就職についての“普通にしんどい”

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年11月22日(水)PM 11:00まで



石原「生徒の皆さんこんばんは!SCHOOL OF LOCK!の普通の講師・Saucy Dog、ボーカルギターの石原慎也です!

石原「アリーナツアー直前、普通の話スペシャル!超普通の話ですね。…いつも通り普通の話をさせて頂きたいなと思います(笑)。もう明日、明後日、明々後日、18日には長野でアリーナツアーの初日を迎える訳ですけども。なんか、あんまりまだ実感はないというか。昨日ちょっと、お偉いさん方とご飯に行ってたんですけど、長野でアリーナツアーをするっていうのが事務所の中で初めてらしく、規模的に。「すげえ」って、ちょっと実感させられたっていうか、怖さが出てきたなと思っておりますね。みんなはただ観に来て楽しんでくれれば良いんですけどね。」

SCHOOL OF LOCK!


石原「さて、まず“普通に聞きたい”宛に届いた書き込みを紹介していきましょう。」



今日理科の授業で、めんつゆを使ったんですけど、
飛び跳ねて自分の手についたんですけどいい匂いでした。
そこで、僕は香水でめんつゆの香りとかあっても面白いと思いましたが、
友達は共感してくれませんでした。
そこで質問です。
石原先生が思う、香水にしたら売れそうな食べ物の匂いはありますか。

RN.ピクルスの種
静岡県 14歳


石原「こんなこと考えるの、この子天才だと思うよ(笑)。14歳でしょ、すげえ!めんつゆの香りの香水、良いね!確かに良い匂いって、美味しそうな良い匂いなのかな、頭的に。女性がめんつゆをつけてて、それによって「ドキドキする!」ってなるのかな(笑)。香水って多分そういうためのものじゃないですか。…え〜、香水にしたら売れそうな食べ物の匂い。」

石原「…ちょっと昔に、B級映画みたいなショートムービーで、無人島に漂流しちゃった女の人が、島についたらすごい強烈な匂い、臭さがして「なんだこの匂いは」って怪物を見つけるわけですよね。その怪物の鼻水をとって香水にしたことによって、世界でめちゃめちゃ売れたんですって。フェロモンなのか。…みたいなことあるよね(笑)。つまり意外なものを実は香水にしたら、めちゃめちゃフェロモンな感じになるんじゃない?みたいな。…なんなんだろうな、くさやとか(笑)。パクチーとかね、食ったら好き嫌いあるけど、ありそう。多分そういうことだよね、柑橘とかじゃなくて。パクチーは割と良い線いってると思うけどな。」

石原「昔はね、俺が14歳の頃とかはもう完全に『シーブリーズ』全盛期だったんで。『シーブリーズ』のあの薄い桃色の方、キャップ交換したよね、友達とか好きな人とね(笑)。まぁ俺が初めてつけた香水は、ブルガリの『プルーオム』だったんですけど。高1高2とか、それまでおばあちゃんの『8x4』使ってたんで。オレンジ色のめちゃめちゃ良い匂いだったんですよ、おばあちゃんの部屋にあった『8x4』がすごく良い匂いでしたね。まぁ食べ物で言ったら、パクチーとか意外と売れそうだなって思いました。」



ちょっと寒くなってきたこの時期にサウシーを聴くと、
恋人欲しいなって、なんだかすごく寂しい気持ちになります。
この現象はなんですか?

RN.もちもちぽてと
広島県 19歳


石原「俺もね、すごく寂しい気持ちになります。Saucy Dogを聴くと、なんか俺が歌うたびに自分自身が「寂しいな」って思います。この現象は多分、なんかちょっとメランコリーなね、なんかそんな感じだよね、人肌恋しいみたいなね。その現象に名前はないですが、僕も同じような体験をしております。おかしいよね、俺が恋愛の曲いっぱい書いてんのに、俺に彼女がいないっていうのが(笑)。いや、普通に考えて、よく考えたらおかしいな。いや、彼女いて欲しくない人もいるかもしれないけど、違う、違うんだよな。俺に彼女がいないと新しい曲聴けないからね(笑)。マジで彼女欲しいな(笑)。なんてね、思っております。」

SCHOOL OF LOCK!


石原「それでは聴いてください。Sausy Dogで『sugar』!」


<M:Saucy Dog / sugar>


石原「Saucy Dogで『sugar』を聴いて頂きました。」

石原「ちなみに『sugar』は、「スガシカオさんっぽいなこの曲」って思って、“スガ”から『sugar』になりましたね。あんまり彼女欲しいとか言わない方が良いのかな。」

石原「さて、続いてはこちらの授業をお届けします。」

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石原「それでは黒板を読み上げます!“普通にしんどい”

石原「生徒のみんなの「普通」を受け止めるSaucyLOCKS!のメイン授業「普通にしんどい」。今ちょっと「しんどいなぁ」と思っている生徒と話をしていきます。」

石原「まずは、書き込みを紹介します。」



石原先生、こんばんは!私は今大学2回生で来年は就活です。
でもやりたいことが全く決まってないし、今やりたいこともなくて、
学校行ってバイト行ってライブ行ってを繰り返しています。
でもこれって将来の自分に何か繋がるの?ってふと考えることがあって、、
来年になったら絶対に就活しないといけない。
親の仕送りじゃなくて1人立ちしないといけない。
でもやりたくないことを大人になってしたくない。
なのにやりたいことがない。
って感じでここ半年悩むに悩んで結論出ずっていう感じです。
石原先生はどんな風に自分の将来を考えてたのか気になります

RN.ひなぱっぱ^ ^
京都府 19歳


石原「なるほどな。やりたくないことをやらなきゃいけなくなるのが、大人でもあるんですけどね。ではお話していきましょう。もしもし!」

ひなぱっぱ^ ^「もしもし!ラジオネームひなぱっぱです。」

石原「今、大学生?」

ひなぱっぱ^ ^「そうです!」

石原「俺、大学行ったことないから全然わかんないですけど、何選考とか?」

ひなぱっぱ^ ^「経済学部です。」

石原「頭良さそう、経済学部ね。その学科を選んだ理由とかあんの?」

ひなぱっぱ^ ^「高校生の時、大学受験をするってなって、別に学びたいことがなかったから、京都で1人暮らしがしたいっていうことだけ決めてて。そこから絞っていって。ちょっと頑張らないと通らないっていう大学を選んだ時に、受験できる日程全部受けて、たまたま受かったのが経済っていう。」

石原「なるほどな。ま、運命的な、偶然的な。ちなみに就職まで今スケジュールどんな感じなん?どういう風に考えてる?」

ひなぱっぱ^ ^「インターンシップとか、大学3回生になったら自分でエントリーシート書いて出して、行くっていう。そんな感じなんですけど、唯一今好きなのが音楽だけだから、音楽業界のお仕事って思ったんですけど、趣味で行ってるライブだったり、音楽聴いたりってなってて、それを職業にするのって想像出来ないっていうか。どんな感じなんだろうっていうか。」

石原「なるほどね。まあその気持ちは分かる。多分アーティストが好きで、事務所にマネージャーとかとして入っても、好きなアーティストをやれる訳ではないし、必ずしもね。そういうところでもしかしたら葛藤はあるかもしれないのは、そうだね。」

ひなぱっぱ^ ^「好きな芸能人と一緒に仕事がしたいとか、アーティストの方とお仕事したいっていうよりも、自分が音楽が好きだから、とりあえずこの業界かなみたいな感じなので、めっちゃ漠然としてて…。」

石原「なるほど。でも良いね。携わる方が誰であれ、音楽っていうものに触れたいってこと?」

ひなぱっぱ^ ^「そうです。」

石原「なるほど。なんか、音楽はやりたそうだなとは思うけどね。自分が話を聞いている限り。俺はさ、昔からやりたいことがないっていう時期がなかったんだよね、夢がありすぎて。漫画家になりたい時もあったりし、イラストレーターとか、料理人とかにもなりたいとか思ってたんだけど。音楽やろうっていうも、本当にバカみたいにポンって考えて無鉄砲に出てきたみたいな感じだから。なんかちょっとでも興味あるとか、やりたいっていうふうに思ったら、絶対高そうして良いと思うし、その後どういうふうになるんだろうっていうのを考えつかないのもめっちゃ分かるんだけど。まあ、やってみてからでも良いような気もするなって思ってるんだよね。自分の人生の教訓としてね。」

SCHOOL OF LOCK!


石原「今までで色々やってみて飽きなかったものってある?長く続いたものでも良いし。」

ひなぱっぱ^ ^「本当に音楽はずっと聴いてます。聴くアーティストが変わることはやっぱあるけど、音楽はずっと聴いてる。」

石原「なんか1回チャレンジしてみるのは良いと思うけどね。制作なのか、音楽のライブの制作なのか、事務所なのか、あとイベンター、地方のイベンターとか、レーベルとかね。」

石原「音楽業界でも、すごい色んなジャンルがあるから、可能性っていうか選択肢がいっぱいあるから。まずやってみるのは良いんじゃないかなって俺は思う。まずチャレンジしてみるからで良いと思うけどね。まだまだ人生は長いので、自分のことも長い目で見てあげて欲しいなと思います!」

ひなぱっぱ^ ^「はい!」

石原「無理強いはしないけど。音楽やってみるのも良いんじゃないかなと俺は思ってるよ(笑)。」

ひなぱっぱ^ ^「ありがとうございます(笑)」

石原「どう?ちょっと考え和らいだ?」

ひなぱっぱ^ ^「はい。」

石原「色んな選択肢あるからね。ゆっくり決めても良いと思うし。ほな、元気で!」

ひなぱっぱ^ ^「ありがとうございます!」

石原「来年からも頑張って!ありがとう〜バイバイ!」

ひなぱっぱ^ ^「ありががとうございました!」


石原「さて、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました。いや、なかなかね。俺はやりたいことがいっぱいあったから、「将来こうなりたい」とかは困らなかったんだけど。やりたいことが特にないって思ってたりとか、今後どうして行こうかなっていうのを、先行して考えちゃうのは結構辛いのかなとは思いましたね。まだ。でも19歳だからね。みんなも若いし、まだまだやりたいことやってれば良いよ。ずっと俺バイト3個ぐらいやって、バイトも良いなって思ったんですよ。なんかやってるとお客さんの笑顔が見たくなったとか、そういう発見もあるかもしれないからね。まあ、いろんなことに挑戦してみて欲しいなと思います、若い頃は。」

石原「サウシーLOCKS!では、生徒の皆さんからのメッセージを待っています!SNSのハッシュタグは「#サウシーLOCKS」です!ということで、僕とはまた来週お会いしましょう!普通の講師・Saucy Dog、ボーカルギターの石原慎也でした!」


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