「ふつーにしんどい」…クラスの居心地が悪くてしんどい生徒に逆電生徒!
2025.10.28
Saucy Dog

聴取期限 2025年11月4日(火)PM 10:00 まで
石原「先週、生放送教室お邪魔しましたけども。腹かかえて笑ったな〜マジで(笑)。久しぶりに笑えて楽しかったですね!」
石原「でもね、もういっぱい買わされた(笑)。AirPods買ったわ、KINUJOとVERMICULARとか…コンロだっけ?『VERMICULAR2』みたいなやつ買ったよ!でもね、全部実用的で「またやりたいな」って思ってるし、とりあえず届くの待ってる(笑)。届くの待ってレビューするんで、しばしお待ちください!」
石原「さて、先日告知されましたけども、12月17日、9枚目のミニアルバム『カレーライス』がリリースされますね!ありがとうございます!」
石原「カレーライスってのはね、家によっても全然味も違いますし、色んなもの入れたって結局カレーの味になっちゃうっていう不思議な食べ物なんですけども。各々が自由に、実家のようなカレーだと思って聴いてくれたら良いなと!自分色に染めちゃってください!自分の思い出に染めてくれたら嬉しいなと思っております、曲をね。」
<M:奇跡を待ってたって / Saucy Dog>
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石原「生徒の皆さん、こんばんは!SCHOOL OF LOCK!の普通の講師 Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也です!さあ、続いてはこちらの授業をお届けしましょう。黒板を書きます。」
石原「それでは黒板を読み上げます!」
石原「普通にしんどい!」

石原「生徒のみんなの普通を受け止めるSaucy LOCKS!のメイン授業『普通にしんどい』!今ちょっとしんどいなと思っている生徒と話をしていきます。」
石原「まずは書き込みを紹介します。」
石原先生、こんばんは。
私は高校1年生なんですが、友達もあまりできておらず、クラスも少し居心地が悪いです。
石原先生は高校時代どんな感じに過ごしてきましたか?
そして、ちょっとでも楽しく高校生活を送るにはどうしたら良いか、少しでもアドバイスをもらえたら嬉しいです。
にっこにっこにー
千葉県 16歳
千葉県 16歳
石原「俺もね、できるだけ目立たないようにしてたんですよ。できるだけ目立たないようにっていうか、逆に俺、陰キャだったんだよ。陽キャがちょっと怖かったっていうか。でも俺は部活があったからまだマシだったかもな。」
石原「それではお話していきましょう!もしもし!」
にっこにこにー「こんばんは!ラジオネームにっこにこにーです!」
石原「にっこにこにーはさ、部活はしてんの?」
にっこにこにー「軽音楽部やってます。」
石原「おお、良いじゃん!ちなみに今、高校1年生で、学校行くの自体もしんどいの?」
にっこにこにー「夏休みが終わった時が結構しんどくて、その前もちょっとしんどかった時があって。最近は、進路とかそういう将来のこと考えたら行かないとなって思って、頑張っていってるなって感じですね。」
石原「なるほどね、ちなみにその部活自体は楽しいの?」
にっこにこにー「部活はもうめっちゃ楽しくて。学校も、クラスとかは嫌だけど、部活楽しみに毎日頑張ってるって感じです。」
石原「俺が高校の頃と、めっちゃ似てると思う。休んだりはしてんの?」
にっこにこにー「クラスの男の子に、ちょっと嫌なこと言われちゃった時があって。その時すごいしんどくて、それで学校休んじゃった時とかありました。」
石原「なるほど、その男の子以外とはどうなん?クラスメイトとは。」
にっこにこにー「クラスメイトは、前はお弁当食べてるグループみたいなのがあって。最初は「一緒に食べる人いれば良いかな」って感じだったから、そこにいたんですけど、他の子が悪口とか人の陰口とか言い出しちゃった時があって。その時すごい嫌な気持ちになっちゃって。別に自分のことじゃなかったけど、それで保健室行って泣いちゃったみたいな時があって。そのあとから、なんか居心地悪くなっちゃったっていうか、距離が開いちゃった感じがありますね。」
石原「優しいんだろうね、にっこにこにーが。やっぱそのぐらいの年の子も、やっぱ陰口とか言う人はいるし。大人になったら、そういう人と関わらないようにするって、こっちのさじ加減でできるからさ。社会人になると良いんだけど、クラスってなると1日ずっと閉じ込められるわけだからね。」
にっこにこにー「うん、そうなんですよ。」
石原「でもね、あれだったよ。俺、弁当食べるとき、基本音楽室だったし。」
にっこにこにー「え、そうなんですか?」
石原「俺、吹奏楽部の副部長だったから、音楽準備室、開けれたのよ、自分で。だからね、そこで食べてたし。」
石原「でも、軽音楽部があって良かったね。」
にっこにこにー「そうなんですよ。泣いちゃったあと、もういるの嫌になっちゃって。その次の日から隣のクラスに軽音楽部の友達がいるから、そこで一緒にご飯食べたりしてて、今は。」
石原「うん、それで楽ならそれで良い気もするけどね。俺も吹奏楽の友達が同じクラスにいなかったから、隣のクラス行ってたし。自分に余裕が持ててないだけだと思うのよ。こんな言い方は良くないかもしれないけど、俺は「お前らいなくても生きていけるから精神」だったら、大丈夫っていうか。「別に自分の人生には交わらないだけで、そっちも勝手にやってて、こっちも勝手にやってる」みたいにいけたら良いんだけど。やっぱ同じ空間にいるから意識しちゃうっていうか。俺も意識しちゃってたし、難しいよね。必要以上に仲良くする必要はないと思うんだけど、にっこにこにーが仲良くしたいて思うんだったら話は別なんだよね。」
にっこにこにー「仲良くしたいとまではいかないです。」
石原「そこまでではないのか。」
にっこにこにー「そこまでではないけど、気まずくはないぐらいの、自分が居心地が良いというか、なんとか過ごせるぐらいの感じの雰囲気なら、それではそれで良いかなって。」
石原「なるほど!結構、周りのことも考えれるから、にっこにこにーは。」
石原「俺が高校の時「こいつすげえな」って思ってたのが…周りから浮いてるし、別に誰と仲良いっていう感じでもないけど、誰とも仲悪くないやつがいて。「なんでこんな素のまま生きてられるんだろう、こいつすげえな」って思ってて。よく見てたらすごい物知りなのね。バイクの話もできるし、ファッションの話もできる、音楽の話もできるみたいな多趣味だったんだよね、そいつが。すげえってなってて。多分そいつって余裕があったんだよ、自分に。「別にこいつらと関わってなくても良いから」みたいな。もう悟ってたっていうか。だから周りも、別にあえてそいつを敵に回すようなこともしないし、わざわざ突っかかんないっていうか。相手にどうせされないから、だから、もっと自分に余裕を持てる、何か自分に自信を持てるものが作れたら良いけどね。」
にっこにこにー「そうですね。」
石原「そう。そしたら向こうからも、わざわざ嫌がられるようなことはしないし。音楽とかは?」
にっこにこにー「音楽は好きで、今、ほんとに自分に自信を持てるような、というか、得意なこととかがあんまりないので、だから、高校上がって、軽音入って、で、ベース始めて、ベースを自分の得意なことにできたら良いなって感じで思ってますね。」
石原「ベース良いね!かっこいいじゃん!ベースはちなみにどういうの弾いたりしてんの?」
にっこにこにー「Saucy Dogの「いつか」とか。マカロニえんぴつの『愛のレンタル』とかやってて。それを、12月に初めてライブがあって、校内で。」
石原「そこで初ライブみたいな感じ?」
にっこにこにー「そうなんですよ。」
石原「うわ、良いじゃん。そしたら、もうチャンスできてんじゃない?」
にっこにこにー「そう、チャンスあるんですよ。」
石原「あんのかい。自分の中でどのくらいできてんの?」
にっこにこにー「半分ぐらい。」
石原「60%?50%ぐらい?」
にっこにこにー「40%、50%ぐらい。」
石原「じゃあ150%目指そう!自分の中で150%。これはもう「うまいどころの話じゃねえだろ」ってぐらいまで頑張ったら自信持てるよ。めちゃめちゃかっこいいとこ見せたら、「あの人やべえな、かっけえな」ってなると思う。」
にっこにこにー「ほんと頑張ります。」
石原「ありがとね、相談してくれて。頑張ってね。」
にっこにこにー「石原先生も頑張ってください!」
石原「がははは!」
石原「久しぶりに、がははは笑いをしてしまった。『忍たま乱太郎』の稗田八宝菜みたいな笑い方をしてしまった。」
石原「はい、というわけでね、頑張ってほしいね!多分ね、ほんと自信の問題だからね。自分も自信ない時ってほんとにすぐ折れちゃうから、ほんとにちょっと叩かれただけで心が苦しくなっちゃうんだ。でもね、自信あるときはね、全然なのよ。まあ、そういうやつもいて普通だろ、くらいにちゃんと感じ取れるんだけど、心の余裕ってやっぱ大事だよね。」
石原「さて、Saucy LOCKS!では生徒の皆さんからの書き込み、メッセージお待ちしてます。ぜひSaucy LOCKS!掲示板に書き込んでください。ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師Saucy Dogボーカルギターの石原慎也でした。」
石原「アンジー教頭、最後に普通に質問です。教頭はどんな感じの学生でしたか?陽キャ陰キャだと…?俺は陰キャ!」





