今夜のSCHOOL OF LOCK!は【しくじり夏休み選手権】を開催！！！！

『 台風 』

こもり校長「沖縄では、すでに何万という家庭で停電の被害だったり、怪我をしている方も出ている台風6号。非常に勢力が大きくて、危ないと言われています。TVでもよく目にする。
今、沖縄地方のみんな、大丈夫だろうか？ この声も、今、生徒の、君に届いているのかな。
今夜は九州の西の海上を北上するということで、九州地方の生徒も、不安に感じていると思う。
だからこそ、不安だよとか、この夜が寂しいよって感じている生徒がいれば、その気持ちを、学校掲示板に書いてくれてもいいし、同じ気持ちの生徒がいれば、レスを送ってもいいと思うし。俺たちも職員もしっかり学校掲示板を見ているから、書き込んだからって、一人ぼっちじゃないから。廊下（X：旧Twitter）でもね、俺たちはいるから。
この学校の生徒のみんな、一丸となって、夜を過ごしていけたらなと思っています」



COCO教頭「ん〜、なんていうか…安全第一じゃない。だから本当にRN taru²の悔しい思いはわかるんだけど、台風はすごく怖いし、自然は自分たちでコントロールできないから。備えるってことが、まず最優先だよね」

こもり校長「イベントに影響が出ているのを俺も見ているし、そこに参加するまでのエピソードが、みんなの中にあると思う。RN taru²だって、“久しぶりに浴衣着て行こう！”って、よっぽどのことだし。
でも、絶対にお祭りもまた出来るし、今はみんなの安全が一番大事だって思う。浴衣を楽しむ他の方法もあるだろうし。
そして台風7号も小笠原諸島の近海に発生してるということで、関東地方の生徒も今後注意が必要かなと思っています。天候の変化にも気をつけて、この夏をみんなで楽しんでほしい！
SCHOOL OF LOCK!今夜も開校です！」


♪ トライアングル / Mr.ふぉるて


こもり校長「昨日の閃光ライオット、“スーパーマン”は見事にいなかったけど、“ロックバンド”はめちゃくちゃいたよね！」

COCO教頭「いましたよ〜。そのロックバンドの1つはね、今日、札幌で今、まさにロックなライブをしているみたいよ」

こもり校長「なるほど！ 1日経つと新しい今日が来るから、昨日のことは昨日になるんだけど、閃光ライオットを経て迎えた今日は、きっと何か違うと思うし。思いたいし。全国にみんな帰って、また1人1人の1頁を開いていると思うと、俺たちも頑張らないとなって思いつつ、僕らとしては、昨日の主役は間違いなくいて、その裏には僕らみたいな人たちがいて、なんか職員含めて、この学校が1つのチームとなって。ああ、やっぱり1つになればやり遂げることって出来るんだなって。なんか…1つ、強くなったような…」

COCO教頭「そうだね」

こもり校長「…気がしてます」

こもり校長「うちの学校としては、“音楽の甲子園”は終わったんだけど、高校野球は毎日やってますね。SCHOOL OF LOCK! はマンモス校なので、“うちの学校出てます！”っていう生徒も、毎年いてくれるよね。今年はどうなんでしょう？ あ、と地方大会で戦った相手が出ていたり？」



COCO教頭「高校野球っていうと選手にフォーカスが当たりがちだけど、マネージャーもいたり、吹奏楽やチアリーダーとか、周りのサポートがあって試合に出られるっていうのを、この書き込みでちょっと感じたよね」

こもり校長「どんどん出来ることが増えていくのはすごいことだと思うし、RN さきりんちょチョちょが、その場じゃなくて、TV越しでも熱量を感じるっていうのは、やっぱり全員が本気であそこに立っているからこそだと思うからね」

こもり校長「まあ、でももうほんと…夏休みだねぇ」

COCO教頭「まさに！ NOW！」

こもり校長「みんなは毎日どうなんだろうね。俺は、夏が長い。あんまり夏が好きじゃないから。長いよ、夏。もう、アナタたちに声を大にして言いたいんだけど、
朝5時半ぐらいに、集会をして鳴くの、やめてください!!」

COCO教頭「セミに言ってんのな！」

こもり校長「俺、もうマジで、家で、大音量で聴こえるの。俺、いつかボイスメモで録って流してやろうと思っている。もうイライラしているんだよ〜。今年も『セミサマー』やるか!? セミサマーフェスティバル!!」

COCO教頭「セミサマーフェスティバル、需要あるんですか!?」

こもり校長「需要は…ないよ」

COCO教頭「ないんかい！」

こもり校長「花火大会も今シーズンは結構開催されてるし。
海に行きましたとか、いま、おじいちゃん・おばあちゃん家で聴いてますっていう生徒もいるんじゃないかな？ 貴重な夏休み、みんな満喫できてるかな？ 今日が8月8日でしょう。そろそろ折りかえしですっていう生徒もいると思うんだよね。
なので、今日の授業は……!!」

『しくじり夏休み選手権』!!!

こもり校長「今夜は夏休みならではのしくじり、やっちゃったこと、つまり夏の失敗談を教えてほしい！
しくじってない？ みんな。夏休みって気が緩むじゃない？ 例えば…！」

COCO教頭「“夏祭りで待ち合わせした場所を間違えて真逆の位置に行ってしまい、結果半分以上1人で楽しむことになりました“」

こもり校長「ゆるんでるね〜。だいぶゆるんでるよ。でも、1人でも楽しめるという、これが夏休み」

COCO教頭「“好きな人と1日楽しく遊んで帰ってきたら、蚊に10箇所さされてました。多分、好きな人も……これ、嫌われましたかね？“」

こもり校長「なんで！ 蚊が刺したんでしょ？ 大丈夫大丈夫、心配しないで」

COCO教頭「“暑さで外に出ず、家でご飯を食べまくっていたら、もう4キロ太りました”」

こもり校長「夏に蓄えたね〜。『夏は落とせる時期』と言っても過言ではないからね、4キロは大きいよ！ 教頭は何かしくじった？」

COCO教頭「私はね、この夏、日焼け止めを顔だけ塗ってたのよ。ってなったら、どんどん体がすっげー焼けてきて、顔と体の色が全然合ってねーの」

こもり校長「いや、合ってるけど……？」

COCO教頭「合ってる!?」

こもり校長「ライトのせいかな？」

COCO教頭「あれ!? 顔面が白いって言われたんだよね」

こもり校長「ファンデじゃない？」

COCO教頭「そっちぃ!?」

こもり校長「なんかファンデが浮いている感じはする」

COCO教頭「いやいや余計ダメじゃん！」

こもり校長「小梅太夫先生みたい……（笑）」

COCO教頭「いやいや、嬉しくねーよ！ “嬉しくねーよ！”も失礼だけど（笑）」

こもり校長「（笑）大先輩でしょ」

COCO教頭「芸人界の大先輩ですよ。校長は何かあります？」

こもり校長「ないよ！ だって、夏嫌いだから。そもそもチャレンジしないから！」

COCO教頭「（笑）……以上です！」

こもり校長「しくじっている生徒は、恥ずかしがらずに報告してほしいのよ。そんな生徒の教訓を聞いて、残りの夏休みに活かしてほしいなと思います」



COCO教頭「2回はね、学んでないやつですね」

こもり校長「たしかにね。教訓ではないですね〜」

COCO教頭「しかも、電動自転車のパターンですね。バッテリーがなくなったら重くなるからね」

こもり校長「バッテリーのなくなった電動自転車ほど、鉄の塊ってないからね」

COCO教頭「ただの重いやつだから。筋トレだよ」

こもり校長「ナタデココーラが、その後どうやって帰ったのかも気になるよね」

COCO教頭「続きも書き込んでくれ！」

いちごタピオカ 埼玉県 16歳

こもり校長「学年は？」

いちごタピオカ「高2です」

COCO教頭「中2高2は！ Do what you want!」

いちごタピオカ「OK!」

COCO教頭「とても元気がいい！ 好きです！」

いちごタピオカ「（笑）ありがとうございます！」

こもり校長「夏休み入ってどれくらい？」

いちごタピオカ「2週間経ったぐらいです」

こもり校長「長くない？ この夏、いちごタピオカは、どっち？」

いちごタピオカ「（笑）結構予定が詰め詰めだったんで、忙しかったんで、短かったです」

こもり校長「ごめんな、強要して。“校長側に来てくれ”みたいな圧、出したけど」

COCO教頭「充実してるんだね」

いちごタピオカ「はい」

こもり校長「じゃあ、充実した中での“しくじり”、教えてもらっていい？」

いちごタピオカ「はい！ 夏祭りに行ったんですけど、焼きそばを買って、家に持って帰ったんですけど、人ごみにもまれにもまれた結果、ぐっちゃぐちゃになっちゃったことです」

こもり校長「あ〜〜」

COCO教頭「そばめしみたいになったんちゃう？」

こもり校長「そうね。ぐちゃぐちゃってどんな感じに？」

いちごタピオカ「パックがバッキバキに割れてて。袋から取り出すのも大変、みたいな感じで」

こもり校長「（笑）ふくろ焼きそばみたいになってたってことか」

いちごタピオカ「はい、そうです！」

COCO教頭「原始的やな」

こもり校長「そういうの海外であるよね？」

COCO教頭「ポリ袋にそのまま入れるやつね。あるあるある。それはね、ほんとやっすいヤツよ。その状態は美味しくなくなるよ」

こもり校長「でも（笑）なんで焼きそばを持って帰ろうとしたの？」

いちごタピオカ「夏祭りって誘惑があるじゃないですか」

こもり校長「（笑）」

いちごタピオカ「いろいろ食べたくなっちゃって」

COCO教頭「テンション上がっちゃったか。いちごタピオカ（笑）どんな誘惑？」

いちごタピオカ「じゃがバター食べて、かき氷食べて、牛タン串食べて、フライドポテト食べて…」

COCO教頭「ガッツリいくね〜！」

いちごタピオカ「結構食べちゃいました」

こもり校長「それ、何時から何時？」

いちごタピオカ「4時に行って、8時とかに帰りました」

こもり校長「じゃあ、ちゃんとつまんでるね」

いちごタピオカ「はい、結構楽しみました！」

こもり校長「その中で、持ち帰りが焼きそばだったんだ」

いちごタピオカ「はい、そうです」

COCO教頭「お腹いっぱいになっちゃったってこと？」

いちごタピオカ「はい。お腹いっぱいになっちゃって。焼きそばは食べれないなってなっちゃって」

こもり校長「そんなに楽しみに持って帰ったけど、ぐちゃぐちゃだ」

いちごタピオカ「ぐっちゃぐちゃでした」

こもり校長「そんなに混むお祭りだったの？」

いちごタピオカ「結構大き目のお祭りなので、人混みはすごかったです」

こもり校長「結局、食べられたの？」

いちごタピオカ「結局、お皿に移して食べたんですけど、パックの破片とかが入っていて」

COCO教頭「あぶねーし！」

こもり校長「うへぇ。卵の殻とは話が違うよね。じゃあ、それを取り除きながら？」

いちごタピオカ「はい、なんとか食べました」

COCO教頭「エライ！ 食べ物を粗末にしてないってところがエライ！」

いちごタピオカ「ありがとうございます」

こもり校長「フードロスみたいなところにつながっているわけだから！ このあいだ、環境省の授業をやったしね。予定が詰め詰めって、後半戦は、夏祭りとかあるの？」

いちごタピオカ「夏祭りはもうないです」

こもり校長「じゃあもう、ぐちゃぐちゃ案件はなさそう？」

いちごタピオカ「はい！ ぐちゃぐちゃ案件はないです！」

こもり校長「よかったよかった！でもどうよ、夏祭りは楽しかった？」

いちごタピオカ「すごい楽しかったです。久しぶりだったので」

こもり校長「夏祭り、行ってないなぁ」

COCO教頭「焼きそば！ 食べたいよね。普通の焼きそば？」

いちごタピオカ「屋台の焼きそば。普通です！」

COCO教頭「ああいうのは、買って、すぐ食べな」

いちごタピオカ「はい、そうですね」

COCO教頭「時間が経つと、麺がぎゅって固まりよるから」

こもり校長「でも、いちごタピオカは、焼きそばを楽しみにしていたのに、ふくろ焼きそばになっちゃったっていうのを、他の生徒に、教訓として教えておきたいでしょう？」

いちごタピオカ「はい！ 教えたいです！（笑）」

こもり校長「じゃあ、最後に、教訓、教えてもらってもいいかな？」

いちごタピオカ「はい！ いきます！ “夏祭り、思い出だけを持ち帰れ”」

こもり校長「まとめたね〜。5・7・5かな。そうな、持ち帰るのを思い出だけにしないと、ぐちゃぐちゃになるからな」

いちごタピオカ「はい、ぐちゃぐちゃになります！」

COCO教頭「（笑）」

こもり校長「全国の生徒、聞いているか！ 思い出だけだぞ、持ち帰るのは!! ありがとうね、いちごタピオカ」

いちごタピオカ「はい！ ありがとうございました！」


♪ 　青と夏 / Mrs.GREEN APPLE


メープルの極み 岡山県 16歳

こもり校長「夏休みはいつから？」

メープルの極み「7月の20日からです」

こもり校長「7月20日！ 長いね〜。長いんじゃないか？」

メープルの極み「なかなか長いです」

こもり校長「わ〜、来た！ 長いよな、夏」

COCO教頭「（笑）寄り添ってくれてる」

メープルの極み「あの〜ヤバいですよ、部活と、宿題と、ゲームと、大富豪の日々が続いていて…」

こもり校長「ゲームと大富豪がまたシンドイな〜。長いな〜、夏!!」

COCO教頭「メープル、忙しいな（笑）」

こもり校長「いつまで？」

メープルの極み「8月20日なので、ちょうど1か月ぐらい」

こもり校長「長いね〜。長い夏休みだけどさ、しくじりがあったんでしょう？」

メープルの極み「そうなんですよ。しくじりを起こしてしまいまして。塾の夏講座で教室を間違えてしまって、先輩の中に紛れ込んじゃったことです」

こもり校長「し…しんどいね…。そんなこと出来るの？」

メープルの極み「いやほんと、自分でも驚きました。これは後々考えた時に」

COCO教頭「なんでそうなったの？」

メープルの極み「自分がその日部活とかあって疲れていて、昼寝しちゃってたんです。で、寝て起きたら、塾が始まるのが5時10分なんですけど、起きたら4時50分で、時間になっていて」

こもり校長「あ〜、もうアウトか」

メープルの極み「結構家が近いっちゃ近いんで、めっちゃ急いで、寝ぐせのまま、ぐわーーって、チャリ漕いでいって。その日は夏講座が始まる日で、夏講座って、いつものクラスと違って、夏講座用のクラスがあるんですよ」

こもり校長「特別編成のね」

メープルの極み「そうなんですよ。で、新しいクラスは廊下に張り紙で出されていて、それを見てから教室に入るっていう感じなんですけど。でも、めちゃくちゃ急いでいて。それで、自分の教室がその日は数学だったんですけど、“数学”って目に入った瞬間バーって入って、勢いよくドア開けて、友達を探したら、誰も知っている人いなくて」

COCO教頭「おろろろろ」

メープルの極み「“あら？”と思って。“ま、そんなこともあるか”と思って、めっちゃ端っこの方で…もうこの時点で恥ずかしいんですけど」

こもり校長「あったんだね〜。そういうこともあるか」

メープルの極み「“まあ、あるわあるわ”と思って、端っこにちょこんと座って」

COCO教頭「一旦飲み込んでね」

メープルの極み「はい。一旦、水でも飲もうって、落ち着いてから、そこから周りを見たら、“あれ？ なんかみんなガタイいいぞ!? 結構、一回りでけーな？”みたいな」

こもり校長「（笑）この夏、育ったなぁみたいなね」

メープルの極み「（笑）“なんか、みんな日焼け以上に何かしてんなこいつら”みたいになって。で、まあまあ大丈夫だろうって、深呼吸して落ち着いてから、そこから先生が入って来て。“あれ？ この先生、俺、知らねーな？” って」

COCO教頭「あれ、いよいよおかしいぞ！」

こもり校長「（笑）もう…リーチ、リーチってか、ほぼ確！」

メープルの極み「もうヤバいんじゃないかな〜みたいな感じになって。ま、とりあえず、授業聞いてみようって」

こもり校長「よく飲みこむな」

COCO教頭「全部受け入れるじゃん」

メープルの極み「（笑）自分が習っているのは二次関数だから、その復習から入るはずだって思って。でも見たら、聞いたことない、指数関数っていう、意味わかんないので」

COCO教頭「知らねー」

こもり校長「わ〜、わかんないなぁ」

メープルの極み「“あれ、これ知らないぞ”って。それで板書で変な公式をめっちゃ書き出して…“あれ、このtとｍって何？”ってなって（笑）」

COCO教頭「公式知らねーぞと！」

メープルの極み「”いやこれ俺わかんない！って思って。そこで、タイミングを見計らったんですよ。で、その結果、20分間、授業を受けてしまうはめに…」

こもり校長「まあまあ受けたな」

メープルの極み「これ、引き返したいけど引き返せないなって思いつつ、スーって手を上げたんですよ」

こもり校長「上げたんだ！」

メープルの極み「はい。でも端っこの方だから全然気付いてもらえなくて」

こもり校長「つれぇ！」

メープルの極み「“あ〜ヤバい、周りの人が気付いてるのに、先生が気付いてないパターン。あ〜マズイ”と思ったら、前の方の先輩が、“ちょ、手、上げてます”って言ったんで」

COCO教頭「優しい」

メープルの極み「スーっと立ち上がって、“あの、ここ2年生ですよね？”って聞いたんですよ。そしたら、周りの反応が、“え、もちろん”みたいになって、“どうしたどうした”みたいになって。“あれ？ 何年生？”ってなって。“1年生です”。そしたらもうなんか、しーーーーんって凍り付いて」

こもり校長「シビれるね！」

COCO教頭「辛い。静けさが痛い」

メープルの極み「こりゃヤバいってなって、“失礼します！”ってめっちゃデカい声で言って鞄持って、ダッシュで出て行って。で、そのままめっちゃ遅刻したヤツみたいな感じで元の教室に入って」

COCO教頭「20分遅刻しているヤツになるもんな」

メープルの極み「はい。それはそれで気まずかったですけど。もうほんとに…」

こもり校長「よく出れたな」

メープルの極み「ほんと、あの状況でよく手を上げたなっていうのもありますし」

こもり校長「いやすごいよ。勇気あるよ。結構時間経ってますから」

メープルの極み「はい。20分経ってました（笑）」

COCO教頭「しかも長く感じるよね。その20分」

メープルの極み「いやもう、冷や汗めっちゃかいて…ほんとにひどかったですね」

こもり校長「先輩も怖いしな。じゃあ、そんだけしくじったなら、教訓、聞いてもいいかな？」

メープルの極み「はい！ 教訓、いきたいと思います！ “ちゃんと見ろ！ 不注意学ぶ 夏講座”」

COCO教頭「あれ…5・7・5…」

こもり校長「まとめたよ、ちゃんと。不注意を学ぶっていうのも夏講座の1つな！」

メープルの極み「はい、一番大事なことを学びました」

こもり校長「（笑）ちょっと塾行ってる生徒は、この教訓に学んで、教室はしっかり確認しましょう！ メープルの極み、ありがとうな」

メープルの極み「ありがとうございました」

こもり校長「長い夏、頑張って乗り切ろうな」

メープルの極み「頑張ります！ （笑）」


♪ 　普通の日 / 岡崎体育


こもり校長「昨日の閃光ライオットでもお世話になりました、岡崎体育先生。あまりにも熱を帯びて、“転生したら出ます”って言ってました」

COCO教頭「（笑）ずっとね、年齢詐称して出たいって言ってたからね」

こもり校長「ダメです、詐称は（笑）
それにしてもなんだ、生徒たちは。しくじってるし、ちゃんとまとめてくるね！」

COCO教頭「5・7・5にね」

こもり校長「よく出るよね。ちゃんと授業受けてるんだな。（安藤）全一先生も相当喜んでるよ。職員室で今、大歓喜なんじゃないか」

COCO教頭「“やった―やったー！”やってるはずです（笑）」



こもり校長「ちょっとそれは、長いよ！ 長い、長い、長い！ 長すぎて、セミさんたちもそんなに鳴けない」

COCO教頭「9月4日はこんなに鳴いてないからね」

こもり校長「セミさんもびっくり！ “mei. ？ 私たち無理です”って（笑）」

COCO教頭「こういうパターンもあるんだね」



こもり校長「メープルが理解しようとしたのは、“クラスの異変”です」

COCO教頭「50人の先輩の中に勝手にいた、あの異変です」

こもり校長「指数関数の理解はできなかったと思う」

COCO教頭「おろろってなってたしね」



こもり校長「あの、基本学ぶところだから。メープルが特殊案件なだけで」

COCO教頭「いや20分は長かったと思うわ。頑張った偉いよ」


しくじり夏休み選手権



COCO教頭「そうか〜。無理がたたっちゃったんだね」

こもり校長「これはいろいろな角度から見れるから、一概に“しくじり”というのは難しい。非常にね。でも、自分の中で“しくじり”って言葉でまとめられるところに落ちるんだったら、それはそういう風に呼んだほうがいいだろうし。そこまで追い込めるっていうのもすごいと思うし。“切符を掴んだにも関わらず”というのも、個人戦なのかチーム戦なのかわからないけど…何の部活をやっているのかわからないけど、チーム戦なら、ジョーンズがいることによって掴めた切符なわけだし、必ずしもゼロになるわけではないと思う。出られなかったとしてもできることはあると思うから。それを“しくじり”と笑い飛ばせるなら、俺は君と一緒に笑い飛ばしたいなとも思う」

COCO教頭「応援側に回ることもできるしね」

こもり校長「悔しい思いはあるだろうけども。“その夏だ”って自分の中に刻むのもひとつだね」

さくさく君 群馬県 15歳

こもり校長「夏休みはいつから？」

さくさく君「2週間前ぐらいです」

こもり校長「うわ、もう2週間経ったかぁ。長くない？」

さくさく君「長いです」

COCO教頭「そっちかね、君も」

こもり校長「うわ〜、さくさく君、長いよな。暑苦しいです、セミさん。さくさく君もセミに悩まされていない？」

さくさく君「いや、悩まされてないです」

こもり校長「無理することはない。しくじったこと聞いてもいいかな？」

さくさく君「はい。僕がしくじったことは、部活動の先生をイジった四字熟語を、間違って見せてしまったことです」

こもり校長「どういうこと？」

さくさく君「僕は今、山岳部に所属しているんですけど、先生が部活Tシャツを作るので四字熟語を考えてくれって言われまして。みんなで考えたんですね。で、だいたい15案ぐらい出て、それを山岳部のグループラインで投票してもらったんですね」

こもり校長「いいじゃん」

さくさく君「で、何が問題かというと、その投票が、他の人の意見を追加できるような投票になっていたので、うちの部員の1人が、ちょっとイタズラでその先生をイジった四字熟語を入れてしまって。それが先生にバレてしまった」

こもり校長「その案を先生に見せちゃったってこと？」

さくさく君「まあ…出た意見を先生に見せた時に、そこに、うちの高校が男子校ってこともあって、その先生に見せたのに下ネタが含まれてしまって…」

COCO教頭「あらあ」

こもり校長「まーまーまー下ネタは10代とは密接に関わってます」

さくさく君「それプラス、男子校っていう相乗効果が合わさってしまい、ちょっと、その投票BOXで暴れ出してしまった部員がいまして。で、そのことをまったく僕が忘れていたんですね。全く忘れていた状態で、先生に、“四字熟語、何になったんだ？”って言われて、その投票ボックスのまんま、先生に見せてしまった…」

こもり校長「あ〜、じゃあ、みんなの下が入った状態を見られちゃったってことか」

さくさく君「はい。その“決まった！”のところしか自分は見ないと思っていたんですね」

こもり校長「なるほど。過程を見られるとは思ってなかったんだね」

さくさく君「そしたら先生が、画面をどんどんスクロールし出して…マズイ！って思って」

COCO教頭「ちなみにそれ、どのくらいのレベルの下ネタなの？」

さくさく君「ほんとにもう、あの、小学生が考えられるレベルくらいの」

こもり校長「その〜…“あの山をわしづかみにしたいぜい”みたいな」

さくさく君「…ちょっと、そういう感じではなくて」

こもり校長「あ、ああ、校長先生、ハズした？」

さくさく君「山は入ってないです」

COCO教頭「単刀直入に言っていい？ つまりあの〜…“おてぃ〜んてぃ〜ん”的なこと？」

さくさく君「あ〜……そうですね」

こもり校長「あら！ でも、あれでしょう？ “ティーンネイジャー”の！」

COCO教頭「そうそう！ teenager！」

こもり校長「“お10代”ってことでしょう？ じゃあ、“お”が1コ足りないね」

COCO教頭「あ、そっか！ そうだね。OK！ OK！ それだったら、“おteen！ おteen！”って言わないと。合ってる？」

さくさく君「合ってます」

COCO教頭「さくさく君、合ってたか。“お10代”合ってたか」

こもり校長「（笑）“合う”ってなに？ ま、そいうのを見られたわけね。何て言われた？」

さくさく君「その先生はめちゃくちゃユーモアがあって、もう男子校をいっぱい経験してきた先生なので、別に逆に面白がって笑ってましたよ」

COCO教頭「救われたね」

さくさく君「なんか、“10代は、そういうバカげたことやってるのが一番楽しいんだ”とか言って」

こもり校長「なるほどね！」

COCO教頭「素敵な先生だ」

さくさく君「そういう先生だったので、ほんとに命拾いしましたが、見つかった瞬間は、部員全員青ざめていました」

COCO教頭「だわな。だって“おてぃ〜んおてぃ〜ん”って言ってたんだもんね」

こもり校長「教頭！ 教頭先生よ!?」

COCO教頭「あれ？ 変な、焚火効果で？」

こもり校長「教頭先生、明日からこの学校にこないつもりでやってます？（笑）」

COCO教頭「背任です。そっかそっか」

こもり校長「だって、教頭先生、熱くなったのか、袖、肩までまくっているからね」

COCO教頭「これね、ちょっと見えなくてごめんね。さくさく君」

こもり校長「脇の脇までめくっているからね」

COCO教頭「ブラウスがタンクトップになっています、もう」

こもり校長「そうだよ。それもヤダな、なんか。教室で教頭先生は今、どういう…？ 何をしようとしているのか？」

COCO教頭「ごめんごめん」

こもり校長「教訓を、教訓を教えてください、さくさく君！」

さくさく君「はい！ いきます！“スマホ画面 安易に人に 見せちゃダメ”」

COCO教頭「5・7・5だ。うまいね」

こもり校長「あ〜、まとめたね〜。チョモランマの話をしている時は、あんまり見せちゃダメだよってことだね」

さくさく君「はい、そうです」

こもり校長「いろいろありがとう！ 俺たちにきっかけをくれて！ 夏、楽しんでね」

さくさく君「はい！ ありがとうございました」


♪ 　Summer Soul / cero


COCO教頭「（エコー付）Summer Soul♪」

こもり校長「“冷まそう”。なんか思ったんだけど、発音がいいって、けしからんね」

COCO教頭「（笑）なんでだよ！」

こもり校長「わかんない。もう1回言ってもらっていい？」

COCO教頭「（エコー付）Summer Soul♪」

こもり校長「…けしからんね〜」

COCO教頭「教頭でいさせてくれよ！」

こもり校長「こういう授業、出来るかもね。けしからんくないのに、けしからんく聞こえる授業。“チョモランマ”、けしからん感じで言ってもらっていいですか？」

COCO教頭「（エコー付）“Chomolungma”」

こもり校長「けしからんな〜けしからんよ。ダメダメダメ。冷まそう！」

COCO教頭「冷まそうね」

まだまだ成長納言 山形県 16歳

こもり校長「学年は！」

まだまだ成長納言「高校2年生です」

COCO教頭「中2高2は！ Do what you want!」

まだまだ成長納言「OK!」

こもり校長「けしからん！」

COCO教頭「けしからん！ ごめんな！」

こもり校長「どうよ、まだまだ成長納言、夏は長いですか？」

まだまだ成長納言「いや、短いです」

COCO教頭「教頭パターンだね。いいね」

こもり校長「短い夏、何をしくじったの？」

まだまだ成長納言「お祭り全力で楽しんだら、翌日の部活、遅刻し、しまいには風邪をひいてしまいました」

COCO教頭「大丈夫か」

こもり校長「遅刻はまだいいけど、風邪のほうが心配だな。何をそんなに楽しんだの？」

まだまだ成長納言「昨日の話なんですけど」

こもり校長「え？ 風邪、大丈夫かい?
」

まだまだ成長納言「風邪は薬飲んだので大丈夫です」

こもり校長「よかったよかった」

まだまだ成長納言「卒業以来会えていなかった中学校の時に好きだった人を含め、4人で、地元の『花笠まつり』という有名なお祭りに行ってきました」

こもり校長「好きな人と！」

まだまだ成長納言「中学校の時に好きだった人と！」

こもり校長「元ってことね」

まだまだ成長納言「元ですね。でも、結構ワクワクでした」

COCO教頭「だよなー」

こもり校長「やっぱ楽しいよな。好きな人たちと行くのは！」

まだまだ成長納言「そうなんですよ。浴衣屋さんに行って、浴衣ちゃんと着せてもらって。母にヘアアレンジしてもらって。準備万端で行ってきました」

こもり校長「はしゃいでんな」

COCO教頭「むっちゃオシャレしたやん！」

まだまだ成長納言「はい！ 気合を入れて」

こもり校長「何するの？ その花笠まつりで」

まだまだ成長納言「4人でクレープを食べたんですけど、その後、昔の話から最近の話をしました」

こもり校長「“クリームが付いてるよ〜”みたいな、ペロペロみたいな。“夏だから溶けるね〜”みたいな」

COCO教頭「漫画読み過ぎちゃうかな？」

まだまだ成長納言「（笑）」

こもり校長「そんな感じでしょ？ まだまだ成長納言？」

まだまだ成長納言「そう……ですね」

COCO教頭「（笑）おいおいほんとか」

こもり校長「生徒が言うんだから、そういうことにしようよ（笑）」

COCO教頭「（笑）まだまだ成長納言を信じよう」

こもり校長「どうだった？ 久しぶりに会って、向こうはカッコよかった？」

まだまだ成長納言「カッコよかったです」

こもり校長「それはまた“好き”の熱が出ちゃうんじゃない？！」

まだまだ成長納言「昨日も浮かれて、ずっと余韻にひたって、なかなか浴衣を抜けずにいました」

＜夏夜のマジック / indigo la End＞

こもり校長「うわあ、ちょっと待ってくださいよ。ごめんな、今、俺がすごい好きな曲が流れて、まだまだ成長納言のエピソードにぴったり過ぎちゃって、こうなっちゃった」

COCO教頭「想像しちゃってます？」

こもり校長「想像しちゃった。まさにこういう感じ！ 浮かれながら、家で浴衣が脱げないまだまだ成長納言をイメージしちゃったわけよ！ ワクワクしたんでしょう！？」

まだまだ成長納言「はい！」

こもり校長「ひゃ〜!! あの、久々に会った感じとか、外のじめっとした、汗のかいてる肌の感じとかも、家でちょっとフラフラしちゃったりしたんでしょう!?」

まだまだ成長納言「そうなんですよ〜!!」

こもり校長「ひゃあーーーー!!」

こもり校長「もう、校長、成長納言なん？」

こもり校長「ほんとに。もう、マジック。魔法にかかったような感じだよな！」

まだまだ成長納言「はい!!!」

こもり校長「“早く覚めて、この魔法、どこか行って！”みたいなね！」

まだまだ成長納言「そうです!!」

COCO教頭「でもそれで遅刻しちゃったんでしょう？」

まだまだ成長納言「はい」

COCO教頭「おいおいおい、冷まそう冷まそう」

こもり校長「いや、冷まさないよ…」

＜「今日だけは夏の夜のマジックで♪」＞

こもり校長「今夜だけなの！ 今日だけ！ 今日だけ、魔法にかからせて!! そういう感じでしょう!?」

まだまだ成長納言「はい！」

COCO教頭「ごめんな、成長納言」

こもり校長「で、この魔法が覚めたから、風邪引いちゃったんでしょう？」

まだまだ成長納言「そうなんですよ」

こもり校長「やべーーー!!」

COCO教頭「そういうことか」

こもり校長「夏のマジックってすごいのよ。これも含めてさ、教訓、聞いてもいい？」

まだまだ成長納言「はい。いきます！“浮かれすぎ バランスたもって ほどほどに”」

こもり校長「間違いない！」

COCO教頭「今の校長にも刺さるから」

こもり校長「間違いない！ でもさ、まだまだ成長納言、夏の一夜のマジックだけは、ずっと心の中にしまっておきなさいよ。これからもいい夏にしような」

まだまだ成長納言「はい！ ありがとうございました」


こもり校長「ちょっと〜、俺もう、出たくない！この魔法から出たくない！」

COCO教頭「いや、校長、そろそろ黒板の時間です。
いや〜、みんな夏してるな〜。しくじりって、充実している証拠です。じゃないとしくじりも起きませんから。私は嬉しいよ。生徒のみんなが夏に向き合っていてね」

今日の黒板

『あこがれのなつはこの手でつかむのだ』

Music 2023.08.08 PLAYLIST

体だけ日焼け、電動自転車のバッテリー切れ…「この夏にしくじったこと何かある？」

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」（月曜〜木曜 22:00〜23:55／金曜 22:00〜22:55）。8月8日（火）は、「しくじり夏休み選手権」と題して放送。パーソナリティのこもり校長（小森隼／GENERATIONS from EXILE TRIBE）とCOCO教頭（CRAZY COCO）が、10代のリスナーにこの夏の失敗談を聞きました。今回の企画を説明する際に話したCOCO教頭のエピソードと併せて紹介します。

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