しんどい時に救われた曲!
2025.08.27
新しい学校のリーダーズ

聴取期限 2025年9月3日(水)PM 10:00 まで
SUZUKA「生徒の皆さんこんばんは!SCHOOL OF LOCK!の青春の講師、新しい学校のリーダーズのSUZUKA!」
RIN「RIN!」
KANON「KANON!」
MIZYU「MIZYUです!」
SUZUKA「さて、今週のスクールオブロックですが、毎日『しんどー相談室』と題して、「今ちょっと、しんどいなぁ」という想いでいる生徒の声を聞いています。」
MIZYU「そして、スクールオブロックに関わるアーティストのみんなで、「しんどい時に自分を救ってくれた1曲」というテーマで選曲をいたしました!こちらは、すでにサイトの方にアップされているんですが、今夜は、我々が選んだ曲を紹介していきたいと思います。」
MIZYU「まずは、私が選んだ曲から。!MIZYUが選んだのはこちらの曲…薬師丸ひろ子さんの『時の道標』でございます。」
MIZYU「私は、4人でずっと過ごしてる中で、「4人では自信あるんだけど、1人として自信持ててないな」みたいな時期があって。毎日を過ごしながら、「正解なんだけど、何にも不正解は無いんだけど、でもなんか違う」みたいなモヤモヤした、ちょっとした心の微熱みたいなのが続いてた時期があったんですね。で、その時にこの曲に出会って、なんか全部を肯定してくれるし、「全てが次に繋がる道標なんだよ」って言ってくれる曲なのね。昨日の自分を愛して、今ある愛を愛して、次に進んでいこうねっていう歌なの。」
RIN「素敵な歌!」
MIZYU「だから、とっても大好きで。で、私たちが出演させていただいた2023年の大晦日『紅白歌合戦』に薬師丸さんも出演されてて、その時に初対面したんです。で、ご挨拶させていただいた時に、語りかけてくれたからね。「トップバッター見てたよ」って言ってくれて、それだけで膝から崩れ落ちて、なんか土下座しました。本当に、なんか母じゃないんだけど、母みたいな、自分にとってネイチャーな、森のような存在の人です。薬師丸さんは、これからもずっと聴いていくんだろうなと思う、大切な曲でございます。みんなも聴いてみて!素敵だから!」
KANON「聴いてみる!」
MIZYU「もう流れてるだけで、もうぷるぷるするもん!」
MIZYU「紹介してくれてありがとうございます!お次をどうぞ。」
SUZUKA「続いて、SUZUKAが選んだのはこちらの曲です!美空ひばりさんで『真っ赤な太陽』!」
SUZUKA「我々、新しい学校のリーダーズが、LAに2か月半滞在していた時期があったんですけども、予定していなかった2ヶ月半だったんですね。で、どんどんLAでの制作が進んでいって、前代未聞な、我々でも想像してなかった出来事が日々起きていく、楽しい、そして刺激的な日々だったんですけども。楽しいとはいえ、刺激的とはいえ、なかなか自分の中で整理ついてない部分だったりとか、ついていけてるようで、ついていけてない感覚が毎日あって。」
SUZUKA「4人でずっと過ごしていて、帰る場所は自分の部屋だけっていう状況やったやんか。ほんとはその時に、「日本にあるお母さんがいる実家に帰りてぇ!」っていう感覚がどこかあったんやろね。やけど、だからといって電話したりするのにも時差もあるし、声聞いたら逆に泣いちゃいそうやから、「美空ひばりさんの声を聴こう」っていう風に、そん時思って。毎日お風呂入ってる時に、今日1日のなんかもう色んなことを浄化しながら美空ひばりさんの声を聴くっていうのがルーティンやったんよな。」
SUZUKA「その中で、プレイリストで3曲目ぐらいにこの『真っ赤な太陽』が入ってて。1曲目は『あれから』って曲やったんやけど、そん時は抱きしめてくれるように「今日も1日SUZUKAお疲れ様!」って言われてるような感じやけど。この『真っ赤な太陽』がきたら、「よっしゃ!明日もなんか最高な日にしていくぜ!」みたいな気持ちに、お風呂の中でシャワーがマイクスタンドのようになって歌ってしまうみたいな。自分を元気づけてくれるような曲やったんですよね。「任せとけ!」って気持ちに。」

MIZYU「なんだか見守られているような感じ、みたいなね!」
SUZUKA「そうそう、そやねんな~。そん時にめちゃめちゃすがってた曲でしたね。」
MIZYU「SUZUKAと私が、当時さ、お風呂が共通だったから、美空ひばりさん聴いてんの聞こえてた。」
SUZUKA「確かに、音漏れしてるかもな。」
MIZYU「「あ、ひばりさんの時間始まったな」みたいな。覚えてる、あの時期だぁ~って。」
SUZUKA「そうそう!お風呂の時に「ひばりさん聴けばなんとか大丈夫や」っていう、すがるように聴いてましたっていうエピソードがあって。こちらの曲を選ばせていただきました!」
KANON「素敵です!」
RIN「じゃあ続いて、私RINが選んだのは、星野源さんの『生命体』という曲です。」
RIN「まず“生命体”っていう言葉にひかれて聴き始めたんですけど。それはなぜかというと、私、何年か前に新しい学校のリーダーズの中の“生命体”っていう役割をしていたことがあって。」
KANON「公式的に?」
RIN「公式的に、オフィシャル的に。「どういうことだよ」って思うかもしれないんですけど、ただそこにいる生命体っていう。」
MIZYU「それだけでありがたいっていう。」
RIN「そういう役割を、MIZYUが任命してくれたのね!だから、“生命体”っていう言葉にすごい共鳴して「聴いてみよう」って思ったんだけど。歌詞が、星野源さんの歌詞って秀逸で、タイミングとか、その時の状況によって、捉え方だったりとか感じ方が全然違くなってくる曲で。この曲も特にそうだなって思ってて、だからこそ、いつでもどこでも自分の支えになるような感じの楽曲で。」
RIN「で、この曲の歌詞で、“競う”みたいな、「何競ってんの」みたいな歌詞があるんだよね。昔から、私、競争ごとがそんなに得意じゃなくて。でも、やっぱり大人になるにつれても、生きてても、どうしても世の中って競争ごとを避けれないというか、勝手に比べられたような気持ちになっちゃったりとか。誰も比べてないのにねって時もあるし、世の中が勝手に比べていたりとか、そういうことってあるんだけど。サビで「“1”を超えた先」とか、「あなたは確かにここにいる」っていう風に言ってくれて。「1を超えた先かぁ」って思って、1位とか、そういう概念じゃないものっていう捉え方とか、「あなたは確かにここにいる生命体だ」って思ったりとか。このメッセージ、この曲の歌詞を受けとると、毎回、力強い瞑想みたいな感じ。「そうだった!」って、ストンって、心の何かを真ん中に戻してくれるようなエネルギーもあるけど、すごい穏やかな気持ちもあって。良い意味で冷静に前向きにさせてくれる曲だなって思って、これを選びました!」
KANON「素敵です。」
KANON「続いて、KANONが選んだのはこちらの曲です!倖田來未さんの『TABOO』。」
KANON「色んなところで言わせていただいてるんですけれども、倖田來未さんをきっかけにダンスを始めまして。しんどい時に聴いていた曲ってわけではないんですけれども、そもそも倖田來未さんの音楽に出会ってから、今の私が出来上がっているっていう感じなんですね。で、この『TABOO』に関しては、今、ワンレンストロング…?笑」
MIZYU「ストロングで間違いないけど!笑 ストレートね!」
KANON「今はワンレンストレートの髪型なんですけど、昔はぱっつんで、パーマをかけていたんですよ。で、この『TABOO』の楽曲のミュージックビデオで、倖田來未さんがぱっつんストレートで、高い位置で長いポニーテールをしていて、それが本当にかっこよくて。で、その姿でライブもしていたし、その長い髪をバサバサと揺らして踊る姿にすごく憧れて。で、髪の毛をストレートにしまして。で、同じ髪型をして踊っていたっていう私の中のエピソードがありますね。しんどい時に聴いたというよりかは、今の私を形成してくれた元を作ってくれた方という感じですね!」

SUZUKA「ターニングポイントってなった感じやね。」
KANON「そうです!」
MIZYU「倖田來未さんにお会いした動画もさ、またこの間も見てさ、喉の奥が「うぅっ」てなって、どうしても涙がさ!」
SUZUKA「そん時の倖田來未さんの一言目、なんやったっけ?」
MIZYU「「やっとこさ~だ!KANONちゃんやっとこさ~!」って言ってたね。」
KANON「その倖田來未さんと、中国で初めて会った時に…。私の全てのきっかけが倖田來未さんじゃない?で、もしかしたら新しい学校のリーダーズを小さい時に好きになって、ダンスを始めたっていう子が、今後アーティストとして活動して、で共演する可能性があるかもしれないと思ったら、誰のきっかけになるかわかんないなって、すごく最近思っていました。」
MIZYU「時は巡るからね。」
KANON「私たちの楽曲が、誰かのしんどいっていう気持ちを救うかもしれないし、全てに繋がっていくんだろうなって思いますね。」
MIZYU「みんなの曲を知れて嬉しかったです。皆さんも是非、我々の選んだ曲も聴いてみてください。」
SUZUKA「ということで、新しい学校のリーダーズLOCKS!、そろそろ今夜の授業も終了のお時間です!」
MIZYU「なんか暖かい気持ちになった。」
SUZUKA「この1曲に絞るのも大変なぐらい、いっぱい音楽には楽しませてもらってるし、寄り添ってもらってるし、これからもね、わしらの生み出す曲たちもね、ファンのみんなにとっても、そういう曲になったら嬉しいなって思いますね。」
MIZYU「自分たちで、自分たちの曲に救われてることもいっぱいあります。」
SUZUKA「全然ある!」
MIZYU「歌詞もそうだし、音もそうだし、自分たちのパフォーマンスを改めて見たときに、救われたりもするから。これが誰に届くかも、これから無限大に広めていきたいなと思います。」
KANON「思いますね。」
SUZUKA「それでは、また明日お会いしましょう!青春の講師、新しい学校のリーダーズのSUZUKA!」
RIN「RIN!」
KANON「KANON!」
MIZYU「MIZYUでした!」
SUZUKA「こもり校長、アンジー教頭、お返ししまーす!」
全員「お返ししまーす!」
聴取期限 2025年9月3日(水)PM 10:00 まで





