higma先生来校!ボカロNight!!!

SOL!

今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!


今夜のSCHOOL OF LOCK!は…『ボカロNight!』を開催!!
春のボカコレでSCHOOL OF LOCK!賞を受賞した[higma]先生も登場して、改めて今週末から開催するボカコレについて紹介していきました。
ボカロに詳しい生徒から、「おすすめボカロ曲」「おすすめボカロP」についても教えてもらいました。

最初に電話をつないだのは…
【岩手県 18歳 女の子 RN:ちびくるる】
RN:ちびくるる がおすすめしてくれたボカロ曲は…n-buna先生の「アイラ」
元々ヨルシカ先生の大ファンで、コンポーザーのn-bura先生の曲を聞いていく中で好きになったのだそう。
いつも登校する時に聞いていて、学校に行きたくないと思ってしまう時でも、「頑張るぞ!」という気持にさせてくれる楽曲だと紹介してくれました。

次に電話をつないだのは…
【北海道 15歳 男の子 RN:暖房付きの炊飯ジャーを求む】
RN:暖房付きの炊飯ジャーを求む がおすすめしてくれたボカロ曲は…アオワイファイ先生の「知らん。」
よくニコニコ動画でボカロ曲を探したりしている中で出会った曲なのだそう。
特に歌詞に共感する点が多く、「名ばかりだらけの皆勤賞」などの歌詞に、学生が日常で感じるモヤモヤが重なる。
さらに、明るい曲調が、ネガティブな感情を吹き飛ばしてくれる、爽快感溢れる曲なのだと紹介してくれました。

次に電話をつないだのは…
【愛知県 17歳 女の子 RN:リンりん】
昨年のクリスマスにボカロPを買ってもらい実際に曲を作ってみたという、RN:リンりん。
作った曲のタイトルは…『アイの食卓』。
受験生になり、親からの心配が愛だと分かっていても重荷に感じて受け取りたくないと思ってしまう、そんな気持ちを曲にしたのだと話してくれました。
RN:リンりんは、ボカコレにもエントリーするそう。これからの活躍が楽しみです!

今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年10月13日(木)PM 10:00 まで

higma先生来校!ボカロNigh!!!


こもり校長「昨日は『ビートルズNgiht』をやって、生徒からオススメのビートルズの曲を教えてもらって。やっぱ面白いもんで、『Ngiht』をやったら、オススメされた曲をもう一度帰り際に聴くっていう」

SOL!


ぺえ教頭「私も」

こもり校長「聴いた?」

ぺえ教頭「うん。帰り道聴いたし、家に帰ってからも聴きました」

こもり校長「昨日は夜、雨が降ってたから走れなくて、車の中で聴いたもんね。昨日はいい夜だった」

ぺえ教頭「染みたんじゃない? より、その雨の音と一緒に聴くと(笑)」

こもり校長「昨日から急に寒いじゃない」

ぺえ教頭「ちょっとびっくりしちゃったね」

こもり校長「引くぐらいの寒さになったよね」

ぺえ教頭「何が起きたの?(笑)」

こもり校長「本当に(笑) でも、昨日は染みる『Night』でしたけど、今日は熱い『Night』にしていこうかなと思ってます」


ボカロnight
今日はボカロnightということですが自分は本当にボカロには詳しくないのでどの曲が有名とかはそんなに知りませんが中学生の頃にボカロのリズムで数学を勉強できる本があってそれを使いながら勉強をしたことがあるぐらいですね。

楽曲はまだまだ作れる状態ではないのですが授業の一環としてボカロではないのですが作ったりしてはいます。作る途中ですが自分は過去に大学のイメージソングの歌詞を書いたり作曲してくれる方ととある特別ゼミでどんな曲にするのかなど色々と話し合ったことはあるぐらいしかないです。
福岡の桜坂けやき通り
男性/19歳/福岡県
2022-10-06 20:52


ぺえ教頭「なんか回り道した文章で(笑) 最初は何て言ってたの?」

こもり校長「ボカロには詳しくないんだけど、中学の頃にボカロのリズムで数学を勉強できる本があったらしいのよ。何それ?」

ぺえ教頭「分かんないね」

こもり校長「どこから出版ですか?」

ぺえ教頭「想像つかないしね(笑)」

こもり校長「想像もつかないし、そんなアバンギャルドだする出版社はどこなんだろうか? ボカロのリズムで数学を勉強するって何?(笑)」

ぺえ教頭「でも、もうそんなところまで時代は進んでいるのね」

こもり校長「そういうことなのかね?」

ぺえ教頭「違う? ただこの子が特殊ってことかな」

こもり校長「それか、独自の独自の勉強法っていう可能性もなくはない」

ぺえ教頭「ボカロのリズムで?」

こもり校長「いっぱいあるじゃんね。連立方程式だったら、ちょっとは4つのゆっくりなビートとか」

ぺえ教頭「私たちもその中、歴史上の人物を曲で覚えるみたいなのはあったけどね」

こもり校長「わ! すげえ! 『ボカロで覚える中学数学』学研プラスからでが出てますね(笑)」

ぺえ教頭「学研やったわね〜 早くもボカロに手を付けたのね」

こもり校長「2017年。今から5年前にはもう」

ぺえ教頭「あ、素晴らしい。風を読んでますよ」

こもり校長「学研すごいね」

ぺえ教頭「学研だ」

こもり校長「学研だよ。“公式、図形、証明、ボカロ曲で数学を攻略セヨ”」

ぺえ教頭「これで頭に入ってくるんかな(笑)」

こもり校長「たぶんうまいことできるんだよ。さぁということで、今夜はみんな大好きボカロNightやっていきたいと思います! SCHOOL OF LOCK!開校です!」


♪ 祝福 / YOASOBI




こもり校長「1曲目からすごい。ボーカルのikura先生、コンポーザーのayase先生による小説を音楽にするユニットです。ayase先生ね。もともとはボカロPとして作品を投稿してたのは有名なお話です。うん、今やボカロPからすごいアーティストが生まれる時代で。一方通行じゃないよね。いろんな分岐点があって、すごい世の中になってきました」

こもり校長「本日の授業にまいりましょう!
『ボカロNight』!!

こもり校長「今夜は大人気授業、『ボカロNight』! 改めての説明になっちゃうけども、パソコンで入力して自分の歌わせたいメロディーを歌わせることができる音声合成技術VOCALOIDを使った楽曲。これが通称ボカロ曲。そのボカロを使った楽曲を自分で作成してYouTubeやニコニコ動画にアップしてアップしているのがボカロP。そして、そんなボーカロイドに関わる全ての方が参加できる祭典“ボカコレ”で、SCHOOL OF LOCK!賞を受賞した、この方が今日は来てくれました!」

higma先生!!!!

ぺえ教頭「お久しぶりです?」

higma先生「お久しぶりです(笑)」

SOL!


こもり校長「生教室とは初ですから。前回は職員室に呼びつけて」

higma先生「そうです。下手なこと言えないなって思ってます」

こもり校長「そうですよ」

higma先生「(笑)」

ぺえ教頭「プレッシャー(笑)」

こもり校長「今日は、ボカコレとボカロを今日は背負ってきてくれているわけですから」

higma先生「何もしゃべれなくなる(笑)」

こもり校長「(笑)」

ぺえ教頭「どっちかっていうとhigma先生はプレッシャーに弱いんだから(笑)」

higma先生「今、ブルブルなんですから(笑)」

ぺえ教頭「かわいいから(笑)」

こもり校長「higma先生、SCHOOL OF LOCK!のジングルも作ってくれてます」

higma先生「はい」

<higma先生作成のジングル>

こもり校長「これです。生徒のみんなが気づかずに聴いているジングル。これはhigma先生が作ってくれたジングルです」

ぺえ教頭「でも、すごく浸透してきたよね」

higma先生「ありがとうございます。こっそり僕もSCHOOL OF LOCK!聴いた時に“何か僕のシングル流れとるやん”と。“本当に流れてるんだ!”って(笑)」

こもり校長「なんでこっそり聴くんですか? 大々的に聴いてくださいよ(笑)」

ぺえ教頭「かなり流れてるよね」

こもり校長「うちの生徒にも注目されるボカロPになりましたけど、その後反響とかはどうですか?」

higma先生「そうですね。別にリアルとかで何かみたいなのは、やっぱり正体が分かられていないからってのもあるんですけど、動画のコメントとかで『ラジオで流れた』みたいなとかそういうコメントが付いたりしてて、“あ、やっぱり出て良かったな。反響あるな”っていくように感じましたね」

こもり校長「そう言ってもらえたら、嬉しいな。さぁ、そんなhigma先生がSCHOOL OF LOCK!賞を受賞した、ボカコレについて改めて説明したいと思います」

ぺえ教頭「ボカコレはボカロにまつわる全ての人々にとって新たな出会いがある日。色々な形のボカロ愛が集まる日。みんなが待ち望んでいる音楽エンターテイメントを生放送、リミックス企画、クリエイター支援などの様々なコンテンツを通して盛り上げていくボカロの祭典です」

こもり校長「そして、ボカコレ秋のお祭り“ボカコレ2022オータム”が、今週末10月8日から10日までの3日間開催です。さらに“歌ってみたコレクション”は10月11日から14日までで。このボカコレにSCHOOL OF LOCK!賞が前回から創設されておりまして、今回ももちろんあります。まぁ審査員特別賞的なことですが。
higma先生はボカコレにこれまで参加してきていますが、ボカコレというものはどういう風に捉えてますか?」

higma先生「最初は僕が参加した時の1回目、参加した時は“何だこれ?”みたいな。突然Twitterアカウントが誕生して、“何かやるらしい。何か出してみようかな?”みたいな感じで、最初はそんな気持ちで出したんですけど。出してみたら、本当に僕の知らないすごい何か曲を作るけど、知られてなかった人ばっかりが、もうバーンって一斉に曲を上げたりしてて。“あ、今まで大々的に開催されるイベントがあまりなかったので、すごくいい何か企画だな”と思って見てましたね」

こもり校長「だって一気に集まるわけじゃない。ネットの中では本当にすごく文化の中で盛り上がっているから、たくさんのものがあるんだけど、それが一気に集約される場所みたいなところでもあるから、ものすごい密度なんだろうと思っております。ちなみに、毎週配信している『ボカロLOCKS!』が、無料で聴き放題のアプリ“NicoBox”っていうのがあるんだけど、これがなんとボカロ特化型無料アプリ“ボカコレアプリ”に生まれ変わりました」

ぺえ教頭「機能は変わらないままアプリからボカコレに参加できます。アプリストアで『ボカコレアプリ』と検索してみてください。過去に紹介したボカロ曲もプレイリストで随時公開してますので、こちらもチェックしてみてください」

こもり校長「ということで、今夜は今までのボカロNight同様、ボカロに詳しい生徒の君にオススメボカロ曲おすすめボカロについて教えてもらおうと思います。さらに、今日はボカロで曲を作ってみたよという生徒も、もしかするといるかもしれないから、我々としては探していきたいなと思っております。もし楽曲を作ったことがある君は、SCHOOL OF LOCK!の公式LINEに自分が作った曲のリンクなど、ぜひ送ってください。みんなで聴いてみたいし、SCHOOL OF LOCK!の生徒から、ボカコレにも応募してもらいたいなと我々は思っております。もちろん、曲とか作ったことないよ、分からないよ。でもボカロは詳しいって君はいつも通り、ボカロ曲ボカロのオススメもよろしくお願いします」

ぺえ教頭「はい」

こもり校長「higma先生は、ボカロの曲を聴き漁ったりとかっていうのはあるんですか?」

higma先生「まあありますね。それこそ普段からすごいめちゃくちゃな数が投稿されてるので、全部を聴くのは難しいんですけど、こういうボカコレっていう場とかで聴いたりとかはしますね」

こもり校長「インプットする時、曲を作るのって結構アウトプットする前にインプットがいるじゃないですか。そこって他のボカロからインプットすることってあるんですか? それでも、全く他のところからですか?」

higma先生「そうですね。、正直、僕は結構ボカロじゃないところからインスピレーションを受けるところが多いですね。それこそ海外のトラックメーカー、EDMとか作る人だったりとかで、あまり日本の作曲家とかが使わない音とかが入ってる音とかの方が面白いなと思って、それを取り入れたりとかは結構します」

こもり校長「すごいな。どうしても同じ畑の中で“ちょっとこの人、今トレンドだから聴いてみよう”とかっていうのは、もちろんあるにしても、自分の中で新しいトレンドを作りたいみたいな気持ちが強かったりするんですか?」

higma先生「そうですね。やっぱり何か他の人と同じことを絶対したくないみたいな気持ちが一番強くて。だから、今売れてるというか、見てくれてるボカロPのもすごく良いんですけど、それと同じことをやってもしょうがないというか。やっぱり自分がやりたい音楽とはまた違うからっていうことで、いずれやっぱり自分の好きな音楽がみんなに認められる方がやっぱ楽しいなって思うんで、そういう作り方をしてます」

こもり校長「higma先生はすごく優しいのにすごい芯が通ってて」

ぺえ教頭「思った!(笑) そこのギャップというかが、いいね」

こもり校長「higma先生、今日は『ボカロNgiht』ということで2時間お付き合いよろしくお願いします!」

higma先生「よろしくお願いします」

ぺえ教頭「もう緊張はしてないですか?」

higma先生「いや、してます」

こもり校長「だって、マスクがイヤホンの中を通ってますからね」

higma先生「あんまり言わないでくださいよ。言わなきゃバレないのに(笑)」

ぺえ教頭「言いたくなるわよ(笑)」

こもり校長「取れないんだよ(笑)」

higma先生「全然取れない(笑)」

ぺえ教頭「ゆっくり取って大丈夫だよ」

こもり校長「待ってるから」

ぺえ教頭「higma先生は愛くるしいの」

SOL!


こもり校長「さて、higma先生は今日22時のタイミングで新曲『ナイトレコード』を公開されていますが、これはもしやラジオの曲だったりするんですか?」

higma先生「実はラジオの曲なんです(笑)」

こもり校長「すごいな、元々SCHOOL OF LOCK!の生徒だったというhigma先生は。学生時代にバンド経験なども経て、ボカロPという道に進んだわけですが、改めてラジオに対しての想いはどうですか?」

higma先生は「この『ナイトレコード』を書いた時に考えてたことなんですけど、ラジオって言うてそんなにメジャーな文化じゃないというか、結構教室で隅っこの人が聴いているような、“俺ラジオ聴いてるんだよね”とか言うと、結構暗いなぁとか思われたりとか、そういうのって例えばインターネット、ニコニコ動画とかでもそれをずっと好きで見てても、暗いなあって思われたりとか、結構そういうことがあったりすると思うんですけど、でもそれを聴いてる人達って本当にそのことが好きで、もしかしたら明日を生きる希望になったりとかしてるわけじゃないですか。で、僕も結構音楽をすっごく好きで、もう家で暗い部屋でずっとこの音楽を聴いて、それで生きる力をもらってた1人なので。だからラジオだったりとか、インターネットとか、日陰者じゃないですけど、そういう人たちでもすごく楽しめる、何かみんなが繋がれる場所として、ラジオとかそういうものがあるってすごくいいなと思ってますね」

こもり校長「そのバックボーンがある中で、今回この『ナイトレコード』を公開されて、作っていくにあたって、やっぱ自分のそういう想いだったりとか、経験というものはすごく活きたものですか?」

higma先生「そうですね。やっぱり結構活きましたね。ラジオをあの時聴いてた感覚を思い出しながら作るというか、今につながってるというか、あの時表現したかったものが今やっと道具とか揃えて作れてるっていうことで、やっぱり繋がってるなって思いますね」

こもり校長「制作はどのぐらいかかったんですか?」

higma先生「曲は最初に大体作り終わったのが、1ヶ月から2ヶ月前ぐらいなんですけど、その後の調整が…例えばキックの音だったり、ギターの音だったりの調整で、例えばこの音をちょっと上げるといい曲じゃなくなるんじゃないかとか、ちょっとの調整なんですけど、そこにもうずっと時間かけてました。それだけで2ヶ月くらいかけてたりとか。1日聴いて、キックをちょっと上げて、で次の日、ちょっとキック大きなって思ってちょっと下げて、みたいなことをずっと繰り返してました」

こもり校長「すごいな〜」

ぺえ教頭「微調整を繰り返して繰り返す」

higma先生「そうですね。今回の曲は結構そこをシビアにやった感じ」

こもり校長「ちょっと、みんなで聴いていこうか」


♪ ナイトレコード / higma




こもり校長「いいですね」

higma先生「ありがとうございます(笑)」

こもり校長「俺はすごく好きだし、イントロから印象的な音、ビートがあって、やっぱ作り込まれているなと思うんですけど、ボカロの歌が入ってくると、その印象的な音だったりとか、ビートっていうのが、スッとちゃんとメロディーになってて、ボカロの歌ってる声が急に入ってくる。で、サビに入った時にはすごく壮大な感じに急に世界が広がって、目を閉じてると、目の前は真っ暗なのに急にサビから電脳世界にログインしたような疾走感とか解放感みたいなのをすごく感じてね。爽やかで最後まで綺麗な世界じゃない」

ぺえ教頭「higma先生は、やっぱり優しくて繊細なボカロをお持ちですね。曲に心が吸われていく。いつしか全てこの『ナイトレコード』って曲に心がもう吸われて持っていかれてるような感覚がありました、最後聴いてて」

こもり校長「うん。だから、さっき言ってたみたいに、クラスでちょっとラジオ聴いてるとちょっと陰なものを感じるみたいなのって、ラジオ自体の魅力ってものすごいものなんだけど、確かにそういう風に捉えられる側面も持っていて。だけど、この曲の中にそこの起承転結があるというか、陰だと思われてるものでも、その世界に入ればものすごく色鮮やかで輝いてるものなんだよ、みたいなのを伝えてくれているような気がして」

ぺえ教頭「だから、今ラジオが好きで聴いてくれてる生徒にもすごく染みて響いてると思うね」

こもり校長「すみませんね。僕が作ったみたいなぐらいしゃべっちゃって」

higma先生「いやいや(笑)」

こもり校長「“お前作った?”ぐらい、知ったかぶってしゃべっちゃいましたけど(笑)」

higma先生「僕が言いたいかったことを全部言ってくださったので(笑)」

ぺえ教頭「何よりよ」

higma先生「もう何も言えないなって思いました(笑)」

こもり校長「じゃもう俺のだ」

higma先生「校長の曲ではないですけど(笑)」

こもり校長「でも本当に今日22時のタイミングで公開されてますから、何度も何度もSCHOOL OF LOCK!はradikoでも何度も聴けるか、聴いてください」


こもり校長「では、今夜の授業いきましょう!
『ボカロNight』

ちびくるる 岩手県 18歳

こもり校長「学年は?」

ちびくるる「高校3年生です」

こもり校長「ボカロ好き?」

ちびくるる「大好きです」

こもり校長「いつ頃から好きなの?」

ちびくるる「中学2年生あたりからです」

こもり校長「じゃもう5年ぐらい好きだ?」

ちびくるる「はい」

こもり校長「きっかけは?」

ちびくるる「きっかけは友達が口ずさんでて、“何歌ってるの?”って聞いたら、こういう曲だよって教えてもらって、それを聴いたらボカロでみたいな」

こもり校長「それは誰だったの?」

ちびくるる「バルーン先生の『シャルル』って曲ですね」

こもり校長「バルーンはあれか…」

ぺえ教頭「須田景凪先生」

こもり校長「やっぱバルーンの『シャルル』はすごく有名なんですか?」

SOL!


higma先生「もうめちゃくちゃ有名ですね。あれで、もう有名なボカロPも始めたって人とかいますし、レジェンドですね」

こもり校長「須田景凪先生、来週SCHOOL OF LOCK!来るよ」

higma先生「…いやぁ、すごいな…」

一同「(笑)」

higma先生「素の感想が(笑)」

こもり校長「ということで、オススメしてくれる曲を教えてもらっていい?」

ちびくるる「n-buna先生の『アイラ』という曲です

こもり校長「ヨルシカのn-buna先生」

ちびくるる「はい」

こもり校長「このオススメポイントは?」

ちびくるる「元気をもらえる、勇気をもらえる大切な曲です」

こもり校長「どういう時に聴くの?」

ちびくるる「いつも学校の登校時間に聴いてて、これから学校だなとかっていう時に頑張ろうって思って聴いてます」

こもり校長「なるほどね。自分を鼓舞してくれるというか、奮い立たせてくれる曲なんだ」

ちびくるる「はい」

こもり校長「じゃあちょっと一緒にその曲聴いていこうか」

ちびくるる「はい」


♪ アイラ / n-buna




こもり校長「この曲すごいね。ちょっとボカロというより、すごいバンドの感じがするというか。何かこの叩いてくる感じ、後ろのこのビートの感じっていうのは、確かにBPMを上げてくれる感じがしてものすごくいいけど、これはどうやって出会ったの?」

ちびくるる「元々ヨルシカ先生が大好きで、どんどんn-buna先生の曲を聴いていくうちに大好きになりました」

こもり校長「推しから掘っていくと、どんどんいろんな推しに出会っていくという。higma先生から見るn-buna先生の『アイラ』って曲はどうですか?」

higma先生「元気をもらうっておっしゃられてたんですけど、すごく明るいことを言ってるわけじゃないじゃないですか。結構暗いことを言ってたりとかして。でもだからこそ、自分に刺さるっていうか、自分が何か上手くいってない時とかそういう時にすごく聴きたくなるって言うか、聴いて逆に勇気をもらえるんだっていう曲だなっていう風に」

ぺえ教頭「寄り添ってくれる感じがするね」

higma先生「はい。n-bunaさんはそういう曲を作られるなと思っています」

こもり校長「確かに、これを今日ちびくるるがオススメしてくれて初めて出会った生徒は明日から聴いてみようという生徒もいるんじゃない?」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「今のこの夜の時点でちょっともらってくる生徒いると思う」

ぺえ教頭・higma先生・ちびくるる「(笑)」

こもり校長「またこのGUMIがいいいいね。声が高い!」

higma先生・ちびくるる「(笑)」

こもり校長「声の高さがいい」

higma先生「やっぱロックに合いますね」

こもり校長「ちびくるる、オススメしてくれて、ありがとね」

ぺえ教頭「ありがと」

higma先生「ありがとうございます」

ちびくるる「ありがとうございます」

こもり校長「じゃね〜」

ぺえ教頭「バイバーイ」

こもり校長「いい! 俺どんどんボカロ好きになってきてるわ」

higma先生「ぜひぜひ(笑)」

こもり校長「前に『ボカロNight』をやって、うちでは信じられないぐらいどんどん展開があったじゃない。急に『ボカロLOCKS!』ができたりとか」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「で、SCHOOL OF LOCK!賞ができて、higma先生とも会ってあってとか。どんどん魅力を感じているというか」

ぺえ教頭「引き込まれてくよね」

SOL!


こもり校長「すごいですよね。レンジの幅というかボカロ曲って」

higma先生「そうなんですよ。本当に幅が広いっていうか、言っちゃえば何でもアリなんですよ。個人が作ってるって言うか、まあ普通だったらあまり聴けないような歌詞だったり、攻撃的なことも言えちゃうし、何か暗いことも言えちゃうし。でも、それが本当に自分が思ってたことだって曲に出会えたりするんですよね。とか音楽とかも」

こもり校長「素晴らしいね」



さて、ここからは…『農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定

こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」

ぺえ教頭「答えはTwitterで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」

こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員、あ〜お先輩、萌ちゃん先輩。よろしくね!」

明桜先輩「農業部部員、虹のコンキスタドール、大和明桜です!

萌ちゃん先輩「農業部部員、鶴見萌です!

明桜先輩「新米の季節ですね! 今回はお米の問題です! SCHOOL OF LOCK! 農業部検定、問題!
お米は種類によって栄養分が変わります。 もみからもみ殻のみを取り除いたものが“玄米”。 玄米から“ぬか層と胚芽”を取り除いたものが“精白米”。 玄米を水につけて、わずかに発芽させたものが“発芽玄米”。 この発芽玄米は精神を鎮めたり、 血圧を低下させる作用があるといわれているギャバが豊富です。 さて、精白米と比べて、 発芽玄米には何倍のギャバが含まれているでしょうか? A:3倍 B:5倍 C:10倍

萌ちゃん先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは…米!」


♪ もののけ姫 / 米良美一


萌ちゃん先輩「『もののけ姫』? で、米ってことは、米良さんってこと?(笑)」

明桜先輩「(笑)」

萌ちゃん先輩「ちなみに見たことはあるよね?」

明桜先輩「あります。すごく壮大な感じの気持ちになりましたね(笑)」

萌ちゃん先輩「これはなりますね。学生時代に何かしらでこの曲やったのを思い出すな」

明桜先輩「うん」

萌ちゃん先輩「それでは、正解を発表していきます! 答えは…… Cの10倍 です!」

明桜先輩「解説していきます。お米は種類によって栄養分が変わります。精白米は炭水化物が豊富で、体の中でブドウ糖になって、脳や体を元気にします。玄米は精白米に比べて、脂質、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富です。発芽玄米は新芽の成長に必要な栄養素が増えるため、ギャバが精白米の10倍と豊富です」

萌ちゃん先輩「ギャバってよく聞くよね。チョコとかに入ってるイメージだけど」

明桜先輩「あ、そのギャバか」

萌ちゃん先輩「学生時代めっちゃ摂ってたな」

明桜先輩「ストレスにも効くって言いますしね」

萌ちゃん先輩「そうそう。勉強のお供とかにいいですけど、あーおちゃんはこのお米、3種類全部食べたことある?」

明桜先輩「おそらく食べたことあるような気もするんですけど、でも確実に玄米は食べたことあります」

萌ちゃん先輩「玄米は番取り入れやすいというか。私も全部ありますね」

明桜先輩「さすが」

萌ちゃん先輩「母がそういうの興味持って、すぐ取り入れるタイプで。でも最近は麦をお米と混ぜて食べてるかな。よく精白米と玄米を混ぜてとか、食べやすくして食べてるかも、うちは」

明桜先輩「でも、やっぱ鶴見家は健康にすごいですね。母の意識高い(笑)」

萌ちゃん先輩「(笑)」

萌ちゃん先輩「それでは、教頭、当選者の発表お願いします!」

こもり校長「あーお先輩、萌ちゃん先輩も、イノシシに突っ込まれるのは嫌ってことで、『もののけ姫』を流してくれるんだね」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「それでは、正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は… まさゆん おめでとう!」

ぺえ教頭「正解した、まさゆんには、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」

こもり校長「スクールオブロック農業部検定、来週の予習範囲は“リンゴ”」

ぺえ教頭「…ということで、今日の農業部の活動は以上!」



こもり校長「先ほどhigma先生がいなくなってて、焦ってたんですよ。

higma先生「そうだったんですか(笑)」

ぺえ教頭「あれ、失踪した? もう疲れちゃった? 大丈夫かしら? プレッシャーに耐えられなくなったのかと(笑)」

こもり校長「俺ら攻め過ぎたかみたいな(笑)」

higma先生「息切れしながら、戻ってきました(笑)」

こもり校長「本当に“はぁ”って来たから。戦ってました?」

higma先生「ちょっと(笑)」

ぺえ教頭「猪あたりとね(笑)」

こもり校長「度々、『ボカロLOCKS!』でもお知らせしてきましたが、ボカコレも含めて、ネットとリアルが融合した音楽の巨大イベント【ミュージック超会議2022】も明日から開催されるということで、こちらのテーマソングを超レジェンドクリエイターの八王子P先生kz先生栗山夕璃先生の3人が共同制作をすることが発表されました!」

<ミュージック超会議テーマソング>

こもり校長「すごいね。やっぱりオープニング感がハンパない! “くらえ。無限音楽”をテーマに作られた曲なんだって」

ぺえ教頭「世界観がすげえ!(笑)」

こもり校長「この3人がコラボって聞いて、higma先生的にはどうですか?」

higma先生「まあすごいなと思いつつ、ケンカしないのかなっていうか(笑) 個性がぶつかり合わないで、1つの曲を作れてるのが本当にすごいなと思います」

こもり校長「これはレジェンドクリエイターお3方って感じなんですか?」

higma先生「いや、それはもうボカロ界では知らないは人いないみたいな感じです」

こもり校長「この3人のボカロPが合宿して曲作ったらしいですよ」

higma先生「(笑)」

ぺえ教頭「合宿して! すごいね。そんなことあるんだね」

higma先生「(笑)」

こもり校長「レジェンド3人に集めて、パソコン向かわせて、ビートはこれがいいんじゃないかとか」

higma先生「とんでもない部屋ですよね。怖いですね(笑)」

ぺえ教頭「ちょっと怖いね(笑)」

こもり校長「頭の“ポン〜”は、誰のアイデアだったんだろうね(笑) こちらの楽曲については、明日18時から配信開始する“ミュージック超会議直前特番のニコニコ新機能発表会”にて、八王子Pが初披露するそうなので、是非チェックしてみてください」

ぺえ教頭「そして10月15日・16日の2日間は、さいたまスーパーアリーナでライブイベント“超パーティー2022”も開催されるので、こちらにも新たな出演者が発表されました。日向坂46の齋藤京子先生霜降り明星の粗品先生、有名ボカロPのすりぃ先生など、とっても豪華なメンバーが揃っております。そして、そこにAdo先生の出演も発表されました。いや、あそこに行けばAdo先生の名生歌歌宇多田も聴けちゃいますよ。行けば、Ado先生の歌? 生歌? 聴けちゃいますよ」

こもり校長「すごいですね!」

higma先生「すごいですね。すごいことになってます(笑)」

こもり校長「何がすごいかって説明しなくても、もうすごいなって分かるのがすごいよね」

ぺえ教頭「今回4年ぶりとなる2日間に渡って開催する“超パーティー2020”は現在、チケット発売中です。詳しくは“ミュージック超会議”で検索してみてください」

こもり校長」「これは楽しみでございますね」

higma先生「これは、めっちゃ楽しみですね。特に何か霜降り明星の粗品さんは個人的にめちゃくちゃ楽しみです」

ぺえ教頭「そこか(笑)」

こもり校長「(笑)」

higma先生「個人的に大好きなんで。シンプルに粗品さんが好き。お笑い好きなんで」

こもり校長「(笑) いろいろな角度の入り口から見られるから、ぜひ生徒のみんな楽しみにしてください」


こもり校長「それでは今夜の授業いきましょう!
『ボカロNight』!

暖房付き炊飯ジャーを求む 北海道 15歳

こもり校長「学年は?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「高校1年生です」

こもり校長「ボカロ曲を教えてくれるでいいのかな?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「はい」

こもり校長「ボカロ曲はいつから好きなの?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「3年くらい前から好きです」

こもり校長「そうなんだ。きっかけみたいなのあるの?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「SCHOOL OF LOCK!元教頭のやしろさんがいるじゃないですか」

こもり校長「はいはい。初代ね」

暖房付き炊飯ジャーを求む「その方を調べようと思って、“マンボウやしろ”って検索欄に入れたんですよ。そしたら検索予測に“マンボウが死んでる”って出てきて」

こもり校長「(笑)」

暖房付き炊飯ジャーを求む「で、“なんだこれ!?”って思って、調べたら、“家の裏でマンボウが死んでるP”ってボカロPさんが出てきたんですよね」

higma先生「(笑)」

こもり校長「へ〜! すげえ! 本当にいるんだ」

SOL!


暖房付き炊飯ジャーを求む「はい。で、その方の曲を聴いてハマりました」

ぺえ教頭「すごい(笑)」

こもり校長「初代教頭、変なところで、あなたが何か生徒に夢を与えているようです。聴いてますか?(笑)」

higma先生「(笑)」

ぺえ教頭「びっくりするね(笑)」

こもり校長「じゃ、ちょっと今日オススメしてくれる曲を教えてもらっていい?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「今日オススメする曲は、そのマンボウさんの曲ではないんですけど、アオワイファイさんの『知らん。』って曲を

こもり校長「これはどんな曲なの?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「学生とかは若い人特有の悩みを、ポップなリズムで明るくまとめた曲です」

こもり校長「なるほど。じゃあ、ちょっと一緒に聴いていこうか!」


♪ 知らん。 / アオワイファイ




こもり校長「これ、すごい曲だね。なんか早いね」

ぺえ教頭「早い」

こもり校長「ボカロってこんなに早く歌うんだ。この曲を知ったきっかけは何?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「ニコニコ動画とか僕よく見るんですけど、そこでボカロ曲を探してた時に見つけました」

こもり校長「なるほどね。この曲の中で、暖房的炊飯ジャー求むが見てほしい聴いてほしいってところは?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「歌詞の中に、“名ばかりだけの皆勤賞”っていう言葉があるんですけど、そういったところとかで無理してでも学校行って疲れた時とかに、僕の心を代弁してる感じがしてくれてる気分になって」

こもり校長「共感ということね」

暖房付き炊飯ジャーを求む「はい」

こもり校長「いやあ、higma先生、この子はちょっと高いな」

higma先生「そうですね(笑) すごくアップテンポで、めちゃくちゃノリがいいけど、その歌詞は結構面白かったりとか。で、面白い曲なのかなと思いきや、結構寄り添ってくれる歌詞とかで。しかも、メロディーもめちゃくちゃいいし。だからすっごくいろんな人に刺さるなって思います」

こもり校長「しかも初音ミクなんですね」

higma先生「初音ミクですね」

こもり校長「ミクちゃんってこんな声高いの?」

暖房付き炊飯ジャーを求む「(笑)」

higma先生「ミクちゃん声高いですよ。みんなのミクちゃんが高いか分からないですけど(笑)」

こもり校長「(笑)」

higma先生「使い方による。僕のミクちゃんはそんなに高くないですよ(笑)」

ぺえ教頭「あ〜そうかそうか」

こもり校長「それがボカロPによっての個性ですね」

higma先生「結構出ますよ」

こもり校長「暖房付き炊飯ジャーを求む、オススメしてくれて、ありがとね」

暖房付き炊飯ジャーを求む「ありがとうございます」

higma先生「ありがとうございます」

ぺえ教頭「バイバーイ」


こもり校長「いや、すごい。俺の知っている初音ミクではなかった。こんな早いんですね」

higma先生「早いですよ。早いですよっていうか、早い曲もめちゃくちゃ昔からあって、もう本当に高速ロックみたいな、ボカロ特有の結構文化があったりするんですよ。早く歌わせるみたいなのが」

こもり校長「なるほど。アオワイファイPは知ってるんですか?」

higma先生「はい、知ってます。もう直接お会いしたこともあって、ご挨拶して、“あ、どーも”みたいな感じで(笑)」

こもり校長「教科書通りの“どーも”(笑)」

higma先生「楽しくお話しさせていただいたこともありますね」

こもり校長「いやすごいわ。テンション上がってきた」


リンりん 愛知県 17歳

こもり校長「学年は?」

リンりん「高校3年生です」

こもり校長「今日はリンりんはボカロ曲を作ってみたみたいなこと?」

リンりん「はい」

こもり校長「きたかー。ついに、リンりん作っちゃったか」

リンりん「はい、作っちゃいました」

ぺえ教頭「じゃ、もうリンりんPか(笑)」

リンりん「ニコニコに上げてる時は、別の名前でやってるんですけど」

こもり校長「なるほど。いつごろからボカロ制作を始めてるの?」

リンりん「ボカロ曲を作り始めたのは、クリスマスプレゼントにボカロのソフトを買ってもらったのが」

higma先生「いいな」

こもり校長「ご家族に?」

リンりん「はい」

こもり校長「元々ボカロ曲は好きだったの?」

リンりん「元々、中学の頃から、まふまふ先生が好きで」

こもり校長「あ、俺でも知ってる」

リンりん「で、まふまふ先生はボカロPもやられてるので、憧れて始めた感じですね」

こもり校長「で、それを好きだ好きだというのを言ってたら、クリスマスプレゼントにそのボカロキットみたいなのをくれたってこと?」

リンりん「はい」

higma先生「すごい」

ぺえ教頭「それ親に説明して分かったの?」

リンりん「親をに“これ!”ってサイトを見せて」

higma先生「直接見せたんだ(笑)」

こもり校長「ど真ん中でちゃんと伝えてるんだね。曲とかっていうのは今まで作ったことはあったの?」

リンりん「高校に入ってからっていうか、休校期間で暇だった時に、パソコンを使ってちょっとずつ始めて」

higma先生「すごいですね」

こもり校長「じゃ独学みたいなもんか?」

リンりん「はい」

こもり校長「ちょっと作った曲のタイトル教えてもらっていい?」

リンりん「『アイの食卓』です」

こもり校長「どういう曲なの?」

リンりん「幸せに見えて、その裏側に見えるモヤモヤした気持ちを描いた曲です」

ぺえ教頭「へぇ〜?」

こもり校長「ちょっと中3じゃないね!」

リンりん「高3です」

こもり校長「もういっちゃっているよ」

ぺえ教頭「角度が大人な価値観ね」

こもり校長「早速だけど、じゃ一緒に曲を聴いてみようか」

リンりん「はい」


♪ アイの食卓 / 桜尾まつりfeat.鏡音リン (RN:リンりん)


ぺえ教頭「私は最後の2行が好き。“私、もう飽き飽きよ 飽き飽きよ” 2回言ったところ」

SOL!


リンりん「ありがとうございます」

こもり校長「本当に好きそうだね。俺の価値観での受け取り方だけど、やっぱり何か愛を届けるとか、人に対しての好意みたいなものって届けたいし、表現したいと思うけど、受け取り手からすると、必ずしもそれが全て好意には伝わらないというか。愛とか想いっていうものは届く頃には色を変えたり、温度を変えたりして届くから、その愛っていうものは、本人でさえもどう届くか分からないみたいなことなのかなとか。それを食卓にすることによって体の中に落とし込むみたいなので、愛の温度だったりとか形をちょっと感じるように俺は思えたかな」

higma先生「温かいようで、実は受け取りたくないみたいな気持ちが結構音楽的にも協和音的な音が使われてたりとかして、それって結構あえて使われてるような音なのかなっていう。結構そこがそのリンりんさんのその個性なのかなって思って、すごくいいなと思いました」

ぺえ教頭「すごい。もう個性を感じてる」

こもり校長「リンりん的にはどうなの?」

リンりん「はい。不協和音とか狙ったところがあります」

ぺえ教頭「おお〜」

こもり校長「やっぱすごい先生だ」

higma先生「いやいや(笑) めちゃくちゃいいと思います」

こもり校長「これを作る想いとしてはどう? どういう風に作っていったの?」

リンりん「受験生になって、親が勉強しろ勉強しろ、私将来のことを思って言ってくれてるのは分かるんですけど、自分的にはやっぱり重いし、あと曲も作り続けていたいし、みたいな感じで。親の愛情だっていうのは分かるんですけど、受け取りたくないなみたいな気持ちを込めて作りました」

こもり校長「これはマジで今じゃないと感じれられない感性だな」

ぺえ教頭「そうだね」

こもり校長「今、俺、この歳で親に言われることないもん」

ぺえ教頭「もうこういう想いは書けないよね(笑)」

こもり校長「それが食卓という言葉で表現されてるってことだもんね」

リンりん「はい」

higma先生「その嫌だなって思って、でも嫌だなって思って、そこで終わるんじゃなくて、そこで何か曲を作るっていう行為に走れただけでも、すごいことだと思ってて。だから、すごく先があるというか、リンりん新しい音楽性にそこでなっていくんだろうし、どんなことでも無駄ではないなというか。だから、つらいかもしれないけれど、それを音楽にして届けてもらえたら嬉しいなと思います」

リンりん「はい」

こもり校長「作り続けるということは止めないでほしいよね。ちょっとリンりん、よかったらボカコレ参加してみて?」

リンりん「参加します!」

こもり校長「きた!」

ぺえ教頭「嬉しい!」

higma先生「ボカロP名は?」

こもり校長「あ、でも聴いちゃうと、我々、SCHOOL OF LOCK!賞がありますから」

higma先生「あそっか」

ぺえ教頭「感情入っちゃうからね(笑)」

こもり校長「俺は本当に生徒はえこひいきするかもしれないかた、フラットで。だから、あえてボカロP名は聞かない。可能性としてはあるよ。SCHOOL OF LOCK!賞は誰々さん、おめでとうございます。え、リンりん? って(笑)」

ぺえ教頭「そのドラマもいいね(笑)」

こもり校長「でも参加するんだから頑張ってね!」

リンりん「はい」

こもり校長「これからも応援してるよ。ありがとうね」

ぺえ教頭「ありがと〜」

リンりん「ありがとうございます」

こもり校長「いやぁすげえ! ワクワクしちゃった(笑)」

ぺえ教頭「ね」

こもり校長「さっきナチュラルに普通のように言ってたけれども、あり得るということだもんね。SCHOOL OF LOCK!賞ですって言った子がリアルに今10代のSCHOOL OF LOCK!に登校してくれてる生徒で。実はラジオネームではこっちですって」

ぺえ教頭「そうね」

こもり校長「来年、生放送教室あるよ!」

ぺえ教頭「higma先生の席に?(笑)」

こもり校長「そうだよ。今年はあなた、なんつって」



今日の黒板



SOL!


『 好きをメロディーに! 』

higma先生「ボーカロイドって本当に面白くて、自分のやりたいこと割となんでもできちゃうんですよね。動画も作れるし絵も描けるし、音楽にもできるしっていう。まあ、メロディーって書いてあるので音楽ですけど。
本当に自分の好きだって思う気持ちををダイレクトに表現できるのが、この文化のいいところだと思うので、いろんな人にやってもらいたいなって思うし、そういう音楽をすごい好きで聴いてきたので、僕もこれからずっとその好きをメロディーしていきたいなと思ってます」



♪ ナイトレコード / higma


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です!」

ぺえ教頭「曲中も大盛り上がりで(笑)」

こもり校長「大騒ぎ(笑)」

ぺえ教頭「ボカロについて語って(笑)」

こもり校長「『ナイトレコード』が良すぎる! 俺に刺さりまくっちゃって」

higma先生「(笑) めっちゃ嬉しい!」

こもり校長「俺に好きなジャンル」

higma先生「ジャンル(笑)」

こもり校長「俺好き!…って!」

ぺえ教頭「校長のプレゼンが始まったもんね(笑)」

こもり校長「あ、終わっちゃう! また来てください!」

higma先生「ぜひ!(笑)」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

ぺえ教頭「起立! 礼!」

こもり校長・ぺえ教頭・higma先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ 夜にまた / higma



SOL!



こもり校長の放送後記

目を閉じてその先の世界に!!


ぺえ教頭の放送後記

掘れば掘るほどボカロ

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年10月13日(木)PM 10:00 まで

Music 2022.10.6 PLAYLIST

「僕の心を代弁してくれている」「元気と勇気をもらえる」10代がおすすめするボカロ曲

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。10月6日(木)は『ボカロNight』と題して放送。ボカロPのhigmaさんをゲストに迎え、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭とともに、10代のリスナーがおすすめするボカロ曲を聴きました。higmaさんへのインタビューと、10代のリスナーとの電話でのやり取りを紹介します。

生放送教室 放送後記一覧

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