掲示板リニューアル直前！さよなら私の黒歴史！

掲示板リニューアル直前！
さよなら私の黒歴史！

2015.07.15

生放送教室

『俺は納得しないよ』

SCHOOL OF LOCK!のWEBサイトにある購買部では
日本を代表するセレクトショップBEAMSとのコラボグッズを販売しています。
第一弾がLOCK TAG、第二弾はトートバッグ
そして第三弾のTシャツが完成しました！

そのデザインがフテネコ一本になったということに対して、
校長は納得していないご様子…ちなみにフテイヌはタグの部分にひっそりといます…

このTシャツは限定200枚!!　本日から予約開始です!!
詳しくは購買部をチェックしてね!!

今夜の生放送授業は…
掲示板がリニューアルすることに対して、たくさんの書き込みがありました。そんな中で

■ おおお
掲示板変わるんだ！！書き込み消えるんだね！！！わーーーい！！！黒歴史が消えるううう！！（笑）

まるいしー
女/19/福岡県
2015/07/02 01:33

というわけで今夜は掲示板リニューアル直前
さよなら私の黒歴史！

「今だから言えるけど、こんな書き込みしてました。」
「リニューアル万歳！早くこの書き込みを抹消してほしい！」など

思い出すだけで、まくらに顔を埋めてバタバタしたくなるような書き込み、
生徒のみんながこの学校の掲示板に刻み込んできた“黒歴史”を聞かせてほしい！
カキコミがある生徒は「何年何月何日のどんな書き込み！」というのも一緒に教えてください！

「最近掲示板登録をしたんです！」という生徒は、カキコミじゃなくてもOK！
謎の行動や、夜中に書いたポエム…。
そんな闇に葬りたいと思う君の“黒歴史”を学校掲示板もしくはメールで教えてください！
みんなからのメッセージ待ってます!!

最初に黒歴史を教えてくれるのは…

うーぶちゃん　群馬県　19歳　男　社会人1年目

あしざわ教頭「前に話したことあるよね？」

うーぶちゃん「はい、そうです」

とーやま校長「お久しぶり、うーぶちゃんは黒歴史教えてくれるってことでいいの？」

うーぶちゃん「大丈夫です」

とーやま校長「それは書き込みとか？」

うーぶちゃん「まぁそうです」

とーやま校長「いつぐらいの書き込みか覚えてる？」

うーぶちゃん「2015年の3月10日です」

とーやま校長「じゃあちょっと見てみるね…」

■ 告白
告白した時の言葉は、『なんでだろう。いつも隣にいるだけで、こんなに嬉しいくて、恥ずかしくて、ドキドキしちゃうんだろう。でも、それほど君が好きになってたんだよ。』と言いましたが、彼女には届きませんでした。ふられるのはわかってた事でしたが諦められず告白した話でした。

うーぶちゃん
男/19/群馬県
2015/03/10 09:30

とーやま校長「これが黒歴史なの？」

あしざわ教頭「どういうこと？」

うーぶちゃん「えーっと、本当は言えてなかったです」

とーやま校長「言えてなかった？」

うーぶちゃん「本当は告白をしてなかったんです」

とーやま校長「えーー今、校長パニックです、パニやまです」

とーやま校長「電話して、そのとき“告白します”ってことになったんだよね？」

うーぶちゃん「なりました」

とーやま校長「そのあとこの書き込みをしてくれてるわけだけど…告白してない？」

うーぶちゃん「はい」

とーやま校長「じゃあこの書き込みは……何？」

うーぶちゃん「告白するって電話したんですけど、卒業式の後に誘ったんですけど、帰ってしまって、それで別の日に呼んだんですけどできなくて、でも電話したとき書き込みもしますって言ってしまってたので……」

あしざわ教頭「あ～そういうことか」

とーやま校長「言った手前、やらないと引け目を感じちゃって、それで捏造と(笑)」

あしざわ教頭「捏造っていうとちょっと言い方悪いけど、でも確かにそうか(笑)」

とーやま校長「それは全然気にしなくてよかったんだけどね、約束はしたけどそこから先はうーぶちゃん自身のことだから、気持ちはすごいわかるけど」

あしざわ教頭「そうですね」

とーやま校長「この“告白をした”って書き込みに対しては、どんなこと思ってた？」

うーぶちゃん「情けないなぁって、素直になればよかったなと、それと校長と教頭にも申し訳ないなぁって思いました」

とーやま校長「まぁ、これに関しては水に流そう！」

あしざわ教頭「今、言ってくれてるわけですからね」

とーやま校長「ただやっぱり告白できなかったことに対してはモヤモヤしてるわけでしょ？」

うーぶちゃん「告白すればよかったなって、今でも思うことがありますね」

あしざわ教頭「今はまだ好きなの？」

うーぶちゃん「好きなんですけど、連絡しても全然返事がこなくて」

あしざわ教頭「なるほどな…」

とーやま校長「返事来なくて、より不安が増していくばかりなんだな」

うーぶちゃん「はい…」

とーやま校長「伝えたいって気持ちはあるの？」

うーぶちゃん「あります」

とーやま校長「じゃあ、この書き込みを本当にするってのはどうよ？　言えば黒歴史自体抹消されるからね」

うーぶちゃん「確かに…」

あしざわ教頭「もう一回言えそうなの？」

うーぶちゃん「なんとか誘ってみて、時間があれば言いたいと思います」

あしざわ教頭「抑えられないんだったら言った方がいいと思うけど、でも抑えれるんだったら言わない方がいいんじゃないかなっと思っちゃう」

うーぶちゃん「あ～」

あしざわ教頭「今、この場で俺たちが拍車をかけて言っちゃえっていうのもちょっと違うから、どうしても抑えられないなら、向こうに嫌がられても言えばいいと思うよ！」

うーぶちゃん「わかりました！」

とーやま校長「ちゃんと言ってくれてありがとう！」

うーぶちゃん「はい！」

とーやま校長「ありがとうね！」

あしざわ教頭「ありがとう！」

とーやま校長「約束をしたことで何か抱えてしまった生徒がいると考えるとちょっとな…」

あしざわ教頭「話したことに対してね」

とーやま校長「俺らがその場で思ってることだから、それが守れなったとか責任感じる必要全然ないからね！」

あしざわ教頭「そうですよ！」

続いて黒歴史を教えてくれるのは…

弾丸彗星　鹿児島県　16歳　男　高校2年生

とーやま校長「弾丸彗星も黒歴史あるの？」

弾丸彗星「はい、ありますね」

あしざわ教頭「めっちゃテンション下がったな(笑)」

とーやま校長「どんな黒歴史か教えてくれる？」

弾丸彗星「書き込みですね」

とーやま校長「いつぐらいの書き込みかわかる？」

弾丸彗星「2014年10月23日に書いたポエム掲示板の書き込みです」

とーやま校長「ポエム掲示板か～彼氏彼女がいないカッサカサな気持ちを書き込むポエム掲示板に書き込んだやつか」

■ バスの中
後ろでリア充話してる。俺はケータイ見つめてる。後ろの人達キュンキュンしてる。俺はケータイ見つめてる。必死になって現実逃避。俺はケータイ見つめてる。これが現実…

弾丸彗星
男/16/鹿児島県
2014/10/23 18:51

とーやま校長「まず、今の聞いてどう思った？」

弾丸彗星「恥ずかしいなって(笑)」

とーやま校長「どんな恥ずかしさ？(笑)」

弾丸彗星「このポエムが全国にいったわけじゃないですか、それがきついなって(笑)」

とーやま校長「これを書き込んだときの気持ちとか覚えてる？」

弾丸彗星「その日の授業でそういうリア充の生徒の話を聞くことがあって、それで帰りにバスの中でイチャイチャされて…イラッとして」

とーやま校長「そうだよな～イラッとしちゃうよな～できることなら弾丸彗星となって突撃したかったよな(笑)」

弾丸彗星「そうですね(笑)」

あしざわ教頭「これはもう消したいか？」

弾丸彗星「はい」

とーやま校長「これ書き込んでから半年以上たって、今はどうなの？」

弾丸彗星「まだ座禅組です」

とーやま校長「まだカッサカサしてるのか」

弾丸彗星「カッサカサしてます」

とーやま校長「好きな人もいなかったのか？」

弾丸彗星「はい」

あしざわ教頭「そうか～」

とーやま校長「半年以上カッサカサな気持ちが続いてるのは大変だと思うんだけど、今リア充な生徒に対して思うことある？」

弾丸彗星「書き込んだときは妬み嫉みとかがひどかったんですけど、今は羨ましさがどんどん育ってきてる感じです」

あしざわ教頭「なかなか難しい言葉が出てくるなぁ(笑)」

とーやま校長「これ、今の気持ちをポエムにできる？(笑)」

弾丸彗星「……がんばってやりましょう」

あしざわ教頭「すごいな、できるのか！」

とーやま校長「じゃあちょっと一回やってみよう！　今ここで綴ってみよう」

あしざわ教頭「正直聞きたいですね」

とーやま校長「今ここで言えば、掲示板には残らないし！」

あしざわ教頭「全国ネットで流れるだけですしね(笑)」

とーやま校長「いけるか？」

弾丸彗星「はい…」

友達と女の子について話してる。
3次元にいいやつはいない、彼女はもういらない。
学校で開き直って、家で寝る前ため息をついている。

弾丸彗星「以上です」

とーやま校長「めっちゃいい！」

あしざわ教頭「いいポエムだよ！」

とーやま校長「10月よりカサカサ感が増してる！　気持ちがすごくカサカサしてるのが伝わる！」

あしざわ教頭「すごくいいよ！」

とーやま校長「3次元にいいやつはいないか？」

弾丸彗星「はい、そうですね」

とーやま校長「でもこれも消えてしまうことになるんだけど、このときの思いはわかったから、新しい掲示板でもよろしくな」

あしざわ教頭「こんなこと言うのはなんだけど、新作ポエム待ってます(笑)」

とーやま校長「ありがとう！」

弾丸彗星「ありがとうございました！」

今夜最後の生徒は…

すーだら　秋田県　18歳　女　大学1年生

とーやま校長「すーだらの黒歴史はどんなの？」

すーだら「高校生のときの話なんですけど、部活の同級生に対して、嫉妬したり悔しかったことに対しての書き込みです」

とーやま校長「いつぐらいの書き込みとか覚えてる？」

すーだら「2012年の8月27日ですね」

■ 今日のこと
次の大会のメンバーが発表されました。女子の団体戦の補欠が1年生から選ばれました。今先輩が3人しかいないので、1年生から選ばれるのは分かっていたけど、正直悔しいです。一番頑張ったって一番上手くなれるわけじゃない。頑張ってなくたって、上手い人はいる。産まれたときからことごとく勝ち組にいる人だっている。今更だけど人生って不公平だな…。八つ当たりだってのは分かってるけど、やっぱ悔しい。なんでなんでなんで??なんでアイツが選ばれるの??他に上手い人いるでしょ??アイツよりも何倍も努力してる人が、いるでしょ??でも、その人が入っていてもやっぱりこんな気持ちになんのかな…。あーやだやだ。同じ部活に誘った自分が嫌だ。なんで誘ったんだろう。なんでこんなこと思ってるんだろう。自分、今すっごくだめなやつだ。明日になってもおめでとうって言えなさそうだな…。

すーだら
女/18/秋田県
2012/08/27 20:20

とーやま校長「けっこうフツフツとした気持ちがうごめいてるね」

すーだら「はい」

とーやま校長「これは何部だったの？」

すーだら「弓道部です」

とーやま校長「弓道部で、同級生が選ばれたと」

すーだら「そうです」

とーやま校長「けっこう自信はあった？」

すーだら「そのときは結構成績が良くて、次の団体で選ばれるんじゃないかって期待があったんですけど、他の子が選ばれて、悔しかったです」

あしざわ教頭「自分でしっかりやってきたからこそ、そういう風に思ったんだね…」

すーだら「はい」

とーやま校長「そこから弓道部ではどうだったの？」

すーだら「先輩がいたときは追いつきたくて、同級生にも負けたくなくてがんばってたんですけど、後輩ができてからは後輩のうまい子を見て、“どんだけがんばっても無理なんだろうな”って卑屈になったんですよ」

とーやま校長「うん」

すーだら「でも高校3年生最後の大会があるときに、このままじゃいけないと思って、がんばってたら、その子が部活終わった後も練習して努力してることもわかって、自分が勝手に嫉妬してたことに気づきました」

とーやま校長「そこから逃げずに3年間戦えたからこそ気づくことができたんだな」

あしざわ教頭「徐々に周りが見えてきて、他の子のがんばりとかにも気づけるようになったのかな？」

すーだら「そうですね」

とーやま校長「この書き込みを読ましてもらったけど、今思うことある？」

すーだら「気づいたのは高校生活の最後の方だったので、その子にもおめでとうの気持ちが全開じゃなかったから、その子にしっかり“すごいね”って言えてたらなって思います」

あしざわ教頭「まぁそのときはわからないことだったりするからね」

とーやま校長「言えなかったのはしょうがないけど、そこで気づけたんだから、今後同じようなことをしなければ、素敵な女性になれると思う」

すーだら「はい！」

とーやま校長「自分が変わったからこそ、これが黒歴史になったってことだからね」

あしざわ教頭「成長したってことか」

すーだら「そうですね！」

とーやま校長「すーだらありがとうね」

すーだら「ありがとうございました」

とーやま校長「来月から新しい掲示板でもよろしくね」

あしざわ教頭「書き込んでね」

すーだら「はい！　よろしくお願いします！」