宿題『募集!オリジナルのインスト曲』紹介

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今回はさっそく授業を始めていきますが、生徒の皆さんから募集している宿題「募集!オリジナルのインスト曲」に届いた音源を紹介していきます。

山口「インスト曲ですね。オリジナルのインスト曲ということで、ハードルが高いかな……と考えて、実際はどれくらいくるかな……なんて思っていたけど、たくさんの音源が続々と届いています。これは、先生、面白い現象が起きるんじゃないかという予感を感じつつ。まずは今日いくつか紹介して、生徒諸君と共有していけたらと思っています。まずはこちら。」



soundcloudでleave Eという名前で、
主にEDMをアップロードしている中3です。打ち込み歴2年です!
Logic Pro Xを使って作っています。
自分史上もっとも踊れるEDMができました!
本当はこれに歌をのせたいのですが、歌ってくれる人が見つからず・・・。
サビの盛り上がりと中盤の差が聴き所です!
タイトルは「Egetsunai Dance Music」です!
はぎちゃん
男/14/愛媛県




「14才!……先生が14才の頃なんて、釣りしかしてなかったぞ!(笑) もう、インスト曲が作れちゃうような時代なわけですね……。楽曲に歌をのせたいっていうことは、メロディーはあるってことかな。タイトルが「Egetsunai Dance Music」……ヤバいねー。じゃあ、聴いてみましょうか。」

♪ Egetsunai Dance Music / はぎちゃん

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「14才のはぎちゃん。中学校3年生でこれを作るのはすごいなと思いますけど、作品の批評としては年齢関係なく行きますよ。それで良いですよね?はぎちゃんは14才だから、多分、本気で踊りに行った事がないと思うし、本気で踊っている人を直で見た事はあまりないと思う。だから、サウンドの部分的なセクションごとに、ピークの部分と展開していく部分と、コードが変わっている部分とかも含めてEDM……"エレクトロ・ダンス・ミュージック" なわけで、もう少し、ここが踊りどころだよ!っていうのをちゃんと作ってあげないと、EDMっていうのは機能を果たさないと思う。盛り上げて行って、意外とスカすとか、音をドンドン盛り上げていって……みんなの一体感がある中で、行くぞっていう煽りがあるんだけど、その次に物足りなかったり次に行けなかったら、その曲は機能を果たせていない事になる。EDMの面白い所は、行くぞ、行くぞ……って、違う行き方をするの(笑)。スカしてるのに踊れる、とかそういった部分もあったりするんですね。そういう技法もEDMの新しいところだったりもするので。はぎちゃんは作っている事で、EDMの機能は理解しているはずで、聴いているし、研究していると思うから。だから、もうちょっと踊りに行ったり、実際に踊っている人たちの姿を見たり、生で体感するっていうところを得ると変わってくるかなと思いますね。多分、スティーブ・アオキ(Steve Aoki)さんとかのライブにEDMを聴いたことがない中学生が行ったら絶対踊っちゃうもん。そのくらい上手に出来てる。踊るっていうことに特化しているから。音楽としてどうかは、今は議論しないけど。」

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「なので、14才にしては素晴らしいと思いますけど、曲としてもうちょっとEDMを研究すべきところはあるかなと思いますね。ただ、音の一番高い所と低い所のレンジの幅みたいなものはちゃんと分かってるなって思うし……まあ、もっとあると思うけどね。ロジック(Logic Pro X)を使っている時点で、大丈夫ですよ。これからもっといろいろと勉強して、また送って欲しいね、そういった所も踏まえて。素晴らしいEDMミュージシャンが日本から生まれてくると、多分注目世界から今されやすいと思いますよ。なかなか日本のEDMでヒットしている人たちが居ないのでね。是非作ってみてください。方向性としては間違ってない。モットエゲツナイダンスミュジーックの方が良いですね(笑)。へへ(笑)。」

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続いては……



はじめまして。「ポストポップ」というコンセプトでオリジナル曲を作っているi do miz.と申します。曲は全てiPhoneのGarageBandで製作しました。宜しくお願いします。
i do miz
男/16/広島県




「名前、良いねー。iPhoneのGarageBand!あるもんね。先生もダウンロードしているけど。GarageBandっていうのはMacの純正の音楽作成ソフトで、着信音を作れたり、簡単に曲を作れるソフトなんですけど。先生もデモを作る時にGarageBandを使っていますからね。それのiPhone版を使っているわけですね。これはもう、誰でもできるっていうことじゃないですか、すごいねー。では聴いてみましょうか。」

♪ New Action (for the past) / i do miz

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「良いじゃん!日本っぽいですねー。何なんですかね、この独特の日本人っぽさって。ゲームかな。アニメ?ゲームとかアニメを挟んでいる感じですよね。それとJ-ROCK。……なんか、分かってきたなー。フュージョンだ。フュージョンが近いんだね。」

「GarageBandっていうのは、基本的に(最初からソフト内に用意されている)ループ音源を使って音を作って行くわけだから、既存の物を選ぶわけですよ。このアコギの音もそうだし、ギターの音もそうだけど、シンセの音やフレーズも含めて、コードを決めて、テンポを決めて、セレクトして行くと。だから、音を選ぶ、グルーヴを選ぶセンスを問われるわけですね。その人の趣味がより分かってくる気がするね。使っている音色はすごい好きな音色が多かったね。キックのセレクトとかも、結構ゲスなダンスミュージックのものではなくて、ちょっとミニマルなものを選んでいるかなとも思うし。伝わりやすいもの、曲としての雰囲気を壊さないものがちゃんと揃っていたので面白かったと思う。」

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「みんな、あれだね。フュージョンが多い(フュージョンは音楽のジャンル。詳しくはWikiってみよう)。はぎちゃんはEDMとしての展開だったけど、インストって、自由で、制約がなくてよいと思うの。もっとフリーで音を作っていく事が大事で。そういった部分で、もう少し感覚を……インストっていうもの、ダンスミュージックやエレクトロっていうものは一体何なのかっていうのを研究していくのが必要かもしれないなって思いました。みんな技術はあるし、感覚も鋭い。後は研究だよね。だから、サカナLOCKS!で引き続きインスト曲を募集して行く中で、授業としてダンスミュージックをみんなで一緒に聴こうか。そういうのをやってもいいかもしれないですね。実際に一線でやっている日本のエレクトロの人とかに来てもらって、どういう風に音楽を吸収していったかっていう話を聴いて、生徒諸君がそれを踏まえて作ってきてもらうっていうのがひょっとしたら必要かもしれないなと思いました。」

「はぎちゃんもi do mizも、この授業を経て、もう一回送ってきて欲しいな。あと、あれだよね。僕らメンバーもそうだけど、サカナLOCKS!のみんながポストできるようなものがあったら良いなと思うのね。「こんな音楽を聴いている」「ダンスミュージックはこれ」とか。それを生徒が勝手に聴けるっていうか……タイトルだけでもいいから。なんかそういうのも考えようかなと思うね。そして、ここだけで終わるのも悲しいから……今年は第一回になるわけですけど、未確認フェスティバルっていうのをSCHOOL OF LOCK!で開催するらしいじゃないですか!そこで、未確認な君たちがステージを作れたらね。ステージって言ったら怒られるな……小スペース(笑)。運動会とかで言ったら、校長先生とかが座ってるあのちょっとしたテントみたいな場所(笑)。そういうのをお借りできたら、そこで発表できたらいいなって思っているので。でも、それの裁量は、校長、教頭次第でしょ?SCHOOL OF LOCK!の長、2人だもんね。ちょっと脅しかけてね(笑)、やれたらなと思っています。なので、インストの授業もやっていけたらなと思っています。皆さん、音源ありがとうございました。引き続き、生徒諸君が作ったインスト曲、お待ちしております。」


「未確認フェスティバル」

君が作ったインストルメンタル(ボーカルが入っていない曲)、募集中!
詳しくは、サカナLOCKS!の宿題のページを見てください。[⇒コチラ]

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