6月25日(金)のサカナLOCKS!は・・・

音を学ぶ「音学(おんがく)の講師」サカナクション。
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「『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』に参加した生徒と話しました。」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2021年6月18日(金)PM 10:00まで




5月22日、5月23日に、山口一郎先生の自宅から行った配信ライブ、『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』。サカナLOCKS!では、配信を見ていたサカナクション・江島啓一先生の感想、一郎先生自身の振り返り……と行ってきましたが、今回はこの配信ライブを観た生徒に、直接、感想や思ったことなどを聴いていきます。


#NFLR 第一夜感想

5/22 20時57分 NF OFFLINE from LIVING ROOM一日目が終わったばかりです。最初は映画のワンシーンかと思うほどのきめ細かい映像に目を奪われ、アコギ一本で聴く楽しさを味わいました。推奨はされていなかったものの、インスタライブはどうなっているのか気になりちょこっと様子を見てみたら、普段のインスタライブの様子を俯瞰で見てもらうという意図があると知り、明日はそこを念頭において見てみようと思います。後半の、ネタバレを避けて言えば光と音の演出や、ライゾマティクスの映像で、生まれ変わった曲たちが凄みを持って胸に迫ってくる感じがしました。

ダンガリスト齋藤
男性/20歳/群馬県


山口「この生徒は2日間とも観てくれたんですね。早速話していきましょう。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「こんばんは!」

ダンガリスト齋藤(以下、齋藤)「こんばんは。ダンガリスト齋藤です。」

山口「ダンガリストは、2日とも観てくれたの?どうだった?」

齋藤「はい。2日間。本当に素晴らしかったです。大冒険をしたような感覚ですね。」

山口「大冒険?(笑)」

齋藤「はい。最初、一郎先生の家だったところが急に真夏の暑いところに変わったり、都会に行ったり……冒険をして、最後部屋に戻ってきてメンバーたちと再会するみたいな……一編の物語を観たような感覚っていうのがまずあって、本当に感動しました。」

山口「普通の、生のライブとは感動の種類が違うよね。」

齋藤「そうですね。サカナクション先生のライブは、まだ生で体験したことはないんですけど……いつかは絶対に観にいきたいと思っているんですけど、でも、ライブ自体は何度か行ったことがあって。そういったものの感動とはまた違うものですね、本当に。」

山口「僕が例えていたのは、舞台を観にいく感動と、映画を観る感動みたいな違いがあるのかなって言っていたんだけど。」

齋藤「はい。しかも、生放送の映画じゃないですか、いわば。やっぱり、田中(裕介)監督とかいろんな方々の力であれだけ綺麗な映像が出来上がっているんだろうなと思うんですけど、しかも、それを一郎先生の自宅で実際に生でやっているっていう……誰も観たことがないものですよね、それって。そこは本当に……えも言われぬ素晴らしいものを観ているなって感じました。」

山口「なんか、食べたことのない果物を食べたらめっちゃ美味しかったって感じだよね(笑)。」

齋藤「ふふふ(笑)。そうですね。」

山口「初体験なんだよね。この感動ってね。」

齋藤「はい。」

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山口「ちなみにさ、どういうシチュエーションで観ていたの?」

齋藤「1日目は、パソコンにヘッドホンを繋げて観たんですけど、2日目はBluetoothを使ってスピーカーに繋いで聴きました。」

山口「ヘッドホンとどっちが好きだった?」

齋藤「やっぱり個人的にはヘッドホンの方が好きでしたね。」

山口「没入感があるよね。」

齋藤「はい。」

山口「僕は、オンラインライブはヘッドホン推奨だなって思ってるんだよなー。」

齋藤「そうですね。」

山口「ちなみにさ、1日だけでもよかったのを、2日とも観てみようと思ったのはなんでなの?」

齋藤「あの……とにかくワクワクしたっていう一言に尽きるんですけど、一郎先生がInstagram Liveとか、FanStreamで、ライブの内容をお話しされていたじゃないですか。それを聴いて、本当に面白そうだなって思って。最初は1日だけ観ようかなって思っていたんですけど、"実験"っていう言葉と内容の一部みたいなのを明らかにされているのを聴いて、これは両方観たいなって思っちゃって。」

山口「ははは(笑)。1日目と2日目で感じた違いみたいなものはある?」

齋藤「やっぱり、1日目は凄みっていうか、緊張感が映像にも染み付いているような……未知への挑戦っていうところでは、他にない、本当の意味で今まで観たことがない映像だったなって思います。2日目は、演奏とか歌とかがより丁寧に感じました。アットホームな感じもあって。Instagram Liveを途中で止めてもう一回付け直すとか……」

山口「ははは!(笑) あれは失敗なんだけどね(笑)。」

齋藤「あ、そうなんですね。」

山口「あれはなんでそうしたか知ってる?」

齋藤「分かんないです。」

山口「あれね、Instagram Liveってバッジ機能っていうのがあって。1回目ライブ配信をしたときには、そのシステムを付け忘れて、慌てて消して立ち上げたの(笑)。がめついやつみたいな理由なんだけど (笑)。」

齋藤「そうなんですね(笑)。1日目にちらっと観たとき、江島先生もバッジを買ったりされていて、面白かったですね。」

山口「2日間通して印象に残っている曲、演出はある?」

齋藤「そうですね……すごい迷うんですけど、やっぱり「茶柱」かなって思います。」

山口「おー!渋いねー。」

齋藤「アルバムで最初に(「茶柱」を)聴いたとき、白昼夢みたいな……うだるような暑い真っ昼間の夏っていうイメージだったんですけど、あの映像で見た時、突然線香花火の映像に切り替わって、リアレンジのバージョンでも、音が線香花火みたいにプツプツって聴こえて……あれが、最初はびっくりしたけどすごく心地よかったですし、曲に対する印象みたいなものも聴き方も変わったっていう点では、すごいよかったなって思います。」

山口「演出も、ずっと生の映像だったところに、いきなりあそこで違う映像が差し込まれるんだよね。あれが結構パンチあるもんね。」

齋藤「はい。」

山口「せっかくこうやって直接お話しできているから、何か聞きたいことがあったらなんでも答えるよ。」

齋藤「いいですか?あの、「ナイロンの糸」もすごい幻想的で……あの時に、レンズに泡とか水の波紋みたいなものが映っていて、水槽の中で一郎さんが歌っておられるような感じがしたんですけど、あれってどういう風に撮ったのかなって。」

山口「あれはね……どうやったと思う?予想はしてるの?」

齋藤「お風呂場を使うってお話をされていて、そのまま映して合成するとかは無理だろうし……なんだろうって。」

山口「ふふふ(笑)。お風呂場は使ったのよ。どう使ったかっていうと……まず生で撮影しています、で、それをモニターに映します、そのモニターにガラスの板を張ります、そこに水溜めます……で、その水越しにモニターを撮っているのよ。再撮なの。意味分かる?」

齋藤「……?」

山口「僕が演奏しているのをカメラで普通に映像を撮っているでしょ?それが放送されてるじゃん。それをモニターに飛ばすの。そのモニターの前に、モニターを撮ってるカメラがあるんだよ。」

齋藤「うわー!なるほど!モニターの前に水があるんですね……すごい……!」

山口「すごいよね。」

齋藤「いやー、嬉しいです。知れて。そっか……!」

山口「あれがRhizomatiksの演出じゃないかって意見もあったんだけど、実は違って、やっていたことはすごくアナログなんだよ。」

齋藤「ありがとうございます。」

山口「他には?聞きたいことある?」

齋藤「はい。もうひとつ、「ナイロンの糸」から暗転して「シーラカンスと僕」でしたよね。あの映像に、魚群みたいなものが舞っていて、ああいうのって、演出として入れてくれって要望されたのか、それとも、Rhizomatiksがアイディアを出したのかっていうのが気になっています。」

山口「まず、こういう世界観にしてほしいっていうのを田中監督がRhizomatiksに伝えていて、どういうことをやるかっていうのは全部Rhizomatiksが演出してる。僕らが細かく、魚っぽいの出してとか、こんな色にしてとかは一切言わない。だから、それぞれのセクションが責任を持って演出しているって感じかな。」

齋藤「なるほど……」

山口「そうなのよ。もうちょっとこれを減らしてとか、タイミングをもう少し後ろにしてとか、そういう指示はするけど、出しているエフェクトに関してはライゾマがやってるね。」

齋藤「いやー……すごいですね。各々のアイディアが集まって。」

山口「そうそう。」

齋藤「ありがとうございます。」

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山口「他は?大丈夫?滅多にないよ。」

齋藤「そうなんですよね……!」

山口「ライブに関係ないことでもいいよ。」

齋藤「あの……すごくお部屋が綺麗だなって思って。僕はなかなか部屋を片付けられないので、部屋を美しく保つ何か秘訣とかありますか?(笑)」

山口「美しく保つ秘訣?(笑) そうだね……でも、僕は音楽を仕事にしているからさ、音をデザインするじゃん。ドラムの音色はこんな感じ、ベースはこうで、ギターはこうで、曲はこんな感じで……って、組み立ていくじゃん。部屋も同じ考えだけどね。壁の色がこれで、窓がこれくらい大きくて、じゃあ、テーブルはこんなデザインのものが欲しいなとか。物語があって……自分は札幌出身だから、札幌の写真を飾っていて、玄関には東京の写真が飾ってあるんだけど、下は東京で、上は札幌にしようとか。そういう風にデザインしながら家具を選んだりすると、ここにこれがあるとダサいなとか、邪魔だなって思うと、それを全部捨てるとか、しまうとか……そうしていくと減っていくし、間引かれていくけどね。デザインするっていう感覚があると、人が遊びに来るっていう前提での片付けじゃなくて、自分がどういう空間にいたいかっていう前提で部屋を考えると、いろいろ変えられるかなって思うけどね。」

齋藤「すごいクリエイティブな考えですね。今度デザインしてみます。あの、ライブの1日目と2日目で、小物の内容も多少変わっていて。」

山口「それ、分かった?」

齋藤「はい。「ドキュメント」のミュージックビデオに出ていたような鴨の置物が、(2日目は)別の位置にあった梟の木彫りが前に置いてあって。あの梟の置物がすごい良いなって思って、真似して粘土で作ってみたりして……」

山口「え?自分で作ったの?すごい。」

齋藤「自分で、はい。」

山口「へー!僕ね、あの梟を古道具屋で見つけて買ってから、サカナクションがすごく上り調子になったから、僕にとって幸運の梟なんだよね。ずっと大切に使ってる。」

齋藤「そうなんですね。」

山口「これから、普通にライブができるようになったら絶対遊びに来てな。」

齋藤「はい!アルバムとかの話も、記者会見でされていて……」

山口「めっちゃ観てくれてるなー。」

齋藤「気長にお待ちしています(笑)。」

山口「ははは(笑)。ありがとな。これからも応援してもらえるように頑張るので、どうか見守っていてください。」

齋藤「はい。ありがとうございました。」

山口「さよなら。」

齋藤「さよなら。」


今回の授業も終了の時間になりました。

山口「『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』の演出は、Rhizomatiksっていう、Perfumeのライブとかもやっているテックチームっていうんですけど、そのチームがサカナクションもやってくれていて。演出のすごいところは全部Rhizomatiksがやっているんだって思っている人もいたけど、意外とアナログなものもいっぱいあって。その辺も、田中裕介監督と配信で解説をやろうと思っているので、楽しみにしていただけたらと思います。いろんな実験をするといろんな反応があって、それぞれがどんな感動をしていたのかを知れたりして、勉強になりますね。これからもチャレンジしていきたいなと思っています。」

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