちゃくちゃ楽しくて、そして今日が今までで1番かっこよかったです!
もう見れないのは悲しいけど今日貰ったパワーでこれからも頑張っていきます
BiSH先生大好きです!!!!
ありがとうございました!!!!!
緑と青のしらたま
男性/18歳/神奈川県
2023-06-29 22:00


COCO教頭「今日で解散ってことは、生で見られることはなくなっちゃうけど、でもすごく記憶に残るライブをBiSH先生が、緑と青のしらたまだけじゃなくて、清掃員のみんなに届けてくれたのが、やっぱすごいパワーがある人たちなんだなって思ったよね」


BiSH先生
BiSH先生の8年間って本当に濃くて、常に全力で愛を届けてきた証が今日の東京ドームなんだろうな。
デビュー当時の夢を叶えた6人の、ここまでの生き様がかっこよすぎます
BiSH先生解散の実感は正直湧いてないけど、とにかくBiSH先生にこれまでもこれからもたくさん救われて僕は生きていくんだと思います。BiSH先生本当にありがとう!
BiSH iS FOREVER!!
カラコネクト
男性/16歳/石川県
2023-06-29 22:04


こもり校長「そうだね。きっと来る明日に、BiSH先生のその曲がきっとまた一歩先に進めてくれるんだろうなと思います。BiSH先生、本当に最強に格好いいパンクな人生をありがとうございました」

SOL!



こもり校長「さて、昨日は我が校のスタンダード授業の『掲示板逆電』をやっていて、生徒と話をしていきました。思ったよりも校長先生がポンコツだと」

COCO教頭「そんなことないよ(笑) ラジオネームを変えたいっていう、みかんソーダーダソーダの要望に応えてね」

こもり校長「悲しい1日でした。とはいえだけど、掲示板を見ていると、頑張る君もそうだし、七転読書も登場してた。“いただきました”みたいな。だから結局、採用率でいったら俺の方が多いっていう」

COCO教頭「(笑) それはあるよ」

こもり校長「だからそこでカリスマ性が出ちゃうんだよな」

COCO教頭「感じ悪いな(笑) あとは台湾の友達に声の手紙を届けたり」

こもり校長「そうね。来月で帰国しちゃう友達に向けて想いを届けてくれたりとか」

COCO教頭「幅広い授業だったけど、その授業の最後にいつも黒板書いてるけど、昨日は黒板の代わりに夜空ちゃんの書き込みを紹介して。昨日聴けなかった生徒のために説明すると、夜空ちゃんは自分でも分からないけど、学校になかなか行けないって書き込みをくれたんだけど」


ありがとうございました。
校長。昨日の夜、黒板の時間に私の書き込みを読んでくれてありがとうございました。
悩み疲れて、その時間には眠ってしまっていたので、タイムフリーで聴きました。
そして今、涙を流しながらこの書き込みを書いています。
校長の言葉が、今、すごく胸に響いています。
何より、「俺は待ってるから」「強いことが正解じゃないときもあると俺はそう思ってる。答えが出せなくてもいい」と言ってくれたことが、すごく嬉しくて、心強く感じました。
自分のことのように受け止めてくれて、言葉を選びながら、真剣に考えてくれて、本当にありがとうございました。
本当に、正解がわからない中で、今日、学校に行きました。
泣きながら、息苦しさに耐えながら、自力で歩いて学校に行きました。
やはり給食の後になると、元気になりました。
周りの友達には、「なんで昨日学校休んだの?」と聞かれて、「体調が悪かったから」と言いました。
「どうせ今日もつまらないのだろう」と思っていましたが、理科の時間に校庭に出た時に、そう考えた自分が馬鹿だと思いました。
同じ班で、あまり話したことのなかった子が、「夜空!行こ!」と言ってくれました。
私はすごく嬉しくて、その子についていきました。
たまたま今日が虫を観察する時間で、私達は虫が苦手だったので、一緒に叫んで、叫んで、笑いました。そして、思ったんです。「学校って、楽しいな」って。
また行きたくないと思って、友達に心配をかけてしまうかもしれないけれど、「みんなならきっと大丈夫だ」って信じようと思えました。そう思えたのも、school of lockの掲示板というものがあったからです。私の思いを書き込める空間があったからです。本当にありがとうございました。BUMP OF CHICKEN先生の「窓の中から」という曲が、きっとこれからの私の心の支えになっていくんだなと、そう思います。そして、放送後に書き込みをくれた生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
夜空ちゃん
女性/13歳/千葉県
2023-06-29 17:58


こもり校長「まずは本当に夜空ちゃんが自分の想いと向き合いながら、その一瞬苦しいと思いながらも学校に行った選択を取れたこと。これが例えどんな選択を取ったとしても、本当にまずは向き合えたことが俺はすごいなと思う。だから、まずお疲れ様って伝えてあげたいし、もしかしたら今日が正解だって言い切るには、まだ時間がかかるのかもしれないけれど、今後また、悩みながらもがきながら、もしかしたら来週になればまた同じ気持ちになっちゃうかもしれないけど、今日向き合ったように、来週も、そしてこれからも、どんどん自分というものと向き合って前に進んでいけたら嬉しいなと思うし、何よりも今日もまたこうやって俺たちに言葉を届けてくれてありがとう」


こもり校長「さぁ、まだまだ生徒と話がしたい。そんな思いで今夜も昨日に引き続き、我が校のスタンダード授業をやっていく!
『掲示板逆電!』

こもり校長「今夜も君が今話したいことを聞かせてもらいたいと思う」

COCO教頭「最近あったことや嬉しかったこと、今、しんどいこと」

こもり校長「学校のこと、友達のこと、誰にも言えずに悩んでいること、どんなことでもいいよ。君が心の中で抱えていることを良かったら聞かせてほしい」

さく! 愛知県 14歳

こもり校長「学年は?」

さく!「中3です」

こもり校長「掲示板に書き込んでくれてありがとう。今、さく!が思っていることとか話したいこと聞かせてもらっていい?」

さく!「周りにいい子だって思われたくて、自分に全然正直になれなくて、こんな自分のことが、すごく嫌いで今すごく苦しいです

こもり校長「自分に正直になれないっていうのはどういうことなの?」

さく!「例えば嫌なことをされたり、関わりたくない人がいたりして、そういうこととかされたりしても愛想振りまいちゃったり、作り笑顔で接しちゃったり」

こもり校長「愛想を振りまくとか作り笑顔をして接するのは、俺的には1つ自分を守る防衛手段というか、周りの空気を壊してもしょうがないから、そういう風に接するのは1つの手段として俺はアリだなって思って生きているタイプなんだけど」

さく!「あ〜」

こもり校長「俺の中ではね。それでも、“いや、ここはさすがに自分でも嫌だなって言った方がよかったな”とか後悔することとかもある?」

さく!「はい、あります」

こもり校長「そこは“自分の思いを素直に伝えといた方が良かったな”ってストレスになるんだ?」

さく!「はい。“あ、ここなんで言わなかったんだろう”とか、後悔したことがあったりします」

こもり校長「だから、自分の許容の範囲内じゃないところまで愛想笑いをしちゃうとかってことか」

さく!「はい」

こもり校長「最近だとどんなことがあったの?」

さく!「クラスの人に、“好きな人いるの?”ってすごくしつこく聞かれて、休み時間になって、廊下に私が逃げたんですね。そしたら、その聞いてきた人たちが来て、手を引っ張られてたりとか、制服の襟ひっくり返したりとかされちゃって、嫌だなって。前々からそういうことあったんですけど、もう嫌だなと思って。だけど結局言えなくて」

こもり校長「そうやって聞かれるのとか、グイグイ来るのが嫌だよって?」

さく!「はい」

こもり校長「聞いてくる子とは、クラスではどういう関係性なの?」

さく!「1年の頃、同じクラスで、まあ普通に喋ってたけど、一緒にいようとか、そこまでではないです」

こもり校長「じゃ、クラス何回か一緒になってしまっているなみたいな感じの関係性か」

さく!「はい」

こもり校長「だから別に初めましてじゃないから普通に話すよね、みたいな」

さく!「そんな感じです」

こもり校長「強引に聞かれるみたいなことは、本当はさく!は嫌なのか」

さく!「はい」

こもり校長「グイグイ来られるから“聞かないでって言ってるじゃん!”って本当は言いたいってことだよね」

さく!「はい(笑) “もうやめてよ!”って言いたいんですけど、ちょっと言えなくて」

こもり校長「そうだよね。でも、その子たちは何回か自分がもうい嫌って思う瞬間があるわけじゃん。で、いざそれを思った時に一歩立ち止まってしまうのはどういうことを思って立ち止まってしまうの?」

さく!「やっぱり、いくらそういう人たちとは言えど、人を傷つけるのは私はすごく嫌だし、そうしちゃうことによって、周りのまた違う人に何か言われたりとかすごく怖くて」

こもり校長「なるほど。でも、自分の中だけでフラストレーションがたまるじゃん。“なんであの時言わなかったんだろう”とか。“後で何か言われるの怖かったけど、でもやっぱりあそこで『止めて』って言っておけば今後なかったかも”とかってストレスを抱え込みすぎると、自分の中ですごくフラストレーション溜まっていかない?」

さく!「溜まるんですけど、言った時のリスクを考えると、ここは一歩我慢しておいた方がいいのかなって思っちゃいます」

こもり校長「なるほどね。それは自分自身が嫌いってさっき言ってくれたけど、そこに繋がるってこと?」

さく!「繋がります」

こもり校長「どういう瞬間が自分を嫌になる?」

さく!「さっき言ったみたいなとことか、理想の自分があって、それとズレチャッあ時とか、明らかに何かやらかしちったなみたいな時とかは、嫌だなって思います」

こもり校長「でも、それは嫌だな。自分が自分を嫌になっちゃうのって、一番嫌な状態だな。モヤモヤするでしょ? 苦しくなっちゃうでしょ?」

さく!「はい」

こもり校長「しかも自分のことだから、1秒ずつ鮮明に思い出せるじゃない」

さく!「はい、明確に」

こもり校長「思い返したくなくても思い返しちゃう時とかあるでしょ?」

さく!「はい、あります」

こもり校長「しんどいな。辛いな。俺もそういうの分かる」

さく!「ホントですか」

こもり校長「俺はシャワー入ってる時とか超思う」

さく!「(笑)」

こもり校長「髪の毛を洗ってる最中とか、洗わないでずっとシャワーに打たれながら自分のことを思い返して、“はぁ〜”ってなる時、俺もめっちゃあるよ」

さく!「(笑)」

COCO教頭「さく!はおうちで、そういう風になることが多いの?」

さく!「そうですね」

COCO教頭「自分の時間になった時に?」

さく!「はい。1人になった時とか勉強してる時とかに、ふと考えちゃって」

COCO教頭「勉強中も考えちゃうんか」

さく!「はい」

COCO教頭「それやったら、集中できなくなっちゃうな」

さく!「はい」

こもり校長「勉強の手も止まるしな。それでもまた自己嫌悪のループ入る時ない?」

さく!「入っちゃうんですよ。昨日とかもそんな感じで。どんどん入っちゃって、結局勉強を諦める形に」

こもり校長「それは苦しいな。でも、さっきさく!が話してくれた中で、自分の理想と違う自分になっちゃうのが嫌だって言っていたけれども、理想の自分というのはどういう自分なの?」

さく!「私は尊敬してる人がいるんですけど、その人みたいになりたいって思って、いろんなことやって、“絶対この人だったらこんなミスしなかったのに”とか、“この人だったら絶対やらないようなことを私はやってしまったんだ”みたいな」

こもり校長「なるほどな。それは身近な人なの?」

さく!「はい」

こもり校長「そうか。だから、その人がどういう行動をとってるのかも見られるのか」

さく!「はい」

こもり校長「そうか。理想があるがゆえに、その理想と重ねちゃうと、“あの人だったらしないんじゃないか”“もし自分があの人なら…”って考えちゃうよね」

さく!「はい」

こもり校長「“自分が本来だったらこういう風になりたい”とか、“本当はこういうのって嫌だったんだよね”みたいなことって他の友達に話せたりとかはしてるの?」

さく!「あんまりそれが話せなくて。私のそういうところ出しちゃったら、その子が苦しくなっちゃうんじゃないかなって思っちゃって」

こもり校長「自分の苦しいところだけをパスして抱え込ませちゃうんじゃないかみたいな」

さく!「はい」

こもり校長「さく!は相手のことをすごく考えてるんだね」

さく!「いやいや、そんな(笑)」

こもり校長「そんなことなくないよ。だって今のこととか、さく!に聞かれて“確かに”って俺思ったもん」

さく!「ホントですか」

COCO教頭「相手のことを考えてあげてるからこその言葉やもん」

さく!「全然そんな(笑)」

こもり校長「いや、時には自分勝手になっていいと俺は思っちゃうタイプだから、苦しいものを苦しいと言える人がいるんだったら、“ちょっと苦しいの。持ってよ”って」

さく!「あ〜」

こもり校長「渡せる時に8分の1ぐらいにして渡せるんだったら、“ちょっと持ってくれない?”っていうの、俺すごくあるのね。でも、それって物の見方を変えた時に持たせちゃってるってことだから、その8分の1をその人はどうやって消化するんだろうとか考えてないわけじゃん。でも、そこまでさく!は思えてるのが、すごくさく!の中での自分にとっての判断基準みたいなところって、対人にあるんだなってすごく感じる」

さく!「あ〜」

こもり校長「だからこそ、さく!が自分が自分で嬉しいと思える自分って何なのかなとか、すごく聞いてみたくなる。今のさく!の話を聞いていると、誰かが笑っていれば、誰かが傷つかなければっていうのが、幸せの基準になってるから、答えがないんだよね。誰かに言われるまでそれって求め続けなきゃいけないことで。…分からない、友達として関係を築いてたら、いつしか“さく!といたから1個も傷つくことなく、さく!といられて幸せだった”って言ってくれる友達に出会えることは絶対に俺はあると思うし、そういう出会いはもちろんあるって俺は信じてはいるけど、出会う人出会う人が全員そういうわけでもないと俺は思ってるのね」

さく!「はい」

こもり校長「究極、クラスなんて同じ地域に同じタイミングで生まれた人達の寄せ集めだろうって思ってた時期もあるし。その中で対相手だけに幸せを求め続けるのってしんどいなって思うこともあるから、誰かの前で自分がこういられたら自分が幸せって思う、好きな自分をさく!の中でもっと探すのがいいんじゃないかな」

さく!「無理(笑)」

こもり校長「いやいや、1個の俺の考え方だよ」

さく!「すごく参考になります(笑)」

こもり校長「(笑) いや、参考になってくれるんだったら、もちろんめちゃくちゃ嬉しいんだけど、1つの俺の意見というか、今求め続けちゃい過ぎてる感じがちょっとしちゃうんだよね」

さく!「そうですかね。あんまり自覚がないんですけど」

こもり校長「いや、だからそれは本当に常に人のことを考えられてるからだと思うよ」

さく!「そうですかねぇ(笑)」

COCO教頭「自分のいいとこって自分ではなかなか発見しづらいけど、でも今日さく!が校長とか私に話してくれたみたいに、さく!の言葉の中にヒントがいっぱい隠されてて、“じゃやっぱりこの気持ちを友達話したら相手がしんどくなっちゃうんじゃないか”とかってさっき言ってくれてたけど、そこの言葉にさく!のすごく優しい、人想いの気持ちが詰まってたから、そこは1つ自分の武器として持ってて欲しいなってちょっと感じたな」

さく!「はい、ありがとうございます。そんな優しい言葉を(笑)」

COCO教頭「(笑) でも話してくれたから分かったけどさ」

こもり校長「どんな自分の状態が好きかちょっと一緒に考えてみようよ。何してる時の自分が楽しい? 音楽聴いているとか、何か部活やってたら部活をやっている時が好きとか、家でぼーっとしてる時が好きとか」

さく!「さっきも2人が話されてたように、今日BiSHの解散があったじゃないですか。私、BiSHがすごく好きで、学校に先生で清掃員の方が1人いるんですね。その人と話してる時とかはすごく“あぁ今好きだわ”みたいなのはあったりします」

こもり校長「だから、やっぱり自分の好きなものを好きとちゃんと認めて人に話せてる時が、さく!は楽しいんだよ」

さく!「はい」

こもり校長「だから、音楽の話ができる友達とすごくいっぱい話してみるといいいい自分になるかもとか。あと、もしかしたらの考え方だけど、それを天秤に掛けて、“私はこんなに楽しいことを楽しいって話せる自分がいるんだから、これぐらい我慢したってまだ天秤釣り合ってるよな”みたいな」

さく!「あ〜」

こもり校長「で、我慢しすぎて我慢しすぎて、“楽しいこと話しても何か心がモヤモヤするな”って時は、“ちょっと自分勝手にいろいろなこと言ってもいいのかも”とか」

さく!「あ〜」

こもり校長「何か自分の心の中でのそういう嫌と好きの天秤みたいなので、常に自分で測ってみると、もしかすると気付かないうちに自分が溜め込んでいるストレスに気付くパターンもあるかもね」

さく!「うん」

こもり校長「俺はそのすごく溜め込んじゃう感じが分かるからね」

さく!「ホントですか。嬉しいです(笑)」

COCO教頭「あまのじゃくスポーティーから、さく!にメッセージが届いてます」

こもり校長「昨日ラジオネーム変えた、あまのじゃくスポーティー!」

さく!「(笑)」


自己嫌悪
自己嫌悪はよくあることだと思う。
さくは本当に我慢していると思う。
自分の気持ちを露わにしたら心が軽くなると思うよ!無理をせず頑張れ!
あまのじゃくスポーティー
男性/14歳/和歌山県
2023-06-29 22:44


さく!「優しい〜(笑)」

COCO教頭「優しいな〜」

こもり校長「でも、さっきも言ったけど、まずは大前提そこだから。俺らも話してるのは、さく!はすごく溜め込んじゃってるから。よく我慢していると思う。すごく他人のことを考えてると思うから」

さく!「はい」

こもり校長「だから、さっきあまのじゃくスポーティーが言ってくれたみたいに、思ったことがあったら言っちゃってもいいと思うし、自分が壊れるぐらいだったら相手を壊してやろうぜみたいなパンクな気持ちでも俺はいいと思うし」

さく!「はい」

こもり校長「暴力的になっちゃダメだけどね(笑)」

COCO教頭・さく!「(笑)」

こもり校長「ただ、あともう1つだけ言えるのは、どんなさく!になったとしても、俺たちはさく!のこと好きだから」

さく!「ありがとうございます、そんなこと言ってくれるの校長しかいないですよ(笑)」

こもり校長「そんなことないんだよ。俺みたいなやつがいるんだから、もっといるんだよ」

COCO教頭「いっぱいいるよ」

こもり校長「あ、でも、こんなに稀有(けう)なテキトーな男もなかなかいないだろうな」

COCO教頭「いやいや、やめなさいよ(笑)」

こもり校長「ネーミングセンスもないし(笑)」

COCO教頭「それはそうだけど(笑)」

さく!「(笑)」

COCO教頭「でも絶対的な味方だからね」

こもり校長「そうだよ。で、しかも周りには大好きな清掃員の方もいるんだし」

さく!「はい」

こもり校長「だから、もし明日とかも話せるタイミングがあるんだったら、清掃員の方とかと自分が好き好きっていうのを話してみながら」

さく!「はい!」

こもり校長「いろんな天秤をかけながら、もし重くなっちゃったら、俺にちょっと嫌な気持ちをくれよ。掲示板に書き込んで」

さく!「はい。分かりました」

COCO教頭「そうそう」

こもり校長「次回は16分の1でもいいから」

さく!「分かりました」

こもり校長「数字に意味はない。ごめん」

一同「(笑)」

こもり校長「だから、明日も一緒に頑張ろうな」

さく!「はい! ありがとうございます」

こもり校長「ありがとな」


♪ ALL YOU NEED IS LOVE / BiSH




こもり校長「さく!は憧れの人のようになれていないと思うかもしれないけど、今、現に俺は“さく!みたいなやつになりてぇ”と思ってるよ」

COCO教頭「他人のことを思いやれるってところですかね」

こもり校長「俺なんて、いつもCOCO教頭にボコボコやってるもん(笑)」

COCO教頭「そんなことないよ。こんなこと言ってますけど、ちゃんと優しさあるからね(笑)」

こもり校長「でも、そうだよ。気付かないうちにさく!は誰かのなりたいに、もう既になっているから。好き〜」

COCO教頭「出た。それ誰かのネタだよ」

こもり校長「うそ。パクっちゃった。ごめんなさい。誰?」

COCO教頭「若林さん、オードリーさんですね(笑)」

こもり校長「パクっちゃった。ごめんなさい(笑)」



さて、ここからは…『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定

こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5,000円分をプレゼントします!」

COCO教頭「答えはTwitterで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」

こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員、あ〜お先輩、萌ちゃん先輩。よろしくね!」

明桜先輩「農業部部員、虹のコンキスタドール、大和明桜です!

萌ちゃん先輩「農業部部員、鶴見萌です!

明桜先輩「さっそくいきます! SCHOOL OF LOCK! 農業部検定、問題!
6月が出荷量最大のサクランボ。 赤いルビー”とも呼ばれている品種“佐藤錦”は、サクランボの国内生産量の何割を占めているでしょう?
A:3割 B:5割 C:7割


萌ちゃん先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは…チェリー!」


♪ CHE.R.RY. / YUI


萌ちゃん先輩「今週も懐かしい〜(笑)」

明桜先輩「農業部、懐かしすぎる〜(笑)」

萌ちゃん先輩「でも聴いてくれてる生徒のみんなは知ってるのかな?」

明桜先輩「ちょっとかぶってはいるんじゃないですか? ずっとCMで流れてたじゃないですか。その当時は小っちゃかったんで、気軽に歌ってたんですけど、今これをカラオケで女の子が歌ってたら、惚れちゃうなって(笑)」

萌ちゃん先生「私はちょうど中学時代とかだから、カラオケで歌う子もいるし、バンドで文化祭で歌う子とかもいて、女子の定番ソングだったね」

明桜先輩「ですね。今週も青春ですね〜(笑)」

萌ちゃん先輩「それでは、正解を発表していきます! 答えは…… Cの7割 です!」

明桜先輩「解説していきます。甘みと酸味のバランスがよく、繊細な味わいで、贈り物としても人気がある“佐藤錦”は、サクランボの国内生産量の7割近くを占めていて、6月中旬頃から全国に出回ります」

萌ちゃん先輩「サクランボは、β-カロテンやビタミンC、カリウムが豊富で、疲労回復や美肌作用、高血圧予防の効果が期待できるそうです。果肉の赤い色には、抗酸化作用の強いアントシアニンが含まれているそうです」

明桜先輩「そうなんですね」

萌ちゃん先輩「あんなに美味しくて栄養たっぷりなんだ」

明桜先輩「美肌作用もあって、最高だぁ〜(笑)」

萌ちゃん先輩「食べなきゃ〜 サクランボ、めっちゃ好き!」

明桜先輩「私も本当に大好きっす。負けない(笑)」

萌ちゃん先輩「うそ! どうやって勝負すればいいんだ、これ?(笑)」

明桜先輩「今度、食べるか?(笑)」

萌ちゃん先輩「食べよう!(笑)」

萌ちゃん先輩「それでは、当選者の発表お願いします!」

こもり校長「それでは、正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は… にゃがのニャガ おめでとう!」

COCO教頭「正解した、にゃがのニャガには、JAタウンで使えるギフトカード5,000円分をプレゼントします!」

こもり校長「…ということで、今日の農業部の活動は以上!」



こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK、授業テーマは我が校のスタンダード授業…『掲示板逆電!』

COCO教頭「22時台に逆電を繋いだ、さく!。さく!に生徒から書き込みが届いてます」


素直になれない
同じです。自分が溜め込んでたなんてわからないですよね。私は中学の先生に教えて貰ってきずきました。他人に嫌な気持ちになってもらいたくなくて嘘の顔で生きてます。後で言っとけば良かったのにと後悔することあります。でも、人を傷つけないためにも綺麗に誰にもバレないように嘘ついてます。本当はこんな事するのは嫌です。正直モヤモヤしてます。そんなことが日々蓄積してます。でも、自分は今生きていくために、自分を守るためにもしょうがないと思ってます。理想の姿があるので少しずつ近ずけてます。でもその人が全てでは無いし私とう人として性別として生きてます。溜めすぎずに一緒に頑張りましょう!
こもらて
女性/16歳/長野県
2023-06-29 22:52


こもり校長「そうだね。やっぱり生きていく中で、誰かの気を遣わなければいけない時って絶対出てくると思うし、そういうのを全て放棄してしまうと、いつか自分にそのブーメランが返ってきちゃうから、本当に自分が自分らしく生きられる選択肢の1つとして、そういう風にバランスを取るのはすごく大事なことなのかなって俺も思う」


さく!ちゃん
自分も自己嫌悪に浸る日が沢山あります…。
でも、さく!ちゃんのレスに、書き込みに凄く励まされた!!
ありがとう
さく!ちゃんも沢山悩みを吐き出してー!!
掲示板に書き込んでる生徒みんな、さく!ちゃんの事が大好きだと思うよー!
私も大好きだよー!
トゲトゲ
女性/13歳/新潟県
2023-06-29 22:52


こもり校長「本当にトゲトゲが言ってくれたことが全てだね。しかも、さく!がああいう風に言ってくれたことによって、トゲトゲが共鳴したし、他にもたぶんきっと同じ想いで悩んでいるが、“あ、私もそうなのかも。1人じゃない”って思えるきっかけをさく!が与えてくれたから、もう既にみんなの中に、さく!が大事な存在になってるよね」

COCO教頭「で、電話したさく!からも書き込み届いてます」


感謝
逆電ありがとうございました!
そして、皆さんもたくさんの温かい言葉をありがとうございます!
こもり校長やCOCO教頭からもらった言葉や、皆さんからいただいた優しいレスたちを胸に、これから生きていきたいと思いました。「人想いの」気持ちも持ちながら、でも自分のやりたいことをやる。天秤にかけながら、常につり合っている、という状況を作っていきたいです。抱えすぎず、適度に吐き出して。自分の好きな自分でいたいです。
これからも頑張ります!本当にありがとうございました。
さく!
女性/14歳/愛知県
2023-06-29 23:03


こもり校長「いいいんだよ。さく!、本当にありがとう。そういう風に自分のフィルターを通して言葉にしてくれて。人だから、いいんだよ。その天秤もブレブレでもいいのよ。均等じゃなくてもいい。どっちかガチャンって傾く時があってもいいだろうし。そうやって悩みながらもがきながらだと思うから。何よりもさく!はさく!だからね。憧れの人がいるっていうのも言ってくれてたけど、君は君だから」

COCO教頭「ありがとう」


ちっくー 千葉県 15歳

こもり校長「学年は?」

ちっくー「高校1年生です」

こもり校長「書き込みありがとね。校長と教頭と何を話そうか?」

ちっくー「今の僕の悩みの事なんですけど、野球部に入っていて、2週間前から仲良かった野球部の友達たちから、自分に対する接し方が変わり始めて、今非常に関わりづらくなってしまって。その理由が自分でも分からなくて、今、孤独を感じてしまって結構しんどいんですけど。なので、学校や部活に行きづらくなるのは嫌で、その孤独に耐えられるように今日相談にのってもらいたいと思います」

こもり校長「今の話を聞いて1つ思ったのは、俺はちっくーに孤独にはなってほしくないと思ってるのね。だから今から話していくから、いろんな方向にいろんなことを話していくから、どういう形で話になるか分かんないけど、君は1人ではないと思っててほしいし、孤独に慣れる必要はないと思うから、今、ちっくーが話せる範囲でいろいろ聞かせてもらっていい?」

ちっくー「はい」

こもり校長「その2週間前からっていうのは本当に突然始まったことなの?」

ちっくー「2週間前の月曜日の朝に登校して、いつもの友達と会って話をしようとした時に、ちょっといつもと比べて返ってくる返事が冷たいというか、いつもの返事ではなくて、ちょっとおかしいなと思い始めて、それが1週間続いてしまってって感じです」

こもり校長「それは1人の人じゃなくて集団でそういう対応になってること?」

ちっくー「そうですね。自分のクラスに結構同じ野球部の子がいて、その子達と仲良くしてたんですけど、3人いて、その3人の子からそういう感じでちょっと仲間外れという感じでされてしまって」

こもり校長「じゃ、いつもちっくーはクラスでは4人でいつも仲良くやってたってこと?」

ちっくー「はい。4人で」

こもり校長「4人グループで一緒に仲良くやってたのに、ある日突然3人から無視されるみたいな感じになったってこと。それは本当に突然だし、急だね」

ちっくー「はい。本当に前日までは本当に普段と変わらない楽しい会話をしてて。突然ちょっと向こうの接し方が変わってしまって、びっくりしたというか」

こもり校長「どういう感じに変わったんだろう?

ちっくー「普段は3人の方から結構自分に話しかけてくれて、そこから会話が盛り上がっていく流れだったんですけど、そもそも向こうからも話しかけてこないし、自分の方から話しかけても、そんなに乗ってくれないというか」

COCO教頭「反応が薄い感じなんや」

ちっくー「はい」

こもり校長「え、それは理由は直接本人に聞いたりしたの?」

ちっくー「それが始まった日に、ちょっと聞いてみたら良かったと、振り返ると思うんですけど、そのままちょっと様子見ながら、聞けずに今まで続いてる感じで」

こもり校長「じゃ直接はみんなに理由は聞けてないんだ?」

ちっくー「はい、聞けてないです」

こもり校長「その対応が冷たいっていうのは部活でもそうなの?」

ちっくー「部活だとプレーの時に集中するので、必要な会話とかはするんですけど、今までの温かい言葉とかは減りましたね」

こもり校長「理由が全く分からないんだもんね?」

ちっくー「はい、そうです」

こもり校長「この2週間、ちっくーはクラスではどういう感じで過ごしてるの?」

ちっくー「野球部3人と、あと自分以外にもう2人いるんですけど、その野球部の子達とちょっと話しながら、何でだろうなみたいなことを考えながら、1週間過ごして。で、ちょうど1週間経った頃に、学校に行きづらくなってしまって。そこから結構最近まで1週間くらい学校と休んでてって感じです」

こもり校長「その休んだ1週間しんどかったな」

ちっくー「そうですね。今まであんまりこういう経験がなかったので、しんどかったです」

こもり校長「でも、よく自分の中にずっと閉じこもらず、こうやって言葉にして書き込んでくれてありがとう。その1週間休んでた間はどんなことを考えて、思ったりしてたの?」

ちっくー「何が原因でこうなったのかとか、何か嫌われるようなことをしたのかなみたいな感じで考えながら、それでもやっぱり分からなくて。自分の親とも相談して、それでも行くのが難しくて、気付いたら1週間経ってた…」

こもり校長「じゃ今も学校は行けてないのかな?」

ちっくー「今週は行けてて」

こもり校長「あ、今週行けてたのか」

ちっくー「はい。勇気を持ってというか(笑)」

こもり校長「すごい勇気だよ! やっぱ休んでから行くのはめちゃくちゃしんどいことだから、よく頑張ったよ。本当に4日間おつかれさま。で、学校行ってみて、どうだった?」

ちっくー「最初に孤独になるのが嫌だって言ったんですけど、孤独にはなってないと思ってて。やっぱ自分を気にかけてくれる子とか、あとはその3人グループの時だと言いにくいけど、個人の連絡とかで心配してくれる人も3人の中にはいて。自分1人じゃないんだなって感じて、学校行っても想像してたよりはちょっと楽な方で。そこは嬉しかったというか」

こもり校長「うん。でも、向こうからの対応は元に戻ってたみたいなことじゃなかったんでしょ?」

ちっくー「そうですね。1対1で自分と話す時とかは、ちょっと自分に対する優しさみたいなのが伝わってくるんですけど、人がいっぱいいると、そういう雰囲気が伝わってきて、そこに自分も入れないと言うか」

こもり校長「なるほどな。ぶっちゃけどう? ちっくーが学校に行った時に、“自分で1人じゃないんだな。これはこれでもしかしたらありかもな”って、ふわっと思った気持ちがあるわけじゃない」

ちっくー「はい」

こもり校長「これってすごいことだと思うのね。これを感じられること自体が。すごく景色が変わったことだと思うし、視野が広がったってことだと俺は思うから。で、出会えるべき人に出会えているということだとも思うし」

ちっくー「はい」

こもり校長「でも、それも踏まえた上で、そういう気持ちがあるって上で、ちっくー的には前みたいに戻れるんだったら戻りたいと思う?」

ちっくー「まだ入学して2ヶ月なので、卒業するまで関わっていくと思うので。やっぱり2か月楽しく過ごせたので、まだ今の動きを受け入れられなくて、戻れるなら前の関係に戻りたいなと思ってます」

こもり校長「それは間違いないな。やっぱ2ヶ月だもんな。新生活の2か月、高校1年生になっての2ヶ月は大きいだろ?」

ちっくー「はい」

こもり校長「どうなんだろうなぁ」

COCO教頭「その理由を、ちっくーが聞けるタイミングを初日に逃しちゃってから、聞けてなかったやん。ちょっと聞いてみようっていう風には思えないかな? ていうのも、全くちっくーが悪くないことで、もしかしたら勘違いしてる可能性とかもあるやん。でも、ちっくーがちゃんと理由を聞いて、“え、自分そんなの言ってないよ。やってないよ”ってその反論できるのって、ちっくーしかいないからさ。それを知らないままずっといっちゃうのは、この先また仲良くなりづらいんじゃないかなって、教頭は話を聞いてて思ったんよ。何か聞いてみようとか、ちょっと勇気出せるかな? …LINEとかはしてる?」

ちっくー「そうですね。LINEであんまり話せないことをちょっとは話せてて、やっぱ1人の子が、ちょっと今は話せる方なので、そこで聞くのがいいんじゃないかなって思うんですけど、それでもやっぱり絶対そのグループの中で、そういうことって分かられるって思うので、ちょっとそこが怖いです」

COCO教頭「そうだよね」

こもり校長「意外と俺的には理由は聞かなくてもいいのかなって、ちょっと思い始めてきてて」

ちっくー「そうですか?」

こもり校長「ちっくー自身が、今ちっくーの中で思いつかないわけじゃん。だっていっぱい考えたでしょ?」

ちっくー「はい。もう何回も考えて。ダメですね、なんか話せる友達とも話して、“
自分が何か傷つけるようなことやったりした?”みたいなことを聞いても、その子は“全然そんなことはしてないと思うよ”って言ってたので」

こもり校長「そうだよね。で、今の話の中でも話し合える友達がいるって言ってるじゃない」

ちっくー「はい」

こもり校長「で、俺はそこにいる身近な友達を信じてもいいんじゃないかなと思うんだよ。やっぱり2か月っていうのはちっくーにとって、ものすごくかけがえのない時間だったし、楽しい思い出があればあるほど、そこがひっくり返っちゃった今の状況を受け入れがたいっていう気持ちも分かるんだけど、それと同じ分この2ヶ月で築き上げた周りの友達がいるわけじゃん」

ちっくー「はい」

こもり校長「その子達を全力で信じ切っちゃえばいいなって思ったの。その他の3人に固執するって意味じゃないし、見捨てるって意味でもないし、ちっくーは大事な友達がいなくなったっていうわけでもないし。そこの関係性は今なんとなくボタンの掛け違いがあるだけで、ちょっと違和感のある関係になっちゃっただけで、今こう話している中では、ちっくー自身が孤独って言葉を使って孤独を選択する必要がない状況にいるのに、わざわざ孤独に向かってるような感じがして」

ちっくー「あ〜」

こもり校長「でも、ちっくーを否定しているわけじゃないよ。ちっくーだって絶対しんどいし、すっごく考えたからこういう答えに行き着いていると思うから。でも、その話している中の端々に出てくる、やっぱ身近にいる人達が俺はすごく見える画としてはすごく温かい人たちだなって思ったから。何か今、心の中でふわっと出ている楽なのかもとか、今まで話せなかった人と話せてとかってポジティブな芽を摘まないようにしてほしいなってすごく思ったから、自分からわざわざ無理して関係性を崩しに行く必要はないんじゃないかなと思って、聞かなくてもいいんじゃないかなと思った」

ちっくー「あー。でも、部活とか…1年生の中で22人いるんですけど、その大半が3人の人たちとまとまってよく話をしてて」

こもり校長「中心格みたいになってるってことか」

ちっくー「ま、そうですね。で、部活になるとちょっと入りづらい雰囲気があって、今までみたいに話せる人なら、大丈夫なんですけど、その人たちとうまくでないとちょっと心が落ち着かない…」

こもり校長「ザワザワしちゃうのか。でも聞くのは怖いでしょ?」

ちっくー「怖いですね」

こもり校長「だよね。俺だったら絶対、聞きに行くの怖いもん」

ちっくー「今は最近なので、ちょっとまだ落ち着いてないのもあるんですけど、今の状態が続くと思うと、ちょっと怖いというか…嫌です」

こもり校長「そうだよな。でも、何かを打破しようとする時には何かを壊さなきゃいけないから、それなりの覚悟も必要だと思うし。それが大前提である上で、もし、ちっくーがやっぱ怖いじゃん。俺も“なんで?”って理由を聞くのは怖いと思うの。それで、“は? 別に? 自分で考えろよ”って言われたら、なおのこと怖いし。それでもっと関係が悪くなったらもっと嫌だし。そういうのを想像したらキリがないぐらい怖いから、俺はその気持ちはすごく分かるのね」

ちっくー「はい」

こもり校長「だからこそ、今いる環境がちっくーにとっての孤独ではないことはすごく感じるから、俺はまだステイしていいと思う。自分から崩しにいかなくてもいいかなって思うけどね」

ちっくー「なるほど。そうですね。でも、それがいいような気がしてきましたね」

こもり校長「一緒にそばにいてくれる友達はいるわけでしょ?」

ちっくー「いますね」

こもり校長「信じてないって言いたいわけじゃないんだけど、そばにいる人が実は自分が思っている以上に近くにいてくれてることってすごくあると思うから。1人ぼっちではないと思うから、俺はそういう周りに頼りながら、その機会待つっていうことかな、言いたいのは。諦めるってことじゃなくね」

ちっくー「はい。分かります」

こもり校長「ごめんな。こんなに話してくれたのに、俺がちゃんと言葉を届けられなくて」

ちっくー「いや、頑張ろうと思えたので、本当にありがとうございます」

こもり校長「いや、めちゃくちゃ矛盾したことを言うと、ちっくーに頑張ってほしいんだよ。超頑張ってほしいし、さっきも言ったみたいに俺もずっと言ってるけど、お前1人じゃないから」

COCO教頭「1人じゃないから」

ちっくー「はい」

こもり校長「やっぱ俺めっちゃ気になるし、絶対明日とかも、どうなったんだろうなってめっちゃ思うし。で、頑張ってほしいんだけど、無理しないでほしいわけよ」

ちっくー「あ、はい」

こもり校長「何かあったら、SCHOOL OF LOCK!でいいんだったら、放送聴いてほしいし。また明日もいるから」

ちっくー「分かりました」

こもり校長「また話して。いっぱい話してくれて、ありがとな」

COCO教頭「ありがとね」

ちっくー「こちらこそ、ありがとうございます」


♪ SPOTLIGHT / eill


こもり校長「だから、こういうのも含めて、ちょっと生徒との約束も込めて、挨拶しよう!」

COCO教頭「はい」


こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立! 礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」



今日の黒板



今日の黒板はなし! 最後まで授業を届けて行ったぞ!



こもり校長の放送後記

俺達の一番の武器は喋る事だから答えが無くても良い。
いっぱい話そう!!

COCO教頭の放送後記

自分の「良いところ」を大好きになってあげてほしいな。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年7月6日(木)PM 10:00 まで

Music 2023.6.29 PLAYLIST

    22:02
  • 22:28
  • 22:49
  • 22:58
  • 23:01
  • 23:52

BiSH 東京ドーム公演後に大雨「清掃員の思いが一気に降り注いできた」SCHOOL OF LOCK!こもり校長がライブを観て感じたこと

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。6月29日(木)の放送では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)が、この日の東京ドーム公演をもって解散したBiSHへの思いとライブの感想を伝えました。

生放送教室 放送後記一覧

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