アーティストになる夢を叶えたいけど、叶えられるのか不安…という悩みを持つ生徒と逆電!
2025.08.08
SUPER BEAVER

昨日は10代限定の夏フェス『マイナビ閃光ライオット2025』のファイナルステージが行われました!!
9組のアーティストがグランプリを目指して、たくさんのお客さんの前で最高の音楽を届けていましたが、現地に行った生徒、YouTubeで配信を観た生徒はどれぐらいいたでしょうか!?
10代のアーティストが届けるまっすぐでアツい想いを受け取った生徒はたくさんいるはず!
昨日のステージを見ていた生徒からの感想も待っているので、いつでもメッセージを送ってください!
さて、今夜のビーバーLOCKS!ですが、音楽活動に悩みを持つ生徒からメッセ−ジが届いていたので、その生徒と電話を繋いでお話をしていきます!
聴取期限 2025年8月15日(金)PM 10:00まで
(教室のドアが開く)
こんばんは。初の投稿失礼します。「SUPER BEAVER」、「BUMP OF CHICKEN」、「尾崎豊」、などのアーティストに刺激されてロックアーティストを目指しています。しかし、僕には親がいなくて、祖母の元で暮らしています。しかも僕は田舎に住んでいて、家はお金がないのでスタジオやライブハウスは電車での移動であり、機材を買えるお金もありません。それでも自分の夢を、本気で叶えたいです。
高校卒業後はすぐに一人暮らしをしろと言われたので、学校に通いながらバイトをして一人暮らしのお金を貯めています。バンドを組んで音楽がしたいのですが、内気な僕は小中高ずっと虐められていて、他人を信用出来ずにいて、一度は諦めようかと思いました。
そんな中、SUPER BEAVERさんの「突破口」の、「辞めなかったから笑ってる僕らが今よりもっと笑ってやろうぜ」という歌詞に背中を押されました。高校卒業後、就職しながら一人暮らしして、音楽をするというのはかなり難しい気がしていて、でも音楽はやめたくないです。これからどうすればいいでしょうか。難しい話でごめんなさい。
だーーー
北海道17歳
北海道17歳
渋谷「我々にこういう相談をしてくれたわけだけど、これは直接話を聞かなきゃわからないよ、ということで電話することに決めた!俺は電話をする!もしもし?」
だーーー「もしもし。」
渋谷「SUPER BEAVERボーカル 渋谷龍太です!」
柳沢「ギターの柳沢です!」
上杉「ベースの上杉です!」
藤原「ドラムの藤原です!」
だーーー「北海道 17歳 ラジオネーム「だーーー」です。」
渋谷「よろしくお願いします。ということで、まず送ってきてくれてありがとう!」
SUPER BEAVER「ありがとう!」
渋谷「今はおばあちゃんちで暮らしてるんだ?」
だーーー「そうです。」
渋谷「そうかそうか。おばあちゃんと誰?」
だーーー「お姉ちゃんと3人です。」
渋谷「そうか。今はアルバイトをしながらちょっとお金を貯めてるって状況なんね?」
だーーー「はい。」
渋谷「ちなみに何のバイトをしてるの?」
だーーー「マックです。」
渋谷「マックのバイトって大変じゃね?」
藤原「厳しいよね?」
だーーー「大変です。」
渋谷「大変だよな。どうなん頑張れてる?」
だーーー「いや、ちょっと休みが多いかもしれないです。」
渋谷「そうかそうか。忙しい時期だろうしな、高校3年生っていうのはね。改めてだが、音楽をやりたいって思ってるんだ?」
だーーー「はい。」
渋谷「志したきっかけをちょっと改めて教えてもらってもいい?」
だーーー「最初は優里さんの音楽を聴いて、そっから、ギターをお年玉全部使って中古で買って。」
渋谷「えー!いいな。」
だーーー「そこから尾崎豊さんとか色々聴くようになって。最終的には今、THE BLUE HEARTSとかSEX PISTOLSとか、そういうバンドが好きで、バンドとか組んでやりたいなって思ってます。」
渋谷「SUPER BEAVERは好きじゃないのか!?!?」
SUPER BEAVER「(笑)」
渋谷「おい…SUPER BEAVERはどうなんだよ!」
だーーー「SUPER BEAVER好きです!」
渋谷「SUPER BEAVERも好きだよな?(笑)。ありがとね。」
柳沢「ありがとう!」
渋谷「それで、いろんな音楽に触れ合っていくうちに、自分も音楽やりたいっていう風に思うようになったんだ?」
だーーー「はい。」
渋谷「ライブハウスに行ったりも?でも、『ライブハウスで電車移動もあり』って書いてあるけど、何回か行ったことあるの?」
だーーー「あります!」
渋谷「どこのライブハウス行くの?」
だーーー「バラバラなんですけど…」
渋谷「じゃあいろんなところに行ってるんだ!」
だーーー「そうですね。機会があれば。」
渋谷「道内のいろんなとこに行くんだね。音楽活動もしているの?」
だーーー「してます!」
渋谷「それは具体的にはどういうことやってんの?」
だーーー「歌をSNSとかYouTubeとか上げたり、あと、たまに路上ライブとかしたり。」
柳沢「えー!すごい!」
渋谷「路上ってどこ?駅前とかでやってるわけ?」
だーーー「駅前とか、狸小路(商店街)とか。」
渋谷「そうかそっか。俺らも札幌によく行くことがあるから、狸小路の辺りとか通るんだけどさ、あそこ人いっぱい通んじゃん?」
だーーー「そうですね。」
渋谷「結構度胸いるよな!」
だーーー「はい。」
渋谷「それでもやれるんだ。」
だーーー「やってます!」
渋谷「それ、すごいことよ!俺らはライブハウスでしかやってないから、路上でやるっていう経験はほとんどしてないんだよね。だから、音楽を聴くって姿勢の人の前でしか音楽をやったことがないから、その通り過ぎていく人たちの目の前で音楽やって、足を止めてくれて、音楽を聴いてくれるみたいな経験っつうか、俺らにないわけよ。どう?自分で音楽をやっていて、足を止めてもらった時の感覚は。」
だーーー「そうですね。やっぱり嬉しいっていうのはあります。」
渋谷「そうよね。自分が好きなことで伝えようと思った時に、足を止めて聴いてくれる人がいるわけだろ?」
だーーー「はい。」
渋谷「それは嬉しいよな。」
だーーー「はい。」
渋谷「だから、そういうのがどんどん、どんどん積み重なってって、自分の曲が増えていったりとかしているわけだ?」
だーーー「そうですね。」
渋谷「ちょっとごめん。別に資料をもらっていて。学校で演奏したの?」
だーーー「しました!」
渋谷「これ何の企画っつうか、何の行事?」
だーーー「学校祭で、前に出て歌うみたいな。有志発表みたいな。」
渋谷「これ、自分で立候補するの?」
だーーー「はい。」
渋谷「じゃあ、自分でやりたいって言って前出たんだ。これはすごいことよ。俺は絶対やらないから。」
柳沢「(笑)」
藤原「同じくです!!」
上杉「すごいね!タフだね!」
渋谷「マジで怖いことじゃん?」
だーーー「そうですね。」
渋谷「ドキドキするじゃん。それでも…200人?すごいな!!」
藤原「すごいな!!」
だーーー「そうですね。そんぐらい。」
渋谷「200人ってやばいぞ!」
だーーー「結構緊張しました。」
渋谷「結構どころじゃないだろ!緊張したよな?でもやり遂げたんだ。どうだった、やってみて?」
だーーー「ちょっと喉の調子が良くなくて、うまくいかなくて。調子とかもちゃんと整えられるようにしたいなっていうのと、今回の反省で色々次に向けて学びを得られたなとは思います。」
渋谷「反省っつうのは、ちょっと教えてよ。どういうこと思った?」
だーーー「声がすごい調子悪くて、ガラガラしてて。」
渋谷「あるよな!すげーわかるよ!!でも、やんなきゃいけない時あんだよな。頑張ろうな?お互いな!いや、でもすごいじゃん!!俺すごいなと思ってる。しかも、俺思ったより「だーーー」の声低かったんだよ!いい声してるよな!」
柳沢「たしかに!」
だーーー「ありがとうございます!」
渋谷「声で歌を歌ったらいいなって、そういう歌聞いてみたいなっていう風に思ったけど、ちなみに卒業後は1人暮らしをするのは決まってるんだ?」
だーーー「そうです。」
渋谷「そうかそうか。じゃあ、1人暮らししながら音楽活動を続けていく?」
だーーー「はい。」
渋谷「いいね。いいじゃん。素晴らしい。アルバイトしながら音楽活動するんだ?」
だーーー「そこはまだちょっとわからなくて。音楽をやってデビューしたいし、成功したいなと思うんですけど。それと一緒に就職するのか、フリーターなのか色々あるんですけど、そこがまだ決まってなくて。」
渋谷「なるほどね。そうよな。「だーーー」ぐらいの年齢1番迷うもんな。ちなみにバンドでやりたい?やっぱり。」
だーーー「バンドですね。」
渋谷「バンドやりたいんだ。1人で弾き語れたりするのも好きだけど、バンド組みたいんだね?」
だーーー「はい。」
渋谷「どうなん?メンバーの目処は立ったりしてるの?」
だーーー「何回か組んだりしたんですけど。」
渋谷「おお!してる!そうなんだ!」
だーーー「結局うまくいかなくて、解散とかなって、今は組んでない状態です。」
渋谷「じゃあ、ゆくゆくはメンバー見つけてバンドやりたいんだ?」
だーーー「はい。」
渋谷「こればっかりはね~…」
上杉「出会いだからな!」
藤原「出会いだね。」
渋谷「メンバーは本当に出会いだもんな。」
柳沢「その話を聞いていたら、『やりたいこと』と『やらなきゃいけないこと』が今同時に並んでいると思うから。1人暮らしのために、就職した方がいいかなとかっていうところで言うと、出会うっていう意味でも、就職及びアルバイトみたいなものを続けながら音楽をやるってのは、俺はすごいいいと思うけどね!」

だーーー「はい。」
柳沢「仮に就職するとしたら、新たなコミュニティというか、新たな人との繋がりが広がるから。今まで出会った、出会ってこなかった人と出会える可能性っていうのも同時に繋がるなとは、今お話聞いてて思って。ゆくゆくはバンドを組みたいっていうものはずっと思いつつも、さっき「だーーー」が言ってたSNSとか、YouTubeに楽曲を作って投稿したりとかしてるって言ってたじゃない?」
だーーー「はい!」
柳沢「今ここの広がり方の破壊力すごいよ?」
上杉「そうよ!」
柳沢「逆を言うと、ほんとにいろんな人がたくさんやってるから、すごく数も多いと思うけれども、見てもらえる可能性っていうのは、10年、20年前と比べて格段に上がったと俺は思っていて。」
だーーー「そうですね。」
柳沢「だから、絶対大丈夫だよとは思わないけれども、就職とかアルバイトをしながら続けられる方法っていうのがすごく多い。今、有名なアーティストでも、1度就職してからバンドで有名になってる人とか、歌手で有名になってる人ってのはたくさんいるから。」
渋谷「いるよねー。」
柳沢「就職した時点で音楽を諦めなきゃいけないっていうわけではやっぱりないんじゃないかなっていうのは、今お話を聞いてて思ったから。」
渋谷「まあ何の仕事するかだけどね!」
柳沢「もちろん。」
渋谷「そこに時間をどうしても割かなきゃいけなくって。どうしても音楽っていうんだったら、自分で、時間何が1番作れるのかっていうのを考えた選択をするべきだと思うし、特にアルバイトなんていろんなことやりたい人が集まってる場でもあると思うから。俺、居酒屋さんで働いていたけど、役者になりたいとか、声優になりたいとか、バンドやりたいとか、いろんな人いたからさ。そういう人と仲良くなって…、まあ仲良くなる必要はないけど!そういう話をして、いつ、うまくいくか最終的に絶対うまくいくかは、俺らにはわかんないけど。
でも、満足いくまでできる環境を、自分で探してみて、結果的に働いちゃったからかける時間がなくなっちゃったみたいなのって結構もったいないと思うから、自分がどういうふうにしたら時間作れて一生懸命になれるのか、そういうことを考えながらやったらいいんじゃない?」

だーーー「そうですね!ありがとうございます!!」
渋谷「どうよ、ちょっとやる気出たか?やる気あんだよな!そもそもな!」
だーーー「元々音楽に関してはやる気があって!」
渋谷「そうだよな!じゃあもっとやる気出た?」
だーーー「はい!!」
渋谷「…ガッツポーズしてる?」
SUPER BEAVER「(笑)」
藤原「してる!きっとしてるよ!」
渋谷「じゃあまたさ、『こんなことになっちゃったんだけど、どうしたらいいですか。』みたいな。答えられる4人が揃ってるからこっちは。色々経験してきたからさ。」
藤原「そうね!アルバイトもしてたしな俺らもな!」
渋谷「そうだよ。困ったり、、、困らないのが1番だけど。でも困ったりしたらまた連絡してきてよ!で、こんな活動してるみたいな、定期的に教えてくれたら俺らも嬉しいし。ちょっとまたメッセージ送って!」
だーーー「わかりました!!」
渋谷「じゃあ頑張ってな!応援してる!」
上杉「頑張って!」
藤原「頑張ってね!」
柳沢「頑張ってね~!」
だーーー「ありがとうございます!」
M. 突破口 / SUPER BEAVER
渋谷「ということで本日は、ラジオネーム「だーーー」に逆電をして話を聞いていきましたけど、上杉さんどうでした?」
上杉「タフな子だったね。タフな子で、色々年齢的にやりたいことがありつつ、進路とかこれから1人暮らしとか、ある種自分で暮らしていかなきゃいけないっていうことを考えたら大変なこと、悩みもあると思うけど、音楽は別に働いたら辞めなきゃいけないものでもないし、いろんな人と出会ってさらに輝いていくものでもあると思うから。
音楽自体に、それが時間なのか気持ちなのかわからないけど、本気で「だーーー」自体が向き合えれば、俺は全然この先どう転んでも大丈夫なんじゃないかな。っていうか、そこに1個フォーカスが当たってれば大丈夫なんじゃないかなっていう気持ちにはなりましたね。」

渋谷「藤原さんどうですか?」
藤原「仕事をどうするか、就職するかとか、悩むのはちゃんと自分の人生にすごく向き合ってるからだと思うから。」
渋谷「そうだな!」
藤原「もう俺、そんなの考える間もなく、ただ音楽やりたいから音楽続けるみたいなくらい単純に考えてたから。」
渋谷「したら、こんなになっちゃう?」
柳沢「(笑)」
藤原「そうそう(笑)。だから、すごく偉いなと思っていて。たくさん悩んでいいと思うし、その中で自分が1番やりたいことのためにどういう風にしてったら1番いいのかなっていうのは、自分しか最後は決めれないと思うから、たくさん悩んでいいのかなと思うから、そのままでいいと思いました!」

渋谷「マジで。でも色々ちゃんと働いてる人の、就職した人の話聞くと、もう全然時間作れないって人もいるしさ。例えば就職してそういう風に『やっぱ全然無理じゃん、時間作れねえ』って時に、いいことではないかもしんないけど、別に一生続けなくてもいいんだから、お仕事やめちゃったっていいんだよ。1回1回決めたからこれだけやらなきゃいけないってことじゃないし、やっぱりどうしても音楽って思ったら、お仕事やめてもう1回フリーターになってとかっていう方法もあるからね。それで1番いい方法を「だーーー」が決めてくれたらいいなと思っております!」
上杉「ビーバーLOCKS!掲示板はあなたがいつでも書き込める場所です!今回のお悩みというか相談は、結構夢と向き合う故での、必要な悩みというか、すごく感じるものがありましたね。でも、10代後半とか、すごく色々迷ったり、これからどうしようっていう気持ちの方いっぱいいると思うんですけど、この4人でよければと毎回ちゃんと向き合うことができますし、自分たちもそういった年齢を超えた上で、音楽でこの歳になってきてるっていうのもあるので、ほんとに嬉しい書き込みでした!色々、もっとこういう悩みを、『私も思ってるよ』、『僕も思ってるよ』って人いると思うので、どんどん聞かせてください!お待ちしてます!」
渋谷「ちゃんと答えられるか分かんないけどね?ほんとにちゃんと答えるかわかんないですけど、一生懸命やります!
ということで、それでは我々とはまた来週お会いしましょう!以上、SUPER BEAVERでした!バイバイ!」
SUPER BEAVER「バイバーイ!!」
M. ひとつ / SUPER BEAVE
今日は、この先大好きな音楽の道に進むか、就職して音楽活動の道を諦める道を歩むのか悩んでいるRN「だーーー」と逆電をして、話を聞いていきました。
「だーーー」も、決して簡単な道ではないと思いますが、ビーバー4人が届けてくれたアドバイスやエールを自分なりに咀嚼して、自分の言葉にしてほしいです!
ぶーやんも言っていましたが、また困ったらいつでも、ビーバーLOCKS!掲示板か、ビーバー宛のメールまでメッセージを送ってください!
そして、同じように悩んでいる生徒や、音楽活動に対して不安を覚えている生徒は、ビーバーの4人の話を聞いて、少しでも今後の活動に活かしてくれたら嬉しいです。
それでは、ビーバーの4人とは、また来週!
聴取期限 2025年8月15日(金)PM 10:00 まで





