MURAKAMI RADIO
POST

リスナーのリクエストから実現!ライブと朗読が創り出す村上春樹ワールド

リスナーのリクエストから実現!ライブと朗読が創り出す村上春樹ワールド

  • 村上春樹さん作家デビュー40周年 村上JAM
  • 村上春樹さん作家活動40周年を記念したスペシャルライブの開催が決定しました。
    音楽監督に村上春樹さんと親交の深い大西順子さん、特別ゲストに北村英治さん、
    渡辺貞夫クインテットなど豪華メンバーを迎える、まさに奇跡のライブ。さらに、村上作品のスペシャルな朗読も。
  • 応募はこちら

村上RADIO~愛のローラーコースター~

村上RADIO~愛のローラーコースター~

こんばんは、村上春樹です。もう春ですね。僕もついこのあいだ、車の冬用タイヤを軽いレギュラーに履き替えました。そんなわけで、今日は思わず身体が動いてしまうような、猫もつい踊り出したくなるような、ノリのいい曲を選んできました。村上RADIO、今夜のタイトルは「愛のローラーコースター」です。

僕も十代の頃は踊るのがけっこう好きで、よくディスコティックみたいなところに踊りに行ってたんですけど、家庭を持って仕事に励むようになってからは、ナイトライフみたいなものからもすっかり足が遠のいてしまいました。もうトシだし、今更という感はありますが、でも素敵なリズムに乗って身体を動かすのは今でも大好きです。踊りたい方はラジオの前で自由に踊ってください。運転中の方はアクセルを踏みすぎないように気をつけてくださいね。危ないですから。
Madison Time
Donald Fagen with Jeff Young & the Youngesters
The New York Rock And Soul Revue ‎– Live At The Beacon
Giant Records 1991
Love Rollercoaster
Robert Randolph & The Family Band
Lickety Split
Blue Note 2013
オハイオ・プレイヤーズが1975年にヒットさせた「愛のローラーコースター(Love Rollercoaster)」。ロバート・ランドルフ&ヒズ・ファミリー・バンドがカバーしています。いいノリですよね。 僕はレッド・ホット・チリ・ペッパーズのカバーでこの曲、よく聴いていたんですが、レッチリはまたあとで別の曲で登場しますので、今日は負けず劣らずイキのいいロバート・ランドルフ・バンドの演奏です。間に入るランドルフさんのペダル・スチール・ギターのソロがご機嫌です。 レッチリのこの曲のアニメ版ヴィデオ・クリップはYouTubeで見られますけど、これはもう必見ですよ。見ないと人生で大きな損をします。
It's A Shame
Paul Jackson Jr
Still Small Voice
Blue Note 2003
It's A Shame
The Spinners
2nd Time Around
Motown 2013
イッツ・ア・シェイム――スティーヴィー・ワンダーの作った曲ですが、スピナーズのために依頼されて書いたもので、本人はたぶん歌ってないですね。僕はポール・ジャクソン・ジュニアの演奏するヴァージョンを愛聴しているんですけど、スピナーズのオリジナルもやはり捨てがたく、二つを木村ディレクターに頼んでくっつけてもらいました。 イッツ・ア・シェイム、「それはないだろ」とか「ひどいじゃないか」という感じですね。自由気ままな女の子に振り回されてぶつぶつ愚痴っている情けない男の歌です。僕は走りながらいつもiPodを聴いてますが、この曲がかかると自然に身体が踊り出しちゃいます。走るのは原則的に4ビートなんだけど、この曲がかかると8から16ビートになっちゃって、ちょっと走り方がややこしくなります。
Aeroplane
Red Hot Chili Peppers
One Hot Minute
Warner Bros. Records 1995
次はレッド・ホット・チリ・ペッパーズが歌う「エアロプレイン(飛行機)」です。僕はこの曲が好きで、飛行機に乗るとつい口ずさんでしまいます。こんな歌詞です。訳してみました。

僕は痛い棘のある歓びが好きだ
そして音楽は僕の飛行機だ
そう、僕の飛行機なんだ
鳥の歌は甘くて、そして
酸っぱいものだよ
そして音楽は僕の飛行機だ
そう、僕の飛行機なんだ
痛い棘のついた歓び
歓びっていうマザファッカーは
いつだって棘つきなのさ

オルタナ系のバンドの歌詞は、R.E.M.をはじめとして、象徴的というか雰囲気的というか、けっこう意味不明なものが多いんですけど、この「音楽は僕の飛行機だ(Music is my aeroplane)」という繰り返しが、僕はとにかく気に入っています。
Killing Me Softly With His Song
Pitingo
Soulería
Universal 2008
次はフラメンコで行きます。ピティンゴというスペイン人の男性歌手が歌う、ロバータ・フラックの「優しく歌って(Killing Me Softly with His Song)」です。
フラメンコ踊れます? むずかしいですよね。
僕はもちろん踊れません。これかっこいいですよね。
スペインを旅行しているとき、ホテルのテレビでこの曲のヴィデオ・クリップを見まして、これはすごいやと思って、翌日すぐにレコード屋に買いに走りました。このCDにはDVDもついているんですが、ダンスとギター演奏の映像がなにしろ熱くてかっこいいんです。ラジオでお見せできないのが残念ですが。
I Want Your Love
Chic Feat. Lady Gaga
It's About Time
Virgin EMI Records 2018
シックが1978年にヒットさせたお馴染みの「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」を新たにセルフ・カバーしていますが、リード・シンガーがレディー・ガガという豪華な組み合わせです。考えてみれば、このオリジナルがヒットしたのはもう40年以上前のことなんですね。時の経つのは早いです。
しかしシックのリズムって昔も今も、聴いていて身体がなんかうずうず動いちゃいます。ベースのバーナード・エドワーズは残念ながら亡くなりましたが、ナイル・ロジャーズは健在で、ここでもプロデューサー、ギター、ヴォーカルを担当しています。
Disco Yes
Tom Misch
Geography
Beyond The Groove 2018
トム・ミッシュという23歳になる若いイギリス人のシンガーが、昔のディスコ風にこしらえてみましたという曲です。タイトルも、もろに「ディスコ・イエス」。
どこかで聴いたことがあるような懐かしさを感じますけど……いかがでしょう。
なんか懐かしいですよね。でも今の若い人にとっては、昔のディスコ・サウンドってぜんぜん生まれる前の話だし、きっとすごく新鮮に響くんでしょうね。そういうノスタルジーと新鮮さの不思議なミックスが、耳に心地良いです。これもつい踊り出したくなります。ディスコ・イエス!!
Bee Gees Tribute Jive Talking, Too Much Heaven, How Deep Is Your Love, Stayin' Alive
'N SYNC
We Love The Bee Gees
BMG 1997
元祖ディスコ・ダンスのビージーズのいくつかのヒットソングを、インシンクがカバーしました。インシンクといえば、ジャスティン・ティンバーレイクが在籍していたアイドル・バンドですが、意外にといってはなんだけど、けっこう歌はしっかりしてますね。

ビージーズといえば、ずいぶん昔のことですが、僕はビージーズのヒットソング「ニューヨーク炭鉱の悲劇」のタイトルを借りて、同じ題の短編小説を書いたことがあります。ある雑誌の依頼で書いたんだけど、原稿を渡したあと掲載を断られまして、担当編集者によれば、その理由は「ビージーズはもうお洒落じゃないから」ということでした。当時はディスコ・ブームもすっかり下火になっていて、ビージーズはファッション的にもうアウト・オブ・デートだったんです。ビージーズがお洒落じゃないから、そのタイトルを借りた僕の小説もボツになったと。僕も気の毒だけど、ビージーズもなんか気の毒ですよね。小説、そんなに悪くない出来だったと思うんだけど。結局そのあと、「やはり掲載させてください。すみません」ということになって、無事に掲載されました。この小説はのちに英語に翻訳されて、雑誌「ニューヨーカー」にも掲載されました。「ニューヨーカー」はとくにビージーズには持ってなかったみたいで、それはよかったです。
Sexy
The Black Eyed Peas
Elephunk
A&M Records 2003
ブラック・アイド・ピーズがセルジオ・メンデスのピアノをフィーチャーした「セクシー」です。2003年に発表されたアルバム「エレファンク」に入っていました。
原曲はアントニオ・カルロス・ジョビンの「ハウ・インセンシティブ(なんて無神経)」という曲です。ボサノヴァとラップをミックスしたサウンドがなかなか新鮮で、身体が疼きます。ただ、ボサノヴァって実際に踊るのはけっこうむずかしいですよね。サンバは対称形のリズムだけど、ボサノヴァは非対称系のリズムだから、聴くぶんには心地よいけど、実際に身体をに乗せていくのはサンバほど簡単じゃないんです。
今日はひとつお知らせがあります。「村上RADIO」の感想で、「ぜひ公開録音をやってほしい」という声をいただきました。あれこれ考えた末、「村上RADIO」のジャズライブを行うことになりました。
僕の大好きなジャズミュージシャンに集まってもらって、親密でこゆいライブをやりたいと思います。「村上JAM」です。ジャズピアニスト大西順子さんを中心にしたバンド、そしてスペシャルゲストに渡辺貞夫さんも登場します。ほかにもなかなかすごいメンバーが集まってくれるみたいです。もちろん僕、村上春樹も参加します。僕の作品の朗読、なんかもあるかもしれません。みんなで盛り上がりましょう。
「村上JAM」、詳しいことはホームページなどで見てください。
Elm
Richard Beirach
Ballads
CBS/Sony 1986
今日はけっこう音楽が賑やかだったので、最後はしっとりと静かな曲にしました。ジャズ・ピアニスト、リッチー・バイラークがソロで弾く「エルム」、自作曲です。美しい曲ですね。リッチー・バイラーク、スタン・ゲッツのカルテットの一員として来日したとき、聴きました。あれは1972年だったかな。デイブ・ホランドのベース、ジャック・ディジョネットのドラム、とにかくシャープなリズム・セクションでした。
今日の最後の言葉です。ブライアン・イーノはヴェルヴェット・アンダーグラウンドについてこう語ったそうです。

「彼らのレコードは数こそあまり売れなかったけれど、そのレコードを買った人たちの全員がバンドを始めた」

全員がバンドを始めたというのはかなり誇張だと思いますけど、言いたいことはわかりますよね。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの音楽は一般的ではなかったけれど、創作意欲をかきたてる特別な伝染性を持っていたということです。
そうなんです。音楽の世界でも小説の世界でも、そういうものの存在が必要なんです。「よし、おれもひとつやってみよう!」と人をかき立てるようなものが。

僕が今から40年前に『風の歌を聴け』という小説を書いてデビューしたとき、まわりの人から「あんなものでよければ、おれだって書けるよ」と言われました。そのときはあまり良い気はしなかったけど、読んだり聴いたりした人に「よし、これならおれだって、わたしだって」と思わせるのは意味のあることなんです。それはひとつのささやかな達成だったのかもしれないと、今では思います。
考えてみたら、僕は今からちょうど40年前の5月に、文芸誌の新人賞をもらって小説家としてデビューしました。おめでとうございます……と自分で言っててもしょうがないんだけど、けっこう長持ちしてますよね。

今日はラジオネームを21個こしらえたんですが、番組では全部紹介しきれませんでした。番組ホームページで紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは今日はここまで。またお会いしましょう。
次の素敵な企画を考えておきます。
  • 作家の村上春樹さんに『ラジオネームを付けてほしいひと大募集!』当選者発表!!
  • この度は、村上春樹さん命名「ラジオネーム」企画にたくさんの方にご応募頂きました。改めて御礼申し上げます。
    合計で21名の方にありがたい(?)ラジオネームを頂戴することが出来ました。ここに発表させていただきます。
    このラジオネームを使い、様々なラジオ番組に投稿してみてくださいね。もちろん、村上RADIO宛のメールもお待ちしています。
  • 1.さきねこさん→「地獄でホットケーキ」
  • 2.謝惠貞さん→「麦頭元年」
  • 3.奥村千文さん→「仏の顔もサンドイッチ」
  • 4.かまやんさん→「コブラがえり」
  • 5.松下ちゆきさん→「あしか浜辺をさまよえば」
  • 6.へのへのもへいさん→「縁の下のわらびもち」
  • 7.黒髪レオンさん→「竜巻小僧」
  • 8.リキさん→「裏表やまねこ」
  • 9.丑年の猿さん→「マイルゾでべそ」
  • 10.ラジオネーム希望さん→「納豆キング・コール」
  • 11.3色もなか(仮)さん→「オオバッカ(チューバッカよりひとまわり大きい)」
  • 12.マカロニグラタンさん→「大猫コールマン」
  • 13.ねことひつじさん→「猫柱元年」
  • 14.冷泉陽介さん→「堕落したラクダ」
  • 15.憧れのネコ生活さん→「袋小路猫麻呂」
  • 16.ふかふかさん→「羊年の執事」
  • 17.大名古屋さん→「つけ麺ライダー」
  • 18.とみつ金時さん→「木枯らし2号」
  • 19.くみっぴさん→「暗闇坂48」
  • 20.ゴダール・ファンさん→「ゾンビがくるりと輪を描いた」
  • 21.島の娘さん→「軽いイルカ」
    村上春樹さん直筆のラジオネーム認定証
    ご当選された方には、村上春樹さん直筆のラジオネーム認定証をお送りします。お楽しみに!

スタッフ後記

スタッフ後記

  • 村上春樹さんがラジオネームのゴッドファーザーになるという企画、僕としてもいくつか貰いたいというくらい、羨ましいラジオネームが生まれました。
    あと、春樹さん作品の、ここを朗読して欲しいとのリスナーに春樹さんが応える部分は、ご自身が語る自作解説になっていて、貴重な村上文学史に。これまた聞き逃せません!坂本美雨さんの朗読も、ずっと聴いていたいくらい素敵だった。(延江エグゼクティブプランナー)
  • 4月の「村上RADIO」は、DISCOです。
    このDISCOが、これまでの選曲の中でも特に意外だと感じました。そして今回は40年前のデビュー作に関しても言及されています。昔は村上さんもディスコに通ってたそうですが、何よりリズムが大事とおっしゃっているのは、もしかして一貫しているのかなと思ったりしました。 また、祭りの後の静けさのような今回のエンディングテーマの切ない曲。不思議な時間になっています。(キム兄)
  • 「ラジオネームプレゼント企画」、楽しんで頂けましたか?ラジオネームがもらえた人も、もらえなかった人も、春樹さんの付けたラジオネームを見て、「なんてお茶目な人なんだろう…」と思ったのではないでしょうか。そうなのです。春樹さんはとても周囲を楽しませるのがお上手。毎回収録のスタジオは、笑顔と笑い声が溢れる楽しい現場なのです。ラジオの電波を通じて、この楽しさも一緒にお届け出来れば幸いです。 (レオP)
  • 猫好きの坂本美雨さんがマイクの前で「いい!すごくいい。うらやましいです」と声のトーンが上がったラジオネームは「裏表やまねこ」さん。ノリのいい曲と思わず笑える絶妙のネーミングを春樹さんの生の声で聴けるのは最高です。駄洒落じゃなく言葉遊びでもない、シュールな村上的言語センス(笑)!『1Q84』ファンとしては「麦頭元年」をもらえたリスナーがすごくうらやましいです。(エディターS)
  • ラジオネーム応募の際、「村上さんが自作を朗読するならどの作品のどの部分が聴きたいか」を書いていただきました。集計の結果、一位は「ノルウェイの森」、二位は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」、三位は「海辺のカフカ」でした。村上JAMでは村上さん本人の朗読が聴けるかも?楽しみです。(構成ヒロコ)
  • 公開収録!どんなイベントになるんでしょう。スタッフもみなさんにお会いできるのが今からとても楽しみです!それに「次の素敵な企画を考えておきます」なんて素敵なお言葉!!こちらも待ち遠しいですね!(CADイトー)

村上選曲を学ぶテキストはこれだ!

村上選曲を学ぶテキストはこれだ!

文庫

村上さんのところ

村上春樹/著
発売日:2018/5/1
907円(税込)
詳細を見る
文庫

村上春樹 雑文集

村上春樹/著
発売日:2015/11/01
810円(税込)
詳細を見る
単行本

セロニアス・モンクのいた風景

村上春樹/編訳
発売日:2014/09/26
2,160円(税込)
詳細を見る

文庫

小澤征爾さんと、音楽について話をする

小澤征爾/著、村上春樹/著
発売日:2014/07/01
767円(税込)
詳細を見る
文庫

ペット・サウンズ

ジム・フジーリ/著 、村上春樹/訳
発売日:2011/12/01
529円(税込)
詳細を見る
単行本

バット・ビューティフル

ジェフ・ダイヤー/著 、村上春樹/訳
発売日:2011/09/30
2,052円(税込)
詳細を見る
文庫

ジャズ・アネクドーツ

ビル・クロウ/著 、村上春樹/訳
発売日:2005/7/1
853円(税込)
詳細を見る
文庫

ポートレイト・イン・ジャズ

和田誠/著 、村上春樹/著
発売日:2004/02/01
853円(税込)
詳細を見る
文庫

さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想―

ビル・クロウ/著 、村上春樹/訳
発売日:1994/02/01
961円(税込)
詳細を見る

『意味がなければスイングはない』
文藝春秋(2005年11月)、文春文庫(2008年12月):『ステレオサウンド』2003年春号~2005年夏号に連載された音楽評論集。
『村上ソングズ』
和田誠(絵・エッセイ)と共著 中央公論新社(2007年12月)「村上春樹翻訳ライブラリー」シリーズに収録(2010年11月):歌詞の翻訳と和田誠の挿絵が中心の楽しい一冊。
『走ることについて語るときに僕の語ること』
文藝春秋(2007年10月)文春文庫(2010年6月):音楽本ではないが、ランナーにも愛読者が多い。

村上春樹(むらかみ・はるき)プロフィール

1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、最新長編小説に『騎士団長殺し』がある。『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』、『パン屋再襲撃』などの短編小説集、『ポートレイト・イン・ジャズ』(絵・和田誠)など音楽に関わる著書、『村上ラヂオ』等のエッセイ集、紀行文、翻訳書など著訳書多数。多くの小説作品に魅力的な音楽が登場することでも知られる。海外での文学賞受賞も多く、2006(平成18)年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、’09年エルサレム賞、’11年カタルーニャ国際賞、’16年アンデルセン文学賞を受賞。